4.1 Fusion Apps認可アプリケーション用の基本構成パラメータ

ここでは、Fusion Appsコネクタへの接続にOracle Identity Governanceで必要となる接続関連のパラメータについて説明します。これらのパラメータは認可アプリケーションにのみ適用されます。

表4-1 Fusion Apps認可アプリケーション用の基本構成パラメータ

パラメータ 必須? 説明
username はい

クライアント・アプリケーションにログインするために作成したアカウントのユーザー名を入力します。

サンプル値: johnsmith

password はい

コネクタ操作用に作成した、ターゲット・システムのユーザー・アカウントのパスワードを入力します。

サンプル値: password

host はい

ターゲット・システムをホストしているマシンのホスト名を入力します。これは、アプリケーションを作成する際の必須属性です。

サンプル値: fa-host.com

userEndPoint はい

これは、ユーザー・データを操作するためのAPIエンドポイントを指定します。

サンプル値: /hcmRestApi/scim/Users

workerEndPoint はい

これは、就業者データを操作するためのAPIエンドポイントを指定します。

サンプル値: /hcmRestApi/resources/11.13.18.05/workers

Connector Server Name いいえ

「コネクタ・サーバー」タイプのITリソースの名前。

ノート:

このパラメータの値を入力するのは、Fusion Appsコネクタをコネクタ・サーバーにデプロイした場合のみです。

port いいえ

ターゲット・システムがリスニングしているポート番号を入力します。

サンプル値: 123

proxyHost いいえ

プロキシ・ホスト名を入力します。

これは、Webプロキシで保護されたネットワークでコネクタを使用する必要がある場合に役立ちます。ネットワーク管理者に確認してください

サンプル値: www.example.com

proxyPassword いいえ

プロキシ・パスワードを入力します。

これは、Webプロキシで保護されたネットワークでコネクタを使用する必要がある場合に役立ちます。ネットワーク管理者に確認してください

proxyPort いいえ

プロキシのポート番号を入力します。

これは、Webプロキシで保護されたネットワークでコネクタを使用する必要がある場合に役立ちます。プロキシの構成については、ネットワーク管理者に問い合せてください。

サンプル値: 1105

proxyUsername いいえ

プロキシ・ユーザー名を入力します。

これは、Webプロキシで保護されたネットワークでコネクタを使用する場合に役に立ちます。詳細は、ネットワーク管理者に確認してください

SSL いいえ

ターゲット・システムでSSL接続が必要な場合、このパラメータの値をtrueに設定します。そうではない場合、値をfalseに設定します。

デフォルト値: true