この項では、このリリースのすべてのVerbを次のカテゴリに分けて示します。
基本操作Verb
注意: これらのVerbはインストール後にすぐ使用できます。
アカウント管理Verb - Oracle Database
ホスト追加Verb
アプリケーション・データ・モデルVerb
エージェント管理Verb
エージェント・リカバリVerb
エージェント・アップグレードVerb
アプリケーション・データ・モデルVerb
監査設定Verb
AWRウェアハウスVerb
ベアメタル・プロビジョニングVerb
BI PublisherレポートVerb
ビッグ・データ・アプライアンス
ブラックアウトVerb
CFW Verb
チャージバックVerb
Coherenceクラスタ・クリーンアップVerb
クローニングVerb
コンプライアンスVerb
構成アソシエーション履歴
構成データ
構成の比較
コネクタVerb
コスト・センター管理Verb
資格証明Verb
資格証明Verb - Oracle Database
カスタム・プラグイン更新Verb
Data Guard Verb
データベース高可用性Verb
データベース・ライフサイクル管理Verb
データベース・マシン・ターゲットにカスタマ・サポートID(CSI)割当てVerb
データベース・プロファイル・ジョブVerb
データベース・リプレイVerb
データ・サブセットVerb
DBaaS Verb
デプロイメント・プロシージャVerb
Diagcheck Verb
診断スナップショットVerb
検出とエージェントへのプッシュVerb
検出事前チェックVerb
自動サービス・リクエスト(ASR) Verb
イベントとインシデントVerb
コマンド実行Verb
Fusion Middleware診断アドバイザVerb
Fusion MiddlewareプロビジョニングVerb
汎用ミドルウェア・プロビジョニングVerb
ゴールド・エージェント・イメージVerb
グループVerb
インシデント・ルールVerb
インストールVerb
内部メトリックVerb
Java EEアプリケーション・コンポーネントVerb
JBossターゲット管理グループ
ジョブVerb
最新構成Verb
ライセンスVerb
ログ管理Verb
マスキングVerb
メトリック収集およびアラートVerb
メトリック・データ・ロードVerb
メトリックVerb
モニタリング・テンプレートVerb
通知Verb
OMS構成プロパティ
OMS CPUアクティビティ・レポートVerb
OMSプラグイン・デプロイメントVerb
Oracle Database as Service (DBaaS) Verb
パッケージ・フュージョン・アプリケーションの問題Verb
パッチVerb
サブシステムのping Verb
Platform as a Service (PaaS) Verb
プラガブル・データベース・ジョブVerb
前提条件チェックVerb
権限委任設定Verb
プロビジョニングVerb
再構成ジョブVerb
冗長性グループVerb
CoherenceリフレッシュVerb
WLSドメインのリフレッシュVerb
レポートのインポートおよびエクスポートVerb
リソースVerb
保存済構成Verb
セキュア通信Verb
自己更新Verb
サービスVerb
サーバー生成アラート・メトリックVerb
Siebel Verb
SiteGuard Verb
ソフトウェア・ライブラリVerb
ソフトウェア・メンテナンスVerb
SSA Verb
ストレージ管理フレームワークVerb
クラスタ・ターゲットのEMモニタリング・エージェント切替えVerb
システムVerb
ターゲット・データVerb
テナント管理Verb
Toaster Verb
トレースVerb
透過的データ暗号化
ユーザー定義メトリック(UDM)の移行Verb
データベース・ジョブの更新Verb
ユーザー管理Verb
ユーザー・セッション管理Verb
WebSphere MQ Verb
WebSphereターゲット管理Verb
このオプションは、引数をファイルで指定できるようにします。たとえば、次のようにします。
emcli xyzverb -input_file="arg1:file1.txt" -input_file="arg2:file2.txt"
この文字列は次のように変換されます。
emcli xyzverb -arg1=<contents of file1.txt> -arg2=<contents of file2.txt>
emcli xyzverb -input_file="name:/tmp/b1.txt" -input_file="type:/tmp/b2.txt" -input_file="bcnName:/tmp/b3.txt"
この例では、SSOサーバーなどの外部ユーザー・ストアにすでに作成されているUser1をEnterprise Managerユーザーにします。priv_fileの内容はview_target;host1.example.com:hostです。User1にはhost1.example.com:hostターゲットの表示権限があります。
emcli create_user -name="User1" -type="EXTERNAL_USER" -input_file="privilege:/home/user1/priv_file"
多くのジョブのVerbでは、プロパティ・ファイルに必要なすべてのプロパティを指定できます。コマンドラインにもいくつかのプロパティを指定できます。コマンドラインに設定したプロパティは、ファイルに設定されている値を上書きします。
プロパティ・ファイルは、name=valueのペアで構成されています。たとえば、myFile.txtに次を入力するとします。
name=MY JOB 1 type=OSCommand description=this is a test job target_list=target1:host variable.default_shell_command=ls -l schedule.frequency=IMMEDIATE
その後、次を実行します。
emcli create_job -input_file=property_file:myFile.txt
これにより、優先資格証明を使用したMY JOB 1というOSコマンド・ジョブが作成されます。
プロパティの使用方法
Create Verbについては、ファイルに設定されているすべてのプロパティが使用されます。suspendやresumeなどの複数のジョブに作用するVerbについては、searchプロパティのみが使用されます(名前、タイプ、ターゲット、スケジュールされた開始時間および終了時間)。
プロパティ・ファイルの作成
プロパティ・ファイルを作成する場合、まず作成するジョブに類似したものを記述するか、またはジョブ・タイプを記述します(あるいはその両方を行います)。これにより、指定したジョブ・タイプで必要なプロパティがリストされます。
ジョブの変数の決定
ジョブの多くのプロパティは類似しています。たとえば、次のようにします。
name、type、description、kind、targetType、cred、schedule notification
ジョブ・タイプに必要な変数は、ジョブによって異なります。必要な変数を知るには、ジョブ・タイプを記述します。
たとえば、次のコマンドでは、ジョブMYJOB1に基づきプロパティ・ファイル・テンプレートが作成されます。これでは、このジョブで設定されるプロパティがリストされます。
emcli describe_job [-verbose] -name=MyJob1 > myPropFile.txt
この例では、OSコマンド・ジョブのプロパティ・ファイル・テンプレートを作成します。これは、必須およびオプションのすべての変数を含むこのジョブ・タイプで許可されるプロパティをリストします。非推奨とマークされる変数は使用しないようにする必要があります。
emcli describe_job_type [-verbose] -type=OSCommand > myPropFile.txt
すべてのVerbでセパレータとサブセパレータを上書きできるわけではありません。デフォルトのセパレータとサブセパレータはそれぞれセミコロン(;)とコロン(:)です。セパレータは複数の値を取る引数に使用し、サブセパレータは値そのものに複数の値がある場合に使用します。片方または両方を上書きできます。
構文は次のとおりです。
separator=<option_for_which_separator_has_to_be_applied>="separator_value"
database2およびdatabase3を含むグループを作成するセパレータおよびサブセパレータを使用したコマンド例は、次のとおりです。
emcli create_group -name="tstgrp" -add_targets="database2:oracle_database; database3:oracle_database"
このコマンドを変更のベースに使用して、これらの例はセパレータ、サブセパレータ、またはその両方の上書きを示します。
emcli create_group -name="tstgrp1" -add_targets="database2:oracle_database, database3:oracle_database" -separator=add_targets="," emcli create_group -name="tstgrp2" -add_targets="database2&oracle_database, database3&oracle_database" -separator=add_targets="," -subseparator=add_targets="&" emcli create_group -name="tstgrp3" -add_targets="database2&oracle_database; database3&oracle_database" -subseparator=add_targets="&"
次の項で、すべてのEM CLI Verbの説明、書式およびオプションについて示します。Verbの一部には1つ以上の例が記載されているものもあります。
ユーザー定義メトリック(UDM)のセッションのメトリック拡張への移行を中断します。
書式
emcli abort_udmmig_session -session_id=<sessionId> [-input_file=specific_tasks:<complete_path_to_file>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
session_id
セッションが作成されたときに返されたIDまたはudmmig_summaryの出力からのIDを指定します。
input_file
1行に1つずつ、次の書式でターゲットUDMを含むファイル名を指します。
<targetType>,<targetName>,<collection name>
テンプレートを指定するには、targetType=Templateを使用します。ターゲットのすべてのUDMを中断するには、収集名に*を使用します。入力ファイルはUTF-8形式である必要があります。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
例
この例では、指定した移行セッションを中断します。UDMは未変換リストに返されます。
emcli abort_udmmig_session -session_id=<sessionId>
指定したMDA結果タイプをアクティブ化します。結果タイプは、N (新規)、A (アクティブ)またはI (非アクティブ)のステータスを持ちます。現在非アクティブな(たとえば、ステータスI)結果タイプのみがアクティブになります。それ以外は前のステータスが保持されます。
書式
emcli activate_mda_finding_types [-finding_types="<list of finding types>"] [-separator=finding_types="separator_for_finding_types_values"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
finding_types
結果タイプのリスト。使用されるデフォルト・セパレータは、「;」です。
separator=finding_types
結果タイプのリストに使用されるカスタム・セパレータを示します。結果タイプ・リストで「;」以外の文字をセパレータとして使用する場合、このオプションは必須です。
例
次の例では、カスタム・セパレータを使用して複数の結果タイプをアクティブ化します。
emcli activate_mda_finding_types -finding_types="oracle.sysman.emas.wls_gc_overhead$oracle.sysman.emas.wls_heap_config" -separator=finding_types="$"
ビーコンをビーコンのモニタリング・セットに追加します。有効なすべてのテストがビーコンに送信されます。
書式
emcli add_beacon -name=target_name -type=target_type -bcnName=beacon_name [-dontSetKey] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
サービス・ターゲット名。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
bcnName
追加するビーコン名。
dontSetKey
追加されたビーコンが自動的にキー・ビーコンとならないことを示します。このオプションは、サービスおよびテストの可用性計算にビーコンを含めない場合にのみ使用します。
例
この例では、タイプがgeneric_service
のMyTargetサービス・ターゲットにMyBeaconをキー・ビーコンとして追加します。
emcli add_beacon -name='MyTarget' -type='generic_service' -bcnName='MyBeacon'
新しいブラックアウト理由を追加します。このアクションは、スーパー管理者のみが実行できます。
書式
emcli add_blackout_reason -name="<blackout reason>"
例
この例では、Testing Purposesというブラックアウト理由を追加します。
emcli add_blackout_reason -name="Testing Purposes"
チャージバックに指定のエンティティを追加します。
書式
add_chargeback_entity -entity_name="eName" -entity_type="eType" -usage_mode="uMode"
オプション
entity_name
チャージバックに追加するエンティティの名前。
entity_type
チャージバックに追加するエンティティのタイプ。
usage_mode
チャージバックに追加する使用モード。list_chargeback_entity_types -entity_typeと入力すると、特定のエンティティ・タイプの使用モードを確認できます。
chefクックブックのソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントおよびディレクティブを追加します。複数のソフトウェア・ライブラリ記憶域の場所が構成されている場合、デフォルトの記憶域の場所が使用されます。クックブックごとにこのVerbを1回使用します。
書式
emcli add_chef_cookbook -name="component_name" -folder_name="swlib_folder_name" -filename="filename" -recipe_names="recipe_name11;recipe_name2;..."
