TimesTenには、次のように、ドライバ・マネージャを使用しないアプリケーション用にODBC 2.5もサポートするODBC 3.51ドライバが用意されています。
ODBC 3.5の場合、TimesTenはODBC 3.51コア・インタフェース準拠をサポートしています。
ODBC 2.5の場合、TimesTenは拡張レベル1をサポートし、この章で示すように、拡張レベル2の機能もサポートしています。
この章では、TimesTen ODBCサポートの詳細について説明します。TimesTen 18.1での変更点と、これにより以前のバージョンのTimesTenとともに使用しているODBCアプリケーションでコードの変更が必要となることについても説明します。
また、次の追加のリソースを参照することもできます。
下位互換性および標準への準拠コンプライアンス:
ODBC 2.5とODBC 3.5の違いの概要:
その他の動作の変更:
https://docs.microsoft.com/en-us/sql/odbc/reference/develop-app/behavioral-changes
ODBC 3.xアプリケーションの記述:
https://docs.microsoft.com/en-us/sql/odbc/reference/develop-app/writing-odbc-3-x-applications
ODBC APIリファレンスのドキュメント:
https://docs.microsoft.com/en-us/sql/odbc/reference/syntax/odbc-api-reference
また、TimesTenの拡張の#include
ファイルについては、「TimesTen includeファイル」も参照してください。
この項では、TimesTen ODBC 3.5サポートに関する次のトピックについて説明します。
ODBC 3.5仕様に従って、ODBC 3.5アプリケーションはSQLAllocHandle
をコールした直後にSQLSetEnvAttr
をコールしてSQL_ATTR_ODBC_VERSION
をSQL_OV_ODBC3
に設定します。次に例を示します。
RetCode = SQLAllocHandle(SQL_HANDLE_ENV, SQL_NULL_HANDLE, &hEnv);
...
RetCode = SQLSetEnvAttr(hEnv, SQL_ATTR_ODBC_VERSION, (SQLPOINTER)SQL_OV_ODBC3, 0);
...
RetCode = SQLAllocHandle(SQL_HANDLE_DBC, hEnv, &hDbc);
...
RetCode = SQLDriverConnect(hDbc, winHandle, connStr, SQL_NTS,
outConnStr, outConnStrBufferLen,
&outConnStrLen, SQL_DRIVER_NOPROMPT);
...
重要: TimesTen 18.1はメジャー・リリースであるため、既存のODBCアプリケーションを再コンパイルして再リンクする必要があります。「以前のバージョンのTimesTenとのODBC APIの非互換性」も参照してください。また、静的ではなく動的にアプリケーションをリンクすることをお薦めします。 |
以前のTimesTenリリースは、リリース間クライアント/サーバー接続をサポートしています。つまり、クライアントのバージョンがサーバーのバージョンよりも新しいこともあれば古いこともあります(たとえば、11.2.2クライアントが11.2.1サーバーに接続したり、11.2.1クライアントが11.2.2サーバーに接続します)。
ODBC 3.5機能の変更により、クライアントがSQLSetEnvAttr
コールにSQL_ODBC_OV3
を指定して、自身がODBC 3.x準拠であることを宣言した場合(前の項を参照)、リリース18.1以上のTimesTenクライアントは古いTimesTenサーバーに接続できません。
ノート: この制限は、ODBC 2.5アプリケーションには影響しません。 |
この項では、TimesTenでサポートされているODBC 3.5の新規関数および後継関数について説明します。
表10-1 サポートされているODBC 3.5の新規関数および後継関数
関数 | ノート |
---|---|
|
|
|
コールは「Driver not capable」を返します。 |
|
ODBC 2.5関数 |
|
ODBC 2.5関数 |
|
なし |
|
ODBC 2.5関数 |
|
TimesTenは、 |
|
|
|
ODBC 2.5関数 |
|
なし |
|
なし |
|
ODBC 2.5関数 ネイティブ・エラー・コードはTimesTenのエラーです。次のようなエラーが発生する場合があります。「Execution at Oracle failed.Oracle error code
|
|
ODBC 2.5関数 ネイティブ・エラー・コードはTimesTenのエラーです。次のようなエラーが発生する場合があります。「Execution at Oracle failed.Oracle error code
|
|
なし |
|
ODBC 2.5関数 |
|
ODBC 2.5関数 |
|
なし |
|
なし |
|
ODBCアプリケーションが |
|
ODBC 2.5関数 |
TimesTenは、ODBC 3.5で新たに導入された次のデータ型をサポートしています。
SQL_C_NUMERIC
SQL_C_TYPE_DATE
SQL_C_TYPE_TIME
SQL_C_TYPE_TIMESTAMP
TimesTenは、次のデータ型をサポートしていないか、サポートが限定的です。
SQL_GUID
: TimesTenでは、このデータ型からCデータ型への変換をサポートしていません。
SQL_INTERVAL_
xxxx
: TimesTenは、間隔の型からCデータ型への変換をサポートしていません。
SQL_WCHAR
: TimesTenは、このデータ型からC数値型への変換をサポートしていません。
表10-2に、TimesTenでサポートされているODBC 3.5の標準の環境属性を示します。
表10-3に、TimesTenでサポートされているODBC 3.5 SQLSetConnectAttr
関数およびSQLGetConnectAttr
関数の標準の属性を示します。これらの関数を使用すると、初期接続後の接続属性を設定したり、それらの設定を取得できます。
