7 Oracle Databaseの起動および停止

データベースの起動および停止は、手動で行うか、システムの停止と起動後に自動的に行うように設定するか、またはEnterprise Managerを使用して行うように設定できます。

構成サービス・スクリプトを使用した停止および起動

sudoを使用して、これらのコマンドをrootとして実行します。

$ sudo -s

Oracle Linux 6:

/etc/init.d/oracle-xe-18cスクリプトを使用して、データベースを起動および停止できます。

次のコマンドを実行して、リスナーおよびデータベースを起動します。

# /etc/init.d/oracle-xe-18c start

次のコマンドを実行して、データベースおよびリスナーを停止します。

# /etc/init.d/oracle-xe-18c stop

次のコマンドを実行して、リスナーおよびデータベースを停止および起動します。

# /etc/init.d/oracle-xe-18c restart

Oracle Linux 7:

次のコマンドを実行して、リスナーおよびデータベースを起動します。

# systemctl start oracle-xe-18c

次のコマンドを実行して、データベースおよびリスナーを停止します。

# systemctl stop oracle-xe-18c

次のコマンドを実行して、リスナーおよびデータベースを停止および起動します。

# systemctl restart oracle-xe-18c

SQL*Plusを使用した停止および起動

SQL*Plusを使用して、データベースを停止および起動できます。

データベースを停止するには、XEデータベースへのアクセスのために環境変数を設定したoracleユーザーにログインし、次のSQL*Plusコマンドを発行します。

$ sqlplus / as sysdba
SQL> SHUTDOWN IMMEDIATE

データベースを起動するには、次のコマンドを発行します。

SQL> STARTUP
SQL> ALTER PLUGGABLE DATABASE ALL OPEN; 

関連項目:

停止と起動の自動化

Oracle Databaseは、システムの起動時に自動的に起動し、停止時に自動的に停止するようにシステムを構成することをお薦めします。データベースの停止を自動化することによって、データベースの不正な停止を防ぐことができます。

リスナーおよびデータベースの起動と停止を自動化するには、次のコマンドをrootとして実行します。
$ sudo -s

Oracle Linux6の場合、次のコマンドを実行します。

# /sbin/chkconfig oracle-xe-18c on
# /sbin/service oracle-xe-18c start
Oracle Linux7の場合、次のコマンドを実行します。
# systemctl daemon-reload
# systemctl enable oracle-xe-18c