10.6 ENABLE_DBMS_OUTPUTプロシージャ

このプロシージャは、dbms_outputを介してデバッグ・ログを書き込みます。デバッグが無効な場合は、このコールによって有効化され、c_log_level_warnのログ・レベルに設定されます。粒度の高いデバッグ出力を得るには、デバッグ・レベルをc_log_level_warnより高く設定する必要があります。出力95は構成可能な接頭辞で始まり、ログ・レベル、パイプ( "|")、デバッグの実メッセージがそれに続きます。

構文

enable_dbms_output (
    p_prefix in varchar2 default '# APEX|' );

パラメータ

表10-3 ENABLE_DBMS_OUTPUTプロシージャのパラメータ

パラメータ	説明
p_prefix	dbms_outputに進む行の接頭辞。デフォルトは'# APEX|'。

例

このsqlplusコードは、dbms_outputを介して4、5、7、8のデバッグ・メッセージを書き込みます。

set serveroutput on size unlimited
begin
 apex_debug.error('1');
 apex_debug.warn('2');
 apex_debug.enable_dbms_output(p_prefix=>'Debug-');
 apex_debug.error('4');
 apex_debug.warn('5');
 apex_debug.info('6');
 apex_debug.enable(p_level=>apex_debug.c_log_level_info);
 apex_debug.info('7');
 apex_debug.enable_dbms_output;
 apex_debug.info('8');
 apex_debug.disable_dbms_output;
 apex_debug.info('9');
end;
 /
Output:
  Debug-ERR|4
  Debug-WRN|5
  Debug-INF|7
  # APEX|INF|8

参照:

• 「DISABLE_DBMS_OUTPUTプロシージャ」

• ENABLEプロシージャ

• 「DISABLEプロシージャ」