サービスを作成する前に、サービス管理の概念についてよく理解する必要があります。また、次のタスクも実行する必要があります。
適切なサービス・テストおよびプロトコルを使用して、管理エージェントがサービスをモニターできる必要がある場所を特定します。たとえば、サービスにHTTPベースのサービス・テストまたはIMAPベースのサービス・テストが含まれる場合、ネットワーク・アーキテクチャ内の管理エージェントはそれらのテストを許可します。管理エージェントがネットワーク・セキュリティ(ファイアウォール)およびネットワーク・ルーティングのガイドラインに従って、適切な場所にインストールされていることを確認する必要があります。
ビーコン・ターゲットは、サービス作成前に管理エージェント上ですでに作成されている必要があることに注意してください。
Enterprise Managerターゲットとしてリストされるように、使用中のサービスのすべてのコンポーネントを検出します。
サービスのベースとなるシステムを定義します。
次のサービスが作成できます。
汎用サービス - テスト・ベース: ATS、CalDAV、DNS、FTPなどのサービス・テストのタイプをベースにしたサービスを作成できます。
汎用サービス - システム・ベース: システムまたは1つ以上のシステム・コンポーネントをベースにしたサービスを作成できます。
集計サービス: 1つまたは複数のサブサービスからなる集計サービスで、テスト・ベースまたはシステム・ベースの汎用サービスのいずれかになります。
システム・ベースの汎用サービスを作成するには、次の手順に従います。
集約サービスは、1つ以上のサービス(サブ・サービスまたはメンバー・サービス)で構成されます。サブサービスは、Enterprise Manager Cloud Controlで作成されるサービスです。集約サービスの可用性、パフォーマンスおよび使用状況は、サービスを構成する個々のサブ・サービスの可用性、パフォーマンスおよび使用状況に依存します。集約サービスを作成する場合は、少なくともシステムまたは1つ以上のサブ・サービスが関連付けられている必要があります。必要な場合は、サブ・サービスとシステムの両方を含めることができます。
集計サービスを作成するには、次の手順に従います。
集約サービスの作成後、構成サブ・サービスの追加または削除、可用性定義の変更、およびパフォーマンスあるいは使用状況メトリックの追加または削除ができます。
警告:
集約サービスからサブサービスを削除すると、集約サービスのパフォーマンス、使用状況およびビジネスの各メトリックがサブサービスのメトリックに基づく場合に影響を受けることがあります。