管理エージェント・ソフトウェアがOMSホストで使用できるプラットフォームをリストします。
書式
emcli get_supported_platforms
出力
コマンドの出力は、この例のように表示されます。
-------------------------- Platform Name : Linux x86 --------------------------
指定したタイプに基づいてEnterprise Managerの使用可能な権限のリストを取得します。
書式
emcli get_supported_privileges -type="ResourceType" [-noheader] [-script | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
type
Enterprise Managerから取得する権限のタイプ。使用可能な値は、次のとおりです。
ALL (デフォルト値)
SYSTEM
TARGET
JOB
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
これは、-format="name:script"
と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
出力列
権限名、権限タイプ、リソース・クラス、リソースGUID列、リソースID列
エンティティ・リビジョンの詳細をリストします。
書式
emcli get_swlib_entity_details -entity_rev_id="entity_rev_id"
パラメータ
entity_rev_id
エンティティ・リビジョンの識別子。
指定されたシステムのメンバーをリストします。
書式
emcli get_system_members -name="name" [-type=<generic_system>] [-depth=# (default 1)] [-noheader] [-script | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
システムのターゲット名。
type
システム・タイプ(generic_system
)。デフォルトはgeneric_system
です。
depth
指定された深さまで、サブシステムのターゲット・メンバーをリストします。depthが0に設定されている場合、システムのターゲット・メンバーはリストされず、システムの存在のみが検証されます。depthが-1に設定されている場合、すべてのシステムおよびサブシステムのターゲット・メンバーがリストされます。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
これは、-format="name:script"
と同じです。対話およびスクリプト・モードでは、値はTrueまたはFalseである必要があります。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
出力列
ソース・ターゲット名、メンバー・ターゲット名、メンバー・ターゲット・タイプ、レベル
例
例1
この例では、システムdb2_system
のデータベースをリストします。
emcli get_system_members -name=db2_system
例2
この例では、システムmy_system:generic_system
が存在することを確認します。
emcli get_system_members -name=my_system -depth=0
指定されたターゲット・タイプのすべてのプロパティ名をリストします。
書式
emcli get_target_properties -target_type="target_type"
オプション
target_type
ユーザー定義のプロパティ名をリストするターゲット・タイプ。
例
emcli get_target_properties -target_type="host" Comment Contact Deployment Type Line of Business Location Target properties fetched successfully
入力プラグインのターゲット・タイプとそれらの詳細を取得します。
書式
emcli get_target_types -plugin="Plug-in Id for which the targets types needs to be retrieved"
出力列: 表示ターゲット・タイプ、ターゲット・タイプがコンポジットか(Y/N)
オプション
plugin
ターゲット・タイプを取得する必要があるプラグインID。
例
次の例では、データベース・プラグインのすべてのターゲット・タイプを表示します。
emcli get_target_types -plugin=oracle.sysman.db
ターゲットのステータスおよびアラート情報を取得します。
標準モード
emcli get_targets [-targets="[name1:]type1;[name2:]type2;..."] [-alerts] [-noheader] [-script | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [-limit_rows="maximum_targets_to_be_retrieved"] [-config_search="configuration_search_UI_name"] [-unmanaged] [-properties] [-separator_properties="properties_sep_string"] [-subseparator_properties="properties_subsep_string"] [ ] indicates that the parameter is optional
インタラクティブまたはスクリプト・モード
get_targets [(targets="[name1:]type1;[name2:]type2;..."] [,alerts=True|False] [,noheader=True|False] [,script=True|False | ,format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [,-limit_rows="maximum_targets_to_be_retrieved"] [,-config_search="configuration_search_UI_name"] [,-unmanaged] [,-properties] [,-separator_properties="properties_sep_string"] [,-subseparator_properties="properties_subsep_string"]) [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
targets=name:type
名前またはタイプは、完全な値または「%
」を使用したパターン・マッチです。また、名前はオプションなので、タイプのみを指定できます。
alerts
各ターゲットのクリティカル・アラートと警告アラートの数を表示します。スクリプトおよび対話モードでは、値はTrueまたはFalseのいずれかに設定する必要があります。
noheader
列見出しのない表形式の出力を表示します。スクリプトおよび対話モードでは、値はTrueまたはFalseのいずれかに設定する必要があります。
script
これは、-format="name:script"
と同じです。スクリプトおよび対話モードでは、値はTrueまたはFalseのいずれかに設定する必要があります。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
limit_rows
取得するターゲットの最大数。指定しない場合はデフォルトの2000行になります。
config_search
検索UI名には、構成検索の表示名を指定する必要があります。
unmanaged
管理対象外ターゲットを取得します(ステータスまたはアラート情報なし)。
properties
取得するターゲットの最大数。指定しない場合はデフォルトの2000行になります。
separator_properties
separator_propertiesを使用して管理対象外ターゲットのプロパティを表示します。
subseparator_properties
subseparator_propertiesを使用して管理対象外ターゲットのプロパティを表示します。
出力列
ステータスID、ステータス、ターゲット・タイプ、ターゲット名、クリティカル、警告
例
この例では、管理対象外ホスト・ターゲットの名前とタイプの情報を表示します。
例1 - コマンドライン形式
emcli get_targets -targets="host" -unmanaged
例2 - スクリプトおよび対話形式
get_targets (targets="host" ,unmanaged)
この例では、指定されたセパレータを使用して管理対象外ホスト・ターゲットの名前、タイプおよびプロパティを表示します。デフォルトでは、separator_propertiesは「;」、subseparator_propertiesは「:」です。
例3 - コマンドライン形式
emcli get_targets -unmanaged -properties -separator_properties=, -subseparator_properties==
例4 - スクリプトおよび対話形式
get_targets (unmanaged -properties ,separator_properties=, ,subseparator_properties==)
テストのしきい値を表示します。
書式
emcli get_test_thresholds -name=<target_name> -type=<target_type> -testname=<test_name> -testtype=<test_type> [-script|-format= [name:"pretty|script|csv"]; [column_separator:"sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"] ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
ターゲット名。
type
ターゲット・タイプ。
testname
テスト名。
testtype
テスト・タイプ。
script
これは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
例
emcli get_test_thresholds -name="Service Name" -type="generic_service" -testname="Test Name" -testtype="HTTP"
指定したターゲットとメトリックに関するしきい値情報を取得します。
書式
emcli get_threshold -target_name="tname" -target_type="ttype" [-metric="metric_group"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
target_name
しきい値に関連付けられているターゲットの名前。
target_type
しきい値に関連付けられているターゲットのタイプ。
metric
しきい値に関連付けられているメトリック・グループ。このオプションを指定しない場合のデフォルトでは、すべてのメトリックのしきい値を表示します。
例
例1
この例では、ホストmyhost.example.comで、Loadカテゴリのしきい値データを取得します。
emcli get_threshold -target_name="myhost.example.com" -target_type="host" -metric="Load"
例2
この例では、ホストmyhost.oracle.comのディスク・アクティビティについて、DiskActivitybusyしきい値を取得します。
emcli get_threshold -target_name="myhost.oracle.com" -target_type="host" -metric="DiskActivity"
指定されたターゲットの管理エージェントとリポジトリの間で同期していないアラートのリストを取得します。通常、このコマンドは、管理エージェントが最新のアラートをリポジトリにアップロードしていないと判断される場合に使用します。そのような状況では、リポジトリは管理エージェントの状態と同期していません。
書式
emcli get_unsync_alerts -target_type="type" -target_name="name"
オプション
target_type
内部ターゲット・タイプの識別子(host、oracle_database、emrepなど)。
target_name
ターゲットの名前。
出力列
ステータス
例
この例では、ターゲット・タイプhostおよびターゲット名abc.example.comの同期していないアラート状態を表示します。
emcli get_unsync_alerts -target_type=host -target_name=abc.example.com
エージェントにデプロイされているが、どのターゲットにも添付されていないメトリック拡張のリストを取得します。
書式
emcli get_unused_metric_extensions
オプション
なし。
更新の最新のステータスを取得します。
書式
emcli get_update_status -id="internal id"
オプション
id
更新の内部識別子。
例
この例は、最新の更新ステータスを表示します。
emcli get_update_status -id="914E3E0F9DB98DECE040E80A2C5233EB"
特定の管理エージェント・ゴールド・イメージ・バージョンまたは管理エージェント・ゴールド・イメージを使用して更新できる管理エージェントを表示します。
書式
emcli get_updatable_agents -version_name | -image_name [-agents="Full Agent Name"] [-versions="List of Versions"] [-groups="List of group names"] [-output_file="Location of the output file"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
version_name
管理エージェント・ゴールド・イメージのバージョン名を指定します。
image_name
作成した管理エージェント・ゴールド・イメージを追加する必要があるゴールド・イメージ名を指定します。
versions
指定したバージョンで更新可能な管理エージェントを表示します。
agents
名前が指定した名前パターンに一致する更新可能な管理エージェントを表示します。
groups
名前が指定した名前パターンに一致するグループに含まれる更新可能な管理エージェントを表示します。
output_file
更新可能な管理エージェントの表示されたリストを出力ファイルに追加します。
注意: -version_nameパラメータまたは-image_nameパラメータの指定は必須です。両方指定すると、(これらのパラメータをそれぞれ個別に指定した場合の)出力が結合して表示されます。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
例1
次の例では、管理エージェント・ゴールド・イメージOPC_AGT_ADC_POD_JUNEを使用して更新できる管理エージェントをリストし、そのリストを出力ファイル/scratch/agents_file.txt
に追加します。
emcli get_updatable_agents -image_name="OPC_AGT_ADC_POD_JUNE" -output_file="/scratch/agents_file.txt"
例2
次の例では、管理エージェント・ゴールド・イメージ・バージョンOPC_AGT_ADC_POD_JUNEを使用して更新できるバージョン12.1.0.1.0または12.1.0.2.0の管理エージェントをリストします。
emcli get_updatable_agents -version_name="OPC_AGT_ADC_POD_JUNE" -versions="12.1.0.1.0,12.1.0.2.0"
アップグレード可能なエージェントを示します。オプションを1つも指定しない場合、アップグレード可能なエージェントをすべて表示します。オプションを2つ以上指定した場合、指定したそれぞれのオプションに属する、アップグレード可能なエージェントの和集合を表示します。
書式
emcli get_upgradable_agents [-agents="full_agent_name"] [-platforms="list_of_platforms"] [-versions="list_of_versions"] [-groups="list_of_group_names"] [-output_file="output_file_location"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
agents
エージェント名またはエージェント名パターンに一致する、アップグレード可能なエージェントをリストします。
platforms
指定したプラットフォーム上でアップグレード可能なエージェントをリストします。
versions
指定したバージョンでアップグレード可能なエージェントをリストします。
groups
指定したグループに属する、アップグレード可能なエージェントをリストします。
output_file
アップグレード可能なエージェントをリストし、指定したファイルに追加します。
例
例1
この例は、グループGROUP1およびGRP2に属する、アップグレード可能なエージェントを表示します。
emcli get_upgradable_agents -groups="GROUP1,GRP2"
例2
この例は、アップグレード可能なエージェントをリストし、/scratch/agents_file.txtファイルに追加します。
emcli get_upgradable_agents -output_file="/scratch/agents_file.txt"
BI Publisherカタログにアクセスするためのロールを付与します。
書式
emcli grant_bipublisher_roles (-roles="role1[;role2;...role_n]" [-users="user"] [-external_role="grantee_group"]) [ ] indicates that the parameter is optional
注意:
ロールおよびユーザー・パラメータの値では、大/小文字が区別されます。
オプション
roles
1つ以上のロールをBI Publisherに付与します。セミコロンで区切って1つ以上のロールを指定します。ロール・パラメータの値では、大/小文字が区別されます。
users
付与されるロールを受け取るユーザー。ユーザー・パラメータの値では、大/小文字が区別されます。
external_role
ロールを付与するグループ。
例
例1
この例では、1つのロールを1グループに付与します。
emcli grant_bipublisher_roles -roles="EMBIPViewer" -external_role="TESTGROUPNAME"
例2
この例では、複数のロールを1グループに付与します。
emcli grant_bipublisher_roles -roles="EMBIPViewer;EMBIPAuthor" -external_role="TESTGROUPNAME"
ライセンス供与可能な入力ターゲット・タイプに属するユーザー指定のターゲットのセットまたはすべてのターゲットに対して、ユーザー指定のパックのセットまたはすべてのパックに関するライセンスを供与します。
11gデータベース・ターゲットの場合、ユーザー・インタフェースを使用して、Database DiagnosticおよびTuning Packsを有効または無効にできません。ライセンスを管理するには、control_management_pack_access初期化パラメータを設定する必要があります。このオプションの詳細は、『Oracle Enterprise Managerライセンス情報』の「Enterpriseデータベース管理」の章を参照してください。
ヒント:
このverbを使用してホストやデータベースなどのスタンドアロン・ターゲット・タイプのライセンスを付与できますが、依存ターゲット・タイプOC4J、Jserv、Webキャッシュなどがある、親Application Server (oracle_ias)ターゲット・タイプのライセンスを付与できません。これを行うには、かわりにgrant_license_with_validation verbを使用します。
たとえば、関連する依存ターゲットOC4J1を持つAS1のpack ias_configおよびApplication Serverターゲットの場合、このverbはAS1にライセンスを付与しますが、これはOC4J1に伝播しません。
書式
emcli grant_license_no_validation -type="target_type" [-targets="tname1;tname2;..."] [-packs="pack1;pack2;..."] [-file="file_name"] [-displayAllMessages] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
type
データベースに存在するターゲット・タイプ。名前には、コロン(:)、セミコロン(;)、先行または後続の空白を使用できません。一度に1つのターゲット・タイプのみを指定できます(-type="oracle_database"など)。
targets
ターゲットは次の順番で指定してください。
TargetName1;TargetName2;
たとえば、次のようにします。
-targets="database1;database2;database3;"
セミコロン(;)はターゲットを指定する際のセパレータです。
ターゲットの引数の指定方法の詳細は、次の例に関する項を参照してください。
packs
ライセンス・パックは次の順番で指定してください。
pack1;pack2;
たとえば、次のようにします。
-packs="db_diag;db_config;"
セミコロン(;)はパックを指定する際のセパレータです。
パックの引数の指定方法の詳細は、次の例に関する項を参照してください。
file
完全なパスを使用してファイル名を指定します。たとえば、次のようにします。
-file="/usr/admin1/db_license.txt"
このファイルには、状況に応じてターゲットおよびパックのリストを含める必要があります。
ターゲットのリストのみを指定する場合、次の書式を使用します。
targets=database1;database2;database3;
パックのリストのみを指定する場合、次の書式を使用します。
packs=db_diag;db_config;
ターゲットとパックの両方のリストを指定する場合、次の書式を使用します。
targets=database1;database2;database3;packs=db_diag;db_config;
displayAllMessages
すべてのメッセージを表示します。デフォルトでは、メッセージのみが表示されます。コマンドラインでは、=valueは使用できません。
例
次の例1および例2では、特定のターゲットの特定のパックにライセンスを付与します。引数として渡すことができるターゲット・タイプとパック名を判定するには、mgmt_license_viewという名前のビューを使用して、ライセンス供与可能なターゲットのリスト、そのターゲット・タイプ、およびそれらにライセンス供与されたパックのリストを参照します。
この情報を取得するには、次を実行します。
sysman.mgmt_license_viewへのアクセス権を持つsysmanまたは他のユーザーを使用し、ユーザー名とパスワードを指定してSQL*Plusにアクセスします。
次のように、sysman.mgmt_license_viewから個別のパック名を選択します。
target_type=<oracle_database>
この例では、ターゲット・タイプとして指定するOracleデータベースのパック名を表示します。
PACK_NAME ------------------- db_config provisioning db_sadm db_tuning db_diag provisioning_db db_chgmgt 7 rows selected.
