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Oracle® TimesTen In-Memory Database PL/SQLパッケージ・リファレンス
リリース18.1
E98624-03
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3 DBMS_LOCK

DBMS_LOCKパッケージでは、ロック管理サービスへのインタフェースが提供されます。

現在のリリースのTimesTenでは、SLEEPサブプログラムのみがサポートされています。

この章の内容は次のとおりです。

DBMS_LOCKの使用

現在、TimesTenで実装されるのはSLEEPサブプログラムのみであり、これは指定した期間でセッションを一時停止するために使用されます。

DBMS_LOCKサブプログラムの要約

現在のリリースのTimesTenでは、SLEEPサブプログラムのみがサポートされています。

表3-1 DBMS_LOCKパッケージのサブプログラム

サブプログラム 説明

SLEEPプロシージャ


指定した期間、セッションを一時停止します。


SLEEPプロシージャ

このプロシージャは、指定した期間、セッションを一時停止します。

構文

DBMS_LOCK.SLEEP (
   seconds  IN NUMBER);

パラメータ

表3-2 SLEEPプロシージャ・パラメータ

パラメータ 説明

seconds

セッションを中断する秒単位での時間(最小の増分単位は1/100秒)


使用上のノート

  • システムのアクティビティによっては、実際のスリープ時間が指定した時間より多少長くなることがあります。

  • PLSQL_TIMEOUT一般接続属性がこのスリープ時間未満の正の値に設定されている場合は、まず、タイムアウトが有効になります。スリープ値がタイムアウト値より小さいか、またはPLSQL_TIMEOUT=0(タイムアウトなし)である必要があります。PLSQL_TIMEOUTについては、『Oracle TimesTen In-Memory Database PL/SQL開発者ガイド』のPL/SQL接続属性に関する説明を参照してください。

DBMS_LOCK.SLEEP(1.95);