テストベース・サービスの可用性アルゴリズムの診断を実行します。これは、最終計算のタイムスタンプが現在の時間より前で、一定の期間、サービス・ステータスに関する応答がない場合に特に便利です。
書式
emcli run_avail_diag -name=<target_name> -type=<target_type>
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
例
emcli run_avail_diag -name='MyTarget' -type='generic_service'
構成履歴の保存済検索を実行し、結果を表示します。
書式
emcli run_config_history -name="<Saved History Search Name>" [-change_category="<change_category>"] [-output_file="<Filename> "] [-mode="<Display mode> "] [-format=" <output_format>"] [-no_header]
オプション
name
構成履歴の保存済検索の名前。指定できる値は次のとおりです。
構成履歴の保存済検索の正確な名前。
change_category
構成の変更または関係の変更(あるいはその両方)の変更カテゴリを表示します。
C
R
B
デフォルトはBです。
output_file
出力または結果がエクスポートされるファイルの絶対パス名。これが存在しない場合、出力はコンソールに表示されます。これが存在しない場合、出力モードは内部フィルタ設定に基づきます。
mode
出力の表示モード。このパラメータが指定されない場合、出力モードは内部フィルタ設定に基づきます。
Grouped
ShowAll
format
書式を指定します。指定できる値は次のとおりです。
format="name:pretty" - 読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script" - デフォルトの列セパレータをタブに設定し、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。
format="name:csv" - 列セパレータをカンマに設定し、行セパレータを改行に設定します。
デフォルトはformat="name:pretty"です。
no_header
列見出しのない表形式の出力を表示します。
例
例1
次のコマンドでは、Host Historyという名前の履歴構成検索の結果を表示し、それをファイル/home/HostHistoryFile.outに表形式でエクスポートします。
emcli run_config_history -name="Host History" -output_file="/home/HostHistoryFile.out"
例2
次のコマンドでは、ヘッダーなしの表モードで、Host Historyという名前の履歴構成検索の結果をShowAllモードで表示します。
emcli run_config_history -name="Host History" -mode="ShowAll" -format="name:pretty" -no_header
指定した検索名を使用して構成検索を実行します。
書式
emcli run_config_search -search_name="<Configuration Search UI Name>" [-target_name="<target name>"] [-on_host="<hostname>"] [-memberof="<group name>"] [-output_file="<output file name>"] [-format=name:<pretty|script|csv>; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
search_name
構成検索の表示名。
target_name
ターゲットの名前。完全な値または%を使用したパターン・マッチを指定できます。
on_host
ターゲットが実行されているホストの名前。完全な値または%を使用したパターン・マッチを指定できます。
memberof
出力または結果がエクスポートされる絶対パスを持つファイルの名前。このパラメータが指定されない場合、出力はコンソールに表示されます。
output_file
出力または結果がエクスポートされる絶対パスを持つファイルの名前。これが存在しない場合、出力はコンソールに表示されます。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータ文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format="name:script;column_separator:<column_sep_string>"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
format="name:script;column_separator:<column_sep_string>"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
format="name:script;row_separator:<row_sep_string>"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
column_separator
列セパレータを指定します。
row_separator
行セパレータを指定します。
例
例1
次のコマンドでは、ターゲット名がoracleから始まる、Search File Systems on Hostsという名前の検索の結果を示します。
emcli run_config_search -search_name="Search File Systems on Hosts" -target_name="oracle%"
例2
次のコマンドでは、ターゲット名がoracleから始まり、ホスト名にパターンhostが含まれ、グループのメンバーがgroup1である、Search File Systems on Hostsという名前の検索の結果を示します。
emcli run_config_search -search_name="Search File Systems on Hosts" -target_name="oracle%" -on_host="%host%" -memberof="group1"
検出、モニタリングおよびその他の機能に関連する問題を特定するために診断チェックを実行します。
書式
emcli run_fa_diagnostics -input_file=fa_domain_discovery_file:file_path [-input_file=host_agent_mapping_file:file_path] [-input_file=pf_domain_cred_mapping_file:file_path] [-debug] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
input_file
追加するFusionインスタンスごとに1行の詳細を含むCSV形式ファイルの完全修飾パス。有効なFusion Instance WebLogic Serverバージョンは10です。
WebLogic Serverバージョン10.x以降のCSVファイルの構造は次のとおりです。
<WebLogic Server version>, <Administration Server host machine name>, <Administration Server listen port>, <Administration Server username>, <Administration Server password>, <External Options - optional>, <JMX Protocol - required only if SSL is enabled>, <JMX Service URL - required only if SSL is enabled>, <Unique Domain Identifier>, <Agent URL>, <Discover Down Servers - optional - Default if not specified is false>, <Use Same Credentials for All Domains in the Fusion Instance - optional - Default if not specified is true>, <Discover Application Versions - optional - Default if not specified is true>
たとえば、次のようにします。
fa1-CRM,weblogic,welcome1, fa1-FIN,weblogic1,welcome2, fa2-CRM,weblogic,welcome.host.example.com
debug
デバッグのために冗長モードでverbを実行します。
例
この例では、my_domains_info.csvファイルを読み取り、診断チェックを実行するFusionインスタンスを特定します。また、my_agent_mapping.csvファイルを読み取り、検出テストの実行に使用する管理エージェントを特定します。さらに、my_domain_cred_mapping.csvファイルを読み取り、個々の製品ファミリを検出するためにどの資格証明を使用するかを特定します。
emcli run_fa_diagnostics -input_file=fa_domain_discovery_file:c:\emcli\my_domains_info.csv -input_file=host_agent_mapping_file:c:\emcli\my_agent_mapping.csv -input_file=pf_domain_cred_mapping_file:c:\emcli\my_domain_cred_mapping.csv
ミドルウェア診断アドバイザ(MDA)のヘルス・チェック・ジョブを実行します。このジョブでは、MDAフレームワークで問題を検証し、修正します。MDAに登録されている新規結果タイプの検証および有効化も行います。まだ有効化されていない、該当するすべてのターゲットも有効化されます。
書式
emcli run_mda_health_check
例
次の例では、MDAヘルス・チェック・ジョブを実行します。
emcli run_mda_health_check
特定の操作計画に対する事前チェック操作を送信します。
書式
emcli run_prechecks -operation_plan=<operation_plan_name>
オプション
operation_plan
操作計画の名前。
例
emcli run_prechecks -operation_plan="BISystem1-switchover"
Enterprise Managerリポジトリに関連する前提条件のリストを実行します。
書式
emcli run_prerequisites -db_user=<database_user> -db_password=<database_password> -db_role=<database_role> -repos_user=<repository_user> [-prerequisite_xml_root_dir=<xml_root_directory_for_platform_prerequisites>] [-prerequisite_resource_locs="<xml_resource_location_for_platform/ plug-in_prerequisites>"] [-log_loc=<location_for_log_files_of_EMPrereqKit_tool>] [-upgrade_version=<EM_version_to_which_upgrade_is_being_done_eg_12.1.0.3>] [-configuration_type=<configuration/deployment_type_ eg_MINI/SMALL/MEDIUM/LARGE>] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
db_user
データベースへの接続を確立するためのデータベース・ユーザー・アカウント(SYSなど)。
db_password
データベース・ユーザー・アカウントのパスワード。ここで指定しない場合、パスワードの入力が求められるようになります。
db_role
データベース・ロール。たとえば、sysdbaなどです。-db_userの値がSYSである場合のみ必要です。
repos_user
前提条件チェックを実行するためのリポジトリ・ユーザー・アカウント(SYSMANなど)。-db_userの値がSYSである場合のみ必要です。
prerequisite_xml_root_dir
すべての前提条件XMLが格納されているrequisites/list
ディレクトリへの絶対パス。これはオプションのパラメータであり、指定しない場合、値は内部で計算されます。XMLファイルがrequisites/list
のサブディレクト内にある場合でも、入力するパスはlist
までを示すようにしてください。たとえば、$<OMS_HOME>/install/requisites/list
のようにします。
prerequisite_resource_locs
プラグインoparファイルや、プラットフォームまたはプラグインの前提条件チェック用のXMLファイルを含むプラットフォーム/プラグイン・バイナリがあるディレクトリへの絶対パス。このオプションは必須ではありません。プラグインoparファイルの場合、plugin_id=<<absolute_path_.opar_file>>
の形式を使用します。プラグイン・ホーム・ディレクトリの場合、plugin_id=<<plugin_home>>
の形式を使用します。
log_loc
Enterprise Manager前提条件キットの実行ログが保存可能なディレクトリへの絶対パス。
upgrade_version
アップグレードの対象のEnterprise Managerバージョン。たとえば、12.1.0.3などです。自己更新に続いて-upgrade_versionを使用して将来の2つのバージョン(v1およびv2など)用としてEnterprise Manager前提条件リソースをダウンロードした場合、指定したバージョンの前提条件を表示または実行できます。
configuration_type
構成またはデプロイメント・タイプ。たとえば、MINI、SMALL、MEDIUM、LARGEなどです。これはオプションのパラメータであり、指定しない場合、内部で計算されます。
例
例1
構成タイプがMEDIUMである、Enterprise Managerリポジトリに関連する前提条件のリストを実行します。
emcli list_prerequisites -db_user=SYS -db_password=pwd -db_role=sysdba -repos_user=SYSMAN -prerequisite_xml_root_dir=$ORACLE_HOME/install/requisites/list -configuration_type=MEDIUM
例2
前提条件リソースの場所がoracle.sysman.db=<<MW_HOME>>/plugins/oracle.sysman.db.oms.plugin_x.x.x.x.x,oracle.sysman.emas=<<Absolute directory path>>/x.x.x.x.x_oracle.sysman.emas_2000_0.opar
である、Enterprise Managerリポジトリに関連する前提条件のリストを実行します。
emcli list_prerequisites -db_user=SYS -db_password=pwd -db_role=sysdba -repos_user=SYSMAN -prerequisite_resource_locs="oracle.sysman.db= <<MW_HOME>>/plugins/oracle.sysman.db.oms.plugin_x.x.x.x.x, oracle.sysman.emas=<<Absolute directory path>>/ x.x.x.x.x_oracle.sysman.emas_2000_0.opar"
プロモート・メトリックの診断を実行します。
書式
emcli run_promoted_metric_diag -name=<target_name> -type=<target_type> -promotedMetricName=<metric_name> -promotedColumn=<metric_type>
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
promotedMetricName
プロモート・メトリック名。
promotedColumn
プロモート・メトリック・タイプ。
例
emcli run_promoted_metric_diag -name='MyTarget' -type='generic_service' -promotedMetricName='metric1' -promotedColumn='Performance'
ターゲットの最新の構成を保存します。
書式
emcli save_latest_config -name="Host Config" -target_type="host" -target_name="test_host" [-description="Save latest configuration of host"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
name
保存される構成の名前。値は一意であり、NULL以外である必要があります。
target_type
構成を保存するターゲット・タイプ。この値は内部名にする必要があります。
target_name
ターゲットの名前。
description
ターゲットの保存済構成の説明。このオプションは必須ではありません。
例
次のコマンドでは、ホスト・ターゲットtest_hostの最新の構成を、"Save latest configuration of host"という説明と"Host Config"という名前で保存します。
emcli save_latest_config -name="Host Config" -target_type="host" -target_name="test_host" -description="Save latest configuration of host"
指定したパスまたはファイルにすでに生成されたマスキング・スクリプトを保存します。
書式
emcli save_masking_script -definition_name=<masking_definition_name> [-path=file path] [-file=file name] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
definition_name
マスキング定義の名前。
path
マスキング・スクリプトを保存するファイル名のパス。ファイル名は自動的に生成されます。pathオプションとfileオプションは相互に排他的です。絶対パスのみが許可されます。
file
マスキング・スクリプトを保存するファイル名。ファイル名には絶対パスが含まれている必要があります。pathオプションとfileオプションのいずれかを指定する必要があります。
出力
成功またはエラーを示すメッセージ
例
例1
この例では、mask_hr_dataという名前の定義のマスキング・スクリプトを/tmpディレクトリに保存します。
emcli save_masking_script -definition_name=mask_hr_data -path=/tmp/
例2
この例では、mask_hr_dataという名前の定義のマスキング・スクリプトを/tmp/abc.sqlに保存します。
emcli save_masking_script -definition_name=mask_hr_data -file=/tmp/abc.sql
メトリック拡張のデプロイ可能な下書きを保存します。メトリック拡張は編集可能な状態である必要があります。下書きとして保存すると、メトリック拡張は編集できません。
書式
emcli save_metric_extension_draft -target_type=<metric_extension_target_type> -name=<metric_extension_name> -version=<metric_extension_version>
オプション
target_type
メトリック拡張のターゲット・タイプ。
name
メトリック拡張の名前。
version
下書きとして保存するメトリック拡張のバージョン。
デプロイメント・プロシージャを実行するために構成します。
書式
emcli save_procedure_input [-name="procedure_configuration_name"] [-owner="procedure_configuration_owner"] [-procedure="procedure_guid"] -input_file="file_path\file_name" [-grants="access_levels_for_users"] [-schedule= start_time:yyyy/MM/dd HH:mm; tz:{java timezone ID}; grace_period:xxx; ] [-notification="procedure status"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
プロシージャの構成の名前。
owner
プロシージャ構成の所有者。
procedure
実行するプロシージャのGUID。
input_file
実行するプロシージャのGUID。file_pathはデータ・プロパティ・ファイルを含むファイルを指す必要があります。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
grants
ユーザーおよび対応するアクセス・レベルをユーザーと権限のペアの文字列として指定します。各ペアはセミコロン(;)で区切ります。ユーザーはEnterprise Managerユーザー名で、権限はVIEW_JOBまたはFULL_JOBのいずれかです。
次の例を参照してください。
schedule
デプロイメント・プロシージャのスケジュール。指定しない場合、プロシージャはすぐに実行されます。
start_time: プロシージャの開始時間。
tz: オプションのタイムゾーンID。
grace_period: オプションの猶予期間(分)。
notification
プロシージャのステータス。
例
emcli save_procedure_input -name=configProcedure -procedure=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -input_file=/home/data.properties -grants="user1:VIEW_JOB;user2:FULL_JOB" -schedule="start_time:2011/8/21 21:23;tz:America/New_York;grace_period:60" -notification="scheduled, action required, running"
操作計画に対してヘルス・チェックをスケジュールします。スケジュールしたヘルス・チェック・レポートを構成済ユーザーに通知することもできます。
書式
emcli schedule_siteguard_health_checks -operation_plan=[name_of_the_operation_plan] -schedule= start_time:yyyy| MM | dd HH:mm; [tz:"java timezone ID";] [frequency:interval | weekly | monthly| yearly;] [repeat:tx;] [end_time:yyyy | MM | dd HH:mm;] [grace_period:xxx;] [-notify="true" | "false"] [-email="email_address_to_be_notified"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
operation_plan
ヘルス・チェックをスケジュールする必要がある操作計画の名前。
schedule
ヘルス・チェックを実行する必要がある時刻。このオプションで使用可能な値は、次のとおりです。
start_time
ヘルス・チェックを実行する必要がある日時。
tz
ヘルス・チェックを実行するタイムゾーンID。
frequency
ヘルス・チェックを実行する頻度。このオプションの有効な値は、once
、interval
、weekly
、monthly
およびyearly
です。頻度をinterval
に設定した場合は、パラメータrepeat
の値を指定する必要があります。頻度をweekly
またはmonthly
に設定した場合、ヘルス・チェックを実行する必要があるdaysを指定します。頻度をyearly
に設定した場合は、ヘルス・チェックを実行する必要があるmonthsとdaysの両方を指定してください。
repeat
ヘルス・チェックを繰り返す間隔。頻度をintervalに設定した場合のみ、このオプションの値を指定する必要があります。このオプションには次の値から1つ指定する必要があります。
days
指定した操作計画でヘルス・チェックを実行する必要があるdaysのリストを入力します。リスト内で項目を区切るには、カンマを使用します。この値は、frequencyをweekly
、monthly
またはyearly
に設定した場合のみ必要です。頻度をweekly
に設定した場合、有効な値の範囲は、1
から7
です。頻度をmonthly
またはyearly
に設定した場合は、有効な値の範囲は1
から30
です。
months
指定した操作計画でヘルス・チェックを実行する必要があるmonthsのリストを入力します。リスト内で項目を区切るには、カンマを使用します。この値は、frequencyをmonthly
に設定した場合のみ必要です。頻度をmonthly
に設定した場合、有効な値の範囲は1
から12
です。
end_time
ヘルス・チェックを終了する日時。このオプションは省略可能です。このオプションの値を指定しないと、ヘルス・チェックが無期限で実行されます。
grace_period
指定の操作計画に対してスケジュールするヘルス・チェックの猶予期間の値。分単位の値を入力します。
notify
構成済ユーザーにヘルス・チェック・レポートを電子メールで送信します。このオプションをtrue
に設定すると、構成済ユーザーがヘルス・チェック実行レポートの電子メール通知を受け取ります。
ヘルス・チェック・レポートの通知を受け取る構成済ユーザーの電子メール・アドレス。登録済ユーザーの電子メール・アドレスを指定する必要があります。
例
例1
この例では、austin-switchover
操作計画のヘルス・チェックが2014/10/29
の2:00 a.m.
に開始し、毎日実行するようにスケジュールします。また、電子メールをadmin@example.com
に送信して構成済ユーザーに通知します。
emcli schedule_siteguard_health_checks -operation_plan="austin-switchover" -schedule="start_time:2014/10/29 2:00;frequency:interval;repeat:1d" -notify="true" -email="admin@example.com"
例2
この例では、austin-failover
操作計画のヘルス・チェックがNew York
タイムゾーンの2014/08/10
の1:00 a.m.