「ODBC 3.5 SQLSetStmtAttrおよびSQLGetStmtAttrの属性サポート」も参照してください。これらの属性は、SQLSetConnectAttr
を使用して設定することもできます。この場合、値は接続のすべての文のデフォルトとして機能します。
TimesTen固有の属性については、「ODBC 2.5 SQLSetConnectOptionおよびSQLGetConnectOptionのオプションのサポート」を参照してください。これらの属性は、ODBC 2.5とODBC 3.5の両方でサポートされています。
ノート:
|
表10-3 標準の接続属性(ODBC 3.5)
属性 | ノート |
---|---|
|
サポートされている設定は |
|
読取り専用(取得)。値は常に |
|
読取り専用(取得)。 |
|
サポートされている設定は0。他の値に設定しても0に戻されます。 |
|
ドライバは機能しません。 |
|
サポートされている設定は |
表10-4に、TimesTenでサポートされているODBC 3.5 SQLSetStmtAttr
関数およびSQLGetStmtAttr
関数の標準の属性を示します。これらの関数を使用すると、文属性の設定を設定または取得できます。
接続に関連付けられたすべての文に対して属性のデフォルト値を設定するには、SQLSetConnectAttr
を使用します。
ノート:
|
表10-4 標準の文属性(ODBC 3.5)
属性 | ノート |
---|---|
|
なし |
|
なし |
|
サポートされている設定は |
|
サポートされている設定は |
|
なし |
|
読取り専用(取得)。 |
|
読取り専用(取得)。 |
|
サポートされている設定は |
|
なし |
|
なし |
|
なし |
|
なし |
|
なし |
|
なし |
|
なし |
|
なし |
|
なし |
|
なし |
SQLColAttribute
関数は、結果セット内の列の記述子情報を返します。
この関数および標準的な列記述子の詳細は、ODBC APIのリファレンス・マニュアルを参照してください。
ノート: これにより、ODBC 2.5のSQLColAttributes (複数形)が置き換えられます。 |
表10-5に、TimesTen固有のフィールド識別子を示します。
表10-5 TimesTenフィールド識別子: SQLColAttribute (ODBC 3.5)
記述子 | コメント/説明 |
---|---|
インライン・データを備えた列の場合は |
|
キャラクタ型列において、バイト長セマンティクスを備えた列の場合は"BYTE"を、キャラクタ長セマンティクスを備えた列の場合は"CHAR"を返します。キャラクタ以外の列の場合は、""を返します。この情報は、 この情報は、データ長がバイト単位またはキャラクタ単位のいずれで測定されるかを示しています。TimesTenにおける長さセマンティクスは、Oracle Databaseの場合と同じです。詳細は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』の長さセマンティクスに関する説明を参照してください。 |
この項では、ODBC関数SQLGetInfo
の標準およびTimesTen固有の情報型がTimesTen ODBC 3.5の実装でどのようにサポートされているかを説明します。
表10-6に、ODBC 3.0で導入されたか、名前変更された標準の情報型がTimesTenでどのようにサポートされているかを示します。TimesTen固有の正しい戻り値に留意してください。
標準の情報については、次の場所を参照してください。
https://docs.microsoft.com/en-us/sql/odbc/reference/syntax/sqlgetinfo-function
「ODBC 2.5 SQLGetInfo用の情報型のサポート」も参照してください。これらの情報型は、TimesTen ODBC 3.5ドライバによって引き続きサポートされています(記載のとおり、名前が一部変更されています)。
表10-6 TimesTenでの標準の情報型のサポート: SQLGetInfo (ODBC 3.5)
情報型 | ノートとTimesTenから返される正しい値 |
---|---|
|
0: 環境オブジェクトはヒープから割り当てられます。 |
|
|
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0: |
|
|
|
|
|
0: SQL文のバッチはサポートされていません。 |
|
0: SQL文のバッチはサポートされていません。 |
|
0: 修飾子としてのカタログ名はサポートされていません。 ODBC 2.5の |
|
N: 修飾子としてのカタログ名はサポートされていません。 |
|
ODBC 2.5の |
|
データ・ストア ODBC 2.5の |
|
0: カタログはサポートされていません。 ODBC 2.5の |
|
ノート: TimesTenにはデフォルトの文字セットがないため、デフォルトの文字セットのデフォルトの照合は適用できません。 |
|
0: |
|
0: |
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0: |
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0: |
|
0: |
|
0: |
|
0: |
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0: |
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0: |
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0: |
|
0: |
|
サポートされている句を判断するために、次のようになっています。
一時表を作成できることを指定するために、次のようになっています。
列制約を作成できることを指定するために、次のようになっています。
|
|
0: |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
"Y": パラメータを記述できます。 |
|
|
|
ドライバ記述子ハンドルへのポインタ。 |
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0: |
|
0: |
|
0: |
|
0: |
|
0: |
|
|
|
0: |
|
|
|