オプション
name
ソフトウェア・ライブラリ・コンポーネント名
recipe_names
クックブック・レシピ名。レシピ名は、セミコロンで区切ります。レシピごとにディレクティブが作成されます。
folder_name
コンポーネントとディレクティブが保存されるソフトウェア・ライブラリ・フォルダ。
filename
クックブック・ファイルの名前。これは、tar、gzip形式である必要があります。クックブック名は、ファイル名のベースである必要があります。たとえば、クックブックの名前がcookieである場合、クックブック・ファイル名はcookie.tar.gzである必要があります。
例
次の例では、新しいchefクックブックのカスタム・ソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントおよびディレクティブを作成します。エンティティは、MyComponentsフォルダのサブフォルダに作成されます。
emcli add_chef_cookbook -name=chef_component -recipe_names="start;stop;install" -folder_name="MyComponents folder" -filename="mysql.tar.gz"
指定したイベントにコメントを追加します。
書式
emcli add_comment_to_event -event_id="event ID" -comment="text"
オプション
event_id
コメントを追加するイベントのID。
comment
コメント・テキスト。
例
次のコマンドでは、ID 2を持つイベントに"Working on this"というコメントを追加します。
emcli -add_comment_to_event -event_id="2" -comment="Working on this"
指定した問題にコメントを追加します。
書式
emcli add_comment_to_problem -problem_id="Problem ID" -comment="text"
オプション
problem_id
コメントを追加する問題のID。
comment
冗長コメント。
例
次のコマンドでは、ID 2を持つ問題に"Working on this"というコメントを追加します。
emcli -add_comment_to_problem -problem_id="2" -comment="Working on this"
指定したインシデントにコメントを追加します。
書式
emcli add_comment_to_incident -incident_id="Incident ID" -comment="text"
オプション
incident_id
コメントを追加するインシデントのID。
comment
コメント・テキスト。
例
次の例では、ID 2を持つインシデントに"Working on this"というコメントを追加します。
emcli -add_comment_to_incident -incident_id="2" -comment="Working on this"
特定のターゲット、またはターゲット・ファイルに指定されたターゲットのリストを対象に、コンポーネント・レベルでパッチ適用操作を実行するためのシステム・パッチを追加します。
書式
emcli add_engr_sys_patches -system_target_name="target_name" -system_target_type="target_type" -target_name="target_name" -target_type="target_type" -patch_composite_id="patch_composite_id" | -input_file=data:"target list specified in file"
オプション
system_target_name
エンジニアド・システムのターゲット名を指定します。
system_target_type
エンジニアド・システムのターゲット・タイプを指定します。
target_name
ターゲット名を指定します。
target_type
ターゲット・タイプを指定します。
input_file
パッチ適用オプションを設定するための入力を含むファイルのパスを指定します。
次に、ターゲットにパッチを追加する入力ファイルの例を示します。
target.0.target_name=slcm12adm01.example.com target.0.target_type=oracle_exadata target.0.sys_patch.patch_id=19893788 target.0.sys_patch.release_id=9800371121010 target.0.sys_patch.platform_id=226 target.0.sys_patch.language_id=0 target.1.target_name=slcm12adm02.example.com target.1.target_type=oracle_exadata target.1.sys_patch.patch_id=20093789 target.1.sys_patch.release_id=9800371121010 target.1.sys_patch.platform_id=226 target.1.sys_patch.language_id=0
次に、コンポーネントにパッチを追加する入力ファイルの例を示します。
component.type=Oracle Infiniband Switch component.sys_patch.patch_id=19893788 component.sys_patch.release_id=9800371121010 component.sys_patch.platform_id=226 component.sys_patch.language_id=0
patch_composite_id
パッチ・コンポジットIDを指定します。パッチ・コンポジットIDの書式は、p<patchID>_<ReleaseID>_<PlatformID>_<LanguageID>
に準拠する必要があります。
例
次の例では、/tmp/property.prop
に指定された入力を使用して、エンジニアド・システムDB Machine slcm12.example.com:oracle_dbmachine
のメンバー・ターゲットclusteradm0102.example.com:cluster
にパッチを追加します。
emcli add_engr_sys_patches -system_target_name="DB Machine slcm12.example.com" -system_target_type="oracle_dbmachine" -input_file=data:"/tmp/property.prop"
指定したPaaSエージェントにフォワーダを追加します。
書式
emcli add_forwarders_for_paas_agent -paas_agent_name="paas_agent_name" -agent_list="agent_list"
オプション
paas_agent_name
ハイブリッド・エージェントのエージェント名。
agent_list
空白で区切られたフォワーダ・エージェント・リスト。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
次の例では、paas_agent_1およびpaas_agent_2をpaas_agentに転送します。
emcli add_forwarders_for_paas_agent -paas_agent_name=<paas_agent> -agent_list="paas_agent_1,paas_agent_2"
管理エージェント名を使用する方法。
管理エージェント名のパターンを使用する方法。
現在、oracle_em_proxyターゲット・タイプのプロキシは、Oracle Management Serverから管理エージェントへのトラフィックでのみサポートされます。逆方向の(管理エージェントからOracle Management Serverに向かう)トラフィックの場合、プロキシ設定は、対応する管理エージェントのemd.propertiesファイルで指定できます。
書式
emcli add_proxy -name="<name>" -host="<host>" -port=<port> -protocol=<http | https> [-named_credential="<credential name>"] [-agents="<name1>,<name2>,..."] -agent_patterns="<name pattern1>,<name pattern2>,..."] [-excluded_agent_patterns="<name pattern1>,<name pattern2>,..."] -oms_agent="<name>" [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
name
プロキシを識別する一意の名前。
host
プロキシを設定するマシンのホスト名。
port
プロキシ・サービスを提供するプロキシ・ホストのポート。
protocol
プロキシが仲介するトラフィックで使用されるプロトコル。このオプションの有効な値は、httpまたはhttpsです。
named_credential
プロキシの認証で使用する名前付き資格証明の名前。
agents
プロキシが仲介する管理エージェントの名前のカンマ区切りリスト。バックスラッシュ文字(\)は、エスケープ文字として使用できます。指定した名前の管理エージェントが存在しない場合、無視されます。
agent_patterns
プロキシが仲介する管理エージェントの名前のパターンのカンマ区切りリスト。パターンでは、1つ以上の文字を表すアスタリスク(*)、および1個の文字を表す疑問符(?)という2つのワイルドカード文字と、エスケープ文字を表すバックスラッシュ(/)を使用できます。
excluded_agent_patterns
(-agent_patternsオプションを使用して)プロキシに関連付けられた管理エージェント名のパターンによって識別される管理エージェントの名前から除外する必要のある管理エージェントの名前のパターンのカンマ区切りリスト。これらのパターンでも、-agent_patternsオプションに適用されるものと同じワイルドカード文字を使用できます。
oms_agent
Oracle Management Serverで設定された管理エージェントの名前。
parameter_1
パラメータを記述する文のフラグメント。
例
次の例では、オプションのname、host、portおよびprotocolを使用して新しいプロキシを追加します。この例では、管理エージェントの書式は、host<id>.<domain>.oracle.com:3535です(idは000から999の範囲の3桁の数字で、ドメインは値in、us、ukまたはfrを含みます)。このようなデプロイメントの場合、このプロキシは、usドメインのhost000およびhost001と、すべてのドメインのhost100からhost179までに関連付けられます。
emcli add_proxy -name="us-proxy-4" -host="www-proxy-4.us.mycompany.com" -port=80 -protocol=http -agents="host000.mycompany.com:3535,host001.mycompany.com:3535" -agent_patterns="host1*" -excluded_agent_patterns="host18*,host19*" -oms_agent="slc02pgw.mycompany.com:1838"
新しい補助ホストとシステムを関連付けます。補助ホストは、システムの一部ではなく、Enterprise Manager Cloud Controlによって管理されるホストです。これらのホストを使用して任意のスクリプトを実行できます。このホストで実行している他のターゲットは、Site Guard操作計画の一部にはなりません。
書式
emcli add_siteguard_aux_hosts -system_name="name_of_the_system" -host_name="name_of_the_auxiliary_host" [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
system_name
システムの名前。
host_name
現在のユーザーが追加する必要のある補助ホストの名前。このホストは、Enterprise Manager Cloud Controlで管理する必要があります。
例
この例では、austin-system
の一部である補助ホストhost1.domain.com
およびhost2.domain.com
をシステムに関連付けます。
emcli add_siteguard_aux_hosts -system_name="austin-system" -host_name="host1.domain.com;host2.domain.com"
Site Guardスクリプトのパラメータとして名前付き資格証明を追加します。この資格証明のユーザー名とパスワードの値はスクリプト内でアクセスできます。
書式
emcli add_siteguard_script_credential_params -script_id="Id associated with the script" -credential_name="name of the credential" [-credential_owner="credential owner"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
script_id
スクリプトID。
credential_name
資格証明の名前。
credential_owner
資格証明の所有者。資格証明の所有者がログインしているユーザーと同じである場合、このオプションを指定する必要はありません。
例
次のコマンドは、スクリプトIDおよび資格証明の名前を資格証明の所有者がSG_ADMINであるsiteguardスクリプトに追加します。
emcli add_siteguard_script_credential_params -script_id="2" -credential_name="NAMED_CREDENTIAL_Y" -credential_owner="SG_ADMIN"
ホストをSite Guard構成スクリプトに追加します。
書式
emcli add_siteguard_script_hosts -script_id=<script_id> -host_name=<name1;name2;...>
オプション
script_id
スクリプトに関連付けられたID。
host_name
このスクリプトを実行するホストの名前。複数のホスト名を指定できます。
例
次の例では、ID 10を持つSite Guard構成スクリプトにhost1.domain.com
ホストを追加します。
emcli add_siteguard_script_hosts –script_id="10" –host_name ="host1.domain.com"
ソフトウェア・ライブラリ内に記憶域の場所を追加します。
書式
emcli add_swlib_storage_location -name="location_name" -path="location_path" [-type="OmsShared|OmsAgent|Http|Nfs|ExtAgent"] [-host="hostname"] [-credential_set_name="setname"] | [-credential_name="name" - credential_ owner="owner"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
記憶域の場所の名前。
path
記憶域の場所のパス。選択した記憶域のタイプによって、ファイル・システムのパスまたはURLのいずれかになります。
type
記憶域の場所のタイプ。デフォルトはOmsSharedです。
host
記憶域の場所のパスが存在するホストのターゲット名。このオプションは、記憶域のタイプがOmsAgent、NfsおよびExtAgentの場合に必要です。記憶域のタイプがNfsの場合、ホストはEnterprise Manager内のターゲットである必要はありません。
credential_set_name
ホスト・ターゲットのリポジトリに格納されている優先資格証明のセット名。これは、記憶域のタイプがOmsAgentおよびExtAgentの場合に必要なオプションです。セット名は次のいずれかにできます。
HostCredsNormal: デフォルトの権限のない資格証明セット
HostCredsPriv: 権限付きの資格証明セット
credential_name
リポジトリに格納されている名前付き資格証明の名前。このオプションは、記憶域のタイプがOmsAgentおよびExtAgentの場合に必要です。このオプションは、credential_ownerオプションとともに指定する必要があります。
credential_owner
リポジトリに格納されている名前付き資格証明の所有者。このオプションは、記憶域のタイプがOmsAgentおよびExtAgentの場合に必要です。このオプションは、credential_nameオプションとともに指定する必要があります。
例
この例では、myOMSAgtLocationという名前のOMSエージェント・ファイル・システム記憶域の場所をホストfs1.us.acme.comにあるパス/u01/swlibに追加します。ACME_USERに所有されている名前付き資格証明MyAcmeCredsが、この場所からのファイルの読取りまたは書込みに使用されます。
emcli add_swlib_storage_location -name="myOMSAgtLocation" -path="/u01/swlib" -type="OmsAgent" -host="fs1.us.acme.com" -credential_name="MyAcmeCreds" -credential_owner="ACME_USER"
Enterprise Managerでモニターするターゲットを追加します。指定されたターゲット・タイプは、管理エージェントで存在するかどうかと必要なプロパティがあるかどうか(ホスト・ターゲット・タイプの場合はユーザー名とパスワード、データベース・ターゲット・タイプの場合はログイン資格証明など)がチェックされます。ターゲット・タイプの必須プロパティは、このタイプの新しいターゲットを追加するときに指定する必要があります。
oracle_database
ターゲット・タイプでは、モニタリング資格証明とともにロールを指定する必要があります。ロールが通常の場合、ユーザー名はdbsnmp
にする必要があります。それ以外の場合、ロールはSYSDBAにする必要があります。ユーザー名はSYSDBA権限を持つ任意のユーザーです。
注意:
このVerbは、コンポジット・ターゲットには使用できません。Verbでは、親ターゲット(IASなど)と子ターゲット(OC4Jなど)の間のアソシエーションの追加がサポートされません。クラスタ・データベースを追加する前に、instancesオプションを使用してDBインスタンスを指定する必要があります。
標準モード
emcli add_target -name="name" -type="type" [-host="hostname"] [-properties="pname1:pval1;pname2:pval2;..."] [-separator=properties="sep_string"] [-subseparator=properties="subsep_string"] [-credentials="userpropname:username;pwdpropname:password;..."] [-input_file="parameter_tag:file_path"] [-display_name="display_name"] [-groups="groupname1:grouptype1;groupname2:grouptype2;..."] [-timezone_region="gmt_offset"] [-monitor_mode="monitor_mode"] [-instances="rac_database_instance_target_name1:target_type1;..."] [-monitoring_creds="HostCredsPriv;host;HostCreds;HostUserName;foo;..."] [-access_point_name="ap_name"] [-access_point_type="ap_type"] [ ] indicates that the parameter is optional
サーバー検出
サーバー検出には次の構文を使用します。
emcli add_target -name=${TARGET_NAME} -type=oracle_si_server_map -host=${AGENT_HOST} -access_point_name=${TARGET_NAME_AP} -access_point_type='oracle_si_server_ilom' -properties='dispatch.url=ilom-ssh://${TARGET_IP}:22' -subseparator=properties='=' -monitoring_creds='ilom_creds_set;oracle_si_server_ilom;ilom_ creds;username:${USERNAME};password:${PASSWORD}' -monitoring_creds='ssh_creds_set;oracle_si_server_ilom;ssh_ creds;username:${USERNAME};userpass:${PASSWORD}'
オプション
name
ターゲット名。名前には、コロン(:)、セミコロン(;)、先行または後続の空白を使用できません。
type
ターゲット・タイプ。標準のターゲット・タイプには、host
、oracle_database
、oracle_apache
、oracle_listener
およびoracle_emd
が含まれます。自分の環境で使用可能なすべてのターゲット・タイプを確認するには、$AGENT_HOME/sysman/admin/metadata
ディレクトリをチェックしてください。メタデータ・ファイル(XML)は、各ターゲット・タイプに存在します。
host
このターゲット・インスタンスのデータを収集する管理エージェントを実行しているシステムのネットワーク名。
properties
ターゲット・インスタンスのプロパティの名前と値のペア(prop_name:prop_value
など)のリスト。nameは、ターゲット・タイプのメタデータ定義で識別されます。このファイルで定義されている名前と完全に一致する必要があります。メタデータ・ファイルは、$AGENT_HOME/sysman/admin/metadata
にあります。
注意:
このverbは、グローバルなターゲット・プロパティの設定をサポートしていません。ターゲット・プロパティを設定するには、set_target_property_valuesを使用することをお薦めします。
separator=properties
-propertiesの値で、名前と値のペアを区切る文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「;」です。
separatorオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
subseparator=properties
-propertiesオプションの値で、各名前と値のペアの名前と値を区別する文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「:」です。
subseparatorオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
credentials
ターゲット・インスタンスのモニタリング資格証明(名前と値のペア)。nameは、ターゲット・タイプのメタデータ定義で資格証明プロパティとして識別されます。credentialsは、ターゲットのメタデータ・ファイルの定義とまったく同じように指定する必要があります。メタデータ・ファイルは、$AGENT_HOME/sysman/admin/metadata
にあります。
input_file
-credentials
オプションとともに使用すると、パスワードなどの特定のターゲットのモニタリング資格証明の値を別のファイルで格納できます。-input_file
では、タグとローカルのファイル・パス間のマッピングを指定します。タグは、-credentials
オプションの特定のモニタリング資格証明のかわりに指定します。タグにはコロン(:)とセミコロン(;)は使用できません。
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
display_name
Enterprise Manager Cloud Controlコンソールに表示されるターゲット名。
groups
このターゲット・インスタンスが属するグループの名前と値のペアのリスト。groupname:grouptype;groupname2:grouptype2
という書式に従います。
timezone_region
このターゲット・インスタンスのGMTオフセット。(-7または-04:00の書式を使用。)
monitor_mode
0、1、または2。デフォルトは0です。1はOMSを介したモニタリング、2はエージェントを介したモニタリングを指定します。
instances
RACデータベース・ターゲットに含まれるRACデータベース・インスタンスの名前と値のペアのリスト。クラスタ・データベースを追加する前にデータベース・インスタンス・ターゲットを追加する必要があります。
force
同名のターゲットが存在する場合でもターゲットを強制的に追加します。ターゲットのプロパティを最新の入力で更新します。
timeout
コマンドがターゲットをエージェントに追加するまでに待機する秒数。デフォルトは10分です。
monitoring_creds
このターゲットに設定されているモニタリング資格証明を設定します。
Separator=monitoring_creds
