2.1.1 クライアント・アプリケーションの登録

クライアント・アプリケーション(Zoomコネクタ)をターゲット・システムに登録することは、コネクタがZoom REST APIにアクセスできるように、アプリケーション・インスタンスの作成前に実行する最初のステップです。また、APIキーおよびAPIシークレットを生成してターゲット・システムに認証し、クライアント・アプリケーションへの権限とスコープを設定することも関係しています。プロビジョニング前の作業では、ターゲット・システムで次のタスクを実行します
  1. クライアント・アプリケーションをZoom Marketplaceに登録して、サービスのセキュアなサインインおよび認可を指定します。これを行うには:
    1. Zoom Marketplaceにサインインします。
    2. 右上から「Develop」を選択します。
    3. ドロップダウンから「Build App」を選択します。
    4. 「App Name」を指定して、Server to Server OAuthからアプリケーションを作成します。
  2. 「App Credentials」に、クライアント・アプリケーションの「Client ID」「Client Secret」および「Account ID」の値の詳細が表示されます。

    注意:

    これらの値はコネクタの基本構成パラメータに必要であるため、ノートにとります。
  3. 「Scope」を選択し、「Add Scope」をクリックして、クライアント・アプリケーションがターゲット・システムにアクセスするために必要な権限を追加します。

    「User」「Group」および「Role」タブで、次のことを実行します:

    1. Zoomでクライアント・アプリケーションが必要とする読取りおよび書込みのスコープを割り当てます。
    2. Zoomでクライアント・アプリケーションが必要とする次の委任スコープを割り当てます:
      • user:write:admin
      • group:write:admin
      • role:write:admin
  4. アプリケーションをアクティブ化します。