基本構成パラメータ

ここでは、Jiraアプリケーションへの接続にOracle Identity Governanceで必要となる接続関連のパラメータについて説明します。

ノート:

指定がないかぎり、次の表のエントリは変更しないでください。

表3-1 基本構成のパラメータ

パラメータ 必須? 説明
authenticationType はい

ターゲット・システムにより使用される認証のタイプを入力します。

デフォルト値: basic

username いいえ

コネクタ操作を実行するために作成する、ターゲット・システムのユーザー名を入力します。

サンプル値: johnsmith@abc.com

Password いいえ

クライアント・アプリケーション(Jiraコネクタ)をターゲット・システムに登録する際に取得したAPIトークンを入力します。

サンプル値: ATATT3xFfGF063yqGx3VUAAvlzcM0xTDjhThd-nshb-RtbEdsU-hTbVnmKKbG

Host はい

Jiraターゲット・システムをホストしているマシンのホスト名を入力します。これは、アプリケーションを作成する際の必須属性です。

サンプル値: jira.atlassian.net

uriPlaceHolder いいえ

relURIsのプレースホルダを置き換えるキーと値のペアを入力します。すべての相対URLにおいて繰り返される値で構成されるURIプレースホルダです。値はカンマで区切る必要があります。

たとえば、テナントIDおよびAPIバージョン値はすべてのリクエストURLにおいてその一部となっています。そのため、これを次の形式のキーと値のペアに置き換えます:

KEY;VALUE

サンプル値: api_version;3

Connector server Name いいえ このフィールドは空白です。Javaコネクタ・サーバーでこのコネクタを使用している場合は、コネクタ・サーバーITリソースの名前を指定します。
Port いいえ

ターゲット・システムがリスニングしているポート番号を入力します。

サンプル値: 123

Proxy Host いいえ

外部ターゲットへの接続に使用されるプロキシ・ホストの名前を入力します。

サンプル値: www.example.com

proxyPassword いいえ ターゲット・システムに接続するために、Oracle Identity Governanceにより使用されるターゲット・システム・ユーザー・アカウントのプロキシ・ユーザーIDのパスワードを入力します。
proxyPort いいえ

プロキシのポート番号を入力します。

サンプル値: 1105

Proxyuser いいえ ターゲット・システムに接続するために、Oracle Identity Managerにより使用されるターゲット・システム・ユーザー・アカウントのプロキシ・ユーザー名。
sslEnabled いいえ

ターゲット・システムでSSL接続が必要な場合、このパラメータの値をtrueに設定します。そうではない場合、値をfalseに設定します。

サンプル値: true