この情報に基づいて、db_chgmgtパックのdatabase1ターゲットにライセンスを付与するには、次のコマンドを入力します。
emcli grant_license_no_validation -type="oracle_database" -targets="database1" -packs="db_chgmgt"
mgmt_license_viewの唯一の制限は、パックが該当のタイプの少なくとも1つのターゲットに付与されていて、そのターゲット・タイプのパックしかリストされないということです。すなわち、パックが該当のタイプのどのターゲットに付与されていない場合、mgmt_license_viewでは情報を表示できません。
例1
この例では、db_diagおよびdb_configパックのライセンスをdatabase1、database2およびdatabase3ターゲット(oracle_databaseターゲット・タイプ)に付与します。
emcli grant_license_no_validation -type="oracle_database" -targets="database1;database2;database3;" -packs="db_diag;db_config;"
例2
この例では、db_diagおよびdb_configパックのライセンスを設定内のすべてのデータベース・ターゲットに付与します。
emcli grant_license_no_validation -type="oracle_database" -packs="db_diag;db_config;"
ビジネス・ルールに従って、ライセンス供与可能な入力ターゲット・タイプに属するユーザー指定のターゲットのセットまたはすべてのターゲットに対して、ユーザー指定のパックのセットまたはすべてのパックに関するライセンスを供与します。
11gデータベース・ターゲットの場合、ユーザー・インタフェースを使用して、Database DiagnosticおよびTuning Packsを有効または無効にできません。ライセンスを管理するには、control_management_pack_access初期化パラメータを設定する必要があります。このオプションの詳細は、『Oracle Enterprise Managerライセンス情報』の「Enterpriseデータベース管理」の章を参照してください。
ヒント:
このverbを使用してホストやデータベースなどのスタンドアロン・ターゲット・タイプのライセンスを付与できます。また、依存ターゲット・タイプOC4J、Jserv、Webキャッシュなどがある、親Application Server (oracle_ias)ターゲット・タイプのライセンスも付与できます。
たとえば、関連する依存ターゲットOC4J1を持つAS1のpack ias_configおよびApplication Serverターゲットの場合、このverbはAS1にライセンスを付与し、OC4J1(およびAS1に関連付けられている他のすべての依存ターゲット)にも伝播します。
スタンドアロン・ターゲット・タイプのみにライセンスを付与するには、grant_license_no_validation verbを使用します。
書式
emcli grant_license_with_validation -type="target_type" [-targets="tname1;tname2;..."] [-packs="pack1;pack2;..."] [-file="file_name"] [-displayAllMessages] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
type
データベースに存在するターゲット・タイプ。名前には、コロン(:)、セミコロン(;)、先行または後続の空白を使用できません。一度に1つのターゲット・タイプのみを指定できます(-type="oracle_database"など)。
targets
ターゲットは次の順番で指定してください。
TargetName1;TargetName2;
たとえば、次のようにします。
-targets="database1;database2;database3;"
セミコロン(;)はターゲットを指定する際のセパレータです。
ターゲットの引数の指定方法の詳細は、次の例に関する項を参照してください。
packs
ライセンス・パックは次の順番で指定してください。
pack1;pack2;
たとえば、次のようにします。
-packs="db_diag;db_config;"
セミコロン(;)はパックを指定する際のセパレータです。
パックの引数の指定方法の詳細は、次の例に関する項を参照してください。
file
完全なパスを使用してファイル名を指定します。たとえば、次のようにします。
-file="/usr/admin1/db_license.txt"
このファイルには、状況に応じてターゲットおよびパックのリストを含める必要があります。
ターゲットのリストのみを指定する場合、次の書式を使用します。
targets=database1;database2;database3;
パックのリストのみを指定する場合、次の書式を使用します。
packs=db_diag;db_config;
ターゲットとパックの両方のリストを指定する場合、次の書式を使用します。
targets=database1;database2;database3; packs=db_diag;db_config;
displayAllMessages
すべてのメッセージを表示します。デフォルトでは、メッセージのみが表示されます。コマンドラインでは、=valueは使用できません。
例
次の例1および例2では、特定のターゲットの特定のパックにライセンスを付与します。引数として渡すことができるターゲット・タイプとパック名を判定するには、mgmt_license_viewという名前のビューを使用して、ライセンス供与可能なターゲットのリスト、そのターゲット・タイプ、およびそれらにライセンス供与されたパックのリストを参照します。
この情報を取得するには、次を実行します。
sysman.mgmt_license_viewへのアクセス権を持つsysmanまたは他のユーザーを使用し、ユーザー名とパスワードを指定してSQL*Plusにアクセスします。
次のように、sysman.mgmt_license_viewから個別のパック名を選択します。
target_type=<oracle_database>
この例では、ターゲット・タイプとして指定するOracleデータベースのパック名を表示します。
PACK_NAME ------------------- db_config provisioning db_sadm db_tuning db_diag provisioning_db db_chgmgt 7 rows selected.
この情報に基づいて、db_chgmgtパックのdatabase1ターゲットにライセンスを付与するには、次のコマンドを入力します。
emcli grant_license_with_validation -type="oracle_database" -targets="database1" -packs="db_chgmgt"
mgmt_license_viewの唯一の制限は、パックが該当のタイプの少なくとも1つのターゲットに付与されていて、そのターゲット・タイプのパックしかリストされないということです。すなわち、パックが該当のタイプのどのターゲットに付与されていない場合、mgmt_license_viewでは情報を表示できません。
例1
この例では、db_diagおよびdb_configパックのライセンスをdatabase1、database2およびdatabase3ターゲット(oracle_databaseターゲット・タイプ)に付与します。
emcli grant_license_with_validation -type="oracle_database" -targets="database1;database2;database3;" -packs="db_diag;db_config;"
例2
この例では、db_diagおよびdb_configパックのライセンスを設定内のすべてのデータベース・ターゲットに付与します。
emcli grant_license_with_validation -type="oracle_database" -packs="db_diag;db_config;"
既存のEnterprise ManagerユーザーまたはEnterprise Managerロールに権限を付与します。
注意:
既存のEnterprise Manager管理者ロールを置き換えるには、modify_role verbを使用します。
書式
emcli grant_privs -name="username|rolename" -privilege="name[;secure_resource_details]" [-grant_all_targets_on_host="yes|no"] [-separator=privilege="sep_string"] [-subseparator=privilege="subsep_string"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
権限を付与するユーザー名またはロール名。
privilege
Enterprise Managerユーザーまたはロールに付与する権限。このオプションは、複数回指定できます。
secure_resource_detailsを次のように指定します。
resource_guid|[resource_column_name1=resource_column_value1 [:resource_column_name2=resource_column_value2]..]"
emcliのget_supported_privilegesによって記述された順番でリソース情報を指定した場合、オプションで、このオプションからリソース列名を削除できます。詳細は、関連項目の項を参照してください。
grant_all_targets_on_host
権限パラメータの一部として指定されたホストのすべてのターゲットに権限を付与する必要があるかどうかを指定します。デフォルト値はnoです。
separator=privilege
-privilegeオプションの値で、名前と値のペアを区切る文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタはセミコロン(;)です。
subseparator=privilege
-privilegeオプションの値で、各名前と値のペアの名前と値を区別する文字列デリミタを指定します。デフォルトのサブセパレータ・デリミタはコロン(:)です。
例
例1
この例では、次の権限をuser1に付与します。
どんなビーコンでも使用可能な権限
IDが923470234ABCDFE23018494753091111のジョブに対するフル・コントロール
ターゲットhost1.example.com:hostに対するフル・コントロール
資格証明cred1:user2に対するフル・コントロール
IDが123451234ABCDFE23018494753092222のターゲットに対する表示権限
emcli grant_privs -name="user1" -privilege="USE_ANY_BEACON" -privilege="FULL_JOB;923470234ABCDFE23018494753091111" -privilege="FULL_TARGET;TARGET_NAME=host1.example.com:TARGET_TYPE=host" -privilege="FULL_CREDENTIAL;CRED_NAME=cred1:CRED_OWNER=user2" -privilege="FULL_CREDENTIAL;CRED_GUID=123451234ABCDFE23018494753092222"
例2
この例では、EMロールRole1にターゲット権限を付与します。
emcli grant_privs -name="Role1" -privilege="FULL_TARGET;TARGET_NAME=host1.example.com:TARGET_TYPE=host"
関連項目
権限の完全なリストおよびリソース列名を確認するには、次のコマンドを実行します。
emcli get_supported_privileges
リソース情報が必要なSYSTEM権限のリストを確認するには、次のコマンドを実行します。
emcli get_supported_privileges -type=SYSTEM
TARGET権限のリストを参照するには、次のコマンドを実行します。
emcli get_supported_privileges -type=TARGET
JOB権限のリストを参照するには、次のコマンドを実行します。
emcli get_supported_privileges -type=JOB
既存のEnterprise ManagerユーザーまたはEnterprise Managerロールにロールを付与します。
書式
emcli grant_roles -name="username|rolename" [-roles="role1;role2;..."] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
ロールを付与するユーザー名またはロール名。
roles
Enterprise Managerユーザーまたはロールに付与するロール。このオプションは、複数回指定できます。
例
emcli grant_roles -name="user1" -roles="SUPER_USER" emcli grant_roles -name="Role1" -roles="BLACKOUT_ADMIN;MAINTAIN_TARGET"
すべてのverbのサマリーまたは個々のEM CLI verbのコマンドライン・ヘルプを表示します。
注意:
すべてのverbのコマンドライン・ヘルプを表示するには、EM CLIを設定し、構成する必要があります。
書式
emcli help [verbname] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
なし。
例
例1
この例では、使用可能なすべてのVerbの概要を表示します。
emcli help
例2
この例では、add_target verbの説明、構文および使用例を表示します。
emcli help add_target
失敗したステップを無視します。インスタンスが完了、エラー終了、一時停止中または停止している場合、このインスタンスは無視できません。
書式
emcli ignore_instance -instance=<instance_guid> [exec=<execution_guid>] [-name=<execution_name>] [-owner=<execution_owner>] [-stateguid=<state_guid>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
instance
インスタンスのGUID。
exec
実行のGUID。
name
実行名。
owner
実行の所有者。
stateguid
状態GUIDのカンマ区切りリスト。
例
emcli ignore_instance -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -stateguid=51F762417C4943DEE040578C4E087168
指定されたXMLファイルからアプリケーション・データ・モデルをインポートします。
書式
emcli import_adm -file=<file_name> -adm_name=<application_data_model_name> -target_name=<target_name> -target_type=<target type> [-desc=<description>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
file
XMLファイルの絶対パスを含むファイル名。
adm_name
アプリケーション・データ・モデルのインポートに使用するモデル名。
target_name
アプリケーション・データ・モデルを作成するターゲット。
target_type
アプリケーション・データ・モデルを作成するターゲットのターゲット・タイプ。
desc
アプリケーション・データ・モデルの説明。
出力
成功またはエラーを示すメッセージ。
例
この例では、sample_adm_import.xmlファイルのアプリケーション・データ・モデルをSample_ADMとしてインポートします。
emcli import_adm -file=/home/user/sample_adm_import.xml -adm_name=Sample_ADM -target_name=test_database -target_type=oracle_pdb -desc="Application Data Model for EBS"
管理グループ階層をインポートします。
書式 - 標準モード
emcli import_admin_group -property_file="null"
書式 - インタラクティブまたはスクリプト・モード
import_admin_group( property_file="null" )
オプション
ヘルプは使用できません。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
次の例では、全部で5つの値を持つライフサイクル・ステータスという1つのレベルで管理グループを作成します。
ade:[ system_23 ] [system@sys01apq emgc]$ emcli export_admin_group <?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?> <AdminGroup> <groupList> <parent>ADMGRP0</parent> <child>Deve-Grp</child> <level>1</level> <propertyValuePair>orcl_gtp_lifecycle_status:Development</propertyValuePair> </groupList> <groupList> <parent>ADMGRP0</parent> <child>MC-Grp</child> <level>1</level> <propertyValuePair>orcl_gtp_lifecycle_status:MissionCritical</propertyValuePair> </groupList> <groupList> <parent>ADMGRP0</parent> <child>Prod-Grp</child> <level>1</level> <propertyValuePair>orcl_gtp_lifecycle_status:Production</propertyValuePair> </groupList> <groupList> <parent>ADMGRP0</parent> <child>Stag-Grp</child> <level>1</level> <propertyValuePair>orcl_gtp_lifecycle_status:Stage</propertyValuePair> </groupList> <groupList> <parent>ADMGRP0</parent> <child>Test-Grp</child> <level>1</level> <propertyValuePair>orcl_gtp_lifecycle_status:Test</propertyValuePair> </groupList> <levelList> <levelNumber>1</levelNumber> <levelProperty>orcl_gtp_lifecycle_status</levelProperty> <propertyValues>Development</propertyValues> <propertyValues>MissionCritical</propertyValues> <propertyValues>Production</propertyValues> <propertyValues>Stage</propertyValues> <propertyValues>Test</propertyValues> </levelList> <rootNode>ADMGRP0</rootNode> </AdminGroup> emcli awrwh_add_src_db -target_name=sample_database -target_type=oracle_database
ワークロード・メタデータのXMLファイルをインポートし、新しいアプリケーション・リプレイ・ワークロード・オブジェクトを作成します。ワークロード・メタデータのXMLファイルは、ワークロード・ルート・ディレクトリに格納され、ワークロード取得プロセスの一部として自動的に生成されます。XMLファイルには、実際の取得済ワークロードRAWデータファイルへのポインタが含まれています。あるEnterprise Managerシステムによって取得されたワークロードを別のEnterprise Managerシステムにインポートする場合、XMLファイルに指定されているワークロード記憶域の場所がアクセス可能でワークロード・データファイルを含んでいることを確認します。
書式
emcli import_appreplay_workload -input_file=template:<input_filename> [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
input_file
ワークロード・メタデータのXMLファイルへの完全修飾パス。ワークロードXMLファイルは、取得中に自動的に作成されます。ただし、XMLファイルに必要な変更を加えてからインポートする必要があります。たとえば、エクスポートされたファイルのワークロード名を変更し、XMLファイルの名前を変更し、ワークロード名を一致させる場合があります。また、取得したデータファイルを移動した場合に、ワークロード・データファイルが存在する場所を指す記憶域の場所を変更しなければならないこともあります。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
指定されたファイルからチャージ・プラン・メタデータをインポートします。
書式
emcli import_charge_plans [-charge_plan="plan_name"[-entity_type=entity_type_name]] [<-create|-create_revision|-validate|-describe>] [-start_date=ddmmyyyy] -file=file_name
[ ] indicates that the parameter is optional
オプション
charge_plan
インポートするチャージ・プランの名前。このオプションが指定されない場合、ファイル内のすべてのチャージ・プランがインポートされます。
entity_type
ファイル内の指定されたチャージ・プランからチャージ・レート・メタデータをインポートするチャージバック・エンティティ・タイプの名前。このオプションが指定されない場合、チャージ・プランのすべてのエンティティ・タイプ・チャージ・レートがインポートされます。
create
チャージ・プラン・メタデータをインポートしてチャージ・プランを作成します。
create_revision
チャージ・プラン・メタデータをインポートしてチャージ・プラン・リビジョンを作成します。
validate
チャージ・プラン・メタデータ・ファイルを検証します。これはインポート操作が指定されない場合のデフォルト・アクションです。
describe
指定されたファイルのチャージ・プラン・メタデータを説明します。
start_date
該当するチャージ・プラン・インポート操作のレポート・サイクルの開始日(ddmmyyyy形式)。このオプションが指定されない場合、現在のレポート・サイクルの開始日が使用されます。
file
インポートするチャージ・プラン・メタデータを含むXMLファイルの絶対パス。
例
例1
この例では、/home/allplans.xmlのチャージ・プラン・メタデータを説明します。
