Oracle Solarisゾーンの検出および昇格は、ホスト検出に依存します。グローバル・ゾーン上のホストが昇格されると、ゾーンの検出とモニタリングがトリガーされます。
注意:
サポートされているすべてのOracle Solaris Zoneモニタリングを活用するには、グローバル・ゾーン上のOracle Solarisリリースは、Oracle Solaris 10 Update 11以降である必要があります。
ゾーン・ターゲットを検出およびモニタリングするには、sudo
権限を持つEMエージェントをデプロイするか、または、手動でroot.sh
スクリプトをインストールして実行します。
ホストがゾーン内にある場合は、仮想サーバー・ターゲットを追加する前に、グローバル・ゾーンを検出する必要があります。この仮想サーバーに関連付けられている仮想プラットフォームが存在しないことを示すメッセージが表示された場合は、仮想サーバーのグローバル・ゾーンを検出し、管理対象ターゲットとして追加します。
Oracle Solarisゾーンは、次のターゲット表示名で表示されます。
仮想化プラットフォーム: <Oracle Solarisグローバル・ゾーンのOSホスト名> (Solarisゾーン仮想プラットフォーム)
仮想サーバー: <Oracle Solarisゾーン名>
検出されたOracle Solarisゾーンの表示名は、CLIを使用して変更できます。たとえば、仮想化プラットフォーム表示名を変更するには、次を実行します。
emcli modify_target -name="Virtual Platform Target Name" -type="oracle_si_virtual_platform_map" -display_name="New Display Name"
仮想サーバー表示名を変更するには、次を実行します。
emcli modify_target -name="Virtual Server Target Name" -type="oracle_si_virtual_server_map" -display_name="New Display Name"
ホストの検出、昇格およびホストを追加する手順の詳細は、「ホスト・ターゲットと非ホスト・ターゲットの検出および追加」を参照してください。