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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド
13c リリース3
E98542-01
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25.3 手動による管理エージェントへのパッチ適用

手動によるパッチ適用は、順を追った操作に従って管理エージェントに手動でパッチを適用する必要があるパッチ適用方法です。このパッチ適用方法では、特定の前提条件を満たしていることを確認し、適用性および競合についてパッチを手動で検証して、一度に1つの管理エージェントにのみパッチを適用する必要があります。

注意:

オラクル社では、自動によるパッチ適用方法をお薦めします。自動による方法では、パッチを大量にデプロイする場合の時間と労力が節約されるだけでなく、人手による操作が少なくなるため、パッチ適用時に発生するエラーを最小限に抑えることができます。

管理エージェント・ターゲットに手動でパッチを適用するには、次の手順を実行します。

  1. My Oracle Support (https://support.oracle.com)にログインします。

    注意:

    「パッチの推奨」セクションで、使用環境に対して推奨されるパッチが表示されていることを確認します。

  2. My Oracle Supportのホームページで、「パッチと更新版」をクリックします。
  3. 「パッチ検索」セクションで必要なパッチの番号を入力して、「検索」をクリックします。
  4. パッチを選択し、表示されるコンテキスト・メニューから「ダウンロード」をクリックします。
  5. パッチZipファイルを抽出し、Readme.htmlまたはReadme.txtに記載されている手順に従って、パッチをインストールします。

    注意:

    Cloud Controlでは、管理エージェントと管理エージェント・プラグインのそれぞれのコア・コンポーネントに対して、異なる管理エージェント・パッチが存在します。管理エージェント・コア・コンポーネントまたは管理エージェント・プラグインのパッチを手動で適用する際には、<agent_base_directory>の下の正しいディレクトリの場所に移動していることを確認します。エージェント・パッチングの詳細は、「Oracle Management Agentのデプロイまたはアップグレード中のパッチの適用」を参照してください。