このプロシージャは、レポートIDを使用して、レポート設定をクリアします。
注意:
ページ・レンダリング・プロセスでこのプロシージャを使用すると、レポートのダウンロード問題(CSV、HTML、電子メールなど)が発生します。ユーザーがレポートをダウンロードすると、対話モード・レポートでは、REQUEST値のダウンロード形式でページがリロードされます。対話モード・レポートの設定を変更すると(フィルタの追加やレポートのリセットなど)、部分的にページがリフレッシュされます。したがって、ダウンロード・データがユーザーが参照しているレポート・データと一致しないことがあります。このため、ページ発行プロセスでのみこのプロシージャを使用することをお薦めします。
構文
APEX_IR.CLEAR_REPORT( p_page_id IN NUMBER, p_region_id IN NUMBER, p_report_id IN NUMBER DEFAULT NULL);
パラメータ
表16-7 CLEAR_REPORTプロシージャのシグネチャ1のパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
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対話モード・レポートを含む、Application Expressのカレント・アプリケーションのページ。 |
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対話モード・レポート・リージョン(ID)。 |
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カレント・アプリケーション・ページで保存したレポートID。 |
例
次の例に、CLEAR_REPORT
プロシージャを使用して、カレント・アプリケーションのページ1にレポートID880629800374638220、リージョン2505704029884282を持つ対話モード・レポート設定をクリアする方法を示します。
BEGIN APEX_IR.CLEAR_REPORT( p_page_id => 1, p_region_id => 2505704029884282, p_report_id => 880629800374638220); END;
親トピック: APEX_IR