なし: 動的カーソルはサポートされていません。 |
|
なし: 動的カーソルはサポートされていません。 |
|
|
|
|
|
|
|
なし: |
|
|
|
N ODBC 2.5の |
|
なし: キーセット・カーソルはサポートされていません。 |
|
なし: キーセット・カーソルはサポートされていません。 |
|
「ODBC 3.5のTimesTen SQLキーワード」を参照してください。 |
|
0: 非同期モードでは同時にアクティブな文の数に制限はありません。 |
別名 |
0: 特定の最大長はありません。 ODBC 2.5の |
別名 |
0: ヒープから割り当てられ、同時実行性に対する制限はありません。 ODBC 2.5の |
別名 |
ODBC 2.5の |
別名 |
|
|
N |
別名 |
ODBC 2.5の |
|
|
|
|
|
|
|
所有者 ODBC 2.5の |
|
ODBC 2.5の |
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|
|
なし: Datetimeスカラー関数はサポートされていません。 |
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|
|
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|
|
|
|
|
|
|
なし: 行値のコンストラクタ式はサポートされていません。 |
|
なし: 文字列スカラー関数はサポートされていません。 |
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|
|
なし: ドライバはCLI標準に準拠していません。 |
|
|
|
|
|
|
|
ODBC 2.5の |
|
|
表10-7に、TimesTen固有の情報型を示します。
表10-7 TimesTen情報型: SQLGetInfo
情報型 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
|
システム障害やアプリケーション障害などが原因でデータベースが無効な状態にある場合は1を返します。そうでない場合は、0を返します。 ノート: エラー846やエラー994などの致命的なエラーは、TimesTenデータベースを無効にし、この項目を1に設定します。 |
|
|
データベースの文字セットの名前を返します。 |
|
|
データベースの文字セットのキャラクタの最大サイズをバイト単位で返します。 |
|
ビット・マスク |
プラットフォーム情報を示すビット・マスクを返します。64ビット・プラットフォームでは、ビット0の値は1です。ビット1は、ビッグエンディアンの場合は値1を、リトルエンディアンの場合は値0を持ちます。 |
|
|
レプリケーションが失敗した状態の場合は1を、そうでない場合は0を返します。 詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database開発者および管理者ガイド』のサブスクライバ機能に関する説明を参照してください。 |
SQLGetInfo
コールでSQL_KEYWORDS
に返されるTimesTen SQLキーワードのリストは、TimesTen ODBC 3.5サポートでもODBC 2.5サポートの場合と同じです。「ODBC 2.5のTimesTen SQLキーワード」を参照してください。
TimesTen予約語のリストとは異なります。そのリストについては、『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス』の予約語に関する項を参照してください。
この項では、TimesTen 2.5サポートに関する次のトピックについて説明します。
ドライバ・マネージャを使用しないODBC 2.5アプリケーションは、引き続きSQLAllocEnv
へのコールを介してTimesTen 18.1 ODBCドライバと連動します。
重要: TimesTen 18.1はメジャー・リリースであるため、既存のODBCアプリケーションを再コンパイルして再リンクする必要があります。「以前のバージョンのTimesTenとのODBC APIの非互換性」も参照してください。また、静的ではなく動的にアプリケーションをリンクすることをお薦めします。 |
この項では、TimesTenでサポートされているODBC 2.5関数をリストします。
ノート:
|
表10-8 サポートされているODBC 2.5関数
関数 | ノート |
---|---|
|
なし |
|
なし |
|
なし |
|
なし |
|
「SQLBindParameter関数」を参照してください。 |
|
シグナル・ハンドラから |
|
「ODBC 2.5 SQLColAttributes用の列記述子のサポート」を参照してください。 また、「変更されたODBC 2.5関数シグネチャ」も参照してください。 |
|
コールは「driver not capable」を返します。 |
|
カタログ関数の場合、TimesTenは修飾子として空の文字列または |
|
W関数のTimesTen名に注意してください。 |
|
ドライバ・マネージャを使用しているプログラムでのみ使用できます。 |
|
なし |
|
なし |
|
なし |
|
なし |
|
ドライバ・マネージャを使用しているプログラムでのみ使用できます。 |
|
ネイティブ・エラー・コードはTimesTenのエラーです。次のようなエラーが発生する場合があります。「Execution at Oracle failed.Oracle error code
|
|
|
|
TimesTenでは、非同期式の文の実行はサポートしていません。(この章で後述するように、TimesTenでは |
|
これ以上返す行がない場合、リターン・コードは
|
|
カタログ関数の場合、TimesTenは修飾子として空の文字列または |
|
なし |
|
なし |
|
なし |
|
「ODBC 2.5 SQLSetConnectOptionおよびSQLGetConnectOptionのオプションのサポート」を参照してください。 また、「変更されたODBC 2.5関数シグネチャ」も参照してください。 |
|
カーソル名の設定または取得はできますが、参照はできません(位置を指定した更新または削除を行う |
|
「Avoid SQLGetData」を参照してください。 |
|
なし |
|
「ODBC 2.5 SQLGetInfo用の情報型のサポート」を参照してください。 また、「変更されたODBC 2.5関数シグネチャ」も参照してください。 |
