3.1 基本構成パラメータ

これらは、Oracle Identity Governanceがターゲット・アプリケーションまたは認可アプリケーションに接続するために必要となる接続関連パラメータです。

ノート:

• この表のパラメータはターゲット・アプリケーションと認可アプリケーションの両方に適用できます。

表3-1 基本構成のパラメータ

パラメータ	必須	説明
authenticationServerUrl	×	クライアントIDおよびクライアント・シークレットを検証する認証サーバーのURL。 サンプル値: https://login.windows.net/ mydomain /oauth2/token?api-version=1.0
clientId	×	「クライアント・アプリケーションの登録」で説明された、登録処理中に認証サーバーによってドメインに対して発行されるクライアント識別子(一意の文字列)。 サンプル値: 3MVG9d8..z.hDcPLzDHRsHcTMn1ZROdU0bpIYsbiqBgAkSQZWC.rUwzrpMxhrJKFTLUj6efbySMXz29U04ASw
clientSecret	×	ドメインのアイデンティティを認証するのに使用される値。この値は、「クライアント・アプリケーションの登録」で説明されている手順の実行中に取得されます。 サンプル値: D8871C69585BA0DE79889125DAE4AB01A3038289D7E9C9FD069F13FA7EFEC92A
ConnectorServer Name	×	Javaコネクタ・サーバーでSalesforceコネクタを使用している場合は、コネクタ・サーバーITリソースの名前を指定します。
authenticationType	○	このエントリは、ヘッダーの、ターゲット・システムが予期する認証タイプを保持します。 デフォルト値: password
Host	○	ターゲット・システムのホストであるコンピュータのホスト名またはIPアドレスを入力します。 サンプル値: www.example.com
Password	×	コネクタ操作に作成する、ターゲット・システムのユーザー・アカウントのパスワードを入力します。
sslEnabled	×	ターゲット・システムでSSL接続が必要な場合、このパラメータの値をtrueに設定します。そうではない場合、値をfalseに設定します。
proxyHost	×	外部ターゲットへの接続に使用されるプロキシ・ホストの名前を入力します。 サンプル値: www.example.com。
proxyPassword	×	ターゲット・システムに接続するために、Oracle Identity Governanceにより使用されるターゲット・システム・ユーザー・アカウントのプロキシ・ユーザーIDのパスワードを入力します。
proxyPort	×	プロキシのポート番号を入力します。 サンプル値: 80
proxyUser	×	ターゲット・システムに接続するために、Oracle Identity Governanceにより使用されるターゲット・システム・ユーザー・アカウントのプロキシ・ユーザー名を入力します。
Username	×	コネクタ操作を実行するために作成する、ターゲット・システムのユーザー名を入力します。