ジョブを作成してスケジュールします。このVerbはマルチタスク・ジョブをサポートしています。
注意:
EM CLIでは、create_job Verbで-input_fileにtargetTypeプロパティを設定することによって、OSのスクリプト・ジョブをデータベース・ターゲットに実行できます。たとえば、次のようにします。
targetType=oracle_database
他のターゲット・タイプも同様に設定できます。
EM CLIは、次のジョブ・タイプをサポートしています。
ASMSQLScript ASSOCIATE_CS_FA ASSOCIATE_DOMAIN_FA AssociateClusterASM BlockAgent CoherenceCacheAddition CoherenceNodesRefresh Config Log Archive Locations DbMachineDashboard DiscoverPDBEntities FusionMiddlewareProcessControl GlassFishProcessControl InstallKernelModuleJob Log Rotation OSCommand OpatchPatchUpdate_PA RMANScript RefreshFromEMStore RefreshFromMetalink RefreshFusionInstance SOABulkRecovery SQLScript ShutdownDB StartDepartedCohNodes StartDepartedCohStoreNodes StartFusionInstance StartupDB StatspackPurge StopFusionInstance Upgrade Exalogic Systems WebLogic Domain Discover WebLogic Domain Refresh WLSTScript
注意:
すべてのジョブ・タイプがすべてのターゲット・タイプをサポートしているわけではありません。describe_job_typeを使用すると特定のジョブ・タイプでどのターゲット・タイプがサポートされているか判断できます。
書式
emcli create_job -input_file=property_file:"filename" [-name="job_name"] [-type="job_type"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
ジョブ名。
job_type
ジョブ・タイプの名前。describe_job_type Verbを使用すると、ジョブ・タイプのテンプレート・プロパティ・ファイルを取得できます。
input_file
ファイル名を指定して、ジョブを作成してスケジュールするためのプロパティをロードします。プロパティ・ファイルを読み取るために、EM CLIクライアントにアクセスできる必要があります。同じジョブ・タイプの別のジョブを使用して、EM CLI Verbのdescribe_jobでプロパティ・ファイルを生成することもできます。
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
例
この例では、/tmp/myjob1_prop.txtにあるプロパティ・ファイルを使用して、ジョブ・タイプがMyJobType1で、MYJOB1という名前のジョブを作成してスケジュールします。
emcli create_job -name=MYJOB1 -job_type=MyJobType1 -input_file="property_file:/tmp/myjob1_prop.txt"
ライブラリ・ジョブをテンプレートとして使用して、ジョブを作成します。このVerbはマルチタスク・ジョブをサポートしています。
書式
emcli create_job_from_library -lib_job_name="library_job_name" -name="new_job_name" [-owner="library_job_owner"] [-input_file=property_file:"filename"] [-appendtargets] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
lib_job_name
テンプレートとして使用するライブラリ・ジョブ。
owner
ジョブの所有者。このオプションを指定しないと、デフォルトのジョブ所有者はログインしているEnterprise Manager管理者になります。
name
作成する新しいジョブの名前。名前はプロパティ・ファイル内に指定することもできます。名前を指定しない場合、名前はライブラリ・ジョブの名前から生成されます。
input_file
filenameを提供して、ジョブを作成するプロパティをロードできます。
プロパティ・ファイルを指定すると、プロパティ・ファイル内の値は上書きされるか、ライブラリ・ジョブ内の既存の値に付加されます。プロパティ・ファイルを指定しない場合、ライブラリ・ジョブは未変更で発行されます。
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
appendtargets
プロパティ・ファイルのターゲットをライブラリ・ジョブの既存のターゲットに付加します。これ以外の場合、プロパティ・ファイルにターゲットが指定されている場合、ライブラリ・ジョブのターゲットは上書きされます。
例
例1
この例では、ライブラリ・ジョブMYLIBJOB1に基づいてMYJOBという名前のジョブを作成します。
emcli create_job_from_library -lib_job_name=MYLIBJOB1 -name=MyJob
例2
この例では、ライブラリ・ジョブMYLIBJOB1に基づいてMYJOB2という名前のジョブを作成します。/tmp/myjob1_prop.txtのプロパティは、ライブラリ・ジョブの設定を上書きします。
emcli create_job_from_library -lib_job_name=MYLIBJOB1 -name=MyJob2 -input_file=property_file:/tmp/myjob1_prop.txt
ライブラリ・ジョブを作成します。このVerbはマルチタスク・ジョブをサポートしています。
書式
emcli create_library_job [-name="job_name"] [-type="job_type"] -input_file=property_file:"filename" [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
ジョブ名。
type
ジョブ・タイプの名前。describe_job_type Verbを使用すると、ジョブ・タイプのテンプレート・プロパティ・ファイルを取得できます。
input_file
ファイル名を指定して、ライブラリ・ジョブを作成するためのプロパティをロードします。プロパティ・ファイルを読み取るために、EM CLIクライアントにアクセスできる必要があります。同じジョブ・タイプの別のライブラリ・ジョブを使用して、EM CLI Verbのdescribe_library_jobでプロパティ・ファイルを生成することもできます。
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
例
この例では、/tmp/myjob1_prop.txtにあるプロパティ・ファイルを使用して、ジョブ・タイプがMyJobType1で、MYLIBJOB1という名前のライブラリ・ジョブを作成します。
emcli create_library_job -name=MYLIBJOB1 -job_type=MyJobType1 -input_file="property_file:/tmp/myjob1_prop.txt"
指定したアーカイブおよびプロパティを使用して、Oracle以外のミドルウェア・プロビジョニング・プロファイルを作成します。
Oracle以外のミドルウェアには、Apache TomcatやJBossなどがあります。
Oracleミドルウェア・プロビジョニング・プロファイルについては、その他のVerb (create_fmw_domain_profileやcreate_fmw_home_profileなど)を参照してください。
書式
emcli create_mw_profile -input_file=propertiesXml:"Properties XML" -host="Host Target Name" [-host_cred="Host Credentials"] [-location="Software Library Location"] [-input_file=parameters:"Provisioning Options"] -files= Archive1, Archive2, Script1, Script2 [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
input_file
プロファイルの特性を記述したXMLファイル。これには、プロファイルからプロビジョニングするために実行できるコマンドのリストも含まれます。
host
アーカイブおよび(必要な場合は)プロビジョニング中に必要とされる任意のスクリプトを含むすべてのファイルが格納されるホスト・ターゲットの名前。
host_cred
参照ホストへのアクセスに使用される名前付き資格証明。このオプションは必須ではありません。資格証明オプションを渡すには、次の形式で名前:値のペアを入力します。
credential_name:credential_owner
各要素の意味は次のとおりです。
credential_nameは、名前付き資格証明の名前です。
credential_ownerは、管理サーバー・ホストのOracleホーム所有者の資格証明です。
名前付き資格証明を指定しない場合、ホスト・ターゲットの優先ホスト資格証明が使用されます。
location
プロファイルのソフトウェア・ライブラリの場所。このオプションは必須ではありません。デフォルトは、Middleware Provisioning/Generic Profilesです。
input_file:properties
プロファイル・プロパティにリストされたコマンドによって必要とされるすべてのパラメータの値をリストしたプロパティ・ファイル。これは、プロビジョニング中にも同じものを指定できるオプション・パラメータです。
files
ソフトウェア・ライブラリにアップロードする必要のあるファイルのリスト。これらのファイルは、file1,file2という書式で渡されます。このプロファイルからプロビジョニングするために必要なすべてのファイルを指定する必要があります。
例
次の例では、ホストmyhost.example.com
からソフトウェア・ライブラリにアーカイブとプロビジョニング・スクリプトをアップロードします。プロファイルは、指定した名前付き資格証明を使用して作成されます。
emcli create_mw_profile -input_file=propertiesXml:"/u11/myprofile/properties.xml" -host="myhost.mycompany.com" -host_cred="MY_HOST_CRED:SYSMAN" -location="My Stuff/Profiles/Middleware" -files="/u11/myprofile/binaries.zip,/u11/myprofile/ configuration.zip,/u11/myprofile/cloneBinaries.sh,/u11/myprofile/cloneConfig.sh"
名前付き資格証明を作成します。コマンドラインの引数または入力プロパティ・ファイルを使用すると、入力パラメータを指定できます。パスワードとパラメータ値のためのinput_fileタグもサポートしています。
標準モード
emcli create_named_credential -cred_name=<name> -auth_target_type=<authenticating_target_type> -cred_type=<credential_type> -cred_scope=<credential_scope> -cred_desc=<credential_description> -target_name=<target_name> -target_type=<target_type> -test -test_target_name=<test_target_name> -test_target_type=<test_target_type> -input_file=<tag:value> -input_bfile=<tag:value> -properties_file=<filename> -attributes=<p1:v1;p2:v2;...>
インタラクティブまたはスクリプト・モード
create_named_credential (cred_name=<name> ,auth_target_type=<authenticating_target_type> ,cred_type=<credential_type> ,cred_scope=<credential_scope> ,cred_desc=<credential_description> ,target_name=<target_name> ,target_type=<target_type> ,test ,test_target_name=<test_target_name> ,test_target_type=<test_target_type> ,input_file=<tag:value> ,input_bfile=<tag:value> ,properties_file=<filename> ,attributes=<p1:v1;p2:v2;...>)
オプション
cred_name
MyBackUpCredsなどの資格証明の名前。properties_fileを使用しない場合、これが必要です。
auth_target_type
認証ターゲット・タイプ(ホストなど)。properties_fileを使用しない場合、これが必要です。
cred_type
資格証明のタイプ。properties_fileを使用しない場合、これが必要です。
cred_scope
使用可能な値は、global|instanceです。デフォルトはglobalです。
cred_desc
資格証明の説明。
target_name
cred_scopeがインスタンスである場合、必要です。
target_type
cred_scopeがインスタンスである場合、必要です。
test
これを使用して、資格証明を保存する前にテストします。
test_target_name
これを使用して、ターゲット名を指定しグローバル資格証明をテストします。cred_scopeがglobalで、testパラメータを使用する場合、必要です。
test_target_type
これを使用して、ターゲット・タイプを指定しグローバル資格証明をテストします。cred_scopeがglobalで、testパラメータを使用する場合、必要です。
input_file
これを使用して、ファイルから機密プロパティ値を指定します。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
input_bfile
これを使用して、ファイルからバイナリ・プロパティ値を指定します。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
properties_file
これを使用して、ファイルのすべてのパラメータを渡します。コマンドラインで指定した値が優先されます。
attributes
次のように資格証明列を指定します。
colname:colvalue;colname:colvalue
-separator=attributes=<newvalue>を使用すると、セパレータ値を変更でき、-subseparator=attributes=<newvalue>を使用すると、サブセパレータ値を変更できます。
separatorパラメータとsubseperatorパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
例
例1
この例では、ユーザー名がfooでパスワードがbarである、HostCredsという名前の資格証明を作成します。
emcli create_named_credential -cred_name=NC1 -auth_target_type=host -cred_type=HostCreds -attributes="HostUserName:foo;HostPassword:bar"
例2
この例では、ユーザー名がfoo、パスワードがbar、権限委任タイプがSUDOおよびRUNASユーザー・ルートの権限委任資格証明を作成します。
emcli create_named_credential -cred_name=NC1 -auth_target_type=host -cred_type=HostCreds -attributes="HostUserName:foo;HostPassword:bar;PDPTYPE:SUDO;RUNAS:root"
powerbroker属性を使用するには、次のようにします。
-attributes="HostUserName:foo;HostPassword:bar;PDPTYPE:POWERBROKER;RUNAS:root; PROFILE:EMGC
Oracle Site Guard操作の操作計画を作成します。
書式
emcli create_operation_plan -primary_system_name="name_of_primary_system" -standby_system_name="name_of_standby_system" -system_name="name_of_system" -operation="name_of_operation" -name="name_of_operation_plan" -role="role_associated_with_system"
オプション
primary_system_name
プライマリ・サイトに関連付けられるシステムの名前。このパラメータは、スイッチオーバーまたはフェイルオーバー操作の場合に入力します。
standby_system_name
スタンバイ・サイトに関連付けられるシステムの名前。このパラメータは、スイッチオーバーまたはフェイルオーバー操作の場合に入力します。
system_name
システムの名前。このパラメータは、起動または停止操作の場合に入力します。
operation
操作の機能。例: スイッチオーバー、フェイルオーバー、起動または停止。
name
操作計画の名前。
role
操作(起動または停止)を実行するときに、システムに関連付けられるロール。
例
例1
emcli create_operation_plan -primary_system_name="BISystem1" -standby_system_name="BISystem2" -operation="switchover" -name="BISystem1-switchover-plan"
例2
emcli create_operation_plan -system_name="austin" -operation="start" -name="BISystem1-start-plan" -role="Primary"
組織エンティティを作成します。これは、部門またはライン・オブ・ビジネスです。部門は、通常、組織内で特定の職責に該当する部署です。ライン・オブ・ビジネス(LOB)は、通常、企業が提供する製品またはサービスを表します。
組織エンティティを作成する際に、コスト・センターも作成できます。コスト・センターとは、組織内でコストを収集および報告できる最小の単位です。
標準モード
emcli create_organizational_entity -entity_name="entity name" -entity_type="entity type" [-parent_entity_name="parent entity name"] [-tenant_name="tenant name"] [-cost_centers="cost centers"[;"cost centers"...]] [-separator=argument_name="separator_value"]) [ ] indicates that the parameter is optional.
インタラクティブまたはスクリプト・モード
create_organizational_entity (entity_name="entity name" ,entity_type="department|lob" [,parent_entity_name="parent entity name"] [,tenant_name="tenant name"] [,cost_centers="cost centers"[;"cost centers"...]] [,separator=argument_name="separator_value"]) [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
entity_name
作成する組織エンティティの名前。
entity_type
作成するエンティティのタイプ。値は、departmentまたはlobです。
parent_entity_name
作成する組織エンティティの親を指定します。親は、あらかじめ存在している必要があり、作成するタイプにかかわらず、部門またはLOBを使用できます。デフォルトは親なしです。
tenant_name
作成される組織エンティティが属するテナントの名前を指定します。デフォルトは、ログインしているユーザーのテナントです。
cost_centers
作成して作成対象の組織エンティティに関連付ける1つ以上のコスト・センターを指定します。デフォルトはコスト・センターなしです。create_cost_centers
Verbを使用してコスト・センターを作成し、それらを個別に関連付けることができます。
separator
複数値の入力引数用のセパレータであるセミコロン(;)を上書きします。separatorまたはsubseparatorの上書きの詳細は、「セパレータおよびサブセパレータの上書き」を参照してください。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
例1
次の例では、C1、C2、C3という3つのコスト・センターを持つfinanceという名前の部門を作成します。
emcli create_organizational_entity -entity_name="finance" -entity_type="department" -cost_centers="c1;c2;c3"
例2
次の例では、C1、C2、C3という3つのコスト・センターを持つfinanceという名前の部門を作成します(セパレータはカンマ(,)に変更されます)。
emcli create_organizational_entity -entity_name="finance" -entity_type="department" -cost_centers="c1,c2,c3" -separator=cost_centers=","
PaaSインフラストラクチャ・ゾーンを作成します。
書式
emcli create_paas_zone -name="<PaaS Zone name>" -credential="<global named credential>" [-hosts="<Host1,Host2,Host3...>"] [-ovm_zones="<OVMZone1,OVMZone2,OVMZone3...>"] [-roles="<ssaRole1,ssaRole2,..>"] [-description="<PaaS Zone description>"] [-cpu_utilization="<value between 1 and 100>"] [-memory_utilization="<value between 1 and 100>"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
name
作成するPaaSインフラストラクチャ・ゾーンの名前。
credential
このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンでプロビジョニングに使用するグローバル名前付き資格証明。資格証明はすべてのホストで同じである必要があります。クラウド管理者は、所有している名前付き証明書のみ使用できます。
hosts
このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンのメンバーとして追加するホスト・ターゲットのカンマ区切りのリスト。
ovm_zones
このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンのメンバーとして追加するOracle仮想マシン(OVM)ゾーン・ターゲットのカンマ区切りのリスト。作成するPaaSインフラストラクチャ・ゾーンには、最低1つのホストまたはOVMゾーン・ターゲットを追加する必要があります。
roles
このPaaSインフラストラクチャ・ゾーンにアクセスできるSSAロールのカンマ区切りのリスト。PaaSインフラストラクチャ・ゾーンは、ロールを使用することで、限定されたユーザーに対して使用可能にできます。SSAロールは、このEM CLIコマンドを実行する前にすでに作成されている必要があります。
description
PaaSインフラストラクチャ・ゾーンの説明。
cpu_utilization
配置ポリシー制約を使用すると、クラウド管理者がPaaSインフラストラクチャ・ゾーンのすべてのホストの上限値を設定できます。この制限は、PaaSインフラストラクチャ・ゾーン内のホスト・メンバーが消費するリソースの最大量を制限します。たとえば、本番PaaSインフラストラクチャ・ゾーンでは、CPUの使用率を80%に制限し、開発用PaaSインフラストラクチャ・ゾーンでは使用率を最大95%に制限できます。サービス・インスタンスは、配置制約を満たす1番目のホストにプロビジョニングされます。入力する値は、1から100の間である必要があります。指定しない場合は、デフォルト値の80%が使用されます。
memory_utilization
PaaSインフラストラクチャ・ゾーンで使用されるメモリーの割合を制限する配置ポリシー制約。入力する値は、1から100の間である必要があります。指定しない場合は、デフォルト値の80%が使用されます。
例
この例では、My PaaS Zoneという名前のPaasインフラストラクチャ・ゾーンを作成します。
emcli create_paas_zone -name="My PaaS Zone" -credential="ZoneNamedCredentials" -hosts="host1.mycompany.com, host2.mycompany.com" -roles="SSA_USER_ROLE" -description="This is a test PaaS Zone" -cpu_utilization="85" -memory_utilization="75"
書式
emcli create_partition_profile -name="Profile Name" -ref_target="Reference Target Name" -partition_name="Partition Name" [-oh_cred="Oracle Home Owner Credentials"] [-wls_cred="WebLogic Administrator Credentials"] [-schedule=start_time:yyyy/MM/dd HH:mm; [tz:{java timezone ID}]; [grace_period:xxx]; ] [-workDir="Working Directory Location"]
[]は、オプションのパラメータであることを示します。
オプション
name
WebLogicドメイン・パーティション・プロファイルの名前。
ref_target
パーティションのエクスポート元になる参照WebLogicドメイン・ターゲットの名前。
partition_name
プロファイルの作成元になるパーティションの名前。
oh_cred
参照ホストへのアクセスに使用される名前付き資格証明。これはオプションのパラメータです。資格証明パラメータを渡すには、次の形式で名前:値のペアを入力します。
credential_name:credential_owner
Credential_nameは、名前付き資格証明の名前です。
注意:
すべての操作は、管理サーバー・ホストで実行されます。
名前付き資格証明が指定されていない場合は、Oracleホーム・ターゲットの優先ホスト資格証明が使用されます。
wls_cred
管理サーバーへのアクセスに使用される名前付き資格証明。
これはオプションのパラメータです。資格証明パラメータを渡すには、次の形式で名前:値のペアを入力します。
credential_name:credential_owner
Credential_nameは、名前付き資格証明の名前です。
注意:
名前付き資格証明が指定されていない場合は、ドメイン・ターゲットの優先管理者資格証明が使用されます。
schedule
デプロイメント・プロシージャを実行するタイミングを指定します。値を入力しない場合、デフォルトで、プロシージャは即座に実行されます。プロシージャをスケジュールするには、次の項目を指定します。
start_time: プロシージャの開始時間。
tz: タイムゾーンID。
grace_period: 猶予期間(分)。
workDir
使用する作業ディレクトリを指定します。これはオプションのパラメータです
例5-1 例
WebLogicドメインのパーティション・プロファイルは、指定したスケジュールで、ドメインbase_domainからHRPartitionを使用してHRPartitionProfileという名前で作成されます。
資格証明が指定されていないため、優先資格証明が使用されます。
emcli create_fmw_domain_profile -name="HRPartitionProfile" -ref_target="/Farm01_base_domain/base_domain" -partition_name="HRPartition" -description="A partition profile for human resources" -schedule="start_time:2016/6/21 21:23;tz:America/New_York;grace_period:60" -workDir="/u01/mytemp"
指定した名前の新規パッチ計画、およびパッチとターゲットのマップを作成します。
書式
emcli create_patch_plan -name="name" -input_file=data:"file_path" [-impact_other_targets="add_all | add_original_only | cancel"] [-problems_assoc_patches="ignore_all_warnings | cancel"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
設定の名前。
input_file
新規パッチ計画を作成する入力データ。名前と値のペアのプロパティでデータを指定する必要があります。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
impact_other_targets
パッチを計画に追加しているときに、他のターゲットが影響を受ける場合のアクション。このオプションで使用可能な値は、次のとおりです。
add_all: 影響を受けるすべてのターゲットを計画に追加します。add_original_only: 元のターゲットのみを計画に追加します。cancel: 計画の作成を取り消します。
problems_assoc_patches
パッチをターゲットに関連付ける際に問題が発生した場合のアクション。このオプションで使用可能な値は、次のとおりです。
ignore_all_warnings: すべての警告を無視します。cancel: 計画の作成を取り消します。
関連項目
『Enterprise Managerライフサイクル管理者ガイド』のEMCLIによるパッチ適用に関する項も参照してください。
例
emcli create_patch_plan -name="plan_name" -input_file=data:"/tmp/patchplan.props"
emcli create_patch_plan -name="plan name" -input_file=data:"/tmp/patchplan.props" -impact_other_targets="add_all"
次のサンプル入力ファイルを使用すると、2つのパッチを含むパッチ計画を作成できます。
patch.0.patch_id=4518443 patch.0.release_id=80102010 patch.0.platform_id=226 patch.0.language_id=0 patch.0.target_name=orclws patch.0.target_type=oracle_database patch.1.patch_id=4424952 patch.1.release_id=80102030 patch.1.platform_id=46 patch.1.language_id=0 patch.1.target_name=arac patch.1.target_type=rac_database
ソフトウェア・プールを作成します。
書式
emcli create_pool -name="<software pool name>" -target_type="<software pool target type>" -paas_zone="<Paas Infrastructure Zone of software pool>" -members="<Member1, Member2...>" [-description="<software pool description>"] [-placement_constraints="<constraint1=value1, constraint2=value2...>"] [-member_constraints="<constraint1=value1, constraint2=value2>"] [-properties="<property1=value1, property2=value2>"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
name
作成するソフトウェア・プールの名前。
target_type
ミドルウェア・プールの場合はmwaas_zone、データベース・プールの場合はoracle_cloud_zone、スキーマ・プールの場合はschaas_poolなど、作成するソフトウェア・プールのターゲット・タイプ。
paas_zone
ソフトウェア・プールを作成するPaaSインフラストラクチャ・ゾーンの名前。
members
ソフトウェア・プールのメンバーとして追加するターゲットのカンマ区切りのリスト。追加するターゲットは、指定したメンバー制約を満たしている必要があります。
description
ソフトウェア・プールの説明。
placement_constraints
セルフ・サービス管理者がリソース使用率の上限を設定できるようにする配置制約のカンマ区切りのキー値ペア。これにより、リソース使用量の観点からソフトウェア・プールのメンバーを保護できます。たとえば、本番ソフトウェア・プールにより厳密な制約を課す一方で、開発用ソフトウェア・プールにはより寛大な制約を課すといったことが可能です。
member_constraints
ソフトウェア・プールへのメンバー・ターゲットの追加を設定基準で制限するカンマ区切りのキー値ペア。emcli get_pool_allowed_member_constraints -target_type=<Target type>を実行し、プール・ターゲット・タイプの許可されている可能なメンバー制約のリストを取得します。
properties
プール・ターゲット・タイプに基づいて指定する必要がある追加のプロパティ用のカンマ区切りのキー値ペア。
例
次の例では、My Poolソフトウェア・プールを作成します。
emcli create_pool -name="My Pool" -target_type="mwaas_zone" -paas_zone="My PaaS Zone" -members="MyMember" -description="This is a test Pool" -placement_constraints="MAX_INSTANCES=20" -member_constraints="VERSION=10.3.5.0"
プラガブル・データベースを作成します。
書式
