Oracle Databaseインストールの記憶域のチェックリスト

このチェックリストを使用して、記憶域の最小要件を確認し、構成プランニングに役立てます。

表1-5 Oracle Databaseの記憶域のチェックリスト

チェック内容 タスク
Oracleソフトウェアの最小ローカル・ディスク記憶領域

SPARC (64-Bit)のOracle Solarisの場合:
スタンドアロン・サーバー用Oracle Grid Infrastructureのインストールに6.8 GB以上
Oracle Database Enterprise Editionに8.1 GB以上
Oracle Database Standard Edition 2に7.9 GB以上

x86-64 (64-Bit)のOracle Solarisの場合:
スタンドアロン・サーバー用Oracle Grid Infrastructureのインストールに6.3 GB以上
Oracle Database Enterprise Editionに7.6 GB以上
Oracle Database Standard Edition 2に7.6 GB以上

データベース・ファイル記憶域の選択

次のいずれかの記憶域オプションが使用可能であることを確認します。

  • サーバー上にマウントされたファイル・システム。オペレーティング・システムまたはOracleソフトウェアで使用されるファイル・システムとは異なるファイル・システムを選択することをお薦めします。オプションには次のものがあります。

    • 論理ボリューム・マネージャ(LVM)またはRAIDデバイス上のファイル・システム

    • 動作保証されているネットワーク接続ストレージ(NAS)デバイスでマウントされたネットワーク・ファイル・システム(NFS)

    • Oracle Solaris ZFSファイル・システム

  • Oracle Automatic Storage Management(Oracle ASM)。

    Oracle ASMは、Oracle Grid Infrastructureインストールの一部としてインストールされます。記憶域にOracle ASMを使用する場合は、データベースのインストールおよび作成を行う前にOracle Grid Infrastructureをインストールする必要があります。

リカバリ計画の決定 インストール時にリカバリを有効にする場合、次のいずれかのオプションを選択する準備をします。
  • ファイル・システム: インストール時にファイル・システムに高速リカバリ領域を構成します

  • Oracle Automatic Storage Management。

リカバリの構成の詳細は、このドキュメントの記憶域構成に関する項を確認してください。