に開始するようにスケジュールします。さらに、この例では、ヘルス・チェックが毎週土曜日と日曜日に60分の猶予期間で実行することもスケジュールします。
emcli schedule_siteguard_health_checks -operation_plan="austin-failover" -schedule="start_time:2014/08/10 01:00;frequency:weekly;days:6,7;grace_period:60;tz:America/New_York"
指定した検索基準でARUサイトまたはソフトウェア・ライブラリからパッチを検索します。
書式
emcli search_patches [-swlib] [-patch_name="patch_name"] [-product="product_id" [-include_all_products_in_family]] [-release="release_id"] [-platform="platform_id" | -language="language_id"] [-type="patch | patchset"] [-noheader] [-script | -xml | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
swlib
このオプションを指定した場合、現在の接続がオンラインかオフラインかに関係なく、ソフトウェア・ライブラリからパッチを検索します。
patch_name
パッチ名、番号またはSun CR ID。このオプションは、簡易検索モードでのみ有効です。このオプションを指定した場合、簡易検索モードが有効になります。拡張検索モードに固有のオプションをこのオプションとともに指定した場合、これらの指定は有効ではありません。
product
パッチ製品IDまたは製品ファミリID。emcli list_aru_productsコマンドを実行して、製品IDを検索します。
include_all_products_in_family
指定した製品IDを製品ファミリIDとみなし、パッチの検索中はこの製品ファミリにすべての製品を含めます。このオプションは、productオプションを指定した場合のみ有効です。
release
パッチ・リリースID。emcli list_aru_releasesコマンドを実行して、リリースIDを検索します。
platform
パッチ・プラットフォームID。emcli list_aru_platformsコマンドを実行して、プラットフォームIDを検索します。
language
パッチ言語ID。emcli list_aru_languagesコマンドを実行して、言語IDを検索します。
type
パッチ・タイプ。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
xml
XML形式でパッチ情報を表示します。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
例
emcli search_patches -patch_name=6880880 -platform=226 -swlib emcli search_patches -patch_name=6880880 -platform=226 -language=0 -xml emcli search_patches -product=9480 -release=80102030 -platform=226 -type=patch -format=name:pretty emcli search_patches -product=9480 -release=80102030 type=patch -xml emcli search_patches -product=9480 -release=80102030 -script emcli search_patches -product=9480 -release=80102030 type=patchset -format=name:csv
関連項目
『Enterprise Managerライフサイクル管理者ガイド』のEM CLIによるパッチ適用に関する項も参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/em.121/e27046/emcli.htm#BABDEGHB
エージェントを保護します。
書式
emcli secure_agent -agent_name="agent_target_name" -registration_pwd="registration_password" [-host_username ="agent_host_username" -host_pwd="agent_host_password"] [-credential_name ="credential_name"] [-credential_setname ="credential_setname_of_agent"] [ ] incicates that the paramter is optional
オプション
agent_name
エージェント・ターゲットの名前。
regustration_pwd
OMSとの通信を保護するための登録パスワード。
host_username
エージェントを所有するOSユーザー(ホスト上)のユーザー名。
host_pwd
エージェントを所有するOSユーザー(ホスト上)のパスワード。
credential_name
保存された資格証明の名前。
credential_setname
エージェントの資格証明セットの名前。たとえば、HostCredsなど。
例
例1
emcli secure_agent -agent_name="agent.example.com:1234" -registration_pwd="test_pwd" -host_username="test_user" -host_pwd="test"
例2
emcli secure_agent -agent_name="agent.example.com:1234" -registration_pwd="test_pwd" -credential_setname="HostCreds"
エージェント名のリスト、グループ名および入力ファイルを指定して、エージェントを保護します。グループ名を指定した場合、Enterprise Managerは、このグループのターゲットをモニターするエージェントのリストに対してこれを解決します。このEM CLIコマンドで入力ファイルとともにエージェント・リストを指定することもできます。これらのオプションすべてに対して、ユーザー名またはパスワードのいずれかを指定するか、ユーザーをエージェント・ターゲット上で優先資格証明で構成する必要があります。このverbでは、エージェントのリストおよび入力として指定した資格証明とともにジョブが発行され、ジョブのステータスを追跡するために使用できるジョブ名とJob IDが出力されます。
また、無効なエージェント、保護されていないエージェント、停止しているエージェントおよびすでにアクティブなジョブ実行があるエージェントをフィルタで除外することによって、再保護するエージェントのリストが処理されます。すでに適切なCAで保護されているエージェントをフィルタで除外しますが、-disable_ca_checkオプションを使用すると、特定のフィルタを無効にすることもできます。
書式
emcli secure_agents [-agt_names="agt1;agt2;..."] [-agt_names_file="<file>"] [-group_name="group_name"] [-use_pref_creds] [-username="username"] [-password="password"] [-disable_ca_check] [ ] incicates that the paramter is optional
オプション
agt_names
セミコロンで区切られたエージェント名のリスト。
agt_names_file
エージェント名がそれぞれ新規行に表示されたリストを含むファイルの絶対パス。
group_name
保護するエージェントのリストを指定します。Enterprise Managerでは、グループのターゲットのリストをモニターするエージェントのリスト(グループのメンバーではない)が解決されます。
use_pref_creds
エージェントがsecureAgentジョブを実行するように構成された優先資格証明を使用します。
username
エージェントでsecureAgentジョブを実行するためのユーザー名。
password
エージェントでsecureAgentジョブを実行するためのユーザー・パスワード。
disable_ca_check
エージェントが最新のCAで保護されているかどうかを確認するためのチェックを無効にします。
例
emcli secure_agents -agt_names="agent_host1:1831;agent_host2:3872" -use_pref_creds emcli secure_agents -agt_names="agent_host1:1831;agent_host2:3872" -username=oracleagt emcli secure_agents -agt_names_file=/tmp/agents_list.txt -use_pref_creds emcli secure_agents -agt_names_file=/tmp/agents_list.txt -username=oracleagt
特定の管理エージェント・プロパティを変更します。このコマンドは、管理エージェントのオペレータ権限を持っている場合に使用できます。
書式
emcli set_agent_property -agent_name="<agent_target_name>" -name="<agent_property_name>" -value="<agent_property_value>" [-new] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
agent_name
管理エージェント・ターゲットの名前。
name
変更する管理エージェント・プロパティの名前。
value
管理エージェント・プロパティの新しい値。
new
これが新規に追加されるエージェント・プロパティであるかどうかを示します。
例
例1
この例では、emd.propertiesのUploadIntervalプロパティの値を15に設定します。
emcli set_agent_property -agent_name="agent.example.com:1234" -name=UploadInterval -value=15
例2
この例では、emd.propertiesの新しいプロパティnewpropの値に15を設定します。
emcli set_agent_property -agent_name="agent.example.com:1234" -name=newprop -value=15 -new
指定されたサービスの可用性定義を変更します。
書式
emcli set_availability -name=<target_name> -type=<target_type> -availType=TESTS|SYSTEM|SUB_SERVICE -availOp=and|or [-sysAvailType=SYSTEM_TARGET_DIRECTLY|SELECTED_COMPONENTS_OF_A_SYSTEM] [-keycomponents=<'keycomp1name:keycomp1type; keycomp2name:keycomp2type;...'>]
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。集約サービス・ターゲット・タイプもサポートされます。ターゲットのターゲット・タイプを取得するには、get_targets Verbを使用します。
availType
可用性のタイプ。可用性をテストベース、システムベースまたはサブサービスベースに切り替えます。SUB_SERVICEは集約サービスのみでサポートされます。
availOp
and
の場合、すべてのキー・テストとコンポーネントを使用して、可用性を判断します。
or
の場合、いずれかのキー・テストとコンポーネントを使用して、可用性を判断します。
sysAvailType
availTypeがシステムベースの場合の可用性のタイプ。可用性をSYSTEM_TARGET_DIRECTLYまたはSELECTED_COMPONENTS_OF_A_SYSTEMのいずれかに設定します。
可用性にsystem target directlyが設定されている場合、サービスに関連付けられたシステムに可用性(ステータス)が定義されている必要があります。systemnameとsystemtypeは設定が必要な引数です。
可用性がselected components of a systemに設定されている場合、systemname、systemtypeおよびkeycomponentsは設定が必要な引数です。
可用性にsystem target directlyが設定されている場合で、システムに可用性(ステータス)が定義されていない場合、可用性セットは無効です。したがって、設定可能なオプションは、selected components of a systemです。
keycomponents
サービスに使用されているシステムのキー・コンポーネントの名前とタイプのペア(keycomp_name:keycomp_typeなど)のリスト。
例
例1
この例では、システムの任意のキー・コンポーネントを基にするようにサービスMyTargetの可用性を設定します。
emcli set_availability -name='MyTarget' -type='generic_service' -availType='system' -availOp='or' -keycomponents='database:oracle_database; host1:host'
例2
この例では、システム・ターゲットの可用性を基にするようにサービスMyTargetの可用性を設定します。
emcli set_availability -name='MyTarget' -type='generic_service' -availType='system' -availOp='and' -sysAvailType='system target directly' emcli set_availability -name='MyTarget' -type='generic_service' -availType='system' -availOp='and' -sysAvailType='selected components of a system' -keycomponents='database:oracle_database; host1:host' emcli set_availability -name='MyTarget' -type='generic_service' -availType='system' -availOp='or' -sysAvailType='selected components of a system' -keycomponents='database:oracle_database; host1:host'
構成履歴を保存しておく期間を設定します。
書式
emcli set_config_history_retention_period -period="Retention period in months"
オプション
period
保存期間(月)。この値は1から60まで範囲で指定します。
例
この例では、保存期間を12か月に設定します。
emcli set_config_history_retention_period -period=12
新規のMOS接続モードを設定します。
書式
emcli set_connection_mode -mode="online | offline"
例
emcli set_connection_mode -mode="offline" emcli set_connection_mode -mode="online"
関連項目
『Enterprise Managerライフサイクル管理者ガイド』のEM CLIによるパッチ適用に関する項も参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/em.121/e27046/emcli.htm#BABDEGHB
指定されたユーザーの優先資格証明を設定します。
注意:
このコマンドは、収集の資格証明セットをサポートしていません。
書式
emcli set_credential -target_type="ttype" [-target_name="tname"] -credential_set="cred_set" [-user="user"] -columns="col1:newval1;col2:newval2;PDP:SUDO/POWERBROKER;RUNAS:oracle; PROFILE:user1..." [-input_file="tag1:file_path1;tag2:file_path2;..."] [-oracle_homes="home1;home2"] [-monitoring] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
target_type
ターゲットのタイプ。-oracle_homes
パラメータが指定されている場合は、hostにする必要があります。
target_name
ターゲットの名前。この引数を省略して、エンタープライズ優先資格証明を設定します。-oracle_homes
パラメータが指定されている場合は、ホスト名にする必要があります。
credential_set
設定対象の資格証明セット。
user
対象の資格証明を使用するEnterprise Managerユーザー。省略すると、現行ユーザーの資格証明に適用されます。
columns
設定する列の名前と新しい値。資格証明セットのすべての列を指定する必要があります。-input_file
引数からのタグを使用して、コマンドラインに資格証明値が表示されないようにすることもできます。この引数は、複数回指定できます。
input_file
-columns
引数を持つファイルのパス。これはパスワードを非表示にする場合に使用されます。各パスには、-columns
パラメータで参照されているタグが必要です。このオプションは、複数回指定できます。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
oracle_homes
ターゲット・ホストのOracleホームの名前。資格証明は、指定されたすべてのホームに対して追加または更新されます。
注意: 列およびそれらが属する資格証明セットのリストは、各ターゲット・タイプのメタデータ・ファイルに含まれています。この情報および他の資格証明情報は、メタデータの<CredentialInfo>
セクションにあります。
monitoring
対象の資格証明がモニタリング資格証明であることを示すフラグ。省略すると、対象の資格証明は優先資格証明になります。モニタリング資格証明では、target_nameオプションを指定する必要があります。
例
例1
次の例では、FILE1
はpasswordFile
の内容を参照するためのタグです。例2の結果は例1と同じです。
emcli set_credential -target_type=oracle_database -target_name=myDB -credential_set=DBCredsNormal -user=admin1 -column=FILE1 -input_file=FILE1:passwordFile
例2
次の例では、passwordFile
の内容は、username:joe;password:newPass;role:newRole
です。
emcli set_credential -target_type=host -target_name=host.example.com -credential_set=OHCreds -user=admin1 -column="OHUsername:joe;OHPassword:newPass" -oracle_homes="database1;mydb"
基礎となるデータベース・ターゲットの一意のデータベース名およびサービス・ターゲットのプロパティ名/値を指定することにより、Database as a Service (DBaaS)ターゲット・プロパティを設定および更新します。
書式
emcli set_db_service_properties -db_unique_name="database unique name" -property_name="property name" -property_value="property value"
オプション
db_unique_name
DBaaSターゲットが依存するデータベース・ターゲットのデータベース名。この名前は、データベース・ターゲットの「最新収集」ページで見つけることも、問い合せることもできます。
property_name
DBaaSターゲットのターゲット・プロパティ名(company_gtp_cost_center
、company_gtp_line_of_bus
、company_gtp_contact
など)。
property_value
DBaaSターゲットのデータベース・ターゲットのプロパティ名に割り当てる値。
例
次の例では、company_e_commerce
データベースのdev_cost_center
プロパティ名にweb_group1
のプロパティ値を設定する方法を示します。
emcli set_db_service_properties -db_unique_name="company_e_commerce" -property_name="dev_cost_center" -property_value="web_group1"
名前付きの資格証明をデフォルトの優先資格証明として設定します。優先資格証明をEnterprise Manager操作に使用し、優先資格証明がターゲット用に設定されていない場合、設定した、このターゲット・タイプ用のデフォルトの資格証明が使用されます。デフォルトの資格証明はターゲット・タイプのレベルで設定されます。
書式
emcli set_default_pref_cred -set_name="set_name" -target_type="ttype" -credential_name="cred_name" [-credential_owner ="owner]" [-test] [-test_target_name="test_target_name"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
set_name
この資格証明セットの優先資格証明を設定します。
target_type
資格証明セットのターゲット・タイプ。
credential_name
資格証明の名前。
credential_owner
資格証明の所有者。現在ログインしているユーザーがデフォルトに設定されます。
test
デフォルトの資格証明として設定する前に、資格証明をテストします。
test_target_name
グローバルな資格証明がデフォルトの優先資格証明として設定されている場合、ターゲット名をテストします。
例
例1
この例では、名前付き資格証明MyHostCredentialsをターゲット・タイプのホスト用のデフォルトの優先資格証明(HostCredsNormal)として設定します。
emcli set_default_pref_credential -set_name=HostCredsNormal -target_type=host -credential_name=MyHostCredentials -credential_owner="Joe"
例2
この例では、名前付き資格証明MyHostCredentialsをターゲット・タイプのホスト用のデフォルトの優先資格証明(HostCredsNormal)として設定します。名前付き資格証明MyHostCredentialsをデフォルトの優先資格証明として設定する前に、これをserver1.example.comに対してテストします。
emcli set_default_pref_cred -set_name=HostCredsNormal -target_type=host -credential_name=MyHostCredential -credential_owner="Joe" -test -test_target_name=server1.example.com
1つ以上のプラットフォームのデフォルトの権限委任設定を設定します。
書式
標準モード
emcli set_default_privilege_delegation_setting -default_setting_list="platform1:setting_name1;platform2:setting_name2" [-separator="separator:attribute_name:character"] [-subseparator="subseparator:attribute_name:character"]
インタラクティブまたはスクリプト・モード
set_default_privilege_delegation_setting( default_setting_list="platform1:setting_name1;platform2:setting_name2" [,separator="separator:attribute_name:character"] [,subseparator="subseparator:attribute_name:character"] ) [ ] indicates that the parameter is optional
終了コード
成功した場合は0です。0以外の値は、Verb処理が正常終了しなかったことを意味します。
オプション
default_setting_list
プラットフォームごとのデフォルト設定のリスト。サポート対象のプラットフォームは、Linux、HP-UX、AIXおよびSunOSです。
separator
属性値を複数入力する場合、デフォルトのセパレータはセミコロン(;)です。このオプションを使用すると、デフォルトのセパレータ値が上書きされます。
たとえば、separator="<attribute_name=sep_char>"
では、attribute_nameはセパレータ文字を上書きする属性名、sep_charは新しいセパレータ文字です。
たとえば、separator="att=#"
では、セパレータ文字がシャープ記号(#)に変更されます。
subseparator
属性値を複数入力する場合、デフォルトのサブセパレータはコロン(:)です。このオプションを使用すると、デフォルトのサブセパレータ値が上書きされます。
たとえば、subseparator="<attribute_name=sep_char"
では、attribute_name
はセパレータ文字を上書きする属性名、sep_char
は新しいサブセパレータ文字です。
たとえば、subseparator="att=#"ではサブセパレータ文字がシャープ記号に変更されます。
例
例1
この例では、権限委任設定をLinuxプラットフォームに対してSUDO1、HP-UXプラットフォームに対してSUDO2に設定します。
emcli set_default_privilege_delegation_setting -default_setting_list="Linux:SUDO1;HP-UX:SUDO2"
例2
この例では、権限委任設定をLinuxに対してSUDO_SETTING_1、HP-UXに対してSUDO_SETTING_2に設定します。デフォルトのセパレータがカンマ( , )に、サブセパレータがシャープ記号(#)に変更されています。
emcli set_default_privilege_delegation_setting -default_setting_list="Linux#SUDO_SETTING_1,HP-UX#SUDO_SETTING_2" -separator="default_setting_list=," -subseparator="default_setting_list=#"
エンジニアド・システムのコンポーネントのパッチ・デプロイメント・オプションを設定します。
書式
emcli set_engr_sys_patching_options -system_target_name="system_target_name" -system_target_type="system_target_type" -component_type="component_type" -input_file=data:"input_file_path"
オプション
system_target_name
エンジニアド・システムのターゲット名を指定します。
system_target_type
エンジニアド・システムのターゲット・タイプを指定します。
component_type
エンジニアド・システム・コンポーネントのタイプを指定します。
input_file
パッチ適用デプロイメント・オプションを含むファイルのパスを指定します。入力ファイルの例は、deploymentです。
オプション
.StageLocation=/u01/stagepatch deploymentOptions.PatchingMode=rolling deploymentOptions.StagePatches=true deploymentOptions.OpatchUpgrade=false deploymentOptions.SafeMode=false
注意: safeModeは、パッチ適用中にターゲットでブラックアウトを作成する必要があるかどうかを示します。推奨値はtrueです。
例
次の例では、/tmp/deploymentoptions.propに指定された入力を使用して、エンジニアド・システム"DB Machine slcm12.example.com":"oracle_dbmachine"のコンポーネント"Oracle Infiniband Switch"のパッチ適用デプロイメント・オプションを設定します
emcli set_engr_sys_patching_options -system_target_name="DB Machine slcm12.example.com" -system_target_type="oracle_dbmachine" -component_type="Oracle Infiniband Switch" -input_file=data:"/tmp/deploymentoptions.prop"
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成し、管理エージェントのアップグレードのデフォルト値を定義します。
書式
emcli set_gold_agent_update_policy [-additional_parameters="additional_parameters"] [-pre_script_loc="pre_script_loc"] [-post_script_loc= " post_script_loc"] [-is_pre_script_on_oms= " is_pre_script_on_oms"] [-is_post_script_on_oms= " is_post_script_on_oms"]] [-stage_location= " stage_location"] [-is_staged= " is_staged"] [-stage_action= " stage_action"] [-batch_size= " batch_size"] [-frequency= " frequency"] [-success_rate= " success_rate"] [-update_profile= " update_profile"] [-profile_path= " profile_path"] [-email= " email"] [-run_preCleanup= " run_preCleanup"] [-run_postCleanup= " run_postCleanup"] [ ] indicates that the parameter is optional.
