11 Oracle Database XEのアンインストール

Oracle Database XEをアンインストールすると、データ・ファイル、データベースおよびソフトウェアを含むすべてのコンポーネントが削除されます。

データ・ファイルを保存し、Oracle Database XEソフトウェアおよびデータベースを削除する場合は、アンインストール前に最初にデータをエクスポートします。

アンインストール・プロセスを実行すると、Oracle Database XEがインストールされているディレクトリからすべてのファイルが削除されるため、必要に応じてディレクトリからファイルをバックアップしてからアンインストールします。データベースは、アンインストール後に操作できなくなります。

rootとして、またはroot権限で、この手順を実行します。

$ sudo -s

次のコマンドを実行して、Oracle Database XEをアンインストールします。

  • これにより、すべてのOracle Database XEデータ・ファイル、リスナーおよび構成ファイルが削除されます。この操作の後、ログおよびOracleホーム・ソフトウェアのみが表示されます。
    # /etc/init.d/oracle-xe-18c delete
    
  • これはソフトウェアを削除します。この操作の後、Oracleベース/opt/oracleの下の一部のコンテンツは残り、手動で削除できます。
    # yum remove oracle-database-xe-18c
  • オプション: システムにOracle Database XEのみをインストールし、さらにOracle Databaseソフトウェアをインストールしていない場合は、Oracle Database Preinstall RPMを削除することもできます。

    # yum remove oracle-database-18c-preinstall