イメージ作成用の設定ウィザードのインストール・オプション

Oracle DatabaseまたはOracle Grid Infrastructureのインストール用の設定ウィザードを開始する前に、使用可能なイメージ作成オプションを使用するかどうか決定します。

イメージベースのインストールでは、設定ウィザードのrunInstallerおよびgridSetup.shをそれぞれ実行することによって、Oracle DatabaseインストールまたはOracle Grid Infrastructureインストールを開始できます。これらのウィザードには、次のイメージ作成オプションが用意されています。

表11-1 設定ウィザードのイメージ作成オプション

オプション 説明

-createGoldImage

現在のOracleホームからゴールド・イメージを作成します。

-destinationLocation

ゴールド・イメージが作成される場所の完全なパスまたは場所を指定します。

-exclFiles

新しく作成されるゴールド・イメージから除外するファイルの完全パスを指定します。

—help

すべての使用可能なオプションのヘルプを表示します。

例:

./runInstaller -createGoldImage -destinationLocation /tmp/my_db_images
./gridSetup.sh -createGoldImage -destinationLocation /tmp/my_grid_images

ここで:

/tmp/my_db_imagesは、イメージzipファイルが作成される一時ファイルの場所です。

/tmp/my_grid_imagesは、イメージzipファイルが作成される一時ファイルの場所です。

/u01/app/oracle/product/18.0.0/dbhome_1/relnotesは、新しく作成されるゴールド・イメージで除外するファイルです。