パラメータ
additional_parameters
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成するためにリポジトリに設定する追加パラメータ。
pre_script_loc
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成するためにリポジトリに設定する前処理スクリプトの場所。
post_script_loc
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成するためにリポジトリに設定する後処理スクリプトの場所。
is_pre_script_on_oms
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成するためにこのパラメータに設定する値。
is_post_script_on_oms
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成するためにこのパラメータに設定する値。
stage_location
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成するためにリポジトリに設定するステージングの場所の値。
is_staged
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成するためにリポジトリのこのパラメータに設定する値。
stage_action
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成するためにリポジトリのこのパラメータに設定する値。
batch_size
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成するためにリポジトリのバッチ・サイズに設定する値。
frequency
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成するためにリポジトリの頻度に設定する値。
success_rate
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成するためにリポジトリの成功率に設定する値。
update_profile
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成するためにリポジトリのこのパラメータに設定する値。
profile_path
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成するためにリポジトリのプロファイル・パスに設定する値。
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成するためにリポジトリに設定する電子メール。
run_preCleanup
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成するためにリポジトリのこのパラメータに設定する値。
-run_postCleanup
管理エージェント・ゴールド・イメージ・ポリシーを作成するためにリポジトリのこのパラメータに設定する値。
例
例1
次の例では、リポジトリに追加パラメータを設定します。
emcli set_gold_agent_update_policy
例2
次の例では、リポジトリに前処理スクリプトの場所を設定します。
emcli set_gold_agent_update_policy -pre_script_loc=/home/john/pretscript
例3
次の例では、リポジトリにステージングの場所を設定します。
emcli set_gold_agent_update_policy -stage_location=/scratch/tmp
サービスのキー・ビーコンとテストを定義します。
書式
emcli set_key_beacons_tests -name=<target_name> -type=<target_type> [-beacons=<beacon_names>]+ [-tests='test1:type1;test2:type2;...']+ [-removeKey] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
beacons
キー(または非キー)として設定するビーコンの名前。
tests
キー(または非キー)として設定するテストの名前とタイプ。
removeKey
指定すると、モードは「キーの削除」となり、指定されたテストとビーコンが非キーとして設定されます。
指定しない場合、モードは「キーの追加」となり、指定されたテストとビーコンがキーとして設定されます。
例
例1
この例では、MyTest/HTTP
、MyTest2/FTP
およびMyBeacon
をサービスMyTarget/generic_service
の非キー要素として設定します。
emcli set_key_beacons_tests -name='MyTarget' -type='generic_service' -tests='MyTest:HTTP;MyTest2:FTP' -beacons='MyBeacon' -removeKey
例2
この例では、MyBeacon
とMyBeacon2
をサービスMyTarget/generic_service
のキー・ビーコンとして設定します。
emcli set_key_beacons_tests -name='MyTarget' -type='generic_service' -beacons='MyBeacon;MyBeacon2'
指定したロギング・プロパティ名に対応するプロパティ値を設定します。
書式
emcli set_logging_property -property_name="propertyName" [-oms_name="omsName"] -property_value="propertyValue" [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
property_name
値を設定する必要があるロギング・プロパティの名前。
oms_name
ロギング・プロパティを設定する必要のある管理サーバーの名前。
property_value
設定する値。
例
例1
この例では、管理サーバーmyhost:1159_Management_Serviceのプロパティ名propNameの値にpropValueを設定します。
set_logging_property -property_name=propName -property_value=propValue -oms_name="myhost:1159_Management_Service"
例2
この例では、すべての管理サーバーで、プロパティ名propNameの値にpropValueを設定します。
set_logging_property -property_name=propName -property_value=propValue
テストまたはシステムに基づくメトリックのプロモートを作成または編集します。
書式
emcli set_metric_promotion -name=<service_target_name -type=<service_target_type ***[-category=Usage/Performance/Business] -basedOn=SYSTEM|TESTS|SUB_SERVICE -aggFunction=AVG|MAX|MIN|SUM|COPY [-promotedMetricName=<promoted_metric>] [-promotedMetricColumn=<promoted_metric_column>] -promotedMetricKey=<key_value_of_promoted_metric> [-metricName=<dependent_metric_name>] -column=<dependent_metric_column> *[-depTargetType=<target_type_of_dependent_targets>] *#[-depTargets='target1;target2...'] *#[-depTargetKeyValues='target1:key11|key12|key13..; target2:key21|key22|key23..'] *[-depMetricKeyValue=<dependent_metric_key_column>] **[-testname=<dependent_test_name] **[-testtype=<dependent_test_type] **[-metricLevel=TXN|STEP|STEPGROUP] **[-beacons='bcn1;bcn2..'] **[-depTestComponent=<step_or_stepgroup_name>] [-threshold='critical_threshold_value;warning_threshold_value; threshold_operator (EQ|LE|LT|GT|GE)'] -mode=CREATE|EDIT #[-includeRuleBasedTargets = YES|NO] [-targetFilter = ALL|STARTS_WITH:<filter>|ENDS_WITH:<filter>| CONTAINS:<filter>|EQUALS:<filter>] [ ] indicates that the parameter is optional.
キー:
*
— basedOn
がSYSTEMに設定される場合に必要になることがあります。 **
— basedOn
がTESTSに設定される場合になることがあります。 ***
— basedOn
がSUB_SERVICE
に設定される場合に必要になることがあります。 #
— システムベース・メトリックではこれらの値の1つが必要です。
オプション
category
プロモート・メトリックが、サービスの使用状況メトリック、パフォーマンス・メトリックまたはビジネス・メトリックのいずれであるかを定義します。カテゴリは、プロモート・メトリックの名前とメトリック列を特定するために使用されます。このオプションを指定しない場合、promotedMetricName
およびpromotedMetricColumn
オプションを指定する必要があります。
basedOn
プロモートがテストベースかシステムベースかを指定します。
aggFunction
プロモート・メトリックの計算に使用する集約関数を指定します。AVG/MAX/MIN/SUM
は、それぞれ依存メトリックの平均、最大値、最小値および合計をとります。COPY
は、1つの依存メトリックのみをプロモート・メトリックにコピーします。
promotedMetricName
プロモート・メトリック名。カテゴリを指定した場合はオプションです。
promotedMetricColumn
プロモート・メトリック列。カテゴリを指定した場合はオプションです。
promotedMetricKey
プロモート・メトリックのキー値を特定する、必須の引数。UIのプロモート・メトリックの表示名に相当します。
metricName
依存メトリック列が複数のメトリックによって収集される場合に必要な引数。
column
依存メトリック列。
depTargetType
すべての依存ターゲットは、同じターゲット・タイプである必要があります。
depTargets
依存ターゲットを指定します。この引数は、depTargetKeyValues
を指定すると無視されます。
depTargetKeyValues
依存ターゲットに関連付けられているキー値を指定します。'tgt1:key1;tgt1:key2...'
という書式でエントリを繰り返して、1つのターゲットに複数のキー値を指定します。
depMetricKeyValue
依存メトリックが置換メトリックの場合に必須です。これは、すべての依存ターゲットに適用されるキー値です。
testname
メトリックのプロモートに使用されるテストの名前を定義します。
testtype
メトリックのプロモートに使用されるテストのタイプを定義します。
metricLevel
ステップレベルでプロモートできるメトリックもあります。このオプションでは、プロモート中に使用するレベルを定義します。
beacons
メトリック・データのプロモートに使用するビーコンのリスト。
depTestComponent
metricLevel
がTXN
ではない場合、このオプションを使用して、プロモート・ステップまたはステップ・グループを指定する必要があります。
threshold
プロモート・メトリックのしきい値を定義します。-mode: モードはCREATE
またはEDITです。
includeRuleBasedTargets
YESの場合、メトリックの評価時に使用可能なシステム・メンバー・ターゲットがメトリック評価の対象になります。デフォルトはNOです。このオプションは、システムベース・メトリックのみに使用できます。
targetFilter
指定のターゲット・フィルタ値が、システム・メンバー・ターゲットのターゲット名と比較されます。このフィルタ値と一致するメンバー・ターゲットがメトリック評価に含まれます。ターゲット・フィルタでは、*や%などのワイルド・カードは使用できません。たとえば、ALL、STARTS_WITH:EM、ENDS_WITH:EM、CONTAINS:EMおよびEQUALS:EMを指定できます。
例
例1
この例では、MyTest/HTTP
を使用して、サービスMyTarget
でキー値がmymetric1
のプロモート・パフォーマンス・メトリックを作成します。プロモート・メトリックはdns_time
の最大値を取得し、メトリック列はMyBeacon
ビーコンとmybcn1
ビーコンによって返されます。しきい値の演算子は「以上」(GE)、クリティカル値は200、警告値は100に設定されています。
emcli set_metric_promotion -name='MyTarget' -type='generic_service' -category=Performance -basedOn=test -aggFunction=MAX -testname='MyTest' -testtype=HTTP -beacons='MyBeacon, mybcn1' -promotedMetricKey=mymetric1 -column=dns_time -metricName=http_response -metricLevel=TXN -threshold='200;100;GE' -mode=CREATE
例2
この例では、サービスMyTarget
でキー値がAppServerComponentUsage
のプロモートUsage
メトリックを作成します。依存ターゲットはタイプがoracle_ias
のmyapp_server
です。プロモート・メトリックは、指定されたキー値について、cpu.component
メトリック列の平均値を計算します。
emcli set_metric_promotion -name='MyTarget' -type='generic_service' -category=Usage -basedOn=system -aggFunction=AVG -promotedMetricKey=AppServerComponentUsage -depTargetType=oracle_ias -column=cpu.component -metricName=opmn_process_info -depTargetKeyValues='myapp_server:petstore;myapp_server:http_server' -mode=CREATE
ターゲットに設定されているモニタリング資格証明を設定します。コマンドラインの引数または入力プロパティ・ファイルを使用すると、入力パラメータを指定できます。パスワードとパラメータ値のためのinput_fileパラメータもサポートしています。
書式
emcli set_monitoring_credential -target_name=<target_name> -target_type=<ttype> -set_name=<set_name> -cred_type=<credential_type> -auth_target_type=<auth_ttype> -test -input_file=<tag|value> -properties_file=<filename> -attributes=<p1:v1;p2:v2;...>
オプション
target_name
このターゲットのモニタリング資格証明を設定します。
target_type
ターゲットのターゲット・タイプ。
set_name
モニタリング資格証明をこの資格証明セットについて設定します。
cred_type
モニタリング資格証明として設定する資格証明のタイプ。
auth_target_type
認証ターゲット・タイプ。デフォルトはtarget_typeです。
test
モニタリング資格証明を設定する前に、ターゲットに対して資格証明をテストします。
input_file
ファイルから機密プロパティ値を指定します。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
properties_file
ファイルのすべてのパラメータを渡します。コマンドラインで指定した値が優先されます。
attributes
次のように資格証明列を指定します。
colname:colvalue;colname:colvalue
-separator=attributes=<newvalue>を使用すると、セパレータ値を変更でき、-subseparator=attributes=<newvalue>を使用すると、サブセパレータ値を変更できます。
例
例1
この例では、ターゲットtestdb.example.com:oracle_databaseに、ユーザー名がfoo、パスワードがbar、ロールがnormalのモニタリング資格証明セットDBCredsMonitoringを設定します。
emcli set_monitoring_credential -target_name=testdb.example.com -target_type=oracle_database -set_name=DBCredsMonitoring -cred_type=DBCreds -attributes="DBUserName:foo;DBPassword:bar;DBRole:normal"
例2
この例では、mypasswordfile.txtファイルからパスワードを読み取ります。
emcli set_monitoring_credential -target_name=testdb.example.com -target_type=oracle_database -set_name=DBCredsMonitoring -cred_type=DBCreds -attributes="DBUserName:foo;DBPassword:tag;DBRole:normal" -input_file="tag:mypasswordfile.txt"
OMSにMy Oracle Support資格証明を設定します。パスワードの入力を求められたら、My Oracle Supportのパスワードを入力してください。
書式
emcli set_mos_credentials -username="My Oracle Support Username" [-password "My Oracle Support Password"] [-verbose_exception]
オプション
username
My Oracle Supportのユーザー名。
password
My Oracle Supportのパスワード。このオプションを指定しない場合、ユーザーは対話形式でパスワードの入力を求められます。
例
次の例では、OMSのMy Oracle Support資格証明を-username=xyz@oracle.comに設定します。
emcli set_mos_credentials -username=xyz@oracle.com
指定したプロパティ名に対応するプロパティ値を設定します。
書式
emcli set_oms_property -property_name="propertyName" [-oms_name="omsName"] -property_value="propertyValue" [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
property_name
値を設定する必要があるプロパティの名前。
oms_name
プロパティを設定する必要のある管理サーバーの名前。
property_value
設定するプロパティ値。
例
例1
この例では、管理サーバーmyhost:1159_Management_Serviceのプロパティ名propNameの値にpropValueを設定します。
set_oms_property -property_name=propName -property_value=propValue -oms_name="myhost:1159_Management_Service"
例2
この例では、すべての管理サーバーで、プロパティ名propNameの値にpropValueを設定します。
set the value for the property name "propName" to "propValue" on all the management servers
ユーザー編集可能データを設定します。このverbを使用する前にget_patch_plan_data verbを使用すると、便利です。
書式
emcli set_patch_plan_data -name="name" -input_file=data:"file_path" [-impact_other_targets="add_all|add_original_only|cancel"] [-problems_assoc_patches="ignore_all_warnings|cancel"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
この資格証明セットの優先資格証明を設定します。
input_file
このターゲットの優先資格証明を設定します。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
impact_other_targets
ターゲットまたは資格証明セットのターゲット・タイプ。
problems_assoc_patches
資格証明の名前。
例
emcli set_patch_plan_data -name="plan name" -input_file=data:"/tmp/patchplan.pros" emcli set_patch_plan_data -name="plan name" -input_file=data:"/tmp/patchplan.pros" -impact_other_targets="add_all" emcli set_patch_plan_data -name="plan name" -input_file=data:"/tmp/patchplan.pros" -impact_other_targets="add_all" -problems_assoc_patches="ignore_all_warnings"
関連項目
『Enterprise Managerライフサイクル管理者ガイド』のEM CLIによるパッチ適用に関する項も参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/em.121/e27046/emcli.htm#BABDEGHB
名前付きの資格証明をユーザー用のターゲットの優先資格証明として設定します。
書式
emcli set_preferred_credential -set_name="set_name" -target_name="target_name" -target_type="ttype" -credential_name="cred_name" [-credential_owner ="owner]" [-test] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
set_name
この資格証明セットの優先資格証明を設定します。
target_name
このターゲットの優先資格証明を設定します。
target_type
ターゲットまたは資格証明セットのターゲット・タイプ。
credential_name
資格証明の名前。
credential_owner
資格証明の所有者。デフォルトは現在ログインしているユーザーに設定されています。
test
優先資格証明を設定する前に、target_nameに対して資格証明をテストします。
例
例1
この例では、名前付き資格証明MyHostCredentialsをターゲットtest.example.com:hostのターゲットの優先資格証明(HostCredsNormal)として設定します。
emcli set_preferred_credential -set_name=HostCredsNormal -target_name=test.oracle.com -target_type=host -credential_name=MyHostCredentials -credential_owner="Joe"
例2
この例では、名前付き資格証明MyDBCredentialsをターゲットmyDB:oracle_databaseのターゲットの優先資格証明(通常のデータベース資格証明)として設定します。このコマンドでは、優先資格証明を設定する前に、myDB:oracle_databaseに対して名前付き資格証明をテストします。
emcli set_preferred_credential -target_type=oracle_database -target_name=myDB -set_name=DBCredsNormal -credential_name=MyDBCredentials -credential_owner="Joe" -test
テストまたはビーコンのプロパティを設定します。
書式
emcli set_properties -name=<target_name> -type=<target_type> -testname=<test_name -testtype=<test_type> [-beacons=<beacon_names>] [-properties='prop1:value1;prop2:value2;..']+ [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
testname
プロパティを設定するテストの名前。
testtype
プロパティを設定するテストのタイプ。
beacons
プロパティを設定するビーコンの名前。
properties
設定するプロパティの名前と値(複数可)。
例
例1
この例では、すべてのビーコンについて、MyTarget
で定義されたテストMyTest
でプロパティtimeout
を30000
に、granularityをtransaction
に設定します。
emcli set_properties -name='MyTarget' -type='generic_service' -testname='MyTest' -testtype='HTTP' -propertyName='timeout:30000;granularity:transaction'
例2
この例では、MyBeacon
およびMyBeacon2
についてのみ、MyTarget
で定義されたテストMyTest
のプロパティ値を30000
に設定します。これは、指定されたプロパティをビーコン・レベルで設定できる場合にのみ機能します。
