D UNIXコネクタ・パッケージのファイルおよびディレクトリ

これらは、コネクタのインストール・パッケージのUNIXコネクタを構成するファイルおよびディレクトリです。

表D-1 インストール・パッケージのファイルおよびディレクトリ

インストール・パッケージ・ディレクトリのファイル 説明

bundle/org.identityconnectors.genericunix-12.3.0.jar

このJARファイルにはコネクタ・バンドルが含まれます。

configuration/GenericUNIX-CI.xml

このXMLファイルには、コネクタ・インストール・プロセス時に使用される構成情報が含まれます。

resourcesディレクトリにあるファイル

これらの各リソース・バンドルには、コネクタで使用される言語固有の情報が含まれます。コネクタのインストール時に、これらのリソース・バンドルはOracle Identityデータベースにコピーされます。

ノート: リソース・バンドルは、管理およびユーザー・コンソールに表示されるローカライズ・バージョンのテキスト文字列を含むファイルです。これらのテキスト文字列には、GUI要素のラベルおよびメッセージが含まれます。

test-utilityディレクトリ内のファイル:

  • example-config.groovy

  • README

  • test-utility.jar

これらのファイルはテスト・ユーティリティにより使用され、ターゲット・システムへの接続およびターゲット・システムでの基本操作の実行に関する問題の原因を特定できます。

  • example-config.groovyファイルはサンプル構成で、ターゲット・システムとコネクタの接続プロパティを設定するのに使用できます。

  • READMEファイルにはテスト・ユーティリティを構成および実行する手順が含まれています。

  • test-utility.jarファイルには、テスト・ユーティリティで使用されるクラスが含まれます。

upgrade/PostUpgradeScriptUnix.sql

このファイルはコネクタのアップグレード後に使用されます。

詳細は、「UNIXコネクタのアップグレード」を参照してください。

util/privateKeyGen.sh

このファイルはSSHキーベースの認証で使用されます。

util/sudoers

このファイルには、SUDOユーザーの仕様および構成が含まれます。

xml/genericunix-target-template.xml

このファイルには、ターゲット・アプリケーションの作成に必要なコネクタ・オブジェクトの定義が含まれます。これには、Oracle Identity Governanceとターゲット・システムを接続するために必要な特定の詳細が含まれます。これには、ターゲット・システムに固有の構成の詳細、属性マッピング、相関ルールおよびリコンシリエーション・ジョブも含まれています。

xml/genericunix-auth-template.xml

このファイルには、認可アプリケーションの作成に必要なコネクタ・オブジェクトの定義が含まれます。これには、Oracle Identity Governanceとターゲット・システムを接続するために必要な特定の詳細が含まれます。これには、ターゲット・システムに固有の構成の詳細、属性マッピング、相関ルールおよびリコンシリエーション・ジョブも含まれています。

xml/genericunix-pre-config.xml

このXMLファイルには、セカンダリ・グループなどのユーザー以外のオブジェクトに関連するコネクタ・オブジェクトの定義が含まれます。

xml/UNIX-ConnectorConfig.xml

このXMLファイルには、コネクタ・コンポーネントの定義が含まれます。これらのコンポーネントには、次のものが含まれます。

  • ITリソース・タイプ

  • プロセス・フォーム

  • プロセス・タスクおよびアダプタ(マッピングを含む)

  • リソース・オブジェクト

  • プロビジョニング・プロセス

  • 事前移入ルール

  • 参照定義

  • スケジュール済タスク