ターゲットに対してメトリック拡張のデプロイメントを再試行します。
書式
emcli udmmig_retry_deploys -session_id=<sessionId> -input_file=metric_tasks:<complete path to file>
オプション
session_id
セッションが作成されたときに返されたIDまたはudmmig_summaryの出力からのIDを指定します。
input_file
1行に1つずつ、次の書式でターゲット、UDMを含むファイル名を指定します。
<targetType>,<targetName>,<collection name>
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
例
この例では、UDMが存在していたすべてのターゲットへのメトリック拡張のデプロイを試みます。ファイルinput_tasksには、これらの場所がリストされます。
emcli udmmig_retry_deploys -session_id=<sessionId> -input_file=metric_tasks:input_tasks
関連するターゲット、テンプレート、UDMおよびメトリック拡張を含め、指定した移行セッションの詳細を表示します。
書式
emcli udmmig_session_details -session_id=<sessionId>
オプション
session_id
セッションが作成されたときに返されたIDまたはudmmig_summaryの出力からのIDを指定します。
セッションでターゲットごとにUDMを置換するために使用するメトリック選択を指定します。
書式
emcli udmmig_submit_metricpicks -session_id=<sessionId> -input_file=metric_picks:<complete_path_to_file>
オプション
session_id
セッションが作成されたときに返されたIDまたはudmmig_summaryの出力からのIDを指定します。
input_file
1行に1つずつ、次の書式でターゲット、UDMおよびメトリック選択を含むファイル名を指定します。
<targetType>,<targetName>,<collection name>,[N/E],<metric>,<column>
新しいメトリックを作成する必要がある場合はNを使用し、既存のメトリックを参照する場合はEを使用します。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
例
この例では、ファイルinput_picksによってUDMからメトリック拡張へのマッピングを提供します。
emcli udmmig_submit_metricpicks -session_id=<sessionId> -input_file=metric_picks:input_picks
システムのすべてのアクティブな移行セッションを表示します。
書式
emcli udmmig_summary [-showAll] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
showAll
完了しているものも含めてすべてのセッションを出力します。デフォルトでは、進行中のセッションのみがリストされます。
UDMを参照するインシデント・ルールを、置換するメトリック拡張への参照で更新します。
書式
emcli udmmig_update_incrules -session_id=<sessionId> -input_file=udm_inc_rules:<complete_path_to_file>
オプション
session_id
セッションが作成されたときに返されたIDまたはudmmig_summaryの出力からのIDを指定します。
input_file
1行に1つずつ、次の書式でルール、UDMおよびメトリックを含むファイル名を指定します。
<ruleset id>,<rule id>,<udm name>,<metric name>
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
指定されたエンティティに関連付けられたチャージ・プランの割当てを解除します。
書式
unassign_charge_plan -entity_name="eName" -entity_type="eType" -[entity_guid="entity_guid"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
entity_name
チャージ・プランの割当てを解除するエンティティの名前。
entity_type
チャージ・プランの割当てを解除するエンティティのタイプ。
entity_guid
チャージバックに追加するエンティティのguid。
チャージバック内で指定したエンティティ名およびエンティティ・タイプで1つ以上のエンティティがアクティブな場合、このコマンドは作成日、親エンティティ名、エンティティguidなどのその他の詳細とともに、それらのエンティティをすべてリストします。そのリストから正しいエンティティを選択し、エンティティ名およびエンティティ・タイプのかわりにエンティティguidをパラメータとして使用し、再度コマンドを実行します。
例
この例では、oracle_databaseエンティティdb1に関連付けられたチャージ・プランの割当てを解除します。
emcli unassign_charge_plan -entity_name="db1" -entity_type="oracle_database"
指定したエンティティからコスト・センターの割当てを解除します。
書式
unassign_cost_center -entity_name="eName" -entity_type="eType" -[entity_guid="entity guid" ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
entity_name
コスト・センターの割当てを解除するエンティティの名前。
entity_type
コスト・センターの割当てを解除するエンティティのタイプ。
entity_guid
チャージバック内のエンティティのguid。
チャージバック内で指定したエンティティ名およびエンティティ・タイプで1つ以上のエンティティがアクティブな場合、このコマンドは作成日、親エンティティ名、エンティティguidなどのその他の詳細とともに、それらのエンティティをすべてリストします。そのリストから正しいエンティティを選択し、エンティティ名およびエンティティ・タイプのかわりにエンティティguidをパラメータとして使用し、再度コマンドを実行します。
例
この例では、Oracle Databaseエンティティdb1に関連付けられたコスト・センターの割当てを解除します。
emcli unassign_cost_center -entity_name="db1" -entity_type="oracle_database"
ターゲットのdiagcheckスクリプトをアンデプロイします。
書式
emcli undeploy_diagchecks {-target_name=<target_name_to_be_updated> -target_type=<target_type_to_be_updated> } | {-input_file=targetList:<complete_path_to_file>};
オプション
target_name
更新するターゲットの名前。
target_type
更新するターゲットのタイプ。
input_file
1行に1つずつ、次の書式でターゲットのリストを含むファイル名を指定します。
<targetType>:<targetName>
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
管理エージェントからEnterprise Managerプラグインをアンデプロイします。管理エージェントからプラグインをアンデプロイすると、このプラグインに属するすべてのタイプのすべてのターゲットをEnterprise Managerから削除します。
デフォルトは、指定した管理エージェントに現在デプロイされているバージョンです。
書式
emcli undeploy_plugin_from_agent -plugin="pluginId[:pluginVersion]" -agent_names="agent1;agent2"
オプション
plugin
アンデプロイするプラグインIDとバージョン。バージョンはオプションです。デフォルトは管理サーバーにデプロイされている最新のバージョンです。
agent_names
プラグインをアンデプロイする管理エージェント(host:port)。
例
例1
この例では、管理エージェントmyhost1.example.com:1159およびmyhost2.example.com:1159からバージョン11.2.0.1.0のoracle.sysman.db2プラグインをアンデプロイします。
undeploy_plugin_from_agent -plugin=oracle.sysman.db2:11.2.0.1.0 -agent_names="myhost1.example.com:1159;myhost2.example.com:1159"
例2
この例では、エージェントmyhost1.example.com:1159から最新バージョンのoracle.sysman.db2プラグインをアンデプロイします。
undeploy_plugin_from_agent -plugin=oracle.sysman.db2 -agent_names="myhost1.example.com:1159"
Oracle Management Serverからプラグインをアンデプロイします。
注意:
管理サーバーからプラグインをアンデプロイする前に、すべての管理エージェントからアンデプロイする必要があります。
書式
emcli undeploy_plugin_from_server -plugin="plug-inId"[:"pluginVersion"] [-sys_password="sys_password"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
plugin
書式は-plugin=<oracle.sysman.db:12.1.0.1.0>です。プラグインID(oracle.sysman.dbなど)は必須パラメータです。バージョンはオプションです。
-plugin="plugin_id"フィールドでバージョンを指定する必要はありません。管理サーバーには、常に1つのバージョンのプラグインしかデプロイできないためです。したがって、バージョンは暗黙的です。複数バージョンをダウンロードできる、デプロイメント時にバージョンを指定する場合と対照的です。
sys_password
リポジトリのSYSユーザーのパスワード。コンソールで指定しない場合、入力を要求されます。
例
例1
この例では、Oracle Management Serverからoracle.sysman.db2プラグインをアンデプロイします。
undeploy_plugin_from_server -plugin="oracle.sysman.db2" -sys_password=welcome
例2
この例では、sys_passwordの入力を要求します。
emcli undeploy_plugin_from_server -plugin="oracle.sysman.db2"
Enterprise Managerと以前に設定した関係との間に以前に設定した関係(setup_bipublisherを使用)を登録解除します。-forceオプションを指定しない場合、このverbを使用してEnterprise ManagerとBI Publisher間の関係のステータスを特定することもできます。
注意:
このVerbにはEnterprise Managerスーパー管理者権限が必要です。
書式
emcli unregister_bipublisher [-force]
オプション
force
このオプションでは関係が解除されます。BI Publisher管理対象サーバーでは、停止もアンインストールも行われません。
例
例1
emcli unregister_bipublisher Error: The BI Publisher Web Application named "https://somehost.somedomain.com:9704/xmlpserver" is registered. Use -force option to overwrite this.
例2
emcli unregister_bipublisher -force BI Publisher "https://somehost.somedomain.com:9704/xmlpserver" has been unregistered for use with Enterprise Manager.
保護されている管理エージェントを非保護します。管理エージェントに対するオペレータ権限または完全な権限が必要です。
書式
emcli unsecure_agent -agent_name="agent_target_name" [-host_username ="agent_host_username" -host_pwd="agent_host_password"] [-credential_name ="credential_name"] [-credential_setname ="credential_setname_of_agent"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
agent_name
管理エージェント・ターゲットの名前。
host_username
管理エージェントを所有するOSユーザー(ホスト上)のユーザー名。
host_pwd
管理エージェントを所有するOSユーザー(ホスト上)のパスワード。
credential_name
保存された資格証明の名前。
credential_setname
管理エージェントの資格証明セットの名前。たとえば、HostCredsなど。
例
例1
emcli unsecure_agent -agent_name="agent.example.com:1234" -host_username="test_user" -host_pwd="test"
例2
emcli unsecure_agent -agent_name="agent.example.com:1234" -credential_name="MyMachineCredential"
特定の管理エージェント・ゴールド・イメージにサブスクライブされている指定した管理エージェントをサブスクライブ解除します。
書式
emcli unsubscribe_agents -image_name="Image Name" [-agents="Full Agent Name"] [-groups="List of group names"] [-closure_related="true/false"] [-closure_nfs="true/false"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
image_name
管理エージェントをサブスクライブ解除するイメージ名。
agents
指定した管理エージェント・ゴールド・イメージからサブスクライブ解除する管理エージェントの名前パターン。
groups
指定した管理エージェント・ゴールド・イメージからサブスクライブ解除する管理エージェント・グループ。
closure_related
関連する管理エージェントをサブスクライブ解除するかどうか。false
に設定されている場合、関連する管理エージェントはサブスクライブ解除されません。
closure_shared
関連する管理エージェントをサブスクライブ解除するかどうか。false
に設定されている場合、関連する共有管理エージェントはサブスクライブ解除されません。
例
例1
次の例では、管理エージェント・ゴールド・イメージOPC_AGT_ADC_POD
にサブスクライブされているxyz.domain.com:1243
およびその関連するすべての共有エージェントをサブスクライブ解除します。
emcli unsubscribe_agents -image_name="OPC_AGT_ADC_POD" -agents="xyz.domain.com:1243" -closure_shared="true"
例2
次の例では、管理エージェント・ゴールド・イメージOPC_AGT_ADC_POD
にサブスクライブされているxyz.domain.com:1243
およびその関連するすべての管理エージェントをサブスクライブ解除します。
emcli unsubscribe_agents -image_name="OPC_AGT_ADC_POD" -agents="xyz.domain.com:1243" -closure_related="true"
指定したIDのインシデントを抑止解除します。
書式
emcli unsuppress_incident -incident_id="Id of the incident to be unsuppressed"
オプション
incident_id
抑止解除するインシデントの数値ID。
例
次の例では、ID 173のインシデントを抑止解除します。
emcli unsuppress_incident -incident_id="173"
指定した問題を抑止解除します。
書式
emcli unsuppress_problem -problem_id="id of the problem to be unsuppressed"
オプション
problem_id
抑止解除する問題のID。
例
次の例では、ID 173の問題を抑止解除します。
emcli unsuppress_problem -problem_id="173"
失敗したステップの引数を更新して、そのステップを再試行します。
書式
emcli update_and_retry_step -stateguid=<state_guid> [-instance=<instance_guid>] [-exec=<execution_guid>] [-name=<execution_name>] [-owner=<execution_owner>] [-args="command1:value1;command2:value2;..."] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
stateguid
状態のGUID。
instance
インスタンスのGUID。
exec
実行のGUID。
name
実行の名前。
owner
実行の所有者。
args
再試行時に更新するステップの引数。引数の書式は名前と値のペアです。名前と値はコロン(:)で区切り、各ペアはセミコロン(;)で区切ります。引数はスカラー・データとリスト・データを取ります。リスト・データの形式は[a,b,c]のようにする必要があります。
更新可能な引数の完全なリストについては、get_retry_arguments verbを参照してください。
例
emcli update_and_retry_step -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -stateguid=51F762417C4943DEE040578C4E087168 -args="command:ls"
管理エージェントを更新するための環境を準備し、管理エージェント更新ジョブを発行します。
書式
emcli update_agents -gold_image_name | -gold_image_series -agents="agent_names" | -input_file="agents_file:input_file_location" [-validate_only] [-pre_script_loc="location_of_pre_script"] [-pre_script_on_oms] [-post_script_loc="location_of_post_script"] [-post_script_on_oms] [-op_name="custom_operation_name"] [-override_credential="named_credential"] [-additional_parameters] [-stage_location="custom_stage_location"] [-is_staged="true|false"] [-stage_action="push|pull"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
gold_image_series
このオプションを指定し、選択した管理エージェントを、指定したシリーズの最新の管理エージェント・ゴールド・イメージに更新します。
gold_image_name
このオプションを指定し、選択した管理エージェントを、指定した管理エージェント・ゴールド・イメージに更新します。
agents
このオプションを指定し、更新する管理エージェントの名前をすべて入力します。