emcli set_properties -name='MyTarget' -type='generic_service' -testname='MyTest' -testtype='HTTP' -bcnName='MyBeacon;MyBeacon2' -propertyName='timeout' -propertyValue='30000'
管理エージェントの最大待機時間を変更します。変更するには、エージェント名を指定する必要があります。
書式
emcli set_reverse_ping_interval -agent_names="agent1[;agent2...]"|-all_agents -value=" "|-reset_to_default [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
agent_names
変更を実行する必要のある管理エージェント(host:port)。
all_agents
すべてのエージェントが新しい値で更新する必要がある場合にのみ使用します。
value
更新する必要のある既存の待機時間の新しい値。
reset_to_default
値をデフォルト値にリセットする場合に使用します。
例
例1
この例では、既存の待機時間を、指定した新しい値(この場合は240)に変更します。
emcli set_reverse_ping_interval -agent_names="myhost1.example.com:1838" -value=240
例2
この例では、指定したエージェントの既存の待機時間をpingシステムのデフォルト値に変更します。
emcli set_reverse_ping_interval -agent_names="myhost1.example.com:1838;myhost2.example.com:4352" -reset_to_default
ある管理サーバーにあるターゲットの別の管理サーバーへの再配置を許可します。このverbでは、常に、再配置元の管理エージェントから再配置先管理エージェントへの再配置をEnterprise Managerターゲットに対して許可するターゲットを特定する表が移入されます。
書式
emcli set_standby_agent -src_agent=<source_agent> -dest_agent=<destination_agent> -target_name=<target_name> -target_type=<target_type> [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
src_agent
現在ターゲットをモニタリングしている管理エージェント。srcAgentが不明の場合、引数としてcurrentOwnerを入力します。
dest_agent
ターゲットをモニターする必要のある管理エージェント。
target_name
移動するターゲットの名前。
target_type
移動するターゲットのタイプ。
出力
コマンド実行の出力メッセージ。
指定されたターゲットのターゲット・プロパティの値を設定します。ターゲット・プロパティの以前の値は、すべて上書きされます。Oracle提供のターゲット・プロパティに値を割り当てる場合、次のターゲット・プロパティについては英語名を使用してください。
Comment、Lifecycle Status、Line of Business、Location、Contact
Lifecyle Statusに指定できる値は次のとおりです。
Development
MissionCritical
Production
Stage
Test
クラスタ・ターゲット・タイプの場合、ターゲット・プロパティの値はすべてのメンバー・ターゲットに自動的に伝播されます。この処理は、-propagate_to_membersパラメータが指定されていなくても実行されます。propagate_to_membersパラメータは、ターゲット・プロパティ値を集約ターゲットのメンバーに伝播することが目的の動作である集約非クラスタ・ターゲットに対して使用されます。この場合、将来追加されるターゲットではなく、集約の現在のメンバーに伝播されることに注意してください。
注意:
メンバーに対してプロパティを設定して伝播できるのは、一度に1つのみです。
書式
emcli set_target_property_value -property_records="target_name:target_type:property_name:property_value" [-separator=property_records="sep_string"] [-subseparator=property_records="subsep_string"] [-input_file="parameter_tag:file_path"] [-propagate_to_members] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
property_records
プロパティ・レコードのリスト。各プロパティ・レコードは、次の要素で構成されます。
<target_name>:<target_type>:<property_name>:<property_value>
target_name - プロパティを更新するターゲットのターゲット名。
target_type - ターゲットのターゲット・タイプ。
property_name - 更新する値を持つプロパティの名前。プロパティ名では大文字と小文字が区別されます。list_target_property_names verbを、存在する可能性のあるプロパティ名のリストに対して実行できます。
property_value - 割当てまたは更新を行うプロパティの値。
separator
複数のプロパティ・レコードを指定する場合、セパレータ文字列デリミタをプロパティ・レコード間のデリミタとして使用します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「;」です。
subseparator
プロパティ・レコードの要素間に使用する文字列デリミタ。デフォルトのセパレータ・デリミタは「:」です。
input_file
-property_recordsオプションとともに使用すると、プロパティ・レコードをファイルで指定できます。タグとローカルのファイル・パス間のマッピングを指定します。タグは、プロパティ・レコードのかわりに指定します。タグにはコロン(:)とセミコロン(;)を使用できません。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
propagate_to_members
グループおよびシステム・ターゲット用に使用すると、プロパティをすべてのメンバーに伝播します。
例
例1
この例では、データベースtest_databaseのOwner NameプロパティをJane Smithに設定します。
emcli set_target_property_value -property_records="test_database:oracle_database:Owner Name:Jane Smith"
例2
この例では、データベースtest_dbのOwnerプロパティをJane Smithに設定し、データベースtest_db1のAsset Numberプロパティを100に設定します。
emcli set_target_property_value -property_records="test_db:oracle_database:Owner:Jane Smith; test_db1:oracle_database:Asset Number:100"
テストのしきい値を設定します。
書式
emcli set_test_threshold -name=<target_name> -type=<target_type> -testname=<test_name> -testtype=<test_type> -metricName=<metric_name> -metricColumn=<metric_column> -occurrences=<occurrences> [-warningThres=<warning_threshold>] [-criticalThres=<critical_threshold>] [-operator=<operator>] [-beaconName=<beacon_name>] [-stepName=<step_name>] [-stepGroupName=<stepgroup_name>] [ ] indicates that the parameter is optional
例
emcli set_test_threshold -name="Service Name" -type="generic_service" -testname="Test Name" -testtype="HTTP" -metricName="http_response" -metricColumn="timing" -occurrences=1 -warningThres=100000
EM CLIを特定の管理サーバーで動作するように構成します。
EM CLIクライアントの設定は、-noautologinオプションを指定してセキュア・モードにするか、または-autologinオプションを指定して非セキュア・モードにすることができます。デフォルトは-noautologinです。したがって、いずれのオプションも指定しない場合は、EM CLIクライアントは自動的にセキュア・モードに設定されます。
構成ディレクトリには、操作中に生成された情報メッセージとエラー・メッセージを記録する、EM CLIによって生成されたログ・ファイルが含まれます。
書式
emcli setup -url="http[s]://host:port/em" -username=<EM_console_username] [-password=<password_of_user>] -dir=<local_emcli_config_directory> [-localdirans=yes|no] [-licans=yes|no] [-trustall] [-certans=yes|no] [-nocertvalidate] [-novalidate] [-autologin] [-noautologin] [-noregister] [-custom_attrib_file=<custom_attr_file_path>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
url
Oracle Management Server (OMS)のURL。host
はOMSのホストを指定します。port
はOMSのリスニング・ポートを指定します。httpおよびhttpsプロトコルの両方がサポートされています(セキュリティ上の理由から、httpsの使用をお薦めします)。
username
OMSへの接続時に、その後のすべてのEM CLIコマンドで使用するEnterprise Managerユーザー名。
SSOユーザーがEnterprise Managerユーザーでもある場合(LDAP/OIDで認証済)、ssousernameの指定でしかEM CLIを登録できません。SSOをOMSに対して有効にした後は、EM CLIはusernameのみの指定では登録できません。
password
Enterprise Managerユーザーのパスワード。このオプションを指定しない場合、対話形式でパスワードの入力を求められます。
注意:
コマンドラインでのパスワードの入力は、セキュアではないため、避けてください。
dir
EM CLI構成ディレクトリが作成されるディレクトリ。このディレクトリは、ローカルにマウントされたファイル・システムに置く必要があります。ディレクトリがそのように識別されなかった場合(trustall
を指定した場合を除く)、HTTPS URLに警告または確認が発行されます。ディレクトリは、setupをコールした作業ディレクトリの相対ディレクトリにすることも絶対ディレクトリにすることもできます。このオプションのデフォルトは、ユーザーのホーム・ディレクトリです。
localdirans
-dirオプション付きで指定された設定ディレクトリがローカル・ディレクトリかどうかを示します。設定ディレクトリがローカルであることを示すには、yesを指定し、設定ディレクトリがローカルでないことを示すにはnoを指定します。
licans
ユーザーがライセンスを受け入れるかどうかを示します。yesを指定してライセンスを受け入れるか、noを指定してライセンスを拒否します。
trustall
OMSから任意のサーバー資格証明を自動的に受け入れます(低セキュリティ)。
certans
ユーザーに入力を要求することなく、証明書が信頼される必要があるかどうかを示します。証明書を信頼する場合はyesを指定し、証明書を信頼しない場合はnoを指定します。
nocertvalidate
OMSが提供するSSL証明書のホスト名を検証しません。
novalidate
OMSに対してEnterprise Managerユーザー名またはSSOユーザー名を認証しません。指定されたユーザー名を有効とみなします。これにより、Enterprise Managerの検証や接続を行わずに、構成を格納できます(Enterprise Manager URLおよびユーザー)。Enterprise Managerが稼働していないシナリオでsetupコマンドを実行すると、便利な場合があります。
autologin
このモードでは、資格証明はEM CLIクライアント・システムに格納されます。自動ログイン・モードは、emcli logoutが実行されるまで維持されます。verbを実行したときにセッションの期限が切れている場合、自動的にログインされ、verbが実行されます。
emcli logoutを実行後に実行されたverbは、次の内容を示すメッセージを表示して失敗します。「エラー: セッションが期限切れです。emcliログインを実行してセッションを確立してください。」emcli logout後にlogin verbを使用して、EM CLIにログインする必要があります。Enterprise Managerユーザーのパスワードが変更された後は、IDと新しいパスワードでログインする必要があります。新しいパスワードは、その後で格納されます。
noautologinがデフォルト・モードであることに注意してください。
noautologin
このデフォルト・モードでは、資格証明はEM CLIクライアント・システムに格納されません。verbを実行したときにセッションの期限が切れている場合、明示的にlogin verbを実行し、必要なverbを実行します。
noregister
このEM CLIインスタンスを登録しません。
custom_attrib_file
監査カスタム属性値を含むファイルのパス名。このオプションは、監査カスタム属性用にOMSが構成されている場合に必要です。custom_attrib_fileを指定しない場合、カスタム属性の値を入力するよう求められます。
ファイルには、最大3行を含めることができます。1行に1つのカスタム属性の説明を含みます。各行の書式は次のとおりです。
<attr-name>#<attr-displayname>#<isMandatory>#<attr-value>
#: フィールド・セパレータ。
attr-name: 属性の名前。
attr-displayname: 属性の表示名。
isMandatory: 必須属性の場合は1、それ以外は0。
attr-value: カスタム属性の値。
例
emcli setup -url=http://omsmachine.example.com:7770/em -username=sysman
複数の設定を実装して複数のOMSで動作するようにEM CLIクライアントを構成するには、次の手順を実行してください。
dir1の場所でOMS1のEM CLIクライアントを設定します。
emcli setup -dir=<dir1> -url=<Url of OMS1> -user=<EM Username for OMS1>
dir2の場所でOMS2のEM CLIクライアントを設定します。
emcli setup -dir=<dir2> -url=<Url of OMS1> -user=<EM Username for OMS2>
OMS1の設定ディレクトリを参照するように環境変数EMCLI_STATE_DIRを設定します。
setenv EMCLI_STATE_DIR <dir1>
この設定により、EM CLIクライアントはOMS1で動作します。
OMS2の設定ディレクトリを参照するように環境変数EMCLI_STATE_DIRを設定します。
setenv EMCLI_STATE_DIR <dir2>
この設定により、EM CLIクライアントはOMS2で動作します。
Enterprise ManagerとBI Publisher Webアプリケーション間の関係を設定します。関係がすでに存在する場合、-forceオプションを指定する必要があります。Enterprise Manager System Reportsが、新しく構成されたBI Publisher Webアプリケーションにデプロイされます。レポートをデプロイすることなく登録詳細を変更するには、-nodeployオプションを使用します。詳細なステータス・メッセージが、すべての操作に対して表示されます。
レポートが存在する場合に、既存のレポートのコピーを上書きするには、-forceオプションを使用します。次の設定をデプロイしない場合、-nodeployオプションを指定します。
注意:
このVerbにはEnterprise Managerスーパー管理者権限が必要です。
書式
emcli setup_bipublisher [-force] -protocol=http|https -host=<hostname> -port=<portnumber> -uri=xmlpserver [-nodeploy] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
force
レポートが存在する場合に、既存のレポートのコピーを上書きします。次のシナリオは、このオプションによって影響を受けます。
関係がすでにEnterprise ManagerとBI Publisher Webアプリケーション間に存在している場合、この関係より新しい関係を優先します(-hostや-portなど)。
-nodeployを指定しない場合、Enterprise Manager Cloud ControlフォルダにあるBI Publisher Webアプリケーション用にすでに存在しているレポートをすべて、デプロイされるレポートが上書きします。
protocol
httpまたはhttpsのいずれかにする必要があります。
host
実行中のホスト、またはBI Publisher Webアプリケーションの前にあるサーバー・ロード・バランサの名前。
port
Webサービスのポート番号。
uri
Webアプリケーションのコンテキスト・ルート。xmlpserverである必要があります。
nodeploy
次の設定をデプロイしない場合に指定します。Enterprise Manager BI Publisher System ReportsをBI Publisher Webアプリケーションにデプロイしません。cliのdeploy_bipublisher_reportsを使用すると、これを実行できます。
例
例1
emcli setup_bipublisher -protocol=https -host=www.somehost.com -port=7801 -uri=xmlpserver
例2
この例では、WebLogic Serverコンソール内のBI Publisher管理対象サーバー(BIP)が異なるポート(9704)でリスニングするように再構成します。
emcli setup_bipublisher -protocol=https -host=somehost.com -port=9704 -uri=xmlpserver -force -nodeploy
BDAネットワーク内のすべてのHadoopクラスタをリストします。ホストが指定されている場合、ホストが存在するネットワーク内のすべてのHadoopクラスタをリストします。
書式
emcli show_bda_clusters [-host="host_name"]
[ ] indicates that the parameter is optional
オプション
host_name
BDAネットワーク内の特定のホストの名前。
例
例1
次の例では、BDAネットワーク内のすべてのHadoopクラスタ・ターゲットをリストします。
emcli show_bda_clusters
例2
次の例では、ホストacme101.com
が存在するネットワーク内のすべてのHadoopクラスタをリストします。
emcli show_bda_clusters -host="acme101.com"
指定したエンジニアド・システム・ターゲットで実行できる適用可能なパッチ適用操作を表示します。
書式
emcli show_applicable_engr_sys_operations -system_target_name="system_target_name" -system_target_type="system_target_type" -target_name="target_name" -target_type="target_type" | -component_type="component_type"
オプション
system_target_name
エンジニアド・システムのターゲット名を指定します。
system_target_type
エンジニアド・システムのターゲット・タイプを指定します。
target_name
ターゲット名を指定します。
target_type
ターゲット・タイプを指定します。
component_type
エンジニアド・システム・コンポーネントのターゲット・タイプを指定します。
例
次の例では、エンジニアド・システム・ターゲット"slcm12adm01.example.com":"oracle_dbmachine"のメンバー・ターゲット"clusteradm0102.example.com":"cluster"に対して適用可能なパッチ適用操作をすべて表示します。
emcli show_applicable_engr_sys_operations -system_target_name="slcm12adm01.example.com" -system_target_type="oracle_dbmachine" -target_name="clusteradm0102.example.com" -target_type="cluster"
エンジニアド・システムのメンバー・ターゲットの適用可能なシステム・パッチをすべてリストします。
書式
emcli show_applicable_engr_sys_patches -system_target_name="system_target_name" -system_target_type="system_target_type" [-target_name="target_name" -target_type="target_type" | -input_file=data:"input_file_path"] [-show_recommended] | [-show_all]
オプション
system_target_name
エンジニアド・システムのターゲット名を指定します。
input_file
入力ファイルのパスを指定します。次に、入力ファイルの例を示します。
slcm12celadm01.example.com:oracle_exadata
slcm12celadm02.example.com:oracle_exadata
slcm12celadm03.example.com:oracle_exadata
system_target_type
エンジニアド・システムのターゲット・タイプを指定します。
target_name
ターゲット名を指定します。
target_type
ターゲット・タイプを指定します。
show_recommended
エンジニアド・システム・コンポーネントのターゲット・タイプを指定します。このオプションを指定しない場合、適用可能なパッチがすべて表示されます。
show_all
適用可能なすべてのパッチを表示します。このオプションがデフォルトです。
例
次の例では、エンジニアド・システム"DB Machine slcm12.example.com":"oracle_dbmachine"のメンバー・ターゲット"clusteradm0102.example.com":"cluster"の推奨パッチのみを表示します。
emcli show_applicable_engr_sys_patches -system_target_name="DB Machine slcm12.example.com" -system_target_type="oracle_dbmachine" -target_name="clusteradm0102.example.com" -target_type="cluster" -show_recommended
現在の監査設定の次の詳細を表示します。
書式
emcli show_audit_settings -view="SUMMARY|DETAIL"
ターゲット・タイプに定義された資格証明セットのパラメータを表示します。
書式
emcli show_credential_set_info [-target_type="<target_type>"] [-set_name="<credential_set_name>"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
target_type
ターゲットのタイプ。デフォルトでは、すべてのターゲット・タイプに定義された資格証明セットを表示します。
set_name
資格証明セットの名前。デフォルトでは、ターゲット・タイプに定義されたすべての資格証明セットを表示します。
例
例1
この例では、すべてのターゲット・タイプに定義されたすべての資格証明セットの詳細を表示します。
emcli show_credential_set_info
例2
この例では、oracle_databaseターゲット・タイプに定義されたすべての資格証明セットを表示します。
emcli show_credential_set_info -target_type=oracle_database
ターゲット・タイプに定義された資格証明タイプのパラメータを表示します。
書式
emcli show_credential_type_info [-target_type="<target_type>"] [-type_name="<credential_type_name>"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
target_type
ターゲットのタイプ。デフォルトでは、すべてのターゲット・タイプに定義された資格証明セットを表示します。
type_name
資格証明タイプの名前。デフォルトでは、ターゲット・タイプに定義されたすべての資格証明タイプを表示します。
例
例1
この例では、oracle_databaseターゲット・タイプに定義されたHostUDMCreds資格証明タイプの詳細を表示します。
emcli show_credential_type_info -target_type=oracle_database -type_name=HostUDMCreds
例2
この例では、様々な資格証明タイプの出力を表示します。
emcli show_credential_type_info -target_type=host Target Type Cred Type Name Cred Type Column Name Key Column host HostCreds HostPassword No HostUserName Yes HostSSHCreds SSH_PUB_KEY No SSH_PVT_KEY No USERNAME Yes ProvisionCreds InstallPassword No InstallUserName Yes OMSRegistrationPassword No ProvCompPasswd No WBEMCreds WBEMPassword No WBEMUserName Yes