|
「ODBC 2.5 SQLSetStmtOptionおよびSQLGetStmtOptionのオプションのサポート」を参照してください。 また、「変更されたODBC 2.5関数シグネチャ」も参照してください。 |
|
カタログ関数の場合、TimesTenは修飾子として空の文字列または |
|
なし |
|
なし |
|
なし |
|
なし |
|
「変更されたODBC 2.5関数シグネチャ」を参照してください。 |
|
なし |
|
カタログ関数の場合、TimesTenは修飾子として空の文字列または |
|
カタログ関数の場合、TimesTenは修飾子として空の文字列または |
|
カタログ関数の場合、TimesTenは修飾子として空の文字列または |
|
なし |
|
標準の機能に加えて、これはTimesTenキャッシュ・グループでも使用されます。「キャッシュ・グループの管理」を参照してください。 |
|
次の項にある「ODBC 2.5 SQLSetConnectOptionおよびSQLGetConnectOptionのオプションのサポート」を参照してください。 また、「変更されたODBC 2.5関数シグネチャ」も参照してください。 |
|
カーソル名の設定または取得はできますが、参照はできません(位置を指定した更新または削除を行う |
|
これは、ODBC 2.0では |
|
コールは「driver not capable」を返します。 |
|
「ODBC 2.5 SQLSetStmtOptionおよびSQLGetStmtOptionのオプションのサポート」を参照してください。 また、「変更されたODBC 2.5関数シグネチャ」も参照してください。 |
|
TimesTenでは、 カタログ関数の場合、TimesTenは修飾子として空の文字列または |
|
カタログ関数の場合、TimesTenは修飾子として空の文字列または |
|
コールは「driver not capable」を返します。 |
|
カタログ関数の場合、TimesTenは修飾子として空の文字列または |
|
なし |
表10-9に、TimesTenでサポートされているODBC 2.5 SQLSetConnectOption
関数およびSQLGetConnectOption
関数の標準のオプションを、サポートに関するノートとともに示します。表10-10に、TimesTen固有のオプションを示します。これらの関数を使用すると、初期接続後の接続オプションを設定したり、それらの設定を取得できます。オプションの中には、表に示すように、接続プロセス中に設定できる接続属性と対応するものもあります。
「ODBC 2.5 SQLSetStmtOptionおよびSQLGetStmtOptionのオプションのサポート」も参照してください。これらのオプションは、SQLSetConnectOption
を使用して設定することもできますが、その場合、設定した値は接続時のすべての文に対するデフォルトになります。
ノート:
|
表10-9 標準の接続オプション(ODBC 2.5)
オプション | ノート |
---|---|
|
なし |
|
「変更されたODBC 2.5関数シグネチャ」を参照してください( |
|
なし |
|
ドライバ・マネージャを使用しているプログラムでサポートされています |
|
ドライバ・マネージャを使用しているプログラムでサポートされています |
|
ドライバ・マネージャを使用しているプログラムでサポートされています |
プリフェッチと分離レベルの関係の詳細は、複数のデータ行のプリフェッチを参照してください。また、Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイドの分離およびロックによる並行性制御に関する説明およびOracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンスの分離に関する説明も参照してください。 |
表10-10 TimesTen接続オプション(ODBC 2.5)
オプション | ノート |
---|---|
|
これはクライアント/サーバー専用で、 また、タイムアウト値間の関係については、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のSQLとPL/SQLのタイムアウト値の選択に関する項も参照してください。 |
|
『Oracle TimesTen Application-Tier Database Cacheユーザーズ・ガイド』の動的ロードの構成に関する説明を参照してください。これには、 |
|
Oracle TimesTen Application-Tier Database Cacheユーザーズ・ガイドの動的ロード・エラーを返すを参照してください。これには、 |
|
読取り専用(取得)。これは、データベースがTimesTen Scaleoutに対して有効なTimesTenインスタンスからのものかどうかを示します。 |
|
「グローバリゼーション・オプションの設定」を参照してください。これには、 |
|
「グローバリゼーション・オプションの設定」を参照してください。これには、 |
|
「グローバリゼーション・オプションの設定」を参照してください。これには、 |
|
読取り専用(取得)。「自動クライアント・フェイルオーバーの構成」を参照してください。これは、TimesTen接続属性 |
|
問合せのパフォーマンスを最適化するには、 |
|
「アプリケーションでの自動クライアント・フェイルオーバーの使用」を参照してください。この属性はクライアント専用です。TimesTen直接モードで使用しようとすると、 |
|
「レプリケーションで使用する機能」を参照してください。パラレル・レプリケーションを使用し、レプリケーション・トラックを指定するODBCアプリケーションの場合、これは接続のトラック番号を指定する |
|
読取り専用(取得)。「自動クライアント・フェイルオーバーの構成」を参照してください。これは、TimesTen接続属性 |
|
読取り専用(取得)。
これは、クライアント接続にのみ関係します。 |
表10-11に、TimesTenでサポートされているODBC 2.5 SQLSetStmtOption
関数およびSQLGetStmtOption
関数の標準のオプションを、サポートに関するノートとともに示します。表10-12に、TimesTen固有のオプションを示します。これらの関数を使用すると、文オプションの設定を設定または取得できます。
