x86_64プラットフォーム用のOracleでサポートされているRDMAパッケージのアップグレード
OracleでサポートされているRDMAパッケージの一般的なアップグレードは、dnf updateまたはyum updateコマンドを使用して実行できます。 このプロシージャで使用されるyumコマンドは、Oracle Linux 8で使用可能なdnfコマンドと交換できます。
oracle-rdma-release
またはoracle-rdma-release-guest
パッケージがインストールされており、パッケージ・バージョンがバージョン0.18.1-1より前で、バージョン0.18.1-1以上にアップグレードする場合は、アップグレードを実行する前に、まずrdma-core-devel
パッケージを手動で削除する必要があります。 rpm -e --nodepsコマンドを使用してこのパッケージを削除し、標準のyumまたはdnfパッケージ・マネージャ制御の外部にあるパッケージを削除し、依存関係をそのままにします。たとえば:
sudo /bin/rpm -e --nodeps rdma-core-devel sudo yum update
oracle-ofed-release
またはoracle-ofed-release-guest
パッケージがインストールされている古いシステムをアップグレードし、oracle-rdma-release
またはoracle-rdma-release-guest
バージョン0.18.1-1以上にアップグレードする場合は、oracle-rdma-release
またはoracle-rdma-release-guest
パッケージのアップグレードまたはインストールを実行する前に、OFED用にインストールされた開発パッケージを手動で削除する必要があります:
sudo /bin/rpm -e --nodeps libibumad-devel libibverbs-devel librdmacm-devel libibmad-devel sudo yum install oracle-rdma-release-guest
これらのステップは、0.18.1-1より前のバージョンのoracle-rdma-release
およびoracle-rdma-release-guest
パッケージからバージョン0.18.1-1以上への遷移、またはoracle-ofed-release
バージョン0.18.1-1以降のoracle-rdma-release
への移行にのみ必要です。 これらのステップは、パッケージがバージョン0.18.1-1以降になった後のアップグレードには必要ありません。
oracle-rdma-release
またはoracle-rdma-release-guest
パッケージがインストールされていて、パッケージ・バージョンがバージョン0.31.0-1の場合は、そのパッケージが目的ではなくなったため、削除できます:sudo yum remove oracle-rdma-release*