2.3 Google Cloud Platformコネクタを使用したアプリケーションの作成

ターゲット・アプリケーションを作成することによって、コネクタ・パッケージからOracle Identity Governanceにアプリケーションをオンボードできます。このためには、Identity Self Serviceにログインして、「管理」タブの「アプリケーション」ボックスを選択します。

次に、コネクタを使用してアプリケーションを作成する手順の概要を示します。

注意:

この手順の各ステップの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Governanceでのセルフ・サービス・タスクの実行』アプリケーションの作成に関する項を参照してください。
  1. アイデンティティ・セルフ・サービスでアプリケーションを作成するには、次の大まかなステップに従います:
    1. システム管理アカウントまたはApplicationInstanceAdministrator管理ロールを持つアカウントを使用して、アイデンティティ・セルフ・サービスにログインします。
    2. アプリケーションの作成時に「コネクタ・パッケージ」オプションが選択されていることを確認します。
    3. 基本構成パラメータを更新して、接続関連の情報を含めます
    4. 必要に応じて、拡張設定パラメータを更新して、コネクタ操作に関連する構成エントリを更新します。
    5. デフォルトのユーザー・アカウント属性マッピングをレビューします。必要に応じて、新規属性を追加したり、既存の属性を編集または削除することができます。
    6. アプリケーションのプロビジョニング、リコンシリエーション、編成、およびカタログ設定をレビューし、必要に応じてこれらをカスタマイズします。たとえば、必要に応じて、アプリケーションのデフォルトの相関ルールをカスタマイズできます。
    7. アプリケーションの詳細を確認し、「終了」をクリックしてアプリケーションの詳細を送信します。

      アプリケーションが、Oracle Identity Governanceで作成されます。

    8. デフォルトのリクエスト・フォームを作成するかどうかの確認を求められたら、「はい」または「いいえ」をクリックします。

      「はい」をクリックすると、デフォルトのフォームが自動的に作成されて、新しく作成されたアプリケーションにアタッチされます。デフォルト・フォームは、アプリケーションと同じ名前で作成されます。デフォルト・フォームは、後から変更できません。そのため、これをカスタマイズする場合は、「いいえ」をクリックして、手動で新しいフォームを作成してアプリケーションにアタッチします。

  2. 新しく作成されたアプリケーションで、リコンシリエーション操作およびプロビジョニング操作を確認します。

注意:

  • 基本構成パラメータと拡張設定パラメータ、デフォルトのユーザー・アカウント属性マッピング、デフォルト相関ルール、およびこのコネクタ用に事前定義されているリコンシリエーション・ジョブの詳細は、「Google Cloud Platformコネクタの構成」を参照してください
  • デフォルトのフォームを作成しないことを選択した場合の新しいフォームの作成とそのアプリケーションへの関連付けの詳細は、「Oracle Identity Governanceの構成」を参照してください