emcli create_pluggable_database -cdbTargetName="Specify the CDB target name for creating new PDB" -cdbTargetType="Specify the CDB target type - oracle_database, rac_database" -cdbHostCreds="Specify the host credentials on which the CDB target is located. (owner:name)" [-cdbTargetCreds="Specify the credentials of container database on which the new PDB will be created. (owner:name)"] -pdbName="Specify a name for the new PDB" -sourceType="Type of pdb to be created - DEFAULT, UNPLUGGED_PDB, CLONE, PROFILE" [-sourcefromSWLIB="If -sourceType is 'UNPLUGGED_PDB', specify if the dump location is SWLIB or not."] [-pdbTemplateInSWLIB="If -sourceFromSWLIB, specify the URN of pdb template component in SWLIB."] [-sourcePDBTempStagingLocation="Specify fully qualified location for staging temporary files. If not specified it will be defaulted to to "C:\Temp" in case of Windows and "\tmp" otherwise."] [-unpluggedPDBType="If -sourceType is 'UNPLUGGED_PDB', specify pdb dump type - ARCHIVE, RMAN, XML."] [-sourcePDBArchiveLocation="If -unpluggedPDBType=ARCHIVE, this is fully qualified archive location"] [-sourcePDBMetadataFile="If -unpluggedPDBType=RMAN or XML, this is fully qualified path of the source PDB metadata file"] [-sourcePDBDatabackup="If -unpluggedPDBType=RMAN, this is fully qualified path of the source PDB datafile"] [-moveDatafiles="If -unpluggedPDBType=XML, this will move the source PDB datafiles to the destination"] [-excludeStandbys="If -unpluggedPDBType=XML and if 'moveDatafiles' is specified, this will exclude the new PDB from standby CDBs"] [-sourcePDBName="If -sourceType is 'CLONE', specify the name of an existing PDB which is a valid em target"] [-sourceCDBCreds="If -sourceType is 'CLONE', specify the credentials of container database on which the -sourcePDBName is present. (owner:name)"] [-pdbAdminCreds="Name of pdb credentials with admin role. (owner:name)"] [-useOMF="Specifies that the datafiles can be stored in OMF location"] [-sameAsSource="Specifies that the datafiles of new PDB can be stored in the same location as that of source CDB"] [-newPDBFileLocation="Specify the storage location for datafiles of the created PDB."] [-createAsClone="If -sourceType is 'UNPLUGGED_PDB' and if 'createAsClone' is specified, the PDB will be created as clone."] [-lockAllUsers="If -sourceType is 'UNPLUGGED_PDB' and if 'lockAllUsers' is specified, all PDB users of the new PDB will be locked."] [-noUserTablespace="Specifies that the new DEFAULT PDB will not be created with USERS tablespace."] [-useSnapClone="If -sourceType is 'CLONE', specify if Snap Clone should be used for cloning"] [-sourceCDBHostCreds="If -sourceType is 'CLONE' and -useSnapClone is specified, this is the host credentials for the source container database. (owner:name)"] [-mountPointPrefix="If -sourceType is 'CLONE' and -useSnapClone is specified, this is the mount point prefix for the clone volumes"] [-writableSpace="If -sourceType is 'CLONE' and -useSnapClone is specified, this is the writable space in GB for the clone volumes"] [-saveProfile="If -sourceType is 'CLONE' and -useSnapClone is specified, -saveProfile allows the created snapshot to be saved as profile"] [-profileName="If -saveProfile is specified, -profileName is required"] [-profileLocation="If -saveProfile is specified, -profileLocation is required"] [-profileURN="If -sourceType is 'PROFILE', -profileURN is required"] [-privHostCreds="If -sourceType is 'CLONE' and -useSnapClone is specified, this is the privileged host credentials to mount the volumes at the specified locations. (owner:name)"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
cdbTargetName
プラガブル・データベースが作成されるターゲット・コンテナ・データベース。これはEnterprise Manager上の有効なターゲットである必要があります。
cdbTargetType
ターゲット・コンテナ・データベースのタイプ。
cdbHostCreds
ターゲット・コンテナ・データベースがあるホストの資格証明。これはEnterprise Managerに保存された資格証明の名前です。現在のユーザー以外のユーザーが所有する資格証明を指定するには、owner:nameという書式を使用します。
cdbTargetCreds
新しいPDBが作成されるコンテナ・データベースの資格証明。これはEnterprise Managerに格納された資格証明の名前です。
pdbName
作成されるプラガブル・データベース名。これは複数のプラガブル・データベースを作成する場合には接頭辞として機能し、シーケンス番号が後ろに付いてpdb名<pdbname>#が生成されます
numOfPdbs
作成されるプラガブル・データベースの合計数。所定のコンテナ・データベースで許可される新しいプラガブル・データベースの最大数は252です。値を指定しない場合はデフォルト値の1になります。
sourceType
DEFAULT: シード・プラガブル・データベースからプラガブル・データベースを作成します
UNPLUGGED_PDB: 切断されたデータベースの既存のダンプ(アーカイブ、RMANファイル・セットまたはXML)から、プラガブル・データベースを作成します
CLONE: 既存のプラガブル・データベースからプラガブル・データベースを作成します
PROFILE: 既存のPDBプロファイルからプラガブル・データベースを作成します
sourceFromSWLIB
-sourceTypeに'UNPLUGGED_PDB'が指定され、ダンプがソフトウェア・ライブラリにある場合、このフラグを設定する必要があります。
pdbTemplateInSWLIB
-sourceFromSWLIBの場合、ソフトウェア・ライブラリのpdbテンプレートの有効なURNを指定します。
sourcePDBTempStagingLocation
一時ファイルをステージングするために完全修飾された場所を指定します。指定されない場合、デフォルトの場所はWindowsであれば"C:\Temp"、それ以外は"\tmp"です。ファイルは操作の後で削除されます。
unpluggedPDBType
ARCHIVE: プラガブル・データベースを既存のPDBアーカイブから作成します
RMAN: プラガブル・データベースを既存のPDB RMANファイル・セットから作成します
XML: プラガブル・データベースをメタデータ・ファイルから作成します
sourcePDBArchiveLocation
-unpluggedPDBTypeにARCHIVEが指定される場合、これはPDBアーカイブの完全修飾された場所です。
sourcePDBMetadataFile
-unpluggedPDBTypeにRMANまたはXMLが指定される場合、これはメタデータ・ファイルの完全修飾された場所です。
sourcePDBDatabackup
-unpluggedPDBTypeにRMANが指定される場合、これはデータファイル・バックアップの完全修飾された場所です。
moveDatafiles
このパラメータが適用されるのは、パラメータ-unpluggedPDBTypeにXMLが指定される場合のみです。このオプションは、ソース・プラガブル・データベースのデータファイルを宛先のデータファイルの場所に移動するように指定します。
excludeStandbys
このパラメータが適用されるのは、パラメータ-unpluggedPDBTypeにXMLが指定され、'moveDatafiles'が指示される場合のみです。このオプションは、新しいプラガブル・データベースをすべてのスタンバイ・コンテナ・データベースから除外します(STANDBYS=NONE)。
sourcePDBName
-sourceTypeにCLONEが指定される場合、これには、新しいプラガブル・データベースのクローニング元のプラガブル・データベースの名前を指定します。これはEnterprise Managerの有効なターゲットである必要があります。
sourceCDBCreds
-sourceTypeにCLONEが指定される場合、-sourcePDBNameが存在するコンテナ・データベースの資格証明を指定します。これはEnterprise Managerに格納された資格証明の名前です。
useOMF
新しいプラガブル・データベースのデータファイルの宛先は、OMFの場所になります。これはソースCDBがOMFである場合のみ有効です。
sameAsSource
新しいプラガブル・データベースのデータファイルの宛先は、CDBと同じになります。複数のPDBを作成する場合、このオプションは無効です。
newPDBFileLocation
新しいプラガブル・データベースのデータファイルの宛先。
pdbAdminCreds
新しいプラガブル・データベースの管理資格証明。新しいプラガブル・データベースのソースがDEFAULTの場合、これは必須パラメータです。他のオプションの場合は、オプションです。
createAsClone
-sourcePDBTypeが'UNPLUGGED_PDB'に指定され、複数のプラガブル・データベースの作成時にデフォルトで使用される場合、このフラグは、新しいプラガブル・データベースをクローンとして作成するかどうかを指定します。
lockAllUsers
このフラグは、-sourcePDBTypeが'UNPLUGGED_PDB'の場合にすべてのユーザーがロックされるかどうかを指定します。
noUserTablespace
このフラグは、新規DEFAULT PDBをUSER表領域なしで作成するかどうかを指定します。これは、-sourceTypeがDEFAULTの場合のみ適用されます。
useSnapClone
このフラグは、スナップ・クローンがPDBのクローニングに使用できるかどうかを指定します。これは-sourceTypeがCLONEの場合にのみ適用されます。
sourceCDBHostCreds
これはソース・コンテナ・データベースのストレージ情報を取得するためのホスト資格証明です。これは-sourceTypeがCLONEで-useSnapCloneが指定されている場合にのみ適用されます。
mountPointPrefix
これはクローン・ボリュームのマウント・ポイント接頭辞です。これは-sourceTypeがCLONEで-useSnapCloneが指定されている場合にのみ適用されます。
writableSpace
これはクローン・ボリュームの書込み可能領域(GB単位)です。これは-sourceTypeがCLONEで-useSnapCloneが指定されている場合にのみ適用されます。
saveProfile
これにより、ソースPDBに作成されたスナップショットをプロファイルとして保存できます。これは-sourceTypeがCLONEで-useSnapCloneが指定されている場合にのみ適用されます。
profileName
作成するプロファイルの名前を指定します。これは-saveProfileが指定される場合のみ適用されます。
profileLocation
これにより、作成したプロファイルを保存するソフトウェア・ライブラリの場所を指定します。これは-saveProfileが指定される場合のみ適用されます。
profileURN
これにより、PDBの作成元のプロファイルのURNを指定します。これは、-sourceTypeがPROFILEの場合のみ適用されます。
privHostCreds
これは指定した場所でボリュームをマウントするための特権ホスト資格証明です。これは-sourceTypeがCLONEで-useSnapCloneが指定されている場合にのみ適用されます。
例
例1
emcli create_pluggable_database -cdbTargetName=database -cdbTargetType=oracle_database -pdbName=pdb -sourceType=UNPLUGGED_PDB -unpluggedPDBType=ARCHIVE -sourcePDBArchiveLocation=/u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_2/assistants/dbca/templates/a.tar.gz -cdbHostCreds=HOST_CREDS -cdbTargetCreds=DBSNMP -newPDBFileLocation=/u01/app/oradata/pdb -pdbAdminCreds=pdb_creds -lockAllUsers
例2
emcli create_pluggable_database -cdbTargetName=database -cdbTargetType=oracle_database -pdbName=pdb -numOfPdbs=1 -sourceType=CLONE -cdbHostCreds=SYSMAN:HOST_CREDS -cdbTargetCreds=SYSMAN:DBSNMP -sourcePDBName=source_pdb -sourceCDBCreds=CDB_SYS_CREDS -useSnapClone -srcCDBHostCreds=SYS -mountPointPrefix=/mount/point/prefix -writableSpace=1 -sourcePDBTempStagingLocation=/tmp -privHostCreds=HOST_SUDO -saveProfile -profileName=PROFILENAME -profileLocation=MyProfiles
例3
emcli create_pluggable_database -cdbTargetName=database -cdbTargetType=oracle_database -pdbName=pdb -numOfPdbs=1 -sourceType=PROFILE -cdbHostCreds=HOST_CREDS -cdbTargetCreds=DBSNMP -mountPointPrefix=/mount/point/prefix -writableSpace=1 -sourcePDBTempStagingLocation=/tmp -privHostCreds=HOST_SUDO -profileURN=oracle:defaultService:em:provisioning:1:PROFILE:URN:RANDOM:0.1
例4
emcli create_pluggable_database -cdbTargetName=database -cdbTargetType=oracle_database -pdbName=pdb -numOfPdbs=2 -sourceType=UNPLUGGED_PDB -unpluggedPDBType=RMAN -sourcePDBMetadataFile=/u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_2/assistants/dbca/templates/a.xml -sourcePDBDatabackup=/u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_2/assistants/dbca/templates/a.dfb -cdbHostCreds=HOST_CREDS -cdbTargetCreds=DBSNMP -newPDBFileLocation=/u01/app/oradata/pdb -pdbAdminCreds=pdb_creds -createAsClone
例5
emcli create_pluggable_database -cdbTargetName=database -cdbTargetType=oracle_database -cdbHostCreds=HOST_CREDS -cdbTargetCreds=CDB_SYS_CREDS -pdbName=pdb -sourceType=CLONE -sourcePDBName=source_pdb -sourceCDBCreds=CDB_SYS_CREDS -useSnapClone -srcCDBHostCreds=HOST_CREDS -mountPointPrefix=/oracle -writableSpace=1 -sourcePDBTempStagingLocation=/tmp -privHostCreds=ROOT_CREDS
権限委任設定テンプレートを作成し、後で適用します。1つ以上の設定を作成してapply_privilege_delegation_setting
Verbを使用する必要があります。
標準モード
emcli create_privilege_delegation_setting -setting_name="name" -setting_type="ttype" [-settings="setting"] [-separator=settings=";"] [-subseparator=settings=","] [ ] indicates that the parameter is optional
インタラクティブまたはスクリプト・モード
create_privilege_delegation_setting (setting_name="name" ,setting_type="ttype" [,settings="setting"] [,separator=settings=";"] [,subseparator=settings=","]) [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
setting_name
権限委任設定テンプレートの名前。
setting_type
作成する設定のタイプ。
settings
パラメータ値。次のいずれかのパラメータを選択します。
%USERNAME% - コマンドを実行するユーザーの名前。%RUNAS% - このユーザーとしてコマンドを実行。%COMMAND% - sudoコマンド。
%USER%、%RUNAS%、%COMMAND%は、権限委任設定を作成または変更する際にエンドユーザーがそのまま使用する必要があるトークンです。これらのトークンは、実行されているコマンドに応じて、実行時にユーザー用に実際の値に置き換わります。また、%command%は、10.2.0.5 GCでは大文字(%COMMAND%)にします。
separator
指定した名前で、名前と値のペアの間に挿入するデリミタ。デフォルト値はセミコロン(;)です。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
subseparator
指定した名前で、名前と値の各ペアにおいて名前と値の間に挿入するセパレータ。デフォルト値はセミコロン(;)です。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
例
例1
これらの例では、sudo_setting
という名前の設定を作成します。設定のタイプはSUDOで、使用するsudoパスは/usr/local/bin/sudo
です。sudo引数は次のとおりです。
-S
-u %RUNAS% %COMMAND%
emcli create_privilege_delegation_setting -setting_name=sudo_setting -setting_type=SUDO -settings="SETTINGS:/usr/local/bin/sudo -S -u %RUNAS% %COMMAND%"
例2
この例では、pb_setting
という名前の設定を作成します。この設定のタイプはPOWERBROKERで、使用されるPowerBrokerパスは/etc/pbrun
です。引数は次のとおりです。
%RUNAS% %PROFILE% %COMMAND%
emcli create_privilege_delegation_setting -setting_name="pb_setting" -setting_type="POWERBROKER" -settings="SETTINGS,/etc/pbrun %RUNAS% %PROFILE% %COMMAND%" -separator="settings=;" -subseparator="settings=,"
指定したターゲットに遡及ブラックアウトまたは遡及停止を作成し、その可用性を更新します。ターゲットのOPERATORの権限を持つEnterprise Manager管理者のみが、このアクションを実行できます。
管理者がブラックアウトの設定を忘れた計画停止の場合、-outageオプションを指定せずに遡及ブラックアウトを作成します。これによりターゲットの可用性%が増加します。たとえば、84% ==> 100%となります。
Enterprise Managerで停止が検出されなかった計画外停止の場合、-outageオプションを使用して遡及ブラックアウトを作成します。これによりターゲットの可用性%が減少します。たとえば、100% ==> 84%となります。
遡及ブラックアウトまたは遡及停止は、コンソールから、またはEM CLIを使用して作成できます。どちらの場合も、ユーザー・インタフェース(UI)で遡及ブラックアウトを最初に有効にする必要があります。UIから遡及ブラックアウトを有効にする方法の詳細は、Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドを参照してください。
書式
emcli create_rbk -add_targets="name1:type1;name2:type2;..."... -reason="reason" [-propagate_targets] -schedule= start_time:<yyyy-MM-dd HH:mm:ss>; end_time:<yyyy-MM-dd HH:mm:ss>; [tzregion:<...>;] [-outage] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
add_targets
ブラックアウトに追加するターゲット。各ターゲットは、target_name:target_typeで指定します。このオプションは、複数回指定できます。
reason
遡及ブラックアウトの理由。これはバックアップ表に格納するために使用されます。
propagate_targets
タイプがhostのターゲットに対するブラックアウトは、そのホスト上のエージェント以外のすべてのターゲットに適用されます。このオプションが指定されているかどうかに関係なく、コンポジットまたはグループのターゲットに対するブラックアウトは、コンポジットまたはグループのすべてのメンバーに適用されます。
schedule
遡及ブラックアウトのスケジュール。遡及ブラックアウト・スケジュールを提供するためには、次の引数は必須です。
schedule=start_time: ブラックアウトの開始日/時間。この値の書式は、yyyy-MM-dd HH:mm:ssです。たとえば、2013-09-20 12:12:12です。
schedule=end_time: ブラックアウトの終了日/時間。この値の書式は、yyyy-MM-dd HH:mm:ssです。たとえば、2013-09-20 12:15:00です。
schedule=tzregion: 使用するタイムゾーン・リージョン。たとえば、"UTC"です。指定しない場合、tzregionはデフォルトでUTCに設定されます。
outage
このオプションを使用するとターゲットの可用性(%)が低くなるため、慎重に使用してください。このオプションは、Enterprise Managerが停止を検出しない場合のみ使用します。
例
例1
この例では、Oemrep_Databaseに対して遡及ブラックアウトを作成し、ブラックアウトとしてターゲットの可用性レコードを2013-09-20 12:12:12 UTCから2013-09-20 12:15:00 UTCに更新します。これにより、ターゲットの可用性%が増加します。
emcli create_rbk -reason="Testing" -add_targets="Oemrep_Database:oracle_database" -schedule="start_time:2013-09-20 12:12:12;end_time:2013-09-20 12:15:00;tzregion:UTC"
例2
この例では、ホストexample.company.com上のすべてのターゲットの遡及ブラックアウトを作成し、ブラックアウトとしてその可用性レコードを2013-09-20 12:12:12 UTCから2013-09-20 12:15:00 UTCに更新します。これにより、ターゲットの可用性%が増加します。
emcli create_rbk -reason="Testing" -add_targets="example.company.com:host" -schedule="start_time:2013-09-20 12:12:12;end_time:2013-09-20 12:15:00;tzregion:UTC" -propagate_targets
例3
emcli create_rbk -add_targets="adidev.company.com:oracle_database" -reason="Testing" -propagate_targets -schedule="start_time:2017-11-02 9:25:10;end_time:2017-11-02 11:20:24;tzregion:PST" -outage
冗長性グループの名前とメンバーを定義します。冗長性グループの作成後、Enterprise Manager Cloud Controlコンソールから冗長性グループを編集し、冗長性グループ・メンバーに対して表示するグラフを構成できます。
書式
emcli create_red_group -name="name" [-type=<generic_redundancy_group>] -add_targets="name1:type1;name2:type2;..."... [-owner=<redundancy_group_owner>] [-timezone_region=<actual_timezone_region>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
冗長性グループの名前。
type
冗長性グループのタイプ。デフォルトはgeneric_redundancy_group
です。
add_targets
既存のターゲットを冗長性グループに追加します。各ターゲットは、名前と値のペアtarget_name:target_type
で指定します。このオプションは、複数回指定できます。
owner
冗長性グループの所有者。
timezone_region
この冗長性グループのタイムゾーン・リージョン。
例
この例では、lsnr_group
という名前の冗長性グループを作成します。このグループは、2つのOracleリスナーemp_rec
とpayroll
で構成されています。
emcli create_red_group -name=lsnr_group -add_targets="emp_rec:oracle_listener" -add_targets="payroll:oracle_listener"
冗長性グループを作成します。
書式
emcli create_redundancy_group -redundancyGroupName="redGrpName" -memberTargetType="tType" -memberTargetNames="tName1;tName2" [-group_status_criterion=NUMBER|PERCENTAGE] [-group_status_tracked=UP|DOWN] [-group_status_value=<group_status_value>] [-timezone_region=<valid_time_zone_region>] [is_propagating=true|false] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
redundancyGroupName
冗長性グループの名前。
memberTargetType
構成メンバー・ターゲットのターゲット・タイプ。
memberTargetNames
この冗長性グループのメンバー・ターゲット。
group_status_criterion
このオプションと次の2つのオプションで、冗長性グループのステータスを計算します。したがって、3つのオプションをすべて指定する必要があります。キャパシティ・グループではない場合、次の組合せを指定する必要があります。
-group_status_criterion='NUMBER' -group_status_tracked='UP' -group_status_value='1']
group_status_tracked
前述のパラメータを参照してください。
group_status_value
group_status_criterionパラメータを参照してください。
-group_status_criterion= "PERCENTAGE"の場合、1から100の任意の値を指定できます。-group_status_criterion="NUMBER"の場合、1以上で、存在するターゲットの数以下の任意の値を指定できます。
timezone_region
この冗長性グループのタイムゾーン・リージョン。有効なタイムゾーン・リージョンのリストを確認するには、SQLPLUSで次のコマンドを入力してください。
SELECT TZNAME FROM V$TIMEZONE_NAMES
このコマンドを実行するには、SELECT_CATALOG_ROLEロールが必要なことがあります。
is_propagating
冗長性グループに対する権限をメンバー・ターゲットに伝播するかどうかを示します。デフォルト値はfalseです。
例
例1
この例では、メンバー・ターゲットとしてlistener、listener2、listener3を保持するredGrp1という名前の冗長性グループを作成します。ステータスは、メンバー・ターゲットの55%が実行中の場合に冗長性グループが稼働しているものとして計算されます。
emcli create_redundancy_group -redundancyGroupName='redGrp1' -memberTargetType='oracle_listener' -memberTargetNames='listener;listener2;listener3' -group_status_criterion='PERCENTAGE' -group_status_tracked='UP' -group_status_value='55'
例2
この例では、PST8PDTというタイムゾーンでメンバー・ターゲットとしてlistener、listener2、listener3を保持するredGrp1という名前の冗長性グループを作成します。ステータスは、メンバー・ターゲットの2つが実行中の場合に冗長性グループが稼働しているものとして計算されます。
emcli create_redundancy_group -redundancyGroupName='redGrp1' -memberTargetType='oracle_listener' -memberTargetNames='listener;listener2;listener3' -timezone_region='PST8PDT' -group_status_criterion='NUMBER' -group_status_tracked='UP' -group_status_value='2'
インシデントまたは問題の状態を記述する新規解決状態を作成します。スーパー管理者のみがこのコマンドを実行できます。新しい状態は常に、「新規」と「クローズ済」の状態の間に追加されます。positionオプションを使用して、状態のリスト全体におけるこの状態の正確な位置を指定する必要があります。指定できる位置は、2と98の間です。
この状態は、デフォルトでインシデントと問題の両方に適用されます。applies_toオプションを使用すると、状態をインシデントと問題のいずれかのみに適用する指定が可能です。コマンドが正常に実行されると、成功メッセージが報告されます。作成に失敗した場合にはエラー・メッセージが報告されます。
書式
emcli create_resolution_state -label="label_for_display" -position="display_position" [-applies_to="INC|PBLM"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
label
エンドユーザーに表示される状態のラベル。ラベルは32文字以下です。必要に応じて、これを後で変更できます。
position
状態のリスト全体におけるこの状態の位置。ユーザー・インタフェースの状態のリストを表示する際に使用します。指定できる位置は、2と98の間です。必要に応じて、後で状態の位置を変更できます。
状態を簡単に移動できるように、位置は十分な間隔をおいて設定することをお薦めします。たとえば、2、3、4ではなく5、10、15に位置を設定します。こうすれば位置15から9のように状態を簡単に移動できますが、後者と比べると、前者の場合には順序を変更する余地を空けるために、すべての状態を移動しなければならないからです。
applies_to
状態をインシデントと問題のいずれかのみに適用するように指定します。デフォルトでは、状態はインシデントと問題の両方に適用されます。サポートされている値は、INCまたはPBLMです。
例
例1
この例では、位置25でインシデントと問題の両方に適用する解決状態を追加します。
emcli create_resolution_state -label="Waiting for Ticket" -position=25
例2
この例では、位置35で問題のみに適用する解決状態を追加します。
emcli create_resolution_state -label="Waiting for SR" -position=35 -applies_to=PBLM
新しいEnterprise Manager管理者ロールを作成します。
標準モード
emcli create_role -name="role_name" [-type="type_of_role"] [-description="description"] [-roles="role1;role2;..."] [-users="user1;user2;..."] [-privilege="name[;secure_resource_details]]" [-separator=privilege="sep_string"] [-subseparator=privilege="subsep_string"] [ ] indicates that the parameter is optional
インタラクティブまたはスクリプト・モード
create_role (name="role_name" [,type="type_of_role"] [,description="description"] [,roles="role1;role2;..."] [,users="user1;user2;..."] [,privilege="name[;secure_resource_details]]" [,separator=privilege="sep_string"] [,subseparator=privilege="subsep_string"] ) [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
ロール名。
type
ロールのタイプ。このオプションのデフォルト値はEM_ROLEです。このパラメータで設定可能な別の値は、EM_ROLEおよびEXTERNAL_ROLEです。
description
ロールの説明。
roles
この新しいロールに割り当てるロールのリスト。現在、組込みロールはPUBLIC
のみです。
users
ロールを割り当てるユーザーのリスト。WITH_ADMINオプション付きでロールを付与する必要がある場合、<subseparator:>WITH_ADMINオプションを含めます。
privilege
このロールに与える権限。このオプションは、複数回指定できます。注意: 権限では大文字と小文字が区別されません。
<secure_resource_details>は次のように指定します。
resource_guid|[resource_column_name1=resource_column_value1[:resource_column_name2=resource_column_value2]..]"
