DROP ROLLBACK SEGMENT

目的

DROP ROLLBACK SEGMENTを使用すると、データベースからロールバック・セグメントを削除できます。ロールバック・セグメントを削除した場合、ロールバック・セグメントに割り当てられていたすべての領域が表領域に戻されます。

ノート:

データベースが自動UNDOモードで実行されている場合、ロールバック・セグメントに有効な操作はこの文のみです。このモードの場合、ロールバック・セグメントを作成または変更できません。

前提条件

DROP ROLLBACK SEGMENTシステム権限が必要です。また、ロールバック・セグメントをオフラインにしておく必要があります。

構文

drop_rollback_segment::=

セマンティクス

rollback_segment

削除するロールバック・セグメントの名前を指定します。

ロールバック・セグメントの削除の制限事項

この文には、次の制限事項があります。

  • ロールバック・セグメントは、オフラインになっている場合にのみ削除できます。ロールバック・セグメントがオフラインであるかどうかを判断するには、DBA_ROLLBACK_SEGSデータ・ディクショナリ・ビューを問い合せます。オフラインのロールバック・セグメントは、STATUS列の値がAVAILABLEになっています。また、ALTER ROLLBACK SEGMENT文にOFFLINE句を指定して、ロールバック・セグメントをオフラインにすることもできます。

  • SYSTEMロールバック・セグメントは削除できません。

ロールバック・セグメントの削除: 例

次の構文は、ロールバック・セグメント(「ロールバック・セグメントの作成: 例」で作成)を削除します。

DROP ROLLBACK SEGMENT rbs_one;