emcli import_charge_plans -file=/home/allplans.xml -describe
例2
この例では、/home/plans.xmlのPlan Cチャージ・プラン・メタデータをインポートし、有効な開始日01092014のプラン・リビジョンを作成します。
emcli import_charge_plans -charge_plan="Plan C" -file=/home/plans.xml -create_revision -start_date=01092014
コンプライアンス・オブジェクトをリポジトリにインポートします。
書式
import_compliance_object -files=file1;file2;... [-overwrite] [-deep] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
files
インポートするファイル。
overwrite
deep
例
emcli import_compliance_object -files=file1.xml;file2.xml -overwrite
引数filenameとして指定された比較テンプレートをインポートします。
書式
emcli import_config_compare_template -filename="<file_name>"
オプション
filename
比較テンプレートを表す絶対パスを使用した入力XMLファイル。
例
次の例では、ファイル/tmp/sample_comparison_templateで表される比較テンプレートをインポートします。
emcli import_config_compare_template -filename="/tmp/sample_comparison_template.xml"
リポジトリに構成検索XMLファイルをインポートします。
書式
emcli import_config_search -file="<XML file name>"
オプション
file
XMLファイルの名前。ファイル名には絶対パスが含まれている必要があります。
例
次の例では、構成をimportfile.xmlファイルにインポートします。
emcli import_config_search -file="/tmp/importfile.xml"
指定されたファイルからユーザー定義のチャージ・アイテム・メタデータをインポートします。
書式
emcli import_custom_charge_items -file=file_name [-validate]
[ ] indicates that the parameter is optional
オプション
file
ユーザー定義チャージ・アイテム・メタデータをインポートするXMLファイルの絶対パス。
validate
XMLファイルを検証します。
例
例1
この例では、/home/host.xmlからユーザー定義チャージ・アイテム・メタデータをインポートします。
emcli import_custom_charge_items -file=/home/host.xml
例2
この例では、/home/host.xmlのユーザー定義チャージ・アイテム・メタデータを検証します。
emcli import_custom_charge_items -file=-file=/home/host.xml -validate
拡張開発キットを使用して作成されたカスタム・プラグイン更新をインポートします。インポートされたプラグイン更新は、管理エージェントへの以降のすべてのプラグインのデプロイメントで使用されます。
書式
emcli import_custom_plugin_update -archive="<path_to_plugin_update_archive>" [-overwrite]
オプション
archive
カスタム更新アーカイブ・ファイルへの絶対パス。
overwrite
このプラグインにカスタム・プラグイン更新がすでに存在する場合、既存のカスタム・プラグイン更新を上書きします。指定されていない場合、このプラグインに対してカスタム・プラグイン更新はインポートされません。後続のプラグインのデプロイメントに対してのみ適用されます。既存のプラグインが以前にデプロイされた管理エージェントで自動的に再デプロイされることはありません。このような管理エージェントで再デプロイするには、emcli redeploy_plugin_on_agent Verbを実行します。
例
例1
次の例では、/u01/oracle/plugin_updates/
の場所から12.1.0.4.0_oracle.sysman.db.008.zip
アーカイブ・ファイルをインポートしますが、これは、このプラグインにカスタム・プラグイン更新が存在していないことが前提です。
emcli verb_name -archive="/u01/oracle/plugin_updates/12.1.0.4.0_oracle.sysman.db.008.zip"
例2
次の例では、/u01/oracle/plugin_updates/
の場所から12.1.0.4.0_oracle.sysman.db.008.zip
アーカイブ・ファイルをインポートし、このプラグインの既存のカスタム・プラグイン更新を上書きします。
emcli import_custom_plugin_update -archive="/u01/oracle/plugin_updates/12.1.0.4.0_oracle.sysman.db.008.zip" -overwrite
エンタープライズ・ルール・セットのリストからルール・セットをインポートします
注意:
Oracle提供の即時利用可能なルール・セットはインポートできません。
権限の要件
「ルール・セットの作成」権限を付与されているすべてのユーザーがエンタープライズ・ルール・セットをインポートできます。
書式
emcli import_incident_rule_set -import_file=<XML file created by the export_incident_rule_set verb> [-alt_rule_set_name=<rule set name>] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
import_file
以前にエクスポートしたルール・セットのファイル・パス付きのXMLファイル名。
alt_rule_set_name (オプション)
このオプションによって、元の名前が同じである既存のルール・セットが存在する場合に使用できる代替エンタープライズ・ルール・セット名を指定できます。
例
次のコマンドでは、TEST_RULESET.xmlをインポートし、COPY_OF_TEST_RULESETという名前のルール・セットを作成します。
emcli import_incident_rule_set -import_file="/tmp/TEST_RULESET.xml" -alt_rule_set_name=COPY_OF_TEST_RULESET
zipファイルから、修正処理も含めてEnterprise Managerにすべてのジョブ定義をインポートします。ライブラリ・ジョブが作成されます。EM CLIにログインしているユーザーがライブラリ・ジョブの所有者として設定されます。
書式
emcli import_jobs -import_file=<zip_file_name>" [-name="job name1;job_name2;..."] [-type="job type1;job_type2;..."] [-targets="tname1:ttype1;tname2:ttype2;..."] [-owner="owner1;owner2;..."] [-preview] [-force] [-stoponerror] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
import_file
ジョブ定義を含むZipファイル名。
name
フィルタリングに使用するジョブ名。ジョブ名をセミコロンで区切って指定できます。ワイルドカード文字を使用するフィルタリングはサポートされていません。
type
フィルタリングに使用するジョブ・タイプ。ジョブ・タイプをセミコロンで区切って指定できます。ワイルドカード文字を使用するフィルタリングはサポートされていません。
targets
フィルタリングに使用するターゲット名前とターゲット・タイプ。ターゲットの名前とタイプをセミコロンで区切って指定できます。ワイルドカード文字を使用するフィルタリングはサポートされていません。
owner
フィルタリングに使用するジョブ所有者。所有者をセミコロンで区切って指定できます。ワイルドカード文字を使用するフィルタリングはサポートされていません。
preview
zipファイルのジョブ定義を出力します。指定されたフィルタ値が使用され、一致するジョブ定義のみが表示されます。Enterprise Managerにジョブは作成されません。
force
ジョブ・レコードがすでに存在する場合は更新されます。それ以外の場合、ジョブ・レコードが作成されます。このオプションを指定しないと、システムのデフォルト動作では、常にインポート・ファイルからジョブが作成されます。
stoponerror
ジョブの最初のエラーの後でインポート操作を停止し、トランザクションをロールバックします。このEM CLIセッションを使用して作成されたすべてのジョブは削除されます。
出力列
成功またはエラーを示すメッセージ。
例
例1
この例では、すべてのジョブ定義をEnterprise Managerにインポートします。ジョブがすでに存在している場合は、詳細が編集されます。それ以外の場合は新しいジョブが作成されます。
emcli import_jobs -import_file=job data.zip -force
例2
この例では、すべてのジョブ定義をEnterprise Managerにインポートしますが、最初のエラーで、そのセッション中に作成されたジョブをロールバックします。インポート・ファイルの残りのジョブは処理されません。それ以外の場合は新しいジョブが作成されます。
emcli import_jobs -import_file=job data.zip -stoponerror
指定したXMLファイルからマスキング定義をインポートします。
書式
emcli import_masking_definition -file=/tmp/file_name.xml
オプション
file
XML形式のマスキング定義が含まれているファイルのパス。
出力
成功またはエラーを示すメッセージ。
例
この例では、hr_mask.xmlファイルからマスキング定義をインポートします。
emcli import_masking_definition -file=/tmp/hr_mask.xml
メトリック拡張アーカイブ・ファイルをインポートします。
書式
emcli import_metric_extension -file_name=<metric_extension_archive> -rename_as=<metric_extension_to_import_as>
オプション
file_name
インポートするメトリック拡張アーカイブ・ファイルの名前。
rename_as
指定した名前を使用し、アーカイブで指定された名前を置き換えて、メトリック拡張をインポートします。
例
この例では、hr_mask.xmlファイルからマスキング定義をインポートします。
emcli import_metric_extension -file_name=<file name> -rename_as=<metric extension name>
ディレクトリに含まれているリプレイをインポートします。リプレイ・データ・ファイルが含まれているディレクトリのパス、リプレイをロードするために使用されるデータベース・ターゲット、およびオプションで、Enterprise Managerリポジトリに特定のリプレイのみをインポートするためのリプレイ名を記述したXML入力ファイルが必要です。
サンプルXMLファイル:
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <cliImportData xmlns="http://xmlns.oracle.com/sysman/db/dbreplay"> <targetName>database</targetName> <targetType>oracle_database</targetType> <dbHostName>host.example.com</dbHostName> <dbCredRef> <credName>testDB121</credName> <credOwner>sysman</credOwner> </dbCredRef> <dbHostCredRef> <credName>testDBHost121</credName> <credOwner>sysman</credOwner> </dbHostCredRef> <directoryPath>/storage/dbr/copyDir_task4Caps</directoryPath> <consolidatedDirectory>true</consolidatedDirectory> <replays> <taskName>myTask</taskName> <replay> <nameInEm>myNewConsTrial_1</nameInEm> <nameInTarget>myNewConsTrial_1</nameInTarget> </replay> </replays> </cliImportData>
書式 - 標準モード
emcli import_replays [-input_file="template:<input file path>"] [-all] [-format="[name:<pretty|script|csv>];[column_separator:"column_sep_string"];[row_separator:"row_sep_string"]"] [ ] indicates that the parameter is optional.
書式 - インタラクティブまたはスクリプト・モード
import_replays( [input_file="template:<input file path>"] [,all=True/False] [,format="[name:<pretty|script|csv>];[column_separator:"column_sep_string"];[row_separator:"row_sep_string"]"] ) [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
input_file
Verbのパラメータを含むXMLファイルへの完全修飾されたパス。
all
Enterprise Managerリポジトリにすべてのリプレイをインポートします。既存のEnterprise Managerリプレイとのネーミングの競合がないかぎり、XML入力ファイルには名前を指定する必要はありません。
format
出力の形式を指定します。デフォルト値は"name:pretty"です。パラメータは次の方法で使用できます。
-format="name:pretty" スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
-format="name:script" 出力のデフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列と行のセパレータの文字列は独自の値で上書きできます。
-format="name:script;column_separator:<column_sep_string>" Verbによって出力される列が<column_sep_string>によって区切られます。行は改行で区切られます。
-format="name:script;row_separator:<row_sep_string>" Verbによって出力される行<row_sep_string>によって区切られます。列はタブ文字で区切られます。
-format="name:script;column_separator:<column_sep_string>;row_separator:<row_sep_string>" Verb出力の列は<column_sep_string>で区切られ、行は<row_sep_stringで区切られます。
-format="name:csv" 出力のデフォルトの列セパレータをカンマに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
出力
出力列: EMエンティティ名、エンティティ名、データベース名、開始時間、インポート・ステータス
例
例1 - 標準モード
次の例では、ディレクトリからEnterprise Managerリポジトリにすべてのリプレイをインポートします。
emcli import_replays -all -input_file=template:/storage/xml/importReplay_capture121_5Mins.xml
例2 - インタラクティブまたはスクリプト・モード
次の例では、ディレクトリからEnterprise Managerリポジトリにすべてのリプレイをインポートします。
import_replays(all=True, input_file="template:/storage/xml/importReplay_capture121_5Mins.xml" )
例3 - 標準モード
次の例では、ディレクトリからEnterprise Managerリポジトリにリプレイをインポートします。XML入力ファイルに特に名前を指定したリプレイのみがインポートされます。
emcli import_replays -input_file=template:/storage/xml/importReplay_capture121_5Mins.xml
例4 - インタラクティブまたはスクリプト・モード
次の例では、ディレクトリからEnterprise Managerリポジトリにリプレイをインポートします。XML入力ファイルに特に名前を指定したリプレイのみがインポートされます。
import_replays(input_file="template:/storage/xml/importReplay_capture121_5Mins.xml" )
XMLファイルのタイトル、および現在ログインしているCLIユーザーをレポートの所有者として使用して、XMLファイルから1つ以上の情報パブリッシャ・レポート定義をインポートします。レポートまたは所有者が存在する場合、このレポートに対する操作はエラー・メッセージを表示して失敗します。(-forceオプションを使用すると、これを上書きできます。)レポートは、エクスポートされたレポートから、ターゲット・タイプのジャストインタイム・レポートに変更されます。
Enterprise Managerユーザー・インタフェースを使用してスケジュールとアクセス権限を編集する必要があります。タイトルと所有者の組合せは一意である必要があるため、同じタイトルと所有者のレポートがすでに存在すると、エラーが発生します。
書式
emcli import_report -files="file1;file2;..." [-force] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
files
有効なレポート定義を含むXMLファイルのパスとファイル名のリスト。
force
同じタイトルと所有者のレポートが存在する場合、最初にそのレポート(およびすべてのジョブと保存済コピー)を削除します。
例
emcli import_report -files="$HOME/reports/maint_report1.xml;$HOME/reports/file2.xml"
保存済構成をインポートします。
書式
emcli import_saved_config -input_file="ImportConfig.zip" -name="Host Saved Configuration" [-description="Imported Configuration"] [-ignore="Yes"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
input_file
ターゲットの保存済構成を含む絶対パスを使用した入力zipファイル。
name
保存済構成の名前。値は一意である必要があり、NULLは使用できません。
description
インポートするターゲットの保存済構成の説明。デフォルト値は"Imported Configuration"です。このオプションは必須ではありません。
ignore
構成拡張バージョンの不一致を無視するかどうかを指定します。値はYesまたはNoです。デフォルト値はNoです。このオプションは必須ではありません。
例
次のコマンドでは、ファイルImportConfig.zipに指定された保存済構成をインポートし、Host Saved Configurationという名前とImported Configurationという説明で保存して、構成拡張バージョンの不一致は無視します。
emcli import_saved_config -input_file="ImportConfig.zip" -name="Host Saved Configuration" -description="Imported Configuration" -ignore="Yes"
ターゲットのSLA構成XMLファイルをインポートします。このverbには、新しいSLA、新しいバージョンおよび新しいコピーを作成する機能があります。
注意:
XMLファイルには、インポートするSLAを1つしか含むことができません。export_slaはファイルのエクスポートに成功した場合、slaNameとバージョンが指定されているためです。
注意:
ターゲットには、SLAテンプレートのSLIで必要なメトリックが含まれている必要があります。テンプレートのSLIがターゲットにないメトリックを要求した場合、SLIを作成できません。
書式
emcli import_sla -targetName=<target name> -targetType=<target type> -input_file=slaTemplate:<input filename> [-slaName=<SLA name>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
targetName
ターゲットの名前。
targetType
ターゲットのタイプ。
input_file
入力ファイルの名前。XMLドキュメントに存在できるSLAルート・ノードは、1つのみです。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
slaName
この名前を指定すると、SLAテンプレートXMLファイルに含まれている名前を上書きします。バージョン1から、新しいSLAバージョンを効率よく作成します。
例
この例では、ターゲットmy_service (generic_service)のgold_slaという名前のSLAを作成します。
emcli import_sla -targetName='my_service' -targetType='generic_service' -slaName='gold_sla' -input_file=slaTemplate:'service_sla.xml'
指定したXMLファイルからサブセット定義をインポートします。
書式
emcli import_subset_definition -adm_name=<Application_Data_Model_Name> -subset_name=<Subset_Definition_Name> -target_name=<Target_Database_Name> -target_type=<Target_Type> -file=<Import_File> [-db_pref_cred_name=<DBCredsNormal | DBCredsSYSDBA>] [-db_cred_name=<Database_Credential_Name>] [-description=<Description>] [-job_name=<Job_Name>] [-job_description=<Job_Description>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