リソース情報を必要としないSYSTEM権限のリストを取得するには、次のemcliコマンドを実行します。
emcli get_supported_privileges -type=SYSTEM
権限の完全なリストおよびリソース列名を取得するには、次のemcliコマンドを実行します。
emcli get_supported_privileges
ターゲット・タイプ権限のリストを取得するには、次のemcliコマンドを実行します。
emcli get_supported_privileges -type=TARGET
ジョブ権限のリストを取得するには、次のemcliコマンドを実行します。
emcli get_supported_privileges -type=JOB
separator
privilegeオプションの値で、名前と値のペアを区切る文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「;」です。
例: separator="<attribute_name=sep_char>"
ここで、attribute_nameはセパレータ文字を上書きする属性名で、sep_charは新しいセパレータ文字です(separator="att=#")
subseparator
privilegeオプションの値で、各名前と値のペアの名前と値を区別する文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「;」です。
例: subseparator="<attribute_name=sep_char>"
ここで、attribute_nameはセパレータ文字を上書きする属性名で、sep_charは新しいサブセパレータ文字です(subseparator="att=#")
separatorまたはsubseparatorの上書きの詳細は、「セパレータおよびサブセパレータの上書き」を参照してください。
例
この例では、「This is a new role called my_new_role
」という1文の説明付きの、my_new_role
という名前のロールを作成します。ロールは、既存の3つのロール(role1
、role2
、role3
)を組み合せたものです。ロールには、ID 923470234ABCDFE23018494753091111のジョブを表示する権限とターゲットhost1.example.com:host
を表示する権限の2つの権限が追加されています。ロールは、johndoe
とjanedoe
に付与されます。
例1 - コマンドライン形式
emcli create_role -name="my_new_role" -desc="This is a new role called my_new_role" -roles="role1;role2;role3" -privilege="view_job;923470234ABCDFE23018494753091111" -privilege="view_target;host1.example.com:host" -users="johndoe;janedoe"
例2 - スクリプトおよび対話形式
create_role (name="my_new_role" ,desc="This is a new role called my_new_role" ,roles="role1;role2;role3" ,privilege="view_job;923470234ABCDFE23018494753091111" ,privilege="view_target;host1.example.com:host" ,users="johndoe;janedoe")
この例では、ロール・タイプはEXTERNAL_ROLEで、「This is an external role.」という1文の説明付きのmy_external_roleという名前のロールを作成します。
例3 - コマンドライン形式
emcli create_role -name="my_external_role" -type="EXTERNAL_ROLE" -desc="This is an external role"
例4 - スクリプトおよび対話形式
create_role (name="my_external_role" ,type="EXTERNAL_ROLE" ,desc="This is an external role")
Enterprise Managerによってモニターされるサービスを追加します。
書式
emcli create_service -name='name' -type='type' -availType=test|system -availOp=and|or [-hostName=<host_name> [-agentURL=<agent_url> [-properties='pname1|pval1;pname2|pval2;...'] [-timezone_region=<gmt_offset>] [-systemname=<system_name>] [-systemtype=<system_type>] [-keycomponents='keycomp1name:keycomp1type;keycomp2name:keycomp2type;...'] [-beacons='bcn1name:bcn1isKey;bcn2name:bcn2isKey;...'] [-input_file="template:Template file name]"] [-input_file="variables:Variable file name]"] [-sysAvailType=<availability_type>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
サービス名。名前には、コロン(:)、セミコロン(;)、先行または後続の空白を使用できません。
type
サービス・タイプ。
availType
可用性をテストベースまたはシステムベースに設定します。可用性をtest
に設定すると、テンプレート・ファイル、ビーコン、変数を引数として指定する必要があります。可用性をsystem
に設定すると、systemname、systemtypeおよびkeycomponentsを指定する必要があります。
availOp
可用性の演算子。and
の場合、すべてのキー・テストとコンポーネントを使用して、可用性を判断します。or
の場合、いずれかのキー・テストとコンポーネントを使用して、可用性を判断します。
hostName
このターゲット・インスタンスのデータを収集する管理エージェントを実行しているシステムのネットワーク名。
agentURL
このターゲット・インスタンス用のデータを収集する管理エージェントのURL。ホスト名を入力すると、このフィールドにはホストのエージェントURLが自動的に入力されます。
properties
サービス・インスタンスのプロパティの名前と値のペア(prop_name:prop_valueなど)のリスト。
timezone_region
このターゲット・インスタンスのGMTオフセット(-7または-04:00の書式を使用)。
systemname
サービスが存在しているシステムの名前。
systemtype
サービスを作成するシステムのタイプ。
keycomponents
サービスに使用されているシステムのキー・コンポーネントの名前とタイプのペア(keycomp_name:keycomp_type
など)のリスト。
beacons
サービスのビーコンを説明する名前とisKeyのペア。isKeyがY
に設定されている場合、ビーコンはサービスのキー・ビーコンとして設定されます。可用性をテストベースに設定した場合、サービスには、少なくとも1つのキー・ビーコンが必要です。
input_file
テンプレート・ファイル名は、テンプレート定義を含むXMLファイルです。変数ファイルでは、テンプレートの値を定義します。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
sysAvailType
availTypeがシステムベースの場合の可用性のタイプ。可用性にsystem target directlyまたはselected components of a systemのいずれかを設定します。
可用性にsystem target directlyが設定されている場合、システムに可用性(ステータス)が定義されている必要があります。systemnameとsystemtypeは設定が必要なパラメータです。
可用性がselected components of a systemに設定されている場合、systemname、systemtypeおよびkeycomponentsは設定が必要なパラメータです。
可用性にsystem target directlyが設定されている場合で、システムに可用性(ステータス)が定義されていない場合、可用性セットは無効です。したがって、設定可能なオプションは、selected components of a systemです。
例
例1
この例では、my_systemという名前の汎用システムで、指定されたプロパティを持つmy_serviceという名前の汎用サービスを作成します。可用性はシステムベースに設定されていて、可用性はシステム・ターゲット・ステータスに基づいています。
emcli create_service -name='my service' -type='generic_service' -availType='system' -availOp='or' -sysAvailType='system target directly' -properties='prop1:value1; prop2:value2' -timezone_region='PST8PDT' -systemname='my system' -systemtype='generic_system'
例2
この例では、指定したキー・コンポーネントを備えたmy system
という汎用システムで、指定したプロパティを持つmy_service
という汎用サービスを作成します。可用性はシステムベースに設定されます。
emcli create_service -name='my_service' -type='generic_service' -availType='system' -availOp='or' -properties='prop1:value1; prop2:value2' -timezone_region='PST8PDT' -systemname='my system' -systemtype='generic_system' -keycomponents='database:oracle_database; mytestbeacon:oracle_beacon'
サービス・テンプレートを作成します。
書式
emcli create_service_template -name="<service template>" -service_family="<service family>" -service_type="<service type>"] -pool_target_type="target type of software pools" -software_pools="<SwPool1,SwPool2,SwPool3,...>" [-roles="<SsaRole1,SsaRole2,..>"] [-description="<service template description>"] [-input_file="data:<service executable metadata file>"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
name
作成するサービス・テンプレートの名前。
service_family
データベースの場合はDBAAS、ミドルウェアの場合はMWAASなど、サービス・テンプレートが作成されるサービス・ファミリ。
service_type
物理ミドルウェア・サービス・テンプレートの場合はPhysicalWLSなど、サービス・テンプレートが作成されるサービス・タイプ。
pool_target_type
サービス・テンプレートに関連付けるソフトウェア・プールのターゲット・タイプ。
software_pools
このサービス・テンプレートに関連付けるソフトウェア・プールのカンマ区切りのリスト。
roles
このサービス・テンプレートにアクセスできるSSAロールのカンマ区切りのリスト。サービス・テンプレートは、ロールを使用することで、限定されたユーザーに対して使用可能にできます。SSAロールは、このEM CLIコマンドを実行する前にすでに作成されている必要があります。
description
サービス・テンプレートの説明です。
input_file
プロシージャ構成変数の値を設定するために必要なJSON形式での構成およびプロファイル・データを含みます。たとえば、次のようにします。
input_file="data:executable.json"
例
この例では、サービス・テンプレートMy Service Templateを作成します。
emcli create_service_template -name="Middleware service template August" -service_family="MWAAS" -service_type="PhysicalWLS" -pool_target_type="mwaas_zone" -software_pools="MyPoolOH" -roles="SSA_USER_ROLE" -description="Middleware small instance service template." -input_file="data:executable.json"
Site Guardのサイト構成を作成します。システムおよびロールを関連付けます。
書式
emcli create_siteguard_configuration -primary_system_name=<name> -standby_system_name=<name1;name2;...>
オプション
primary_system_name
プライマリ・サイトに関連付けられるシステムの名前。
standby_system_name
スタンバイ・システムに関連付けられるシステムの名前。複数のシステム名を指定できます。
例
emcli create_siteguard_configuration -primary_system_name="BISystem1" -standby_system_name="BISystem2"
資格証明をサイト内のターゲットに関連付けます。
書式
emcli create_siteguard_credential_association -system_name=<name> [-target_name=<name>] -credential_type=<type> [-credential_name=<name>] [-use_preferred_credential=<type>] -credential_owner=<owner> [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
system_name
システムの名前。
target_name
ターゲットの名前。
credential_type
資格証明のタイプ。HostNormal、HostPrivileged、WLSAdminまたはDatabaseSysdbaのいずれかです。
credential_name
資格証明の名前。このオプションを指定しない場合、use_preferred_credentialパラメータを指定する必要があります。
use_preferred_credential
資格証明の名前。このオプションを指定しない場合、credential_nameパラメータを指定する必要があります。
credential_owner
資格証明の所有者。
例
例1
emcli create_siteguard_credential_association -system_name="BISystem1" -credential_type="HostNormal" -credential_name="HOST-SGCRED" -credential_owner="sysman"
例2
emcli create_siteguard_credential_association -system_name="BIsystem1" -target_name="database-instance" -credential_type="HostNormal" -credential_name="HOST-DBCRED" -credential_owner="sysman"
スクリプト(前処理スクリプト、後処理スクリプトおよびストレージ・スクリプト)をSiteGuard構成に関連付けます。
書式
emcli create_siteguard_script -system_name=<name> -operation=<name> -script_type=<type> [-host_name=[<name1;name2;...>] -path=<path_of_script> [-all_hosts=true|false] [-role=Primary|Standby] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
system_name
システムの名前。
operation
操作の名前。例: Switchover、Failover、StartまたはStop。
script_type
スクリプトのタイプ。Mount、UnMount、Pre-Script、Post-Script、FailoverまたはSwitchoverのいずれかです。
host_name
このスクリプトが実行されるホストの名前。このオプションは、複数回指定できます。
path
スクリプトのパス。
all_hosts
スクリプトを、システム内のすべてのホストで実行できるようにします。このオプションは、host_nameを無視します。
role
システム・ロールに基づいたスクリプトを構成します。デフォルトでは、スクリプトは、特定のシステムのプライマリ・ロールおよびスタンバイ・ロールの両方に対して構成されます。
例
例1
emcli create_siteguard_script -system_name="BISystem1" -operation="Switchover" -script_type="Pre-Script" -path="/tmp/prescript" -all_hosts="true" -role="Primary"
例2
emcli create_siteguard_script -system_name="BISystem1" -operation="Switchover" -script_type="Pre-Script" -path="/tmp/prescript" -host_name="BIHOST1" -host_name="BIHOST2"
注意:
create_standbyは非推奨のため、かわりにcreate_standby_databaseを使用します。書式
emcli create_standby -source_db_target_name="<standby database target name>" -source_db_target_type="oracle_database|rac_database" -dest_oracle_sid="<standby instance name>" -spname="<standby database unique name>" [-source_db_creds_name="primary database credential name"] [-source_host_creds_name="primary database host credential name"] [-dest_host_creds_name="standby database host credential name"] [-asm_inst_creds_name="asm instance credential name"] [-dest_host_name="standby host name"] [-dest_oracle_home="standby database oracle home"] [-dest_target_name="standby database target name"] [-use_duplicate=\"Yes|No\"] [-source_staging_area="primary staging directory"] [-storage_type="storage type"] [-dest_db_database_area="standby database files location"] [-dest_db_recovery_area="standby database fast recovery area"] [-dest_listener_selection="standby database listener selection"] [-dest_listener_name="standby database listener name"] [-dest_listener_port="standby database listener port"] [-stby_type="standby type"] [-use_broker=\"Yes|No\"] [-use_sys_dba_monitoring_creds="use sys dba monitoring creds"] [-dest_staging_area="standby staging directory"] [-configure_with_oracle_restart]
オプション
source_db_target_name
プライマリ・データベースのEnterprise Managerターゲット名ソース。単一インスタンス・データベースまたはクラスタ・データベース・インスタンスのいずれも可能です。
source_db_target_type
プライマリ・データベースのターゲット・タイプ。単一インスタンスの場合はoracle_databaseを、クラスタの場合はrac_databaseを指定します。
dest_oracle_sid
スタンバイ・データベースのインスタンス名。
spname
スタンバイ・データベースの一意の名前。
source_db_creds_name
SYSDBAまたはSYSDGロールを持つユーザーのプライマリ・データベースの名前付き資格証明。デフォルトでは優先資格証明が使用されます。
source_host_creds_name
プライマリ・データベースのOracleホームにアクセスできるオペレーティング・システム・ユーザーのプライマリ・データベース・ホストの名前付き資格証明。デフォルトでは優先資格証明が使用されます。
dest_host_creds_name
プライマリ・データベースのOracleホームにアクセスできるオペレーティング・システム・ユーザーのスタンバイ・データベース・ホストの名前付き資格証明。デフォルトでは優先資格証明が使用されます。
asm_inst_creds_name
ASMインスタンスの名前付き資格証明。
dest_host_name
スタンバイ・データベースのホスト名。デフォルトは、プライマリ・ホスト名です。
dest_oracle_home
スタンバイ・データベースのOracleホームの場所。デフォルトは、プライマリ・データベースのOracleホームの場所です。
dest_target_name
スタンバイ・データベースのEnterprise Managerターゲット名。デフォルトは、スタンバイ・データベースの一意の名前です。
use_duplicate
Recovery Manager (RMAN)によってデータベース・ホストをクローニングするために直接移動されるデータベース・ファイル。デフォルトはyesです。
source_staging_area
プライマリ・データベースのバックアップを格納するために使用されるステージング領域。このオプションは、use_duplicateが設定されていない場合にのみ使用できます。
storage_type
スタンバイ・データベースのストレージ・タイプ。
FILE_SYSTEM: スタンバイ・データベース・ファイルは、標準のファイル・システムに配置されます。
ASM_STORAGE: スタンバイ・データベースは、自動ストレージ管理(ASM)を使用します。
デフォルトはFILE_SYSTEMです。
dest_db_database_area
スタンバイ・データベース・ファイルのOracle Managed Files (OMF)の場所。(storage_typeがFILE_SYSTEMの場合は)標準のファイル・システムまたは(storage_typeがASM_STORAGEの場合は) ASMディスク・グループになります。
dest_db_recovery_area
スタンバイ・データベースの高速リカバリ領域。
dest_listener_selection
スタンバイ・データベースのリスナー選択。
GRID_INFRA: グリッド・インフラストラクチャ・ホームのリスナーを使用します。
DEST_DB_HOME: スタンバイ・データベースのOracleホームからのリスナーを使用します。
デフォルトはGRID_INFRAです。
dest_listener_name
スタンバイ・データベースのリスナー名。このオプションは、dest_listener_selectionがDEST_DB_HOMEに設定されている場合のみ使用できます。
指定しない場合、デフォルト値は、スタンバイ・データベースのOracleホームに存在する最初のTCPリスナーです。dest_listener_nameを指定する場合、dest_listener_portも指定する必要があることに注意してください。
dest_listener_port
スタンバイ・データベースのリスナー・ポート。このオプションは、dest_listener_selectionがDEST_DB_HOMEに設定されている場合のみ使用できます。dest_listener_portを指定する場合、dest_listener_nameも指定する必要があることに注意してください。
stby_type
作成するスタンバイ・データベースのタイプ。
PHYSICAL
LOGICAL
デフォルトはPHYSICALです。
use_broker
Data Guard Brokerを使用してData Guard構成を管理します。デフォルトはyesです。
use_sys_dba_monitoring_creds
SYSDBA資格証明を使用してスタンバイ・データベースをモニターします。デフォルトはnoです。
dest_staging_area
プライマリ・ホストから転送されたバックアップ・ファイルを格納するために使用されるステージング領域。このオプションは、use_duplicateが設定されていない場合にのみ使用できます。
configure_with_oracle_restart
宛先ホストにOracle Restartが構成されている場合、スタンバイ・データベースにOracle Restartを構成します。Oracle Restartは必要に応じて、自動的にスタンバイ・データベースを開始します。デフォルトはnoです。
例
例1
次のコマンドでは、Databaseという名前のプライマリ単一インスタンス・データベースのバックアップから生成された一意の名前のdatabase1を使用して、スタンバイ・データベースを作成します。
emcli create_standby -source_db_target_name="database" -source_db_target_type="oracle_database" -dest_oracle_sid="database1" -spname="database1"
例2
次のコマンドでは、primaryという名前のクラスタ・データベースのバックアップから生成された一意の名前のdatabase1を使用して、スタンバイ・データベースを作成します。スタンバイ・データベースは、モニタリングのためにSYSDBA資格証明を使用し、Data Guard構成を管理するためにData Guard Brokerを使用します。
emcli create_standby -source_db_target_name="primary" -source_db_target_type="rac_database" -dest_oracle_sid="database1" -spname="database1" -use_broker="Yes" -use_sys_dba_monitoring_creds="Yes"
プライマリ・データベースのバックアップから生成されるスタンバイ・データベースを作成します。
書式
emcli create_standby_database -source_db_target_name="<standby database target name>" -source_db_target_type="oracle_database|rac_database" -dest_oracle_sid="<standby instance name>" -spname="<standby database unique name>" [-source_db_creds_name="<primary database credential name>"] [-source_host_creds_name="<primary database host credential name>"] [-dest_host_creds_name="<standby database host credential name>"] [-asm_inst_creds_name="<asm instance credential name>"] [-dest_host_name="<standby host name>"] [-dest_oracle_home="<standby database Oracle home>"] [-dest_target_name="<standby database target name>"] [-use_duplicate=\"Yes|No\"] [-source_staging_area="<primary staging directory>"] [-storage_type="<storage type>"] [-dest_db_database_area="<standby database files location>"] [-dest_db_recovery_area="<standby database fast recovery area>"] [-dest_listener_selection="<standby database listener selection>"] [-dest_listener_name="<standby database listener name>"] [-dest_listener_port="<standby database listener port>"] [-stby_type="<standby type>"] [-use_broker=\"Yes|No\"] [-use_sys_dba_monitoring_creds] [-dest_staging_area="<standby staging directory>"] [-configure_with_oracle_restart] [-src_ssh_tunnel_port="<ssh tunnel port used by standby database to connect to primary database>"] [-dest_ssh_tunnel_port="<ssh tunnel port used by primary database to connect to standby database>"] [-src_gateway_creds_name="<primary database host hybrid gateway agent credential name>"] [-dest_gateway_creds_name="<standby database host hybrid gateway agent credential name>"] [-dest_GI_host_creds_name="<standby database grid infrastructure credential name>"] [-tde_wallet_creds_name="<transparent data encryption wallet credentials of the primary database>"]
