5.1.1 完全リコンシリエーションおよび増分リコンシリエーションの実行
完全リコンシリエーションでは、既存のすべてのユーザー・レコードをターゲット・システムからOracle Identity Governanceへリコンサイルします。アプリケーションを作成したら、まず完全リコンシリエーションを実行する必要があります。
完全リコンシリエーションを実行するには、Filter Suffixパラメータに現在割り当てられている値を削除し、「リコンシリエーション・ジョブ」の項にリストされているリコンシリエーション・ジョブの1つを実行します。
増分リコンシリエーションでは、前回のリコンシリエーションの実行後に追加または変更されたレコードのみがOracle Identity Governanceにフェッチされます。増分リコンシリエーションの実行中、スケジュール済ジョブによって、スケジュール済ジョブのSync Token属性に保存されているタイムスタンプより後に追加または変更されたターゲット・システム・レコードのみがフェッチされます。