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詳細カスタムオブジェクトの時系列分析サブジェクトエリア対象製品このサブジェクトエリアは、すべてのエディションのOracle CRM On Demandで使用できます。 ビジネスの目的このサブジェクトエリアでは、詳細カスタムオブジェクトを分析する機能を使用できます。 詳細カスタムオブジェクトの時系列分析サブジェクトエリアは、カスタムオブジェクト01、02および03と事前に作成された特定のオブジェクトとの1対多および多対1関係のレポートを生成できる、特殊サブジェクトエリアです。詳細カスタムオブジェクトの時系列分析サブジェクトエリアでは、複数のオブジェクトのレポートを1つサブジェクトエリアに結合するため、分析を規定する基準を追加して、分析に含まれるオブジェクト間の関係パスの選択に役立てる必要があります。複数のディメンションが分析にある場合、Oracle CRM On Demandの分析では、常に基準をディメンションに関連付ける必要があります。レポートに基準が含まれていない場合は、Oracle CRM On Demandの分析で1つの基準が無作為に選択されます。 カスタムオブジェクト01、02および03と、分析の取引先、担当者、サービスリクエストおよび商談の多対多関係が実装されています。したがって、カスタムオブジェクト01、02および03とこれらのオブジェクトとの関係について1対多関係のレポートを生成できます。 関連タイプフェデレート ディメンションこのサブジェクトエリアには次のディメンションがあります。
基準これらのサブジェクトエリアには次の基準があります。
使用上の注意結果なしの分析が発生する理由はいくつか考えられます。その1つは、分析の基準が不足していることです。分析には最低でも1つの基準を指定する必要があります。 相互に直接リンクしていない2つのカスタムオブジェクトを使用した場合にも結果のない分析が生成される可能性があります。カスタムオブジェクトと別のカスタムオブジェクトを含む別のオブジェクトとの関連を分析するには、オブジェクトが直接関連付けられている必要があります。たとえば、取引先オブジェクトがカスタムオブジェクト01および03に直接関連付けられている場合、取引先とカスタムオブジェクト01との関連および取引先とカスタムオブジェクト03との関連を示すレポートを作成できます。ところが、取引先とカスタムオブジェクト01との関連と、カスタムオブジェクト03との関連を結合した関係を示すレポートを作成するには、アプリケーションの定義でカスタムオブジェクト01とカスタムオブジェクト03を直接関連付ける必要があります。 さらに例を示すと、取引先オブジェクトがカスタムオブジェクト01に直接関連付けられ、そのカスタムオブジェクト01がカスタムオブジェクト03にも直接関連付けられている場合、取引先とカスタムオブジェクト01との関連、およびカスタムオブジェクト01とカスタムオブジェクト03との関連を示すレポートを作成できます。ところが、取引先、カスタムオブジェクト01およびカスタムオブジェクト03を結合した関連を示すレポートを作成するには、アプリケーションの定義で取引先とカスタムオブジェクト03を直接関連付ける必要があります。 取引先、担当者およびサービスリクエストディメンションには、基準および関連属性を任意のレベルで分析できるブック階層が含まれています。 関連オブジェクトのカスタムフィールド関連オブジェクトのカスタムフィールドは、詳細カスタムオブジェクトの時系列分析サブジェクトエリアのレポートには使用できません。たとえば、カスタムオブジェクトのフィールドを別のカスタムオブジェクトの関連フィールドとして作成した場合、詳細カスタムオブジェクトの時系列分析サブジェクトエリアのメインオブジェクトフォルダでは、その新しいフィールドを使用できません。一方、関連オブジェクトのフォルダでは、その新しいフィールドを使用できます。 |
| 公開日 2019 年 3 月 | Copyright © 2005, 2019, Oracle. All rights reserved. Legal Notices. |