機械翻訳について

RDSの改善

Reliable Datagram Sockets (RDS)は、InfiniBand、ループバックまたはTCPソケットなどのさまざまなトランスポートを介してデータグラムを配信するために、オーバーヘッドが低く、レイテンシが低い高性能トランスポート・プロトコルです。 この更新プログラムには、以下の注目すべき変更と機能が含まれています:

  • RDS IPv6のサポート

    IPv6アドレスの使用のサポートがカーネルRDSおよび関連モジュールに追加されました。 IPv4アドレスを使用する既存のRDSアプリケーションは正常に動作し続けることができますが、IPv6アドレスを必要とするアプリケーションでは、struct sockaddr_in6 to bind()connect()またはsendmsg()にアドレスを渡すことで対応できます。

    rds-toolslibibaclなどのユーザー・スペース・パッケージの追加更新が行われ、この機能を利用できるツールでサポートが有効になっていることが確認されています。

  • RDS大規模フラグメント・サイズの導入の改善

    複数の散布収集エントリを利用し、散布収集エントリの割り当てをPAGE_SIZEに一致させることで、RDS大規模フラグメント・サイズの実装を改善するためにパッチが適用されました。 これにより、パフォーマンスが向上し、輻輳処理の問題が解決されます。

  • デバッグ・カーネルでRDSを使用する場合のNULLポインタ間接参照の修正

    RDSコード内のデバッグ文によってNULLポインタが間接参照され、カーネルのデバッグ・バージョンでRDSを実行するとスタック・トレースが発生する可能性があります。 この修正により、デバッグ文がNULLポインタの逆参照を避けるように移動します。