5.7.1 リコンシリエーション用のユーザー属性
Lookup.Siebel.UM.ReconAttrMap参照定義は、リソース・オブジェクト・フィールドをターゲット・システム属性にマッピングします。この参照定義は、ターゲット・リソース・ユーザー・リコンシリエーションの実行に使用されます。
この参照定義で、コード・キーにはリソース・オブジェクトのリコンシリエーション属性が含まれます。
この参照定義のコード・キー値とデコード値の形式は次のとおりです。
単一値属性の場合:
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コード・キー: リソース・オブジェクトのリコンシリエーション属性
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デコード: ATTRIBUTE_TYPE;ATTRIBUTE_NAME
この形式では:
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ATTRIBUTE_TYPEには、リコンサイルする属性のタイプを指定します。このコネクタは、ユーザー属性と従業員属性の両方のリコンシリエーションをサポートします。したがって、ATTRIBUTE_TYPEの値は
Employee、User
またはcommon
です。ここで、common
は、リコンサイルする属性がユーザー属性でもあり従業員属性でもあることを指定します。 -
ATTRIBUTE_NAMEには、ターゲット・システム属性の名前を指定します。
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複数値属性(担当と職責)の場合:
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コード・キー: RO_ATTR_NAME~CHILD_RO_ATTR_NAME
この形式で、RO_ ATTR_NAMEには親リソース・オブジェクトのリコンシエーション・フィールドを指定します。CHILD_RO_ATTR_NAMEには子リソース・オブジェクトのリコンシエーション・フィールドを指定します。
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デコード: セミコロン(;)文字で区切られた次の要素の組合せ:
ATTRIBUTE_TYPE;OBJECT_CLASS;ATTRIBUTE_NAME;TRUE_OR_FALSE
この形式では:
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ATTRIBUTE_TYPEには、リコンサイルする属性のタイプを指定します。このコネクタは、ユーザー属性と従業員属性の両方のリコンシリエーションをサポートします。したがって、ATTRIBUTE_TYPEの値は
Employee、User
またはcommon
です。ここで、common
は、リコンサイルする属性がユーザー属性でもあり従業員属性でもあることを指定します。 -
OBJECT_CLASSは、属性が格納されるオブジェクト・クラスの名前です。つまり、これがビジネス・コンポーネント名ということです。
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ATTRIBUTE_NAMEは、属性の名前です。
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TRUE_OR_FALSEは、属性がプライマリかセカンダリかを指定する際に使用されます。たとえば、値が
true
の場合、属性はプライマリ属性です。値がFalse
の場合、属性はセカンダリ属性です。
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