4.6 SSLの構成

Oracle Identity GovernanceとDocuSignターゲット・システムの間のデータ通信を保護するためにSSLを構成します。

注意:

このコネクタをコネクタ・サーバーとともに使用している場合、SSLを構成する必要はありません。この項はスキップできます。
SSLを構成するには:
  1. DocuSignのSSL公開キー証明書を取得します。
  2. DocuSignコネクタの公開キー証明書を、Oracle Identity Governanceをホストしているコンピュータにコピーします。
  3. 次のkeytoolコマンドを実行して、公開キー証明書をOracle Identity Governanceのアイデンティティ・キー・ストアにインポートします。
    keytool -import -alias ALIAS -trustcacerts -file CERT_FILE_NAME -keystore KEYSTORE_NAME -storepass PASSWORD
    このコマンドでは:
    • ALIASは公開キー証明書の別名です。

    • CERT_FILE_NAMEは証明書ストアのフルパスと名前(デフォルトはcacerts)です。

    • KEYSTORE_NAMEは、キーストアの名前です。

    • PASSWORDは、キーストアのパスワードです。

    次に、このコマンドのサンプル値を示します:

    keytool -import -keystore <JAVA_HOME>/jre/lib/security/cacerts -file <Cert_Location>/fileName.crt -storepass changeit -alias DocuSign
    keytool -import -keystore <WL_HOME>/server/lib/DemoTrust.jks -file <Cert_Location>/fileName.crt -storepass DemoTrustKeyStorePassPhrase -alias DocuSign

    注意:

    • keytoolコマンドに渡すパラメータ値は、個別の要件に応じて変更してください。keytoolの引数には改行が含まれないようにしてください。

    • SSL通信中のエラーを回避するために、Oracle Identity Governanceのシステム日付がSSL証明書の有効日と同期していることを確認します。