エンジニアド・システム・ターゲットのメンバー・ターゲットまたはコンポーネントのパッチ適用操作ステータスを表示します。
書式
emcli show_engr_sys_operation_status -system_target_name="system_target_name" -system_target_type="system_target_type" -target_name="target_name" -target_type="target_type" | -component_type="component_type"
オプション
system_target_name
エンジニアド・システムのターゲット名を指定します。
system_target_type
エンジニアド・システムのターゲット・タイプを指定します。
target_name
ターゲット名を指定します。
target_type
ターゲット・タイプを指定します。
component_type
エンジニアド・システム・コンポーネントのターゲット・タイプを指定します。
例
例1
次の例では、エンジニアド・システム"DB Machine slcm12.example.com":"oracle_dbmachine"のメンバー・ターゲット"clusteradm0102.example.com":"cluster"のパッチ適用ステータスを表示します。
emcli show_engr_sys_operation_status -system_target_name="DB Machine slc12.example.com" -system_target_type="oracle_dbmachine" -target_name="clusteradm0102.example.com" -target_type="cluster"
例2
次の例では、エンジニアド・システム"DB Machine slcm12.example.com":"oracle_dbmachine"のコンポーネント"Exadata Grid slcm12.example.com"のパッチ適用ステータスを表示します。
emcli show_engr_sys_operation_status -system_target_name="DB Machine slcm12.example.com" -system_target_type="oracle_dbmachine" -component_type="Oracle Infiniband Switch"
指定したパッチを適用可能なエンジニアド・システムのターゲットを表示します。
書式
emcli show_engr_sys_patchable_targets -system_target_name="system_target_name" -system_target_type="system_target_type" -system_patch_composite_id="system_patch_composite_id" [-applied="true | false"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
system_target_name
エンジニアド・システムのターゲット名を指定します。
system_target_type
エンジニアド・システムのターゲット・タイプを指定します。
system_patch_composite_id
システム・パッチ・コンポジットIDを指定します。
component_type
エンジニアド・システム・コンポーネントのタイプを指定します。
applied
パッチがすでに適用されているターゲットをリストするかどうかを指定します。このオプションで使用可能な値は、次のとおりです。
true: パッチが適用されているターゲットをリストします。
false: パッチが適用されていないターゲットのみをリストします。
このオプションがデフォルトです。
例
次の例では、パッチp18706488_600000000001381_226_0がすでに適用されているエンジニアド・システム"DB Machine slcm12.example.com":"oracle_dbmachine"のメンバー・ターゲットを表示します。
emcli show_engr_sys_patchable_targets -system_target_name="DB Machine slcm12.example.com" -system_target_type="oracle_dbmachine" -system_patch_composite_id="p18706488_600000000001381_226_0" -applied="true" -level="target"
エンジニアド・システム・ターゲットのメンバー・ターゲットについて、最近のパッチ適用操作の履歴を表示します。
書式
emcli show_engr_sys_patching_history -system_target_name="system_target_name" -system_target_type="system_target_type" -target_name="target_name" -target_type="target_type" [-operation=analyze | deploy | rollback] [-numrows="number_rows"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
system_target_name
エンジニアド・システムのターゲット名を指定します。
system_target_type
エンジニアド・システムのターゲット・タイプを指定します。
target_name
ターゲット名を指定します。
target_type
ターゲット名を指定します。
system_patch_composite_id
ターゲット・タイプを指定します。
operation
履歴を表示する操作を指定します。このオプションで使用可能な値は、analyze、deployおよびrollbackです。
numrows
表示する履歴の行数を指定します。
例
次の例では、エンジニアド・システム"slcm12adm01.example.com":"oracle_dbmachine"のメンバー・ターゲット"clusteradm0102.example.com":"cluster"に対して実行された最新10件のAnalyze操作の履歴を表示します。
emcli show_engr_sys_patching_history -system_target_name="slcm12adm01.example.com" -system_target_type="oracle_dbmachine" -target_name="clusteradm0102.example.com" -target_type="cluster" -action=analyze -numrows="10"
Enterprise Managerで検出されたすべてのエンジニアド・システム・ターゲットをリストします。
書式
emcli show_engr_sys_targets [-system_target_type="system_target_type"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
system_target_name
エンジニアド・システムのターゲット名を指定します。
例
例1
次の例では、Enterprise Managerで検出されたすべてのエンジニアド・システム・ターゲットを表示します。
emcli show_engr_sys_targets
例2
次の例では、タイプがoracle_dbmachineのすべてのエンジニアド・システム・ターゲットを表示します。
emcli show_engr_sys_targets -system_target_type="oracle_dbmachine"
すべての監査可能なEnterprise Manager操作名のリストを表示します。
書式
emcli show_operations_list
出力
次のような出力が表示されます。
ADD_AGENT_REGISTRATION_PASSWORD AGENT_REGISTRATION_PASSWORD_USAGE AGENT_RESYNC APPLY_TEMPLATE AUDIT_EXPORT_SETTINGS AUDIT_SETTINGS CHANGE_PASSWORD CHANGE_PREFERRED_CREDENTIAL CREATE_PG_SCHED CREATE_ROLE CREATE_TEMPLATE CREATE_UDP CREATE_UDPG CREATE_USER DELETE_AGENT_REGISTRATION_PASSWORD DELETE_JOB DELETE_PG_EVAL DELETE_PG_SCHED DELETE_ROLE DELETE_TEMPLATE DELETE_UDP DELETE_UDPG DELETE_USER EDIT_AGENT_REGISTRATION_PASSWORD EDIT_JOB EDIT_PG_SCHED EDIT_TEMPLATE EDIT_UDP EDIT_UDPG EVALUATE_UDP FILE_TRANSFER GET_FILE GRANT_JOB_PRIVILEGE GRANT_ROLE GRANT_SYSTEM_PRIVILEGE GRANT_TARGET_PRIVILEGE IMPORT_UDP JOB_OUTPUT LOGIN LOGOUT MODIFY_METRIC_SETTINGS MODIFY_POLICY_SETTINGS MODIFY_ROLE MODIFY_USER PUT_FILE REMOTE_OPERATION_JOB REMOVE_PRIVILEGE_DELEGATION_SETTING REPOSITORY_RESYNC REVOKE_JOB_PRIVILEGE REVOKE_ROLE REVOKE_SYSTEM_PRIVILEGE REVOKE_TARGET_PRIVILEGE SAVE_MONITORING_SETTINGS SET_PRIVILEGE_DELEGATION_SETTING SUSPEND_JOB
特定のパッチ計画の詳細を表示します。
書式
emcli show_patch_plan -name="name" [-info [-showPrivs]] [-actions [-onlyShowEnabled]] [-patches] [-targets] [-deplOptions] [-analysisResults] [-conflictFree] [-impactedTargets] [-deploymentProcedures] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
計画名。他のオプションを指定しないでこのオプションのみを指定した場合、パッチ計画の全詳細が表示されます。
info
指定したパッチ計画の一般情報を表示します。
show_Privs
指定したパッチ計画のユーザー権限を一般情報とともに表示します。
actions
指定したパッチ計画で実行される可能性のあるアクションを表示します。
onlyShowEnabled
指定したパッチ計画で有効なアクションのみを表示します。
patches
指定したパッチ計画に含まれたパッチの詳細を表示します。
targets
指定したパッチ計画に含まれたターゲットの詳細を表示します。
deplOptions
指定したパッチ計画に含まれたデプロイメント・オプションの詳細を表示します。
analysisResults
指定したパッチ計画の分析結果の詳細を表示します。
conflictFree
指定したパッチ計画の競合のないパッチの詳細を表示します。
impactedTargets
指定したパッチ計画の影響を受けるターゲットの詳細を表示します。
deploymentProcedures
指定したパッチ計画のデプロイメント・プロシージャを表示します。
例
emcli show_patch_plan -name="plan name" emcli show_patch_plan -name="plan name" -info emcli show_patch_plan -name="plan name" -actions -onlyShowEnabled emcli show_patch_plan -name="plan name" -info -showPrivs
関連項目
『Enterprise Managerライフサイクル管理者ガイド』のEM CLIによるパッチ適用に関する項も参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/em.121/e27046/emcli.htm#BABDEGHB
パッチのREADMEを表示します。
書式
emcli show_patch_readme -patch_composite_id= "patch_composite_id" [-output_location="output_location"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
patch_composite_id
パッチ・コンポジットIDを指定します。パッチ・コンポジットIDの書式は、p<PatchID>_<ReleaseID>_<PlatformID>_<LanguageID>に準拠する必要があります。
output_location
パッチのREADMEが保存されている必要がある場所を指定します。READMEファイル名は、<Patch_Composite_ID>_Readme.htmlの形式で保存されます
例
例1
次の例では、パッチp18706488_600000000001381_226_0のREADMEを表示します。
emcli show_patch_readme -patch_composite_id="p18706488_600000000001381_226_0"
例2
次の例では、パッチp18706488_600000000001381_226_0のREADMEを取得し、/tmpディレクトリにREADMEを保存します。
emcli show_patch_readme -patch_composite_id="p18706488_600000000001381_226_0" -output_location=/tmp
指定した名前で識別されるHTTP(S)プロキシの詳細を表示します。-detailsオプションを使用して、表示される詳細をカスタマイズできます。
構文
emcli show_proxy -name="<name>" [-details=<config | agents | both>] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
-name
プロキシを識別する名前。
-details
表示する詳細の範囲。有効な値は、次のとおりです。
config - プロキシ構成のみ。(デフォルト)
agents - プロキシに関連付けられた管理エージェントのみ。
both - プロキシに関連付けられたプロキシ構成と管理エージェントの両方。
例
例1
次のコマンドでは、us-proxy-1で識別されるプロキシの構成を表示します。この例で、-details=configオプションは暗黙的です。
emcli show_proxy -name="us-proxy-1"
例2
次のコマンドでは、us-proxy-1で識別されるプロキシに関連付けられたすべての管理エージェントの名前のリストを表示します。このリストには、直接名前で、および名前パターンでプロキシに関連付けられた管理エージェントが含まれることに注意してください。
emcli show_proxy -name="us-proxy-1" -details=agents
エージェントのサインオフ前提条件を実行して、エージェントのサインオフ・ジョブを送信します。
書式
emcli signoff_agents -agents="List_of_agents" | -input_file="agents_file:Location of_output file" [-job_name="Name_of_job"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
agents
エージェント名またはエージェント名パターンのカンマ区切りリストに一致する古いエージェント・ホームをクリーンアップするジョブを送信します。
input_file
ファイル内に指定されたエージェントがサインオフ可能かどうか確認し、エージェントのサインオフ・ジョブを送信します。
これらのパラメータすべてを応答ファイルで渡すことができます。使用方法は次のとおりです。
-input_file="response_file:/scratch/response_file.txt"
ファイル名を完全なパスで指定し、パラメータを1行ずつ入力する必要があります。パラメータをコマンドラインと応答ファイルの両方で渡した場合、コマンドラインのオプションが優先されます。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
job_name
クリーンアップ・ジョブを、このオプションで指定されているジョブ名で送信します。
例
例1
この例では、パターンabc%に一致し、xyz.domain.comエージェント上にある古いエージェント・ホームをクリーンアップするジョブを送信します。
emcli signoff_agents -agents="abc%,xyz.domain.com:1243"
例2
この例では、ファイルに指定された古いエージェント・ホームをクリーンアップするジョブを送信します。
emcli signoff_agents -input_file="agents_file:/scratch/agents_file.txt"
管理エージェント・ゴールド・イメージを宛先ホストにステージングします。
書式
emcli stage_gold_agent_image -version_name="gold_image_version_to_stage" -image_name="gold_image_name" -host_name="staging_destination_host" -stage_location="stage_location_on_destination_host" [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
version_name
ステージングする管理エージェント・ゴールド・イメージ・バージョン。
image_name
ステージングする管理エージェント・ゴールド・イメージ。
host_name
管理エージェント・ゴールド・イメージをステージングする宛先ホスト。前提条件として管理エージェントはこのホストで実行している必要があります。
stage_location
管理エージェント・ゴールド・イメージをステージングする宛先ホストの場所。
例
次の例では、ホストexample.com
のステージングの場所である/net/stage/agent
に、ゴールド・イメージOPC_AGI_DB
の管理エージェント・ゴールド・イメージOPC_AGI_DB_JUL_13
をステージングします。
emcli stage_gold_agent_image -version_name=OPC_AGI_DB_JUL_13 -stage_location=/net/stage/agent -host_name=example.com
ソフトウェア・ライブラリで使用できるエンティティ・リビジョンに関連付けられた1つ以上のファイルを、ホスト・ターゲットのファイル・システムの場所にステージングします。
書式
emcli stage_swlib_entity_files -entity_rev_id="entity_rev_id" -host="hostname" -file="<file name as specified during upload>"] [-credential_set_name="setname"] | [-credential_name="name" -credential_ owner="owner"] [-stage_path="<path on host to stage file(s)>"] [-use_latest_revision] [-overwrite_files] [ ] indicates that the parameter is optional.
パラメータ
entity_rev_id
エンティティ・リビジョンの識別子。エンティティIDを表示するには、Cloud Controlコンソールにログインします。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティの識別子が、内部IDと呼ばれるカスタム列として表示されます。デフォルトでは、この列は表示されていません。
host
ファイルをステージングするホストのターゲット名。
file
エンティティ・リビジョンに関連付けられたファイルの名前。
credential_set_name
管理リポジトリに格納されているホスト・ターゲット用の優先資格証明のセットに割り当てられた名前。
HostCredsNormal: デフォルトの権限のない資格証明セット
HostCredsPriv: 権限付きの資格証明セット
credential_name
管理リポジトリに格納されている名前付き資格証明。このオプションは、
-credential_owner
オプションとともに指定する必要があります。
credential_owner
管理リポジトリに格納されている名前付き資格証明の所有者。このオプションは、-credential_name
オプションとともに指定する必要があります。
stage_path
ファイルをコピーするホストの場所。
use_latest_revision
これは、エンティティの最新リビジョンまたはentity_rev_idで識別されるリビジョンに対してステージングを実行するかどうかを指定するオプションです。
overwrite_files
これは、ステージングの場所でファイルを上書きするかどうかを指定するオプションです。デフォルトではファイルは上書きされません。ステージングの場所でファイルが上書きされることが保証されます。
例
次の例では、ACME_USER
が所有するMyAcmeCreds
という名前付き資格証明を使用して、指定したエンティティ・リビジョンに関連付けられたファイルmyfile.zipをホストfs1.example.comの/u01/stage_loc
にコピーします。
emcli stage_swlib_entity_files -entity_rev_id="oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_ Component:SUB_Generic:B1B1880C6A8C62AAE040548C42832D14:0.1"Generic:B1B1880C6A8C62AAE040548C42832D14:0.1" Generic:B1B1880C6A8C62AAE040548C42832D14:0.1" -file="myfile.zip" -stage_path="/u01/stage_loc" -host="fs1.example.com" -credential_name="MyAcmeCreds" -credential_owner="ACME_USER"
ソフトウェア・ライブラリで使用できるエンティティ・リビジョンに関連付けられた1つ以上のファイルを、EMエージェントでモニターされていないホスト・ターゲットのファイル・システムの場所にステージングします。
書式
emcli stage_swlib_entity_files_local -entity_rev_id="entity_rev_id" [-file="<file name as specified during upload>"] [-stage_path="<local file system path to stage the file(s)>"] [-use_latest_revision] [-overwrite_files] [ ] indicates that the parameter is optional.
パラメータ
entity_rev_id
エンティティ・リビジョンの識別子。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティの識別子がカスタム列(内部ID)として表示されます。ただし、これはデフォルトでは非表示です。
file
エンティティ・リビジョンに関連付けられたファイルの名前。エンティティの複数のファイルをステージングする場合、このオプションを繰り返します。これを指定しない場合、エンティティのすべてのファイルがステージングされます。
stage_path
ファイルをコピーするホストの場所。
use_latest_revision
これは、エンティティの最新リビジョンまたはentity_rev_idで識別されるリビジョンに対してステージングを実行するかどうかを指定するオプションです。
overwrite_files
これは、ステージングの場所でファイルを上書きするかどうかを指定するオプションです。デフォルトではファイルは上書きされません。
例
次の例では、指定したエンティティ・リビジョンに関連付けられたファイルmyfile.zip
を、ローカル・ファイル・システムの/u01/stage_loc
にコピーします。
emcli stage_swlib_entity_files_local -entity_rev_id="oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_ Generic:B1B1880C6A8C62AAE040548C42832D14:0.1" -file="myfile.zip" -stage_path="/u01/stage_loc"
管理エージェントを起動します。管理エージェントに対するオペレータ権限または完全な権限が必要です。
書式
emcli start_agent -agent_name="agent_target_name" [-host_username="agent_host_username" -host_pwd="agent_host_password"] [-credential_name="credential_name"] [-credential_setname="credential_setname_of_agent"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
agent_name
管理エージェント・ターゲットの名前。
host_username
管理エージェントを所有するOSユーザー(ホスト上)のユーザー名。
host_pwd
管理エージェントを所有するOSユーザー(ホスト上)のパスワード。
credential_name
保存された資格証明の名前。
credential_setname
管理エージェントの資格証明セットの名前。たとえば、HostCredsなど。
例
例1
emcli start_agent -agent_name="agent.example.com:1234" -host_username="test_user" -host_pwd="test"
例2
emcli start_agent -agent_name="agent.example.com:1234" -credential_name="MyMachineCredential"
MDAエンジンを起動します。デフォルトでは、このコマンドは5つのプロセッサでMDAエンジンを起動します。オプションで、processor_countパラメータを追加してプロセッサの数を変更できます。
書式
emcli start_mda_engine [-processors_count=<count>] [ ] indicates that the parameter is optional.
