コネクタ・サーバーのITリソースの構成
コネクタ・サーバーを使用した場合は、コネクタ・サーバーITリソースのパラメータの値を構成する必要があります。
ターゲット・システムのアプリケーションを作成すると、コネクタによってコネクタ・サーバーのデフォルトのITリソースが作成されます。このデフォルトのITリソースの名前はAzureAD Connector Serverです。
Oracle Identity System Administrationで、SharePoint Onlineコネクタ・サーバーITリソースを検索および編集して、次の表に示すコネクタ・サーバーのITリソースのパラメータの値を指定します。ITリソースの検索およびそのパラメータの更新の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Governanceの管理』のITリソースの管理に関する項を参照してください。
表4-2 SharePoint Onlineコネクタ・サーバーのITリソースのパラメータ
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
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Host |
コネクタ・サーバーのホスト・コンピュータのホスト名またはIPアドレスを入力します。 サンプル値: |
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Key |
コネクタ・サーバーのキーを入力します。 |
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Port |
コネクタ・サーバーがリスニングしているポートの番号を入力します。 サンプル値: |
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Timeout |
コネクタ・サーバーとOracle Identity Governanceの間の接続がタイムアウトになるまでの時間(ミリ秒)を指定する整数値を入力します。 値が0の場合、または値を指定しない場合、タイムアウトは無制限です。 サンプル値: |
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UseSSL |
Oracle Identity Governanceとコネクタ・サーバーとの間にSSLを構成するよう指定する場合は、 デフォルト値: ノート: SSLを構成してコネクタ・サーバーとの通信を保護することをお薦めします。SSLを構成するには、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Governanceのためのアプリケーションの開発とカスタマイズ』のJavaコネクタ・サーバーのSSLの構成に関する項を参照してください。 |