接続に関連付けられているすべての文のオプションのデフォルト値を設定するには、SQLSetConnectOption
を使用します。
ノート: SQLSetConnectOption またはSQLSetStmtOption を使用したオプション設定は、対応する接続属性の設定よりも優先されます(該当する場合)。 |
表10-11 標準の文オプション(ODBC 2.5)
オプション | ノート |
---|---|
|
「変更されたODBC 2.5関数シグネチャ」を参照してください。 |
|
なし |
|
「SQL文のタイムアウト期間の設定」を参照してください。 |
ノート: SQL_MAX_LENGTH オプションは設定できますが、指定した値はすべて0で上書きされます(すべての使用可能なデータが返されます)。 |
表10-12 TimesTen文のオプション(ODBC 2.5)
オプション | ノート |
---|---|
|
「複数のデータ行のプリフェッチ」を参照してください。 |
|
「SQL文のしきい値期間の設定」を参照してください。これは、SQL文の時間のしきい値(秒単位)を指定するためのオプションで、経過後にTimesTenによってサポート・ログに警告が書き込まれます。 |
|
コマンドはその他の接続と共有されません。『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』のPrivateCommandsに関する項を参照してください。 |
特定の準備済の文がTimesTen Cacheのパススルー機能によってOracle Databaseにパススルーされるかどうかを決定します。 ノート: TimesTenでは、このオプションは 「パススルー・ステータスの確認」を参照してください。『Oracle TimesTen Application-Tier Database Cacheユーザーズ・ガイド』のパススルー・レベルの設定に関する説明も参照してください。 |
SQLColAttributes
関数は、結果セット内の列の記述子情報を返します。
この関数および標準的な列記述子の詳細は、ODBC APIのリファレンス・マニュアルを参照してください。
表10-13に、TimesTen固有の列記述子を示します。
表10-13 TimesTen列記述子: SQLColAttributes
記述子 | コメント/説明 |
---|---|
インライン・データを備えた列の場合は |
|
キャラクタ型列において、バイト長セマンティクスを備えた列の場合は"BYTE"を、キャラクタ長セマンティクスを備えた列の場合は"CHAR"を返します。キャラクタ以外の列の場合は、""を返します。この情報は、 この情報は、データ長がバイト単位またはキャラクタ単位のいずれで測定されるかを示しています。TimesTenにおける長さセマンティクスは、Oracle Databaseの場合と同じです。詳細は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』の長さセマンティクスに関する説明を参照してください。 |
この項では、ODBC関数SQLGetInfo
の情報型がTimesTen ODBC 2.5の実装でどのようにサポートされているかを説明します。
表10-14に、ODBC 1.0および2.0で導入された標準の情報型と、TimesTen ODBC 2.5実装でサポートされているODBC 3.0情報型(表のとおり)がTimesTenでどのようにサポートされているかを示します。TimesTen固有の正しい戻り値に留意してください。
ODBC 3.5とODBC 2.5の両方でサポートされているTimesTen固有の情報型については、「ODBC 3.5 SQLGetInfo用の情報型のサポート」を参照してください。
表10-14 TimesTenでの標準の情報型のサポート: SQLGetInfo (ODBC 2.5)
情報型 | ノートとTimesTenから返される正しい値 |
---|---|
|
Y |
|
Y |
|
|
|
0: ヒープから割り当てられ、同時実行性に対する制限はありません。 |
|
TimesTen ODBC 2.5実装でサポートされているODBC 3.0情報型。「ODBC 3.5 SQLGetInfo用の情報型のサポート」を参照してください。 |
|
|
|
0: ブックマークは、いずれの操作でも持続しません。 |
|
Y |
|
|
|
|
|
0: |
|
TimesTen ODBC 2.5実装でサポートされているODBC 3.0情報型。「ODBC 3.5 SQLGetInfo用の情報型のサポート」を参照してください。 |
|
TimesTen ODBC 2.5実装でサポートされているODBC 3.0情報型。「ODBC 3.5 SQLGetInfo用の情報型のサポート」を参照してください。 |
|
TimesTen ODBC 2.5実装でサポートされているODBC 3.0情報型。「ODBC 3.5 SQLGetInfo用の情報型のサポート」を参照してください。 |
|
|
|
TimesTen ODBC 2.5実装でサポートされているODBC 3.0情報型。「ODBC 3.5 SQLGetInfo用の情報型のサポート」を参照してください。 |
|
|
|
|
|
"": 空の文字列。 |
|
N |
|
TimesTen ODBC 2.5実装でサポートされているODBC 3.0情報型。「ODBC 3.5 SQLGetInfo用の情報型のサポート」を参照してください。 |
|
|
|
ドライバ接続ハンドルへのポインタ。 |
|
ドライバ環境ハンドルへのポインタ。 |
|
ノート: ドライバ・マネージャを使用すると、TimesTenライブラリへのポインタが返されます。 |
|
ドライバ文ハンドルへのポインタ。 |
|
ご使用のプラットフォームのTimesTen ODBCドライバ・ライブラリのファイル名。 |
|
ODBC 3.5の場合は3.51、ODBC 2.5の場合は2.50です。 |
|
TimesTenのバージョンを示す文字列。たとえば、TimesTenリリース18.1の場合: 18.01.0001.0001 Oracle TimesTen version 18.1.4.1.0。 |
|
TimesTen ODBC 2.5実装でサポートされているODBC 3.0情報型。「ODBC 3.5 SQLGetInfo用の情報型のサポート」を参照してください。 |
|
Y |
|
|
|
|
|
|
|
SELECT dept, MAX(salary) FROM employee GROUP BY dept, age; |