パラメータ
processors_count
指定した数のプロセッサでMDAエンジンを起動します。
例
次の例では、6つのプロセッサでMDAエンジンを起動します。
emcli start_mda_engine -processors_count=6
指定したターゲット・データベースでリプレイを開始します。
サンプルXMLファイル:
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <replay xmlns="http://xmlns.oracle.com/sysman/db/dbreplay/replay"> <taskName>tkSiTask</taskName> <name>tkSiTrial_3</name> <replayTargetName>database</replayTargetName> <replayTargetType>oracle_database</replayTargetType> <dbHostName>slc00tny.mycompany.com</dbHostName> <dbCredentialReference> <credName>TESTDB121</credName> <credOwner>SYSMAN</credOwner> </dbCredentialReference> <dbHostCredentialReference> <credName>TESTDBHOST121</credName> <credOwner>SYSMAN</credOwner> </dbHostCredentialReference> <directory>/storage/captures/DBReplayWorkload_captureRepos_10Mins_3_185</directory> <consolidated>false</consolidated> <captures> <capture> <captureName>captureRepos_10Mins_3</captureName> <startTime>1395746473000</startTime> </capture> </captures> <synchronization>OBJECT_ID</synchronization> <connectTimeScale>100</connectTimeScale> <thinkTimeScale>100</thinkTimeScale> <thinkTimeAutoCorrect>true</thinkTimeAutoCorrect> <stsEnabled>true</stsEnabled> <minimumClients>1</minimumClients> <maximumWaitSeconds>10</maximumWaitSeconds> <replayConnectionMappings> <replayConnectionMapping workloadId="2"> <connectionMethod>SHARED_DESCRIPTOR</connectionMethod> <sharedDescriptor>(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST = (ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=slc00tny.mycompany.com)(PORT=15045)))(CONNECT_DATA=(SID=ttny2)(SERVER=DEDICATED)))</sharedDescriptor> </replayConnectionMapping> <replayConnectionMapping workloadId="1"> <connectionMethod>SHARED_DESCRIPTOR</connectionMethod> <sharedDescriptor>(DESCRIPTION=(ADDRESS_LIST = (ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=slc00tny.mycompany.com)(PORT=15045)))(CONNECT_DATA=(SID=ttny2)(SERVER=DEDICATED)))</sharedDescriptor> </replayConnectionMapping> </replayConnectionMappings> <clientHostConfigurations> <clientHostConfiguration> <hostName>slc00tny.mycompany.com</hostName> <hostOsType>Linux</hostOsType> <clientHostCredentialReference> <credName>TESTHOST</credName> <credOwner>SYSMAN</credOwner> </clientHostCredentialReference> <replayDbName>database</replayDbName> <replayDbType>oracle_database</replayDbType> <replayDbCredentialReference> <credName>TESTDB121</credName> <credOwner>SYSMAN</credOwner> </replayDbCredentialReference> <clients>1</clients> <serverConnectionIdentifier>slc00tny.mycompany.com:15045/ttny2.regress.rdbms.dev.mycompany.com</serverConnectionIdentifier> <clientOracleHome>/storage/oracle</clientOracleHome> <clientReplayDirectory>/storage/db12/captures/DBReplayWorkload_captureRepos_10Mins_3_185</clientReplayDirectory> </clientHostConfiguration> </clientHostConfigurations> </replay>
書式 - 標準モード
emcli start_replay [-input_file="template:<input file path>"] [ ] indicates that the parameter is optional.
書式 - インタラクティブまたはスクリプト・モード
start_replay( [input_file="template:<input file path>"] ) [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
input_file
Verbのパラメータを含むXMLファイルへの完全修飾されたパス。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
例1 - 標準モード
次の例では、リプレイを開始します。
emcli start_replay -input_file=template:/storage/xml/newReplay.xml
例2 - インタラクティブまたはスクリプト・モード
次の例では、リプレイを開始します。
start_replay(input_file="template:/storage/xml/newReplay.xml" )
EM CLIが構成されているかどうかを表示します。また、EM CLI設定の詳細を表示します。また、Javaホーム、バージョン、EM CLIホームおよびすべての詳細EM CLI構成(構成されている場合)が表示されます。
標準モード
emcli status
インタラクティブまたはスクリプト・モード
status()
オプション
なし。
出力
この例では、EM CLI設定が実行されていない場合の出力を表示します。
Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c Release 12.1.0.0.0. Copyright (c) 1996, 2011 Oracle Corporation and/or its affiliates. All rights reserved. Instance Home : /home/sumadas Status : Not Configured
この例では、EM CLI設定が実行された場合の出力を表示します。
Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12c Release 12.1.0.0.0. Copyright (c) 1996, 2013 Oracle Corporation and/or its affiliates. All rights reserved. Instance Home : /ade/sumadas_emcli/oracle/work/.emcli Status : Configured EMCLI Home : /ade/sumadas_emcli/emcore/emcli/bin EMCLI Version : 12.1.0.0.0 Java Home : /ade_autofs/nfsdo_base/EMGC/MAIN/LINUX/110811/jdk6/jre Java Version : 1.6.0_24 Log file : /ade/sumadas_emcli/oracle/work/.emcli/.emcli.log EM URL : https://dadvma0121.example.com:14487/em EM user : SYSMAN Auto login : true Trust all certificates : true
この例は、対話型シェル・モードでの出力を示します。
emcli>status() Oracle Enterprise Manager 12c EM CLI with Scripting option Version 12.1.0.3.0. Copyright (c) 1996, 2013 Oracle Corporation and/or its affiliates. All rights reserved. Verb Jars Home (EMCLI_VERBJAR_DIR) : <EMCLI_LOCATION>/int/./bindings/12.1.0.3.0/.emcli EM CLI Home (EMCLI_INSTALL_HOME) : <EMCLI_LOCATION>/int/. EM CLI Version : 12.1.0.3.0 Java Home : /jdk6/jre Java Version : 1.6.0_43 Log file (EMCLI_LOG_LOC) : CONSOLE Log level (EMCLI_LOG_LEVEL) : SEVERE EM URL (EMCLI_OMS_URL) : https://<hostname>:<port>/em EM user (EMCLI_USERNAME) : sysman Auto login (EMCLI_AUTOLOGIN) : false Trust all certificates (EMCLI_TRUSTALL) : true
管理エージェントを停止します。エージェントに対するオペレータ権限または完全な権限が必要です。
書式
emcli stop_agent -agent_name="agent_target_name" [-host_username="agent_host_username" -host_pwd="agent_host_password"] [-credential_name="credential_name"] [-credential_setname="credential_setname_of_agent"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
agent_name
管理エージェント・ターゲットの名前。
host_username
管理エージェントを所有するOSユーザー(ホスト上)のユーザー名。
host_pwd
管理エージェントを所有するOSユーザー(ホスト上)のパスワード。
credential_name
保存された資格証明の名前。
credential_setname
管理エージェントの資格証明セットの名前。たとえば、HostCredsなど。
例
例1
emcli stop_agent -agent_name="agent.example.com:1234" -host_username="test_user" -host_pwd="test"
例2
emcli stop_agent -agent_name="agent.example.com:1234" -credential_name="MyMachineCredential"
ブラックアウトを停止します。
ブラックアウトは、Scheduledステータスの場合など、完全に開始する前に停止できます。実行中のブラックアウトも停止できます。
書式
emcli stop_blackout -name="name" [-createdby="blackout_creator"] [-emd_url="emd_url"] [-max_wait_duration="maximum duration in seconds] [ ] indicates that the parameter is optional. Note that the emd_url parameter is mandatory for blackouts created through emctl.
オプション
name
停止するブラックアウトの名前。
createdby
ブラックアウトを作成したEnterprise Managerユーザー。デフォルトは現行ユーザーです。別のユーザーが作成したブラックアウトを停止するには、SUPER_USER
権限が必要です。
emd_url
emctlブラックアウトが作成されたときに使用されたエージェントのemd_url。これは、emctlを通じて作成されたブラックアウトの必須パラメータです。
max_wait_duration
ブラックアウト・ステータスの更新を待機する最大時間(秒)。
例
例1
この例では、現行ユーザーが作成したブラックアウトbackup_db3
を停止します。
emcli stop_blackout -name=backup_db3
例2
この例では、ユーザーjoe
が作成したブラックアウトweekly_maint
を停止します。現行ユーザーは、ユーザーjoe
またはSUPER_USER
権限を持つユーザーである必要があります。
emcli stop_blackout -name=weekly_maint -createdby=joe
エンジニアド・システム・ターゲットのメンバー・ターゲットまたはメンバー・ターゲットのリストのメンテナンス操作を停止します。
書式
emcli stop_engr_sys_maintenance -system_target_name="system_target_name" -system_target_type="system_target_type" -target_name="target_name" -target_type="target_type" | -input_file=data:"input_file_path" -operation=analyze | deploy | rollback [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
system_target_name
エンジニアド・システムのターゲット名を指定します。
system_target_type
エンジニアド・システムのターゲット・タイプを指定します。
target_name
ターゲット名を指定します。
target_type
ターゲット・タイプを指定します。
input_file
入力ファイル・パスを指定します。
operation
停止する操作を指定します。このオプションで使用可能な値は、analyze、deployおよびrollbackです。
例
次の例では、エンジニアド・システム"slcm12adm01.example.com":"oracle_dbmachine"のメンバー・ターゲット"clusteradm0102.example.com":"cluster"のデプロイ操作を停止します。
emcli stop_engr_sys_maintenance -system_target_name="slcm12adm01.example.com" -system_target_type="oracle_dbmachine" -target_name="clusteradm0102.example.com" -target_type="cluster" -operation=deploy
スケジュール済、失敗または実行中の状態にあるデプロイメント・インスタンスを停止します。
書式
emcli stop_instance [-instance=<instance_guid>] [-exec=<execution_guid>] [-name=<execution_name>] [-owner=<execution_owner>]
オプション
instance
インスタンスのGUID。
exec
実行のGUID。
name
実行の名前。
owner
実行の所有者。
例
emcli stop_instance -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61
指定されたジョブを停止します。get_jobs
verbを使用して、ジョブIDと名前のリストを取得できます。
書式
emcli stop_job [-job_id="ID1;ID2;..."] [-name="job_name_pattern"] [-owner="job_owner"] [-type="job_type"] [-targets="target_name:target_type"] [-input_file=property_file:"filename"] [-preview] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
job_id
停止するジョブのセミコロン( ; )区切りのリスト。
注意: このフィルタは、他のフィルタと一緒に使用できません。
name
停止するジョブの名前またはパターン。
owner
ジョブの所有者。
type
ジョブのジョブ・タイプ。
targets
停止するジョブのターゲット名とターゲット・タイプ。
input_file
ジョブをフィルタするためのプロパティをfilenameに指定できます。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
preview
停止するジョブのみをリストします。
例
例1
この例では、指定されたIDのジョブを停止します。
emcli stop_job -job_id=12345678901234567890123456789012
例2
この例では、管理者Jenniferが所有するすべてのジョブを停止します。
emcli stop_job -owner=Jennifer
現在のOMSインスタンスでMDAエンジンを停止します。
書式
emcli stop_mda_engine [-persist=true|false] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
persist
persistをtrueに設定した場合、OMSの再起動時、エンジンは起動されません。persistオプションのデフォルト値はfalseです。たとえば、persistオプションを指定しない場合、OMSの再起動時、エンジンは再起動されます。
例
例1
次の例では、persist属性を定義せずにMDAエンジンを停止します。OMSの再起動時、MDAエンジンは再起動されます。
emcli stop_mda_engine
例2
次の例では、persist属性を定義してMDAエンジンを停止します。OMSの再起動時、MDAエンジンは再起動されません。
emcli stop_mda_engine -persist=true
システムのすべてのデータベースまたは選択されたデータベースに対する適用ラグとトランスポート・ラグの制限の構成を取得して表示します。
書式
emcli stop_siteguard_health_checks [-operation_plan=name_of_the_operation_plan] [ ] indicates that the parameter is optional
パラメータ
operation_plan
ヘルス・チェックの実行を停止する必要がある操作計画の名前。
例
例1
この例では、システムaustin-system
のすべてのデータベースに構成されている適用ラグ制限の詳細を表示します。
emcli get_siteguard_lag -system_name="austin-system" -property_name="ApplyLag"
例2
この例では、操作計画austin-switchover
のヘルス・チェックを停止します。
emcli stop_siteguard_health_checks -operation_plan="austin-switchover"
管理エージェントを管理対象外ホストにインストールするホスト追加セッションを送信することで、管理対象外ホストを管理対象ホストに変換します。
書式
emcli submit_add_host –host_names=<host_list> -platform=<platform_id> -installation_base_directory=<installation_base_directory> -credential_name=<credential_name> [-instance_directory=<instance_directory>] [-credential_owner=<credential_owner>] [-properties_file=<properties_file>] [-session_name=<deployment_session_name>] [-privilege_delegation_setting=<privilege_delegation_setting>] [-port=<agent_port>] [-deployment_type=FRESH|SHARED|CLONE] [-preinstallation_script=<preinstallation_script_location>] [-preinstallation_script_on_oms] [-preinstallation_script_run_as_root] [-postinstallation_script=<postinstallation_script_location>] [-postinstallation_script_on_oms] [-postinstallation_script_run_as_root] [-additional_parameters=<parameter1 parameter2 parameter3 .... >] [-wait_for_completion] [-source_agent=<clone_source_agent_name>] [-master_agent=<master_agent_name>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
host_names
セミコロンで区切られた、エージェントをインストールする必要があるホスト名。
platform
エージェントをインストールする必要があるホストのARUプラットフォームID。サポートされているエージェント・プラットフォームのリストを表示するには、コマンドemcli list_add_host_platforms -allを実行します。
installation_base_directory
エージェントをインストールするディレクトリ。MS-DOS/Windows形式のパスの場合、このオプションは二重引用符で囲ってください。
credential_name
エージェントのインストールに使用する名前付き資格証明。
instance_directory
エージェントのインスタンス・ディレクトリ。MS-DOS/Windows形式のパスの場合、このオプションは二重引用符で囲ってください。
credential_owner
名前付き資格証明の所有者。
session_name
ホスト追加セッションを一意に識別するセッション名。
privilege_delegation_setting
エージェントのインストールとルート・スクリプトの実行に使用する権限委譲設定。
port
エージェントがOMSと通信するポート。
deployment_type
エージェント・デプロイメントのタイプで、FRESH、CLONEまたはSHAREDから選択できます。デフォルトはFRESHです。
preinstallation_script
エージェントをインストールする前に実行するスクリプト。MS-DOS/Windows形式のパスの場合、このオプションは二重引用符で囲ってください。
preinstallation_script_on_oms
プリインストール・スクリプトがOMSホストにある場合は、このオプションを使用します。
preinstallation_script_run_as_root
プリインストール・スクリプトをルート・ユーザーとして実行する場合は、このオプションを使用します。
postinstallation_script
エージェントをインストールした後に実行するスクリプト。MS-DOS/Windows形式のパスの場合、このオプションは二重引用符で囲ってください。
postinstallation_script_on_oms
ポストインストール・スクリプトがOMSホストにある場合は、このオプションを使用します。
postinstallation_script_run_as_root
ポストインストール・スクリプトをルート・ユーザーとして実行する場合は、このオプションを使用します。
additional_parameters
エージェントのインストールに使用する追加のパラメータ。
wait_for_completion
ホスト追加操作を同期的に実行します。このオプションを指定すると、コマンドは、ホスト追加セッションが完了するまで待機してから、ユーザーにコマンドライン制御を戻します。
source_agent
クローニングされたエージェントのインストールに使用するソース・エージェント。ソース・エージェントの形式は"エージェントのホスト名:エージェントのポート"である必要があります。たとえば: foo.example.com:3872です。
master_agent
共有エージェントのインストールに使用するマスター・エージェント。マスター・エージェントの形式は"エージェントのホスト名:エージェントのポート"である必要があります。たとえば: foo.example.com:3872です。
例
例1
この例では、名前付き資格証明「oracle」と権限委譲設定/usr/bin/sudo -u %RUNAS% %COMMAND%を使用して、プラットフォームIDが「226」でインストール・ベース・ディレクトリが「/opt/agent」であるホスト「example.com」上のホスト追加セッションを送信します。
