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Oracle® Big Data Connectorsユーザーズ・ガイド
リリース4 (4.10)
E92086-01
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A.3 Oracle Big Data Connectorsリリース4 (4.6)の変更点

Oracle Big Data Connectorsリリース4 (4.6)の『Oracle Big Data Connectorsユーザーズ・ガイド』の変更点は次のとおりです。

次の表に、Oracle Big Data Connectors 4.6とともにインストールされるソフトウェアのバージョンを示します。

コネクタ バージョン

Oracle SQL Connector for HDFS

3.6.0

Oracle Loader for Hadoop

3.7.0

Oracle Shell for Hadoop Loaders

1.1

Oracle XQuery for Hadoop

4.5.0

Oracle R Advanced Analytics for Hadoopの説明は次のとおりです。

2.6.0

Oracle Data Integrator

12.2.1.1

新機能および拡張機能

  • Oracle Datasource for Apache Hadoop (旧称Oracle Table Access for Apache Hadoop)

    Oracle Datasource for Apache Hadoop (OD4H)がOracle Big Data Connectorsスイートの一部となり、追加費用なしでライセンス供与されるようになりました。

    OD4Hでは、Oracle Database表がHadoopデータ・ソース(外部表など)に変換されるため、HiveQL/SparkSQLの問合せを直接、一貫して行えるほか、Hadoop APIに直接アクセスできます。

    OD4Hは、述語および予測のプッシュダウンならびにパーティション・プルーニングを使用して、問合せ実行計画を最適化します。Oracle Database表へのアクセスは、スマートかつセキュアな接続(Kerberos、SSL、Oracle Wallet)を使用してパラレルに実行され、Hadoop (最大同時タスクなど)とOracle DBA(最大プール・サイズなど)の両方によって管理されます。

  • Oracle Shell for Hadoop Loaders 1.1

    Oracle Shell for Hadoop Loaders (OHSH)は最近、Oracle Big Data Data Connectors 4.5に採用されました。OHSHは、データ移行のための直感的なコマンドライン・ツールです。Hive、HDFSまたはOracle Databaseに接続するリソースを設定し、OHSHの統一インタフェースからこれらのデータ・ソースにアクセスできます。Copy to Hadoopユーザーは、OTNからOHSHをダウンロードできます。

    このリリースでの変更点:

    • 対話型のコマンド履歴がOHSHセッション全体で維持されるようになりました。

    • テキスト・ファイルへのOHSH出力のスプーリングに対するサポート。デフォルトのスプール・ファイルは、OHSHが起動されるディレクトリにあるohshspool.txtです。スプーリングは、有効または無効にできるほか、次のようにユーザー指定のファイルに振り向けることもできます。

      ohsh> spool on
      ohsh> spool off
      ohsh> set spool <filename>
      
    • 新しいHive CLI。BeelineがHiveリソースのCLIになりました。Hiveリソースを作成する構文は次のようになります。

      ohsh> create hive resource <resource_id> connectionurl=<DQString>

      この場合、bin/ohshHIVE0_URL変数を指定すると、コマンドによりhive0リソースが作成されます。