Oracle Big Data Managerコンソールでは、コピー・ジョブを作成することで、記憶域プロバイダ間でデータをコピーできます。
記憶域間でデータをコピーするには:
- コンソールのメニュー・バーにある「Data」をクリックして、「Data explorer」に移動します。
- まだ選択していない場合は、「Explorer」タブ(ページの左側にある)をクリックします。
- 一方のパネルで、「Storage」リストから宛先データ・プロバイダを選択して、ブレッドクラムで場所を選択するか、リストの下でドリルダウンすることでフォルダまたはコンテナにナビゲートします。次に例を示します。
- もう一方のパネルで、「Storage」ドロップダウン・リストからソース・データ・プロバイダを選択して、コピーするファイル、フォルダまたはコンテナが格納されているフォルダまたはコンテナにナビゲートします。
- 次のいずれかの操作を実行します。
- ソースからソース・ファイル、フォルダまたはコンテナをドラッグしてターゲットにドロップします。ソースからのファイルをターゲット内の1つのファイル上にドロップすると、そのファイルはコピーされるファイルに置き換わります。フォルダまたはコンテナにアイテムをドロップすると、そのアイテムはフォルダ内またはコンテナ内にコピーされます。
- コピーするアイテムを右クリックして、メニューから「Copy」を選択します。ターゲットでフォルダまたはコンテナが選択されている場合、アイテムはフォルダ内またはコンテナ内にコピーされます。ターゲットで1つのアイテムが選択されている場合、そのアイテムが置き換えられます。ターゲットで何も選択されていない場合、アイテムは現在のフォルダ内またはコンテナ内にコピーされます。
- 「Copy」
をクリックします。ターゲットでフォルダまたはコンテナが選択されている場合、アイテムはフォルダ内またはコンテナ内にコピーされます。ターゲットで1つのアイテムが選択されている場合は、そのアイテムが置き換えられます。ターゲットで何も選択されていない場合、アイテムは現在のフォルダ内またはコンテナ内にコピーされます
- 「New copy data job」ダイアログ・ボックスでは、次に説明するように値を選択または入力します。
「General」タブ
- Job name: ジョブに指定された名前。この名前に付け足すことや、別の名前に置き換えることができます。
- Job type: この読取り専用フィールドには、ジョブのタイプが示されます。ここでは、「Data transfer — import from HTTP」になります。
- Run immediately: このオプションは、今すぐ1回のみジョブを実行する場合に選択します。
- Repeated execution: このオプションは、繰返し実行するジョブの時刻と頻度をスケジュールする場合に選択します。
「Advanced」タブ
- Number of executors: ドロップダウン・リストからエグゼキュータの数を選択します。デフォルトの数は
3
です。4つ以上のノードがある場合、指定するエグゼキュータの数を増やすことで実行速度が向上します。このジョブと並行して別のSparkジョブまたはMapReduceジョブを実行する場合は、エグゼキュータの数を減らしてパフォーマンスを向上させます。
- Number of CPU cores per executor: ドロップダウン・リストからコアの数を選択します。デフォルトの数は5です。このジョブと並行して別のSparkジョブまたはMapReduceジョブを実行する場合は、コアの数を減らしてパフォーマンスを向上させます。
- Memory allocated for each execution: ドロップダウン・リストからメモリーの量を選択します。デフォルト値は、40 GBです。このジョブと並行して別のSparkジョブまたはMapReduceジョブを実行する場合は、メモリーを減らしてパフォーマンスを向上させます。
- Memory allocated for driver: ドロップダウン・リストからメモリー制限を選択します。
- Custom logging level: このオプションは、ジョブのアクティビティをログに記録して、ロギング・レベルを選択する場合に選択します。
- 「Create」をクリックします。
「Data compare job job_number created」ダイアログ・ボックスには、ジョブに関する最小限のステータス情報が表示されます。「View more details」リンクをクリックすると、コンソールの「Jobs」セクションにジョブの詳細が表示されます。
- ジョブの結果を確認します。具体的には、コンソールの「Jobs」セクションで、ページの左側にある「Comparison results」タブをクリックして、比較対象の項目について内容が同じものと異なるものを表示します。