-monitoring_credsオプションの値で、名前と値のペアを区切る文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「;」です。
subseparator=monitoring_creds
-monitoring_credsオプションの値で、各名前と値のペアの名前と値を区別する文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「:」です。
access_point_name
特定のサーバー・ターゲットにタグ付けされる、追加するアクセス・ポイント・ターゲットの名前。
access_point_type
特定のサーバー・ターゲットにタグ付けされる、追加するアクセス・ポイント・ターゲットのタイプ。
例
例1
次の例では、databaseという名前を指定して、oracle_database
ターゲットを追加します。資格証明の指定方法に注意してください。名前と値のペアの名前はoracle_database
メタデータ・ファイルから使用されます。そのファイルで使用されている名前と完全に一致する必要があります。これは、プロパティ名にも適用されます。次の例では、データベース・ターゲットの最小限の必須の資格証明とプロパティを使用しています。
emcli add_target -name="database" -type="oracle_database" -host="myhost.us.example.com" -credentials="UserName:dbsnmp;password:dbsnmp;Role:Normal" -properties="SID:semcli;Port:15091;OracleHome:/oracle; MachineName:smpamp-example.com" -groups="Group1:group;Group2:group"
例2
次の例では、スタンドアロンOracle HTTP Serverを追加します。
Emcli add_target -host=test.mycompany.com -name=test13c -type=oracle_apache -properties= "OracleHome->/scratch/smariswa/test13c|ConfigPath->/scratch/user1/test13c/user_projects/domains/test1213_domain/config/fmwconfig/components/OHS/ohs1|EMTargetType->oracle_apache|OracleInstance->na|compVersion->na|LifeCycleMBeanName->na|OPMNMBeanName->na| monMode->na|ProxyMBeanObjectName->na|ServerNames->na|CanonicalPath-> /instance1/ohs1/|HTTPMachine->blr2201947.mycompany..com|HTTPPort->7778|version->13.1|NMUser->weblogic|NMPwd->welcome1" -separator=properties="|" -subseparator=properties="->"
例3
次の例では、databaseという名前を指定して、oracle_database
ターゲットを追加します。資格証明の指定方法に注意してください。名前と値のペアの名前はoracle_database
メタデータ・ファイルから使用されます。そのファイルで使用されている名前と完全に一致する必要があります。これは、プロパティ名にも適用されます。次の例では、データベース・ターゲットの最小限の必須の資格証明とプロパティを使用しています。
emcli add_target -name="database" -type="oracle_database" -host="myhost.us.example.com" -credentials="UserName:dbsnmp;password:dbsnmp;Role:Normal" -properties="SID:semcli;Port:15091;OracleHome:/oracle; MachineName:smpamp-example.com" -groups="Group1:group;Group2:group"
例4
次の例では、ユーザーroot
およびパスワードadmin123
を使用してターゲットIP 10.133.245.231にあるサーバーILOM_SPARCを検出します。
emcli add_target -name=ILOM_SPARC -type=oracle_si_server_map -host=`hostname`.mycompany.com -access_point_name='ILOM_SPARC_AP' -access_point_type='oracle_si_server_ilom' -properties='dispatch.url=ilom-ssh://10.133.245.231:22' -subseparator=properties='=' -monitoring_creds='ilom_creds_set;oracle_si_server_ilom;ilom_ creds;username:root;password:admin123' -monitoring_creds='ssh_creds_set;oracle_si_server_ilom;ssh_ creds;username:root;userpass:admin123'
特定のターゲット・タイプの新規ターゲット・プロパティを追加します。このターゲット・タイプのすべてのターゲットには、この新規ターゲット・プロパティが割り当てられます。
書式
emcli add_target_property -target_type="target_type" -property="prop_name"
オプション
target_type
このプロパティを追加する必要のあるターゲット・タイプ。このプロパティを既存のすべてのターゲット・タイプに追加するには、ワイルドカード文字(*)を指定します。
property
このターゲット・タイプに対して作成するプロパティの名前。プロパティ名では大文字と小文字が区別されます。プロパティ名は、次のOracle提供のターゲット・プロパティ名(英語)と同じにすることはできません。
Comment、Deployment Type、Line of Business、Location、Contact
例
この例では、oracle_databaseというタイプのすべてのターゲットにOwner Nameプロパティを追加します。
emcli add_target_property -target_type="oracle_database" -property="Owner Name"
エンタープライズ・ルール・セットにターゲットを追加します。
権限の要件: スーパー管理者は、Oracleが提供する事前定義された(デフォルトの)ルール・セットを除く、すべてのエンタープライズ・ルール・セットにターゲットを追加できます。それにターゲットを追加できるのは、ルール・セットの所有者または共同作成者のみです。
書式
emcli add_target_to_rule_set -rule_set_name="rule set name" -target_name="target name" -target_type="internal name for the target type. For example, host" [-rule_set_owner=<ruleset owner>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
rule_set_name
エンタープライズ・ルール・セットの名前。このオプションは、ターゲットのリストと関連付られているルール・セットのみに使用できます。
target_name
追加するターゲットの名前。
target_type
追加するターゲットのターゲット・タイプ。例: host。
rule_set_owner
オプションで指定できる、ルール・セットの所有者。
例
この例では、rulesというルール・セットにホスト・ターゲットmyhost.comを追加します。このルール・セットは管理者sysmanが所有しています。
emcli add_target_to_rule_set -rule_set_name='rules' -target_name='myhost.com' -target_type='host' -rule_set_owner='sysman'
プロパティ・マスター・リストにプロパティを追加します。
書式
標準モード
emcli add_to_target_properties_master_list -property_name="null" -property_value="null"
インタラクティブまたはスクリプト・モード
emcli add_to_target_properties_master_list( property_name="null" ,property_value="null" )
オプション
property_name
追加するプロパティの名前。
property_value
追加するプロパティの値。
終了コード
終了コード(使用可能な場合)を入力するか、終了コードが存在しない場合は削除します。たとえば、次のようにします。
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
Oracle Virtual Platformを、リモートからモニターするためにXenベースのハイパーバイザを追加します。ハイパーバイザ上で実行されている関連付られているOracle ServerおよびOracle Virtual Serverも追加されます。
同時に複数のハイパーバイザを追加できます。このコマンドは、ターゲットを追加するために発行されたジョブの名前と実行識別子を返します。
Oracle Virtual Platformおよびその関連ターゲットを削除するには、delete_target Verbを使用します。
書式
emcli add_virtual_platform -name="host_name/IP_address_or_list_from_an_input_file" -agent="agent_target_name" [-failover_agent="failover_agent_target_name"] -credentials="property_name1:property_value1;property_name2: property_value2;..." [-wait_for_completion=true|false] [-wait_for_completion_timeout=<time_in_minutes>] [-separator=credentials="separator_for_key_value_pairs"] [-subseparator=credentials="separator_for_key_value_pair"] [-input_file="FILE:file_path_or_name:FILE"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
Enterprise ManagerでOracle Virtual Platformとして追加されるXenベースのハイパーバイザのIPアドレスまたはホスト名。この値を提供する方法は2つあります。ターゲットが1つのみの場合は、この値は、コマンドラインからホスト名またはIPアドレスを直接渡することができます。値が複数ある場合は、ファイルにホスト名、IPアドレスまたはIPアドレスの範囲を列挙して、-input_fileオプションを使用してその入力ファイル名を渡すことができます。ホスト名またはIPアドレスを区切るには、新しい行を使用します。各行には、マシンのホスト名、IPアドレス、またはIPアドレスの範囲を指定します。
詳細は、例を参照してください。
agent
Oracle Virtual Platformおよび関連ターゲットをモニターするために使用するプライマリ・エージェントのターゲット名。
failover_agent
Oracle Virtual Platformおよび関連ターゲットをモニターするために使用するフェイルオーバー・エージェントのターゲット名。
credentials
ターゲット・インスタンスのモニタリング資格証明(名前と値のペア)。nameは、ターゲット・タイプのメタデータ定義で資格証明プロパティとして定義されます。メタデータ・ファイルは、$AGENT_HOME/sysman/admin/metadataにあります。
様々なオプションの詳細は、例を参照してください。
wait_for_completion
発行したジョブが終了するまでCLIが待機するのかを示すフラグ。デフォルト値はfalseです。値がtrueの場合、Oracle Virtual Platformの追加が成功または失敗した際にジョブの進捗状況がコマンドラインに出力されます。
wait_for_completion_timeout
ジョブが終了するためにCLIが停止して待機する時間(分)。このオプションは、wait_for_completionオプションの値がtrueの場合のみ適用されます。値が負またはゼロの場合、ジョブの終了は待機されません。
詳細は、例を参照してください。
