標準および役割区分のグループおよびユーザーを使用したOracleインストール
Oracle DatabaseとOracle ASMの役割区分の構成は、オペレーティング・システム認証の個別のグループを提供するためのグループおよびユーザーを作成する構成です。
役割区分デプロイメントの詳細を理解するには、次の項を確認します。
- 役割区分を使用したOracleインストールについて
役割区分では、オペレーティング・システム認証により付与するシステム権限のセットごとに、異なるオペレーティング・システム・グループを作成する必要があります。 - データベース管理者用の標準Oracle Databaseグループ
Oracle Databaseには、OSDBA (必須)とOSOPER (オプション)の2つの標準管理グループがあります。 - 役割区分用の拡張Oracle Databaseグループ
Oracle Database 12cリリース1 (12.1)以上のリリースでは、データベース管理用のタスク固有のシステム権限を付与するためにデータベース・グループの拡張セットが提供されます。 - ASMSNMPユーザーの作成
ASMSNMP
ユーザーは、Oracle ASMインスタンスを監視する権限を持つOracle ASMユーザーです。インストール中、このユーザーのパスワードを指定するよう求められます。 - 役割区分用のOracle Automatic Storage Managementグループ
Oracle Grid Infrastructureオペレーティング・システム・グループでは、Oracle Automatic Storage Managementに対するアクセスおよび管理を行うためのタスク固有のシステム権限をメンバーに提供します。