オプション
source_db_target_name
プライマリ・データベースのEnterprise Managerターゲット名ソース。単一インスタンス・データベースまたはクラスタ・データベース・インスタンスのいずれも可能です。
source_db_target_type
プライマリ・データベースのターゲット・タイプ。単一インスタンスの場合はoracle_databaseを、クラスタの場合はrac_databaseを指定します。
dest_oracle_sid
スタンバイ・データベースのインスタンス名。
spname
スタンバイ・データベースの一意の名前。
source_db_creds_name
SYSDBAまたはSYSDGロールを持つユーザーのプライマリ・データベースの名前付き資格証明。デフォルトでは優先資格証明が使用されます。
source_host_creds_name
プライマリ・データベースのOracleホームにアクセスできるオペレーティング・システム・ユーザーのプライマリ・データベース・ホストの名前付き資格証明。デフォルトでは優先資格証明が使用されます。
dest_host_creds_name
プライマリ・データベースのOracleホームにアクセスできるオペレーティング・システム・ユーザーのスタンバイ・データベース・ホストの名前付き資格証明。デフォルトでは優先資格証明が使用されます。
asm_inst_creds_name
ASMインスタンスの名前付き資格証明。
dest_host_name
スタンバイ・データベースのホスト名。デフォルトは、プライマリ・ホスト名です。
dest_oracle_home
スタンバイ・データベースのOracleホームの場所。デフォルトは、プライマリ・データベースのOracleホームの場所です。
dest_target_name
スタンバイ・データベースのEnterprise Managerターゲット名。デフォルトは、スタンバイ・データベースの一意の名前です。
use_duplicate
Recovery Manager (RMAN)によってデータベース・ホストをクローニングするために直接移動されるデータベース・ファイル。デフォルトはyesです。
source_staging_area
プライマリ・データベースのバックアップを格納するために使用されるステージング領域。このオプションは、use_duplicateが設定されていない場合にのみ使用できます。
storage_type
スタンバイ・データベースのストレージ・タイプ。
FILE_SYSTEM: スタンバイ・データベース・ファイルは、標準のファイル・システムに配置されます。
ASM_STORAGE: スタンバイ・データベースは、自動ストレージ管理(ASM)を使用します。
デフォルトはFILE_SYSTEMです。
dest_db_database_area
スタンバイ・データベース・ファイルのOracle Managed Files (OMF)の場所。(storage_typeがFILE_SYSTEMの場合は)標準のファイル・システムまたは(storage_typeがASM_STORAGEの場合は) ASMディスク・グループになります。
dest_db_recovery_area
スタンバイ・データベースの高速リカバリ領域。
dest_listener_selection
スタンバイ・データベースのリスナー選択。
GRID_INFRA: グリッド・インフラストラクチャ・ホームのリスナーを使用します。
DEST_DB_HOME: スタンバイ・データベースのOracleホームからのリスナーを使用します。
デフォルトはGRID_INFRAです。
dest_listener_name
スタンバイ・データベースのリスナー名。このオプションは、dest_listener_selectionがDEST_DB_HOMEに設定されている場合のみ使用できます。
指定しない場合、デフォルト値は、スタンバイ・データベースのOracleホームに存在する最初のTCPリスナーです。dest_listener_nameを指定する場合、dest_listener_portも指定する必要があることに注意してください。
dest_listener_port
スタンバイ・データベースのリスナー・ポート。このオプションは、dest_listener_selectionがDEST_DB_HOMEに設定されている場合のみ使用できます。dest_listener_portを指定する場合、dest_listener_nameも指定する必要があることに注意してください。
stby_type
作成するスタンバイ・データベースのタイプ。
PHYSICAL
LOGICAL
デフォルトはPHYSICALです。
use_broker
Data Guard Brokerを使用してData Guard構成を管理します。デフォルトはyesです。
use_sys_dba_monitoring_creds
SYSDBA資格証明を使用してスタンバイ・データベースをモニターします。デフォルトはnoです。
dest_staging_area
プライマリ・ホストから転送されたバックアップ・ファイルを格納するために使用されるステージング領域。このオプションは、use_duplicateが設定されていない場合にのみ使用できます。
configure_with_oracle_restart
宛先ホストにOracle Restartが構成されている場合、スタンバイ・データベースにOracle Restartを構成します。Oracle Restartは必要に応じて、自動的にスタンバイ・データベースを開始します。デフォルトはnoです。
src_ssh_tunnel_port
スタンバイ・データベースがプライマリ・データベースに接続するために使用するSSHトンネル・ポート。これは、接続リクエストをプライマリ・データベース・リスナー・ポートに転送するためにスタンバイ・ホストで作成されたポートです。
dest_ssh_tunnel_port
プライマリ・データベースがスタンバイ・データベースに接続するために使用するSSHトンネル・ポート。これは、接続リクエストをスタンバイ・データベース・リスナー・ポートに転送するためにプライマリ・ホストで作成されたポートです。
src_gateway_creds_name
プライマリ・データベース・ホストのハイブリッド・ゲートウェイ・エージェントの名前付き資格証明。
dest_gateway_creds_name
スタンバイ・データベース・ホストのハイブリッド・ゲートウェイ・エージェントの名前付き資格証明。
dest_GI_host_creds_name
グリッド・インフラストラクチャのOracleホームにアクセスできるオペレーティング・システム・ユーザーのグリッド・インフラストラクチャの名前付き資格証明。
tde_wallet_creds_name
emcli create_named_credential -cred_name=WC1 -cred_type=GenericPassword -auth_target_type='<system>' -attributes="GENERIC_PASSWORD:<Primary Database TDE Wallet Password>"
例
例1
次のコマンドでは、Databaseという名前のプライマリ単一インスタンス・データベースのバックアップから生成された一意の名前のdatabase1を使用して、スタンバイ・データベースを作成します。
emcli create_standby_database -source_db_target_name="database" -source_db_target_type="oracle_database" -dest_oracle_sid="database1" -spname="database1"
例2
次のコマンドでは、primaryという名前のクラスタ・データベースのバックアップから生成された一意の名前のdatabase1を使用して、スタンバイ・データベースを作成します。スタンバイ・データベースは、モニタリングのためにSYSDBA資格証明を使用し、Data Guard構成を管理するためにData Guard Brokerを使用します。
emcli create_standby_database -source_db_target_name="primary" -source_db_target_type="rac_database" -dest_oracle_sid="database1" -spname="database1" -use_broker="Yes" -use_sys_dba_monitoring_creds="Yes"
例3
次のコマンドは、宛先ゲートウェイを介して到達可能なクラウド・ホスト'cloudhost.oracle.com'上に、TDEで暗号化されたプライマリ・データベースのスタンバイ・データベースを作成します。プライマリ・データベースとスタンバイ・データベース間の通信は、指定されたトンネル・ポートを使用して確立されます。
emcli create_standby_database -source_db_target_name="primary_database" -source_db_target_type="oracle_database" -dest_oracle_sid='opcst' -spname='opcst' -dest_target_name='opcst' -use_sys_dba_monitoring_creds='YES' -source_db_creds_name='SRC_DB_CRED' -use_duplicate='YES' -asm_inst_creds_name="ASM" -dest_db_database_area="DATADG" -dest_db_recovery_area="RECODG" -dest_listener_selection='DEST_DB_HOME' -source_host_creds_name='SRC_HOST_CREDS' -dest_host_creds_name='OPC_SSH_NAMED_CREDS' -dest_host_name="cloudhost.oracle.com" -dest_oracle_home="/scratch/aime/db/product/dbhome_1" -dest_gateway_creds_name='DEST_GATEWAY_CREDS' -dest_GI_host_creds_name="DEST_GRID_CREDS" -src_ssh_tunnel_port="4001" -dest_ssh_tunnel_port="4001" -configure_with_oracle_restart" -tde_wallet_creds_name='WC1'
ソフトウェア・ライブラリにディレクティブ・タイプのエンティティを作成します。作成に成功すると、エンティティ・リビジョンがソフトウェア・ライブラリのホームページの指定したフォルダに表示されます。
書式
emcli create_swlib_directive_entity -name="entity_name" -folder_id="folder_id" -arg="[<arg prefix>;]<arg prop name>[;<arg suffix>]" [-shell_type]="<shell type>" [-run_privileged] [-file="<abs/relative file path>[;<new file name>]" [-upload_storage="<storage location name>;<storage type>"] | [-refer_ storage="<storage location name>;<storage type>"] [-credential_set_name="setname"] | [-credential_name="name" -credential_owner="owner"] [-desc="entity_desc"] [-attr="<attr name>:<attr value>"] [-note="note text"] [-show_entity_rev_guid] [-show_cmd_line_and_exit] [ ] indicates that the parameter is optional.
パラメータ
name
エンティティの名前。
folder_id
エンティティが作成されるフォルダのID。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティのIDがカスタム列(内部ID)として表示されます。ただし、これはデフォルトでは非表示です。
arg
オプションの接頭辞または接尾辞(あるいはその両方)付きで指定したコマンドライン引数のプロパティ名。複数の引数を指定するには、オプションを繰り返します。
shell_type
シェル・タイプは次のいずれかにすることができます。
SUB_Exec - スクリプト内に指定
SUB_PSUB_Bash - Basherl - Perl
デフォルトはSUB_Perlです。
run_privileged
これは、ディレクティブを権限付きの資格証明で実行する必要があるかどうかを指定するオプションです。デフォルトでは、標準資格証明で実行されます。
file
-upload_storage
が指定されている場合、これはアップロードされるファイルの絶対パスです。-refer_storage
が指定されている場合、これは指定した記憶域の場所から参照されるファイルの相対パスです。ファイルのアップロード後にソフトウェア・ライブラリに格納されているファイル名は、デフォルトで、アップロードまたは参照されるファイルの名前になります。オプションで「;」で区切って別のファイル名を指定できます。コマンドラインに指定した最初のファイルは、メイン・ファイルとしてデフォルト設定され、ディレクティブの実行時に実行されます。
host
ファイルが使用可能なホストのターゲット名。これは、-upload_storage
オプションと組み合せて使用する必要があります。
credential_set_name
管理リポジトリに格納されているホスト・ターゲット用の優先資格証明のセット名。これは、次のいずれかです。
HostCredsNormal: デフォルトの権限のない資格証明セット
HostCredsPriv: 権限付きの資格証明セット
credential_name
管理リポジトリに格納されている名前付き資格証明。このオプションは、-credential_owner
オプションとともに指定する必要があります。これは、-upload_storage
オプションと組み合せて使用する必要があります。
credential_owner
管理リポジトリに格納されている名前付き資格証明の所有者。このオプションは、-credential_nameオプションとともに指定する必要があります。これは、-upload_storageオプションと組み合せて使用する必要があります。
upload_storage
「;」で区切られた、アップロード先の記憶域の場所とタイプ。指定した場所のステータスはアクティブである必要があります。デフォルトで、ソフトウェア・ライブラリ用に構成された最初のアップロード場所の記憶域のタイプと場所に設定されます。ストレージ・タイプは次のいずれかにすることができます。
OmsShared (OMS共有ファイルシステム)
OmsAgent (OMSエージェント・ファイルシステム)
refer_storage
「;」で区切られた、ファイルを参照するための記憶域の場所とタイプ。指定した場所のステータスはアクティブである必要があります。ストレージ・タイプは次のいずれかにすることができます。
http
NFS
ExtAgent
指定した場合、このオプションは-upload_storage
オプションより優先されます。
desc
エンティティの説明。新しい説明はすべての既存のリビジョンで表示できます。
attr
属性とその値は「:」で区切ります。複数の属性を指定するには、オプションを繰り返します。
note
エンティティについてのメモ。複数のメモを指定するには、オプションを繰り返します。
show_entity_rev_guid
新しいエンティティ・リビジョンの内部GUIDの出力を有効にするかどうかを指定するオプション。
show_cmd_line_and_exit
コマンドラインを出力し、新しいエンティティ・リビジョンを作成せずに終了することを可能にするかどうかを指定するオプション。
例
例1
次の例では、指定したフォルダにmyAcmeInstall
という名前のディレクティブ・エンティティを作成します。ディレクティブには-home接頭辞付きの1つの引数があり、引数の値は'oh_home'
プロパティのものです。これには2つのスクリプト・ファイルが関連付けられており、最初のものがメイン・ファイルとしてデフォルト設定されます。メイン・ファイルは、ディレクティブの実行時に実行されます。また、mymodule.pmファイルの内容は、'common.pm'
という名前で保存されます。これらのファイルは、emcliプロセスの所有者がローカルにアクセスできます。フォルダIDの値は、ソフトウェア・ライブラリ・ホームページにあります。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティのIDがカスタム列(内部ID)として表示されます。ただし、これはデフォルトでは非表示です。
emcli create_swlib_directive_entity -name="myAcmeInstall" -folder_ id="oracle:defaultService:em:provisioning:1:cat:B13B3B7B086458CFE040E80A19AA560C" -arg="-home :oh_home" -shell_type=SUB_Perl -file=/u01/scripts/myscript.pl -file=/u01/scripts/mymodule.pm;common.pm
例2
次の例では、指定したフォルダにmyAcmeInstall
という名前のディレクティブ・エンティティを作成します。ディレクティブには-home接頭辞付きの1つの引数があり、引数の値は'oh_home'
プロパティのものです。これには2つのスクリプト・ファイルが関連付けられており、最初のものがメイン・ファイルとしてデフォルト設定されます。メイン・ファイルは、ディレクティブの実行時に実行されます。また、mymodule.pmファイルの内容は、'common.pm'という名前で保存されます。これらのファイルは、ACME_USER
が所有するMyAcmeCreds
として識別される資格証明を使用して、ホストfs1.us.acme.comから取得されます。フォルダIDの値は、ソフトウェア・ライブラリ・ホームページにあります。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティのIDがカスタム列(内部ID)として表示されます。ただし、これはデフォルトでは非表示です。
emcli create_swlib_directive_entity -name="myAcmeInstall" -folder_id="oracle:defaultService:em:provisioning:1:cat:B13B3B7B086458CFE040E80A19AA560C"id="oracle:defaultService:em:provisioning:1:cat:B13B3B7B086458CFE040E80A19AA560C" -arg="-home :oh_home" -shell_type=SUB_Perl -file=/u01/scripts/myscript.pl -file=/u01/scripts/mymodule.pm;common.pm -host="fs1.us.acme.com" -credential_name="MyAcmeCreds" -credential_owner="ACME_USER
ソフトウェア・ライブラリにエンティティを作成します。作成に成功すると、エンティティのリビジョンがソフトウェア・ライブラリのホームページの指定したフォルダに表示されます。
書式
emcli create_swlib_entity -name="entity_name" -folder_id="folder_id" [-type]="type_internal_id"] [-subtype]="subtype_internal_id"] [-desc="entity_desc"] [-attr="<attr_name>:<attr value>"] [-prop="<prop_name>:<prop value>"] [-secret_prop="<secret_prop_name>:<secret_prop=_value>"] [-note="note_text"] [ ] indicates that the parameter is optionalis optional
オプション
name
エンティティの名前。
folder_id
エンティティが作成されるフォルダの識別子。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティの識別子がカスタム列(内部ID)として表示されます。これらはデフォルトでは非表示です。
type
タイプを特定するには、list_swlib_entity_types verbを使用します。
subtype
エンティティ・サブタイプの内部識別子。タイプがComponentの場合、デフォルトはGeneric Componentサブタイプです。サブタイプを特定するには、list_swlib_entity_types Verbを使用します。
desc
エンティティの説明。
attr
コロン(:)で区切られた属性とその値。複数の属性に値を指定するには、このオプションを繰り返し指定します。
prop
コロン(:)で区切られた構成プロパティとその値。複数のプロパティに値を指定するには、このオプションを繰り返し指定します。
secret_prop
コロン(:)で区切られた構成プロパティとそのシークレット値。コマンドラインでシークレット値を指定しないことをお薦めします。コマンドラインで指定しない場合、値を入力するように要求されます。複数のプロパティに値を指定するには、このオプションを繰り返し指定します。
note
エンティティについてのメモ。複数のメモを指定するには、このオプションを繰り返し指定します。
例
例1
この例では、指定したフォルダにmyAcmeInstallという名前のエンティティを作成します。エンティティのタイプはComponentで、サブタイプがデフォルトのGeneric Componentです。フォルダ識別子の値はソフトウェア・ライブラリのホームページで確認できます。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティの識別子がカスタム列(内部ID)として表示されます。これらはデフォルトでは非表示です。
emcli create_swlib_entity -name="myAcmeInstall" -folder_id= "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cat:B13B3B7B086458CFE040E80A19AA560C"
例2
この例では、指定したフォルダに、説明を指定してmyAcmeInstallという名前のエンティティを作成します。エンティティのタイプはComponentで、サブタイプがデフォルトのGeneric Componentです。エンティティの属性の値は、PRODUCT、PRODUCT_VERSIONおよびVENDORが指定されています。DEFAULT_HOMEという名前の構成プロパティの値が指定されています。エンティティについてのメモも指定されています。新しく作成されたエンティティ・リビジョンの識別子が標準出力で印刷されます。
emcli create_swlib_entity -name="myAcmeInstall" -folder_id= "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cat:B13B3B7B086458CFE040E80A19AA560C" -desc="myAcmeInstall description" -attr="PRODUCT:Acme" -attr="PRODUCT_VERSION:3.0" -attr="VENDOR:Acme Corp" -prop="DEFAULT_HOME:/u01/acme3/" -note="myAcmeInstall for test servers"
ソフトウェア・ライブラリにフォルダを作成します。
書式
emcli create_swlib_folder -name="folder_name" -parent_id="parent_folder_id" [-desc="folder_description"] [ ] indicates that the parameter is optionalis optional
オプション
name
フォルダの名前。
parent_id
フォルダが作成される親フォルダの識別子。ルート・フォルダにフォルダを作成するには、親フォルダの識別子をROOTとして指定します。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティの識別子がカスタム列(内部ID)として表示されます。これらはデフォルトでは非表示です。
desc
フォルダの説明。
例
この例では、指定した親フォルダにmyFolderという名前のフォルダを作成します。
emcli create_swlib_folder -name="myFolder" -parent_id= "oracle:defaultService:em:provisioning:1:cat:B13B3B7B086458CFE040E80A19AA560C" -desc="myFolder description"
システムの名前とメンバーを定義します。システムの作成後、Enterprise Manager Cloud Controlコンソールからシステムを編集し、システム・メンバーに対して表示するグラフを構成できます。
データベース・システムには、プライマリ・データベースおよびリスナーや自動ストレージ管理などの関連ターゲットが含まれます。また、データベースがData Guard構成内にある場合は、スタンバイ・データベースおよびその関連ターゲットも含まれます。データベース・システムは、スタンバイ・データベース用に作成することはできません。
書式
emcli create_system -name="name" [-type=<system>] [-add_members="name1:type1:key_member/non_key_member;name2:type2;..."]... [-separator=add_members="sep_value"] [-subseparator=add_members="subsep_value"] -timezone_region="actual_timezone_region" [-owner="owner"] [-meta_ver="meta_version_of_system_type"] [-is_propagating="true|false"] [-availability_type="ALL|ANY"] [ ] indicates that the parameter is optionalis optional
オプション
name
システムの名前。
type
システム・タイプ(generic_system)。デフォルトはgeneric_systemです。
add_members
既存のターゲットをシステムに追加します。各ターゲットは、名前と値のペアtarget_name:target_type
で指定します。このオプションは複数回指定できます。key_memberでは、このターゲットはシステムの可用性計算の一部であることを指定します。
separator
指定した引数の名前と値のペアのセパレータ。
subseparator
指定した引数の名前と値を区切ります。
timezone_region
実際のタイムゾーン・リージョン。
owner
システムの所有者。
meta_ver
システム・タイプのメタ・バージョン。デフォルトは1.0です。
is_propagating
システムに対する権限をメンバー・ターゲットに伝播するかどうかを示すフラグ。デフォルト値はfalseです。
availability_type
システムの可用性計算方法。key_memberが定義されている場合、これを定義する必要があります。ALLは、システムを稼働中としてマークするためにすべてのキー・メンバーが稼働中である必要があることを示します。ANYは、システムを稼働中としてマークするために少なくとも1つのキー・メンバーが稼働中である必要があることを示します。
出力
成功またはエラー。スタンバイ・データベースを作成しようとすると、次のメッセージが表示されます。
指定したシステム・タイプでは操作がサポートされていません。
例
例1
この例では、下位互換性があるdb_system
という名前の汎用システムを作成します。このシステムは、2つのOracleデータベースemp_rec
とpayroll
で構成されています。このシステムの所有者はuser1
です。システム・タイプのメタ・バージョンは3.0
です。
emcli create_system -name=db_system -add_members="emp_rec:oracle_database" -add_members="payroll:oracle_database" -timezone_region="PST8PDT" -owner="user1"
例2
この例では、db_system1という名前の汎用システムを作成します。このシステムは、2つのOracleデータベースemp_recとpayrollで構成されています。emp_recはシステムのキー・メンバーです。可用性計算方法は、キー・メンバーのいずれかが稼働していればシステムが稼働しているとみなされる方法です。システム・タイプのメタ・バージョンは3.0です。この例は、システムを作成するための推奨方法を示します。