input_file
このオプションは、更新するすべての管理エージェントのリストが入力ファイルに格納されている場合に指定します。
validate_only
このオプションは、更新対象として選択した管理エージェントが更新可能かどうかを確認し、これらの管理エージェントをすぐに更新しない場合にのみ指定します。このオプションを使用する場合、管理エージェント更新ジョブは発行されません。
pre_script_loc
このオプションは、選択した管理エージェントを更新する前にスクリプトを実行する場合に指定します。
pre_script_on_oms
このオプションは、OMSホストに後処理スクリプトが存在する場合に指定します。
op_name
このオプションを指定し、管理エージェントの更新にカスタム操作名を使用します。
override_credential
管理エージェントのOracleホームの優先資格証明を使用して、更新後に(特定の管理エージェントで) root.shを実行します。このオプションは、これらの資格証明を別の名前付き資格証明でオーバーライドする場合に指定します
additional_parameters
このオプションは、管理エージェントの更新に追加パラメータを渡す場合に指定します。
stage_location
このオプションは、管理エージェントの更新にカスタムのステージング場所を使用する場合に指定します。
is_staged
管理エージェント・ゴールド・イメージをすでにステージングしている場合は、このオプションをtrueに指定します。
stage_action
管理エージェント・ゴールド・イメージがまだステージングされていない場合、デフォルトでは、更新対象として選択した管理エージェントにこのゴールド・イメージがプッシュされます。また、更新対象として選択した管理エージェントが管理エージェント・ゴールド・イメージをプルする場合は、このオプションをpullで指定します。
-gold_image_nameパラメータまたは-gold_image_seriesパラメータの指定は必須です。また、-agentsパラメータまたは-input_fileパラメータの指定も必須です。-agentsおよび-input_fileが指定されている場合、(これらの各パラメータを個別に指定した場合の)出力の和集合が表示されます。
パラメータはすべて、-input_fileパラメータを使用してレスポンス・ファイルで渡すことができます。たとえば、-input_file="response_file:/scratch/response_file.txt"となります。
レスポンス・ファイルでは、各パラメータを新しい行に、名前/値ペアで指定する必要があります。たとえば、op_name=UPDATE_AGT_121020となります
同じパラメータがコマンドラインおよび応答ファイルの両方で渡された場合、コマンドライン・パラメータの値が優先されます
例
例1
次の例では、管理エージェント・ゴールド・イメージOPC_AGT_ADC_POD_JUNEを使用してxyz.domain.com:1243を更新します(更新ジョブUPDATE_JOB123を作成します)。
mcli update_agents -gold_image_name="OPC_AGT_ADC_POD_JUNE" -agents="xyz.domain.com:1243" -op_name="UPDATE_JOB123"
例2
次の例では、シリーズOPC_AGT_ADC_PODの最新の管理エージェント・ゴールド・イメージを使用してxyz.domain.com:1243を更新し、追加パラメータを2つ渡します。
emcli update_agents -gold_image_series="OPC_AGT_ADC_POD" -agents="xyz.domain.com:1243" -additional_parameters="-ignorePrereqs -newParameter"
リポジトリの現在の監査設定を更新してOMSを再起動します。Enterprise Managerのスーパー管理者のみが監査データの表示権限を持ちます。
書式
emcli update_audit_settings [-audit_switch="ENABLE|DISABLE"] [-operations_to_enable="name_of_operations_to_enable"] [-operations_to_disable="name_of_operations_to_disable"] [-externalization_switch="ENABLE|DISABLE"] [-directory="directory_name"] [-file_prefix="file_prefix"] [-file_size="file_size"] [-data_retention_period="data_retention_period"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
audit_switch
Enterprise Managerでの監査を有効にする監査の切換え。
operations_to_enable
指定したユーザー操作の監査を有効にします。すべての操作を有効にするには、ALLを指定します。このオプションは、監査が無効の場合は使用できません。
operations_to_disable
指定したユーザー操作の監査を無効にします。すべての操作を無効にするには、ALLを指定します。このオプションは、監査が無効の場合は使用できません。
externalization_switch
監査データ・エクスポート・サービスを有効化します。デフォルト値はDISABLEです。
directory
エクスポート・サービスが監査データファイルをアーカイブするOSディレクトリで構成するデータベース・ディレクトリ。このディレクトリは、Enterprise Manager Cloud Controlの監査データを外部化するために必要です。update_audit_settings verbは、このディレクトリがすでに作成されていることを想定しています。次の例では、SYSMANユーザーの読取り/書込み権限があるディレクトリ/tmp/em_audit_data
からデータベース・ディレクトリEMDIRを作成します。
SQL>create directory EMDIR as '/tmp/em_audit_data'; Directory created. SQL>grant read,write on directory "EMDIR" to SYSMAN; Grant succeed.
file_prefix
監査データを書き込むファイルの名前を作成するためにエクスポート・サービスで使用されるファイル接頭辞。デフォルト値はem_auditです。
file_size
各ファイル・サイズの最大値。デフォルト値は5000000バイトです。
data_retention_period
Enterprise Managerリポジトリで監査データを保存する最大期間。デフォルト値は365日です。
例
例1
この例では、LOGINとLOGOUT以外のすべての操作を有効にします。
emcli update_audit_settings -audit_switch="ENABLE" -operations_to_enable="ALL" -operations_to_disable="LOGIN;LOGOUT"
例2
この例では、Weblogic Server固有の操作の監査を有効にします。
emcli update_audit_settings -operations_to_enable="WEBLOGIC_DOMAIN_UPDATE_INVOKE;WEBLOGIC_DOMAIN _LOGIN;WEB_LOGIC_DOMAIN_LOGOUT"
グローバル優先資格証明のget/setのために必要な権限を更新します。1つの資格証明セット、特定のターゲット・タイプのすべての資格証明セット、またはシステム全体(すべてのターゲット・タイプ)の権限を更新できます。
書式
標準モード
emcli update_credential_set [-set_name="set_name"] [-target_type="ttype"] [-get_priv="get_priv"] [-update_priv="update_priv"] [-update_default_priv="update_default_priv"]
インタラクティブまたはスクリプト・モード
update_credential_set( [set_name="set_name"] [,target_type="ttype"] [,get_priv="get_priv"] [,update_priv="update_priv"] [,update_default_priv="update_default_priv"] ) [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
set_name
権限を更新する必要がある資格証明セット名。
target_type
ターゲットまたは資格証明セットのターゲット・タイプ。
get_priv
システム・スコープ資格証明セットのgetに必要な権限の名前。
update_priv
システム・スコープ資格証明セットのset/clearに必要な権限の名前。
update_default_priv
セットのデフォルト・グローバル・スコープ優先資格証明のset/clearに必要な権限の名前。
終了コード
成功した場合は0です。0以外の値は、Verb処理が正常終了しなかったことを意味します。
例
この例では、すべてのターゲット・タイプとすべての資格証明セット名に対して権限get_privをVIEW_TARGETに変更します。
emcli update_credential_set -get_priv=VIEW_TARGET
作成されたすべてのデータベース・サイズをリストします。
書式
emcli update_database_size -name="<Existing size name>" -description="<Size description>" [-attributes="cpu:<number of cores>;memory:<memory in GB>;processes: <max number of processes>;storage:<Total storage in GB allocated to database>;"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
name
既存のデータベース・サイズの名前。
description
データベース・サイズの説明を更新します。
attributes
データベース・サイズを定義します。属性をセミコロン(;)で区切る必要があります。次の属性の値を指定できます。
cpu: CPUコアの総数。
memory: 合計最大メモリー(GB)。
processes: データベースに同時に接続できるプロセスの合計数。
storage: データベースに割り当てられる合計ストレージ(GB)
例
次のコマンドでは、Smallという名前のデータベース・サイズの説明および属性を更新します。
emcli update_database_size -name=Small -description="Small size database" -attributes="cpu:4;storage:50;memory:4;processes:remove"
LOCKED、OPEN、EXPIREDおよびLOCKED & EXPIREDのいずれかにデータベース・アカウント・ステータスを更新します。
書式
emcli update_db_account_status -target_name="tname" -user_name="user_name" -connect_as= "DBUserName:uname;DBPassword:upassword[;DBRole:SYSDBA]" or "[DBCredsOwner:ucredsowner;]DBNamedCreds:unamedcreds" -action=action [-target_type="ttype"] [-input_file="tag1:file_path1;tag2:file_path2;..."] [-validate_only="yes/no" default "no"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
target_name
ターゲットの名前。
user_name
データベース・ユーザーの名前。user_nameは大/小文字を区別します。
action
実行する処理。このオプションで使用可能な値は、次のとおりです。
LOCK - アカウントをロックします。
UNLOCK - アカウントをロック解除します。
EXPIRE - アカウントを期限切れにします。
LOCK_AND_EXPIRE - アカウントをロックして期限切れにします。
UNLOCK_AND_EXPIRE - アカウントをロック解除して期限切れにします。
target_type
ターゲットのタイプ。このVerbで使用可能なターゲット・タイプの値は、次のとおりです。
oracle_database
rac_database
この引数のデフォルト値は、oracle_databaseです。
connect_as
ターゲット・データベースの接続モード。次の2つの形式のいずれかで指定する必要があります。
DBUserName:uname;DBPassword:upassword[;DBRole:SYSDBA]
[DBCredsOwner:ucredsowner;]DBNamedCreds:unamedcreds
input_file
パスワードを非表示にする場合はこのオプションを使用します。古いパスワードおよび新しいパスワードを含むファイルへのパスを指定してください。各パスにはパスワード・オプションで参照されるタグが必要です。
validate_only
操作を実行せずに指定したオプションの検証を実行するかどうかを示します。
Yes - 指定したオプションを検証します。操作は実行されません。検証エラーはコンソールに表示されます。
No - 指定したオプションに従って操作を実行します。
このオプションのデフォルト値はNOです。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
次に、update_db_account_status_verb Verbの3つの例を示します。
例1
次の例では、名前付き資格証明SYS_myDBを使用して、ターゲット・データベースmyDBのアカウントAdmin1をロックします。
emcli update_db_account_status -target_name=myDB -user_name=Admin1 -action=LOCK -connect_as="DBNamedCreds:SYS_myDB"
例2
次の例では、SYSDBAを使用して、ターゲット・データベースmyDBのアカウントAdmin1をロック解除します。
emcli update_db_account_status -target_name=myDB -user_name=Admin1 -action=UNLOCK -connect_as="DBUserName:sys;DBPassword:welcome;DBRole:sysdba"
Enterprise Manager資格証明サブシステムでターゲット・データベースのパスワード変更を更新します。ターゲット・データベースでパスワードを変更することもできます。このverbでは、収集またはモニタリング資格証明がEnterprise Manager管理エージェントに伝播されます。
標準モード
emcli update_db_password -target_name="tname" -user_name="user_name" [-target_type="ttype"] [-change_all_references="yes/no"] [-change_at_target="yes/no"] [-input_file="tag1:file_path1;tag2:file_path2;..."] [ ] indicates that the parameter is optional
インタラクティブまたはスクリプト・モード
update_db_password (target_name="tname" ,user_name="user_name" [,target_type="ttype"] [,change_all_references="yes/no"] [,change_at_target="yes/no"] [,input_file="tag1:file_path1;tag2:file_path2;..."]) [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
target_name
ターゲットの名前。
user_name
データベース・ユーザーの名前。
target_type
ターゲットのタイプ。このverbのターゲット・タイプとして使用可能な値は、-oracle_databaseおよび-rac_databaseです。このオプションのデフォルト値は、oracle_databaseです。rac_databaseタイプでは、個々のインスタンス・レベルではなくデータベースでパスワードを変更する必要があります。
change_all_references
Enterprise Managerのすべての参照を対象にパスワードを変更する必要があるかどうかを指定します。使用可能な値は、次のとおりです。
yes: 新しいパスワードと一致する古いパスワードを持つDBSNMPユーザーに対して、Enterprise Managerのすべてのパスワード参照を更新します。
no: 現在ログインしているユーザーのパスワードを更新します。
このオプションのデフォルト値はyesです。
change_at_target
ターゲットでもパスワードを変更する必要があるかどうかを指定します。SYSユーザーにはサポートされていません。
yes: ターゲット・データベースでパスワードを変更します。
no: Enterprise Managerでのみパスワードを更新します。
このオプションのデフォルト値はnoです。
input_file
古いパスワードと新しいパスワードを含むファイルのパス。このオプションを使用して、コマンドラインのパスワードを非表示にできます。各パスには、パスワード・オプションで参照されているタグが必要です。
このverbをinput_fileオプション付きで実行すると、non-echoモードで次の値を入力するよう求められます。
-old_password -new_password -retype_new_password
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
例
例1 - コマンドライン形式
emcli update_db_password -target_name=myDB -user_name=Admin1
例2 - スクリプトおよび対話形式
update_db_password (target_name="myDB", user_name="Admin1")
例3 - コマンドライン形式
emcli update_db_password -target_name=myDB -user_name=Admin1 -change_at_target=yes
例4 - スクリプトおよび対話形式
update_db_password (target_name="myDB", user_name="Admin1", change_at_target="yes")
SSAユーザー・ロール用のデータベース割当て制限を更新します。
書式
emcli update_dbaas_quota -role_name="<SSA_User_Role_name>" -databases="<Number_of_Database_Requests>" -schema_services="<Number_of_Schema_Service_Requests>" -pluggable_databases="<Number_of_Pluggable_Database_Service_Requests>" -memory="<Memory(GB)>" -storage="<Storage(GB)>"
オプション
role_name
割当て制限の更新対象となるSSAユーザー・ロールの名前。
databases
許可されるデータベース・サービス・リクエストの数。
schema_services
許可されるスキーマ・サービス・リクエストの数。
pluggable_databases
許可されるプラガブル・データベース・サービス・リクエストの数。
memory
許可されるメモリー使用量(GB)。
storage
許可される記憶域使用量(GB)。
例
emcli update_dbaas_quota-role_name="My Role"-databases="10"-schema_services="10"-pluggable_databases="10"-memory="99"-storage="99"
次のような出力が表示されます。
Quota for "My Role" updated successfully.
