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Oracle® Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド
リリース4 (4.11)
E92088-03
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はじめに

このガイドでは、インストールされているOracle Big Data Applianceソフトウェアの管理と使用方法について説明します。

注意:

Oracle Big Data SQLの説明は、このガイドには記載されなくなりました。Oracle Big Data SQLのインストールと使用方法の手順については、『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

対象読者

このガイドは、次のOracle Big Data Applianceユーザーを対象としています。

  • アプリケーション開発者

  • データ・アナリスト

  • データ科学者

  • データベース管理者

  • システム管理者

『Oracle Big Data Applianceソフトウェア・ユーザーズ・ガイド』には、Oracle Big Data Applianceによってインストールされるソフトウェア、機能、概念および用語が記載されています。ただし、Hadoopクラスタの管理やMapReduceプログラムの作成方法について必要な情報は、別のソースから入手する必要があります。

ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWeb サイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。

Oracle Supportへのアクセス

サポートを購入したOracleのお客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info) か、聴覚に障害のあるお客様は (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。

関連ドキュメント

詳細は、次のドキュメントを参照してください。

  • Oracle Big Data Appliance Perfect Balance Java APIリファレンス

  • 『Oracle Enterprise Manager System Monitoring Plug-inインストレーション・ガイドfor Oracle Big Data Appliance』

  • 『Oracle Big Data Applianceオーナーズ・ガイド』

  • 『Oracle Big Data Connectorsユーザーズ・ガイド』

表記規則

このマニュアルでは次の表記規則を使用します。

規則 意味

太字

太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。

イタリック

イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。

固定幅フォント

固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。

#プロンプト

ナンバー記号(#)プロンプトは、Linux rootユーザーとして実行されるコマンドを示します。

バッカス・ナウア記法の構文

このリファレンスの構文は、次の記号と表記規則を使用するバッカスナウア記法(BNF)の単純なバリエーションで示されます。

記号または表記規則 説明

[ ]

大カッコは、オプション項目を囲みます。

{ }

中カッコは、選択項目を囲み、そのうち1つのみが必須です。

|

縦線は、大カッコまたは中カッコ内の代替項目を区切ります。

...

省略記号は、先行する構文要素を反復できることを示します。

デリミタ

大カッコ、中カッコおよび縦線以外のデリミタは、記載されているとおりに入力する必要があります。

太字

太字で示されている語は、キーワードです。それらは記載されているとおりに入力する必要があります。(キーワードは、一部のオペレーティング・システムでは大/小文字の区別があります。)太字ではない語は、名前または値に置換する必要があるプレースホルダです。

Oracle Big Data Applianceリリース4.11での変更点

Oracle Big Data Applianceは、主として次のソフトウェア・バージョン更新を含むメンテナンス・リリースです。

更新されたソフトウェア

  • Cloudera Enterprise 5.13.1

  • Oracle NoSQL Database Enterprise Edition 4.5.12

  • ODI Agent 12.2.1.3.0

  • Oracle Linux 6およびUEK更新。UEK4QU5に更新されたUEK4

注意:

Oracle Big Data Appliance 4.11は、Oracle Linux6のみを、インストールおよびアップグレードの両方の目的でサポートしています。Oracle Linux 5はこのリリースでサポートされておらず、今後のリリースでもサポートされません。

その他のソフトウェア

上にリストされているClouderaおよびOracleパッケージ以外のソフトウェアのリビジョン・レベルは、Oracle Big Data Appliance 4.10と同じままです。

  • Oracle Big Data Connectors 4.10

  • Big Data SQL 3.2

  • Oracle Big Data Spatial & Graph 2.4

  • MySQL Enterprise Edition 5.7.19

  • Perfect Balance 2.10.0

  • Java JDK 8u141

  • Oracle R Advanced Analytics for Hadoop (ORAAH) 2.7.0 

  • OracleのR Distribution (ORD) 3.2.0

  • Oracle NoSQL Community Edition 4.4.6

注意:

Oracle Big Data Appliance 4.10では、Oracle Big Data SQL 3.2をインストールするためにパッチ27077322が必要です。このパッチは、Oracle Big Data Appliance 4.11に3.2をインストールするためには必要ありません。

また、Oracle Big Data Appliance 4.11ではOracle Big Data Connectorsがリリース4.10でアップグレードされていないことに注意してください。以前のリリースでは、これらの2つの製品は同じバージョン・レベルでした。