10 コネクタのトラブルシューティング

これは、Workdayコネクタの使用中に発生する可能性がある問題の解決方法です。

表10-1 Workdayコネクタのトラブルシューティング

問題 解決方法

Workdayユーザー信頼できるリコンシリエーション・スケジュール済ジョブを実行した後に、OIGユーザーが作成されていません。ユーザーに対して生成されるリコンシリエーション・イベントに、次のメッセージが表示されます:

現在のステータスは'Data Validation Failed'で、メッセージは'Invalid ManagerLogin : <Manager ID>'です。

この問題は、ユーザーのマネージャ情報の依存関係に起因して発生します。ユーザーのマネージャがOracle Identity Governanceにまだ存在しない場合、OIGユーザーの作成は失敗します。この問題を修正するには、次のように、マネージャ・フィールドのマッピングを削除して、Workdayユーザー信頼できるリコンシリエーション・スケジュール済ジョブを実行して、マネージャ・フィールドのマッピングを再度追加します:

Identity Self Serviceで、マネージャ・フィールドのマッピングを次のように削除します。

  1. Identity Self Serviceにログインします。
  2. ターゲット・システムに対応する認可アプリケーションを検索して、編集用に開きます。たとえば、Workdayアプリケーションを検索します。
  3. 「スキーマ」ページで、マネージャ・ログイン・リコンシリエーション・マッピングの選択を解除します。
  4. 変更を適用します。

Workdayユーザー信頼できるリコンシリエーション・スケジュール済ジョブを実行します。

Identity Self Serviceで、マネージャ・フィールドのマッピングを次のように追加します。

  1. Identity Self Serviceにログインします。
  2. ターゲット・システムに対応する認可アプリケーションを検索して、編集用に開きます。たとえば、Workdayアプリケーションを検索します。
  3. 「スキーマ」ページで、マネージャ・ログイン・リコンシリエーション・マッピングのチェック・ボックスを選択します。
  4. 変更を適用します。

Workday信頼できるユーザー・リコンシリエーション・スケジュール済ジョブでSync Tokenパラメータの値を<String>0</String>に設定し、実行します。