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Oracle® Application Express SQLワークショップ・ガイド
リリース18.1
E98585-01
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6.1 RESTの概要

Representational State Transfer (REST)では、RESTの概念を示し、RESTサービスの公開と消費との違いについて説明します。

Representational State Transfer (REST)とは、インターネット経由でコンピュータ・システム間の相互運用性を実現する方法のことです。RESTfulサービスを定義すると、基礎となるデータ・ストアに直接アクセスすることなく、データを問い合せて操作できます。

RESTの原則に準拠するサービスは、RESTfulと呼ばれます。RESTの詳しい説明はこのマニュアルの対象外ですが、次に、RESTfulサービスの特性を示します。

パフォーマンス向上、信頼性、移植性および成長にあわせて最適化するために、ステートレスなプロトコルおよび標準の操作を使用してRESTリソースを作成します。そのためには、RESTが実行されているときでも、システムに影響を与えることなく管理および更新できる再利用可能な基礎となるコンポーネントを作成します。

RESTfulサービスは、2つのセクションに分かれています。RESTfulサービスの消費とRESTfulサービスの提供です。

RESTfulサービスの消費では標準のHTTP操作を使用しますが、RESTfulサービスから返されるデータの処理は様々です。Oracle Application Express 18.1には、RESTfulサービスの消費を容易にするコンポーネントの包括的なセットが用意されています。