ALTER TABLESPACE SET
ノート:
このSQL文は、Oracle Shardingを使用している場合にのみ有効です。Oracle Shardingの詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
目的
ALTER TABLESPACE SET文を使用して、既存の表領域セットの属性を変更します。属性の変更は、表領域セットのすべての表領域に適用されます。
前提条件
シャード・カタログ・データベースにSDBユーザーとして接続している必要があります。
ALTER TABLESPACEシステム権限を持っている場合、すべてのALTER TABLESPACE SET操作を実行できます。MANAGE TABLESPACEシステム権限を持っている場合は、次の操作のみを実行できます。
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表領域セットのすべての表領域をオンラインまたはオフラインにする。
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バックアップを開始または終了する。
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表領域セットのすべての表領域を読取り専用または読取り/書込みにする。
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表領域セットのすべての表領域のデフォルト・ロギング・モードを
LOGGINGまたはNOLOGGINGに設定する。 -
表領域セットのすべての表領域で、強制ロギング・モードを有効または無効にする。
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表領域セットのすべてのデータファイルのサイズを変更する。
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表領域セットのすべてのデータファイルに対する自動拡張を有効または無効にする。
表領域セットを読取り専用にする場合、次の条件が満たされている必要があります。
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表領域セットの表領域がオンラインである。
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表領域セットにアクティブなロールバック・セグメントがない。また、読取り専用表領域セットのロールバック・セグメントにはアクセスできないため、ロールバック・セグメントを削除してから、表領域セットを読取り専用にすることをお薦めします。
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表領域セットがオープン・バックアップに使用されていない。これは、バックアップの終わりに表領域セットのすべてのデータファイルのヘッダー・ファイルが更新されるためです。
構文
alter_tablespace_set::=
alter_tablespace_attrs::=
(ALTER TABLESPACEのdefault_tablespace_params::=、size_clause::=、datafile_tempfile_clauses::=、tablespace_logging_clauses::=、tablespace_state_clauses::=、autoextend_clause::=、alter_tablespace_encryption::=の各句を参照)
セマンティクス
tablespace_set
変更する表領域セットの名前を指定します。
alter_tablespace_attrs
この句を使用すると、表領域セットのすべての表領域の属性を変更できます。
alter_tablespace_attrsの副次句のセマンティクスはALTER TABLESPACE文と同じですが、次の例外があります。
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表領域セットには次の副次句は指定できません。
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MINIMUMEXTENTsize_clause -
SHRINKSPACE[ KEEPsize_clause] -
tablespace_group_clause -
flashback_mode_clause -
tablespace_retention_clause
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datafile_tempfile_clausesでは、表領域セットに対して次の副次句のみがサポートされます。-
RENAMEDATAFILE -
DATAFILE{ONLINE|OFFLINE}
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tablespace_state_clausesでは、表領域セットに対してPERMANENTおよびTEMPORARY副次句はサポートされません。
関連項目:
この句のセマンティクスの詳細は、ALTER TABLESPACEのドキュメントの「alter_tablespace_attrs」を参照してください。
例
表領域セットの変更: 例
次の文は、表領域セットts1のすべての表領域を強制ロギング・モードにします。
ALTER TABLESPACE SET ts1 FORCE LOGGING;