adm_name
アプリケーション・データ・モデル(ADM)の名前。
subset_name
インポートするサブセット定義の名前。
target_name
ターゲット・データベース名。
target_type
ターゲットのタイプ。指定できる値は、oracle_database、rac_databaseおよびoracle_pdbです。
file
XML形式ファイルの完全修飾ファイル名。
db_cred_name
選択したターゲット・データベースに接続するための、Enterprise Managerリポジトリに格納されている既存の資格証明の名前。
db_cred_nameまたはdb_pref_cred_nameのいずれかに値を指定する必要があります。
db_pref_cred_name
Enterprise Managerリポジトリに格納されている優先資格証明の名前。db_cred_nameまたはdb_pref_cred_nameのいずれかに値を指定する必要があります。
このオプションに対する有効な値は次のとおりです。
DBCredsNormal: oracle_databaseターゲット用のデフォルトの標準資格証明セット。
DBCredsSYSDBA: oracle_databaseターゲット用のSYSDBA資格証明セット。
description
インポートするサブセット定義の説明。
job_name
サブセット定義のインポート操作のジョブ名。
job_description
ジョブの説明。
例
例1
この例では、パス/scratch/samples/HR_subset.xmlのXMLファイルからサブセット定義をインポートします。
emcli import_subset_definition -adm_name=adm -file=/scratch/samples/HR_subset.xml -subset_name=HR_Subset -db_cred=cred -target_name=sample_database -target_type=oracle_database
例2
この例では、優先標準データベース資格証明を使用して、パス/scratch/samples/HR_subset.xmlのXMLファイルからサブセット定義をインポートします。
emcli import_template -files="e1.xml;e2.xml;e3.xml"
指定されたターゲット・データベースにダンプ・ファイルをインポートします。
書式
emcli import_subset_dump -target_name=<Target Database> -target_type=<Target Database type> [-db_cred_name=<Database Credential Name>] [-db_pref_cred_name=<DBCredsNormal | DBCredsSYSDBA> ] [-host_cred_name=<Host Credential Name>] [-subset_directory=<Database Directory Object Name> ] [-custom_directory_path=<Custom Directory Path>] [-use_external_directory] [-external_directory=<External Directory Object Name>] [-export_file_name=<Exported Dump File Name>] [-max_imp_threads=< Maximum Number of Import Threads>] [-encrypted_dump_file] [-encryption_password=<Encryption Password>] [-import_type=<ALL | DATA_T_L| DATA_A_L> ] [-tablespace_map=<Tablespace Map>] [-schema_map=<Schema Map>] [-log_file_name=<Log file name>] [-job_name=<Job Name>] [-job_description=<Job Description>] [-oid_transform] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
target_name
既存のターゲット・データベースの名前。
target_type
ターゲットのタイプ。ターゲット・タイプとして指定できる値は、oracle_database、rac_databaseおよびoracle_pdbです。
db_cred_name
選択したターゲット・データベースに接続するための、Enterprise Managerリポジトリに格納されている既存の資格証明の名前。db_pref_cred_nameまたはdb_cred_nameのいずれかに値を指定する必要があります。
db_pref_cred_name
Enterprise Managerリポジトリに格納されている優先資格証明の名前。
有効な値は、次のとおりです。
DBCredsNormal - oracle_databaseターゲット用のデフォルトの標準資格証明セット。
DBCredsSYSDBA - oracle_databaseターゲット用のSYSDBA資格証明セット。
db_pref_cred_nameまたはdb_cred_nameのいずれかに値を指定する必要があります。
host_cred_name
ターゲット・ホストにアクセスするための、Enterprise Managerリポジトリに格納されている既存のホスト資格証明の名前。
subset_directory
ダンプ・ファイルが格納されるデータベース・ディレクトリ。たとえば、DATA_PUMP_DIRです。
subset_directoryまたはcustom_directory_pathのいずれかに値を指定する必要があります。
custom_directory_path
ダンプ・ファイルが存在するターゲット・ホスト上のユーザー指定ディレクトリの場所。たとえば、/scratch/user/subset_dirです。
subset_directoryまたはcustom_directory_pathのいずれかに値を指定する必要があります。
use_external_directory
高速インポート処理のために外部ディレクトリ(クラスタ化/共有ファイル・システムまたはASM)の使用を有効化するフラグ。このオプションを設定しない場合は、external_directoryの値を指定する必要があります。
external_directory
高速ホスト・アクセスのための外部ディレクトリの場所(クラスタ化/共有ファイル・システムまたはASM)のオブジェクト。たとえば、DATA_PUMP_DIRです。
export_file_name
インポートするダンプ・ファイルの名前。値を指定しない場合はデフォルト値のEXPDAT%U.DMPになります。
max_imp_threads
インポート・スレッドの最大数。値を指定しない場合はデフォルト値の1になります。
encrypted_dump_file
エクスポート操作で暗号化パスワードが指定された場合は、このオプションを設定します。このオプションを使用する場合は、encryption_passwordの値も指定する必要があります。
encryption_password
暗号化されたデータをインポート操作の際に復号化するためのパスワード。エクスポート操作で指定されたものと同じパスワードを指定する必要があります。encrypted_dump_fileオプションが設定されたときに、このオプションの値が指定されないと、暗号化パスワードの入力を求められます。セキュアな操作のためには、パスワードをスクリプトに含めずに、プロンプトに対して指定することをお薦めします。
import_type
インポート操作を設定します。有効な値は、次のとおりです。
ALL: メタデータとデータの両方をインポートします。
DATA_T_L: 既存の表のデータが削除されます。インポート・ソースのデータによって置換されます。
DATA_A_L: インポートされる表に含まれるデータが、既存の表の末尾に追加されます。
デフォルト値はALLです。
tablespace_map
このパスワードは、表領域と表領域の間でデータを再マッピングするために必要です。たとえば、次のようにします。
-tablespace_map="source_tbsp1:target_tbsp1;source_tbsp2:target_tbsp2"
schema_map
このパスワードは、スキーマとスキーマの間でデータを再マッピングするために必要です。
-schema_map="source_schema1:target_schema1;source_schema2:target_schema2"
log_file_name
値を指定しない場合はデフォルト値のIMPORT.LOGになります。
oid_transform
デフォルトでは、エクスポートされたOIDが表またはタイプの作成時にインポートされます。このオプションを設定すると、新しいOIDが作成されます。これは、データベース内にいくつかのオブジェクトがすでに存在しており、クローン・コピーが必要な場合に役立ちます。ただし、このオプションを選択すると、表を指すREF列が破損します。
job_name
サブセット・ダンプ・インポート操作のジョブ名。
job_description
ジョブの説明。
出力
成功またはエラー・メッセージ、およびジョブ名(該当する場合)。
例
例1
この例では、DATA_PUMP_DIRディレクトリにあるダンプ(E.dmp)をターゲットsample_databaseにインポートします。
emcli import_subset_dump -db_cred_name=db_cred -export_file_name=E.dmp -host_cred_name=host_cred -subset_directory=DATA_PUMP_DIR -target_type=oracle_database -target_name=sample_database -import_type=All
例2
この例では、優先データベース資格証明および優先ホスト資格証明を使用して、DATA_PUMP_DIRディレクトリにあるダンプ(E.dmp)をターゲットsample_databaseにインポートします。
emcli import_subset_dump -export_file_name=E.dmp -db_pref_cred_name=DBCredsNormal -subset_directory=DATA_PUMP_DIR -target_type=oracle_database -target_name=sample_database -import_type=All
ソフトウェア・ライブラリ・エンティティ・ファイルを圧縮ファイルからキャッシュ・ノードにインポートします。
書式
emcli import_swlib_cache_files -source_directory_path="source_directory_path" -zip_file_name="zip_file_name" -source_host_name="source_host_name" -cache_node_name="cache_node_name" -cache_node_name="cache_node_name" -source_host_tmp_directory="source_host_tmp_directory"
パラメータ
source_directory_path
インポート用の圧縮ファイルが使用できるホスト上の場所。
zip_file_name
インポート用の圧縮ファイルの名前。キャッシュ・ノードに保存されている資格証明によって圧縮ファイルが読取り可能であることを確認してください。
source_host_name
圧縮ファイルが作成されるホスト・ターゲットの名前。
source_host_tmp_directory
インポート中に一時ファイルが作成されるソース・ホストのディレクトリ。キャッシュ・ノードに保存されている資格証明によってこのディレクトリが書込み可能であることを確認してください。
例
次の例では、ホストimport.us.acme.comから同じホストのキャッシュ・ノードwest_cache_node
に圧縮ファイル/u01/import_loc/exportedfile.zip
をインポートします。インポート後に、ファイルはこのキャッシュ・ノードにキャッシュされ、west_cache_node
グループのターゲットに対するこれらのファイルのステージングは高速化します。
emcli import_swlib_cache_files -source_directory_path="/u01/import_loc" -zip_file_name="exportedfile.zip" -source_host_name="import.us.acme.com" -cache_node_name="west_cache_node" -source_host_tmp_directory="/tmp"
XMLファイルまたはZIPファイルからモニタリング・テンプレートをインポートします。取得された定義は、リポジトリに保存されます。
書式
emcli import_template -files="file1;file2;..."
オプション
files
有効なテンプレート定義を含むXMLファイルのパスとファイル名。このオプションでは、各ファイルをセミコロン(;)で区切ることで複数のファイルを指定できます。
例
例1
この例では、template.xml
からテンプレートをインポートします。
emcli import_template -files="template.xml"
例2
この例では、指定された各ファイルから1つずつ、合計3つのテンプレートをインポートします。
emcli import_template -files="e1.xml;e2.xml;e3.xml"
自己更新アーカイブ・ファイルをEnterprise Managerにインポートします。インポートが成功すると、更新が自己更新ホームに表示され、次のアクションに対するステータスがダウンロード済になります。
書式
emcli import_update -file="file" -omslocal emcli import_update -file="file" -host="hostname" [-credential_set_name="setname"] | -credential_name="name" -credential_owner="owner" [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
file
更新アーカイブ・ファイルの完全パス名。
omslocal
ファイルがOMSからアクセス可能であることを指定するフラグ。
host
ファイルが使用可能なホスト・ターゲットのターゲット名。
credential_set_name
ホスト・ターゲットのリポジトリに格納されている優先資格証明のセット名。次のいずれかにすることができます。HostCredsNormal: デフォルト非特権資格証明セット HostCredsPriv: 特権資格証明セット
credential_name
リポジトリに格納されている名前付き資格証明の名前。これはcredential_ownerと一緒に指定する必要があります。
credential_owner
リポジトリに格納されている名前付き資格証明の所有者。このオプションはcredential_nameオプションと一緒に指定する必要があります。
例
例1
この例では、ファイルupdate1.zipをインポートします。このファイルはOMSホストに存在する必要があります。複数のOMSが設定されている場合、リクエストは、どのOMSでも処理できます。そのため、ファイルは、リクエストを処理するOMSからアクセス可能である必要があります。これは、通常、ファイルがすべてのOMSからアクセス可能な共有の場所に存在している必要があることを意味します。
emcli import_update -file="/u01/common/update1.zip" -omslocal
例2
この例では、ホストhost1.example.comに存在するファイルupdate1.zipをインポートします。ホストはEnterprise Managerの管理対象ホスト・ターゲットである必要があります。このホストの管理エージェントは稼働中でなければなりません。ホストhost1.example.comの優先非特権資格証明は、リモート・ファイルを取得するために使用します。
emcli import_update -file="/u01/common/update1.zip" -host="host1.example.com" -credential_set_name="HostCredsNormal"
Enterprise Managerをオフライン・モードで構成する場合、自己更新マスター・カタログ・ファイルをインポートします。カタログに存在するすべての更新が処理され、次のアクションのための適用可能な更新が自己更新ホームに表示されます。
書式
emcli import_update_catalog -file="file" -omslocal -file="file" -host="hostname" [-credential_set_name="setname"] | -credential_name="name" -credential_owner="owner" [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
file
自己更新カタログ・ファイルの完全パス名。
omslocal
ファイルがOMSからアクセス可能であることを指定するフラグ。
host
ファイルが使用可能なホスト・ターゲットのターゲット名。
credential_set_name
ホスト・ターゲットのリポジトリに格納されている優先資格証明のセット名。次のいずれかにすることができます。HostCredsNormal: デフォルト非特権資格証明セット HostCredsPriv: 特権資格証明セット
credential_name
リポジトリに格納されている名前付き資格証明の名前。これはcredential_ownerオプションと一緒に指定する必要があります。
credential_owner
リポジトリに格納されている名前付き資格証明の所有者。このオプションはcredential_nameオプションと一緒に指定する必要があります。
例
例1
この例では、ホストhost1.example.comに存在するマスター・カタログ・ファイルp9984818_121000_Generic.zipをインポートします。ホストはEnterprise Managerの管理対象ホスト・ターゲットである必要があります。このホストの管理エージェントは稼働中でなければなりません。ホストhost1.example.comの優先非特権資格証明は、リモート・ファイルを取得するために使用します。
emcli import_update_catalog -file="/u01/common/p9984818_121000_Generic.zip" -host="host1.example.com" -credential_set_name="HostCredsNormal"
例2
この例では、ホストhost1.example.comに存在するマスター・カタログ・ファイルp9984818_121000_Generic.zipをインポートします。ホストはEnterprise Managerの管理対象ホスト・ターゲットである必要があります。このホストの管理エージェントは稼働中でなければなりません。ユーザーadmin1が所有している名前付き資格証明host1_credsは、リモート・ファイルを取得するために使用します。
emcli import_update_catalog -file="/u01/common/p9984818_121000_Generic.zip" -host="host1.example.com" -credential_name="host1_creds" -credential_owner="admin1"
ディレクトリに含まれているキャプチャおよび(オプションで)リプレイをインポートします。キャプチャ(およびリプレイ)データ・ファイルが含まれているディレクトリのパス、キャプチャ(およびリプレイ)をロードするために使用されるデータベース・ターゲット、およびオプションで、Enterprise Managerリポジトリに特定のキャプチャ(およびリプレイ)のみをインポートするためのキャプチャ名(およびリプレイ名)を記述したXML入力ファイルが必要です。
サンプルXMLファイル:
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <cliImportData xmlns="http://xmlns.oracle.com/sysman/db/dbreplay"> <targetName>database</targetName> <targetType>oracle_database</targetType> <dbHostName>host.example.com</dbHostName> <dbCredRef> <credName>testDB121</credName> <credOwner>sysman</credOwner> </dbCredRef> <dbHostCredRef> <credName>testDBHost121</credName> <credOwner>sysman</credOwner> </dbHostCredRef> <directoryPath>/storage/dbr/myConsTask</directoryPath> <consolidatedDirectory>true</consolidatedDirectory> <replays> <taskName>myTask</taskName> <replay> <nameInEm>myNewConsTrial_1</nameInEm> <nameInTarget>myNewConsTrial_1</nameInTarget> </replay> </replays> </cliImportData> <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <cliImportData xmlns="http://xmlns.oracle.com/sysman/db/dbreplay"> <targetName>database</targetName> <targetType>oracle_database</targetType> <dbHostName>host.example.com</dbHostName> <dbCredRef> <credName>testDB121</credName> <credOwner>sysman</credOwner> </dbCredRef> <dbHostCredRef> <credName>testDBHost121</credName> <credOwner>sysman</credOwner> </dbHostCredRef> <directoryPath>/storage/dbr/copyDir_task4Caps</directoryPath> <consolidatedDirectory>true</consolidatedDirectory> <captures> <capture> <nameInEm>capture01</nameInEm> <nameInTarget>capture01</nameInTarget> </capture> <capture> <nameInEm>capture10</nameInEm> <nameInTarget>capture10</nameInTarget> </capture> </captures> </cliImportData>
書式 - 標準モード
emcli import_workloads [-input_file="template:<input file path>"] [-include_replays] [-all] [-format="[name:<pretty|script|csv>];[column_separator:"column_sep_string"];[row_separator:"row_sep_string"]"]
[ ] indicates that the parameter is optional.