separator=credentials
資格証明のキーと値のペアのカスタムのセパレータ。-credentialsオプションの値で、名前と値のペアを区切る文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「;」です。
separatorオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
subseparator=credentials
キーと値のペアのカスタムのセパレータ。-credentialsオプションの値で、各名前と値のペアの名前と値を区別する文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「:」です。
subseparatorオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
input_file
-credentialsオプションとともにオプションで使用。このオプションを使用すると、パスワードやSSHキーなど特定のターゲットをモニタリングするの資格証明値を別のファイルに設定できます。
タグとローカルのファイル・パス間のマッピングを指定します。このタグは、特定の-credentialsプロパティ値のかわりに指定します。
例
例1
この例では、パスフレーズなしのSSHキー認証を必要とするUnix Sudoユーザーを使用してOracle Virtual Platformを追加します。SSHプライベート・キー、SSHパブリック・キーおよびパスワードは、入力ファイルより読み取られます。
emcli add_virtual_platform -name=example.com -agent=example.com:1838 -credentials='type:DMOvsSshKeyCreds;PrivilegeType:sudo;privilegedUser:true; RunAs:root;PrivilegeCommand:/usr/bin/sudo -S -u %RUN_AS% %COMMAND%; EnablePseudoTerminal:false;SshPrivateKey:PRIVATE_KEY; SshPublicKey:PUBLIC_KEY;OVSUsername:sudoer1;OVSPassword:PWD_FILE' -input_file='PRIVATE_KEY:id_dsa' -input_file='PUBLIC_KEY:id_dsa.pub' -input_file='PWD_FILE:password'
例2
この例では、パスフレーズなしのSSHキー認証を必要とするUnix PowerBrokerユーザーを使用してOracle Virtual Platformを追加します。SSHプライベート・キー、SSHパブリック・キーおよびパスワードは、入力ファイルより読み取られます。
emcli add_virtual_platform -name=example.com -agent=example.com:1838 -credentials='type:DMOvsSshKeyCreds;PrivilegeType:powerbroker; privilegedUser:true;RunAs:root;PrivilegeCommand: /usr/bin/pbrun -l -u %RUN_AS% %COMMAND%; PowerBrokerProfile:profile;PowerBrokerPasswordPrompt:myprompt; SshPrivateKey:PRIVATE_KEY;SshPublicKey:PUBLIC_KEY; OVSUsername:myuser;OVSPassword:PWD_FILE' -input_file='PRIVATE_KEY:id_dsa' -input_file='PUBLIC_KEY:id_dsa.pub' -input_file='PWD_FILE:password'
割当て先に割当て制限を割り当てます。
書式
インタラクティブまたはスクリプト・モード
emcli allocate_quota assignee_name="assignee name" assignee_type="assignee type" [quota="quota"]
オプション
assignee_name
割当て制限を割り当てる割当て先の名前。
assignee_type
割当て先のタイプ。有効な値は、Tenant、User_ProfileまたはUserです。
quota
割当て先ユーザーに割り当てる割当て制限。割当て制限の割当ては、次を対象に定義できます。
エンティティ・レベル。
割当て制限割当て可能オブジェクト(選択したエンティティでオブジェクトに対する割当て制限の割当てがサポートされる場合)。割当て制限がオブジェクトに割り当てられると、すべての割当て制限関連の計算は、そのオブジェクトのコンテキストで実行されます。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
次の例では、割当て制限割当て可能オブジェクトに割当て制限を割り当てます。
emcli allocate_quota -assignee_name=T1 -assignee_type=tenant -quota=Component1:Entity1;0.1:Gb;object_name=OBJ1:object_type=type1
UDMを分析し、一意のUDM、使用可能な一致およびこれらの一致するメトリック拡張に適用できるテンプレートをリストします。
書式
emcli analyze_unconverted_udms [-session_id=<sessionId>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
session_id
分析対象のセッションのID。セッションIDを指定しないと、すべての未変換のUDMが含まれる分析セッションが作成されます。将来の起動でこのセッションIDを指定して、新しい分析を生成できます。
例
この例では、指定した移行セッションにあるすべての未変換UDMの一致をリストします。
emcli list_unconverted_udms -session_id=<sessionId>
診断チェックの除外をターゲット・インスタンスのセットに適用します。除外名を定義して、特定の診断チェックを除外できます。ルールで指定されたチェックが除外されるように、すべての診断チェックが特定のターゲット・タイプに対して評価されたときに、このルールが適用されます。
書式
emcli apply_diagcheck_exclude -target_type="type" -exclude_name="name" [-target_name="target_name" ]* [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
target_type
ターゲットのタイプ。
exclude_name
除外に使用するための名前。exclude_nameを作成するには、define_diagcheck_exclude Verbを使用します。
target_name
除外を適用するためのターゲット名。
指定したターゲットでsudoまたはPowerBroker設定をアクティブ化します。
標準モード
emcli apply_privilege_delegation_setting -setting_name="setting" -target_type="host/composite" [-target_names="name1;name2;..."] [-input_file="FILE:file_path"] [-force="yes/no"] [ ] indicates that the parameter is optional
インタラクティブまたはスクリプト・モード
apply_privilege_delegation_setting (setting_name="setting" ,target_type="host/composite" [,target_names="name1;name2;..."] [,input_file="FILE:file_path"] [,force="yes/no"]) [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
setting_name
適用する設定の名前。
target_names
ターゲット名のリスト。新しく発行された設定は、このリストのEnterprise Managerターゲットに適用されます。
すべてのターゲットは同じタイプである必要があります。
要素のターゲット・タイプがgroupの場合、ターゲット・リストに複数の要素を含めることはできません。
前述のグループには、1つ以上のホスト・ターゲットが含まれる必要があります。
target_type
設定を適用するターゲットのタイプ。有効なターゲット・タイプは、hostまたはcomposite(グループ)です。
input_file
ターゲット名を含むファイルのパス。これにより、別のファイルのターゲットを渡すことができます。ファイルにはコロン(:)とセミコロン(;)は使用できません。
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
force
yes
の場合、操作は継続され、無効なターゲットは無視されます。デフォルトはno
です。
例
例1
この例では、sudo_setting
という名前の権限設定を適用します。この設定は、host
タイプのターゲットに適用され、host1
やhost2
などに適用されます。
emcli apply_privilege_delegation_setting -setting_name=sudo_setting -target_type=host -target_names="host1;host2;"
例2
この例では、sudo_setting
という名前の権限設定を適用します。この設定は、host
タイプのターゲットに適用され、host1
やhost2
などに適用されます。force
フラグは、設定がすべての有効なターゲットに適用され、無効なターゲットは無視されることを示します。
emcli apply_privilege_delegation_setting -setting_name=sudo_setting -target_type=host -target_names="host1;host2;" -force=yes
指定したターゲットのリストにモニタリング・テンプレートを適用します。Verbのオプションはどんな順番でも指定できます。
書式
emcli apply_template -name="template_name" -targets="tname1: ttype1;tname2: ttype2;..." [-copy_flags="0" or "1" or "2"] [-replace_metrics="0" or "1"] [-input_file="FILE1:file_name"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
データベースに存在するテンプレート名。名前には、コロン(:)、セミコロン(;)、先行または後続の空白を使用できません。
targets
ターゲットは次の順番で指定してください。
TargetName1:TargetType1;TargetName2:TargetType2
たとえば、次のようにします。
db1:oracle_database;my db group:composite
セミコロン(;)はターゲットを指定する際のセパレータです。コンポジット以外のターゲットは、テンプレートが適用可能なターゲット・タイプであると理想的です。そうでない場合、テンプレートはこのターゲットに適用されません。コンポジット・ターゲットの場合、テンプレートは、そのテンプレートを適用可能なターゲット・タイプに属するメンバー・ターゲットにのみ適用されます。
copy_flags
これは、複数のしきい値を持ったメトリックにのみ適用されます。
0: テンプレートとターゲットに共通するキー値に対してしきい値設定を適用します。
1: ターゲットのキー値のしきい値設定を削除し、それらをテンプレートのキー値のしきい値設定で置き換えます。
2: テンプレートに定義されたすべてのキー値にしきい値設定を適用します。デフォルトは0です。
replace_metrics
0は、テンプレートには含まれないがターゲットで使用可能なメトリックのしきい値が変更されないことを示します。これはデフォルト値です。1は、ターゲットに存在するがテンプレートに存在しないメトリックのしきい値がNULLに設定されることを示します。つまり、ターゲットのこのようなメトリックはモニターされないため、アラートは生成されません。
input_file
このオプションを使用して、ファイルの場所を指定できます。これには、テンプレートにユーザー定義メトリック(UDM)が含まれている場合、UDMに使用する資格証明が含まれています。file_nameは、実際は、場所のパスを指定したファイルの名前です。これには、UDMに適用可能な資格証明が含まれています。たとえば、次のようにします。
emcli apply_template -name="template1" -targets="mydb1:oracle_database" -input_file= "FILE1:/usr/template/apply_udm_credentials.txt"