|
|
|
""": 1つの引用符(引用符文字)を含む文字列。 |
|
「ODBC 2.5のTimesTen SQLキーワード」を参照してください。 |
|
Y |
|
16384 |
|
|
別名 |
|
別名 |
|
|
|
別名 |
|
別名 |
|
別名 |
|
別名 |
18 |
|
4194304 |
|
|
|
|
|
0: 特定の最大長はありません。 |
|
4194304 |
別名 |
|
別名 |
|
別名 |
|
別名 |
|
|
N |
|
Y |
|
N |
|
|
|
|
|
|
|
N |
|
N/A。ドライバ・マネージャによって実装されます。 |
別名 |
|
|
Y |
|
Y |
|
所有者 |
|
|
|
TimesTen ODBC 2.5実装でサポートされているODBC 3.0情報型。「ODBC 3.5 SQLGetInfo用の情報型のサポート」を参照してください。 |
|
TimesTen ODBC 2.5実装でサポートされているODBC 3.0情報型。「ODBC 3.5 SQLGetInfo用の情報型のサポート」を参照してください。 |
|
0: スクロール可能カーソルはサポートされていません。 |
|
プロシージャ |
|
Y |
|
0: 修飾子としてのカタログ名はサポートされていません。 |
|
|
|
データ・ストア |
|
0: カタログはサポートされていません。 |
|
|
|
N |
|
|
|
\\ |
|
"": 空の文字列。 |
|
#@$: 特殊文字を示す文字列。 |
|
TimesTen ODBC 2.5実装でサポートされているODBC 3.0情報型。「ODBC 3.5 SQLGetInfo用の情報型のサポート」を参照してください。 |
|
TimesTen ODBC 2.5実装でサポートされているODBC 3.0情報型。「ODBC 3.5 SQLGetInfo用の情報型のサポート」を参照してください。 |
|
|
|
|
|
|
|
表 |
|
|
|
|
|
|
別名 |
|
別名 |
|
|
|
|
実行時に、ユーザー名が含まれている文字列を返します。 |
ノート: InfoType 値としてSQL_DRIVER_HDBC 、SQL_DRIVER_HENV またはSQL_DRIVER_HSTMT を使用する場合は、「変更されたODBC 2.5関数シグネチャ」を参照してください。 |
この項では、SQLGetInfo
コールでSQL_KEYWORDS
に対して返されるTimesTen SQLキーワードを示します。
TimesTen予約語のリストとは異なります。そのリストについては、『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス』の予約語に関する項を参照してください。
ABS、ACCOUNT、ACTIVE、ADDMONTHS、ADMIN、AFFINITY、AGENT、AGING、ALLOW、ASCIISTR、ASYNCHRONOUS、AUTHID、AUTOREFRESH、AWT、BATCH、BIG、BIGINT、BINARY、BINARY_DOUBLE、BINARY_DOUBLE_INFINITY、BINARY_DOUBLE_NAN、BINARY_FLOAT、BINARY_FLOAT_INFINITY、BINARY_FLOAT_NAN、BITAND、BITMAP、BITNOT、BITOR、BITXOR、BLOB、BODY、BYTE、BYTES、CACHE、CACHEONLY、CACHE_MANAGER、CALL、CHECKING、CHR、CLOB、COLUMNAR、COMMITTED、COMPILE、COMPLETE、COMPRESS、CONCAT、CONFLICT、CONFLICTS、CS、CUBE、CURRENT_SCHEMA、CURRVAL、CYCLE、DATASTORE、DATASTORE_OWNER、DAYS、DEBUG、DECODE、DEFINED、DEFINER、DEFINITION、DELETE_FT、DESTROY、DICTIONARY、DIRECTORY、DISABLE、DISTRIBUTE、DUPLICATE、DURABLE、DURATION、DYNAMIC、ELEMENT、ENABLE、ENCRYPTED、ENDSEQ、EVERY、EXACT、EXCLUDE、EXIT、EXPIRE、EXTERNALLY、FACTOR、FAILTHRESHOLD、FAST、FIRST_VALUE、FLUSH、FOLLOWING、FORCE、FORMAT、FUNCTION、GETDATE、GRID、GROUPING、GROUPING_ID、GROUP_ID、HASH、HEARTBEAT、HIERARCHY、HOURS、ID、IDENTIFIED、IGNORE、INCREMENT、INCREMENTAL、INFINITE、INLINE、INSERTONLY、INSTANCE、INSTR、INSTR4、INSTRB、LAST_VALUE、LATENCY、LENGTH、LENGTH4、LENGTHB、LIBRARY、LIFETIME、LIMIT、LIMIT_FT、LOAD、LOAD_FT、LOCK、LOG、LONG、LRU、MASTER、MASTERIP、MATCHED、MATERIALIZED、MAXVALUE、MAXVALUES、MERGE、MIGRATORY、MILLISECOND、MILLISECONDS、MINUS、MINUTES、MINVALUE、MOD、MODE、MODIFY、MULTI、NAME、NAN、NCHAR_CS、NCHR、NCLOB、NEXTVAL、NLSSORT、NOBATCH、NOCACHE、NOCYCLE、NOMAXVALUE、NOMINVALUE、NONDURABLE、NOORDER、NOWAIT、NULLS、NUMBER、NUMTODSINTERVAL、NUMTOYMINTERVAL、NVARCHAR、NVARCHAR2、NVL、OFF、OPTIMIZED、ORACLE、ORA_CHAR、ORA_DATE、ORA_FLOAT、ORA_NCHAR、ORA_NVARCHAR2、ORA_SYSDATE、ORA_TIMESTAMP、ORA_VARCHAR2、OUT、OVER、PACKAGE、PAGES、PAIR、PARALLEL、PARTITION、PASSWORD、PAUSED、PLSQL_WARNINGS、PORT、PRECEDING、PRIORITY、PRIVATE、PROPAGATE、PROPAGATOR、PUBLICREAD、PUBLICROW、QUIT、RANGE、RC、READERS、READONLY、RECEIPT、REFERENCE、REFRESH、REFRESH_FT、RELAXED、RELEASE、RENAME、REPLACE、REPLICATION、REPORT、REPORTING、REQUEST、RESUME、RETURN、RETURNING、REUSE、RLE、ROLLUP、ROUTE、ROW、ROWID、ROWIDONLY、ROWNUM、RR、RTRIM、RU、SECONDS、SELF、SEQBATCH、SEQCACHE、SEQUENCE、SERVICES、SETS、SETTINGS、SPECIFICATION、SQL_TSI_DAY、SQL_TSI_FRAC_SECOND、SQL_TSI_HOUR、SQL_TSI_MINUTE、SQL_TSI_MONTH、SQL_TSI_QUARTER、SQL_TSI_SECOND、SQL_TSI_WEEK、SQL_TSI_YEAR、STANDARD、STANDBY、START、STARTSEQ、STATE、STATIC、STOPPED、STORE、SUBSCRIBER、SUBSCRIBERIP、SUBSTR、SUBSTR4、SUBSTRB、SUSPEND、SYNCHRONOUS、SYNONYM、SYSDATE、SYSDBA、SYSTEM、TAG、TIMEOUT、TIMESTAMPADD、TIMESTAMPDIFF、TINYINT、TO_BLOB、TO_CHAR、TO_CLOB、TO_DATE、TO_LOB、TO_NCLOB、TO_NUMBER、TO_TIMESTAMP、TRAFFIC、TRANSMIT、TREE、TRUNC、TRUNCATE、TRUSTED、TT_BIGINT、TT_BINARY、TT_CHAR、TT_DATE、TT_DECIMAL、TT_HASH、TT_INT、TT_INTEGER、TT_INTERVAL、TT_NCHAR、TT_NVARCHAR、TT_SMALLINT、TT_SYSDATE、TT_TIME、TT_TIMESTAMP、TT_TINYINT、TT_VARBINARY、TT_VARCHAR、TWOSAFE、UID、UNBOUNDED、UNISTR、UNLOAD、UNLOCK、USE、USERMANAGED、VARBINARY、VARCHAR2、WAIT、WRAPPED、WRITETHROUGH、XLA、XML、XYZZY
TimesTen 18.1リリースでは、以前のバージョンのTimesTenで使用していたODBCアプリケーションに影響を与える変更が導入されています。
TimesTenドライバはODBCに準拠していますが、このリリースでは、LinuxおよびUNIXプラットフォームにTimesTenをインストールした場合、include
ディレクトリに最新のODBCヘッダー・ファイルが用意されています。
64ビットとの互換性を確保するために、ODBCデータ型および関数を更新するように変更が行われました。
これらの変更およびその他の変更により、任意のプラットフォームでコードの変更が必要になる場合があります。ODBCアプリケーションのコード更新を必要とするODBC変更は、次のカテゴリに分類されます。
ODBC関数の変更
関数シグネチャの変更: 64ビット・プログラミング用にいくつかの関数シグネチャが変更されました。
オプションまたは属性値のサイズに対する変更: これは、接続オプション、文オプション、列属性、またはドライバとデータソース情報に関して、渡すか返す値のことです。これらは、次に示す状況では64ビット値になりました。
ODBCデータ型の変更
重要: 必要なコード変更が使用中のアプリケーションには適用対象外でも、TimesTen 18.1リリースを最初に使用するときに、既存のODBCアプリケーションを再コンパイルして再リンクする必要があります。 |
既存のTimesTen ODBCアプリケーションでこれらの項で説明する機能を使用する場合は、必要に応じてアプリケーションを更新する必要があります。
以前のリリースのTimesTenでは、次のようなODBC 3.5機能を部分的にサポートしていました。
ハンドルの割当て方法
診断レコード
ワイド・キャラクタ関数
ハンドルの属性の設定関数および取得関数
SQLColAttribute
SQLCloseCursor
やSQLEndTran
など、2.5の機能に直接マップされるその他の関数
表10-15に示す関数では、表に記載のとおり、シグネチャや属性値のサイズが変更されているため、ODBC 3.5アプリケーションのコードを更新する必要があります。属性値のサイズは、接続属性および文属性に関して、渡すか返す値に適用されます。
ノート:
|
表10-15 ODBC 3.5関数の変更点
関数 | シグネチャ変更 | オプションおよび属性値のサイズ変更 |
---|---|---|
|
該当なし |
UNIXプラットフォーム: 次の SQL_DESC_AUTO_UNIQUE_VALUE SQL_DESC_CASE_SENSITIVE SQL_DESC_CONCISE_TYPE SQL_DESC_COUNT SQL_DESC_DISPLAY_SIZE SQL_DESC_FIXED_PREC_SCALE SQL_DESC_LENGTH SQL_DESC_NULLABLE SQL_DESC_NUM_PREC_RADIX SQL_DESC_OCTET_LENGTH SQL_DESC_PRECISION SQL_DESC_SCALE SQL_DESC_SEARCHABLE SQL_DESC_TYPE SQL_DESC_UNNAMED SQL_DESC_UNSIGNED SQL_DESC_UPDATABLE |
|
ノート: TimesTen固有の属性(接頭辞 |
UNIXプラットフォーム: 次の属性の場合、64ビット値が SQL_ATTR_ASYNC_ENABLE SQL_ATTR_ENLIST_IN_DTC SQL_ATTR_ODBC_CURSORS SQL_ATTR_QUIET_MODE |
|
*ValuePtrは、取得する属性に応じて ノート: TimesTen固有の属性(接頭辞 |