書式 - インタラクティブまたはスクリプト・モード
import_workloads( [input_file="template:<input file path>"] [,include_replays=True/False] [,all=True/False] [,format="[name:<pretty|script|csv>];[column_separator:"column_sep_string"];[row_separator:"row_sep_string"]"] )
[ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
input_file
Verbのパラメータを含むXMLファイルへの完全修飾されたパス。
include_replays
インポートされた関連キャプチャとともに、リプレイをEnterprise Managerリポジトリにインポートします。
all
すべてのキャプチャ(およびリプレイ)をEnterprise Managerリポジトリにインポートします。既存のEnterprise Managerキャプチャ(またはリプレイ)とのネーミングの競合がないかぎり、XML入力ファイルには名前を指定する必要はありません。
format
出力の形式を指定します。デフォルト値は"name:pretty"です。パラメータは次の方法で使用できます。
-format="name:pretty" スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
-format="name:script" 出力のデフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列と行のセパレータの文字列は独自の値で上書きできます。
-format="name:script;column_separator:<column_sep_string>" Verbによって出力される列が<column_sep_string>によって区切られます。行は改行で区切られます。
-format="name:script;row_separator:<row_sep_string>" Verbによって出力される行<row_sep_string>によって区切られます。列はタブ文字で区切られます。
-format="name:script;column_separator:<column_sep_string>;row_separator:<row_sep_string>" Verb出力の列は<column_sep_string>で区切られ、行は<row_sep_stringで区切られます。
-format="name:csv" 出力のデフォルトの列セパレータをカンマに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
出力
出力列: EMエンティティ名、エンティティ名、データベース名、開始時間、インポート・ステータス
例
例1 - 標準モード
次の例では、ディレクトリからEnterprise Managerリポジトリにすべてのキャプチャをインポートします。
emcli import_workloads -all -input_file=template:/storage/xml/importReplay_capture121_5Mins.xml
例2 - インタラクティブまたはスクリプト・モード
次の例では、ディレクトリからEnterprise Managerリポジトリにすべてのキャプチャをインポートします。
import_workloads(all=True, input_file="template:/storage/xml/importReplay_capture121_5Mins.xml" )
例3 - 標準モード
次の例では、ディレクトリからEnterprise Managerリポジトリにキャプチャをインポートします。XML入力ファイルに特に名前を指定したキャプチャのみがインポートされます。
emcli import_workloads -input_file=template:/storage/xml/importReplay_capture121_5Mins.xml
例4 - インタラクティブまたはスクリプト・モード
次の例では、ディレクトリからEnterprise Managerリポジトリにキャプチャをインポートします。XML入力ファイルに特に名前を指定したキャプチャのみがインポートされます。
import_workloads(input_file="template:/storage/xml/importReplay_capture121_5Mins.xml" )
import_workloads(include_replays=True, input_file="template:/storage/xml/importReplay_capture121_5Mins.xml" )
リソース・データをリストします。表示される行の最大数は、OMSプロパティoracle.sysman.core.dataservice.max_fetch_rowsにより制御されます。プロパティが設定されていない場合、デフォルト値は、2000です。
書式
emcli list [-help] [-resource="list_resource_name"] [-columns="column_options"] [-colsize="column_sizes"] [-search="search_options"] [-bind="bind_parameters"] [-sql="sql"] [-script | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [-noheader] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
help
すべてのリソース名とそれらの説明をリストします。このオプションを-resourceオプションと一緒に使用することにより、リソースに関するさらに詳細な情報を確認できます。
resource
データ表示の対象となるリソースの名前です。
columns
次に示すとおり、列をカンマで区切って指定します。
-columns="colname,colname,colname"
例:
-columns="COL1,COL3,COL5"
次に示すとおり、カラムのサイズと幅を指定します。サイズを指定する場合は、列の後ろにコロンを付記し、その後に指定します。
-columns="colname:colsize,colname,colname"
例:
-columns="COL1:30,COL3,COL5"
colsize
列幅を変更します。ほとんどのリソース列には、デフォルトの幅がいくつか用意されています。デフォルトの列幅は、このオプションを使用してオーバーライドできます。例: -colsize="col1:30,col2:5"
search
複数の検索オプションを指定できます。使用方法は、-search="列名 演算子 '値'です。検索値は、nullまたはnot nullを検索しないかぎり、引用符で囲む必要があります。
サポートされている演算子は次のとおりです。
= !+ > < >= <= like
このオプションは、is nullおよびis not nullもサポートします。
bind
特別な入力を必要とするリソースに対して使用します。使用方法は、-bind="名前 演算子 値"です。
sql
ビューに対する任意のSQLを指定します。この問合せは、MGMT_VIEWユーザーとして実行されます。
script
デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を変更して、これらのデフォルトを変更できます。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
noheader
列見出しのない表形式の出力を表示します。
出力
スクリプト・モードで実行されると、容易に解析できるJSON出力を返します。
終了コード:
0 — 正常終了。
1 — リスト・サービスはリクエストの処理に失敗しました。
例
これらの例は、すべてのリソース名をリストします。
例1 - コマンドライン形式
emcli list -help
例2 - スクリプトおよび対話形式
list (help)
これらの例は、Administratorsリソースの列情報をリストします。また、ユーザーが検索できる列もリストします。
例3 - コマンドライン形式
emcli list -help -resource=Administrators
例4 - スクリプトおよび対話形式
list (help ,resource=Administrators)
環境内にあるすべてのOMS上のアクティブ・セッションをリストします。デフォルトでは、各OMSのサマリーが出力されます。
書式
emcli list_active_sessions [-details [-table] [-script] [-format=name:value;name:value] [-noheader]] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
details
各OMS上のアクティブ・ユーザー・セッションを表示します。出力形式は表形式ではありません。
table
表形式で詳細を出力します。
script
スクリプトで処理可能な内容を出力します。
format
次の名前/値のペアをサポートしています。csv: 出力はカンマ区切りです。script: 出力はスクリプトで処理可能な形式です。row_separatorおよびcolumn_separatorも指定できます。
noheader
ヘッダーをスキップします。
例
emcli list_active_sessions emcli list_active_sessions -details emcli list_active_sessions -details -table emcli list_active_sessions -details -table -script emcli list_active_sessions -details -table -script -noheader emcli list_active_sessions -details -table -format="name:csv" emcli list_active_sessions -details -table -format="name:script;row_separator:@@;column_separator:!"
ホスト追加操作が許可されているプラットフォームのみを表示します。
書式
emcli list_add_host_platforms [-all] [-noheader] [-script | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
all
エージェント・ソフトウェアを使用できないものも含め、すべてのプラットフォームを表示します。
noheader
列見出しのない表形式の出力を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
出力列
プラットフォームID、プラットフォーム名
例
例1
この例は、ホスト追加操作を実行できるように、エージェント・ソフトウェアを使用できるプラットフォームを表示します。
emcli list_add_host_platforms
例2
この例は、エージェント・ソフトウェアを使用できないものも含め、すべてのプラットフォームを表示します。
emcli list_add_host_platforms -all
すべてのホスト追加セッションを表示します。
書式
emcli list_add_host_sessions [-host_name="Host name"] [-session_name="Session name"] [-match_all] [-noheader] [-script | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
host_name
指定したホストがその一部となっているすべてのホスト追加セッションを表示します。
session_name
指定したセッション名に一致するすべてのセッションを表示します。
match_all
指定したすべての問合せ基準に一致する結果を表示します。デフォルトでは、指定した問合せ基準のいずれかに一致する結果を表示します。
noheader
列見出しのない表形式の出力を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
出力列
セッション名、デプロイメント・タイプ、ホスト、初期化、リモート前提条件、エージェント・デプロイ
例
例1
この例は、すべてのホスト追加セッションを表示します。
emcli list_add_host_sessions
例2
この例は、ホストexample.comが含まれ、さらにセッション名に文字列「Jan_15」が含まれるすべてのホスト追加セッションを表示します。
emcli list_add_host_sessions -host_name=example.com -session_name=Jan_15 -match_all
既存のアプリケーション・データ・モデルの名前、ソース・ターゲット名およびアプリケーション・スイートをリストします。
書式
emcli list_adms
出力
アプリケーション・データ・モデルのリスト。
例
この例では、すべてのアプリケーション・データ・モデルをリストします。
emcli list_adms
特定の管理エージェント・ゴールド・イメージ・バージョンを使用してデプロイまたは更新された管理エージェントをリストするか、管理エージェント・ゴールド・イメージの全体的なエージェント・デプロイメント・レポートをリストします。
書式
emcli list_agents_on_gold_image -version_name|-image_name="gold_image_version_name|gold_image_name" [-agent_name="agent_name_pattern"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
version_name
特定の管理エージェント・ゴールド・イメージ・バージョンを使用してデプロイまたは更新された管理エージェントをリストします。
image_name
指定した管理エージェント・ゴールド・イメージでデプロイされた管理エージェントの数をリストします。
agent_name
指定した名前パターンに一致する管理エージェントのみをリストします。
例
例1
次の例では、管理エージェント・ゴールド・イメージOPC_AGI_DB_JUL_13
を使用してデプロイまたは更新された管理エージェントを表示します。
emcli list_agents_on_gold_image -version_name=OPC_AGI_DB_JUL_13
例2
次の例では、ゴールド・イメージOPC_DB_MONITORING
の一部である管理エージェント・ゴールド・イメージ・バージョンのいずれかを使用してデプロイまたは更新された管理エージェントの数を表示します。
emcli list_agents_on_gold_image -image_name=OPC_DB_MONITORING
指定されたソース・ターゲット・タイプと宛先ターゲット・タイプに対して可能なアソシエーション・タイプをリストします。
書式
標準モード
emcli list_allowed_pairs -source_type="source type" -dest_type="dest type"] [-noheader] [-script] [-format="[name:<pretty|script|csv>];[column_separator: "column_sep_ string"];[row separator:"row_sep_string"]"]
インタラクティブ(スクリプト)モード
list_allowed_pairs( source_type="source type" [,dest_type="dest type"] [,noheader=True/False] [,script=True/False] [,format="[name:<pretty|script|csv>];[column_separator: "column_sep_string"];[row_separator:"row_sep_string"]"] ) [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
source_type
ソース・ターゲットのタイプ。
dest_type
宛先ターゲット・タイプ。
noheader
列見出しのない表形式出力に出力を表示します。
script
スクリプトで使用できる形式で出力します。
format
出力の形式を指定します。デフォルト値はname:prettyです。出力表は読み取れる形式で、スクリプトによる解析には対応しません。その他のformatオプションを次に示します。
format="name:script" 出力のデフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列と行のセパレータの文字列は独自の値で上書きできます。
format="name:script;column_separator:<column_sep_string>" Verbによって出力される列が<column_sep_string>によって区切られます。行は改行で区切られます。
format="name:script;row_separator:<row_sep_string>" Verbによって出力される行<row_sep_string>によって区切られます。
format="name:script;column_separator:<column_sep_string>;row_separator:<row_sep_string>"
Verb出力の列は<column_sep_string>で区切られ、行は<row_sep_string>で区切られます。
format="name:csv" 出力のデフォルトの列セパレータをカンマに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。
終了コード
0はVerbの処理が正常終了したことを示します。
0以外の値は、Verb処理が正常終了しなかったことを意味します。
例
この例では、ソース・ターゲット・タイプclusterと宛先ターゲット・タイプhostに対して可能なアソシエーションをリストします。
emcli list_allowed_pairs -source_target_type="cluster" -dest_target_type="host"
ARU言語情報をリストします。
書式
emcli list_aru_languages [-name="language_name" | -id="language_id"] [-noheader] [-script | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
言語名。
id
言語ID。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
例
emcli list_aru_languages emcli list_aru_languages -noheader emcli list_aru_languages -name="language name" -format="name:pretty" emcli list_aru_languages -id="language id" -format="name:script"
関連項目
『Enterprise Managerライフサイクル管理者ガイド』のEM CLIによるパッチ適用に関する項も参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/em.121/e27046/emcli.htm#BABDEGHB
ARUプラットフォーム情報をリストします。
書式
emcli list_aru_platforms [-name="platform_name" | -id="platform_id"] [-noheader] [-script | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
プラットフォーム名。
id
プラットフォームID。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
例
emcli list_aru_platforms emcli list_aru_platforms -noheader emcli list_aru_platforms -name="platform_name" -format="name:pretty" emcli list_aru_platforms -id="platform id" -noheader -format="name:script"
関連項目
『Enterprise Managerライフサイクル管理者ガイド』のEM CLIによるパッチ適用に関する項も参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/em.121/e27046/emcli.htm#BABDEGHB
ARU製品情報をリストします。
書式
emcli list_aru_products [-name="product_name" | -id="product_id"] [-noheader] [-script | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
製品名。
id
製品ID。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
例
emcli list_aru_products emcli list_aru_products -id="product id" emcli list_aru_products -name="product name" emcli list_aru_products -id="product id" -noheader emcli list_aru_products -id="product id" -noheader -script emcli list_aru_products -id="product id" -noheader -format="name:pretty"
関連項目
『Enterprise Managerライフサイクル管理者ガイド』のEM CLIによるパッチ適用に関する項も参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/em.121/e27046/emcli.htm#BABDEGHB
ARUリリース情報をリストします。
書式
emcli list_aru_releases [-name="release_name" | -id="release_id" | -productId="product_id"] [-noheader] [-script | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
リリース名。
id
リリースID。
productId
製品ID。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
例
emcli list_aru_releases emcli list_aru_releases -noheader emcli list_aru_releases -name="release_name" -format="name:pretty" emcli list_aru_releases -id="release id" -format="name:script" emcli list_aru_releases -productId="product id" -noheader -format="name:csv"
関連項目
『Enterprise Managerライフサイクル管理者ガイド』のEM CLIによるパッチ適用に関する項も参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/em.121/e27046/emcli.htm#BABDEGHB
指定されたソース・ターゲット・タイプと宛先ターゲット・タイプの間のアソシエーションをリストします。
書式
標準モード