データベース・リクエスト設定を更新します。
書式
emcli update_dbaas_request_settings -future_reservation_length="<Future_Request_Scheduling_Period>" -maximum_archive_duration="<Request_Purging_Duration>" -default_retirement_period="<Default_Retention_Duration>"
オプション
future_reservation_length
セルフ・サービス・ユーザーがリクエストを事前にスケジュールできる期間。たとえば、"2 Months"は2か月、"10 Weeks"は10週間、"No Reservation"は制限なしです。
maximum_archive_duration
セルフ・サービスの作成リクエストが、「完了済」となった後、リポジトリからパージされるまでの期間。たとえば、"2 Months"は2か月、"10 Weeks"は10週間、"No Reservation"は制限なしです。
default_retirement_period
セルフ・サービス・ユーザーがサービス・インスタンスを保持できる最長期間。たとえば、"2 Months"は2か月、"10 Weeks"は10週間および"No Reservation"は制限なしです。
例
emcli update_dbaas_request_settings-future_reservation_length="2 Months"-maximum_archive_duration="10 Weeks"-default_retirement_period="No Reservation"
次のような出力が表示されます。
Request settings updated successfully.
ターゲットの診断チェック・スクリプトを更新します。
書式
emcli update_diagchecks -target_name=<target_name_to_be_updated> -target_type=<target_type_to_be_updated> [-input_file=targetList:<complete_path_to_file>]
オプション
target_name
更新するターゲットの名前。
target_type
更新するターゲットのタイプ。
input_file
1行に1つずつ、次の書式でターゲットのリストを含むファイル名を指定します。
<targetType>:<targetName>
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
資格証明サブシステムで変更済ホスト・パスワードを更新します。収集またはモニタリング資格証明では、パスワード変更はオプションで、Enterprise Manager管理エージェントにも伝播されます。
書式
emcli update_host_password -target_name="tname" -user_name="user_name" [-change_all_references="yes/no"] [-input_file="tag1:file_path1;tag2:file_path2;..."] [ ] indicates that the parameter is optional
注意:
このverbを実行すると、non-echoモードで次の値を入力するよう求められます。
-old_password -new_password -retype_new_password
オプション
target_name
ターゲットの名前。
user_name
データベース・ユーザーの名前。
change_all_references
特定のユーザーに関してEnterprise Managerのすべての参照を対象にパスワードを変更する必要があるかどうかを指定します。
使用可能な値は、次のとおりです。
yes - このパスワードでEnterprise Managerのすべての参照を更新します。
no - 現在ログインしているユーザーのパスワードを更新します。これはデフォルトです。
input_file
古いパスワードと新しいパスワードを含むファイルのパス。これを使用して、パスワードを非表示にします。各パスには、パスワードで参照されているタグが必要です。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
例
例1
この例では、ユーザーに古いパスワードと新しいパスワードの値を入力して、新しいパスワードを再入力するよう促します。これにより、このターゲット参照に関してEnterprise Managerの新しいパスワードが更新されます。
emcli update_host_password -target_name=myHost -user_name=Admin1
例2
この例では、ユーザーに古いパスワードと新しいパスワードの値を入力して、新しいパスワードを再入力するよう促します。これにより、myHostターゲット名とAdmin1ユーザー名で参照されるすべてのユーザーの資格証明に関して、Enterprise Managerの新しいパスワードが更新されます。
emcli update_host_password -target_name=myHost -user_name=Admin1 -change_all_references=yes
指定したプロパティ名を指定した値で更新します。更新が実行されるのは、指定したプロパティ名がリポジトリに存在する場合のみです。リポジトリにプロパティが存在しない場合、プロパティは挿入されません。
書式
emcli update_mda_properties [-props="<list of property names and values>"] [-separator=props="separator_for_properties"] [-subseparator='props="separator_between_name_value_pair_for_properties"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
props
プロパティ名と値の区切りリストを指定します。デフォルトのデリミタは「;」です。
separator
個々のプロパティと値のペアに使用するセパレータを指定します。
subseparator
プロパティとその値の間に使用するサブセパレータを指定します。
例
例1
次のコマンドでは、複数のプロパティを更新します。
emcli update_mda_properties -props="prop1:val1;prop2:val2"
例2
次のコマンドでは、カスタムのセパレータおよびサブセパレータを使用して複数のプロパティを更新します。
emcli update_mda_properties -props="prop1=val1:prop2=val2" -separator='props=:' -subseparator='props=='
管理エージェント上のすべてのターゲットを見付けてモニタリング資格証明を取得し、管理リポジトリでそれらを更新します。11gリリース1 (11.1.0.0)では、一部のターゲットのモニタリング資格証明は、管理エージェントにのみ格納されていました。
注意:
-emd_listおよび-update_allは、構文上オプションとして表示されますが、いずれかを指定する必要があります。
書式
emcli update_monitoring_creds_from_agent [-emd_list=<emd_list>] [-update_all] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
emd_list
EMD URLのリスト。このオプションまたはupdate_allオプションのいずれかを指定する必要があります。
update_all
モニタリング資格証明をエージェントに持つが、リポジトリには持たないすべてのターゲットのモニタリング資格証明を、リポジトリで更新します。このオプションまたはemd_listオプションのいずれかを指定する必要があります。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを意味します。
例
例1
この例では、エージェントにモニタリング資格証明を持っているが、管理リポジトリには持っていない、host1.example.com:1832とhost2.example.com:1832によってモニターされているすべてのターゲットを検索し、管理リポジトリのモニタリング資格証明を更新します。
emcli update_monitoring_creds_from_agent -emd_list="host1.example.com:1832;host2.example.com:1832"
例2
この例では、管理エージェントにモニタリング資格証明を持っているが、管理リポジトリには持っていないすべてのターゲットを検索し、リポジトリのモニタリング資格証明を更新します。
emcli update_monitoring_creds_from_agent -update_all
SiteGuardの操作計画を更新します。
書式
emcli update_operation_plan [-name=<plan_name>] [-step_number=<step_number>] [-target_host=<host_name>] [-error_mode=<error_mode>] [-enabled=<true|false>] [-execution_mode=<Serial|Parallel>] [-move=<Up|Down>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
操作計画の名前。
step_number
更新する必要のある手順の数。
target_host
ターゲット・ホスト名。これを指定すると、このターゲット・ホストを含むすべてのステップが更新されます。
例
emcli update_operation_plan -name="austin-switchover" -step_number="1" -error_mode="Continue" -enabled="true" -execution_mode="Serial" emcli update_operation_plan -name="austin-switchover" -step_number="5" -move="Up" emcli update_operation_plan -name="austin-switchover" -target_host="myhost.domain.com" -error_mode="Continue" -enabled="true"
エンティティ名を変更して、組織エンティティを更新します。エンティティ・タイプを変更して、関連するコスト・センターを作成することもできます。
標準モード
emcli update_organizational_entity -entity_name="entity name" [-entity_type="entity type"] [-new_entity_name="new entity name"] [-parent_entity_name="parent entity name"] [-tenant_name="tenant name"] [-cost_centers="cost centers"[;"cost centers"...]] [-separator=argument_name="separator_value"]) [ ] indicates that the parameter is optional.
