このリリースにおけるSQL*Plusの変更点
ここでは、『SQL*Plusユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』での変更点を示します。
SQL*Plusリリース18c, バージョン18.3での変更点
SQL*Plusリリース18c, バージョン18.3の『SQL*Plusユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』では、次の点が変更されています。
非推奨となった機能
次の機能は、今回のリリースでは非推奨です。
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PRODUCT_USER_PROFILE
表の非推奨Oracle Database18c以降、SQL*Plus表
PRODUCT_USER_PROFILE
(PUP)表は非推奨です。PRODUCT_USER_PROFILE
(PUP)表の唯一の用途は、SQL*Plusの製品レベル・セキュリティを制御するメカニズムです。Oracle Database18c以降、このメカニズムは関連しません。このSQL*Plus製品レベルのセキュリティ機能は、Oracle Database19cでは使用できません。Oracle Databaseの設定を使用してデータを保護し、すべてのクライアント・アプリケーション間で一貫したセキュリティを確保することをお薦めします。
SQL*Plusリリース18c, バージョン18.1での変更点
SQL*Plusリリース18c, バージョン18.1の『SQL*Plusユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』では、次の点が変更されています。
新機能
このリリースの新機能は次のとおりです。
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問合せのsql_idを表示
SET FEEDBACKコマンドには、現在実行されているSQL文またはPL/SQL文のsql_idを表示するSQL_IDオプションが用意されています。sql_idが事前定義済変数_SQL_IDに割り当てられます。
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問合せに対して表示される行の数を設定
SET ROWLIMITコマンドによって、問合せに対して表示される行数の制限を設定できます。
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画面サイズにあわせて出力の表示を動的に変更
SET LINESIZEコマンドには、画面の幅と高さに応じて書式設定された出力にあわせて行サイズとページサイズを自動的に変更するWINDOWオプションが用意されています。