2.1.1 ターゲット・システムの構成

これは、アプリケーションの作成前にターゲット・システムで実行するタスクについての概要です。

ターゲット・システムでユーザー・アカウントを作成し、コネクタ操作を実行するために必要な権限を同じユーザーに割り当てます。これを行うには、次のステップを実行します。

  1. Oracle Fusion Cloud Applicationsにサインインします
  2. 「ツール」に移動し、「セキュリティ・コンソール」を選択します。
  3. 「ユーザー」をクリックし、ユーザー・アカウントの追加をクリックします。
  4. ユーザー名とパスワードを使用してユーザー・アカウントを作成します。
  5. 作成されたユーザー・アカウントに次の権限を付与します。

表 - ユーザー・アカウントのロール/権限

ロール名 ロール・コード
ITセキュリティ・マネージャ ORA_FND_IT_SECURITY_MANAGER_JOB
統合スペシャリスト ORA_FND_INTEGRATION_SPECIALIST_JOB
人事担当者 ORA_PER_HUMAN_RESOURCE_SPECIALIST_JOB
アプリケーション実装コンサルタント ORA_ASM_APPLICATION_IMPLEMENTATION_CONSULTANT_JOB
アクセス・リクエスト・セキュリティ管理者 ORA_GTG_ACCESS_REQUEST_SECURITY_ADMINISTRATOR_JOB

ノート:

3番目の権限ORA_PER_HUMAN_RESOURCE_SPECIALIST_JOBは、ターゲット・システムで個人の情報を表示するために特に必要です。