インタラクティブまたはスクリプト・モード
update_organizational_entity (,entity_name="entity name" [,entity_type="entity type"] [,new_entity_name="new entity name"] [,parent_entity_name="parent entity name"] [,tenant_name="tenant name"] [,cost_centers="cost centers"[;"cost centers"...]] [,separator=argument_name="separator_value"]) [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
entity_name
更新する組織エンティティの名前。
entity_type
部門からLOBに、またはその逆に変更する場合の新しいエンティティ・タイプ。
new_entity_name
元のエンティティの新しい名前。
parent_entity_name
更新する組織エンティティの親を指定します。親は、あらかじめ存在している必要があり、更新するタイプにかかわらず、部門またはLOBを使用できます。デフォルトは親なしです。
tenant_name
更新される組織エンティティが属するテナントの名前を指定します。デフォルトは、ログインしているユーザーのテナントです。
cost_centers
作成して更新対象の組織エンティティに関連付ける1つ以上のコスト・センターを指定します。デフォルトはコスト・センターなしです。create_cost_centers Verbを使用してコスト・センターを作成し、それらを個別に関連付けることができます。
separator
複数値の入力引数用のセパレータであるセミコロン(;)を上書きします。separatorまたはsubseparatorの上書きの詳細は、「セパレータおよびサブセパレータの上書き」を参照してください。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
例1
次の例では、finance組織エンティティの名前をinvestmentsに変更し、関連する3つのコスト・センターC4、C5、C6を作成します。
emcli create_organizational_entity -entity_name="finance" -new_entity_name="investments" -cost_centers="c4;c5;c6"
例2
次の例では、finance組織エンティティのエンティティ・タイプをLOBに変更します。また、エンティティが属するテナントをcorporateに変更します。
emcli create_organizational_entity -entity_name="finance" -entity_type="lob" -tenant_name="corporate"
PaaSインフラストラクチャ・ゾーン定義を更新します。
書式
emcli update_paas_zone -name="<Name_of_PaaS_Zone>" [-description="<Description_of_PaaS_Zone>"] [-credential="<Global_Named_Credential>"] [-add_hosts="<Host1,Host2,Host3...>"] [-remove_hosts="<Host4,Host5...>"] [-add_ovm_zones="<OVMZone1,OVMZone2,OVMZone3...>"] [-remove_ovm_zones="<OVMZone4,OVMZone5...>"] [-add_roles="<SsaRole1,SsaRole2,..>"] [-remove_roles="<SsaRole3,SsaRole4,..>"] [-cpu_utilization="<Value_between_1_and_100>"] [-memory_utilization="<Value_between_1_and_100>"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
既存のPaaSインフラストラクチャ・ゾーンの名前。
description
PaaSインフラストラクチャ・ゾーンの更新後の説明。
credential
更新するグローバル名前付き資格証明。これらは、このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンでプロビジョニングに使用されます。資格証明はすべてのホストで同じである必要があります。クラウド管理者は、所有している名前付き証明書のみ使用できます。
add_hosts
このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンのメンバーとして追加するホスト・ターゲットのカンマ区切りのリスト。ホストは他のPaaSゾーンのメンバーにできません。
remove_hosts
このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンのメンバーから削除するホスト・ターゲットのカンマ区切りのリスト。ホストは、どのソフトウェア・プール・メンバーにも関連付けできません。
add_ovm_hosts
このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンのメンバーとして追加するOVMZoneターゲットのカンマ区切りのリスト。追加するOVMZoneは、他の既存のPaaSゾーンにまだ追加されていない必要があります。
remove_ovm_hosts
このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンのメンバーから削除するOVMZoneターゲットのカンマ区切りのリスト。
add_roles
このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンにアクセスできるロールのリストに追加する、SSAロールのカンマ区切りのリスト。PaaSインフラストラクチャ・ゾーンは、ロールを使用することで、限定されたユーザーに対して使用可能にできます。
remove_roles
このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンにアクセスできるロールのリストから削除する、SSAロールのカンマ区切りのリスト。
cpu_utilization
配置ポリシー制約を使用すると、クラウド管理者がPaaSインフラストラクチャ・ゾーンのすべてのホストのリソース上限値を設定できます。これにより、リソース使用量の観点からPaaSインフラストラクチャ・ゾーンのメンバーを保護できます。たとえば、本番PaaSインフラストラクチャ・ゾーンでは、CPUの使用率を80%に制限し、開発用PaaSインフラストラクチャ・ゾーンでは最大95%に制限できます。サービス・インスタンスは、配置制約を満たす1番目のホストにプロビジョニングされます。
入力する値は、1から100の間である必要があります。指定しない場合、デフォルト値は、80%になります。
memory_utilization
PaaSインフラストラクチャ・ゾーンで使用されるメモリーを制限する配置ポリシー制約。1から100までの値を指定する必要があります。指定しない場合、デフォルト値は、80パーセントになります。
例
例1
emcli update_paas_zone -name="My PaaS Zone" -add_hosts="host3.mycompany.com" PaaS Infrastructure Zone "My PaaS Zone" updated successfully.
例2
emcli update_paas_zone -name="My PaaS Zone" -cpu_utilization="65" PaaS Infrastructure Zone "My PaaS Zone" updated successfully.
指定されたターゲットのパスワードまたは他の資格証明を更新します。
書式
emcli update_password -target_type="ttype" -target_name="tname" -credential_type="cred_type" -key_column="column_name:column_value" -non_key_column="col:oldvalue:newvalue;..." [-input_file="tag1:file_path1;tag2:file_path2;..."] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
target_type
ターゲットのタイプ。
target_name
ターゲットの名前。
credential_type
使用する資格証明のタイプ。タイプは、派生タイプではなくベース・タイプである必要があります。派生タイプの定義には、XMLタグ<CredentialTypeRef>が含まれています。
key_column
資格証明タイプのキー列の名前と値。通常、キー列はユーザー名を表します。ターゲット・タイプのキー列を取得するには、次のEM CLI verbを実行します。
emcli show_credential_type_info — すべてのターゲット・タイプのキー列を表示します。
emcli show_credential_type_info -target_type=<target_type> — 特定のターゲット・タイプのキー列を表示します。
non_key_column
変更する非キー列の名前、古い値、および新しい値。通常は、パスワード列の名前です。-input_file引数からタグを使用して、コマンドラインに資格証明値が表示されないようにすることもできます。このオプションは、複数回指定できます。
input_file
-non_key_column引数を持つファイルのパス。このオプションを使用して、パスワードを隠します。各パスには、non_key_column引数で参照されているタグが必要です。このオプションは、複数回指定できます。
emcli show_credential_type_infoコマンドを使用すると、列のリストと列が属する資格証明タイプを取得できます。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
例
例1
emcli update_password -target_type=oracle_database -target_name=myDB -credential_type=DBCreds -key_column="DBUserName:joe" -non_key_column="DBPassword:oldPass:newPass" -non_key_column="DBRole:normal:sysdba"
例2
この例では、FILE1はpasswordFileの内容を参照するためのタグです。パスワード・ファイルの内容は、次のとおりです。
DBPassword:oldPass:newPass;DBRole:normal:sysdba
次の例の結果は例1と同じです。
emcli update_password -target_type=oracle_database -target_name=myDB -credential_type=DBCreds -key_column="DBUserName:joe" -non_key_column="FILE1" -input_file="FILE1:passwordFile"
ソフトウェア・プールの詳細を更新します。
書式
emcli update_pool -name="<Software_Pool_name>" -target_type="<Target_type_of_Software_Pool>" [-description="<Description_of_Software_Pool>"] [-add_members="<Member1, Member2...>"] [-remove_members="<Member4, Member5...>"] [-placement_constraints="<constraint1=value1,constraint2=value2...>"] [-properties="<property1=value1, property2=value2>"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
既存のソフトウェア・プールの名前。
target_type
ソフトウェア・プールのターゲット・タイプ。たとえば、ミドルウェア・プールの場合は"mwaas_zone"、データベース・プールの場合は"oracle_cloud_zone"、スキーマ・プールの場合は"schaas_pool"です。
description
ソフトウェア・プールの説明。
add_members
ソフトウェア・プールのメンバーとして追加するターゲットのカンマ区切りのリスト。追加するターゲットは、ソフトウェア・プールのメンバーシップ制約を満たす必要があります。
remove_members
ソフトウェア・プールから削除するメンバー・ターゲット。
placement_constraints
セルフ・サービス管理者がリソース使用率の上限を設定できるようにする配置制約のカンマ区切りのキー値ペア。これにより、リソース使用量の観点からソフトウェア・プールのメンバーを保護できます。
properties
プール・ターゲット・タイプに基づいて更新する必要があるプロパティに対するカンマ区切りのキー値ペア。
例
emcli update_pool -name="My Pool" -target_type="mwaas_zone" -add_members="MyMember2"
次のような出力が表示されます。
Software Pool "My Pool" updated successfully.
デプロイメント・プロシージャの構成を更新します。
書式
emcli upate_procedure_input -name="name_of_procedure_configuration" [-input_file="file_path\file_name"] [-grants="users_and_access_levels"] [-schedule= start_time:yyyy/MM/dd HH:mm; tz:<java_timezone_ID>; grace_period:xxx; ] [-notification="procedure status"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
プロシージャの構成の名前。
input_file
デプロイメント・プロシージャの入力プロパティ・ファイル。file_pathはデータ・プロパティ・ファイルを含むファイルを指す必要があります。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
grants
ユーザーおよび対応するアクセス・レベルをユーザーと権限のペアの文字列として指定します。各ペアはセミコロン(;)で区切ります。ユーザーはEnterprise Managerユーザー名で、権限はVIEW_JOBまたはFULL_JOBのいずれかです。
次の例を参照してください。
schedule
デプロイメント・プロシージャのスケジュール。指定しない場合、プロシージャはすぐに実行されます。
start_time: プロシージャの開始時間。
tz: オプションのタイムゾーンID。
grace_period: オプションの猶予期間(分)。
notification
プロシージャのステータス。
例
emcli update_procedure_input -name=configProcedure -input_file=/home/data.properties -grants="user1:VIEW_JOB;user2:FULL_JOB" -schedule="start_time:2011/8/21 21:23;tz:America/New_York;grace_period:60" -notification="scheduled, action required, running"
サービス・テンプレートを更新します。
書式
emcli update_service_template -name="<Service_Template_name>" -service_family="<Service_family_name>" -pool_target_type="<PoolTargetType>" [-add_software_pools="<SwPool1,SwPool2,SwPool3,...>"] [-remove_software_pools="RemovePool1,RemovePool2,RemovePool3,...>"] [-add_roles="<SsaRole1,SsaRole2,..>"] [-remove_roles="<RemoveSsaRole1,RemoveSsaRole2,..>"] [-description="<Updated_Description_of_Service_Template>"] [-input_file="data:<Name_of_Service_executable_MetaData_File>"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
サービス・テンプレートの名前。
service_family
サービス・テンプレートが属するサービス・ファミリ。たとえば、データベースの場合はDBAAS、ミドルウェアの場合はMWAASです。
pool_target_type
サービス・テンプレートに関連付けるソフトウェア・プールのターゲット・タイプ。
add_software_pools
このサービス・テンプレートに関連付けるソフトウェア・プールのカンマ区切りのリスト。
remove_software_pools
このサービス・テンプレートから削除するソフトウェア・プールのカンマ区切りのリスト。
add_roles
このサービス・テンプレートに追加するSSAロールのカンマ区切りのリスト。サービス・テンプレートに追加するSSAロールは、事前に作成しておく必要があります。
remove_roles
このサービス・テンプレートから削除するSSAロールのカンマ区切りのリスト。
description
サービス・テンプレートの説明。
input_file
プロシージャ構成変数の値を更新するために必要な構成およびプロファイル・データを含むファイル。データはJSON形式にします。たとえば、input_file='data:executable.json'
です。
例
emcli update_service_template -name="Middleware service template August" -service_family="MWAAS" -add_roles="SSA_USER_ROLE_1" -remove_roles="SSA_USER_ROLE_2" -add_software_pools="mwPool3,mwPool4" -description="Updated description. Large instance size Service Template." -input_file="data:executable.json"
次のような出力が表示されます。
Service Template "Middleware service template August" updated successfully.