この例では、タイプがoracle_databaseのターゲットmydb1にtemplate1という名前のモニタリング・テンプレートを適用します。UDMに必要な資格証明はファイル/usr/template/apply_udm_credentials.txtからアクセスされます。
ファイルapply_udm_credentials.txtの内容は、次の書式のいずれかにする必要があります。
すべてのUDMがすべてのターゲットに同じ資格証明を使用します。たとえば、次のようにします。
credListType:all; usr_name:joe1;passwrd:pass1;
各UDMがすべてのターゲットに専用の資格証明を使用します。たとえば、次のようにします。
credListType:perUDM; udm_name:UDM1;usr_name:joe1;passwrd:pass1; udm_name:UDM2;usr_name:joe2;passwrd:pass2;
各UDMが異なるターゲットに異なる資格証明を使用します。たとえば、次のようにします。
credListType:perTargetperUDM; udm_name:UDM1;tgt_name:TNAME1;usr_name:joe1;passwrd:pass1; udm_name:UDM1;tgt_name:TNAME2;usr_name:joe2;passwrd:pass2; udm_name:UDM2;tgt_name:TNAME1;usr_name:joe3;passwrd:pass3; udm_name:UDM2;tgt_name:TNAME2;usr_name:joe4;passwrd:pass4;
指定するすべての入力テキスト・ファイルにcredListTypeを指定することが重要です。
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
例
例1
この例では、my_db_template
という名前のモニタリング・テンプレートを適用します。このテンプレートはタイプoracle_database
のターゲットに適用され、タイプoracle_database
の中のdb1
とタイプcomposite
の中のmy_db_group
に適用されます。
コンポジット・ターゲットの場合、テンプレートは、そのテンプレートを適用可能なターゲット・タイプに属するメンバー・ターゲットにのみ適用されます。copy_flags
を指定しない場合、デフォルトで、テンプレートとターゲットの両方に共通のモニター・オブジェクトに対してしきい値設定が適用されます。
emcli apply_template -name="my_db_template" -targets="db1:oracle_database;my_db_group:composite"
例2
この例では、my_db_templateという名前のモニタリング・テンプレートを適用します。このテンプレートは、oracle_databaseというタイプのターゲットに適用できます。このコマンドは、タイプがoracle_databaseのdb1とタイプがcompositeのmy_db_groupの2つのターゲットに、このテンプレートを適用します。
コンポジット・ターゲットの場合、テンプレートは、そのテンプレートを適用可能なターゲット・タイプに属するメンバー・ターゲットにのみ適用されます。この場合、copy_flagsオプションが1に指定されているので、テンプレートの設定がターゲットの設定に置き換えられます。テンプレート内のすべてのキーがターゲットにコピーされ、ターゲット内にある不要キーは削除されます。UDMに必要な資格証明は、ファイル/usr/user/db_credentials.txtにあります。
replace_metricsが1に設定されているということは、ターゲットに存在するがテンプレートに存在しないメトリックのしきい値がNULLに設定されることを示します。つまり、ターゲットのこれらのメトリックはモニターされないため、アラートは生成されません。
emcli apply_template -name="my_db_template" -targets="db1:oracle_database;my_db_group:composite" -copy_flags="1" -replace_metrics="1" -input_file= "FILE1:/usr/user/db_credentials.txt"
ファイルからリポジトリ・ターゲットに変数およびテスト定義を適用します。
書式
emcli apply_template_tests -targetName=target_name -targetType=target_type -input_file=template:template_filename [-input_file=variables:<variable_filename>] [-input_file=atsBundleZip:<ats_bundle_zip_filename>] [-useBundleDatabankFile] [-useFirstRowValues] [-overwriteExisting=all | none | <test1>:<type1>;<test2>:<type2>;...] [-encryption_key=key] [-swlibURN=<URN_for_swlib_entity>] [-swlibPath=<Path_for_swlib_entity>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
targetName
ターゲット名。
targetType
ターゲット・タイプ。
input_file=template
テスト定義を含む入力ファイルの名前。
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
input_file=variables
変数定義を含む入力ファイルの名前。この属性が指定されていない場合、テスト定義を含む同じファイルから変数が抽出されます。
変数ファイルの書式は次のとおりです。
<variables xmlns="template"> <variable name="<name1>" value="<value1>"/> <variable name="<name2>" value="<value2>"/> ... </variables>
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
input_file=atsBundleZip
テンプレートに定義されているATSバンドルzipの名前。
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
useBundleDatabankFile
このオプションを指定した場合、バンドルのデータバンク・ファイルが使用されます。
useFirstRowValues
このオプションを指定した場合、最初の行の値が使用されます。
overwriteExisting
テストがターゲットにすでに存在する場合、どのテストを上書きするかを指定します。可能な値は次のとおりです。
none(デフォルト): ターゲットの既存のテストはすべて上書きされません。
all: ターゲットに同じ名前のテストがある場合、そのテストはテンプレート・ファイルで指定されたテスト定義で上書きされます。
<test1>:<type1>;<test2>:<type2>;...: ターゲットに、<test1>、<test2>などの同じ名前のテストがある場合、これらはテンプレート・ファイルの定義で上書きされます。
encryption_key
ファイルの内容を復号化するオプションの鍵。ファイルの暗号化に使用した鍵と同じ鍵を指定します。
swlibURN
URNを介したソフトウェア・ライブラリ・エンティティのロード。OATZ zipファイルおよびZipファイル名などの該当するエンティティ・データは、新しいサービス・テストに関連付けられます。OATS zipファイルをサービス・テストに関連付けるには、このオプションまたは-swlibPathオプションのいずれかが必要です。
swlibPath
エンティティ・パスを介したソフトウェア・ライブラリ・エンティティのロード。OATZ zipファイルおよびZipファイル名などの該当するエンティティ・データは、新しいサービス・テストに関連付けられます。OATS zipファイルをサービス・テストに関連付けるには、このオプションまたは-swlibURNオプションのいずれかが必要です。
例
これらの例を実行するには、次の権限が必要です。
サーバー・プール・ターゲットでのOPERATOR権限。
現在ターゲットをモニタリングしているすべてのビーコンでのOPERATOR権限。また、「任意のビーコンの使用」権限も必要です。
例1
この例では、ファイルの内容の復号化に鍵my_password
を使用して、ファイルmy_template.xml
に含まれるテスト定義を汎用サービス・ターゲットmy_target
に適用します。my_website
またはmy_script
という名前のテストがターゲットに存在する場合、ファイルのテスト定義で上書きされます。
emcli apply_template_tests -targetName='my_target' -targetType='generic_service' -input_file=template:'my_template.xml' -encryption_key='my_password' -overwriteExisting='my_website:HTTP;my_script:OS'
例2
この例では、ファイルmy_variables.xmlに指定された変数の値を使用して、ファイルmy_template.xmlに含まれるテスト定義をWebアプリケーション・ターゲットmy_targetに適用します。テンプレート・ファイルに指定されたテストと同じ名前のテストがターゲットにある場合、そのテストは上書きされます。
emcli apply_template_tests -targetName='my_target' -targetType='website' -input_file=template:'my_template.xml' -input_file=variables: 'my_variables.xml' -overwriteExisting='all'
更新を適用します。
書式
emcli apply_update -id="internal id"
オプション
id
適用する更新の内部識別子。
例
この例では、更新を適用する対象となるジョブを発行して、発行時にジョブ実行IDを出力します。
emcli apply_update -id="914E3E0F9DB98DECE040E80A2C5233EB"
Verbとそれに関連する引数が両方ともASCIIファイルに含まれている1つ以上のEM CLI Verbを実行します。argfileにより、非常に柔軟にVerbを使用できます。たとえば、ブラックアウトするターゲットの大きなリストを指定する場合(create_blackout
Verb)に、argfile
Verbを使用してファイルからターゲット・リストを入力できます。
このファイルでは、複数のEM CLI Verbを呼び出すことができます。各Verb呼出しは、改行で区切る必要があります。
書式
emcli argfile <file_name> [-delim=<delimiter_string>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
delim
引数ファイルの2つのVerb間でデリミタとして使用される文字列。デフォルトのデリミタは改行です。
指定したエンティティにチャージ・プランを割り当てます。
書式
assign_charge_plan -entity_name="eName" -entity_type="eType" -plan_name="pName" -[entity_guid="entity_guid"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
entity_name
チャージ・プランを割り当てるエンティティの名前。
entity_type
チャージ・プランを割り当てるエンティティのタイプ。
plan_name
割り当てるチャージ・プランの名前。
entity_guid
チャージバックに追加するエンティティのguid。
チャージバック内で指定したエンティティ名およびエンティティ・タイプで1つ以上のエンティティがアクティブな場合、このコマンドは作成日、親エンティティ名、エンティティguidなどのその他の詳細とともに、それらのエンティティをすべてリストします。そのリストから正しいエンティティを選択し、エンティティ名およびエンティティ・タイプのかわりにエンティティguidをパラメータとして使用し、再度コマンドを実行します。
例
この例では、oracle_databaseエンティティ、db1にチャージ・プランplan1を割り当てます。
emcli assign_charge_plan -entity_name="db1" -entity_type="oracle_database" -plan_name="plan1"
指定したルールの修正処理をトリガーします。
書式