emcli create_system -name=db_system1 -add_members="emp_rec$oracle_database$key_member" -add_members="payroll$oracle_database" -subseparator=add_members="$" -timezone_region="PST8PDT" -availability_type="ANY"
Enterprise Managerに新しいテナントを作成します。
書式
標準モード
emcli create_tenant -name="name" -description="description" -owner_name="owner_name" [-owner_password="owner_password"] [-owner_type="owner_type"] [-namespace="namespace"] [ ] indicates that the parameter is optional
インタラクティブまたはスクリプト・モード
emcli create_tenant( name="name" ,description="description" ,owner_name="owner_name" [,owner_password="owner_password"] [,owner_type="owner_type"] [,namespace="namespace"] ) [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
テナントの名前。
description
テナントの説明。
owner_name
テナント所有者の名前。
owner_type
所有者のタイプ。EM_USER
は、デフォルトの所有者タイプです。設定可能な別の値は、EM_USER
およびEXTERNAL_USER
です。
namespace
テナントのネームスペース。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
次の例では、テナント所有者がjohn_doe
であるmy_tenant
という名前のテナントを作成します。
emcli create_tenant -name=my_tenant -description="This is the tenant description." -owner_name=john.doe -owner_password=pw -owner_type=EM_USER
ユーザー定義メトリック(UDM)をターゲットのメトリック拡張に移行するセッションを作成します。
書式
emcli create_udmmig_session -name=<session_name> -desc=<session_description> [-udm_choice=<specific_udm_to_convert>]* {-target=<type:name_of_target_to_migrate> }* | {-input_file=targetList:<complete_path_to_file>}; {-template=<template_name_to_update> }* | {-input_file=templateList:<complete_path_to_file>} [-allUdms] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
作成する移行セッションの名前。
desc
作成する移行セッションの説明。
udm_choice
特定のUDMを移行する場合、指定します。指定しない場合、すべてのUDMが移行されます。
target
更新するターゲットのタイプ名。複数の値を指定できます。
input_file=targetList
1行に1つずつ、次の書式でターゲットのリストを含むファイル名を指定します。
<targetType>:<targetName>
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
template
更新するモニタリング・テンプレートの名前。複数の値を指定できます。
input_file=templateList
1行に1つずつ、テンプレートのリストを含むファイル名を指定します。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
allUdms
セッションがターゲットとテンプレートのすべてのUDMを含むように強制します。(デフォルトの動作では、セッションにないものが選択されます。)
例
例1
この例では、ターゲットtesthost上のhostudmというUDMを移行する、名前がhostsessionの新規セッションを作成します。
emcli create_udmmig_session -name=hostsession -desc="Convert UDMs for Host Target" -udm_choice=hostudm -target=host:testhost
例2
この例では、セッションに存在しないターゲットtesthost上のすべての未変換のUDMを移行する、名前がhostsessionの新規セッションを作成します。
emcli create_udmmig_session -name=hostsession -desc="Convert UDMs for Host Target" -target=host:testhost -allUdms
新しいEnterprise Manager管理者を作成します。
標準モード
emcli create_user -name="name"[-password="password"][-type="type of user"] [-roles="role1;role2;..."] {-email="email1;email2;..."] [-privilege="name[;secure-resource-details]]"] [-profile="profile_name"] [-desc="user_description"] [-expired="true/false"] [-prevent_change_password="true/false"] [-department="department_name"] [-cost_center="cost_center"] [-line_of_business="line_of_business"] [-contact="contact"] [-location="location"] [-external_user_id="external_user_id"] [-tenant="tenant"] [-like="like"] [-input_file="FILE:file_path"] [-separator="separator:attribute_name:character"] [-subseparator="subseparator:attribute_name:character"] [ ] indicates that the parameter is optional
インタラクティブまたはスクリプト・モード
create_user( name="name" [,password="password"] [,type="type of user"] [,roles="role1;role2;..."] [,email="email1;email2;..."] [,privilege="name[;secure-resource-details]]"] [,profile="profile_name"] [,desc="user_description"] [,expired="true/false"] [,prevent_change_password="true/false"] [,department="department_name"] [,cost_center="cost_center"] [,line_of_business="line_of_business"] [,contact="contact"] [,location="location"] [,external_user_id="external_user_id"] [,tenant="tenant"] [,like="like"] [,input_file="FILE:file_path"] [,separator="separator:attribute_name:character"] [,subseparator="subseparator:attribute_name:character"] ) [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
管理者名。
password
管理者パスワード。
type
ユーザーのタイプ。このオプションのデフォルト値はEM_USERです。このオプションで使用可能な値は、次のとおりです。
EM_USER
EXTERNAL_USER
DB_EXTERNAL_USER
roles
この管理者に割り当てるロールのリスト。現在、組込みロールとしてPUBLIC
が含まれています。
この管理者の電子メール・アドレスのリスト。
privilege
この管理者に付与する権限。このオプションは、複数回指定できます。<secure_resource_details>は次のように指定します。
resource_guid|[resource_column_name1=resource_column_value1[:resource_column_name2=resource_column_value2]..]"
リソース情報を必要としないSYSTEM権限のリストを取得するには、次のemcliコマンドを実行します。
emcli get_supported_privileges -type=SYSTEM
権限の完全なリストおよびリソース列名を取得するには、次のコマンドを実行します。
emcli get_supported_privileges
TARGET権限のリストを取得するには、次のemcliコマンドを実行します。
emcli retrieve -type=TARGET
ジョブ権限のリストを取得するには、次のemcliコマンドを実行します。
emcli get_supported_privileges -type=JOB
profile
データベース・プロファイル名。デフォルトのプロファイル名としてDEFAULTを使用します。
desc
追加されるユーザーに関するユーザー説明。
expired
このオプションを使用すると、パスワード期限が即座に切れます。デフォルトはfalseです。
prevent_change_password
有効な値はtrueまたはfalseです。trueに設定すると、独自のパスワードを変更できなくなります。デフォルトはfalseです。
department
管理者の部署の名前。
cost_center
組織内の管理者のコスト・センター。
line_of_business
管理者の部門。
contact
管理者の連絡先情報。
location
管理者の場所。
external_user_id
管理者の外部ユーザーID。
tenant
管理者のテナント名。
like
別のユーザーを類似作成します。
input_file
ファイルの内容を読み取り、プロパティ値として渡します。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
separator
属性値を複数入力する場合、デフォルトのセパレータはセミコロン(;)。このオプションを使用すると、デフォルトのセパレータ値が上書きされます。
例: separator="<
attribute_name
=
sep_char
>"
(ここでattribute_name
は、セパレータ文字を上書きする属性名で、sep_char
は新しいセパレータ文字です。)例: separator="att=#"
subseparator
属性値を複数入力する場合、デフォルトのサブセパレータはコロン(:)。このオプションを使用すると、デフォルトのサブセパレータ値が上書きされます。
例: subseparator="<
attribute_name
=
sep_char
>"
ここでattribute_name
は、セパレータ文字を上書きする属性名で、sep_char
は新しいサブセパレータ文字です。例: separator="att=#"
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
この例では、new_admin
という名前のEnterprise Manager管理者を作成します。この管理者には、ID 923470234ABCDFE23018494753091111のジョブを表示する権限とターゲットhost1.example.com:host
を表示する権限の2つの権限が追加されています。管理者new_admin
には、PUBLIC
ロールが付与されます。
例1 コマンドライン形式
emcli create_user -name="new_admin" -password="oracle" -email="first.last@example.com;joe.shmoe@shmoeshop.com" -roles="public" -privilege="view_job;923470234ABCDFE23018494753091111" -privilege="view_target;host1.example.com:host"
例2 - スクリプトおよび対話形式
create_user (name="new_admin" ,password="oracle" ,email="first.last@example.com;joe.shmoe@shmoeshop.com" ,roles="public" ,privilege="view_job;923470234ABCDFE23018494753091111" ,privilege="view_target;host1.example.com:host")
これらの例では、SSOサーバーなどの外部ユーザー・ストアにすでに作成されているUser1をEnterprise Managerユーザーにします。priv_fileの内容はview_target;host1.example.com:hostです。User1にはhost1.example.com:hostターゲットの表示権限があります。
例3 - コマンドライン形式
emcli create_user -name="User1" -type="EXTERNAL_USER" -input_file="privilege:/home/user1/priv_file"
例4 - スクリプトおよび対話形式
create_user (name="User1" ,type="EXTERNAL_USER" ,input_file="privilege:/home/user1/priv_file")
ユーザー・プロファイルを作成します。
書式
標準モード
emcli create_user_profile -name="profile name" [-description="profile desc"] [-users="users to be associated"] [ ] indicates that the parameter is optional
インタラクティブまたはスクリプト・モード
create_user_profile( name="profile name" [,description="profile desc"] [,users="users to be associated"] ) [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
作成するユーザー・プロファイルの名前。
description
作成するユーザー・プロファイルの説明。
users
ユーザー・プロファイルを関連付けるユーザーの名前。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
次の例では、profile1
という名前で新しいユーザー・プロファイルを作成します。
emcli create_user_profile -name="profile1" -description=test profile -users=user1;user2
ソースからターゲットへデータを転送します。
書式
emcli data_transfer -inputFile="File containing properties required for transferring data"
オプション
inputFile
データの転送に必要なプロパティを含むファイルの場所。このジョブに必要な必須プロパティは、次のとおりです。
SOURCE_LOCATION = ソース・ホスト上のデータの場所。
SRC_HOST = データを含むソース・ホスト。
SRC_HOST_CREDS = データがあるホストの資格証明。ソース・ホストがOPC上にある場合、これはホストSSH資格証明にする必要があります。
DEST_HOST = データのコピー先の宛先ホスト。
DEST_HOST_CREDS = データのコピー先のホストの資格証明。資格証明ホストがOPC上にある場合、これはホストSSH資格証明にする必要があります。
DEST_LOCATION = データのコピー先の宛先ホスト上の場所。
例
次の例では、データをソースから、data_transfer.props
ファイルに含まれるターゲットに転送します。
emcli data_transfer -input_file=data:/u01/files/data_transfer.props
書式
データベース・クローニング・ライフ・サイクル管理用のVerb。
emcli db_clone_management -createFullClone -createTestMaster -createCloneDB -createSnapClone -createSnapshotClone -cloneToCloud -enableTestMaster -disableTestMaster -refreshDatabase -deleteDatabase -listClones -listTestMasters -listDatabaseBackups -listDatabaseSnapshots [-target_name="database target name" -target_type="database target type" -clone_type="clone_type" -input_file="path of input file" -print_properties="print properties for input file"]
[ ]は、オプションのパラメータを意味します。
オプション
-createFullClone
フル・クローン・データベースを作成します。
-createTestMaster
テスト・マスター・データベースを作成します。
-CreateCloneDB
CloneDBデータベースを作成します。
-createSnapClone
スナップ・クローン・データベースを作成します。
-createSnapshotClone
Exadataスパース・クローン・データベースを作成します。
-cloneToCloud
Oracle Cloudにデータベースをクローニングします
-enableTestMaster
テスト・マスターとしてデータベースを有効化します。
-refreshDatabase
ソースからデータベースをリフレッシュします。
-deleteDatabase
Enterprise Managerからデータベースとターゲットを削除します。
-listClones
データベースのクローンをリストします。
-listTestMasters
テスト・マスター・データベースをリストします。
-listDatabaseBackups
データベースのRMANバックアップおよびイメージ・プロファイルをリストします。
-listDatabaseSnapshots
データベースのスナップショット・プロファイルをリストします。
-target_name
データベース・ターゲットの名前。これには、-target_typeの指定が必要になります。
-target_type
oracle_database (単一インスタンス・データベースの場合)。
rac_database (RACデータベース)。
-clone_type
LIVE (ライブ・クローンを実行する場合)
POINT_IN_TIME (前のポイント・イン・タイム・クローンを実行する場合)。
-input_file
入力プロパティを格納しているファイルのパス。
-print_properties
データベース・クローニングのプロシージャに必要な入力プロパティを出力します。これには、-target_nameと-target_typeの指定が必要になります。
-usage
Verbの詳細な使用方法を表示するオプション。
例5-2 例タイトル
(オプション)ここには、リファレンスを説明する例を入力します。
データベース・クラウド・メンテナンス・タスクを実行します。
db_cloud_maintenance -activateSoftware
プールの新しいソフトウェアをアクティブ化します。
書式
emcli db_cloud_maintenance -activateSoftware -pool_name= "pool_name" -pool_type= "pool_type" l [-force= "force" ] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
pool_name
プールの名前。
pool_type
プールのタイプ。
force
新しいメンバーを強制的にアクティブ化します。
例
次の例では、新しいメンバーを強制的にアクティブ化し、POOLという名前のOracle Cloud Zoneプールの新しいソフトウェアをアクティブ化します。
emcli db_cloud_maintenance -activateSoftware -pool_name=POOL -pool_type=oracle_cloud_zone -force=true
db_cloud_maintenance -performOperation
指定されたプールの名前付き操作を実行します。
書式
emcli db_cloud_maintenance -performOperation -name= "name" -description= "description" -purpose= "purpose" -pool_name= "pool_name" -pool_type= "pool_type" [-start_schedule= "start_schedule"] [-end_schedule= "end_schedule" ] [-input_file= "data:input_file" ] [-target_type= "target_type" ] [-target_list= "target_list" ] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
name
操作の名前。
description
操作の説明。
purpose
操作の目的。指定できる値は、UPDATE_DB、UPDATE_RACDB、UPDATE_GI、DEPLOY_DB_SOFTWARE、DEPLOY_GI_SOFTWARE、DEPLOY_RAC_SOFTWARE、ROLLBACK_DB、ROLLBACK_GI、ROLLBACK_RACDBおよびCLEANUP_SOFTWAREです。
pool_name
プールの名前。
pool_type
プールのタイプ。
start_schedule
スケジュールされた開始時刻。start_scheduleの書式は、yyyy-MM-dd HH:mm:ss(start_schedule="2013-11-11 12:15:30"など)です。デフォルトの開始時間は即時です。
end_schedule
スケジュールされた終了時間。end_scheduleの書式は、yyyy-MM-dd HH:mm:ss(end_schedule="2014-11-11 22:30:00"など)です。デフォルトの終了時間は無期限です。
input_file
メンテナンス・アクションの入力データ(input_file="data:~/input_files/dataなど)。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
target_type
デフォルト・ターゲット・タイプは目的に基づいて識別されます。たとえば、目的がDEPLOY_DBである場合、デフォルトのターゲット・タイプはoracle_homeになります。
target_list
ターゲットのカンマ区切りリスト。ターゲット・リストは、選択されているターゲット・タイプに基づくエンティティのリストです。たとえば、target_type=rac_database target_listの場合、ターゲット・リストは"rac1.example.com,rac2.example.com"です。デフォルトのtarget_listはpurposeに基づきます。たとえば、目的がDEPLOY_DBである場合、デフォルトのターゲット・リストはプールに存在するOracleホームのリストになります。
例
次の例では、POOLという名前のOracle Cloud ZoneプールのRACデータベースの更新操作を実行します。
emcli -performOperation -name="Update RAC Database " -description="Update RAC database Instance" -purpose="UPDATE_RACDB" -start_schedule="start_time:2014/09/01 00:00" -end_schedule="start_time:2014/09/01 13:00" -pool_name="POOL NAME" -pool_type=oracle_cloud_zone -target_type=rac_database -target_list="rac1.example.com"
db_cloud_maintenance -relocateService
DB/PDBインスタンスを1つのプールから別のプールに再配置します。DBaaS Cloud上にEM管理対象DB/PDBをオンボードするには、このVerbを'discoverOnly'オプションとともに使用する必要があります。
emcli db_cloud_maintenance –relocateService -input_file="data:<absolute_path_to_input_file>"データベース・プールの保守およびデータベースのカスタマイズの詳細は、Enterprise Manager Cloud管理ガイドのデータベースの保守とカスタマイズを参照してください。
データベース・ソフトウェア・メンテナンス・タスクを実行します。
db_software_maintenance -createSoftwareImage
指定されたOracleホームの新しいソフトウェア・イメージを作成します。createSoftwareImage verbは、テキスト・ファイルからデータを取得するか、getInputVariableListコマンドを使用します。
書式
emcli db_software_maintenance -createSoftwareImage [-data= "data"] [-getInputVariableList= "getInputVariableList"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
data
txt入力ファイルのパス。
getInputVariableList
入力ファイルに指定される変数のリストを指定します。
例1
データ・ファイル内で渡されるすべてのパラメータのリストを取得するには、次のコマンドを実行します。
emcli db_software_maintenance -createSoftwareImage -getInputVariableList=true
例2
次の例では、新しいイメージおよびバージョンを作成します。
emcli db_software_maintenance -createSoftwareImage -data="input_file=data:"/home/user/input_rac"
この例のinput_racファイルの内容は次のとおりです。
IMAGE_NAME=DbGoldImage
IMAGE_DESCRIPTION=Gold Image for 11g db
REF_TARGET_NAME=ORACLE_HOME
IMAGE_SWLIB_LOC=Oracle Home Provisioning Profiles/11.2.0.3.0/linux_x64
REF_HOST_CREDENTIALS=ZONE_CREDS:TESTSUPERADMIN
WORKING_DIRECTORY=/tmp
STORAGE_TYPE_FOR_SWLIB=OmsShared
STORAGE_NAME_FOR_SWLIB=swlib
VERSION_NAME=Version1
db_software_maintenance -createImage
新しいイメージを作成します。
書式
emcli db_software_maintenance -createImage -image_name= "image_name" -description= "description" -type= "type" -target_type= "target_type" -version= "version" -platform_id= "platform_id" -status= "status"
オプション
image_name
イメージの名前。
description
イメージの説明。
type
イメージ・バージョンがソフトウェア・ライブラリにある場合のSWLIBなどのイメージのタイプ。
target_type
イメージのターゲット・タイプ。たとえば、単一インスタンスのOracleデータベースを管理するためにイメージが作成されている場合、ターゲット・タイプはoracle_databaseです。
version
11.2.0.4.0などの製品のRDBMSバージョン。
platform_id
プラットフォームID(Linux x86_64の226など)。
status
PRODUCTIONなどのイメージ・ステータス。
例
次の例では、GI_11204という名前の新しいイメージを作成します。
emcli db_software_maintenance -createImage -image_name="GI_11204" -description="GI_11204" -type="SWLIB" -target_type=cluster -version=11.2.0.4.0 -platform_id=226 -status=PRODUCTION
db_software_maintenance -createVersion
既存のソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントを使用して、既存のイメージに新規バージョンを作成します。