Siebelエンタープライズを更新します。
書式
emcli update_siebel -enterprise=<Siebel enterprise> [-server=<Siebel server>] [-updateAutoStartModeComponentsOnly] [-review_only] [-out_file='<fully qualified path of output_file>'] [-debug] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
enterprise
Enterprise ManagerのSiebelエンタープライズの完全修飾名。たとえば、Siebelエンタープライズ<Enterprise>を更新するには、コマンドupdate_siebel -enterprise=<Enterprise>
を実行します。
server
Enterprise ManagerのSiebelサーバーの完全修飾名。
updateAutoStartModeComponentsOnly
autoモードがオンになっているコンポーネントのみでupdateNow操作を実行するように指定します。
review_only
updateNow
操作で、更新するターゲットの表示のみを行い、Enterprise Managerリポジトリに保存しないように指定します。
out_file
output_file
の完全修飾パス。コマンドの出力は、このファイルにリダイレクトされます。
debug
冗長モードでコマンドを実行し、追加のデバッグ・ログ・メッセージを生成して出力します。
例
この例では、指定されたSiebelエンタープライズをCloud Controlにおいて更新します。コマンドの出力はファイルupdate_output.txt
にリダイレクトされます。
emcli update_siebel -enterprise=<Siebel enterprise> -out_file='c:\emcli\update_output.txt' -debug
Site Guard構成を更新して、スタンバイ・システムを追加します。1つのプライマリ・システムを、1つ以上のスタンバイ・システムに関連付けることができます。
注意:
サイト構成を更新する場合、update_monitoring_creds_from_agentの説明に従って操作計画を更新する必要もあります。
書式
emcli update_siteguard_configuration [-primary_system_name=<primary_system_name>] [-standby_system_name=<standby_system_name>]
オプション
primary_system
プライマリ・システムの名前。
standby_system
スタンバイ・システムの名前。このオプションは、複数回指定できます。
例
emcli update_siteguard_configuartion -primary_system_name="BISystem1" -standby_system_name="BISystem2"
資格証明アソシエーションを更新します。
書式
emcli update_siteguard_credential_association [-system_name=<system_name>] [-target_name=<target_name>] [-credential_type=<credential_type>] [-credential_name=<credential_name>] [-use_preferred_credential=true|false] [-credential_owner=<credential_owner>]
オプション
system_name
システムの名前。
target_name
ターゲットのオプションの名前。
credential_type
資格証明のタイプ。HostNormal、HostPrivileged、WLSAdminまたはDatabaseSysdbaのいずれかです。
credential_name
資格証明の名前。
use_preferred_credential
名前付き資格証明のかわりに優先資格証明を使用します。このオプションがfalseの場合、credential_nameを指定する必要があります。
credential_owner
資格証明の所有者。
関連項目
例
例1
emcli update_siteguard_credential_association -system_name="austin-system" -credential_type="HostNormal" -credential_name="HOST-SGCRED" -credential_owner="sysman"
例2
emcli update_siteguard_credential_association -system_name="utah-system" -credential_type="HostPrivileged" -use_preferred_credential="true" -credential_owner="sysman"
システム上のすべてのデータベースまたは選択したデータベースで、適用ラグおよびトランスポート・ラグの制限を更新します。
書式
emcli update_siteguard_lag [-system_name="name_of_the_system"] [-target_name="name_of_the_target_database"] [-property_name=lag_type] [-value="lag_limit_in_seconds"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
system_name
ラグ制限を更新するシステムの名前。
target_name
ラグ制限を更新するデータベースの名前。
property_name
ラグ・プロパティの名前。このオプションの有効な値はApplyLag
とTransportLag
です。
value
ラグの時間制限。このオプションの値は秒単位で指定します。
例
例1
この例では、austin-system
に構成されているすべてのデータベースに対して適用ラグ・プロパティのラグ制限を1000秒に更新します。
emcli update_siteguard_lag -system_name="austin-system" -property_name="ApplyLag" -value="1000"
例2
この例では、austin-system
に構成されているOID-db
データベースに対してトランスポート・ラグ・プロパティのラグ制限を2500秒に更新します。
emcli update_siteguard_lag -system_name="austin-system" -target_name="OID_db" -property_name="TransportLag" -value="2500"
任意のスクリプトに関連付けられたパスおよびall_hostsフラグを更新します。
書式
emcli update_siteguard_script -script_id=<script_ID> [-path=<script_path>] [-credential_type=<type_of_credential>] [-all_hosts=true|false] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
script_id
スクリプトに関連付けられたID。
path
スクリプトへのオプションのパス。
credential_type
資格証明のタイプ。HostNormalまたはHostPrivilegedのいずれかです。
all_hosts
スクリプトを、システム内のすべてのホストで実行できるようにします。例: trueまたはfalse。
例
emcli update_siteguard_script -script_id="10" -path="/tmp/newprescript" -all_hosts="true" emcli update_siteguard_script -script_id="16" -path="/tmp/script" -credential_type="HostPrivileged"
ソフトウェア・ライブラリのディレクティブ・タイプのエンティティを変更します。デフォルトでは、エンティティの新しいリビジョンが作成されます。
書式
emcli update_swlib_directive_entity -entity_rev_id="entity_rev_id" [-arg]="[<arg prefix>;]<arg prop name>[;<arg suffix>]" [-shell_type]="<shell type>" -[not_]run_privileged -file="<abs/relative file path>[;<new file name>]" | [-removefile="<existing file name>"] [-upload_storage="<storage location name>;<storage type>"] | [-refer_ storage="<storage location name>;<storage type>"] [[-host="hostname"] [-credential_set_name="setname"] | [-credential_name="name" -credential_owner="owner"] [-desc="entity_desc"] [-attr="<attr name>:<attr value>"] [-note="note text"] [-use_latest_revision] [-show_entity_rev_guid] [-show_cmd_line_and_exit] [ ] indicates that the parameter is optional.
パラメータ
entity_rev_id
エンティティ・リビジョンの識別子。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティのIDがカスタム列(内部ID)として表示されます。ただし、これはデフォルトでは非表示です。
arg
オプションの接頭辞または接尾辞(あるいはその両方)付きで指定したコマンドライン引数のプロパティ名。複数の引数を指定するには、オプションを繰り返します。
shell_type
シェル・タイプは次のいずれかにすることができます。
SUB_Exec - スクリプト内に指定
SUB_Perl - Perl
SUB_Bash - Bash
デフォルト値はSUB_Bash - Bashです。
run_privileged
これは、ディレクティブを権限付きの資格証明で実行する必要があるかどうかを指定するオプションです。デフォルトでは、標準資格証明で実行されます。
file
-upload_storage
が指定されている場合、これはアップロードされるファイルの絶対パスです。-refer_storage
が指定されている場合、これは指定した記憶域の場所から参照されるファイルの相対パスです。ファイルのアップロード後にソフトウェア・ライブラリに格納されているファイル名は、デフォルトで、アップロードまたは参照されるファイルの名前になります。オプションで「;」で区切って別のファイル名を指定できます。コマンドラインに指定した最初のファイルは、メイン・ファイルとしてデフォルト設定され、ディレクティブの実行時に実行されます。
removefile
削除するファイルの名前。ここには、指定のエンティティ・リビジョンから継承された既存ファイルを指定します。または、次の値を指定できます。
ALL - すべての既存のファイルを削除します
NONE - すべての継承されたファイルを保持します
デフォルト値はNONEです。
host
ファイルが使用可能なホストのターゲット名。これは、-upload_storage
オプションと組み合せて使用する必要があります。
credential_set_name
管理リポジトリに格納されているホスト・ターゲット用の優先資格証明のセット名。これは、次のいずれかです。
HostCredsNormal: デフォルトの権限のない資格証明セット
HostCredsPriv: 権限付きの資格証明セット
これは、upload_storage
オプションと組み合せて使用する必要があります。
credential_name
管理リポジトリに格納されている名前付き資格証明。このオプションは、-credential_ownerオプションとともに指定する必要があります。これは、-upload_storageオプションと組み合せて使用する必要があります。
credential_owner
管理リポジトリに格納されている名前付き資格証明の所有者。このオプションは、-credential_name
オプションとともに指定する必要があります。これは、-upload_storage
オプションと組み合せて使用する必要があります。
upload_storage
「;」で区切られた、アップロード先の記憶域の場所とタイプ。指定した場所のステータスはアクティブである必要があります。デフォルトで、ソフトウェア・ライブラリ用に構成された最初のアップロード場所の記憶域のタイプと場所に設定されます。ストレージ・タイプは次のいずれかにすることができます。
OmsShared (OMS共有ファイルシステム)
OmsAgent (OMSエージェント・ファイルシステム)
refer_storage
「;」で区切られた、ファイルを参照するための記憶域の場所とタイプ。指定した場所のステータスはアクティブである必要があります。ストレージ・タイプは次のいずれかにすることができます。
http
NFS
ExtAgent
指定した場合、このオプションは-upload_storage
オプションより優先されます。
desc
エンティティの説明。新しい説明はすべての既存のリビジョンで表示できます。
attr
属性とその値は「:」で区切ります。複数の属性を指定するには、オプションを繰り返します。
note
エンティティについてのメモ。複数のメモを指定するには、オプションを繰り返します。
use_latest_revision
エンティティの最新リビジョンまたはentity_rev_idで識別されるリビジョンを更新するかどうかを指定するオプション。
show_entity_rev_guid
新しいエンティティ・リビジョンの内部GUIDの出力を有効にするかどうかを指定するオプション。
show_cmd_line_and_exit
コマンドラインを出力し、新しいエンティティ・リビジョンを作成せずに終了することを可能にするかどうかを指定するオプション。
例
次の例では、entity_rev_id
で識別されるディレクティブ・エンティティを変更します。エンティティ・リビジョンのIDの値は、ソフトウェア・ライブラリのホームページで確認できます。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティのIDがカスタム列として表示されます。ただし、これはデフォルトでは非表示です。
emcli update_swlib_directive_entity -entity_rev_id="oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_ Directives:none:06865A85D99C5340E0530AD5F00A4E0F:0.6" -arg="-home :oh_home" -shell_type=SUB_Perl -file=/u01/scripts/myscript.pl -file=/u01/scripts/mymodule.pm;common.pm
ソフトウェア・ライブラリにエンティティを変更します。デフォルトでは、エンティティの新しいリビジョンが作成されます。説明または属性値のみを変更しても、新しいリビジョンは作成されません。このような変更は、エンティティのすべての既存のリビジョンで表示できます。
書式
emcli update_swlib_entity -entity_rev_id="entity_rev_id" [-desc="entity_desc"] [-attr="<attr_name>:<attr_value>"] [-prop="<prop_name>:<prop_value>"] [-secret_prop="<secret_prop_name>:<secret_prop_value>"] [-note="note_text"] [-use_latest_revision] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
entity_rev_id
エンティティ・リビジョンの識別子。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティの識別子がカスタム列(内部ID)として表示されます。これらはデフォルトでは非表示です。
desc
エンティティの説明。新しい説明はすべての既存のリビジョンで表示できます。
attr
コロン(:)で区切られた属性とその値。複数の属性に値を指定するには、このオプションを繰り返し指定します。新しい属性はすべての既存のリビジョンで表示できます。
prop
コロン(:)で区切られた構成プロパティとその値。複数の属性に値を指定するには、このオプションを繰り返し指定します。
secret_prop
コロン(:)で区切られた構成プロパティとそのシークレット値。コマンドラインでシークレット値を指定しないことをお薦めします。コマンドラインで指定しない場合、値を入力するように要求されます。複数のプロパティに値を指定するには、このオプションを繰り返し指定します。
note
エンティティについてのメモ。複数のメモを指定するには、このオプションを繰り返し指定します。
use_latest_revision
entity_rev_idで指定されたリビジョンのかわりに更新するエンティティの最新リビジョンを指定します。
例
この例では、entity_rev_idで指定されたエンティティ・リビジョンを変更します。エンティティ・リビジョンの識別子の値は、ソフトウェア・ライブラリのホームページで確認できます。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティの識別子がカスタム列として表示されます。これらはデフォルトでは非表示です。
新しい説明が指定されています。エンティティの属性の値(PRODUCT、PRODUCT_VERSIONおよびVENDOR)が指定されています。DEFAULT_HOMEという構成プロパティの値が指定されています。エンティティについてのメモも指定されています。
新しいリビジョンが変更のために作成されます。指定されたエンティティ・リビジョン(identified by entity_rev_id)は変更されないままです。新しく作成されたエンティティの識別子が標準出力で印刷されます。
entity_rev_id="oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_Generic:B1B1880C6A8C62AAE040548C4D14:0.1" -entity_desc="myAcmeInstall description" -attr="PRODUCT:Acme" -attr="PRODUCT_VERSION:3.0" -attr="VENDOR:Acme Corp" -prop="DEFAULT_HOME:/u01/acme3/" -note="myAcmeInstall for test servers"
