Oracle Databaseインストールのサーバー構成のチェックリスト
このチェックリストを使用して、Oracle Databaseインストールのサーバー構成の最小要件を確認します。
表1-3 Oracle Databaseのサーバー構成のチェックリスト
チェック内容 | タスク |
---|---|
/tmp ディレクトリに割り当てるディスク領域
|
一時ディスク領域( |
RAMに対して相対的なスワップ領域割当(Oracle Database) |
1 GBから2 GB: RAMのサイズの1.5倍 |
RAMに対して相対的なスワップ領域割当(Oracle Restart) |
8 GBから16 GB: RAMのサイズと同じ |
Oracleインベントリ(oraInventory)およびOINSTALLグループの要件 |
Oracleインベントリ・ディレクトリは、システムにインストールされているOracleソフトウェアの中央インベントリです。プライマリ・グループがOracle Inventoryグループであるユーザーは、中央インベントリに書込みできるOINSTALL権限が付与されます。 OINSTALLグループは、サーバー上のすべてのOracleソフトウェア・インストール所有者のプライマリ・グループである必要があります。Oracleインストール所有者によって書込み可能である必要があります。 |
グループおよびユーザー | インストールを開始する前に、セキュリティ計画に必要なグループおよびユーザー・アカウントを作成することをお薦めします。インストール所有者には、リソース制限設定などの要件があります。グループおよびユーザーの名前には、ASCII文字のみを使用する必要があります。 |
ソフトウェア・バイナリに対するマウント・ポイント・パス | ご使用のプラットフォームの『Oracle Databaseインストレーション・ガイド』のOptimal Flexible Architectureに関する説明に記載されている、Optimal Flexible Architecture構成を作成することをお薦めします。 |
Oracleホーム(Oracle Databaseに対して選択するOracleホーム・パス)にASCII文字のみが使用されていることの確認 |
ASCII文字の制限には、ホームのパスによってはデフォルト名に使用されるインストール所有者ユーザー名に加えて、パスに選択する可能性があるその他のディレクトリ名も含まれます。 |
Oracleソフトウェアの環境変数の設定を解除します。 |
既存のOracleソフトウェア・インストール環境があり、同じユーザーを使用して今回のインストールを行う場合、次の環境変数 環境変数に |
インストールのスーパーユーザー( |
データベースまたはグリッド・インフラストラクチャのインストール時に、 グリッド・インフラストラクチャのインストール時に、プロンプトに従って
|
ロケールの設定(必要な場合) |
Oracleコンポーネントを使用する言語および地域(ロケール)を指定します。ロケールとはシステムやプログラムを実行する言語的および文化的環境のことです。NLS (National Language Support)パラメータによって、サーバーとクライアントの両方でのロケール固有の動作が決定します。コンポーネントのロケール設定により、そのコンポーネントのユーザー・インタフェースに使用される言語、および日付と数値書式などのグローバリゼーション動作が決まります。 |