提供された検索文字列で制限される指定済のSQL問合せを実行し(オプション)、各列の値を戻します。すべての列値は、データ型に関係なく文字列として戻されます。検索列は、p_search_column_no
パラメータに列番号を指定することによって識別されます。このファンクションでは、アプリケーションに定義されている「文字の値の比較」グローバリゼーション属性が考慮されます。
構文
APEX_PLUGIN_UTIL.GET_DATA ( p_sql_statement IN VARCHAR2, p_min_columns IN NUMBER, p_max_columns IN NUMBER, p_component_name IN VARCHAR2, p_search_type IN VARCHAR2 DEFAULT 2, p_search_column_no IN VARCHAR2 DEFAULT 2, p_search_string IN VARCHAR2 DEFAULT NULL, p_first_row IN NUMBER DEFAULT NULL, p_max_rows IN NUMBER DEFAULT NULL) RETURN t_column_value_list;
パラメータ
表27-10 GET_DATAファンクションのシグネチャ1のパラメータ
パラメータ | 説明 |
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参照に使用されるSQL文。 |
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戻り列の最小数。 |
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戻り列の最大数。 |
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エラーが戻される場合、エラー・メッセージが表示される際のページ・アイテムまたはレポート列の名前として、この値が使用されます。 |
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c_search_*定数のいずれかである必要があります。c_search_*定数は、 |
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SQL文を制限するために使用する列の数。 |
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問合せを制限するために使用する値。 |
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指定した行から問合せを開始します。指定した行より前の行はすべてスキップされます。 |
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可能な戻り行の最大数。 |
戻り値
表27-11 GET_DATAファンクションのシグネチャ1の戻り値
戻り値 | 説明 |
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列番号で索引付けされた |
例
次の例に、簡単なアイテム・タイプのプラグインのレンダリング・ファンクションを示します。このファンクションは、ページ・アイテムに定義されたLOVを実行し、ページ・アイテムの現在の値を使用して大/小文字が区別されるLIKEフィルタ処理を実行します。また、結果をHTMLリストとして生成します。
function render_list ( p_item in apex_plugin.t_page_item, p_value in varchar2, p_is_readonly in boolean, p_is_printer_friendly in boolean ) return apex_plugin.t_page_item_render_result is l_column_value_list apex_plugin_util.t_column_value_list; begin l_column_value_list := apex_plugin_util.get_data ( p_sql_statement => p_item.lov_definition, p_min_columns => 2, p_max_columns => 2, p_component_name => p_item.name, p_search_type => apex_plugin_util.c_search_contains_case, p_search_column_no => 1, p_search_string => p_value ); sys.htp.p('<ul>'); for i in 1 .. l_column_value_list(1).count loop sys.htp.p( '<li>'|| sys.htf.escape_sc(l_column_value_list(1)(i))|| -- display column '-'|| sys.htf.escape_sc(l_column_value_list(2)(i))|| -- return column '</li>'); end loop; sys.htp.p('</ul>'); end render_list;
親トピック: APEX_PLUGIN_UTIL