7 既知の問題と回避策

ここでは、Zoomコネクタに関連する既知の問題と制限事項について説明します。

既知の問題:

  1. Zoomターゲットでは、アクション・タイプ「作成」で作成されたアカウントに招待の電子メールが送信されます。このようなユーザーは、有効な期間内に招待が受け入れられるまで保留中ステータスになります。ただし、この保留中ユーザーはOIGでは「プロビジョニング済」ステータスになります。

    回避策:

    Zoomターゲットで「Pending」ステータスになっているアカウントについて、OIGでそのアカウントを同期して取り消すには、「ユーザー・リコンシリエーションの削除」ジョブを実行する必要があります。

  2. 期間内に「アクティブ化アカウント」の電子メールを承認せずに「ユーザー・リコンシリエーションの削除」ジョブを実行すると、そのOIGアカウントは取り消されます。アクティブ化の電子メールを承認すると、Zoomターゲットでユーザー・ステータスが「Active」に更新されます。

    回避策:

    OIGでこのような状況になった場合は、必ずユーザー・リコンシリエーション/完全リコンシリエーション・ジョブを実行してください。これにより、ステータスが「プロビジョニング済」の新しいアカウントが作成されます。

  3. Zoomターゲットで「Pending」ステータスになっているアカウントの取消しをOIGで開始すると、ログにエラー・メッセージが生成されます。

    回避策:

    relURLアクションをdisassociateとして更新する必要があります。詳細は、「プロビジョニング操作の実行」のガイドラインの詳細を参照してください。