emcli list_assoc -source="target_name:target_type" -dest="target_name:target_type"[-subseparator="subseparator:attribute_ name:character"] [-noheader] [-script [-format="[name:<pretty|script|csv>];[column_separator: "column_sep_string"];[row_separator:"row_sep_string"]"]
インタラクティブ(スクリプト)モード
list_assoc( source="target_name:target_type" ,dest="target_name:target_type" [,subseparator="subseparator:attribute_name:character"] [,noheader=True/False] [,script=True/False] [,format="[name:<pretty|script|csv>];[column_separator: "column_sep_string"];[row_separator:"row_sep_string"]"] ) [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
source
ソース・ターゲット。
dest
宛先ターゲット。
subseparator
属性値を複数入力する場合、デフォルトのサブセパレータはコロン(:)。このオプションを使用すると、デフォルトのサブセパレータ値が上書きされます。
たとえば、subseparator="<
attribute_name
=
sep_char
>"
です。ここで、attribute_name
はセパレータ文字を上書きする属性名で、sep_char
は新しいサブセパレータ文字です。たとえば、separator="att=#"
です
noheader
列見出しのない表形式出力に出力を表示します。
script
スクリプトで使用できる形式で出力します。
format
出力の形式を指定します。デフォルト値はname:prettyです。出力表は読み取れる形式で、スクリプトによる解析には対応しません。その他のformatオプションを次に示します。
format="name:script" 出力のデフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列と行のセパレータの文字列は独自の値で上書きできます。
format="name:script;column_separator:<column_sep_string>" Verbによって出力される列が<column_sep_string>によって区切られます。行は改行で区切られます。
format="name:script;row_separator:<row_sep_string>" Verbによって出力される行<row_sep_string>によって区切られます。
format="name:script;column_separator:<column_sep_string>;row_separator:<row_sep_string>"
Verb出力の列は<column_sep_string>で区切られ、行は<row_sep_string>で区切られます。
format="name:csv" 出力のデフォルトの列セパレータをカンマに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。
出力
終了コード
0はVerbの処理が正常終了したことを示します。
0以外の値は、Verb処理が正常終了しなかったことを意味します。
例
この例では、ソース・ターゲットabc_cluster:clusterと宛先ターゲットdef.oracle.com:hostの間のすべてのアソシエーションをリストします。
emcli list_assoc -source="abc_cluster:cluster" -dest="def.oracle.com:host"
Enterprise Managerユーザーに付与されたBI Publisherロールおよび外部LDAPグループに付与されたBI Publisherロールをリストします。
書式
emcli list_bipublisher_roles [-user="user"] [-external_role="group"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
user
Enterprise ManagerユーザーのBI Publisherロールをリストします。
external_role
グループのBI Publisherロールをリストします。
例
例1
次のコマンドでは、特定のグループ(TESTGROUPNAME)のロールをリストします。
emcli list_bipublisher_roles -external_role="TESTGROUPNAME"
例2
次のコマンドでは、特定のユーザー(TESTUSERNAME)のロールをリストします。
emcli list_bipublisher_roles -user="TESTUSERNAME"
チャージバックに登録できるチャージ・アイテムをリストします。
書式
emcli list_charge_item_candidates -target_type=target_type -source_data_type=<metric|config|property> [-target_name=target_name] [-config_name=config_name] [-config_data_source=target_name] [-all]
[ ] indicates that the parameter is optional
オプション
target_name
ターゲット・タイプの名前。
source_data_type
ソース・データのタイプ。有効な値はmetric、configおよびpropertyです。
target_name
指定すると、指定されたターゲットのみを対象にメータリングおよびチャージ・データが取得されます。有効なターゲット名を指定しなかった場合、または指定したターゲットが有効になっていない場合、データは生成されません。このオプションが指定されていない場合、指定したターゲット・タイプのすべてのターゲットが含められます。source_data_type=configの場合に必須です。
config_name
構成の名前。source_data_type=configの場合に必須です。
config_data_source
構成のデータソース。source_data_type=configの場合に必須です。
all
source_date=metricの場合のみ適用されます。ターゲット・タイプの即時利用可能なメトリックを含め、すべてのアイテムを表示します。このオプションを指定しないと、ユーザー定義のメトリック拡張のみが表示されます。
例
例1
この例では、Oracle Databaseターゲット・タイプに作成されたメトリック拡張をリストします。
emcli list_charge_item_candidates -target_type="oracle_database" -source_data_type="metric"
例2
この例では、myDatabaseという名前のOracle Databaseターゲットに関してmyCustomCCS構成の構成アイテムをリストします。
emcli list_charge_item_candidates -target_type="oracle_database" -source_data_type="config" -target_name="myDatabase" -config_name="myCustomCCS" -config_data_source="CCSDataSource"
チャージバックのチャージ・プランをリストします。
書式
list_charge_plans [[-entity_type="entity_type" [-all]] [-charge_plan="charge_plan_name" [-all]] [-all] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
entity_type
リストするチャージ・プランのエンティティ・タイプ。
charge_plan
特定のチャージ・プランに関する詳細をリストします。
all
すべてのアクティブなプランと将来のプランをリストします。
例
例1
この例では、アクティブ・バージョンのチャージ・プランに関する詳細をリストします。
list_charge_plans -charge_plan="chargePlanName"
例2
この例では、アクティブなバージョンおよび将来のバージョンのチャージ・プランに関する詳細をリストします。
list_charge_plans -charge_plan="chargePlanName" -all
チャージバックでサポートされるすべてのエンティティ・タイプをリストします。
書式
list_chargeback_entity_types -[usage_mode] -[entity_type="eType"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
usage_mode
チャージバックでサポートされるすべてのエンティティ・タイプと対応する使用モードをリストします。
entity_type
特定のエンティティ・タイプeTypeでサポートされるすべての使用モードをリストします。
例
例1
この例では、チャージバックでサポートされるすべてのエンティティ・タイプをリストします。
list_chargeback_entity_types
出力:
Entity Type--------------------Entity Type Display Name -------------------------------------------------------------------- 1. oracle_database--------Database Instance 2. host-------------------------Host
例2
この例では、チャージバックでサポートされるすべてのエンティティ・タイプと対応する使用モードをリストします。
list_chargeback_entity_types -usage_mode
出力:
Entity Type----------------Entity Type Display Name--------------------Usage Mode ---------------------------------------------------------------------- 1. oracle_database-------------------Database Instance-----------------------dbMetered 2. oracle_database-------------------Database Instance-----------------------dbByService 3. oracle_database-------------------Database Instance-----------------------cdbBypdb 4. host---------------------------------Host---------------------------hostMetered
指定した値(属性)を含むコンプライアンス標準ルールのリストを示します。
書式
emcli list_compliance_rules [-attrs="<attr_list>]" [-sep="<separator>"] [-target_type="<target_type>"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
attrs
コンプライアンス標準ルールの属性。<attr_list>は、目的の属性を引用符で囲ったカンマ区切りリスト(大/小文字区別なし)です。属性を指定しない場合、すべての属性が次の順序で返されます。
rule_guid: コンプライアンス標準ルールの一意の識別子。
rule_iname: コンプライアンス標準ルールの内部名。
rule_dname: コンプライアンス標準ルールの英語の表示名。
description: コンプライアンス標準ルールの英語の説明。
target_type: コンプライアンス標準ルールの適用可能なターゲット・タイプ。
lifecycle_state: コンプライアンス標準ルールのライフサイクル・ステータス。
author: コンプライアンス標準ルールの作成者。
owner: コンプライアンス標準ルールの所有者。
is_system: システムの場合は1、ユーザーの場合は0。
rule_dname_nlsid: 英語以外のユーザー用のルール表示名のNLSID。
description_nlsid: 英語以外のユーザー用のルール説明のNLSID。
severity: コンプライアンス標準ルールの重大度。
rule_type_code: コンプライアンス標準ルールのタイプを表すコード(1 - リポジトリ)、(2 - エージェント)、(3 - モニタリング)。
severity_code: ルールの重大度コード(18 - マイナー警告)、(20 - 警告)、(25 - クリティカル)。
is_system_code: ルールがシステム定義かどうかを表すコード(0 - False)、(1 - True)。
sep
列値間の出力。セパレータを指定しない場合、カンマ「,」が使用されます。
target_type
該当するtarget_typeのルールのみを返すように指定します。target_typeを指定しない場合、すべてのターゲット・タイプのルールが返されます。
例
次の例では、すべてのターゲット・タイプのすべてのコンプライアンス標準ルールのID、内部名、ターゲット・タイプおよび重大度をリストします。属性は、コロン(:)で区切ります。
emcli list_compliance_rules -attsr="rule_guid:rule_iname:target_type:severity" -separator=":"
コンプライアンス標準ルールの1つの修正処理を示します。注意: 1つのルールに対して複数の修正処理を使用することはできません。
書式
emcli list_compliance_rules_ca [-attrs="<attribute_list>"] [-sep="<separator>"] [-target_type="<target_type>"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
attrs
コンプライアンス標準ルールの修正処理の属性。<attribute list>は、目的の属性を引用符で囲ったカンマ区切りリスト(大/小文字区別なし)です。属性を指定しない場合、すべての属性が次の順序で返されます。
rule_guid: コンプライアンス標準ルールの一意の識別子。
rule_iname: コンプライアンス標準ルールの内部名。
rule_dname: コンプライアンス標準ルールの英語の名前。
target_type: コンプライアンス標準ルールの適用可能なターゲット・タイプ。
ca_id: 修正処理の一意の識別子。
simultaneous_action: 0は複数の修正処理の同時実行が可能、1は1回のみの修正処理が可能。
sep
列値間のセパレータ文字。セパレータを指定しない場合、カンマ「,」が使用されます。
target_type
該当するターゲット・タイプのコンプライアンス標準ルールのみを返すように指定します。ターゲット・タイプを指定しない場合、すべてのターゲット・タイプのコンプライアンス標準ルールが返されます。
例
次の例では、すべてのターゲット・タイプのコンプライアンス標準ルールについて、すべての修正処理の一意のID、内部名およびIDをリストします。属性間に使用するセパレータ文字は、コロン(:)です。
emcli list_compliance_rule_ca -attrs="rule_guid,rule_iname,ca_id" -separator=":"
指定されたオプションに応じて様々な形式でコスト・センターをリストします。
書式
list_cost_centers -[[cost_center_name="cName"] -[parent] -[children] -[top] -[leaf]] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
cost_center_name
将来の詳細(parent/children/top/leafなど)をリストする必要があるコスト・センターの名前。
parent
指定のコスト・センターの親コスト・センターを示します。
children
指定のコスト・センターの子コスト・センターのリストを示します。
top
指定のコスト・センターの階層を一番上から示します。
leaf
指定のコスト・センターのリーフ・ノードを示します。
例
例1
この例では、指定のコスト・センターの親を示します。
list_cost_centers -cost_center_name="c11" -parent
出力:
Parent Node ----------------- c1
例2
この例では、指定のコスト・センターについてすべての子コスト・センターのリストを示します。
list_cost_centers -cost_center_name="c1" -children
出力:
Children Nodes --------------------- c11 c12
コンプライアンス標準に参照されるコンプライアンス標準ルールの一意の識別子を返します。ルールがルート標準の一部である場合、実行時識別子、ルート標準識別子およびコンプライアンス標準識別子は同じになります。ルールが、含まれている標準(ics)の階層の一部である場合、実行時識別子とコンプライアンス標準識別子は同じですが、ルート標準識別子とは異なります。
書式
emcli list_cs_rules -cs_iname="<internal_name_of_standard>" -author="<author>" -version="<version>" [-attrs="<attribute_list>"] [-sep="<separator>"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
cs_iname: コンプライアンス標準の内部名。
author: コンプライアンス標準の作成者。
version: コンプライアンス標準のバージョン。
attrs
コンプライアンス標準ルールの属性。<attribute_list>は、目的の属性を引用符で囲ったカンマ区切りリスト(大/小文字区別なし)です。属性を指定しない場合、すべての属性が次の順序で返されます。
root_cs_guid: ルールが関連付けられているルート標準の一意の識別子。
rqs_guid: ルート標準で参照されるルールの一意の実行時識別子。
cs_guid: コンプライアンス標準識別子。
rule_iname: コンプライアンス標準ルールの内部名。
target_type: コンプライアンス標準ルールに関連付けられているターゲット・タイプ。
sep
列値間のセパレータ文字。セパレータを指定しない場合、カンマ「,」が使用されます。
例
次の例では、Jonesが作成したセキュリティ標準の2番目のバージョンのコンプライアンス標準ルールをリストします。
emcli list_cs_rules -cs_iname="security_standard" -author="Jones" -version="2"
Enterprise Managerにこれまでにインポートされたカスタム・プラグイン更新をすべてリストします。プラグイン・バージョンとリビジョンの組合せごとにインポートできるカスタム・プラグイン更新は1つのみです。
書式
emcli list_custom_plugin_updates
例
次の例では、Enterprise Managerにこれまでにインポートされたカスタム・プラグイン更新をすべてリストします。
emcli list_custom_plugin_updates
作成されたすべてのデータベース・サイズをリストします。
書式
emcli list_database_sizes [-name="<Existing size name>"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
name
完全または部分文字列。名前パラメータが指定される場合、指定された文字列を含むデータベース・サイズのみが戻されます。
例
例1
次のコマンドは、作成されたすべてのデータベース・サイズを検索します。
emcli list_database_sizes
出力:
Name:Extra-Small Description:Extra-small database size CPU(cores):4 Memory(GB):4 Storage(GB):Not Specified Processes(Units):Not Specified Name:Small Description:Small database CPU(cores):8 Memory(GB):8 Storage(GB):Not Specified Processes(Units):Not Specified Name:Medium Description:Medium CPU(cores):8 Memory(GB):16 Storage(GB):Not Specified Processes(Units):Not Specified
例2
次のコマンドは、名前文字列に'Extra'を含むすべてのデータベース・サイズを検索します。
emcli list_database_sizes -name="Extra*"
出力:
Name:Extra-Small Description:Extra-small database size CPU(cores):4 Memory(GB):4 Storage(GB):Not Specified Processes(Units):Not Specified
データベース・プロファイルをすべてリストします。
書式
emcli list_dbprofiles [-details] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
details
各データベース・プロファイルの詳細を表示します。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
次の例では、既存のデータベース・プロファイルの詳細をすべてリストします。
emcli list_dbprofiles -details Output: Name=RMAN Profile,Location=Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/,Type=RMAN,Status=Ready,Description=Database Reference Profile 04-11-2014 12:40 PM from database.mycompany.com Version : 11.2.0.4.0,contains=Structure and Data,removalOverdue=0,sourceDatabaseName=database.mycompany.com. Name=DB Template,Location=Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/,Type=DBCA_TEMPLATE,Status=Ready,Description=Database Reference Profile 03-11-2014 04:55 PM from database.mycompany.com Version : 11.2.0.4.0,contains=Structure only,removalOverdue=0,sourceDatabaseName=database.mycompany.com. Name=Snapshot Profile,Location=Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/,Type=SNAPSHOT,Status=Ready,Description=Database Reference Profile 05-11-2014 03:09 PM from database.mycompany.com Version : 11.2.0.4.0,contains=Structure and Data,removalOverdue=2,sourceDatabaseName=database.mycompany.com.