emcli assign_compliance_ca -rule_iname="<rule_internal_name>" -target_type="<target_type>" -ca_name="<correction_action_name>"
オプション
rule_iname
コンプライアンス標準ルールの内部名。ルール内部名は、MGMT$CS_RULE_ATTRSビューで参照できます。
target_type
コンプライアンス標準ルールに関連付けられているターゲット・タイプ。
ca_name
修正処理の名前。
例
次の例では、ホスト・ターゲットに存在するmy_ruleコンプライアンス標準ルールにmy_action修正処理を割り当てます。
emcli assign_compliance_ca -rule_iname="my_rule" -target_type="host" -ca_name="my_action"
指定したエンティティにコスト・センターを割り当てます。
書式
assign_cost_center -entity_name="eName" -entity_type="eType" -cost_center_name="cName" -[entity_guid="entity guid" ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
entity_name
コスト・センターを割り当てるエンティティの名前。
entity_type
コスト・センターを割り当てるエンティティのタイプ。
cost_center
割り当てるコスト・センターの名前。
entity_guid
チャージバック内のエンティティのguid。
チャージバック内で指定したエンティティ名およびエンティティ・タイプで1つ以上のエンティティがアクティブな場合、このコマンドは作成日、親エンティティ名、エンティティguidなどのその他の詳細とともに、それらのエンティティをすべてリストします。そのリストから正しいエンティティを選択し、エンティティ名およびエンティティ・タイプのかわりにエンティティguidをパラメータとして使用し、再度コマンドを実行します。
例
この例では、oracle_databaseエンティティ、db1にコスト・センターcc1を割り当てます。
emcli assign_cost_center -entity_name="db1" -entity_type="oracle_database" -cost_center_name="cc1"
指定するターゲット名およびタイプにカスタマ・サポートID(CSI)を割り当てるか更新します。
書式
emcli assign_csi_at_target_level -target_name="Target_name" -target_type="Target_type" -csi="Customer_Support_IDentifier_value" -mos_id="My_Oracle_Support_ID"
オプション
target_name
Cloud Controlターゲットの名前。
target_type
Cloud Controlターゲットのタイプ。
csi
割り当てるカスタマ・サポートID値。
mos_id
My Oracle Support(MOS)のユーザーID。
例
emcli assign_csi_at_target_level -target_name="myhost.us.example.com" -target_type="oracle_example_type" -csi=12345678 -mos_id="abc@xyz.com"
データベース・マシン名に関連付けられたすべてのExadata、RACおよびデータベース・ターゲットのカスタマ・サポートID(CSI)の割当てまたは更新を行います。
書式
emcli assign_csi_for_dbmachine_targets -target_name="database_system_name" -csi="customer_support_identifier_value" -mos_id="my_oracle_support_ID"
オプション
target_name
データベース・システム・ターゲットの名前。
csi
割り当てるカスタマ・サポートID(CSI)。
mos_id
My Oracle Support(MOS)のユーザーID。
例
この例では、CSI 1234567をデータベース・システムabcdef.company.comに割り当てます。
emcli assign_csi_for_dbmachine_targets -target_name=abcdef.company.com -csi=1234567 -mos_id=abc@xyz.com
テスト・タイプをターゲット・タイプに割り当てます。テスト・タイプtをターゲット・タイプTに割り当てると、タイプTのすべてのターゲットを、タイプtのテストで問い合せることができます。
書式
emcli assign_test_to_target -testtype=test-type_to_be_assigned -type=target_type [-tgtVersion]=version_of_target_type [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
testtype
割り当てるテスト・タイプ。内部名を使用します。WebトランザクションのかわりにHTTPを使用します。
type
サービス・ターゲット・タイプ。
tgtVersion
ターゲット・タイプのバージョン。指定しない場合、最新のバージョンが使用されます。
例
この例では、テスト・タイプHTTPをタイプが汎用サービスv2のターゲットに割り当てます。
emcli assign_test_to_target -testtype='HTTP' -type='generic_service' -tgtVersion='2.0'
指定したコンプライアンス標準を、テスト・モードまたは標準モードのターゲットの指定したグループに関連付けます。テスト・モードは、ドリフトおよび一貫性コンプライアンス標準でのみ適用できます。
書式
emcli associate_cs_group_targets -cs_iname="<internal_name_of_standard>" -author="<author>" -version="<version>" (-group_names="<group_name_list>" | -group_names_file="<file_name>)"
オプション
cs_iname
コンプライアンス標準の内部名。
author
コンプライアンス標準の作成者。
version
コンプライアンス標準のバージョン。
group_names
グループ名のカンマ区切りリスト。
group_names_file
グループ名を含むファイルの名前。グループ名は、カンマ区切りの値か、またはグループ名が個別行にリストされたファイルのいずれかです。次に例を示します。
-group_names_file=group1,group2,group3
-group_names_file="group.txt" (group.txtは次の行を含みます):
注意: group_namesまたはgroup_names_fileのいずれかを使用してください。
例
次の例では、tgt_grp1およびtgt_grp2という名前のグループに対し、Jonesが作成したセキュリティ標準の2番目のバージョンのアソシエーションを作成します。
emcli associate_cs_group_targets -cs_iname="security_standard" -author="Jones" -version="2" -group_names="tgt_grp1,tgt_grp2"
指定した標準をリストされているターゲットに関連付けます。
注意: 標準がOracleによって提供されている場合、<std_name>は標準の内部名です。
書式
associate_cs_targets -name="<std_name>" -version="<std_version>" -author="<author_name>" -target_list="<target_name>[,<target_name>,<group_name>:Group]*" -target_list_file="<file_name>" [ ] indicates that this option is optional
オプション
name
標準の名前。
version
標準のバージョン。
author
標準の作成者。標準がOracleによって提供されている場合、<std_name>は標準の内部名(sysmanなど)です。
target_list
ターゲットの名前。コンプライアンス標準を1つまたは少数のターゲットに関連付ける場合、このオプションが役に立ちます。ターゲットはカンマで区切ります。グループ・ターゲットを指定する場合、:Groupを追加する必要があります。次に例を示します。
-target_list="slc0host"
-target_list="slc0host,slc-host01"
-target_list="slc0host,host_grps:Group"
target_list_file
ターゲットのリストが含まれるファイルの名前。ターゲットは、カンマ区切りの値であっても、ターゲットが個別行にリストされたファイル内にあってもかまいません。次に例を示します。
-target_list_file=slc0host,slc0host1,slc0host02
-target_list_file="slc0host.txt"。この場合、slc0host.txtには次の行が含まれます。
slc0host
slc0host01
slc0host02
注意: target_listオプションまたはtarget_list_fileオプションを使用してください。
例
例1
次の例では、target_listを指定します。
emcli associate_cs_targets -name="secure configuration for host" -version="1" -author="sysman" -target_list="host1,host2,group1:Group"
例2
次の例では、target_list_fileを指定します。
emcli associate_cs_targets -name="secure configuration for host" -version="1" -author="sysman" -target_list_file="file with target name list"
既存のアプリケーション・データ・モデルにターゲットを関連付けます。
書式
emcli associate_target_to_adm -adm_name=<application_data_model_name> -target_name=<target_name> -target_type=<target_type> [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
adm_name
ターゲットを関連付けるアプリケーション・データ・モデル名。
target_name
ターゲットを関連付けるアプリケーション・データ・モデル名。
target_type
アプリケーション・データ・モデルに関連づけられるターゲットのタイプ。
出力
成功またはエラーを示すメッセージ
例
この例では、ターゲットtest_databaseをSample_ADMというアプリケーション・データ・モデルに関連付けます。
emcli associate_target_to_adm -adm_name=Sample_ADM -target_name=test_database -target_type=oracle_pdb
ユーザー・プロファイルをユーザーのセットに関連付けます。
書式
標準モード
emcli associate_user_profile -name="profile name" -users="users to be associated"
インタラクティブまたはスクリプト・モード
emcli associate_user_profile( name="profile name", users="users to be associated" )
オプション
name
ユーザー・プロファイルの名前を指定します。
users
ユーザー・プロファイルを関連付けるユーザーの名前を指定します。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
この例では、profile1
ユーザー・プロファイルをユーザーuser1
およびuser2
に関連付けます。
emcli associate_user_profile -name="profile1" -users=user1;user2
AWRウェアハウスにデータベースを追加します。前提条件:
AWRウェアハウスが構成されている必要があります。
次のデータベースは追加できません。
PDB
RACデータベースのインスタンス
AWRウェアハウス
追加するデータベースでホスト優先資格証明とデータベース優先資格証明がすでに設定されている必要があります。
データベース・ユーザーは、DBAである必要があります。
データベース・ユーザーは、SYS.DBMS_SWRF_INTERNALに対する実行権限を持っている必要があります。
書式
emcli awrwh_add_src_db -target_name=<Target Database> -target_type=<Target Database Type>