書式
emcli db_software_maintenance -updateVersionStatus -version_name= "version_name" -image_id= "image_id" -external_id= "external_id" -status= "status"
オプション
version_name
バージョンの名前。
image_id
イメージのID。
external_id
バージョンの外部ID。たとえば、ソフトウェア・ライブラリ・ゴールド・イメージのUniform Resource Name (URN)です。
status
DRAFT、ACTIVE、CURRENT、RESTRICTEDなどのバージョンのステータス。
例
次の例では、バージョンVersion1を作成します。
emcli db_software_maintenance -createVersion -version_name="Version1" -image_id="01B5F14FD57D7B89E05313B2F00A739F" -external_id="oracle:defaultService:em:provisioning:1:cmp:COMP Component:SUB_OracleDB:0191172464DD36B6E05313B2F00AB90A:0.1" -status=CURRENT
db_software_maintenance -subscribeTarget
新しいターゲットを作成し、ターゲット・サブスクリプションを変更します。
書式
emcli db_software_maintenance -subscribeTarget -target_name= "target_name" -target_type= "target_type" -[parent_target_name= "parent_target_name"] -[parent_target_type= "parent_target_type"] -image_id= "image_id" -[version_id= "version_id' [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
target_name
ターゲットの名前。
target_type
ターゲット・タイプ。
parent_target_name
親ターゲット名。
parent_target_type
親ターゲット・タイプ。
image_id
イメージID。
version_id
バージョンID。
例
次の例では、POOL NAMEという名前のOracle Cloud Zoneターゲットを変更します。
emcli db_software_maintenance -subscribeTarget -target_name="POOL NAME" -target_type=oracle_cloud_zone -image_id=FE55AD7AB28974EFE04313B2F00AD4A0
db_software_maintenance -updateVersionStatus
イメージのバージョン・ステータスを更新します。
書式
emcli db_software_maintenance -updateVersionStatus [-version_id= "version_id"] -status= "status" [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
version_id
バージョンID。
status
DRAFT、ACTIVE、CURRENT、RESTRICTEDなどのバージョンのステータス。
例
次の例では、バージョンID 02A635AOD8D904A4E05362F3E40ADFD8のイメージのバージョンをCURRENTに更新します。
emcli db_software_maintenance -updateVersionStatus -version_id=02A635AOD8D904A4E05362F3E40ADFD8 -status=CURRENT
db_software_maintenance -getImages
クラウド・フローで作成されたイメージのリストを返します。プロファイル作成の一部として作成されるゴールド・イメージはここにはリストされません。
書式
emcli db_software_maintenance -getImages
例
次の例では、システムに存在するイメージのリストを戻します。
emcli db_software_maintenance -getImages
db_software_maintenance -deleteImage
イメージを削除します。
書式
emcli db_software_maintenance -deleteImage -image_id= "image_id" [-force= "force"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
image_id
削除するイメージのID。
force
イメージにサブスクライブされたターゲットがある場合でも強制的に削除します。
例
次の例では、ID 01B5F14FD57D7B89E05313B2F00A739Fのイメージを削除します。
emcli db_software_maintenance -deleteImage -image_id="01B5F14FD57D7B89E05313B2F00A739F
db_software_maintenance -unsubscribeTarget
指定されたターゲットをサブスクライブ解除します。
書式
emcli db_software_maintenance -subscribeTarget -target_name= "target_name" -target_type= "target_type" -image_id= "image_id" [-version_id= "version_id'] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
target_name
ターゲットの名前。
target_type
ターゲット・タイプ。
image_id
イメージID。
例
次の例では、名前POOL NAMEおよびイメージID FE55AD7AB28974EFE04313B2F00AD4A0のOracle Cloud Zoneターゲットをサブスクライブ解除します。
emcli db_software_maintenance -unsubscribeTarget -target_name="POOL NAME" -target_type=oracle_cloud_zone -image_id=FE55AD7AB28974EFE04313B2F00AD4A0
db_software_maintenance -searchImage
指定されたフィルタに基づいてイメージを検索します。ワイルドカードには'%'を使用します。フィルタが指定されていない場合は、システムに存在するすべてのイメージが返されます。
書式
emcli db_software_maintenance -searchImage [-name_pattern= "name_pattern"] [-version_pattern= "version_pattern"] [-description_pattern= "description_pattern"] [-owner= "owner"] [-target_type= "target_type"] [-platform_id= "platform_id"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
name_pattern
名前のパターン。
version_pattern
バージョンのパターン。
description_pattern
説明のパターン。
version_pattern
バージョンのパターン。
target_type
ターゲット・タイプ。
platform_id
プラットフォームID(Linux x86_64の226など)。
例1
次の例では、GIを含む名前のデータベース・イメージを検索します。
emcli db_software_maintenance -searchImage -name_pattern="%GI%"
例2
次の例では、Linux x86_64プラットフォーム(プラットフォームID226)のデータベース・イメージを検索します。
emcli db_software_maintenance -searchImage -platform_id="226"
db_software_maintenance -getTargetSubscriptions
指定されたターゲットのサブスクリプションのリストを戻します。
書式
emcli db_software_maintenance -getTargetSubscriptions -target_name= "target_name" Target name -target_type= "target_type" Target type [-image_type= "image_type" Image type] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
target_name
ターゲットの名前。
target_type
ターゲット・タイプ。
image_type
イメージ・タイプ。
例
次の例では、POOL NAMEという名前のOracle Cloud Zoneターゲットのサブスクリプションのリストを戻します。
emcli db_software_maintenance -getTargetSubscriptions -target_name="POOL NAME" -target_type="oracle_cloud_zone"
db_software_maintenance -getVersions
指定されたイメージのバージョンのリストを戻します。
書式
emcli db_software_maintenance -getVersions -image_id= "image_id" [-version_status= "version_status"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
image_id
イメージの名前。
version_status
バージョンのステータス・フィルタ。
例
次の例では、ID 01B5F14FD57D7B89E05313B2F00A739Fのイメージのバージョンのリストを戻します。
emcli db_software_maintenance -getVersions -image_id="01B5F14FD57D7B89E05313B2F00A739F" -version_status=CURRENT
db_software_maintenance -getImageSubscriptions
サブスクライブされたターゲットのリストを返します。
書式
emcli db_software_maintenance -getImageSubscriptions -image_id= "image_id"
オプション
image_id
イメージのID。
例
次の例では、ID ID01B5F14FD57D7B89E05313B2F00A739Fのイメージのターゲットのリストを戻します。
emcli db_software_maintenance -getImageSubscriptions -image_id="01B5F14FD57D7B89E05313B2F00A739F"
db_software_maintenance -performOperation
新しいデータベース・ソフトウェア・メンテナンス操作を作成します。サブコマンド–performOperationはさらにさまざまなコマンドに分かれます。使用できるコマンドについて次に詳しく説明します。
-performOperation –Deploy
deployコマンドは、新しいOracleホームの作成時に最新バージョンのサブスクライブ・イメージを自動的に使用します。
emcli db_software_maintenance -performOperation -name="Deploy -1120407 GI Home" -purpose=DEPLOY_GI_SOFTWARE -target_type=input_file -target_list="CLUSTER1" -normal_credential="NC_HOST_CREDS:TESTSUPERADMIN" -privilege_credential="HOST_PRIV:TESTSUPERADMIN" -inputfile="data:/usr/oracle/deploy.txt"
オプション
name
これは操作の一意の名前です。
purpose
DEPLOY_DB_SOFTWARE
DEPLOY_GI_SOFTWARE
DEPLOY_SIHA_SOFTWARE
traget_type
この操作が実行されるターゲットのタイプ。
target_list
これはパッチを適用する必要があるターゲットのカンマ区切りのリストです。
normal_credential
これは<Named Credential: Credential Owner>という形式で入力する必要があります。
<Named Credential>: 新しいOracleホームがデプロイされるホストの名前付き資格証明。
<Credential Owner>: この名前付き資格証明を所有するEnterprise Managerユーザー。
privilege_credential
これは<Named Credential: Credential Owner>という形式で入力する必要があります。
<Named Credential>: 新しいOracleホームがデプロイされるホストの名前付き資格証明。
<Credential Owner>: この名前付き資格証明を所有するEnterprise Managerユーザー。
これらの資格証明は、スクリプトをルートとして実行するために使用されます。
start_schedule
ステージングおよびデプロイが開始される日付(将来開始される予定の場合)。
形式: "start_time:yyyy/mm/dd HH:mm"
注意:
これはオプションのパラメータです。日付を指定しない場合、フリート操作は即座に開始されます。Input_file
このファイルには次のエントリが含まれます。
NEW_ORACLE_HOME_LIST= <新しいOracleホームのパス>
これは、すべてのホストで新しいOracleホームがインストールされる場所です。資格証明所有者には、この場所への読取り/書込みアクセス権がある必要があります。
workingDir=<一時ディレクトリの名前>
dispatchLoc=<ディスパッチ場所>
これは、ホスト上ですべてのスクリプトがステージングされる場所です。これらのスクリプトは、"root"ユーザーとして起動されます。
SKIP_PREREQUISITE_CHECKS=<true|false>- デフォルト値はfalseです。
SKIP_CVU_CHECK=<true|false>- デフォルト値はfalseです。
PREREQS_ONLY=<true|false>- デフォルト値はfalseです。前提条件チェック時にエラーを検出するために使用できます。値を"true"に設定すると、実際のデプロイメントは行われません。
注意:
このverbは、次のステップに進む前に完了する必要があるプロシージャを発行します。例
コンテナ・データベースのデプロイ:
emcli db_software_maintenance -performOperation -purpose="DEPLOY_CDB" -target_name="<>CDB Name that is being patched" -target_type="<target type> -name="Operation Name” -description="Operation description" -db_prefix | db_name ="<DB Name prefix or DB name>" –normal_credential="<credential name>" –privilege_credential="<credential name>" –database_credential="SYSDBA credential name>"
既存のコンテナを使用する場合:
emcli db_software_maintenance -performOperation -purpose="ATTACH_CDB"-target_name="<CDB Name that is being patched>" -target_type="<target type>" -name="Operation Name” -description="Operation description" -destinationCDB ="<Container database to which PDBs will be migrated>" –normal_credential="<credential name>" –privilege_credential=”<credential name>" –database_credential="<SYSDBA credential name>"
-performOperation –Update
Updateコマンドは、次のようにさまざまなアクションで使用されます。
リスナーの移行
データベース・ホームから実行されているリスナーがある場合は、次のverbを使用してそれらをパラレルOracleホームに移行します。このコマンドを使用して、Oracleデータベース・ホームから実行しているリスナーを移行できます。グリッド・インフラストラクチャ・ホームは、GI更新プロセス中に自動的に移行されます。
書式
emcli db_software_maintenance -performOperation -name="Update Listener" -purpose=migrate_listener -target_type=oracle_database -target_list="DB1" -normal_credential="NC_HOST_CREDS:SYSMAN" -privilege_credential="HOST PRIV:SYSMAN" start_schedule
オプション
name
これは操作の一意の名前です。
purpose
MIGRATE_LISTENER
traget_type
この操作が実行されるターゲットのタイプ。これは、RACの場合は"rac_database"、単一インスタンス・データベースの場合は"oracle_database"です。
target_list
これは移行するターゲットのカンマ区切りのリストです。
normal_credential
これは<Named Credential: Credential Owner>という形式で入力する必要があります。
<Named Credential>: 新しいOracleホームがデプロイされるホストの名前付き資格証明。
<Credential Owner>: この名前付き資格証明を所有するEnterprise Managerユーザー。
privilege_credential
これは<Named Credential: Credential Owner>という形式で入力する必要があります。
<Named Credential>: 新しいOracleホームがデプロイされるホストの名前付き資格証明。
<Credential Owner>: この名前付き資格証明を所有するEnterprise Managerユーザー。
これらの資格証明は、スクリプトをルートとして実行するために使用されます。
start_schedule
ステージングおよびデプロイが開始される日付(将来開始される予定の場合)。
形式: "start_time:yyyy/mm/dd HH:mm"
注意:
これはオプションのパラメータです。日付を指定しない場合、フリート操作は即座に開始されます。データベース/クラスタの更新
ステージ操作およびデプロイ操作が完了したら、新しくデプロイされたGrid Infrastructureホームにグリッド・インフラストラクチャ・インスタンスを移行する必要があります。
書式
emcli db_software_maintenance -performOperation -name="Update Cluster" -purpose=UPDATE_GI -target_type=cluster -target_list= CLUSTER1 -normal_credential="NC_HOST_CREDS:SYSMAN" privilege_credential="HOST PRIV:SYSMAN" [-rolling=<true/false]
オプション
name
これは操作の一意の名前です。
purpose
フリート操作によって実行できる次の標準の目的があります。
単一インスタンスおよびSIHA用のUPDATE_DB
RACデータベースおよびRAC One Node用のUPDATE_RACDB
クラスタ用のUPDATE_GI
target_type
この操作の対象となるターゲットのタイプ("rac_database"または"single instance"データベース)。
target_list
これはパッチを適用する必要があるターゲットのカンマ区切りのリストです。
同種のタイプのターゲットは、単一のフリート操作でサポートされます。
normal_credential
<Named Credential>: 新しいOracleホームがデプロイされるホストの名前付き資格証明。
<Credential Owner>: この名前付き資格証明を所有するEnterprise Managerユーザー。
privilege_credential
<Named Credential>: 新しいOracleホームがデプロイされるホストの名前付き資格証明。
<Credential Owner>: この名前付き資格証明を所有するEnterprise Managerユーザー。
これらの資格証明は、スクリプトをルートとして実行するために使用されます。
rolling
これはオプションのフラグであり、デフォルト値はtrueです。更新プロシージャはデフォルトでは「ローリング・パッチ」モードで動作しますが、必要に応じてそれをオーバーライドできます。
start_schedule
ステージングおよびデプロイが開始される日付(将来開始される予定の場合)。
形式: "start_time:yyyy/mm/dd HH:mm"
注意:
これはオプションのパラメータです。日付を指定しない場合、フリート操作は即座に開始されます。input_file
これはオプションのパラメータです。ここに指定できるパラメータは、workingDir: = <一時ディレクトリの名前>です。
ノードごとのRACデータベース/クラスタの更新
クラスタを更新する場合、クラスタ・インスタンスの切替えプロセス中に、そのノードで実行されているすべてのRACデータベース・インスタンスが必ず停止される必要があります。このため、クラスタの更新の後にRACデータベースを更新すると、インスタンスが2回再起動されます。
管理者が切替えプロセスに対する制御を強化する状況が考えられます。たとえば、管理者は、データベース・インスタンスを複数回再起動することを回避するために、クラスタおよびRACデータベースのノードごとの更新の実行を選択する場合があります。また、管理者が、ノード固有の事前または事後の手順を実行する必要がある場合があります。
クラスタ・インスタンスを切り替えます。
RACデータベース・インスタンスを停止されたままにします。
emcli db_software_maintenance -performOperation -name="Update Cluster" -purpose=UPDATE_GI -target_type=cluster - target_list= CLUSTER1 - normal_credential="NC_HOST_CREDS:SYSMAN" - privilege_credential="HOST_PRIV:SYSMAN" - rolling=true - node_list="host1.us.oracle.com" –startupDatabase=false
同じノード上のすべてのRACデータベース・インスタンスを切り替えます。
この手順はインスタンスRACDB_112_1およびRACDB_121_1を新しいホームに切り替え、再起動します。
たとえば、RACデータベースRACDB_112およびRACDB_121がこのクラスタで実行されているとします。この特定のノードで実行されているインスタンスRACDB_112_1およびRACDB_121_1は、クラスタ・インスタンスが切り替えられた後も停止されたままです。
書式
emcli db_software_maintenance -performOperation -name="Update RAC DB" -purpose=UPDATE_RACDB -target_type=rac_database - target_list= RACDB -normal_credential="NC_HOST_CREDS:SYSMAN" - privilege_credential="HOST_PRIV:SYSMAN" -rolling=true - node_list="host1.us.oracle.com"
オプション
name
これは操作の一意の名前です。
purpose
フリート操作によって実行できる次の標準の目的があります。
単一インスタンスおよびSIHA用のUPDATE_DB
RACデータベースおよびRAC One Node用のUPDATE_RACDB
クラスタ用のUPDATE_GI
target_type
この操作の対象となるターゲットのタイプ("rac_database"または"single instance"データベース)。
target_list
これはパッチを適用する必要があるターゲットのカンマ区切りのリストです。
同種のタイプのターゲットは、単一のフリート操作でサポートされます。
このターゲット・リストに基づく一意のホストのリストが表示され、それらのホストでOracleホーム・ソフトウェアのステージングが開始されます。
同じOracleホームから実行されているターゲットをこのリストに指定した場合、ステージング操作およびデプロイ操作はすべてのターゲットに対して起動されるのではなく、一度だけ起動されます。
normal_credential
<Named Credential>: 新しいOracleホームがデプロイされるホストの名前付き資格証明。
<Credential Owner>: この名前付き資格証明を所有するEnterprise Managerユーザー。
privilege_credential
<Named Credential>: 新しいOracleホームがデプロイされるホストの名前付き資格証明。
<Credential Owner>: この名前付き資格証明を所有するEnterprise Managerユーザー。
これらの資格証明は、スクリプトをルートとして実行するために使用されます。
node_list
インスタンスを更新する必要があるホストのカンマ区切りのリストです。
注意:
これはオプションのパラメータです。日付を指定しない場合、フリート操作は即座に開始されます。-performOperation –Rollback
このコマンドは、更新操作が完了した後にデータベースを元のOracleホームに戻すために使用します。
書式
emcli db_software_maintenance -performOperation -name="Rollback RAC DB" -purpose=ROLLBACK_RACDB -target_type=rac_database - target_list= RACDB -normal_credential="NC_HOST_CREDS:SYSMAN" - privilege_credential="HOST_PRIV:SYSMAN" [-rolling=true/false] [-node_list="host1.us.oracle.com"]
オプション
name
これは操作の一意の名前です。
purpose
フリート操作によって実行できる次の標準の目的があります。
ROLLBACK_DB
ROLLBACK_RACDB
ROLLBACK_GI
target_type
この操作の対象となるターゲットのタイプ("rac_database"または"oracle_database")。
target_list
これはパッチを適用する必要があるターゲットのカンマ区切りのリストです。
同種のタイプのターゲットは、単一のフリート操作でサポートされます。
このターゲット・リストに基づく一意のホストのリストが表示され、それらのホストでOracleホーム・ソフトウェアのステージングが開始されます。
同じOracleホームから実行されているターゲットをこのリストに指定した場合、ステージング操作およびデプロイ操作はすべてのターゲットに対して起動されるのではなく、一度だけ起動されます。
normal_credential
<Named Credential>: 新しいOracleホームがデプロイされるホストの名前付き資格証明。
<Credential Owner>: この名前付き資格証明を所有するEnterprise Managerユーザー。
<Named Credential>: 新しいOracleホームがデプロイされるホストの名前付き資格証明。
<Credential Owner>: この名前付き資格証明を所有するEnterprise Managerユーザー。
これらの資格証明は、スクリプトをルートとして実行するために使用されます。
non_rolling
デフォルトでは、ロールバックはすべてのノードで実行されます。non_rolling backフラグが有効な場合、(node_listコマンドを使用して)ロールバックするノードのリストを選択できます。
rolling
デフォルトでは、ロールバックはローリング方式で実行されます。このフラグは、非ローリング・モード(OJVM)で適用されてロールバックする必要があるパッチが現在のOracleホームにある場合に使用します。
node_list
インスタンスを更新する必要があるホストのカンマ区切りのリストです。
たとえば、RACDBが4ノードのクラスタ(host1、host2、host3およびhost4)で実行されていて、一度に2つのホストのインスタンスのみを更新することを選択した場合、このパラメータの値はnode_list="host1, host2"として指定する必要があります。
db_software_maintenance -getSubscriptionsForContainer
データベース・プールなどのコンテナ・ターゲットのサブスクリプションを戻します。
書式
emcli db_software_maintenance -getSubscriptionsForContainer -image_id= "image_id" -target_name= "target_name" -target_type= "target_type"
オプション
image_id
イメージID。
target_name
Oracle Enterprise Managerのターゲットの名前。
target_type
ターゲット・タイプ。