diagcheck除外を使用してターゲットのリストを表示します。
書式
emcli list_diagcheck_exclude_applies -target_type="target type" -exclude_name="name"
オプション
target_type
ターゲット・タイプ。
exclude_name
除外名。
ターゲット・タイプ用に定義された診断チェック除外のリストを取得します。
書式
emcli list_diagcheck_exclusions -target_type="type"
オプション
target_type
ターゲットのタイプ。
ターゲット・タイプ用に定義された診断チェック除外のリストを取得します。
書式
emcli list_diagchecks -target_type="type" [-version="<diag_version>" ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
target_type
ターゲットのタイプ。
version
診断のバージョン。デフォルトは最新のバージョンです。
ソフトウェア・ライブラリのすべての使用可能なFusion Middlewareプロビジョニング・プロファイルをリストします。
書式
emcli list_fmw_profiles [-source_type="Profile Source"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
source_type
1つのソース・タイプを指定して、そのタイプのプロファイルのみを表示します。有効な値は、weblogic_domain、oracle_homeまたはinstall_mediaです。
例
次の例では、ソフトウェア・ライブラリのすべての使用可能なWeblogicドメイン・プロビジョニング・プロファイルを表示します。
emcli list_fmw_profiles -source_type="weblogic_domain"
指定した管理エージェント・ゴールド・イメージが含まれるアクティビティをリストします。
書式
emcli list_gold_agent_image_activities -version_name="gold_image_version_name" [-noheader] [-script | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
version_name
アクティビティを表示する管理エージェント・ゴールド・イメージ・バージョン。
noheader
列見出しのない表形式の出力を表示します。
script
出力をスクリプト形式で表示します。このオプションは、-format="name:script"と同じです。-format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブ文字に設定し、デフォルトの行セパレータを改行文字に設定します。column_separatorおよびrow_separator文字列を指定して、これらのデフォルト文字を変更できます。
format
目的の出力形式。このオプションのデフォルト値は、-format="name:pretty"です。
次に、サポートされている出力形式を示します。
-format="name:pretty"は、スクリプトにより解析できない読取り可能な書式で出力表を表示します。
-format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブ文字に設定し、デフォルトの行セパレータを改行文字に設定します。column_separatorおよびrow_separator文字列を指定して、これらのデフォルト文字を変更できます。
-format="name:csv"は、列セパレータをカンマに設定し、行セパレータを改行に設定します。
例
次の例では、管理エージェント・ゴールド・イメージOPC_AGI_DB_JUL_13
が含まれるアクティビティをリストします。
emcli list_gold_agent_image_activities -version_name=OPC_AGI_DB_JUL_13
作成された様々な管理エージェント・ゴールド・イメージをリストします。
書式
emcli list_gold_agent_images [-noheader] [-script | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
noheader
列見出しのない表形式の出力を表示します。
script
出力をスクリプト形式で表示します。このオプションは、-format="name:script"と同じです。
format
目的の出力形式。このオプションのデフォルト値は、-format="name:pretty"です。
次に、サポートされている出力形式を示します。
-format="name:pretty"は、スクリプトにより解析できない読取り可能な書式で出力表を表示します。
-format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブ文字に設定し、デフォルトの行セパレータを改行文字に設定します。column_separatorおよびrow_separator文字列を指定して、これらのデフォルト文字を変更できます。
-format="name:csv"は、列セパレータをカンマに設定し、行セパレータを改行文字に設定します。
例
次の例では、作成されたすべての管理エージェント・ゴールド・イメージを表示します。
emcli list_gold_agent_images
デフォルトでCurrentステータスに昇格された管理エージェント・ゴールド・イメージ・バージョンをリストします。
書式
emcli list_gold_agent_imageversions [-image_name="gold_image_name"] [-all] [-noheader] [-script | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
image_name
管理エージェント・ゴールド・イメージ・バージョンをリストする特定の管理エージェント・ゴールド・イメージの名前。
all
すべての管理エージェント・ゴールド・イメージをリストします。
noheader
列見出しのない表形式の出力を表示します。
script
目的の出力形式。このオプションのデフォルト値は、-format="name:script"と同じです。
次に、サポートされている出力形式を示します
-format="name:pretty"は、スクリプトにより解析できない読取り可能な書式で出力表を表示します。
-format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブ文字に設定し、デフォルトの行セパレータを改行文字に設定します。column_separatorおよびrow_separator文字列を指定して、これらのデフォルト文字を変更できます。
-format="name:csv"は、列セパレータをカンマに設定し、行セパレータを改行文字に設定します。
例
例1
次の例では、Current
ステータスに昇格された管理エージェント・ゴールド・イメージ・バージョンを表示します。
emcli list_gold_agent_imageversions
例2
次の例では、OPC_DB_MONITORING
の一部でCurrent
ステータスに昇格された管理エージェント・ゴールド・イメージ・バージョンを表示します。
emcli list_gold_agent_imageversions -image_name=OPC_DB_MONITORING
指定した管理エージェント・ゴールド・イメージにサブスクライブされた管理エージェントのリストを表示します。
書式
emcli list_gold_image_subscribed_agent -image_name="gold_image_name" [-noheader] [-script | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [ ] indicates that the parameter is optional.
パラメータ
image_name
管理エージェント・ゴールド・イメージにサブスクライブされた特定の管理エージェントのイメージ名。
noheader
列見出しのない表形式の出力。
script
これは、-format="name:script"と同じです。
format
管理エージェント・ゴールド・イメージにサブスクライブされた特定の管理エージェントの形式。
例
例
次の例では、OPC_DB_MONITORINGイメージをサブスクライブするすべてのエージェントが表示されます。
emcli list_gold_image_subscribed_agent -image_name=OPC_DB_MONITORING
OMS内の使用可能な内部メトリックをすべてリストします。
書式
emcli list_internal_metrics [-oms_name=<specific oms name> ] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
oms_name
ターゲットOMSの名前。明示的なOMS名は、Cloud Controlコンソールの「管理サービス」ページで確認できます。このページにナビゲートするには、「設定」ページから「Cloud Controlの管理」、「管理サービス」を選択します。「サーバー」領域で、管理サービスの完全名(<host name>:<port number>_Management_Service)を探します。
注意: oms_nameオプションを指定する必要があるのは、マルチOMS環境で特定のOMSにアクセスしようとする場合のみです。oms_nameオプションを省略すると、list_internal_metric Verbは、EMCLIの現在のインスタンスを実行しているOMSにアクセスします。
例
例1
次の例では、myserver.myco.com:17999_Management_Serviceという名前のEnterprise Managerリポジトリから内部メトリックのリストを生成します。
emcli list_internal_metrics -oms_name=myserver.myco.com:17999_Management_Service
例2
次の例では、EMCLIを現在実行しているOMSから内部メトリックのリストを生成します。
emcli list_internal_metrics
関連付けられたターゲットとそのスクリプト・ステータスのマスキング定義のリストを取得します。
書式
emcli list_masking_definitions [-definition_name=<masking_defn_name_filter>] [-adm_name=<application_data_model_filter>] [-target_type=<target_type_filter>] [-target_name=<target_name_filter>] [-string_match] [-script | -format=[name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [-noheader] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
definition_name
マスキング定義の名前フィルタ。これは、完全な値またはパターン一致(%)のいずれかです。
adm_name
アプリケーション・データ・モデル(ADM)の名前。これは、完全な値またはパターン一致(%)のいずれかです。
target_type
データベース・ターゲット・タイプ。oracle_databaseまたはrac_databaseのいずれかです。
target_name
データベース・ターゲット名。これは、完全な値またはパターン一致(%)のいずれかです。
string_match
target_nameとdefinition_nameの照合で文字列の完全一致を使用します。
script
このオプションは、-format='name: script'と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
noheader
列ヘッダーを出力しません。
出力列
マスキング定義、データベース、ステータス
例
例1
この例では、testdbという名前のデータベースで作成されたmask_hr_dataという名前のマスキング定義をリストします。
emcli list_masking_definitions -definition_name=mask_hr_data -target_name=testdb
例2
この例では、creditで始まる名前を持ち、testで始まる名前を持つデータベースで作成されたすべてのマスキング定義をリストします。
emcli list_masking_definitions -definition_name=credit% -target_name=test%
ミドルウェア診断アドバイザ(MDA)に登録されているすべての結果タイプのリストを表示します。オプションで、出力をターゲット・タイプでフィルタできます。
書式
emcli list_mda_finding_types [-target_types="<list of target types>"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
target_types
ターゲット・タイプの区切りリストを指定します。デフォルトのデリミタは「;」です。このオプションを指定した場合、指定したターゲット・タイプに該当する結果タイプのみが返されます。
例
例1
次の例では、すべてのMDA結果タイプをリストします。
emcli list_mda_finding_types
例2
次の例では、指定したターゲット・タイプに該当するMDA結果タイプをリストします。
emcli list_mda_finding_types -target_types="weblogic_domain;weblogic_server"
ミドルウェア診断アドバイザ(MDA)プロパティとその現在の値をリポジトリからリストします。
書式
emcli list_mda_properties
例
次の例では、MDAプロパティとその現在の値をリストします。
emcli list_mda_properties
ソフトウェア・ライブラリのすべての使用可能なOracle以外のミドルウェア・プロビジョニング・プロファイルをリストします。
Oracle以外のミドルウェアには、Apache TomcatやJBossなどがあります。
書式
emcli list_mw_profiles
例
次の例では、すべての汎用ミドルウェア・プロビジョニング・プロファイルをリストします。
emcli list_mw_profiles
名前付き資格証明をリストします。自ら所有している資格証明または明示的なアクセス権がある資格証明をリストできます。
書式
emcli list_named_credentials [-cred_name="cred_name"] [-cred_owner="cred_owner"] [-script | -format=[name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:column_sep_string]; [row_separator:row_sep_string]; [-separator="separator:attname:charseq"] [-noheader] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
cred_name
表示する資格証明のリストをフィルタリングする資格証明の名前。
cred_owner
表示する資格証明のリストをフィルタリングする資格証明の所有者。
script
これは、-format='name: script'と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format="name:script;column_separator:<column_sep_string>"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
format="name:script;row_separator:<row_sep_string>"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。列はタブ文字で区切られます。
separator
複数値の属性ではセミコロンをセパレータ文字として使用します。データにこの文字が含まれる場合は、その値を上書きできます。たとえば、次のようにします。
separator="<attributename=sep_char"
ここで、attributenameはセパレータ文字を上書きする属性名です。sepcharは新しいセパレータ文字です。たとえば、次のようにします。
separator="att=#"
noheader
表形式出力で列ヘッダーを出力しません。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを意味します。
例
この例では、名前にNCを含む資格証明をリストします。
emcli list_named_credentials -cred_name="NC"
OMS構成プロパティをリストします。
書式
emcli list_oms_config_properties [-oms_name="omsName"] [-details] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
oms_name
プロパティを取得する必要のあるOMSの名前。
details
プロパティ値の導出先の詳細、およびプロパティのグローバル値とデフォルト値を表示します。
例
例1
この例では、プロパティのセット全体をリストします。
list_oms_config_properties
例2
この例では、管理サーバーmyhost:1159_Management_Serviceに設定されているすべてのプロパティをリストします。
list_oms_config_properties -oms_name="myhost:1159_Management_Service"
ロギング構成プロパティをリストします。
書式
emcli list_oms_logging_properties [-oms_name="omsName"] [-details] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
oms_name
ロギング・プロパティを取得する必要のあるOMSの名前。
details
プロパティ値の導出先の詳細、およびロギング・プロパティのグローバル値とデフォルト値を表示します。
例
例1
この例では、ロギング・プロパティのセット全体をリストします。
list_oms_logging_properties
例2
この例では、管理サーバーmyhost:1159_Management_Serviceに設定されているすべてのロギング・プロパティをリストします。
list_oms_logging_properties -oms_name="myhost:1159_Management_Service"
既存のパッチ計画をリストします。すべての既存のパッチ計画をリストできます。また、指定したパターンと一致する名前を持つ既存のパッチ計画もリストできます。
書式
emcli list_patch_plans [-name="name"] [-noheader] [-script | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
パッチ計画を検索する際に使用される計画名。このオプションを指定しない場合、指定した名前と同じ名前を持つか、指定した名前の文字列を含むパッチ計画がリストされます。このオプションを指定しない場合、すべての既存のパッチ計画がリストされます。
noheader
列ヘッダーを出力しません。
script
このオプションは、-format='name: script'と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
例
emcli list_patch_plans emcli list_patch_plans -name="plan name" -noheader emcli list_patch_plans -name="plan name" -noheader -script emcli list_patch_plans -name="plan name" -noheader -format="name:pretty" emcli list_patch_plans -name="plan name" -noheader -format="name:pretty";column_separator="separator"
関連項目
『Enterprise Managerライフサイクル管理者ガイド』のEM CLIによるパッチ適用に関する項も参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/em.121/e27046/emcli.htm#BABDEGHB
特定のプラグインのカスタム・プラグイン更新に含まれるすべてのパッチをリストします。
書式
emcli list_patches_in_custom_plugin_update -plugin="<plugin_id>:<plugin_version>:<plugin_revision>" [-discovery] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
plugin
プラグインのID、バージョンおよびリビジョン。プラグインのバージョンおよびリビジョンを表示するには、emcli list_custom_plugin_updates Verbを実行します。
discovery
プラグインの検出コンポーネントも含むパッチをリストします。渡されない場合、プラグインのモニタリング・コンポーネントを含むパッチのみをリストします。
例
例1
次の例では、oracle.sysman.db2
プラグインの12.1.0.2.0バージョンのカスタム・プラグイン更新に含まれるすべてのパッチをリストします。パッチ・リストには、プラグインのモニタリング・コンポーネントのみを含むパッチが含まれます。
emcli list_patches_in_custom_plugin_update -plugin="oracle.sysman.db2:12.1.0.2.0"
例2
次の例では、oracle.sysman.db2
プラグインの12.1.0.2.0バージョンのカスタム・プラグイン更新に含まれるすべてのパッチをリストします。パッチ・リストには、プラグインのモニタリング・コンポーネントだけでなく検出コンポーネントも含むパッチが含まれます。
emcli list_patches_in_custom_plugin_update -plugin="oracle.sysman.db2:12.1.0.2.0" -discovery
管理エージェントにデプロイされているすべてのプラグインをリストします。
書式
emcli list_plugins_on_agent [-agent_names="agent1,agent2,agent3 " [-all] [-include_discovery] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
agent_names
リストする必要のあるデプロイ済のプラグインを持つ、すべての管理エージェント(host:port)。エージェント名を指定しない場合、すべてのエージェントのプラグインがリストされます。ワイルドカード(*)表現の文字列リテラルを使用できます。たとえば、次のようにします。
emcli list_plugins_on_agent -agent_names='adc*,st*93'
all
すべての管理エージェントのプラグインをリストします。
include_discovery
プラグインの検出コンポーネントを含めます。デフォルトでは、プラグインの検出コンポーネントは無視されます。
例
例1
この例では、エージェントabc.example.com上のプラグインをリストします。