emcli submit_add_host -host_names="example.com" -platform=226 -credential_name=oracle -installation_base_directory=/opt/agent -privilege_delegation_setting="/usr/bin/sudo -u %RUNAS% %COMMAND%"
例2
この例では、名前付き資格証明「oracle」を使用して、プラットフォームIDが「233」でインストール・ベース・ディレクトリが「C:\agent」であるホスト「example2.com」上のホスト追加セッションを送信します。
emcli submit_add_host -host_names=example2.com -platform=233 -installation_base_directory="C:\agent" -credential_name=oracle
エンジニアド・システム・ターゲットの1つ以上のメンバー・ターゲットまたは1つのコンポーネントのメンテナンス操作を発行します。
書式
emcli submit_engr_sys_maintenance -system_target_name="system_target_name" -system_target_type="system_target_type" -operation=analyze | deploy | rollback -component_type="component_type" | -input_file=data:"input_file_path"
オプション
system_target_name
エンジニアド・システムのターゲット名を指定します。
system_target_type
エンジニアド・システムのターゲット・タイプを指定します。
operation
発行する必要のある操作を指定します。このオプションで使用可能な値は、analyze、deployおよびrollbackです。
component_type
エンジニアド・システム・コンポーネントのタイプを指定します。
input_file
入力ファイル・パスを指定します。入力データは、プロパティ名と値のペアで指定し、add_engr_sys_patches Verbが実行されている必要があります。次に、入力ファイルの例を示します。
target.0.target_name=slcm12adm01.example.com target.0.target_type=oracle_exadata target.1.target_name=slcm12adm02.example.com target.1.target_type=oracle_exadata target.2.target_name=slcm12adm03.example.com target.2.target_type=oracle_exadata
例
次の例では、入力ファイル/tmp/inputprop1.propを使用して、エンジニアド・システム・ターゲット"slcm12adm01.example.com":"oracle_dbmachine"に分析操作を発行します。
emcli submit_engr_sys_maintenance -system_target_name="slcm12adm01.example.com" -system_target_type="oracle_dbmachine" -operation=analyze -input_file=data:"/tmp/inputprop1.prop"
ジョブを作成して発行します。このverbはcreate_jobを優先するために非推奨となりました。詳細は、この章のこのverbを参照するか、次のコマンドを入力します。
emcli help create_job
マスキング・ジョブを発行し、表示ジョブIDと実行IDを返します。
書式
emcli submit_masking_job -definition_name=<masking_defn_name> -target_name=<database_target_name> -target_type=<database_target_type> -parameters=name1:value1;name2:value2;... [-host_pref_creds_name=<preferred_host_credentials_name> OR -host_cred_name=<host_credential_name>] [-db_pref_creds_name=<preferred_db_credentials_name> OR -db_cred_name=<db_credential_name>] [-encryption_key=<encryption_key_string] [-script_file_location=<script_file_location>] [-script_file_name=<script_file_name>] [-input_file=PWD_FILE_TAG:<credentials_file_name>] [-script | -format=[name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [ ] indicates that the parameter is optional
注意:
ホストおよびDB資格証明の値が-parametersパラメータに指定されないかぎり、host_pref_creds_nameまたはhost_cred_nameパラメータを指定する必要があります。同様に、db_pref_creds_nameまたはdb_cred_nameパラメータを指定する必要があります。
オプション
definition_name
マスキング定義の名前。
target_name
マスクするデータベース・ターゲット名。
target_type
マスクするデータベース・ターゲット・タイプ。
parameters
データベース・インスタンスへの接続に必要な資格証明を示す名前と値のペアのリスト。サポートされているパラメータは、db_username、db_password、db_role、db_cred_name、host_username、host_passwordおよびhost_cred_nameです。PDPを使用する必要がある場合、指定する追加のパラメータはPDP、RUNASおよびPROFILEです。PROFILEオプションは、Powerbrokerにのみ適用されます。
host_pref_creds_name
データベース・ホストへの接続に使用する優先資格証明のタイプ。HostCredsNormalまたはHostCredsPrivのいずれかです。
host_cred_name
データベース・ホストへの接続に使用する資格証明名。
db_pref_creds_name
データベース・インスタンスへの接続に使用する優先資格証明のタイプ。DBCredsNormalまたはDBCredsSYSDBAのいずれかです。
db_cred_name
データベース・インスタンスへの接続に使用する資格証明名。
encryption_key
マスキング定義に置換フォーマットの使用が含まれる場合は、暗号化鍵を指定します。
script_file_location
SQLスクリプトがコピーされて実行される場所。値を指定しない場合、デフォルト値の$ORACLE_HOME/dbsが使用されます。
script_file_name
マスキングSQLスクリプトを格納するスクリプト・ファイルの名前。名前を指定しない場合、システム生成のファイル名が使用されます。
input_file
parametersオプションとともに使用すると、ユーザー名やパスワードなどのパラメータ値を別のファイルで格納できます。input_fileオプションでは、タグとローカルのファイル・パス間のマッピングを指定します。タグは、parametersオプションの特定のパラメータ値のかわりに指定します。複数の-input_fileパラメータを指定できます。結果は、すべてのファイルの組合せになります。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
例
例1
この例では、定義名MASKING_DEFに対するマスキング・ジョブを発行し、ジョブIDと実行IDを返します。
emcli submit_masking_job -definition_name=MASKING_DEF -target_name=testdb -target_type=oracle_database -parameters="db_username:sys;db_password:password;db_role:SYSDBA;db_cred_name:DBCREDS;host_username:test;host_password:password;host_cred_name:HOSTCREDS"
例2
この例では、指定された入力ファイルhost_creds.txtおよびdb_creds.txtから資格証明を取得します。
emcli submit_masking_job -definition_name=MASKING_DEF -target_name=testdb -target_type=oracle_database -parameters="HOST_CREDS;DB_CREDS" -input_file=HOST_CREDS:host_creds.txt -input_file=DB_CREDS:db_creds.txt
1つのファイルで両方の資格証明を指定し、1つの-input_fileタグのみを使用することもできます。PDPを使用する必要がある場合、パラメータまたはinput_fileで値を次のように指定する必要があります。
SUDO:
db_username:sys;db_password:password;db_role:SYSDBA;host_username:user2;host_password:password;PDP:SUDO;RUNAS:user1
POWERBROKER:
db_username:sys;db_password:password;db_role:SYSDBA;host_username:user2;host_password:password;PDP:POWERBROKER;RUNAS:user1;PROFILE:profile
指定された操作計画を送信して実行します。
書式
emcli submit_operation_plan -name=<operation_plan_name> [-run_prechecks=true|false] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
操作計画の名前。
run_prechecks
trueまたはfalseのいずれかを指定して、オプションで事前チェックを実行します。
例
emcli submit_operation_plan -name="austin-switchover" -run_prechecks="true"
指定したパッチ計画で、分析、準備、デプロイおよびスイッチバックなどのアクションを送信するか、次のアクションを自動的に検索して実行します。
書式
emcli submit_patch_plan -name="name" -action="action name"
オプション
name
パッチ計画名。
action
指定したパッチ計画で送信するアクション。
例
emcli submit_patch_plan -name="plan name" emcli submit_patch_plan -name="plan name" -action="analyze"
関連項目
『Enterprise Managerライフサイクル管理者ガイド』のEM CLIによるパッチ適用に関する項も参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/em.121/e27046/emcli.htm#BABDEGHB
デプロイメント・プロシージャまたは事前保存済プロシージャ構成を発行します。
書式
emcli submit_procedure -input_file=data:"file_path" [-procedure="procedure_guid"] [-name="procedure_name"] [-owner="procedure_owner"] [-parent_proc="procedure_of_procedure_config"] [-instance_name="procedure_instance_name"] [-grants="users_and_their_corresponding_access_levels"] [-schedule= start_time:yyyy/MM/dd HH:mm; tz:{java timezone ID}; grace_period:xxx; ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
input_file
デプロイメント・プロシージャ用の入力データ。file_path
はデータ・プロパティ・ファイルを含むファイルを指す必要があります。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
procedure
実行するプロシージャのGUID。
name
プロシージャまたはプロシージャ構成の名前。
owner
プロシージャまたはプロシージャ構成の所有者。
parent_proc
プロシージャ構成のプロシージャ。プロシージャとプロシージャ構成の両方が同じ名前を持つ場合に、これをプロシージャ構成に適用します。
instance_name
プロシージャ・インスタンスの名前。
grants
ユーザーおよび対応するアクセス・レベルをユーザーと権限のペアの文字列として指定します。各ペアは(;)で区切ります。
説明:
ユーザー: Enterprise Managerユーザー名
権限: VIEW_JOBまたはFULL_JOB
schedule
デプロイメント・プロシージャのスケジュール。指定しない場合、プロシージャはすぐに実行されます。
start_time:
プロシージャの開始時間
tz
- オプションのタイムゾーンID
出力列
インスタンスのGUID。
例
emcli submit_procedure -input_file=data:data.properties -procedure=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -grants="user1:VIEW_JOB;user2: FULL_JOB" -schedule="start_time:2006/6/21 21:23;tz:America/New_York; grace_period:60" -instance_name="MyProcedureInstance_0001"
EMCLIを使用したJava EEアプリケーションのデプロイ、再デプロイおよびアンデプロイの手順の詳細は、『Enterprise Managerライフサイクル・マネージメント管理者ガイド』のEMCLIを使用したJava EEアプリケーションのデプロイ/再デプロイ/アンデプロイに関する項を参照してください。
指定した管理エージェントを指定した管理エージェント・ゴールド・イメージにサブスクライブします。
書式
emcli subscribe_agents -image_name="Image Name" [-agents="agent_name_pattern"] [-groups="group_name"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
image_name
管理エージェントをサブスクライブする管理エージェント・ゴールド・イメージ。
agents
管理エージェント・ゴールド・イメージにサブスクライブする管理エージェントの名前パターン。
groups
管理エージェント・ゴールド・イメージにサブスクライブする管理エージェントのグループ。
例
例1
次の例では、名前パターンabc%
またはxyz.domain.com:1243
に一致する管理エージェントを、管理エージェント・ゴールド・イメージOPC_AGT_ADC_POD
にサブスクライブします。
emcli subscribe_agents -image_name="OPC_AGT_ADC_POD" -agents="abc%,xyz.domain.com:1243"
例2
次の例では、すべての管理エージェントを管理エージェント・ゴールド・イメージOPC_AGT_ADC_POD
にサブスクライブします。
emcli subscribe_agents -image_name="OPC_AGT_ADC_POD"
ユーザーを電子メール通知付きのルールにサブスクライブします。
assignto
ユーザーのプリファレンスにすでに存在する電子メール・アドレスを指定してもエラーにはなりません。
送信メール・サーバー(SMTP)が設定されていない場合に、メッセージが表示されます。-fail_if_no_mail_server
を指定した場合、エラーになり、サブスクライブは発生しません。指定しない場合、警告が発行されますが、コマンドの成功に影響はありません。
書式
emcli subscribeto_rule -ruleset_name="ruleset_name" -rule_name="rule_name" -owner="rule_owner" [-assignto="em_username"] [-email="email_address";...] [-fail_if_no_mail_server] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
ruleset_name
インシデント・ルール・セットの名前。
rule_name
ルールの名前。
owner
ルール・セットの所有者。
assignto
通知ルールにサブスクライブするユーザー。assignto
ユーザーが現行ユーザーではない場合、またはルールの所有者が現行ユーザーではない場合、スーパーユーザー権限が必要です。デフォルトは現行ユーザーです。
assignto
ユーザーをサブスクライブするルールに関連付ける電子メール・アドレスのリスト。これらのアドレスはassignto
ユーザーのプリファレンスに追加された後(重複は無視されます)、通知ルールに割り当てられます。電子メール・アドレスは、現行ユーザーがassignto
ユーザーをルールにサブスクライブする権限を持っている場合のみ追加されます。
fail_if_no_mail_server
送信メール・サーバー(SMTP)が設定されていない場合に、メッセージが表示されます。-fail_if_no_mail_server
オプションを指定した場合、エラーになり、サブスクライブは発生しません。指定しない場合、警告が発行されますが、コマンドの成功に影響はありません。
例
例1
この例では、現行ユーザーの通知用電子メール・アドレスを使用して、現行ユーザーをルール"Agent Upload Problems"
にサブスクライブします。sysman
がルールを所有しているため、正常に実行を終了するには、現行ユーザーがSUPER_USER
(またはsysman
)権限を持っている必要があります。また、このコマンドが正常に終了するには、現行ユーザーのプリファレンスに少なくとも1つの電子メール・アドレスが含まれている必要があります。
emcli subscribeto_rule -name="Agent Upload Problems" -owner=sysman
例2
この例では、まず、2つの特定の電子メール・アドレスをユーザーjoe
のプリファレンスに追加します。joeの通知用電子メール・アドレスを使用して、ユーザーjoe
をルールAgent Upload Problems
にサブスクライブします。このコマンドが成功するには、現行ユーザーにSUPER_USER
権限が必要です(またはjoe
である必要があります)。
emcli subscribeto_rule -name="Agent Upload Problems" -owner=sysma -assignto=joe -email="joe@work.com;joe@home.com"
インシデントを抑止します。抑止タイプが一致するまでインシデントを抑止できます。
書式
emcli suppress_incident -incident_id="id of the incident to be suppressed" -suppress_type="Type of suppression" [-date="Date argument in MMDDYYYY format"] [ ] indicates that the parameter is optional.s
オプション
incident_id
抑止するインシデントのID。
suppress_type
抑止のタイプ。次のいずれかである必要があります。
UNTIL_MANUALLY_REMOVED: ユーザーがインシデントを手動で抑止解除するまでインシデントは抑止されます。
UNTIL_SPECIFIED_DATE: 指定した日付までインシデントは抑止されます
UNTIL_SEVERITY_CHANGE: 重大度が変更されるまでインシデントは抑止されます。
UNTIL_CLEARED: インシデントがクリアされるまでインシデントは抑止されます。
date (オプション)
dateオプションは、指定した日付までインシデントを抑止する場合のみ使用されます。suppress_typeがUNTIL_SPECIFIED_DATEの場合、インシデントをいつまで抑止しておくかを示す日付をMMDDYYYYの形式で指定する必要があります。
例
Verbに複数の例がある場合、このセクションを使用します。
例1
次のコマンドでは、2015年12月31日までID 173のインシデントを抑止します。
emcli suppress_incident -incident_id="173" suppress_type="UNTIL_SPECIFIED_DATE" -date="12312015"
例2
次のコマンドでは、管理者がインシデントを手動で抑止解除するまでID 173のインシデントを抑止します。
emcli suppress_incident -incident_id="173" suppress_type="UNTIL_MANUALLY_REMOVED"
問題が抑止タイプの基準に一致するまでその問題を抑止します。
書式
emcli suppress_problem -problem_id="problem ID" -suppress_type="Type of suppression" [-date="MMDDYYYY"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
problem_id
抑止する問題のID。
suppress_type
抑止のタイプ。次のいずれかである必要があります。
UNTIL_MANUALLY_REMOVED: ユーザーが問題を手動で抑止解除するまで問題は抑止されます。
UNTIL_SPECIFIED_DATE: 指定した日付まで問題は抑止されます。
UNTIL_SEVERITY_CHANGE: 重大度が変更されるまで問題は抑止されます。
UNTIL_CLEARED: 問題がクリアされるまで問題は抑止されます。
date (オプション)
特定の日付まで問題を抑止する場合に使用されます。suppress_typeがUNTIL_SPECIFIED_DATEに設定されている場合、dateオプションを使用して、問題の抑止を終了する日付を指定します。MMDDYYYYの形式を使用する必要があります。
例
例1
次のコマンドでは、2015年12月31日までID 173の問題を抑止します。
emcli suppress_problem -problem_id="173" suppress_type="UNTIL_SPECIFIED_DATE" -date="12312015"
例2
次のコマンドでは、管理者が問題を手動でクリアするまでID 173の問題を抑止します。
emcli suppress_problem -problem_id="173" suppress_type="UNTIL_MANUALLY_REMOVED"
実行中のデプロイメント・インスタンスを一時停止します。
書式
emcli suspend_instance -instance=<instance_guid> [-exec=<execution_guid>] [-name=<execution_name>] [-owner=<execution_owner>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
instance
インスタンスのGUID。
exec
実行のGUID。
name
実行の名前。
owner
実行の所有者。
例
emcli suspend_instance -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61
フィルタ基準に一致するジョブまたはジョブのセットを一時停止します。任意のターゲットで、開始から終了までの時間ウィンドウ内に開始するようにスケジュールされている実行が一時停止されます。
書式
emcli suspend_job [-name="job_name_pattern"] [-owner="job_owner"] [-type="job_type"] [-targets="target_name:target_type"] [-input_file=property_file:"filename"] [-preview] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
一時停止するジョブの名前またはパターン。
owner
ジョブの所有者。
type
ジョブのジョブ・タイプ。
targets
ジョブのターゲット名とターゲット・タイプ。
input_file
ファイルをフィルタリングするプロパティを"filename"に指定します。
指定したすべてのフィルタ基準と一致するジョブが再開されます。少なくとも1つのフィルタを指定する必要があります。また、ログイン中の管理者が、一致するジョブに対して必要な権限を持つ必要があります。
プロパティ・ファイルを指定すると、ファイルとコマンドラインから基準を読み取ることができます。実行ターゲットまたは開始から終了までの時間ウィンドウ(あるいは両方)をこのファイルに指定できます。このファイルの他のすべてのプロパティは無視されます。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
preview
一時停止されるジョブのみをリストします。
例
例1
この例では、MYJOBという名前のジョブを一時停止します。
emcli suspend_job -name=MyJob
例2
この例では、suspend_prop.txtの検索基準と一致するジョブまたはジョブ実行を一時停止します。プロパティ・ファイルにジョブの詳細が含まれる場合、一致するジョブが一時停止されます。プロパティ・ファイルに時間またはターゲットの詳細が含まれる場合、一致する実行が一時停止されます。プロパティ・ファイルにジョブ、時間またはターゲットの詳細が含まれる場合、一致するジョブの一致する実行が一時停止されます。
emcli suspend_job -input_file=property_file:/tmp/suspend_prop.txt
特定のクラスタのモニタリング管理エージェントを別のホストの管理エージェントに切り替えます。他のホストは、同じクラスタのメンバーである必要があり、そのホストでクラスタ・ターゲットを使用できる必要があります。
書式
標準モード
emcli switch_cluster_agent -cluster="cluster" -host="host" [-debug] [ ] indicates that the parameter is optional.