例
次の例では、名前POOL NAMEおよびイメージID FE55AD7AB28974EFE04313B2F00AD4A0のOracle Cloud Zoneターゲットのサブスクリプションを戻します。
emcli db_software_maintenance -getSubscriptionsForContainer -target_name="POOL NAME" -target_type=oracle_cloud_zone -image_id=FE55AD7AB28974EFE04313B2F00AD4A0
データをエクスポート・ダンプから、指定したデータベース・ターゲットにインポートします。
書式
emcli dbimport -inputFile="File containing properties for importing data to a database"
オプション
inputFile
データをデータベースに転送するために必要なプロパティを含むファイルの場所。
例
次の例では、データをエクスポート・ダンプから、dbimport.props
ファイルに指定されているデータベース・ターゲットにインポートします。
emcli dbimport -inputFile=/u01/files/dbimport.props
指定したMDA結果タイプを非アクティブ化します。結果タイプは、N (新規)、A (アクティブ)またはI (非アクティブ)のステータスを持ちます。現在アクティブな(たとえば、ステータスA)結果タイプのみが非アクティブになります。それ以外は前のステータスが保持されます。非アクティブ化された後は、その結果タイプに対して新しいターゲットが有効になることはなく、非アクティブな結果タイプに対して分析の実行がスケジュールされることもありません。
書式
emcli deactivate_mda_finding_types [-finding_types="<list of finding types>"] [-separator=finding_types="separator_for_finding_types_values"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
finding_types
結果タイプのリスト。使用されるデフォルト・セパレータは、「;」です。
separator=finding_types
結果タイプのリストに使用されるカスタム・セパレータを示します。結果タイプ・リストで「;」以外の文字をセパレータとして使用する場合、このオプションは必須です。
例
例1
次の例では、単一の結果タイプを非アクティブ化します。
emcli deactivate_mda_finding_types -finding_types="oracle.sysman.emas.wls_gc_overhead"
例2
次の例では、複数の結果タイプを非アクティブ化します。
emcli deactivate_mda_finding_types -finding_types="oracle.sysman.emas.wls_gc_overhead;oracle.sysman.emas.wls_heap_config"
グループに対して診断チェック除外を定義し、除外をチェックします。
書式
emcli define_diagcheck_exclude -target_type="type" -exclude_name="name" { [-excl_group="diag_group" ]* [-excl_check="diag_check" ]* | -input_file=excl_def:<complete_path_to_file> } [ ] indicates that the parameter is optionalis optional
オプション
target_type
ターゲットのタイプ。
exclude_name
除外に使用するための名前。
excl_group
除外するdiagcheckのグループ。
excl_check
除外するdiagcheckの名前。
input_file
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
ターゲット・アソシエーション・インスタンスを削除します。
書式
標準モード
emcli delete_assoc -assoc_type="association type" -source="target_name:target_type" -dest="target_name1:target_type1[;target_name2:target_type2..]" [-separator="separator:attribute_name:character"] [-subseparator="subseparator:attribute_name:character"]
インタラクティブ(スクリプト)モード
delete_assoc( assoc_type="association type" ,source="target_name:target_type" ,dest="target_name1:target_type1[;target_name2:target_type2..]" [,separator="separator:attribute_name:character" [,subseparator="subseparator:attribute_name:character"] ) [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
assoc_type
アソシエーションのタイプ。
source
ソース・ターゲットのターゲット名およびターゲット・タイプ。
dest
宛先ターゲットのターゲット名およびターゲット・タイプ。
separator
属性値を複数入力する場合、デフォルトのセパレータはセミコロン(;)。このオプションを使用すると、デフォルトのセパレータ値が上書きされます。
例: separator="<
attribute_name
=
sep_char
>"
(ここでattribute_name
は、セパレータ文字を上書きする属性名で、sep_char
は新しいセパレータ文字です。)例: separator="att=#"
subseparator
属性値を複数入力する場合、デフォルトのサブセパレータはコロン(:)。このオプションを使用すると、デフォルトのサブセパレータ値が上書きされます。
例: subseparator="<
attribute_name
=
sep_char
>"
ここでattribute_name
は、セパレータ文字を上書きする属性名で、sep_char
は新しいサブセパレータ文字です。例: separator="att=#"
終了コード
0はVerbの処理が正常終了したことを示します。
0以外の値は、Verb処理が正常終了しなかったことを意味します。
例
この例では、ターゲットabc_cluster:clusterからターゲットdef.oracle.com:hostおよびghi.oracle.com:hostのタイプcluster_containsのアソシエーションを削除します。
emcli delete_assoc -assoc_type="cluster_contains" -source="abc_cluster:cluster" -dest="def.oracle.com:host;ghi.oracle.com:host"
指定したHadoopクラスタ・ターゲットとそのすべての子を削除します。これがBDAターゲット内の最後のクラスタである場合、BDAターゲットとそのすべての子も削除します。
Hadoopクラスタが複数のラックにわたって分散されている場合、BDAラック全体にわたって削除を実行します。BDAラック内に他のクラスタが存在する場合、Hadoopクラスタ・ターゲットを削除する前に共有ターゲットを再配置します。
書式
emcli delete_bda_cluster -cluster="cluster_name"
オプション
cluster
削除するクラスタの名前。
例
次の例では、acmeクラスタ・ターゲットとそのすべての子を削除します。acmeがBDAラック内の最後のクラスタである場合、ラックとそのすべての子を削除します。ラック内に他のクラスタが存在する場合、クラスタを削除する前に共有ターゲットを再配置します。
emcli delete_bda_cluster -cluster="acme"
すでに終了したブラックアウトまたは完全に停止したブラックアウトを削除します。進行中のブラックアウトや現在スケジュールされているブラックアウトは削除できません。まずstop_blackout
を実行する必要があります。
書式
emcli delete_blackout -name="name" [-createdby="blackout_creator"] [-emd_url="emd_url"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
削除するブラックアウトの名前。
createdby
ブラックアウトを作成したEnterprise Managerユーザー。デフォルトは現行ユーザーです。別のユーザーが作成したブラックアウトを削除するには、SUPER_USER
権限が必要です。emctlを通じて作成されたブラックアウトでは、-createdby="<SYSTEM>"を指定する必要があります。
emd_url
emctlブラックアウトが作成されたときに使用されたエージェントのemd_url。これは、emctlを通じて作成されたブラックアウトの必須パラメータです。
例
例1
この例では、現行ユーザーが作成したブラックアウトbackup_monthly
を削除します。
emcli delete_blackout -name=backup_monthly
例2
この例では、指定した一意の名前のemctlを通じて作成されたブラックアウトblack_2015-04-14 04:45:10を削除します。
emcli delete_blackout -name="black_2015-04-14 04:45:10" -createdby="<SYSTEM>" -emd_url="https://myhost.company.com:1234/emd/main/"
チャージバックからカスタム・チャージ・アイテムを削除します。
書式
emcli delete_charge_item -target_type="target_type" -item_name="item_name"
オプション
target_type
カスタム・チャージ・アイテムと関連付られているターゲット・タイプ。
item_name
削除するカスタム・チャージ・アイテムの名前。
例
例1
この例では、ターゲット・タイプhostと関連付られているtotal_procという名前のカスタム・チャージ・アイテムを削除します。
emcli delete_charge_item -target_type="host" -item_name="total_proc"
例2
この例では、ターゲット・タイプOracle Databaseと関連付られているcustom_configという名前のカスタム・チャージ・アイテムを削除します。
emcli delete_charge_item -target_type="oracle_database" -item_name="custom_config"
chefクックブックのソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントおよびディレクティブを削除します。クックブックごとにこのVerbを1回使用します。
書式
emcli delete_chef_cookbook -name="component_name" -folder_name="swlib_folder_name"
オプション
name
ソフトウェア・ライブラリ・コンポーネント名
folder_name
コンポーネントとディレクティブが保存されているソフトウェア・ライブラリ・フォルダ。
例
次の例では、chefクックブックのカスタム・ソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントおよびディレクティブを削除します。
emcli delete_chef_cookbook -name=component -folder_name="MyComponents"
指定したフィルタに基づいてクラウド・サービス・インスタンスを削除します。
書式
emcli delete_cloud_service_instances -user="username" [-family="family"] [-type="service type"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
user
削除するサービス・インスタンスをフィルタするために使用するユーザーの名前。
family
クラウド・リクエストをフィルタするために使用するサービス・ファミリ名。
type
削除するサービス・インスタンスをフィルタするために使用するサービス・タイプ。
例
例1
この例では、指定したユーザー(user1
)が所有する指定したサービス・ファミリ(family1
)に属するすべてのクラウド・インスタンスを削除します。
emcli delete_cloud_service_instances -user="user1" -family="family1"
例2
この例では、指定したユーザー(user1
)が所有し、指定したサービス・ファミリ(family1
)および指定したサービス・タイプ(type1
)に属するすべてのクラウド・インスタンスを削除します。
emcli delete_cloud_service_instances -user="user1" -family="family1" -type="type1"
クラウド・サービス・インスタンスおよびリクエストを含むクラウド・ユーザー・オブジェクトを削除します。
書式
emcli delete_cloud_user_objects -user="username" [-purge] [-force] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
user
ユーザー・オブジェクトをフィルタリングするために使用するユーザーの名前。
purge
完了したクラウド・サービスのリクエストをパージするフラグを設定する。このオプションが使用されている場合を除き、デフォルトはfalseです。
force
進行中のリクエストをキャンセルするためのフラグを設定する。ジョブの状態に応じて、手動でクリーンアップする必要のある場合があります。
慎重に使用してください。操作を一度開始すると元に戻すことはできません。
例
例1
指定したユーザー(user1
)が所有するすべてのクラウド・オブジェクトを削除し、スケジュールされているリクエストをすべてキャンセルします。
emcli delete_cloud_user_objects -user="user1"
例2
指定したユーザー(user1
)が所有するすべてのクラウド・オブジェクトを削除し、スケジュールされているリクエストをすべてキャンセルし、完了しているすべてのリクエストをパージします。
emcli delete_cloud_user_objects -user="user1" -purge
指定したターゲット・タイプの比較チェックを削除します。最新の比較チェックが削除されます。
書式
emcli delete_compare_check -name="<check_name>" -target_type="<target_type>"
オプション
name
削除する比較チェックの名前。
target_type
比較チェックを削除するターゲット・タイプ。
例
次の例では、ホスト・ターゲットからcheck_deployment_my_target比較チェックを削除します。
emcli delete_compare_check -name="check_deployment_my_target" -target_type="host"
リポジトリから指定した構成比較テンプレートを削除します。
書式
emcli delete_config_compare_template -template_name="<template_name>"
オプション
template_name
構成比較テンプレートの名前。
例
次の例では、Host Templateというテンプレート名の構成比較テンプレートを削除します
emcli delete_config_compare_template -template_name="Host Template"
リポジトリから保存済の1回かぎりの比較を削除します。
書式
emcli delete_config_onetimecompare -name="<comparison_name>"
オプション
name
保存された構成比較の名前。
例
次の例では、cmp_host1という名前の保存済の1回かぎりの比較をリポジトリから削除します。
emcli delete_config_onetimecompare -name="cmp_host1"
リポジトリから保存済の構成検索を削除します。
書式
emcli delete_config_search -name="saved_search_name" [-search_type="Latest/History"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
name
保存された検索の名前。
search_type
保存された検索のタイプ(LatestまたはHistory)。これは、デフォルト値がLatestのオプション・パラメータです。
例
次の例では、保存済の検索のsearch_07_15-2015を削除します。
emcli delete_config_search -name="search_07_15_2015" -search_type="Latest"
資格証明セットを削除します。Enterprise Managerのスーパー管理者のみが資格証明セットを削除できます。システム既存の資格証明セットは削除できません。
書式
emcli delete_credential_set -set_name="set_name" -target_type="ttype"
オプション
set_name
削除する資格証明セットの名前。
target_type
資格証明セットのターゲット・タイプ。
例
この例では、Old_Credential_Setという名前の資格証明セットを削除します。
emcli delete_credential_set -set_name=Old_Credential_Set -target_type=host
プラグインに対するカスタム・プラグイン更新を削除します。後続のすべてのプラグイン・デプロイメントでは、Enterprise Manager自己更新で使用できる最新の適用可能バージョンまたはリビジョンが使用されます。
このカスタム・プラグイン更新が以前にデプロイされた管理エージェントに自動的に再デプロイされることはありません。後続のプラグインのデプロイメントに対してのみ適用されます。
書式
emcli delete_custom_plugin_update -plugin="<plugin_id>:<plugin_version>:<plugin_revision>"
オプション
plugin
プラグインのID、バージョンおよびリビジョン。プラグインのバージョンおよびリビジョンを表示するには、emcli list_custom_plugin_updatesを実行します。
例
次の例では、oracle.sysman.db2
プラグインの12.1.0.2.0バージョンのカスタム・プラグイン更新を削除します。
emcli delete_custom_plugin_update -plugin="oracle.sysman.db2:12.1.0.2.0"
Oracle Enterprise Managerからデータベースおよびターゲットを削除します。
書式
emcli delete_database -inputFile="File containing properties required for deleting a database"
オプション
inputFile
データベースを削除するために必要なプロパティを含むファイルの場所および名前。
例
次の例では、/u01/files/delete_database.props
ファイルに含まれているパラメータを使用してデータベースを削除します。
emcli delete_database -inputFile=/u01/files/delete_database.props
create_database_size verbを使用して作成されたデータベース・サイズを削除します。
書式
emcli delete_database_size -name="<Existing size name>"
オプション
name
既存のデータベース・サイズの名前。
例
次の例では、Smallという名前のデータベース・サイズを削除します。
emcli delete_database_size -name=Small
SSAユーザー・ロール用のデータベース割当て制限を削除します。
書式
emcli delete_dbaas_quota -role_name="<SSA user role name>" [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
role_name
割当て制限の削除対象となるSSAユーザー・ロールの名前。
例
この例では、My Roleの割当て制限を削除します。
emcli delete_dbaas_quota -role_name="My Role"
既存のデータベース・プロファイル・コンポーネントを削除します。
書式
emcli delete_dbprofile -comp_loc="Database Profile component location and name in software library" [-version="Database Profile component version name"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
comp_loc
データベース・プロファイル・コンポーネントの場所および名前の組合せ。
version
データベース・プロファイル・コンポーネントのバージョン名。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
次の例では、プロファイル名がRMAN_Profile、バージョンがRMAN_Backup_10_04_14_12_40_PM、および場所がDatabase Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64であるデータベース・プロファイル・コンポーネントを削除します。
emcli delete_dbprofile -comp_loc="Database Provisioning Profiles/11.2.0.4.0/linux_x64/RMAN_Profile" -version="RMAN_Backup_10_04_14_12_40_PM"
指定した診断スナップショットを削除します。
書式
emcli delete_diag_snapshot -name="<diag_snapshot_name>" [-debug] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
削除する診断スナップショットの名前。指定した名前の診断スナップショットが存在していることを確認してください。
debug
デバッグのために冗長モードでverbを実行します。
例
この例では、Snapshot1という名前のスナップショットをCloud Controlから削除します。
emcli delete_diag_snapshot -name="Snapshot1"
ソフトウェア・ライブラリからFusion Middlewareプロビジョニング・プロファイルを削除します。
書式
emcli delete_fmw_profile -location="Profile Location" -source="source" -dest="association type" [-separator="separator:attribute_name:character"] [-subseparator="subseparator:attribute_name:character"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
location
プロファイルへの完全なソフトウェア・ライブラリ・パス。list_fmw_profiles verbを使用して完全パスを識別します。
注意:
名前および所有者のパラメータは同時に使用する必要があります。
例
次の例では、ソフトウェア・ライブラリからFusion Middlewareプロファイル「MyProfile」を削除します。
emcli delete_fmw_profile -location="Fusion Middleware Provisioning/Profiles/MyProfile"
ターゲット・プロパティのマスター・リストからプロパティを削除します。
書式
標準モード
emcli delete_from_target_properties_master_list -property_name="null" -property_value="null"
インタラクティブまたはスクリプト・モード
delete_from_target_properties_master_list( property_name="null" ,property_value="null" ) [ ] indicates that the parameter is optional. Delete if the verb has no optional parameters
オプション
property_name
削除するプロパティの名前。
property_value
削除するプロパティの値。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
管理エージェント・ゴールド・イメージ・バージョンを削除します。
書式
emcli delete_gold_agent_image -version_name="gold_image_version_name_to_delete"
オプション
version_name
削除する管理エージェント・ゴールド・イメージ・バージョン。
例
次の例では、管理エージェント・ゴールド・イメージOPC_AGI_DB_JUL_13
を削除します。
emcli delete_gold_agent_image -version_name=OPC_AGI_DB_JUL_13
グループを削除します。存在しないグループを削除すると、グループXが存在しないというエラーが生成されます。
書式
emcli delete_group -name="name" [-type=<group>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
削除するグループの名前。
type
グループ・タイプ: group。デフォルトはgroupです。
例
例1
この例では、データベース・ターゲット・タイプで構成されるグループpayroll_group
を削除します。
emcli delete_group -name=payroll_group
例2
この例では、ホスト・ターゲット・タイプで構成されるグループmy_hosts
を削除します。
emcli delete_group -name=my_hosts
提供されたIDに基づいて、最大20のオープン・インシデントを1つ以上削除します。これによって、基礎となるイベントがあるすべてのアソシエーションを削除し、それに従って注釈を付けます。インシデントを削除しても、実際の基礎となるイベントは削除されず、これらのイベントはオープンのまま残ります。
権限の要件: インシデントの管理権限のあるユーザーのみがインシデントを削除できます。デフォルトでは、デフォルト値以外が設定された(Escalation、Priority、Resolution Status、Acknowledgement、Owner AssignmentまたはSuppressionなどの)ワークフロー属性が設定されているインシデントは、-force
オプションが使用されていないかぎり、削除されません。クローズされているインシデント、診断(ADR)インシデント、およびチケットが作成されているインシデントは削除できません。各インシデントの削除ステータスは、コマンドの実行時に表示されます。
書式
emcli delete_incident_record
-incident_number_list="Comma-separated list of incident numbers"
[-force]
[-preview]
[ ] indicates that the parameter is optional
オプション
incident_number_list
削除する(最大20までの)インシデント数のカンマ区切りのリスト。
force
デフォルトでないワークフロー値をチェックせずにインシデントを削除する。
preview
指定したインシデントを(インシデント番号で)削除できるか表示する。
例
例1
この例では、インシデント173、1886、32、5および853が削除可能であるか表示します。
このコマンドの出力は次のようになります。
emcli delete_incident_record -incident_number_list="173,1886,32,5,853" -preview ========= RESULTS ========= => Incident 173 can be deleted. => Incident 1886 can only be deleted using the -force option, as one or more incident workflow attributes have been been used. => Incident 32 cannot be deleted because there is ticket attached with the incident. => Incident 5 cannot be deleted because user AdminX does not have at least a manage incident privilege. => Incident 853 can be deleted.
例2
この例では、インシデント178、1886および853をデフォルトではないインシデント・ワークフロー値をチェックせずに削除します。このコマンドの出力は次のようになります。
emcli delete_incident_record -incident_number_list="173,1886,853" -force ========= RESULTS ========= => Incident 173 has been successfully deleted. => Incident 1886 has been successfully deleted. => Incident 853 has been successfully deleted.