UNIXプラットフォーム: 次の属性の場合、64ビット値が SQL_ATTR_APP_PARAM_DESC SQL_ATTR_APP_ROW_DESC SQL_ATTR_ASYNC_ENABLE SQL_ATTR_CONCURRENCY SQL_ATTR_CURSOR_SCROLLABLE SQL_ATTR_CURSOR_SENSITIVITY SQL_ATTR_CURSOR_TYPE SQL_ATTR_ENABLE_AUTO_IPD SQL_ATTR_FETCH_BOOKMARK_PTR SQL_ATTR_ROWS_FETCHED_PTR SQL_ATTR_IMP_PARAM_DESC SQL_ATTR_IMP_ROW_DESC SQL_ATTR_KEYSET_SIZE SQL_ATTR_MAX_LENGTH SQL_ATTR_MAX_ROWS SQL_ATTR_METADATA_ID SQL_ATTR_NOSCAN SQL_ATTR_PARAM_BIND_OFFSET_PTR SQL_ATTR_PARAM_BIND_TYPE SQL_ATTR_PARAM_OPERATION_PTR SQL_ATTR_PARAM_STATUS_PTR SQL_ATTR_PARAMS_PROCESSED_PTR SQL_ATTR_PARAMSET_SIZE SQL_ATTR_QUERY_TIMEOUT SQL_ATTR_RETRIEVE_DATA SQL_ATTR_ROW_ARRAY_SIZE SQL_ATTR_ROW_BIND_OFFSET_PTR SQL_ATTR_ROW_NUMBER SQL_ATTR_ROW_OPERATION_PTR SQL_ATTR_ROW_STATUS_PTR SQL_ATTR_SIMULATE_CURSOR SQL_ATTR_USE_BOOKMARKS |
|
ノート: TimesTen固有の属性(接頭辞 |
UNIXプラットフォーム: 次の属性の場合、64ビット値が SQL_ATTR_ASYNC_ENABLE SQL_ATTR_ENLIST_IN_DTC SQL_ATTR_ODBC_CURSORS SQL_ATTR_QUIET_MODE |
|
ノート: TimesTen固有の属性(接頭辞 |
UNIXプラットフォーム: 次の属性の場合、64ビット値が SQL_ATTR_APP_PARAM_DESC SQL_ATTR_APP_ROW_DESC SQL_ATTR_ASYNC_ENABLE SQL_ATTR_CONCURRENCY SQL_ATTR_CURSOR_SCROLLABLE SQL_ATTR_CURSOR_SENSITIVITY SQL_ATTR_CURSOR_TYPE SQL_ATTR_ENABLE_AUTO_IPD SQL_ATTR_FETCH_BOOKMARK_PTR SQL_ATTR_IMP_PARAM_DESC SQL_ATTR_IMP_ROW_DESC SQL_ATTR_KEYSET_SIZE SQL_ATTR_MAX_LENGTH SQL_ATTR_MAX_ROWS SQL_ATTR_METADATA_ID SQL_ATTR_NOSCAN SQL_ATTR_PARAM_BIND_OFFSET_PTR SQL_ATTR_PARAM_BIND_TYPE SQL_ATTR_PARAM_OPERATION_PTR SQL_ATTR_PARAM_STATUS_PTR SQL_ATTR_PARAMS_PROCESSED_PTR SQL_ATTR_PARAMSET_SIZE SQL_ATTR_QUERY_TIMEOUT SQL_ATTR_RETRIEVE_DATA SQL_ATTR_ROW_ARRAY_SIZE SQL_ATTR_ROW_BIND_OFFSET_PTR SQL_ATTR_ROW_NUMBER SQL_ATTR_ROW_OPERATION_PTR SQL_ATTR_ROW_STATUS_PTR SQL_ATTR_ROWS_FETCHED_PTR SQL_ATTR_SIMULATE_CURSOR SQL_ATTR_USE_BOOKMARKS |
表10-16に示す関数では、表に記載のとおり、シグネチャが変更されていたり、オプションや属性値のサイズが変更されているため、ODBC 2.5アプリケーションのコードを更新する必要があります。オプションまたは属性値のサイズは、接続オプション、文オプション、列属性、またはドライバとデータソース情報に関して、渡すか返す値に適用されます。
表10-16 ODBC 2.5関数の変更点
関数 | シグネチャ変更 | オプションおよび属性値のサイズ変更 |
---|---|---|
|
該当なし |
LinuxおよびUNIXプラットフォーム: SQL_COLUMN_COUNT SQL_COLUMN_DISPLAY_SIZE SQL_COLUMN_LENGTH SQL_DESC_AUTO_UNIQUE_VALUE SQL_DESC_CASE_SENSITIVE SQL_DESC_CONCISE_TYPE SQL_DESC_FIXED_PREC_SCALE SQL_DESC_SEARCHABLE SQL_DESC_UNSIGNED SQL_DESC_UPDATABLE |
|
ノート: TimesTen固有のオプション(接頭辞 |
LinuxおよびUNIXプラットフォーム: オプション |
|
該当なし |
LinuxおよびUNIXプラットフォーム: SQL_DRIVER_HDBC SQL_DRIVER_HENV SQL_DRIVER_HSTMT |
|
ノート: TimesTen固有のオプション(接頭辞 |
LinuxおよびUNIXプラットフォーム: 次のオプションの場合、 SQL_KEYSET_SIZE SQL_MAX_LENGTH SQL_MAX_ROWS SQL_ROWSET_SIZE |
|
LinuxおよびUNIXプラットフォーム: |
該当なし |
|
ノート: TimesTen固有のオプション(接頭辞 |
LinuxおよびUNIXプラットフォーム: オプション |
|
TimesTenでは、スクロール可能カーソルはサポートされていません。この関数は、「Driver not capable」エラー(S1C00)を返します。 ノート: |
該当なし |
|
ノート: TimesTen固有のオプション(接頭辞 |
LinuxおよびUNIXプラットフォーム: 次のオプションの場合、 SQL_KEYSET_SIZE SQL_MAX_LENGTH SQL_MAX_ROWS SQL_ROWSET_SIZE |
表10-17に、ODBCアプリケーションのコード更新を必要とするデータ型変更の概要を示します。
表10-17 変更されたODBC 2.5データ型
データ型 | 説明 |
---|---|
HANDLE HINSTANCE |
LinuxおよびUNIXプラットフォーム: これらのデータ型は |
SQLROWCOUNT SQLROWSETSIZE SQLTRANSID |
これらのデータ型は非推奨になりました。かわりに |
SQLROWOFFSET |
このデータ型は非推奨になりました。かわりに |
SQLSETPOSIROW |
LinuxおよびUNIXプラットフォーム: このデータ型は |