インタラクティブまたはスクリプト・モード
switch_cluster_agent( cluster="cluster" ,host="host" [,debug=True/False] ) [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
cluster
モニタリング管理エージェントをクラスタ内の別のホストの管理エージェントに切り替えるクラスタのターゲット名。
host
クラスタのモニタリング管理エージェントを切り替える他のホストの名前。他のホストは、同じクラスタのメンバーである必要があり、そのホストの管理エージェントは、起動して実行中で、そのホストでクラスタ・ターゲットを使用できる必要があります。
debug
デバッグ・モードをオンにするかオフにするか。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
次の例では、クラスタcluster_target_name_1
のモニタリング管理エージェントをホストhost_target_name_1
の管理エージェントに切り替えます。
emcli switch_cluster_agent -cluster=cluster_target_name_1 -host=host_target_name_1 -debug
Oracleリスナーを新しいOracleホームに切り替えます
書式
emcli switch_database –input_file_loc=” path of input file” -dest_oh=<path of new Gold image based Oracle home> -host_creds=<Normal Named host credential> -privilege_creds=<Named credential with root privileges>
[ ]は、オプションのパラメータを意味します
複数のデータベース全体でターゲットのタイプ、切替え先のOracleホーム、および資格証明が一貫していると、ユーザーはレスポンス・ファイルを使用することなく同じタスクを実行できます。
オプション
input_file_loc: 入力ファイル・パスの場所
target_name: 切り替える必要のあるデータベース・ターゲットの名前。
単一インスタンス・データベースの場合: oracle_database
RAC/RAC Oneデータベースの場合: rac_database
dest_oh: データベースの切替え先にする必要のある新しいOracleホームのパス。
host_creds: ホストのOracleホーム所有者の名前付き資格証明。"<Named Credentials>:<Owner>"の形式に従います。
"Owner"フィールドは、Enterprise Managerの名前付き資格証明の所有者です。
"Owner"が指定されていない場合は、デフォルトでログインしているユーザーが指定されます。
privilege_creds: データベースのroot権限が付与されている名前付き資格証明。
dataguard_role: 明示的な必須パラメータ。これがスタンバイ切替え操作の場合、ユーザーは、このパラメータを"STANDBY"に設定する必要があります。
注意:
コマンドラインでデータベース名が指定されている場合、入力ファイルは使用されなくなります。
それぞれのデータベースに入力ファイルが指定されていると、レスポンス・ファイルの入力はコマンドラインの入力をオーバーライドします。
ホストに優先資格証明が設定されている場合、ユーザーはemcliコマンド(または入力ファイル)に"host_creds"と"privilege_creds"の指定を含めないこともできます。
同様のDP初期化ステップに検証が含まれています。emcliに資格証明の指定が含まれていないときに、優先資格証明も設定されていないと、DPは処理されることなくエラーで終了します。
このフラグが指定されていない場合は、Data Guard構成のないデータベース切替え操作であると見なされます。
入力ファイルの例
input_file: このファイルは"xml"形式のファイルにして、各データベース・ターゲットの詳細を含めます
<root> <target> <target_name>racm</target_name> <target_type>rac_database</target_type> <dest_oh>/scratch/aimedb/home1</dest_oh> <host_creds>AIMEDB_NORMAL:SYSMAN</host_creds> <privilege_creds>AIMEDB_P:SYSMAN</privilege_creds> </target> <target ><target_name>racp</target_name> <target_type>rac_database</target_type> <dest_oh>/scratch/aimedb/home2</dest_oh> <host_creds>AIMEDB_NORMAL:SYSMAN</host_creds> <privilege_creds>AIMEDB_P:SYSMAN</privilege_creds> </target> </root>
例5-3 例
この例は、複数のデータベースが存在する場合のswitch_databaseの使用方法を示しています。
emcli switch_database –target_name=<DB target name>[,<DB target name2>]* -target_type=<oracle_database|rac_database> -dest_oh=<path of new Gold image based Oracle home> -host_creds=<Normal Named host credential> -privilege_creds=<Named credential with root privileges> –dataguard_role=<Standby|Primary> -startupAfterSwitch=false
このコマンドでは、グリッド・インフラストラクチャのOracleホームを選択したターゲットに切り替えます。
書式
emcli switch_gi –input_file_loc=”path of input file” -dest_oh=<path of new Gold image based Grid Infrastructure Oracle home> -host_creds=<Normal Named host credential> -privilege_creds=<Named credential with root privileges>
オプション
input_file_loc: 入力ファイル・パスの場所
target_name: 切り替える必要のあるデータベース・ターゲットの名前。
SIHAの場合: "has"
クラスタの場合: "cluster"
dest_oh: データベースの切替え先にする必要のある新しいOracleホームのパス。
host_creds: ホストのOracleホーム所有者の名前付き資格証明。"<Named Credentials>:<Owner>"の形式に従います。
"Owner"フィールドは、Enterprise Managerの名前付き資格証明の所有者です。
"Owner"が指定されていない場合は、デフォルトでログインしているユーザーが指定されます。
privilege_creds: データベースのroot権限が付与されている名前付き資格証明。
注意:
コマンドラインでデータベース名が指定されている場合、入力ファイルは使用されなくなります。
それぞれのデータベースに入力ファイルが指定されていると、レスポンス・ファイルの入力はコマンドラインの入力をオーバーライドします。
ホストに優先資格証明が設定されている場合、ユーザーはEMCLIコマンド(または入力ファイル)に"host_creds"と"privilege_creds"の指定を含めないこともできます。
同様のDP初期化ステップに検証が含まれています。emcliに資格証明の指定が含まれていないときに、優先資格証明も設定されていないと、DPは処理されることなくエラーで終了します。
例5-4 例
この例は、複数のターゲットを切り替える方法を示しています。
emcli switch_gi –target_name=<Cluster target name>[,<Cluster target name2>]* -target_type=<cluster|has> -dest_oh=<path of new Gold image based Grid Infrastructure Oracle home> -host_creds=<Normal Named host credential> -privilege_creds=<Named credential with root privileges>
ソフトウェア・ライブラリのOMSエージェント記憶域の場所を変更し、関連付けられたOMSホストおよびこの場所にアクセスするための資格証明を変更します。
書式
emcli switch_swlib_oms_agent_storage -name="location_name" -host="hostname" [-credential_set_name="setname"] | [-credential_name="name" -credential_owner="owner"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
既存のOMSエージェント記憶域の場所の名前。
host
記憶域の場所のファイル・システム・パスが存在するOMSホストのターゲット名。
credential_set_name
ホスト・ターゲットのリポジトリに格納されている優先資格証明のセット名。次のいずれかの値を使用できます。
HostCredsNormal: デフォルトの権限のない資格証明セット
HostCredsPriv: 権限付きの資格証明セット
credential_name
リポジトリに格納されている名前付き資格証明の名前。このオプションは-credential_ownerオプションと一緒に指定する必要があります。
credential_owner
リポジトリに格納されている名前付き資格証明の所有者。このオプションは-credential_nameオプションと一緒に指定する必要があります。
例
この例では、OMSエージェント・ファイル・システム記憶域の場所myOMSAgtLocationを変更し、この場所との間でファイルの読取り/書込みを行うために、指定したホストfs1.us.acme.comおよびACME_USERが所有する資格証明MyAcmeCredsを使用するようにします。
emcli switch_swlib_oms_agent_storage -name="myOMSAgtLocation" -host="fs1.us.acme.com" -credential_name="MyAcmeCreds" -credential_owner="ACME_USER"
注意:
switchoverは非推奨のため、かわりにdg_switchoverを使用します。書式
emcli switchover -primary_target_name="<primary target name>" -primary_target_type="oracle_database|rac_database" -standby_target_name="<standby target name>" -standby_target_type="oracle_database|rac_database" [-primary_db_creds_name="<primary database credential name>"] [-primary_host_creds_name="<primary database host credential name>"] [-standby_db_creds_name="<standby database credential name>"] [-standby_host_creds_name="<standby database host credential name>"] [-swap_jobs] [-swap_thresholds]
オプション
primary_target_name
プライマリ・データベースのEnterprise Managerターゲット名。単一インスタンス・データベースまたはクラスタ・データベースのいずれも可能です。
primary_target_type
プライマリ・データベースのターゲット・タイプ。単一インスタンスの場合はoracle_databaseを、クラスタの場合はrac_databaseを指定します。
standby_target_name
スタンバイ・データベースのEnterprise Managerターゲット名。単一インスタンス・データベースまたはクラスタ・データベースのいずれも可能です。
standby_target_type
スタンバイ・データベースのターゲット・タイプ。単一インスタンスの場合はoracle_databaseを、クラスタの場合はrac_databaseを指定します。
primary_db_creds_name
SYSDBAまたはSYSDGロールを持つユーザーのプライマリ・データベースの名前付き資格証明。デフォルトでは優先資格証明が使用されます。
primary_host_creds_name
プライマリ・データベースのOracleホームにアクセスできるオペレーティング・システム・ユーザーのプライマリ・データベース・ホストの名前付き資格証明。デフォルトでは優先資格証明が使用されます。
standby_db_creds_name
SYSDBAまたはSYSDGロールを持つユーザーのスタンバイ・データベースの名前付き資格証明。デフォルトでは優先資格証明が使用されます。
standby_host_creds_name
スタンバイ・データベースのOracleホームにアクセスできるオペレーティング・システム・ユーザーのスタンバイ・データベース・ホストの名前付き資格証明。デフォルトでは優先資格証明が使用されます。
swap_jobs
転送可能タイプ(バックアップ、RMANスクリプトおよびSQLスクリプト)のプライマリ・データベースまたはスタンバイ・データベースのスケジュール済ジョブが、Enterprise Managerによってファスト・スタート・フェイルオーバーが検出された後、他のデータベースに移動するかどうかを指定します。デフォルトでは有効になりません。
swap_thresholds
Enterprise Managerによってファスト・スタート・フェイルオーバーが検出された後、プライマリ・データベースとスタンバイ・データベースの間でモニタリング設定がスワップされることを指定します。デフォルトでは有効になりません。
例
例1
次のコマンドでは、databaseという名前のプライマリ・クラスタ・データベースとdatabase1という名前のスタンバイ・クラスタ・データベース間でスイッチオーバーを実行します。
emcli switchover -primary_target_name="database" -primary_target_type="oracle_database" -standby_target_name="database1" -standby_target_type="oracle_database"
例2
次のコマンドでは、primaryという名前のクラスタ・プライマリ・データベースとstandbyという名前のクラスタ・スタンバイ・データベース間でスイッチオーバーを実行します。primaryのスケジュール済ジョブとモニタリング設定は、スイッチオーバーの完了後にstandbyに移動されます。
emcli switchover -primary_target_name="primary" -primary_target_type="rac_database" -standby_target_name="standby" -standby_target_type="rac_database" -swap_jobs -swap_thresholds
EM CLIクライアントをOMSと同期します。同期化した後、このOMSで使用可能なすべての動詞および関連付けられたコマンドライン・ヘルプが、EM CLIクライアントで使用可能になります。設定のコール時に、自動で同期化されます。
syncを実行するには、次の2通りの方法を利用できます。
パラメータを使用する
パラメータを使用しない
syncが、あらかじめ設定された同じOMSに接続して、最新のjarファイルをダウンロードします。
標準モード
emcli sync [-url="http[s]://host:port/em"] [-username=<EM_username>] [-password=<EM_user's_password>] [-trustall] [-novalidate] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
url
Enterprise Manager OMSのURL。httpおよびhttpsの両方がサポートされていますが、セキュリティ上の理由から、httpsの使用をお薦めします。
username
OMSへの接続時に、その後のすべてのEM CLIコマンドで使用するユーザー名。
password
Enterprise Managerユーザーのパスワード。このオプションを指定しない場合、対話形式でパスワードの入力を求められます。コマンドラインでのパスワードの入力は、セキュアではないため、避けてください。
trustall
OMSから任意のサーバー資格証明を自動的に受け入れます(低セキュリティ)。また、設定ディレクトリがローカルで、信頼できることを示します。このオプションを渡すか、証明書キーストア・ファイルを含む環境変数EMCLI_CERT_LOCを設定します。ファイルが存在しない場合、システムは証明書のこの場所に格納します。
novalidate
OMSに対してEnterprise Managerユーザー名を認証しません。指定されたユーザー名が有効であると想定します。
例
この例では、Enterprise Managerユーザーjohn_doeとして接続することにより、EM CLIクライアントをOMSと同期化します。ユーザーは対話形式でパスワードの入力が求められます。
emcli sync -url="https://mymachine.example.com" -username=john_doe -trustall -novalidate
エージェントとリポジトリの間で指定されたターゲットのすべてのアラートを同期します。通常、このコマンドは、エージェントが最新のアラートをリポジトリにアップロードしていないために、リポジトリがエージェントの状態と同期されていないと判断される場合に使用します。
指定したターゲットのエージェントとリポジトリ間でアラートが同期されているかどうかを判断するには、get_unsync_alertsコマンドを実行します。
書式
emcli sync_alerts -target_type=type -target_name=name -agent_name=agent
オプション
target_type
内部ターゲット・タイプの識別子(host、oracle_database、emrepなど)。
target_name
ターゲットの名前。
agent_name
エージェントの名称。
例
例1
この例では、target_typeがhostで、target_nameがhostname.oracle.comのアラート状態を同期します。
emcli sync_alerts -target_type=host -target_name=hostname.oracle.com
例2
この例では、エージェントhostname.xyz.com:portがモニターするすべてのターゲットのアラート状態を同期します。
emcli sync_alerts -agent_name=hostname.xyz.com:port
ターゲットをモニタリングするビーコンを同期(すべてのコレクションをビーコンにリロード)します。
書式
emcli sync_beacon -name=target name -type=target type -bcnName=beacon name
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
bcnName
同期するビーコンの名前。
例
この例では、タイプがgeneric_service
のMyTarget
ターゲットをモニタリングするMyBeacon
を同期します。
emcli sync_beacon -name='MyTarget' -type='generic_service' -bcnName='MyBeacon'
Enterprise Managerに登録されたストレージを同期します。
書式
標準モード
emcli synchronize_storage -storage_name="<storage name>"
インタラクティブまたはスクリプト・モード
synchronize_storage( storage_name="<storage name>" ) [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
storage_name
ストレージの名前。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
次の例では、ストレージ・サーバーを同期します。
emcli synchronize_storage -storage_name="sunzfs1"
リストに指定されている名前付き資格証明をテストします。インスタンス資格証明が資格証明のターゲットに対してテストされます。グローバル資格証明が指定されたターゲットに対してテストされます。
書式
emcli test_named_credential -cred_names=<cred_name_list> [-target_name=<target_name>] [-target_type=<target_type>]
オプション
cred_names
テストする資格証明名のリスト。
target_name
グローバル資格証明をテストするターゲット名。インスタンス資格証明がそれぞれのターゲットに対してテストされます。
target_type
グローバル資格証明をテストするターゲット・タイプ。
例
例1
この例では、名前付きインスタンス資格証明(現在ログインしているユーザーが所有しているNC1およびADMIN1が所有しているNC2)をテストします。
emcli test_named_credential -cred_names="NC1;NC2:ADMIN1"
例2
この例では、グローバル・ホスト名前付き資格証明NC1、NC2およびNC3をターゲットtesthost.example.comに対してテストします。
emcli test_named_credential -cred_names="NC1;NC2;NC3" -target_name="testhost.example.com" -target_type="host
指定したホストの権限委任設定をテストします。
書式
標準モード
emcli test_privilege_delegation_setting -host_name="Host Name" -cred_name="Cred Name" [-cred_owner="Cred Owner"]
インタラクティブまたはスクリプト・モード
test_privilege_delegation_setting( host_name="Host Name" ,cred_name="Cred Name" [,cred_owner="Cred Owner"] ) [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
host_name
ホストのターゲット名。
cred_name
資格証明の名前。
cred_owner
資格証明の所有者
終了コード
成功した場合は0です。0以外の値は、Verb処理が正常終了しなかったことを意味します。
例
例1
この例では、my_hostという名前のホストとmy_credという名前の資格証明について権限委任設定をテストします。
emcli test_privilege_delegation_setting -host_name="my_host" -cred_name="my_cred"
例2
この例では、my_hostという名前のホストとowner1が所有するmy_credという名前の資格証明について権限委任設定をテストします。
emcli test_privilege_delegation_setting -host_name="host" -cred_name="cred" -cred_owner="owner1"
指定した名前で識別されるHTTP(S)プロキシがアクセス可能であるかどうかをテストします。
構文
emcli test_proxy -name="<name>" [-timeout=<minutes>] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
-name
プロキシを識別する名前。
-timeout
プロキシ・テスト・プロシージャのタイムアウト(分)。タイムアウトには、1分から60分の間の値を指定できます。デフォルトは5分です。
例
次のコマンドでは、us-proxy-1という名前で識別されるプロキシがアクセス可能であるかどうかをテストします。テスト・プロシージャは、2分後にタイムアウトします。
emcli test_proxy -name="us-proxy-1" -timeout=2
OMSのトレースを有効または無効にします。
書式
emcli trace -enable="true|false" -user="username"
オプション
enable
有効にするにはtrueを指定し、無効にするにはfalseを指定します。
user
ユーザー名です。
例
この例では、ユーザーsysmanのトレースを有効にします。
emcli trace -enable=true -user=sysman
トレース機能のプロパティ名および対応する値を設定します。これらの値は永続ではありません。
書式
emcli trace_set_property -name=<property name> -value=<property value>
オプション
name
プロパティ名。
value
プロパティ値。
例
次の例では、ユーザーに対するトレースを使用可能にします。
emcli trace_set_property -name=trace.backgroundthreads -value=true
指定したコンプライアンス・イベントの修正処理の実行を開始します。
書式
emcli trigger_compliance_ca -event_instance_id
オプション
event_instance_id
イベント・インスタンスの識別子。event_instance_idを取得するには、次のemcliコマンドを実行します。
emcli get_compliance_rule_violation_event -rule_iname="myrule" -target_type="host" -target_name="my_machine"
例
次の例では、ID 0123456789ABCDEF0123456789ABCDEFのイベントの修正処理を開始します。
emcli trigger_compliance_ca -event_instance_id="0123456789ABCDEF0123456789ABCDEF"
指定した移行セッションのUDMに一致するすべてのメトリック拡張をリストします。
書式
emcli udmmig_list_matches -session_id=<sessionId>
オプション
session_id
セッションが作成されたときに返されたIDまたはudmmig_summaryの出力からのIDを指定します。
メトリック拡張によって置き換えられたUDMを削除します。
書式
emcli udmmig_request_udmdelete -session_id=<sessionId> -input_file=metric_tasks:<complete_path_to_file>
オプション
session_id
セッションが作成されたときに返されたIDまたはudmmig_summaryの出力からのIDを指定します。
input_file
1行に1つずつ、次の書式でターゲット、UDMを含むファイル名を指定します。
<targetType>,<targetName>,<collection name>
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
例
この例では、すべての関連ターゲットからのUDMの削除を試みます。このステップは、移行プロセスの最後を示します。ファイルinput_tasksには、UDMが存在する場所がリストされます。
emcli udmmig_request_udmdelete -session_id=<sessionId> -input_file=metric_tasks:input_tasks