停止または完了したデプロイメント・インスタンスを削除します。ステータスが停止、完了またはエラー終了の場合のみ、インスタンスを削除できます。
書式
emcli delete_instance [-instance=<instance_guid>] [-exec=<execution_guid>] [-name=<execution_name>] [-owner=<execution_owner>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
instance
インスタンスのGUID。
exec
実行のGUID。
name
実行名。
owner
実行の所有者。
例
例1
emcli delete_instance -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61
例2
emcli delete_instance -exec=2B15CB29C3F9E6CE040578C96093F16
フィルタ基準に一致するジョブまたはジョブのセットを削除します。ジョブはいずれかの実行がアクティブの場合、削除できません。すべての実行は、次のいずれかの状態である必要があります。
ABORTED、FAILED、COMPLETED、STOPPED、SKIPPED
ジョブID、ステータスおよび実行中のジョブのリストを取得するには、get_jobs
を使用します。
書式
emcli delete_job [-job_id="ID1;ID2;..."] [-name="job name pattern"] [-owner="job owner"] [-type="job type"] [-targets="target name:target type"] [-input_file=property_file:"filename"] [-preview] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
job_id
削除するジョブのセミコロン( ; )区切りのリスト。
注意: このフィルタは、他のフィルタと一緒に使用できません。
name
削除するジョブの名前またはパターン。ジョブを一意に識別するには、現行ユーザーを使用します。
owner
ジョブの所有者。
type
ジョブのジョブ・タイプ。
targets
削除するジョブのターゲット名とターゲット・タイプ。
input_file
ジョブをフィルタするためのプロパティをfilenameに指定できます。指定したすべてのフィルタ基準と一致するジョブが削除されます。少なくとも1つのフィルタを指定する必要があります。また、ログイン中の管理者が、一致するジョブに対して必要な権限を持つ必要があります。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
preview
削除されるジョブのみをリストします。指定するオプションのリストで、-previewがオプションに含まれていない場合、ジョブが削除されてから、それらのジョブがリストされます。-previewがオプションの1つである場合、同じリストが表示されますが、ジョブは削除されません。
例
例1
この例では、ジョブIDが12345678901234567890123456789012の既存のジョブを削除します。
emcli delete_job -job_id=12345678901234567890123456789012
例2
この例では、ログイン中の管理者が所有しているMY_JOBという名前のジョブを停止して削除します。アクティブなジョブを削除するには、stopとdeleteのパターンを使用できます。
emcli stop_job -name=my_job emcli delete_job -name=my_job
create_library_jobsコマンドを使用して作成したライブラリ・ジョブを削除します。
書式
emcli delete_library_job -name=<"library_job_name"> [-owner=<"library_job_owner">] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
ライブラリ・ジョブの名前。
owner
ライブラリ・ジョブの所有者(現在ログインしているEM CLI管理者と異なる場合)。
例
例1
この例では、現在ログインしているEnterprise Manager管理者が所有しているライブラリ・ジョブlibjob1を削除します。
emcli delete_library_job -name=libjob1
例2
この例では、Enterprise Manager管理者emadmin1が所有しているライブラリ・ジョブlibjob2を削除します。
emcli delete_library_job -name=libjob2 -owner=emadmin1
プロモート・メトリックを削除します。
書式
emcli delete_metric_promotion -name=<service_target_name> -type=<service_target_type> [-category=<usage/performance/business>] [-promotedMetricName=<promoted_metric] [-promotedMetricColumn=<promoted_metric_column>] -promotedMetricKey=<key_value_of_promoted_metric> [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
サービス・ターゲットの名前。
type
サービス・タイプの名前。
category
プロモート・メトリックが、サービスの使用状況メトリックかパフォーマンス・メトリックかを定義します。これは、プロモート・メトリックの名前とメトリック列を特定します。これを指定しない場合、promotedMetricName
およびpromotedMetricColumn
を指定する必要があります。
promotedMetricName
プロモート・メトリック名。categoryを指定した場合は省略可能です。
promotedMetricColumn
プロモート・メトリック列。categoryを指定した場合は省略可能です。
promotedMetricKey
プロモート・メトリックのキー値を特定します。ユーザー・インタフェースのプロモート・メトリックの表示名に相当します。
例
この例では、サービスMyTarget
でキー値がmymetric1
のプロモート・パフォーマンス・メトリックを削除します。
emcli delete_metric_promotion -name='MyTarget' -type='generic_service' -category=Performance -promotedMetricKey=mymetric1
ソフトウェア・ライブラリからOracle以外のミドルウェア・プロビジョニング・プロファイルを削除します。
Oracle以外のミドルウェアには、Apache TomcatやJBossなどがあります。
Oracleミドルウェア・プロビジョニング・プロファイルについては、その他のVerb (delete_fmw_domain_profileやdelete_fmw_home_profileなど)を参照してください。
書式
emcli delete_mw_profile -location="Profile Location"
オプション
location
プロファイルへの完全なソフトウェア・ライブラリ・パス。list_mw_profilesを使用して完全パスを確認します。
例
次の例では、MyProfileという名前のプロファイルを削除します。
emcli delete_mw_profile -location="Middleware Provisioning/Generic Profiles/MyProfile"
既存の名前付き資格証明を削除します。
書式
emcli delete_named_credential -cred_owner=<owner> -cred_name=<name>
オプション
cred_owner
資格証明の所有者。
cred_name
必須の資格証明の名前。ワイルドカードはサポートされていません。
Site Guard構成から指定された操作計画を削除します。
書式
emcli delete_operation_plan -name=<plan_name>
オプション
name
削除する操作計画の名前。
例
emcli delete_operation_plan -name="BISystem1-switchover"
Oracle Databaseを構成解除して削除します。
書式
emcli delete_oracle_database -input_file=data:"absolute file path" [-instances|-software|-all] [-schedule= [frequency:interval|weekly|monthly|yearly]; start_time:yy-MM-dd HH:mm; end_time:yy-MM-dd HH:mm; [repeat:#m]; [months:#,#,#,...]; [days:#,#,#,...]; [tz:{timezone ID}]; [grace_period:xxx] ] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
software
空のSIDBホームを削除します。
listeners
Oracleホームから実行中のリスナーを削除または構成解除します。
all
インスタンス、リスナーおよびソフトウェア・ホームを削除します。
input_file
Oracle Databaseの構成解除と削除を実行するために必要なパラメータを含むプロパティ・ファイル。"emcli describe_input -oracle_database"コマンドを使用して、クリーンアップ操作を実行するためのプロパティのリストを取得します。
schedule
frequency: Oracle Restartを削除する頻度のタイプ。interval (分単位)、weekly、monthlyまたはyearlyを指定できます
start_time: Oracle Restartのクリーンアップの開始時刻をyy-MM-dd HH:mmの書式で指定します
end_time: Oracle Restartのクリーンアップの終了時刻をyy-Mm-dd HH:mmの書式で指定します
repeat: Oracle Restartのクリーンアップの繰返し率。頻度が間隔の場合、繰返しは分単位です。
months: 指定した月数が経過してからOracle Restartのクリーンアップの繰返しが行われます
days: 指定した日数が経過してからOracle Restartのクリーンアップの繰返しが行われます
tz: タイム・ゾーンのID
例
例1
この例では、Oracle Databaseインスタンスがプロパティ・ファイル"deletesiha.txt"に基づいて指定のスケジュールでクリーンアップされます。
emcli delete_oracle_database -instances -input_file="data:/tmp/deletesidb.txt" -schedule="frequency:interval;start_time:15-10-27 05:30;end_time:14-10-12 05:23;repeat:30;grace_period:60;tz:America/New_York"
例2
この例では、Oracle Databaseがプロパティ・ファイル"deletesiha.txt"に基づいてクリーンアップされます。
emcli delete_oracle_database -all -input_file="data:/tmp/deletesiha.txt"
Oracle Restart (SIHA)を構成解除および削除します。
書式
emcli delete_oracle_restart -input_file=data:"absolute file path" [-instances|-software|-all] [-schedule= [frequency:interval|weekly|monthly|yearly]; start_time:yy-MM-dd HH:mm; end_time:yy-MM-dd HH:mm; [repeat:#m]; [months:#,#,#,...]; [days:#,#,#,...]; [tz:{timezone ID}]; [grace_period:xxx] ] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
instances
Oracle Restart (SIHA)インスタンスのみを構成解除します。
software
空のOracle Restart (SIHA)ホームを削除します。
all
Oracle Restart (SIHA)ホームを構成解除および削除します。
input_file
Oracle Restartの構成解除と削除を実行するために必要なパラメータを含むプロパティ・ファイル。"emcli describe_input -oracle_restart"コマンドを使用して、クリーンアップ操作を実行するためのプロパティのリストを取得します。
schedule
frequency: Oracle Restartを削除する頻度のタイプ。interval (分単位)、weekly、monthlyまたはyearlyを指定できます
start_time: Oracle Restartのクリーンアップの開始時刻をyy-MM-dd HH:mmの書式で指定します
end_time: Oracle Restartのクリーンアップの終了時刻をyy-Mm-dd HH:mmの書式で指定します
repeat: Oracle Restartのクリーンアップの繰返し率。頻度が間隔の場合、繰返しは分単位です。
months: 指定した月数が経過してからOracle Restartのクリーンアップの繰返しが行われます
days: 指定した日数が経過してからOracle Restartのクリーンアップの繰返しが行われます
tz: タイム・ゾーンのID
例
例1
この例では、Oracle Restartインスタンスがプロパティ・ファイル"deletesiha.txt"に基づいて指定のスケジュールでクリーンアップされます。
emcli delete_oracle_restart -instances -input_file="data:/tmp/deletesiha.txt" -schedule="frequency:interval;start_time:15-10-27 05:30;end_time:14-10-12 05:23;repeat:30;grace_period:60;tz:America/New_York"
例2
この例では、Oracle Restartがプロパティ・ファイル"deletesiha.txt"に基づいてクリーンアップされます。
emcli delete_oracle_restart -all -input_file="data:/tmp/deletesiha.txt"
PaaSインフラストラクチャ・ゾーンを削除します。PaaSインフラストラクチャ・ゾーンは、既存のソフトウェア・プールが関連付けられている場合、削除できません。
書式
emcli delete_paas_zone -name="<name of PaaS Zone> [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
name
既存のPaaSインフラストラクチャ・ゾーンの名前。
例
この例では、My PaaS Zoneという名前のPaasインフラストラクチャ・ゾーンを削除します。
emcli delete_paas_zone -name="My PaaS Zone"
パッチ計画を削除します。
書式
emcli delete_patch_plans -name="plan_names" [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
削除するパッチ計画の名前を指定します。このオプションに対して複数のパッチ計画を指定する場合は、セパレータとしてカンマを使用します。
例
次の例では、パッチ計画plan_1、plan_2およびplan_3を削除します。
emcli delete_patch_plans -name="plan_1,plan_2,plan_3"
ソフトウェア・ライブラリからパッチを削除します。
書式
emcli delete_patches -patch_name=<patch_name> -release=<release_id> -platform=<platform_id>
オプション
patch_name
パッチ番号。
release
パッチ・リリースID。
platform
パッチ・プラットフォームID。
例
emcli delete_patches -patch_name=13741363 -release=80112310 -platform=226
関連項目
『Enterprise Managerライフサイクル管理者ガイド』のEM CLIによるパッチ適用に関する項も参照してください。
プラガブル・データベース(PDB)を削除します。
書式
emcli delete_pluggable_database -cdbTargetName="CDB_of_target_PDBs" -cdbTargetType="CDB_target_type" -cdbHostCreds="CDB_host_credentials" -cdbTargetCreds="CDB_target_credentials" -pdbName="PDB_names" [-cdbHostPrivCreds="CDB_host_privileged_credentials"] [-ignoreStorageWarnings]
[]
は、オプションのパラメータであることを示します。
オプション
cdbTargetName
削除するPDBが含まれるターゲット・コンテナ・データベース(CDB)。指定するターゲットCDBがEnterprise Managerの有効なターゲットであることを確認します。
cdbTargetType
ターゲットCDBのデータベース・タイプ。oracle_databaseやrac_database
など。
cdbHostCreds
ターゲットCDBがあるホストの資格証明。
cdbTargetCreds
ターゲットCDBの資格証明。
pdbName
削除するPDBの名前。名前はカンマを使用して区切ります。
cdbHostPrivCreds
スナップ・クローン記憶域のマウント・ポイントが配置されているホストの権限付き資格証明。このオプションが必要となるのは、スナップ・クローンを使用して作成されたPDBを削除する場合のみです。
ignoreStorageWarnings
スナップ・クローンを使用して作成されたPDBを削除する際に生成される可能性がある、記憶域からの警告をすべて無視します。
例
この例では、HOST_CREDS
をCDBホスト資格証明、DB_CREDS
をCDBターゲット資格証明として使用して、test_CDB
(Oracleの単一インスタンスCDB)に含まれるtest_pdb
PDBを削除します。
emcli delete_pluggable_database -cdbTargetName=test_database -cdbTargetType=oracle_database -pdbName=test_pdb -cdbHostCreds=HOST_CREDS -cdbTargetCreds=DB_CREDS
ソフトウェア・プールを削除します。ソフトウェア・プールは、関連付けられている既存のサービス・テンプレートがある場合、削除できません。
書式
emcli delete_pool -name="<software pool name>" -target_type="<software pool target type>" [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
name
既存のソフトウェア・プールの名前。
target_type
既存のソフトウェア・プールのターゲット・タイプ。
例
次の例では、ソフトウェア・プールMy Poolを削除します。
emcli delete_pool -name="My Pool" -target_type="mwaas_zone"
権限委任設定テンプレートを削除します。
書式
emcli delete_privilege_delegation_settings -setting_names="setting_name1;setting_name2;setting_name3;"
オプション
setting_names
削除する設定の名前。
例
この例では、setting_name1
、setting_name2
およびsetting_name3
という名前の権限設定を削除します。
emcli delete_privilege_delegation_settings -setting_names="sudo_setting1;sudo_setting2;pbSetting1
デプロイメント・プロシージャを削除します。purgeオプションを使用すると、プロシージャは完全に削除されます。それ以外の場合、ごみ箱に移動されます。
書式
emcli delete_procedure [-procedure={procedure guid}] [-name={procedure name}] [-owner={procedure owner}] [-purge]
パラメータ
procedure
プロシージャGUID。
name
プロシージャ名。
owner
プロシージャ所有者。
注意:
名前および所有者のパラメータは同時に使用する必要があります。
purge
プロシージャを完全に削除します。
例
次の例では、プロシージャ16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61を完全に削除します。
emcli delete_procedure -procedure=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -purge
指定した名前で識別されるHTTP(S)プロキシを削除します。
構文
emcli delete_proxy -name="<name>"
オプション
-name
プロキシを識別する名前。
例
次のコマンドでは、us-proxy-1という名前のプロキシを削除します。
emcli delete_proxy -name="us-proxy-1"
既存の解決状態を削除します。通常は、使用しない解決状態のためにこのコマンドを使用します。状態への参照がある場合、代替の解決状態を指定する必要もあります。この場合、参照をこの代替の状態に変更します。このアクションは時間がかかることがあります。
スーパー管理者のみがこのコマンドを実行できます。コマンドが正常に実行されると、成功メッセージが報告されます。削除に失敗した場合にはエラー・メッセージが報告されます。
注意:
このプロセスで更新したインシデントまたは問題について通知は送信されません。
書式
emcli delete_resolution_state -label="label of the state to be deleted" -alt_res_state_label="alternative resolution state"
オプション
label
削除する状態のラベル。
alt_res_state_label
使用する代替のラベル。
例
この例では、解決状態Waiting for SRを削除し、この状態への参照を状態Work in Progressで置き換えます。
emcli delete_resolution_state -label="Waiting for SR" -alt_res_state_label="Work in Progress"
既存のEnterprise Manager管理者ロールを削除します。
書式
emcli delete_role -name="role_name"
オプション
name
ロール名。
例
この例では、existing_role
という名前のロールを削除します。
emcli delete_role -name="existing_role"
保存済のターゲット構成を削除します。
書式
emcli delete_saved_config -name="saved config name" [-target_type="host"] [-target_name="test_host"] [ ] indicates that the parameter is optional.
パラメータ
name
削除する保存済構成の名前。
target_type
削除する構成のターゲット・タイプ。この値は内部名にする必要があります。これはオプションのパラメータです。
target_name
削除する構成のターゲットの名前。これはオプションのパラメータです。
例
例1
次のコマンドでは、saved config nameという名前の保存済構成を削除します。
emcli delete_saved_config -name="saved config name"
例2
次のコマンドでは、test_hostという名前のホスト・ターゲット・タイプの保存済構成を削除します。
emcli delete_saved_config -target_type="host" -target_name="test_host"
保存済のターゲット構成を削除します。
書式
emcli delete_saved_onetimecomparison -name="saved config name" [-target_type="host"] [-target_name="test_host"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
name
削除する保存済構成の名前。
target_type
削除する構成のターゲット・タイプ。この値は内部名にする必要があります。このオプションは必須ではありません。
target_name
削除する構成のターゲットの名前。このオプションは必須ではありません。
例
例1
次のコマンドでは、saved config nameという名前の保存済構成を削除します。
emcli delete_saved_onetimecomparison -name="saved config name"
例2
次のコマンドでは、test_hostという名前のホスト・ターゲット・タイプの保存済構成を削除します。
emcli delete_saved_onetimecomparison -target_type="host" -target_name="test_host"
サービス・テンプレートを削除します。
書式
emcli delete_service_template -name="<service template name>"] -service_family="<service family name>"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
name
既存のサービス・テンプレートの名前。
service_family
サービス・テンプレートが属するサービス・ファミリ。データベースの場合はDBAAS、ミドルウェアの場合はMWAASなど。
例
この例では、名前がtemplate2、サービス・ファミリがMWAASのサービス・テンプレートを削除します。
emcli delete_service_template -name="Middleware service Template August" -service_family="MWAAS"
Siebelサーバー、コンポーネント・グループ、コンポーネント、ワークフローなど1つ以上のSiebelエンタープライズ・インスタンスおよび関連付けられたターゲットを削除します。
書式
emcli delete_siebel -enterprise=<Siebel_enterprise_1>,<Siebel_enterprise_2> [-out_file='<output_file>'] [<-debug>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
enterprise
Enterprise Managerコンソールに表示されている、Siebelエンタープライズのターゲット名。複数のエンタープライズを同時に削除する必要がある場合、カンマ区切り値を指定します。
out_file
出力ファイルの完全修飾パス。コマンドの出力は、このファイルにリダイレクトされます。
このオプションを指定すると、削除されたターゲットのリストがファイルに出力されます。このオプションを指定しない場合、リストはコンソールに直接出力されます。
debug
冗長モードで実行し、デバッグ・ログ・メッセージを生成して出力します。
例
この例では、Siebelエンタープライズ・インスタンスをCloud Controlから削除します。コマンドの出力は、deletion_output.txtファイルにリダイレクトされます。
emcli delete_siebel -enterprise=SBA80_ent1.example.com,SBA78_ent2.us.example.com -out_file='c:\emcli\deletion_output.txt'
システムに関連付けられた補助ホストを削除します。
書式
emcli delete_siteguard_aux_host -system_name="name_of_the_system" [-host_name="name_of_the_auxiliary_host"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
system_name
補助ホストを削除するシステムの名前。
host_name
削除する補助ホストの名前。指定しない場合、システムに関連付けられているすべてのホストが削除されます。
例
例1
この例では、austin-system
に関連付けられている補助ホストhost1.domain.com
を削除します。
emcli delete_siteguard_aux_host -system_name="austin-system" -host_name="host1.domain.com"
例2
この例では、austin-system
に関連付けられている補助ホストhost2.domain.com
を削除します。
emcli delete_siteguard_aux_host -system_name="austin-system" -host_name="host2.domain.com"
Site Guard構成を削除します。指定されたシステムに関連する全体の構成(スクリプト、資格証明アソシエーション、サイト・アソシエーション、操作計画)および関連付けられているすべてのスタンバイ・システムは削除されます。
書式
emcli delete_siteguard_configuration -primary_system_name=<name> | -standby_system_name=<name>
オプション
primary_system_name
プライマリ・システムの名前。primary_system_nameまたはstandby_system_nameのいずれかを指定します。
standby_system_name
スタンバイ・システムの名前。
例
例1
emcli delete_siteguard_configuartion -primary_system_name="BISystem1"
例2
emcli delete_siteguard_configuration -standby_system_name="BISystem2"
Site Guard構成から資格証明アソシエーションを削除します。
書式
emcli delete_siteguard_credential_association -system_name=<name> [-target_name=<name>] -credential_type=<type> { } indicates that the parameter is optional
オプション
system_name
システムの名前。
target_name
ターゲットの名前。
credential_type
資格証明のタイプ。HostNormal、HostPrivileged、WLSAdminまたはDatabaseSysdbaのいずれかです。
例
例1
emcli create_siteguard_credential_association -system_name="BISystem1" -credential_type="HostNormal" -credential_name="HOST-SGCRED" -credential_owner="sysman"
例2
emcli create_siteguard_credential_association -system_name="BIsystem1" -target_name="database-instance" -credential_type="HostNormal" -credential_name="HOST-DBCRED" -credential_owner="sysman"
システム上のすべてのデータベースまたは選択したデータベースで、適用ラグおよびトランスポート・ラグの制限を更新します。
書式
emcli delete_siteguard_lag [-system_name="name_of_the_system"] [-target_name="name_of_the_database"] [-property_name="lag_type"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
system_name
ラグ制限のプロパティを更新するシステムの名前。
target_name
ラグ制限のプロパティを更新するターゲット・データベースの名前。
property_name
ラグ・プロパティの名前。このオプションの有効な値はApplyLag
とTransportLag
です。
例
例1
この例では、austin-system
に構成されているすべてのデータベースのApplyLag
プロパティを削除します。
emcli delete_siteguard_lag -system_name="austin-system" -property_name="ApplyLag"
例2
次の例では、austin-system
に構成されているデータベースOID-db
のTransportLag
プロパティを削除します。
emcli delete_siteguard_lag -system_name="austin-system" -target_name="OID_db" -property_name="TransportLag"
Site Guard構成から指定されたスクリプトを削除します。
書式
emcli delete_siteguard_script -script_id=<script_id>
オプション
script_id
スクリプトに関連付けられたID。
例
emcli delete_siteguard_script -script_id="10"
ホストまたは特定のスクリプトと関連付けられたホストを削除します。
書式
emcli delete_siteguard_script_hosts -script_id=<script_id> -host_name=<name1;name2;...>
オプション
script_id
スクリプトに関連付けられたID。
host_name
このスクリプトを実行するホストの名前。このオプションは、複数回指定できます。
例
emcli delete_siteguard_script_hosts -script_id="10" -host_name="BIHOST1"
出力列
ステップ番号、操作名、ターゲット名、ターゲット・ホストおよびエラー・モード
ターゲットに対して1つ以上のSLAを削除します。
書式
emcli delete_sla -targetName=<target_name> -targetType=<target_type> -slaName=<SLA_name>
オプション
targetName
ターゲットの名前。
targetType
ターゲットのタイプ。
slaName
SLAの名前。
例
この例では、ターゲットからgold_slaという名前のSLAを削除します。
emcli delete_sla -targetName='my_service' -targetType='generic_service' -slaName='gold_sla'
システムを削除します。
書式
emcli delete_system -name="name" [-type=<generic_system>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
削除するシステムの名前。
type
システム・タイプ(generic_system)。デフォルトはgeneric_systemです。
例
この例では、システムmy_system
を削除します。
emcli delete_system -name=my_system
Enterprise Manager Cloud Controlモニタリング・フレームワークから指定されたターゲットを削除します。ターゲットを削除すると、管理リポジトリからは削除されますが、ターゲットそのものは削除されません。
get_targets
verbを使用して、使用可能なターゲットと対応するタイプのリストを取得できます。
書式
emcli delete_target -name=<name> -type=<type> [-delete_monitored_targets] [-async] [-delete_members] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
ターゲット名。
type
ターゲット・タイプ。
delete_monitored_targets
指定された管理エージェントによりモニターされているターゲットを削除します。これはoracle_emdターゲット・タイプにのみ適用可能です。
async
ターゲットを非同期で削除します。
delete_members
ターゲットのすべてのメンバーも削除します。
例
例1
この例では、test.example.com:1836という名前のエージェントとモニターされているターゲットすべてを削除します。この操作を実行するには、Enterprise Manger Cloud ControlでUNREACHABLEとマークされている必要があります。
emcli delete_target -name="test.example.com:1836" -type="oracle_emd" -delete_monitored_targets -async
例2
この例では、farm01_base_domainという名前のexample_ias_farmターゲットとドメイン、クラスタ、サーバー、アプリケーション・デプロイメントなどのすべてのメンバーを削除します。
emcli delete_target -name="farm01_base_domain" -type="example_ias_farm" -delete_members
Enterprise Managerテナントを削除します。
書式
標準モード
emcli delete_tenant -name="tenant name"
対話モード
emcli delete_tenant (name="tenant_name")
オプション
name
削除するテナントの名前を指定します。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
次の例では、my_name
テナントを削除します。
emcli delete_tenant -name="my_tenant"
テストを構成するステップおよびステップ・グループとともにサービス・テストを削除します。
書式
emcli delete_test -name=<target_name> -type=<target_type> -testname=<test_name> -testtype=<test_type> [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
testname
テストの名前。
testtype
テストのタイプ。
例
この例では、MyTargetという名前のgeneric_serviceターゲットのTMyTestという名前のHTTPテストを削除します。
emcli delete_test -name='MyTarget' -type='generic_service' -testname='MyTest' -testtype='HTTP'
テストのしきい値を削除します。
書式
emcli delete_test_threshold -name=<target_name> -type=<target_type> -testname=<test_name> -testtype=<test_type> -metricName=<metric_name> -metricColumn=<metric_column> [-beaconName=<beacon_name>] [-stepName=<step_name>] [-stepGroupName=<stepgroup_name>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
testname
テストの名前。
testtype
テストのタイプ。
metricName
メトリックの名前。
metricColumn
列の名前。
beaconName
ビーコンの名前。
stepName
ステップの名前。
stepGroupName
ステップ・グループの名前。
例
emcli delete_test_threshold -name="Service Name" -type="generic_service" -testname="Test Name" -testtype="HTTP" -metricName="http_response" -metricColumn="timing"
既存のEnterprise Manager管理者を削除します。
ユーザーを削除すると、そのユーザーが作成したジョブはすべて停止され、削除されます。そのユーザーが作成したブラックアウトも削除されます。ただし、ユーザーを削除するコールを発行したときに、そのユーザーが作成したブラックアウトがアクティブな場合、そのユーザーを削除することはできません。この状態は、ユーザー削除の無効状態とみなされます。まず、これらのアクティブなブラックアウトをすべて停止し、失敗したユーザー削除コールを再発行する必要があります。
書式
emcli delete_user -name=<user_name> [-new_object_owner=<user_name>] [-force] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
管理者名。
new_object_owner
削除する現在の管理者が所有しているセキュア・オブジェクトを割り当てる管理者の名前。このオプションを指定しない場合、削除する管理者が所有しているセキュア・オブジェクトが削除されます。
force
管理者が現在ログイン中であっても、その管理者を削除します。
例
例1
この例では、sysman3
という名前のEnterprise Manager管理者を削除します。
emcli delete_user -name=sysman3
例2
この例では、user1という名前のEnterprise Manager管理者を削除し、user1が所有するすべてのセキュア・オブジェクトをuser5に割り当てます。
ユーザー・プロファイルを削除します。
書式
標準モード
emcli delete_user_profile -name="profile name"
インタラクティブまたはスクリプト・モード
create_user_profile( name="profile name" )
オプション
name
削除するユーザー・プロファイルの名前。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
次の例では、現在のテナントのプロファイル(profile1
)を削除します。
emcli delete_user_profile -name="profile1"