emcli list_plugins_on_agent -agent_names=abc.example.com:3872
例2
この例では、エージェントとその検出コンポーネントの両方のプラグインをリストします。
emcli list_plugins_on_agent -agent_names= abcd.example.com:3872,efgh.example.com:3872 -include_discovery
OMSインスタンスにデプロイされているすべてのプラグインをリストします。
書式
emcli list_plugins_on_server [-details] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
details
プラグイン・ホームの場所を表示します。
例
例1
次の例では、OMSインスタンスにデプロイされているすべてのプラグインをリストします。
emcli list_plugins_on_server
例2
次の例では、OMSインスタンスにデプロイされているすべてのプラグインとそれらのプラグイン・ホームの場所をリストします。
emcli list_plugins_on_server -details
Enterprise Managerリポジトリに関連する前提条件のリストを表示します。
書式
emcli list_prerequisites -db_user=<database_user> -db_password=<database_password> -db_role=<database_role> -repos_user=<repository_user> [-prerequisite_xml_root_dir=<xml_root_directory_for_platform_prerequisites>] [-prerequisite_resource_locs="<xml_resource_location_for_platform/ plug-in_prerequisites>"] [-log_loc=<location_for_log_files_of_EMPrereqKit_tool>] [-upgrade_version=<EM_version_to_which_upgrade_is_being>] [-configuration_type=<configuration/deployment_type>] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
db_user
データベースへの接続を確立するためのデータベース・ユーザー・アカウント(SYSなど)。
db_password
データベース・ユーザー・アカウントのパスワード。ここで指定しない場合、パスワードの入力が求められるようになります。
db_role
データベース・ロール。たとえば、sysdbaなどです。-db_userの値がSYSである場合のみ必要です。
repos_user
前提条件チェックを実行するためのリポジトリ・ユーザー・アカウント(SYSMANなど)。-db_userの値がSYSである場合のみ必要です。
prerequisite_xml_root_dir
すべての前提条件XMLが格納されているrequisites/list
ディレクトリへの絶対パス。これはオプションのパラメータであり、指定しない場合、値は内部で計算されます。XMLファイルがrequisites/list
のサブディレクト内にある場合でも、入力するパスはlist
までを示すようにしてください。たとえば、$<OMS_HOME>/install/requisites/list
のようにします。
prerequisite_resource_locs
プラグインoparファイルや、プラットフォームまたはプラグインの前提条件チェック用のXMLファイルを含むプラットフォーム/プラグイン・バイナリがあるディレクトリへの絶対パス。このオプションは必須ではありません。プラグインoparファイルの場合、plugin_id=<<absolute_path_.opar_file>>
の形式を使用します。プラグイン・ホーム・ディレクトリの場合、plugin_id=<<plugin_home>>
の形式を使用します。
log_loc
Enterprise Manager前提条件キットの実行ログが保存可能なディレクトリへの絶対パス。
upgrade_version
アップグレードの対象のEnterprise Managerバージョン。たとえば、12.1.0.3などです。自己更新に続いて-upgrade_versionを使用して将来の2つのバージョン(v1およびv2など)用としてEnterprise Manager前提条件リソースをダウンロードした場合、指定したバージョンの前提条件を表示または実行できます。
configuration_type
構成またはデプロイメント・タイプ。たとえば、MINI、SMALL、MEDIUM、LARGEなどです。これはオプションのパラメータであり、指定しない場合、内部で計算されます。
例
例1
構成タイプがMEDIUMである、Enterprise Managerリポジトリに関連する前提条件のリストを表示します。
emcli list_prerequisites -db_user=SYS -db_password=pwd -db_role=sysdba -repos_user=SYSMAN -prerequisite_xml_root_dir=$ORACLE_HOME/install/requisites/list -configuration_type=MEDIUM
例2
アップグレード・バージョンが12.1.0.4である、Enterprise Managerリポジトリに関連する前提条件のリストを表示します。
emcli list_prerequisites -db_user=SYS -db_password=pwd -db_role=sysdba -repos_user=SYSMAN -prerequisite_xml_root_dir=$ORACLE_HOME/install/requisites/list -upgrade_version=12.1.0.4.0
ターゲットに適用される、サーバーで使用可能な権限委任設定テンプレートをリストします。
書式
emcli list_privilege_delegation_settings [-setting_type="SUDO/POWERBROKER]" [-noheader] [-script | -format= [name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
setting_type
設定タイプ。このオプションを指定しない場合、適用可能なすべての設定が表示されます。
noheader
列見出しのない表形式の情報を表示します。
script
これは、-format="name:script"と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty"
)。
format="name:pretty"
は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
format="name:script"
は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。列および行セパレータの文字列を指定して、これらのデフォルトを変更できます。
format="name:csv"
は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
format=
column_separator:"column_sep_string"は、verb出力の列を<column_sep_string>で区切ります。行は改行で区切られます。
row_separator:"row_sep_string"は、verb出力の行を<row_sep_string>で区切ります。行はタブ文字で区切られます。
例
emcli list_privilege_delegation_settings -setting_type="SUDO"
プロパティの値をリストします。
書式
標準モード
emcli list_target_properties_master_list -property_name="null" [-details] [ ] indicates that the parameter is optional.
インタラクティブまたはスクリプト・モード
list_target_properties_master_list ( property_name="null" [,details=True/False] )
オプション
property_name
表示するプロパティの名前。
details
選択したプロパティの詳細
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
次の例では、orcl_gtp_lifecycle_statusプロパティのマスター・リストの値をリストします。
emcli list_target_properties_master_list -property_name="orcl_gtp_lifecycle_status"
汎用ミドルウェア・プロビジョニング・プロファイルをプロビジョニングするためにアクションによって使用されるパラメータをリストします。
書式
emcli list_prov_parameters -profile="Profile Location" [-action="Provisioning Action"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
profile
プロファイルのソフトウェア・ライブラリの場所を指定します。
action
プロファイル・プロパティで説明されているプロビジョニング・アクションの1つ。このオプションは必須ではありません。値を指定しない場合、プロファイル・プロパティに示されているデフォルト・アクションが使用されます。
例
次の例では、プロファイルMyProfile1
をクローニングするために使用されるすべてのパラメータをリストします。
emcli list_prov_parameters -profile="Middleware Provisioning/Generic Profile/MyProfile1" -action="clone"
次の詳細とともにすべてのHTTP(S)プロキシをリストします。
プロキシ名
プロトコル
ホスト名:ポート
ステータス(プロキシが実行中か停止中かを示す)
デフォルトでは、出力は表形式です。
注意:
これらのプロキシは、Oracle Management Serverから管理エージェントへのHTTP(S)トラフィックを仲介します。
書式
emcli list_proxies [-noheader] [-script | -format="name:<pretty | csv>" | -format="name:script[;column_separator:<string>][;row_separator:<string>]" [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
-noheader
ヘッダー行なしで出力を表示します。
-script
スクリプトによる出力の解析を有効にします。各プロキシは、タブで区切られたフィールドを持つ個別の行に表示されます。このオプションは、-format="name:script"オプションと同じです
-format
出力の形式を指定します。使用可能なオプションは次のとおりです。
"name:pretty" - 表形式の出力形式(デフォルト)。行ごとに特定のプロキシを表示します。この形式は、スクリプトによる解析を目的としていません。
"name:script" - スクリプトにより解析される出力形式。各プロキシは、デフォルトで、タブで区切られたフィールドを持つ個別の行に表示されます。この形式は、次の書式指定子を使用してカスタマイズできます。
column_separator: プロキシ・フィールドを区切る文字列
row_separator: 異なるプロキシを区切る文字列
"name:csv" - CSV形式の出力形式。各プロキシは、カンマで区切られたフィールドを持つ個別の行に表示されます。
例
例1
次のコマンドでは、列見出しのある表形式ですべてのプロキシをリストします。
emcli list_proxies
例2
次のコマンドでは、各プロキシを個別の行に配置し、プロキシ・フィールドを「|」で区切ってすべてのプロキシをリストします。プロキシ・フィールド名をリストするヘッダー行は表示されません。
emcli list_proxies -noheader -format="name:script;column_separator:|"
Enterprise Managerで現在検出されるSiebelエンタープライズをリストします。
書式
eemcli list_siebel_enterprises
例
この例では、Enterprise Managerで検出されるSiebelエンタープライズをリストします。
emcli list_siebel_enterprises
たとえば、次のようなSiebelエンタープライズがリストに表示されます。
siebel_enterprise: siebel_slc01nqr.us.example.com siebel_enterprise: siebel_slc01qhn.us.example.com
指定されたSiebelエンタープライズに存在するSiebelサーバーをリストします。
書式
emcli list_siebel_servers -enterprise=<Siebel enterprise>
オプション
enterprise
Siebelエンタープライズの完全修飾名を指定します。
たとえば、Siebelエンタープライズ<Seibel enterprise>
のサーバーをリストするには、-enterprise=<Siebel enterprise>
のようにオプションを入力します。
注意:
コマンドemcli list_siebel_enterprises
を使用すると、EMで現在モニターされているSiebelエンタープライズをリストできます。
例
この例では、Enterprise Managerのsiebel_slc01nqr.us.example.com
SiebelエンタープライズにあるSiebelサーバーをリストします。
emcli list_siebel_servers -enterprise=siebel_slc01nqr.us.example.com
ターゲットのSLAライフサイクル・ステータスとバージョン情報をリストします。slaNameを指定した場合、異なるバージョンのサマリー情報が出力されます。slaNameを指定しない場合、ターゲットに対して使用可能なすべてのSLAバージョン・シリーズが出力されます。バージョンを指定した場合、指定したバージョンのサマリー情報のみが出力されます。
書式
emcli list_sla -targetName=<target_name> -targetType=<target_type> [-slaName=<SLA_name>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
targetName
ターゲットの名前。
targetType
ターゲットのタイプ。
slaName
SLAの名前。
例
例1
この例では、1つのSLAについてのSLA情報を出力します。
emcli list_sla -targetName='my_service' -targetType='generic_service' -slaName='gold_sla' -version=2
例2
この例では、ターゲットのすべてのSLAについてのSLA情報を出力します。
emcli list_sla -targetName='my_service' -targetType='generic_service'
オプションでターゲット・タイプによってフィルタされる指定された属性を返します。
書式
emcli list_standards [-attrs="<attribute_list>"] [-sep="<separator>"] [-target_type="<target_type>"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
attrs
コンプライアンス標準ルールの属性。<attribute_list>は、目的の属性を引用符で囲ったカンマ区切りリスト(大/小文字区別なし)です。属性を指定しない場合、すべての属性が次の順序で返されます。
cs_guid: コンプライアンス標準の一意の識別子。
cs_iname: コンプライアンス標準の内部名。
cs_dname: コンプライアンス標準の英語の名前。
target_type: 適用可能なターゲット・タイプ(ホストなど)。
cs_type: コンプライアンス標準のタイプ。次のように目的の標準に関連付けられた番号を入力します。
"1" リポジトリ
"2" WebLogic Serverの署名
"3" リアルタイム・モニタリング
"4" エージェント側
"7" 構成ドリフト
"8" 構成の一貫性
is_system: 0はユーザー定義のコンプライアンス標準、1はシステム定義のコンプライアンス標準です。
author: コンプライアンス標準の作成者。
version: コンプライアンス標準のバージョン。
owner: コンプライアンス標準の所有者。
created_date: コンプライアンス標準が作成された日付。
cs_dname_nlsid: cs_dnameのNational Language Support (NLS)識別子。
description_nlsid: 説明のNational Language Support (NLS)識別子。
front_matter_nlsid: 前付けのNational Language Support (NLS)識別子。
rear_matter_nlsid: 後付けのNational Language Support (NLS)識別子。
notice_nlsid: 通知のNational Language Support (NLS)識別子。
sep
列値間のセパレータ文字。セパレータを指定しない場合、カンマ「,」が使用されます。
target_type
該当するターゲット・タイプのルールのみを返すように指定します。ターゲット・タイプを指定しない場合、すべてのターゲット・タイプのルールが返されます。
例
次の例では、ホスト・ターゲットのすべての属性をリストします。
emcli list_standards -target_type="host"
サブセット定義、アプリケーション・データ・モデルおよびターゲット名のリストを取得します。
書式
emcli list_subset_definitions [-subset_name=<subset_definition_name_filter>] [-adm_name=<application_data_model_filter>] [-target_name=<target_name_filter>] [-string_match] [-script | -format=[name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"]; ] [-noheader] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
subset_name
サブセット定義名のフィルタ。これは、完全な値またはパターン一致(%)のいずれかです。
adm_name
アプリケーション・データ・モデル(ADM)名のフィルタ。これは、完全な値またはパターン一致(%)のいずれかです。
target_name
データベース・ターゲット名のフィルタ。これは、完全な値またはパターン一致(%)のいずれかです。
string_match
サブセット定義名、ターゲット名およびADM名と厳密に一致する文字列を使用します。
script
このオプションは、-format='name: script'と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。
-format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
-format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。
-format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
noheader
列ヘッダーを出力しません。
出力列
サブセット定義、ADM名、ターゲット名
例
例1
この例では、1つのSLAについてのSLA情報を出力します。
emcli list_sla -targetName='my_service' -targetType='generic_service' -slaName='gold_sla' -version=2
例2
この例では、ターゲットのすべてのSLAについてのSLA情報を出力します。
emcli list_sla -targetName='my_service' -targetType='generic_service'
指定したフィルタまたは基準に基づいて、ソフトウェア・ライブラリのエンティティをリストします。結果は、次の順番で出力されます。
表示名、リビジョン、説明、ステータス、タイプ、サブタイプ、成熟度、所有者、[フォルダ・パス、フォルダID、エンティティ・リビジョンID]
書式
emcli list_swlib_entities [-name="entity_name"] [-folder_id="folder_internal_id"] [-desc="entity_desc"] [-attr="<attr_name>:<attr_value>"] [-type]="type_internal_id"] [-subtype]="subtype_internal_id"] [-maturity]="maturity"] [-owner]="owner"] [-status]="status"] [-show_folder_path] [-show_folder_id] [-show_entity_rev_id] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
エンティティの名前。このオプションに指定した値は、大/小文字を区別しないで照合されます。
folder_id
親フォルダの内部識別子。このオプションに指定した値は、完全一致で照合されます。
desc
エンティティの説明。このオプションに指定した値は、大/小文字を区別しないで照合されます。
attr
コロン(:)で区切られた属性とその値。複数の属性に値を指定するには、このオプションを繰り返し指定します。このオプションに指定した値は、完全一致で照合されます。
typeパラメータを指定する場合のみ、このオプションを使用できます。
type
エンティティ・タイプの内部識別子。タイプを特定するには、list_swlib_entity_types verbを使用します。
subtype
エンティティ・サブタイプの内部識別子。サブタイプを特定するには、list_swlib_entity_subtypes verbを使用します。
maturity
エンティティ・リビジョンの成熟度。次のいずれかを指定します。MAT_Untested MAT_Beta MAT_Production
owner
エンティティ・リビジョンの所有者。
status
エンティティ・リビジョンのステータス。次のいずれかを指定します。STATE_Incomplete STATE_Ready STATE_Deleted
show_folder_path
各エンティティ・フォルダの内部パスの出力を有効にします。
show_folder_id
各エンティティ・フォルダの内部IDの出力を有効にします。指定した場合、この値はshow_folder_pathの値の後に出力されます。
show_entity_rev_id
各エンティティの内部IDの出力を有効にします。指定した場合、この値はshow_folder_idの値の後に出力されます。
例
この例では、指定した親フォルダにあるすべてのフォルダをリストし、リストに各フォルダの内部識別子も出力します。
emcli list_swlib_entities -name="myEntity" -type="COMP_Component" -attr="PRODUCT:Oracle Database" -show_folder_id