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シリアル・ポート・ボー・レートが低すぎる場合は、シリアル・ポート・コンソールがクラッシュする可能性があります

ILOMコンソール・インタフェースの場合のように、物理シリアル・コンソールを使用してシステム出力をモニターするシステムでは、出力レベルが高いほど、カーネルの停止タイマー・イベントなど、プロセスがCPUスケジューラの時間を取得できないことを示すシステム動作が異常に発生する可能性があります。 これは、シリアル・コンソールの速度が低すぎる場合や、6以上のログ・レベルがシステムに構成されている場合に、通常発生します。 この問題が発生する可能性を減らすには、ログ・レベルを減らすか、最大可能なbaudレート115200のコンソールを構成します。

実行中のOracle Linux 7またはOracle Linux 8システムの現行コンソールの速度は、次のコマンドを実行して構成済シリアル・ポートに設定できます:

sudo stty -F /dev/ttyS0 speed 115200

システムのブート時に使用されるシリアル・コンソール速度を変更するには、GRUB構成を編集する必要があります。 テキスト・エディタで/etc/sysconfig/grubを編集し、GRUB_CMDLINE_LINUXで始まる行にconsole=ttyS0,115200を追加します。次に例を示します:

GRUB_CMDLINE_LINUX="crashkernel=auto resume=/dev/mapper/linux1-swap rd.lvm.lv=linux1/root \
  rd.lvm.lv=linux1/swap rhgb quiet console=ttyS0,115200"

前述の例では、シリアル・コンソールはttyS0であると想定されています。代替シリアル・ポートを使用している場合は、これを変更する必要がある場合があります。

レガシーBIOSを使用している場合は、次のブートで使用されるように、変更内容でgrub構成を更新するには、次のように実行します:

sudo grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg           

または、UEFIを使用してブートしている場合は、次を実行します:

sudo grub2-mkconfig -o /boot/efi/EFI/redhat/grub.cfg            

Oracle Serverハードウェア、またはシリアル・コンソールへのILOMインタフェースを提供するシステムを使用している場合は、ILOMのシリアル・コンソール構成を更新して、ホスト・オペレーティング・システム内で設定した速度に一致させるようにしてください。 ILOM CLIでシリアル・ポートを設定するには、次を実行します:

set /SP/serial/host pendingspeed=115200 commitpending=true              

ILOMの現在のコンソール・ポート速度を確認するには、CLIを使用して次を実行します:

show /SP/serial/host              

ILOM構成の詳細は、https://docs.oracle.com/cd/E19203-01/820-1188-12/core_ilom_managing.htmlを参照してください。

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