Oracle Databaseをアップグレードする場合のパッチ・セットの更新および要件

アップグレードを開始する前に、新しいリリースのOracle Databaseを最新のOracleバンドル・パッチ、パッチ・セット更新(BPまたはPSU)、リリース更新(Update)またはリリース更新リビジョン(Revision)に更新します。

新しいOracle Databaseリリースのソフトウェアには、リリースの時点で最新のOracle Databaseのすべてのパッチおよび更新を含む完全なリリースが含まれます。

アップグレードまたはダウングレード・プロセスを開始する前に、以前のOracle Databaseリリースと新しいOracle Databaseリリースの両方を更新することをお薦めします。Oracle Database 12c以前のリリースの場合は、最新のOracleバンドル・パッチまたはパッチ・セット更新(BPまたはPSU)に更新します。Oracle Database 12cリリース2 (12.2)またはOracle Database 18c以降のリリースの場合、最新の四半期リリース更新(Update)またはリリース更新リビジョン(Revision)に更新します。

My Oracle Supportで、最新パッチの入手方法に加え、ライフサイクル管理と自動パッチ適用に使用するツールについて詳細に説明したノートが提供されています。次に例を示します。
  • My Oracle Supportノート854428.1には、パッチ・セットと更新に関する情報が記載されています。

  • My Oracle Supportノート730365.1には、使用可能なOracle Databaseのほとんどのリリースのアップグレードの参照リスト(ダウンロード情報、パッチ番号、他のノートへのリンクなど)が記載されています。

  • My Oracle Supportノート2180188.1にはアップグレード用、ダウングレード用、および以前のリリースとの共存用の単発のパッチが含まれています。

  • My Oracle Supportノート1227443.1には、Oracle DatabaseのPSU/BP/Update/Revisionに関する既知の問題のリストが含まれています。このノートには、Oracle Database、Oracle Grid InfrastructureおよびOracle JavaVMコンポーネント(OJVM)のすべての既知の問題ノートに関する情報が記載されています。

  • My Oracle Supportノート2118136.2には、環境に必要な更新、リビジョン、パッチ・セット更新(PSU)、SPU (CPU)、バンドル・パッチ、パッチセットおよびベース・リリースの選択に役立つダウンロード・アシスタントが含まれています。ここから始めることをお薦めします。