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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド
13c リリース3
E98542-01
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27.7 新規のターゲット・モニタリング資格証明のEnterprise Managerでの指定

データベース・ターゲットのパフォーマンスをモニターするため、Enterprise Managerはデータベースのユーザー名およびパスワードを使用してデータベースに接続されます。このユーザー名とパスワードの組合せが、データベースのモニタリング資格証明と呼ばれます。

注意:

この項の指示はデータベース・ターゲットのモニタリング資格証明に固有のものですが、モニタリング資格証明が必要な他のあらゆるターゲット・タイプに対してこの手順を使用できます。たとえば、この手順を使用してOracle Management Serviceおよび管理リポジトリに対する新規のモニタリング資格証明を指定できます。

Oracle9iデータベース・ターゲットを最初に追加したとき、または管理エージェントのインストール時に追加されたとき、Enterprise Managerではモニタリング資格証明として、DBSNMPデータベース・ユーザー・アカウントとDBSNMPアカウントのデフォルト・パスワードが使用されます。

Oracle Database 11gをインストールする際、データベースのインストール時にDBSNMPモニタリング・パスワードを指定します。

このため、DBSNMPデータベース・ユーザー・アカウントのパスワードが変更されている場合は、データベース・ターゲットのプロパティを変更して、Enterprise Managerが引き続きデータベースに接続して構成およびパフォーマンス・データを収集できるようにする必要があります。

同様に、Cloud Controlに新規のOracle Database 11gターゲットを追加したらすぐに、データベースのインストール時に定義したDBSNMPパスワードを認識するようにターゲットを構成する必要があります。このように構成しない場合、データベースのホームページにモニタリング・データが何も表示されず、データベースのステータスにメトリック収集エラーが示される可能性があります。

注意:

Enterprise Managerのモニタリング資格証明は、Oracle Enterprise Manager 12c Cloud Controlコンソールを使用して変更できます。