Enterprise Manager資格証明サブシステムで変更済ターゲット・パスワードを更新します。収集またはモニタリング資格証明では、パスワード変更はEnterprise Manager管理エージェントにも伝播されます。
書式
emcli update_target_password -target_type="ttype" -target_name="tname" -key_column="column_name:column_value" [-change_all_references="yes/no"] [-input_file="tag1:file_path1;tag2:file_path2;..."] [ ] indicates that the parameter is optional
注意:
このverbを実行すると、non-echoモードで次の値を入力するよう求められます。
-old_password -new_password -retype_new_password
オプション
target_type
ターゲットのタイプ。
target_name
ターゲットの名前。
key_column
資格証明タイプのキー列の名前と値。通常、キー列はユーザー名を表します。
任意のターゲット・タイプのキー列を取得するには、次のコマンドを入力します。
emcli show_credential_type_info -target_type=<target_type>"
すべてのターゲット・タイプのキー列を取得するには、次のコマンドを入力します。
emcli show_credential_type_info
任意のターゲット・タイプのキー列を取得するには、次のコマンドを入力します。
emcli show_credential_type_info -target_type=<target_type>"
change_all_references
特定のユーザーに関してEnterprise Managerのすべての参照を対象にパスワードを変更する必要があるかどうかを指定します。
使用可能な値は、次のとおりです。
yes - このパスワードでEnterprise Managerのすべての参照を更新します。
no - 現在ログインしているユーザーのパスワードを更新します。これはデフォルトです。
input_file
古いパスワードと新しいパスワードを含むファイルのパス。このオプションを使用して、パスワードを非表示にします。各パスには、パスワード・オプションで参照されているタグが必要です。このオプションは、複数回指定できます。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
例
例1
この例では、ユーザーに古いパスワードと新しいパスワードの値を入力して、新しいパスワードを再入力するよう促します。これにより、このターゲット参照に関してEnterprise Managerの新しいパスワードが更新されます。
emcli update_target_password -target_type=host -target_name=myHost -key_column=HostUserName:Admin1
例2
この例では、ユーザーに古いパスワードと新しいパスワードの値を入力して、新しいパスワードを再入力するよう促します。これにより、mydbターゲット名とAdmin1ユーザー名で参照されるすべてのユーザーの資格証明に関して、Enterprise Managerの新しいパスワードが更新されます。
emcli update_target_password -target_type=oracle_database -target_name=mydb -key_column=DBUserName:Admin1 -change_all_references=yes
テナントの所有者を変更します。
書式
標準モード
emcli update_tenant_owner -name="name" -new_owner="new_owner"
インタラクティブまたはスクリプト・モード
emcli update_tenant_owner( name="name" ,-new_owner="new_owner" )
オプション
name
テナントの名前。
new_owner
新しいテナント所有者のユーザー名。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
次の例では、my_tenant
の所有者の名前をJohn
に変更します。
emcli update_tenant_owner -name="my_tenant" -new_owner="John"
Enterprise Managerテナントをアクティブまたは非アクティブとしてマークします。
書式
標準モード
emcli update_tenant_state -name="tenant name" -active="true/false"
インタラクティブまたはスクリプト・モード
emcli update_tenant_state( name="tenant name" ,-active="true/false" )
オプション
name
ステータスを更新するテナントの名前。
active
テナントのステータスを設定します。ステータスtrueは、アクティブな状態を示し、falseは、テナントが非アクティブとしてマークされることを示します。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
次の例では、my_tenant
のステータスを非アクティブとしてマークします。
emcli update_tenant_state -name="my_tenant" -active="false"
ticket_guidおよびconnector_guidに基づいて、外部のチケッティング・システムから、チケット・ステータスおよびEnterprise Managerへの最終変更のタイムスタンプを更新します。
書式
emcli update_ticket_status -ticket_guid="ticket guid" -connector_guid="connector guid" -status="Incident status" -last_updated_date="last modified date" -date_format=
オプション
ticket_guid
ステータスが変更されたチケットID。
connector_guid
チケッティング・コネクタID。
status
インシデント・チケットの変更済ステータス。
last_updated_date
インシデント・チケットの最終変更日を指定します。
date_format
インシデント管理の日付フィールドが10/13/2009 5:38:24 AMの場合、MM/dd/yyyy hh:mm:ssのように、チケッティング・システムに従って日付書式を指定します。
例
この例では、「進行中」ステータスがチケッティング・システムで最近変更された後、Enterprise ManagerでチケットINC00000024のステータスを同じステータスで更新します。
emcli update_ticket_status -ticket_guid="INC21000024" -connector_guid="ccc1234" -status="2" -last_updated_date="05/28/2011 3:14:56PM" -date_format="MM/dd/yyyy hh:mm:ss"
エージェントのアップグレード前提条件を実行して、エージェントのアップグレード・ジョブを送信します。
書式
emcli upgrade_agents -agents="full_agent_name"|-input_file="agents_file:location_of_output_file" [-validate_only] [-pre_script_loc] [-post_script_loc] [-pre_script_on_oms] [-post_script_on_oms] [-stage_location] [-job_name] [-override_credential] [-additional_parameters] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
注意:
-agentsまたは-input_fileパラメータは必須です。両方を指定した場合、両方の和集合が取られ、前提条件がエージェントに対して実行されて、エージェント・アップグレード・ジョブが送信されます。
これらのパラメータすべてを応答ファイルで渡すことができます。使用法は、-input_file="response_file:/scratch/response_file.txt"です。ファイル名を完全なパスで指定し、パラメータを1行ずつ指定する必要があります。パラメータまたはフラグをコマンドラインと応答ファイルの両方で渡した場合、コマンドラインのオプションが優先されます。パラメータは、応答ファイルに名前と値のペアとして指定する必要があります。例: job_name=UPGRADE_AGT_121020
agents
指定されたエージェントがアップグレード可能かどうか確認し、エージェントのアップグレード・ジョブを送信します。
input_file
ファイル内に指定されたエージェントがアップグレード可能かどうか確認し、エージェントのアップグレード・ジョブを送信します。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
validate_only
指定されたエージェントがアップグレード可能かどうかの確認のみ行います。エージェントのアップグレード・ジョブは送信されません。
pre_script_loc
エージェントのアップグレード前にこのスクリプトを実行します。
post_script_loc
エージェントのアップグレード後にこのスクリプトを実行します。
pre_script_on_oms
事前スクリプトがOMS上にある扱いの場合、使用します。
post_script_on_oms
事後スクリプトがOMS上にある扱いの場合、使用します。
stage_location
エージェント・アップグレード・ジョブで使用されるカスタム・ステージング場所を渡します。
job_name
ジョブをこの名前で送信します。
override_credential
root.shの実行に使用する、エージェントのOracleホームの優先資格証明。これを上書きし、指定したOracleホーム資格証明を使用するには、このオプションを使用します。
additional_parameters
エージェント・アップグレード・ジョブに追加のパラメータを渡します。
例
例1
この例では、エージェントの一致パターンabc%とxyz.domain.com:1243がアップグレード可能かどうか確認し、エージェントのアップグレード・ジョブを送信します。
emcli upgrade_agents -agents="abc%,xyz.domain.com:1243"
例2
この例では、ファイル内のエージェントがアップグレード可能かどうか確認し、エージェントのアップグレード・ジョブを送信します。
emcli upgrade_agents -input_file="agents_file:/scratch/agents_file.txt"
データベースをアップグレードします。
書式
emcli upgrade_database -dbTargetName="target_to_be_upgraded" -dbTargetType="oracle_database|rac_database" -newOracleHome="directory_full_path" -hostCreds="named_credentials" -sysdbaCreds="named_credentials" [-precheck="YES|NO|ONLY" [-ignoreWarnings] [-diagnosticDest="diagnostic_destination"] [-disableArchiveLogMode] [-recompileInvalidObjects] [[-restoreSettingsOnly] | [-backupLocation="backup_location_full_path"]] [-listeners=<name:port[:NEW]> [-scriptsFromSoftwareLibrary "scripts_from_software_library"] [-beforeUpgradeCustomScript="custom_SQL_file_name"] -continueOnScriptError [-afterUpgradeCustomScript="Custom_SQL_file_name_upgrade"] [-noBlackout] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
dbTargetName
アップグレードするデータベースのEnterprise Managerターゲット名。バージョン10.2.0.4以上がアップグレード用にサポートされています。
dbTargetType
データベースのターゲット・タイプ: 単一インスタンス・データベースの場合は、oracle_database。クラスタ・データベースの場合は、rac_database。
newOracleHome
Oracleホームの新しいディレクトリのフルパス。11gリリース2以上へのアップグレードがサポートされています。データベースのダウングレードはサポートされていません。
hostCreds
Oracleホーム・インストールを所有しているユーザーの名前付きホスト資格証明。アップグレードに必要なデータベース・ファイルの権限を持っている必要があります。
sysdbaCreds
アップグレードするデータベースに対してSYSDBA権限を持つ名前付きデータベースの資格証明。
precheck
アップグレード実行中に前提条件チェックを実行するオプション。有効な値は、次のとおりです。
YES: 前提条件チェックを実行し、前提条件チェック中にエラーが発生した場合、データベースのアップグレードに進みます。
NO: 直接データベースのアップグレードに進みます。前提条件チェックを実行しません。
ONLY: 前提条件チェックのみを実行します。データベースをアップグレードしません。
ignoreWarnings
前提条件チェック中の警告を無視し、アップグレードに進みます。pre-checkがYESに設定されている場合にのみ、使用します。それ以外の場合は、無視されません。エラーを無視しません。
diagnosticDest
アップグレードされたデータベース用のOracleのトレース・ファイルおよび診断ファイルへのディレクトリのフルパス。デフォルトでは、ORACLE_BASEは場所として使用されます。
disableArchiveLogMode
データベース・アップグレード中にアーカイブ・ロギングを無効にします。
recompileInvalidObjects
アップグレード処理によってデータベース内のオブジェクトが無効になる可能性があります。アップグレード処理の最後に無効なオブジェクトを再コンパイルするように選択できます。これにより、アップグレード時間が長くなりますが、実行時のオンデマンド自動再コンパイルで生じるその後の待ち時間が最小限になります。
restoreSettingsOnly
アップグレードが失敗した場合に、アップグレード中に行われた構成の変更のみを元に戻します。カスタムのリストア方法を使用して、アップグレードの対象外のデータベースをリストアできます。このデータベースに関するカスタムのバックアップおよびリストアの方法がすでにある場合は、このオプション選択します。アップグレードが失敗した場合に、この設定を使用します。
backupLocation
データベースをバックアップするディレクトリのフルパス。データベースの完全バックアップを実行します。データベースをリストアするスクリプトが作成されます。すべてのファイルが指定したバックアップの場所に配置されます。アップグレードが失敗した場合に、アップグレード中に行われたすべての変更を元に戻します。
listeners
アップグレードしたデータベースを登録するリスナー名とポートのカンマ区切りリスト(名前1:ポート1,名前2:ポート2)。単一インスタンスのデータベース・ターゲットの場合、少なくとも1つのリスナーを指定します。これらのリスナーは、新しいOracleホームまたはTNS_ADMINの場所で構成する必要があります。さらに、:NEW (名前1:ポート1:NEW)を指定し、新しいOracleホームで新規のリスナーを作成してもかまいません。
scriptsFromSoftwareLibrary
ソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントからカスタム・スクリプトを指定します。パラメータbeforeUpgradeCustomScriptおよびafterUpgradeCustomScriptは、スクリプトを含むコンポーネントのエンティティURNとして解釈されます。
beforeUpgradeCustomScript
データベース・アップグレードの前に実行するカスタムSQLスクリプトのファイルのフルパス。
continueOnScripteError
カスタムSQLスクリプトの実行時のゼロ以外の終了コードは無視してアップグレード・ジョブを続行します。
afterUpgradeCustomScript
データベース・アップグレードの成功後に実行するカスタムSQLスクリプトのファイルのフルパス。
noBlackout
データベース・ターゲットのブラックアウトを抑制します。ブラックアウトにより、Enterprise Managerからのデータベース・ターゲットのモニタリングが一時停止されます。これはデータベースのアップグレード処理中のデフォルトの動作です。
例
emcli upgrade_database -dbTargetName=test1 -dbTargetType=oracle_database -newOracleHome=/u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_2 -hostCreds=HOST_CREDS -sysdbaCreds=SYSDBA_CREDS -precheck=YES -ignoreWarnings -disableArchiveLogMode -beforeUpgradeCustomScript=/home/user1/sqlfiles/script1.sql -continueOnScriptError -afterUpgradeCustomScript=/home/user1/sqlfiles/script2.sql -diagnosticDest=/u01/app/oracle -recompileInvalidObjects -noBlackout
指定したATSテストのデータバンク・ファイルをダウンロードします。
書式
