INITCAP
構文
目的
INITCAPは、各単語の最初の文字を大文字、残りの文字を小文字にしてcharを戻します。単語は空白または英数字以外の文字で区切ります。
charは、CHAR、VARCHAR2、NCHARまたはNVARCHAR2データ型です。戻り値は、charと同じデータ型です。データベースは、基礎となる文字セットに対して定義したバイナリ・マッピングに基づいて先頭文字の形式を設定します。大文字と小文字の区別については、「NLS_INITCAP」を参照してください。
このファンクションは、CLOBデータを直接的にサポートしていません。ただし、暗黙的なデータ変換を使用してCLOBを引数として渡すことはできます。
関連項目:
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詳細は、「データ型の比較規則」を参照してください。
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INITCAPの文字の戻り値に割り当てる照合を定義する照合導出ルールは、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』の付録Cを参照してください。
例
次の例では、文字列にある各単語の最初の文字を大文字にします。
SELECT INITCAP('the soap') "Capitals"
FROM DUAL;
Capitals
---------
The Soap