ランダム・リスト
用途
ランダム・リスト・マスキング・フォーマットでは、値のリストから元の列値がランダムに選択されます。
入力
- 値リスト:列値の置換に使用する必要がある値のカンマ区切りリストです。 リストの各値のデータ型が、列のデータ型と互換性を持つ必要があります。 日付のリストを使用する場合は、日付を
YYYY-MM-DD
の形式にする必要があります。 リストのエントリ数は999以下にする必要があります。
サポートされるデータ型
- 文字
- 数値
- 日付
説明
- 組合せ可能: はい
- Deterministic: No
- 逆仕訳不可: いいえ
- 一意性: Yes. 入力リストには一意の値が必要であり、リスト内の値の数は、マスクされる列の値の数以上である必要があります。
例1
値が10、20、30、40、50の列があるとします。 ランダム・リスト・マスキング・フォーマットを使用すると、これらの値を入力リスト(99、100、101、102、103)からのランダム値に置換できます。 次の表では、最初のマスキング・ジョブ(MASK1
)および2番目のマスキング・ジョブ(MASK2
)の後の値と元の列(ORIGINAL
)の値を比較しています。 マスキング・ジョブを実行するたびに、マスキングされた値が変更されることに注意してください。
ORIGINAL | MASK1 | MASK2 |
---|---|---|
10 | 101 | 100 |
20 | 103 | 99 |
30 | 100 | 101 |
40 | 99 | 102 |
50 | 102 | 103 |
例2
次の表に、5つの異なる値で構成されるMARITAL_STATUS
列がランダム・リスト・マスキング・フォーマットでマスキングされる方法を示します。 マスキング・フォーマットの値リストは、シングル、既婚および離婚です。
MARITAL_STATUS | MASKED_MARITAL_STATUS |
---|---|
単一 | Divorced |
既婚 | 単一 |
ウィンドウ | Divorced |
単一 | 既婚 |
Divorced | 既婚 |
Separated | 単一 |