emcli upload_ats_test_databank_file -name=<target_name> -type=<target_type> -testname=<test_name> -testtype=<test_type> -databankAlias=<databank_alias> -input_file:databank=<databank_file> [-beaconName=<beacon_name>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
ターゲットの名前。
type
ターゲット・タイプの名前。
testname
テストの名前。
testtype
テストのタイプ。
databankAlias
データバンク別名。
input_file
データバンク・ファイル。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
beaconName
ビーコン名。
例
例1
この例では、指定したテストに対応するデータバンク・ファイルをアップロードします。
emcli upload_ats_test_databank_file -name="Service Name" -type="generic_service" -testname="Test Name" -testtype="OATS" -databankAlias="alias1" -input_file="databank:databankFile.csv"
例2
この例では、指定したビーコンの指定したテストに対応するデータバンク・ファイルをアップロードします。
emcli upload_ats_test_databank_file -name="Service Name" -type="generic_service" -testname="Test Name" -testtype="OATS" -databankAlias="alias1" -input_file="databank:databankFile.csv" -beaconName="Beacon Name"
カタログ・ファイルem_catalog.zipをソフトウェア・ライブラリにアップロードし、「My Oracle Supportからのリフレッシュ」ジョブを発行してファイルを処理します。カタログ・ファイルem_catalog.zipをhttps://updates.oracle.com/download/em_catalog.zipからダウンロードできます。Enterprise Manager Cloud Controlがオンライン・モードで実行しているときはこのコマンドを実行できません。Enterprise Manager Cloud Controlがオンライン・モードで実行しているとき、カタログ・ファイルは「My Oracle Supportからのリフレッシュ」ジョブによって毎日ダウンロードされます。
書式
emcli upload_catalog -from_host="host_name" -file="absolute_path_of_catalog_file" [-cred_name="credential_name" [-cred_owner="credential_owner"]] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
from_host
カタログ・ファイルem_catalog.zipがあるホストを指定します。
file
-from_hostオプションに指定したホスト上のカタログ・ファイルem_catalog.zipの絶対パスを指定します。カタログ・ファイルは、指定のホストにインストールされている管理エージェントによってアクセスできます。
cred_name
指定したホストへのアクセスに使用する必要がある名前付き資格証明を指定します。このオプションを指定しないと、指定したホストの優先標準資格証明がデフォルトで使用されます。
cred_owner
指定したホストへのアクセスに使用する必要がある名前付き資格証明の所有者を指定します。このオプションを指定しないと、デフォルトでは現在のログイン・ユーザーが名前付き資格証明の所有者であるとみなされます。
例
例1
次の例では、h1.example.comの/scratch/em_catalog.zipに存在するem_catalog.zipファイルをソフトウェア・ライブラリにアップロードします。
emcli upload_catalog -file="/scratch/em_catalog.zip" -from_host=h1.example.com
例2
次の例では、名前付き資格証明AIMECREDを使用して、h1.example.comの/scratch/em_catalog.zipに存在するtheem_catalog.zipをソフトウェア・ライブラリにアップロードします。
emcli upload_catalog -file="/scratch/em_catalog.zip" -from_host=h1.example.com -cred_name=AIMECRED
ソフトウェア・ライブラリ内のJava EEアプリケーション・コンポーネントに1つのファイルをアップロードします。
このコマンドは、正常に機能するために、Verbのcreate_jeeappcompが必要になります。
書式
emcli upload_jeeappcomp_file -entity_rev_id="entity_rev_id" -host="hostname" -filetype="filetype" -file="<absolute file path>[;<new file name>]" [-credential_set_name="setname"] | [-credential_name="name" -credential_owner="owner"] [-upload_storage="<storage location name>;<storage type>"] [-use_latest_revision] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
entity_rev_id
エンティティ・リビジョンの識別子。エンティティIDを表示するには、Cloud Controlコンソールにログインします。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティの識別子が、内部IDと呼ばれるカスタム列として表示されます。デフォルトでは、これは表示されていません。
host
ファイルが使用可能なホストのターゲット名。
filetype
-fileを使用して指定するファイルのファイル・タイプ。有効な値には、archive、plan、pre_deployment_script、post_deployment_script、target_execution_script、additional_file、zipが含まれます。
file
アップロードするファイルの絶対パス。ソフトウェア・ライブラリに格納されているファイル名は、アップロードされるファイルの名前を使用して上書きされます。オプションで、;で区切って、異なるファイル名を指定できます。
credential_set_name
ホスト・ターゲットに対する管理リポジトリ内に格納されている優先資格証明のセット名。次のいずれかになります。
HostCredsNormal: デフォルトの権限のない資格証明セット。
HostCredsPriv: 権限付きの資格証明セット。
credential_name
管理リポジトリに格納されている名前付き資格証明の名前。このオプションは、-credential_ownerオプションとともに指定する必要があります。
credential_owner
管理リポジトリに格納されている名前付き資格証明の所有者。このオプションは、-credential_nameオプションとともに指定する必要があります。
upload_storage
記憶域の宛先記憶域の場所およびタイプは、アップロード用のパラメータとして";"で区切って渡されます。値が渡されない場合、記憶域のタイプと記憶域の場所は、ソフトウェア・ライブラリ用に構成された最初のアップロードの場所にデフォルト設定されています。ストレージ・タイプは次のいずれかにすることができます。
OmsShared (OMS共有ファイルシステム)
OmsAgent (OMSエージェント・ファイルシステム)
指定した記憶域の場所はアクティブ・ステータスである必要があります。
use_latest_revision
entity_rev_idで指定されたリビジョンのかわりに、アップロードがエンティティの最新リビジョンに対して行われる必要があることを指定するフラグ。
例
例1
entity_rev_idによって識別されるエンティティ・リビジョンにファイル/u01/downloads/file1.jarをアップロードします。ホストexample.comに存在するファイルには、EMCLIにログインしているユーザー用の優先資格証明セット(HostCredsNormalという名前の資格証明セット)を使用して、アクセスできる必要があります。
ホストは、Enterprise Managerの管理対象ホスト・ターゲットであり、このホストのエージェントは起動し実行中である必要があります。
emcli upload_jeeappcomp_file -entity_rev_id="oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_JavaEEApplication:B1B1880C6A8C62AAE040548C42832D14:0.1" -file="/u01/downloads/file1.jar" -filetype="archive" -host="example.com" -credential_set_name="HostCredsNormal"
例2
entity_rev_idによって識別されるエンティティ・リビジョンにファイルnewfile.xmlをアップロードします。ホストexample.comに存在するファイルには、EXAMPLE_USERによって所有されているMyExampleCredsという名前の資格証明を使用して、アクセスできる必要があります。他の任意のファイル・タイプをアップロードするには、指定したエンティティ・リビジョンにファイル・タイプarchiveのファイルが含まれる必要があります。ファイル/u01/downloads/file2.xmlは、アップロード後、エンティティ・リビジョンにnewfile.xmlとして関連付けられます。新しいリビジョンは最新リビジョンのエンティティから作成されます。
emcli upload_jeeappcomp_file -entity_rev_id="oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP_Component:SUB_JavaEEApplication:B1B1880C6A8C62AAE040548C42832D14:0.1" -file="/u01/downloads/file2.xml;newfile.xml" -filetype="plan" -host="example.com" -credential_name="MyExampleCreds" -credential_owner="EXAMPLE_USER" -use_latest_revision
ソフトウェア・ライブラリにパッチをアップロードします。
書式
emcli upload_patches -from_host="host_name" -patch_files="metadata_file_path;ZIP_file_path" [-cred_name="name" -cred_owner="owner"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
from_host
指定したパッチ・ファイルの取得先のホスト。
patch_files
パッチ・ファイルのパスをリストします。メタデータ・ファイルおよびZIPファイルを指定する必要があります。
cred_name
指定したパッチ・ファイルのアップロード先のホストを認証するために使用する名前付き資格証明。このオプションを指定しない場合、指定したパッチ・ファイルのアップロード先のホストの通常の優先資格証明が、デフォルトで使用されます。
cred_owner
指定したパッチ・ファイルのアップロード先のホストを認証するために使用する名前付き資格証明の所有者。
例
emcli upload_patches -patch_files="/scratch/p13741363_112310_Linux-x86-64_M.xml;/scratch/p13741363_112310_Linux-x86-64.zip" -from_host=h1.example.com emcli upload_patches -patch_files="/scratch/p13741363_112310_Linux-x86-64_M.xml;/scratch/p13741363_112310_Linux-x86-64.zip" -from_host=h1.example.com -cred_name=AIMECRED -cred_owner=SYSMAN
関連項目
『Enterprise Managerライフサイクル管理者ガイド』のEM CLIによるパッチ適用に関する項も参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/em.121/e27046/emcli.htm#BABDEGHB
ソフトウェア・ライブラリのエンティティ・リビジョンに1つ以上のファイルをアップロードします。
書式
emcli upload_swlib_entity_files -entity_rev_id="entity_rev_id" -file="<abs_file_path>[;<new_file_name>]" | [-removefile="<existing_ file_name>"] -host="hostname" [-credential_set_name="setname"] | [-credential_name="name" -credential_owner="owner"] [-upload_storage="<storage_location_name>;<storage_type>"] [-use_latest_revision] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
entity_rev_id
エンティティ・リビジョンの識別子。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティの識別子がカスタム列(内部ID)として表示されます。これらはデフォルトでは非表示です。
file
アップロードするファイルの絶対パス。アップロード時にソフトウェア・ライブラリに格納されているファイル名は、デフォルトで、アップロードされるファイルの名前に設定されています。オプションで、セミコロン(;)で区切って、異なるファイル名を指定できます。
removefile
削除するファイルの名前。ここには、指定のエンティティ・リビジョンから継承された既存ファイルを指定します。または、次の値を指定できます。
デフォルトはNONEです。
host
ファイルが使用可能なホストのターゲット名。
credential_set_name
ホスト・ターゲットのリポジトリに格納されている優先資格証明のセット名。次のいずれかを指定します。HostCredsNormal: デフォルト非特権資格証明セットHostCredsPriv: 特権資格証明セット
credential_name
リポジトリに格納されている名前付き資格証明の名前。このオプションはcredential_ownerオプションと一緒に指定する必要があります。
credential_owner
リポジトリに格納されている名前付き資格証明の所有者。このオプションはcredential_nameオプションと一緒に指定する必要があります。
upload_storage
セミコロン(;)で区切られた、アップロード先の記憶域の場所とタイプ。指定した場所のステータスはアクティブである必要があります。デフォルトで、ソフトウェア・ライブラリ用に構成された最初のアップロード場所の記憶域のタイプと場所に設定されています。
記憶域のタイプは、次のいずれかを指定します。
OmsShared: OMS共有ファイル・システム
OmsAgent: OMSエージェント・ファイル・システム
use_latest_revision
entity_rev_idで指定されたリビジョンのかわりに、アップロードがエンティティの最新リビジョンに対して行われる必要があることを指定するフラグ。
例
例1
この例では、指定したエンティティ・リビジョンにファイル/u01/acme_downloads/file1.zipをアップロードします。ホストfs1.us.acme.comに存在するファイルには、EM CLIにログインしているユーザー用の優先資格証明セット(HostCredsNormalという名前の資格証明セット)を使用して、アクセスできる必要があります。ホストはEnterprise Managerの管理対象ホスト・ターゲットである必要があります。このホストのエージェントは稼働中でなければなりません。
emcli upload_swlib_entity_files -entity_rev_id="oracle:defaultService:em:provisioning:1: cmp:COMP_Component:SUB_Generic: B1B1880C6A8C62AAE040548C42832D14:0.1" -file="/u01/acme_downloads/file1.zip" -host="fs1.us.acme.com" -credential_set_name="HostCredsNormal"
Example 2
この例では、指定したエンティティ・リビジョンに複数のファイルをアップロードします。ホストfs1.us.acme.comに存在するファイルには、ACME_USERによって所有されているMyAcmeCredsという名前の資格証明を使用して、アクセスできる必要があります。ファイル/u01/acme_downloads/file1.zipは、アップロード後、エンティティ・リビジョンにnewfile1.zipとして関連付けられます。新しいリビジョンは最新リビジョンのエンティティから作成されます。
emcli upload_swlib_entity_files -entity_rev_id="oracle:defaultService:em:provisioning:1: cmp:COMP_Component:SUB_Generic: B1B1880C6A8C62AAE040548C42832D14:0.1" -file="/u01/acme_downloads/file1.zip;newfile1.zip" -file="/u01/acme_downloads/file2.zip" -host="fs1.us.acme.com" -credential_name="MyAcmeCreds" -credential_owner="ACME_USER" -use_latest_revision
プロパティのマスター・リストを有効化または無効化します。
書式
標準モード
emcli use_target_properties_master_list -property_name="null" [-enable] [-disable] [-copy_from_targets] [ ] indicates that the parameter is optional.
