仮想化プラットフォームを選択して、その仮想化プラットフォームとそのゲストに関する情報を表示できます。
UIの一番上のセクションには、選択した仮想化プラットフォームの基本情報が表示されます。スクロール・アイコンをクリックすると、左右に移動できます。
プラットフォーム: このセクションには、プラットフォームのタイプ、バージョンおよび稼働時間が表示されます。
オープン・インシデント: このセクションには、システムにおける、致命的、重要および警告の各インシデントの数が表示されます。カテゴリをクリックすると、そのカテゴリのインシデントの詳細なリストが表示されます。
注意:
「仮想化プラットフォーム」ページのオープン・インシデントの数は、プラットフォーム(制御ドメインおよびすべての論理ドメイン)のすべてのオープン・インシデントを示しています。デフォルトでは、制御ドメインの「インシデント・マネージャ」ページに、関連付けられている論理ドメインではなく、制御ドメインのオープン・インシデントが表示されます。「インシデント・マネージャ」の表示を変更して、制御ドメインおよび論理ドメインのインシデントを表示できます。インシデント・マネージャで、「検索」を選択して、「メンバーを含む」検索基準に「ターゲットとすべてのメンバー」を選択します。
CPUとメモリー: このセクションには、現在のCPUとメモリーを最大値に対する割合として示す円ゲージが表示されます。詳細を確認するには、3番目のタブをクリックします。Oracle VM Server for SPARCバージョン3.2以降、リソース・グループ機能は、適切なサービス・プロセッサ・ファームウェアを装備した対象プラットフォームで使用できます。リソース・グループ機能により、検出されたILOMを必要とせずに、論理ドメイン・ゲストに関する物理CPU情報が提示されます。
注意:
古いハードウェアおよびバージョン3.2より前のOracle VM Server for SPARCでは、この情報は、ハードウェアのILOMが検出された場合のみ表示されます。稼働中および実行中のゲスト: このセクションには、構成済のゲスト数のうち、実行ゲストの数が表示されます。
仮想CPU、メモリーおよびコア: このセクションには、割当て済かつ利用可能な仮想CPUの現在の数、割当て済かつ利用可能なメモリーの容量および割当て済かつ利用可能なコアの数を示す円グラフが表示されます。
ゲスト当たりの合計CPU使用量とその配分: このセクションには、合計CPU使用量と、CPU範囲当たりのゲスト数のグラフが表示されます。
ゲスト当たりの合計メモリー使用量とその配分: このセクションには、仮想化プラットフォームの合計メモリー使用量と、メモリー範囲当たりのゲスト数のグラフが表示されます。
ゲスト当たりの合計電力消費量とその配分: このセクションには、合計電力消費量と、電力範囲当たりのゲスト数のグラフが表示されます。
最後の構成変更とインシデント: このセクションには、システム上での最後の構成変更の日付と、最後にインシデントが報告された日付が表示されます。
ゲスト・サマリー・セクションには、仮想化プラットフォームが管理するゲストの詳細が表示されます。「サマリー」タブを選択すると、この情報が表示されます。
最上部のセクションには、各ゲスト用に構成された仮想CPUおよびメモリーを使用可能な総量に対する割当てとして表示する棒グラフが表示されます。
一番下のセクションには、ゲストの表またはリストが表示されます。ゲスト表示には、リストまたは表を選択できます。リスト・モードでは、タイプ、インシデント、メモリーまたはvCPUでゲストをソートするために左上部のソート・オプションを使用します。
デフォルトでは、ドメインはインシデント数の降順で表示されます。
各ゲストについて、次の情報が表示されます。
ターゲット・ステータス・アイコン: このアイコンは、ゲストがモニターされているかどうかを示します。
タイプ・アイコン: これらのアイコンは、ゲストのタイプを識別します。制御ドメイン、ゲスト・ドメイン、ルート・ドメイン、IOドメインおよびサービス・ドメインが、別々のアイコンによって識別されます。
名前: ゲストの名前。
CPU情報: ゲストに割り当てられたCPUコアおよびvCPUの数を表示します
メモリー: ゲストが使用できるメモリーを表示します。
操作のステータス・アイコン: このアイコンは、ゲストがアンバインドされているか、起動しているか、停止しているかを示します。
インシデント: ゲストにオープンな致命的、クリティカルおよび警告のインシデントの数を表示します。
コア: ゲストに割り当てられたコアの数を表示します。
CPU使用率グラフ: 現在のCPU使用率と過去5時間のCPU使用率を表示します。この情報は、ゲストが開始済の場合にリスト・モードでのみ表示されます。
ゲスト表の一番上にある検索フィールドを使用して、特定のゲストを検索できます。
仮想化プラットフォームで使用できるI/Oおよびネットワーク・サービスの詳細と、仮想化プラットフォームのトポロジを表示でき、提供されているサービスや使用されているサービスを示します。「サービス」タブを選択すると、この情報が表示されます。
一番上のセクションに、I/Oおよびネットワーク・サービスの表が表示されます。各リソースについて、次の情報が表示されます。
名前
タイプ
操作ステータス・アイコン
リソースを使用しているゲストの数
表の一番上にある検索フィールドを使用して、特定のサービスを検索できます。
各リソースで、「詳細」をクリックして追加情報を表示することができます。
一番下のセクションにはトポロジ図が表示されます。そこには、各ゲストと、各ゲストが提供または消費するネットワークのリソースが表示されます。ゲストのみのオプションを選択して、ゲストのみを表示できます。
ゲストおよびサービス表示では、ゲストの上にカーソルを移動してそのゲストが使用しているネットワーク・サービスをハイライト表示したり、ネットワーク・リソースの上にカーソルを移動してそれを使用しているゲストをハイライト表示できます。
ゲストのみ表示では、ゲストの上にカーソルを移動して他のゲストと共有しているネットワーク・リソースを表示できます。
コントロール・パネル・ボタンをクリックして、ズーム・コントロールにアクセスします。これらのコントロールを使用すると、ズーム・イン、ズーム・アウトまたは現在のウィンドウに合せてズームができます。
vCPUおよびコア割当てに関する詳細を表示できます。コア配分タブを選択すると、この情報が表示されます。
このセクションには、どのCPUとコアがどのゲストに割り当てられ、どれが割り当てられていないかを示す円グラフが表示されます。外側の層のゲストをクリックして、そのゲストのリソース使用に関する詳細な情報を表示できます。次のフィールドが表示されます。
名前: ゲストの理解しやすい名前。
タイプ・アイコン: これらのアイコンは、ゲストのタイプを識別します。制御ドメイン、ゲスト・ドメイン、ルート・ドメイン、IOドメインおよびサービス・ドメインが、別々のアイコンによって識別されます。
操作ステータス・アイコン
vCPUの数: ゲストに割り当てられている仮想CPUの数。
CPU使用状況: 過去の時間、日または週のゲストのCPU使用状況が表示されます。