Oracle DatabaseのEnterprise EditionからStandard Editionへの移行

Enterprise EditionからStandard Editionへの変換では、データのエクスポートおよびインポートが必要です。

Enterprise EditionデータベースからStandard Editionデータベースへの変換を適切に行うには、エクスポート/インポート操作を実行する必要があります。このデータのエクスポートには、Standard Editionのエクスポート・ユーティリティを使用することをお薦めします。Standard Editionソフトウェアだけをインストールした場合は、一部のデータ・ディクショナリ・オブジェクトが無効になります。データベースを保守するときに、これらの無効なオブジェクトにより問題が発生します。

エクスポート/インポート操作では、SYSスキーマ・オブジェクトはエクスポートされないため、Enterprise Edition固有のデータ・ディクショナリ・オブジェクトは対象となりません。Standard Editionデータベースへのインポート後に必要な作業は、Enterprise Edition機能に関連するユーザー・スキーマの削除のみです。