インタラクティブまたはスクリプト・モード
use_target_properties_master_list( property_name="null" [,enable=True/False] [,disable=True/False] [,copy_from_targets=True/False] )
オプション
-property_name
プロパティ名。
-enable
マスター・リストを有効化します。
-disable
マスター・リストを無効化します。
-copy_from_targets
いずれかのターゲットに、指定したプロパティに対して前に設定された値が含まれる場合、このオプションを使用する必要があります。この状況が発生すると、このVerbでエラーが発生し、このオプションを使用するように求められます。ターゲットからのすべての値がデフォルトでマスター・リストに追加されます。
例
例1
次のコマンドでは、マスター・リストの使用を有効化します。
emcli use_target_properties_master_list -enable -property_name="orcl_gtp_location"
例2
次のコマンドでは、マスター・リストの使用を無効化します。
emcli use_target_properties_master_list -disable -property_name="orcl_gtp_location"
Enterprise Managerとターゲット・データベースの間で、データベース・サーバー生成アラート・メトリックしきい値を比較して同期します。このVerbを実行するには、1つ以上の特定のデータベース・ターゲットまたは1つのEnterprise Managerグループを指定します。グループを指定すると、比較と同期の操作が、そのグループのすべてのデータベース・ターゲットとすべてのサブグループに対して実行されます。
このVerbでは、非同期のサーバー生成アラート・メトリックしきい値ごとに1行が生成されます。各行に詳細(Enterprise Managerおよびターゲット・データベースでのメトリック名、オブジェクト名、クリティカルおよび警告のしきい値)が含まれます。各値はカンマで区切られます。
書式
emcli validate_server_generated_alerts [-group="group_name" [-fix] [-verbose]] [-targets="<target_name1:target_type1;target_name2:target_type2>" [-fix] [-verbose]] [-help] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
group
Enterprise Managerグループの名前。
targets
ターゲット名とターゲット・タイプのペア。このオプションは-groupオプションとは相互に排他的です。
fix
Enterprise Managerと指定のデータベース・ターゲットで、サーバー生成アラート・メトリックしきい値を同期します。同期操作では、Enterprise Managerのサーバー生成アラート・メトリックしきい値がターゲット・データベースにプッシュされます。
verbose
非同期しきい値の詳細なレポートを提供します。
help
ヘルプ・メッセージを表示します。
注意
このVerbは、オブジェクトが存在しないために、一部のメトリックをターゲット・データベースにプッシュしないことがあります。たとえば、存在しない表領域などです。
このVerbのデフォルト出力形式はカンマ区切り値(CSV)です。
例
例1
この例では、Enterprise Managerと'ProdDb' (RACインスタンスを含む)および'TestDb'それぞれのしきい値を比較します。
emcli validate_server_generated_alerts -targets="ProdDb:rac_database;TestDb:oracle_database"
例2
この例では、Enterprise Managerとターゲット・データベース'ProdDb'および'TestDb'それぞれのしきい値を比較して修正します。
emcli validate_server_generated_alerts -targets="ProdDb:rac_database;TestDb:oracle_database" -fix
指定のアプリケーション・データ・モデルおよびターゲットに対して「アプリケーション・データ・モデルの検証」ジョブを発行します。
書式
emcli verify_adm -adm_name=<application_data_model_name> -target_name=<target_name> -target_type=<target_type> [-job_name=<job_name>] [-db_cred_name=<database_named_credentials>] [-db_pref_creds_name=<database_preferred_credentials>] [-job_description=<job_description>] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
adm_name
検証のジョブを発行する対象のアプリケーション・データ・モデル名。
target_name
ADM検証ジョブを発行する対象のターゲットの名前。ソース・データベース、またはADMに関連付けられた任意のデータベースを指定できます。
target_type
アプリケーション・データ・モデルについてADM検証ジョブを発行する対象のターゲットのタイプ。
job_name
発行されるジョブの名前。
db_cred_name
Enterprise Managerリポジトリに格納されている名前付きデータベース資格証明の名前。
db_pref_creds_name
Enterprise Managerリポジトリに格納されている優先データベース資格証明の名前。このオプションに対する有効な値は次のとおりです。
DBCredsNormal - データベース・ターゲット用のデフォルトの標準資格証明セット。
DBCredsSYSDBA — データベース・ターゲットのSYSDBA資格証明セット。
ジョブの発行を成功させるためには、db_pref_creds_nameまたはdb_cred_nameいずれかの値を指定する必要があります。
job_description
発行されるジョブの説明。
出力
成功またはエラーを示すメッセージ。
例
この例では、ターゲットtest_databaseでアプリケーション・データ・モデルSample_ADMに対してverify admという名前のジョブを発行します。
emcli verify_adm -adm_name=Sample_ADM -target_name=test_database -target_type=oracle_pdb -job_name="verify adm" -db_cred_name=NC_testdb emcli verify_adm -adm_name=Sample_ADM -target_name=test_database -target_type=oracle_pdb -job_name="verify adm" -db_cred_name=NC_testdb -job_description="verify adm job on test_database" emcli verify_adm -adm_name=Sample_ADM -target_name=test_database -target_type=oracle_database -job_name="verify adm" -db_pref_creds_name=NC_testdb_pref -job_description="verify adm job on test_database"
プライマリ・データベースのData Guard構成の状態を検証し、次のチェックを実行します。
- 各データベースのData Guard Brokerから詳細なステータス情報を取得します。
- プライマリ・データベースとスタンバイ・データベース間でREDOトランスポートが動作していることを確認します。
- スタンバイREDOログ・ファイルの適切な構成を確認します。
- Data Guard Brokerプロパティが基礎となるデータベース・プロパティに一致していることを確認します。
- すべてのデータベースのエージェントのステータスを確認します。
- 優先資格証明がすべてのデータベースに設定されていることを確認します。
検証プロセスが終了すると、次の修正が自動的に実行されます。
- ブローカとデータベース・プロパティ間の不整合を解決します。
- 必要に応じて、任意のデータベースにスタンバイREDOログ・ファイルを作成します。
注意:
verify_configは非推奨のため、かわりにdg_verify_configを使用します。書式
emcli verify_config -primary_target_name="<primary target name>" -primary_target_type="oracle_database|rac_database" [-primary_db_creds_name="<primary database credential name>"] [-primary_host_creds_name="<primary database host credential name>"] [-reset_inconsistent_props="broker|database"] [-create_srls] [-verify_only]
オプション
primary_target_name
プライマリ・データベースのEnterprise Managerターゲット名。単一インスタンス・データベースまたはクラスタ・データベースのいずれも可能です。
primary_target_typ
プライマリ・データベースのターゲット・タイプ。単一インスタンスの場合はoracle_databaseを、クラスタの場合はrac_databaseを指定します。
primary_db_creds_name
SYSDBAまたはSYSDGロールを持つユーザーのプライマリ・データベースの名前付き資格証明。デフォルトでは優先資格証明が使用されます。
primary_host_creds_name
プライマリ・データベースのOracleホームにアクセスできるオペレーティング・システム・ユーザーのプライマリ・データベース・ホストの名前付き資格証明。デフォルトでは優先資格証明が使用されます。
reset_inconsistent_props
一貫性のないプロパティをブローカまたはデータベース値にリセットします。指定できる値は次のとおりです。
broker
database
デフォルトはbrokerです。
create_srls
何も持たないか、適切な番号やサイズを持たないデータベースに対してスタンバイREDOログ・ファイルを作成します。ファイルは、Oracle Managed Files (OMF)で構成されたデータベースのOMFとして作成されます。
verify_only
検証を実行します。自動的に一貫性のないプロパティを解決したり、スタンバイREDOログ・ファイルを作成することはありません。
例
例1
次のコマンドでは、状態を検証し、databaseという名前のクラスタ・プライマリ・データベースの一貫性のないプロパティを解決します。
emcli verify_config -primary_target_name="database" -primary_target_type="oracle_database"
例2
次のコマンドでは、primaryという名前のクラスタ・プライマリ・データベースの状態の検証のみを行います。
emcli verify_config -primary_target_name="primary" -primary_target_type="rac_database" -verify_only
ソフトウェア・ライブラリの状態を確認してレポートします。
書式
emcli verify_swlib [-report_type="storage|entity|uploadjobs|all"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
report_type
生成されるレポートのタイプ。次のいずれかを指定できます。
storage — アップロード記憶域の場所のアクセシビリティをレポートします。
entity — アップロード記憶域の場所の関連付けられているファイルに関するエンティティの健全性をレポートします。
uploadjobs — ファイルを記憶域にアップロードするアクティブなジョブをレポートします。
all — すべてのレポート用。
例
この例では、記憶域を生成して、ジョブおよびエンティティの検証レポートをアップロードします。
emcli verify_swlib -report_type="all"
ソフトウェア・ライブラリに存在しないアーカイブをチェックし、これらをダウンロードするステップを出力し、ソフトウェア・ライブラリに再インポートします。
書式
emcli verify_updates
オプション
なし。
EM CLI verbのバージョンまたはEM CLIクライアントのバージョンをリストします。
書式
emcli version [-verb_name=<verb_name_filter>] [-exact_match] [-noheader] [-script | -format= [name:"pretty|script|csv"]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
verb_name
verb名フィルタ。一致するEM CLI verb名を選択します。これを指定すると、出力表に、名前が<verb_name_filter>と一致する各verbのバージョンが表示されます。このオプションを指定しない場合、EM CLIクライアント・バージョンが表示されます。
-exact_matchを指定しない場合、verbフィルタでは正規表現のパターン・マッチングが使用されます。フィルタをゼロ長にするとすべてに一致します。
注意:
UNIX cshの場合、$を含む値は一重引用符で囲んでください。
exact_match
フィルタに完全一致を使用します。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
これは、-format="name:script"
と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
出力列
verb、バージョン(-verb_nameを指定する場合)
例
例1
この例では、名前が部分文字列elpを含むかまたは、verまたはloで始まる、iを含む、およびnで終わる、すべてのVerbのバージョンを表示します。
emcli version -verb_name="elp|^(ver|lo).*i.*n$"
例2
この例では、名前が文字列setupと完全に一致する、すべてのVerbのバージョンを表示します。また、-exact_matchも使用できます。
emcli version -verb_name="^setup$"
冗長性グループの現在の構成を表示します。
書式
emcli view_redundancy_group -redundancyGroupName="redGrpName"
パラメータ
redundancyGroupName
単一の冗長グループ名を指定する必要があります。ターゲット名はリポジトリに存在する名前と同じにする必要があります。また、ターゲット・タイプはgeneric_redundancy_groupである必要があります。
例
この例では、冗長性グループredGrp1の詳細を表示します。
emcli view_redundancy_group -redundancyGroupName='redGrp1'