オプション
target_name
既存のターゲット・データベースの名前。
target_type
ターゲットのタイプ。ターゲット・タイプとして使用可能な値は、oracle_databaseおよびrac_databaseです。
出力
成功またはエラーを示すメッセージ
例
次の例では、AWRウェアハウスにターゲット・データベースsample_databaseを追加します。
emcli awrwh_add_src_db -target_name=sample_database -target_type=oracle_database
AWRウェアハウスにアップロードされているすべてのソース・データベースをリストします。Enterprise Managerスーパー管理者は、AWRウェアハウスにアップロードされているすべてのデータベースを参照できます。Enterprise Manager管理者は、自分で追加したデータベースか、表示権限を持っているデータベースのみを参照できます。前提条件: AWRウェアハウスが構成されている必要があります。
書式
emcli awrwh_list_src_dbs[-all | -dbs_with_no_recent_uploads][-script | -format=[name:<pretty|script|csv>]; [column_separator:"column_sep_string"]; [row_separator:"row_sep_string"];][-noheader]
オプション
all
オプションを記述する文のフラグメント。
dbs_with_no_recent_uploads
最近のアップロードではないすべてのソース・データベースをリストします。
script
このオプションは、-format='name: script'と同じです。
format
書式指定(デフォルトは-format="name:pretty")。代替書式として次のコマンドを使用します。
-format="name:pretty"は、スクリプトによる解析を目的としない読取り可能な書式で出力表を出力します。
-format="name:script"は、デフォルトの列セパレータをタブに、デフォルトの行セパレータを改行に設定します。
-format="name:csv"は、列セパレータをカンマに、行セパレータを改行に設定します。
noheader
このオプションを指定すると、列ヘッダーは出力されません。
出力
AWRウェアハウスにアップロードされているデータベースをリストします
例
次の例では、AWRウェアハウスにアップロードされているすべてのソース・データベースをリストします。
例1
次の例では、AWRウェアハウスにアップロードされているすべてのソース・データベースをリストします。
emcli awrwh_list_src_dbs
例2
次の例では、AWRウェアハウスにアップロードされているすべてのソース・データベースを列ヘッダーなしでリストします。
emcli awrwh_list_src_dbs -noheader
AWRウェアハウスから既存のデータベースを削除します。前提条件:
AWRウェアハウスが構成されている必要があります
指定したデータベースがAWRウェアハウスにアップロードされている必要があります
書式
emcli awrwh_remove_src_db -target_name=<Target Database> -target_type=<Target Database Type>
オプション
target_name
既存のターゲット・データベースの名前。
target_type
ターゲットのタイプ。ターゲット・タイプとして使用可能な値は、oracle_databaseおよびrac_databaseです。
出力
成功またはエラー
例
次の例では、AWRウェアハウスからターゲット・データベースsample_databaseを削除します。
emcli awrwh_remove_src_db -target_name=sample_database -target_type=oracle_database
customBackup: カスタム・バックアップを、ユーザー指定のスコープ、レベルおよび頻度を使用してスケジュールします。
suggestedBackup: ローカル・バックアップ構成に適したOracle推奨の方法を使用してバックアップをスケジュールします。
backup_database -customBackup
1つ以上のデータベース・ターゲットに対してカスタム・データベース・バックアップ・デプロイメント・プロシージャをスケジュールします。各バックアップでは、データベース・ターゲット固有のRMAN構成が使用されます。
emcli backup_database -customBackup ((-target_name=\"<database target name target_type=\"oracle_database|rac_database|oracle_cloud_dbcs\") | -input_file=\"<full path name of input file>\") [-db_cred=\"<database named credential>"] [-db_host_cred=\"<database host named credential>"] [-scope=\"wholeDB|tablespace|datafile|archivedLog|recoveryFilesOnDisk|cdbRoot|pluggableDbs\"] [-scope_value=\"comma-separated list of values\"] [-backup_type=\"full|incr0|incr1\" [-incr_type=\"diff|cumulative\"]] [-destination_media=\"disk|tape|ra|cloud\"] [-skip_backup_archived_logs] [-delete_archived_logs_after_backup] [-delete_obsolete] [-max_files_per_set=\"n\"] [-max_corruptions=\"n\"] [-section_size=\"n\"] [-procedure_name=\"<deployment procedure name>\"] [-storage_container=\"<backup storage container name>\"] [[-rman_encryption=\"wallet|password|both\"] [-rman_encryption_cred=\"<RMAN encryption named credential>\"] [-encryption_algorithm=\"AES128|AES192|AES256\"]] [-schedule= { start_time:yyyy/MM/dd HH:mm; tz:{java timezone ID}; frequency:interval/weekly/monthly/yearly; repeat:#m|#h|#d|#w; months:#,#,...; days:#,#,...; end_time:yyyy/MM/dd HH:mm; grace_period:; }]
target_name
バックアップされるデータベースの単一インスタンス、クラスタ・データベースまたはデータベース・クラウド・サービスのターゲット名。複数データベース・バックアップは、-target_name/-target_typeのかわりに-input_fileオプションを使用して実行できます。
target_type
-target_nameで指定されるターゲットのタイプ。単一インスタンス・データベース(oracle_database)、クラスタ・データベース(rac_database)またはデータベース・クラウド・サービス(oracle_cloud_dbcs)のいずれかです。
input_file
target.0.target_name=<database #1 target name> target.0.target_type=oracle_database|rac_database|oracle_cloud_dbcs target.0.db_cred=<database named credential for database #1> target.0.db_host_cred=<database host named credential for database #1> target.1.target_name=<database #1 target name> target.1.target_type=oracle_database|rac_database|oracle_cloud_dbcs target.1.db_cred=<database named credential for database #2> target.1.db_host_cred=<database host named credential for database #2>
target_nameおよびtarget_type行はデータベースごとに必須です。db_credおよびdb_host_cred行はオプションです。これらがデータベースについて指定されると、そのデータベースについてコマンドラインで指定された資格証明の設定(ある場合)が上書きされます。
db_cred
既存のEnterprise Managerデータベースの名前付き資格証明の名前。これを使用して、指定されたすべてのターゲット・データベースに接続できます。-db_host_cred引数で指定されたオペレーティング・システム・ユーザーがオペレーティング・システムDBAグループのメンバーである場合は、データベース資格証明で通常ロール・ユーザーを指定できます。それ以外の場合は、データベース資格証明にはSYSDBAロール・ユーザーを指定する必要があります。この引数が指定されない場合は、優先資格証明が使用されます。複数のデータベースが使用される場合、これにはグローバル名前付き資格証明を指定する必要があります。-input_fileオプションが使用される場合、前述のように、個々のデータベースについてのこの設定が上書きされることがあります。
db_host_cred
既存のEnterprise Managerデータベース・ホストの名前付き資格証明の名前。これを使用して、指定されたターゲット・データベース・ホストでRMANコマンドを実行できます。この引数が指定されない場合は、優先資格証明が使用されます。複数のデータベースが使用される場合、これにはグローバル名前付き資格証明を指定する必要があります。-input_fileオプションが使用される場合、前述のように、個々のデータベースについてのこの設定が上書きされることがあります。
scope
wholeDB: データベース内のすべてのデータ・ファイル。
tablespace: 表領域名に関連付けられた1つ以上のデータ・ファイル。
datafile: 1つ以上のデータ・ファイル。
archivedLog: 個別の各ログ順序番号の正確なコピー。
recoveryFilesOnDisk: 高速リカバリ領域に格納されているか、ディスクの別の場所に格納されているかに関係なく、ディスク上のすべてのリカバリ・ファイル。
cdbRoot: コンテナ・ルート全体のデータ・ファイル。
pluggableDbs: 1つ以上のプラガブル・データベースのデータ・ファイル。
scope_value
バックアップする値のカンマ区切りリスト。-scope値がtablespace|datafile|pluggableDbs
の場合は必須です。
backup_type
full: バックアップするデータ・ファイル内のすべてのデータ・ブロックをバックアップします。
incr0: 増分レベル0。これは完全バックアップと似ていますが、増分バックアップ計画の基礎として使用できます。
incr1: 増分レベル1。このバックアップは変更されたブロックのみが対象です。
incr_type
-backup_type=\"incr\"
と組み合せて使用されます。この引数が指定されていない場合、デフォルトはdiffです。可能な値は次のとおりです。diff: 最新のレベル0またはレベル1の増分バックアップ以降に更新されたブロックをバックアップします。
cumulative: 最新のレベル0のバックアップ以降に変更されたすべてのブロックをバックアップします。
destination_media
disk: ディスクへのバックアップ(-scope=\"recoveryFilesOnDisk\"
の場合は許可されません)。
tape: SBT(テープへのシステム・バックアップ)デバイスへのバックアップ。
ra: リカバリ・アプライアンスへのバックアップ。
cloud: Database Backup Cloud Serviceへのバックアップ。
rman_encryption
wallet: Oracle Encryption Wallet
password: ユーザー指定パスワード
both: Oracle Encryption Walletとユーザー指定パスワード
このオプションは、-scope=\"wholeDB|tablespace|datafile|archivedLog|recoveryFilesOnDisk|cdbRoot|pluggableDbs\"
の場合に指定できます。
rman_encryption_cred
-rman_encryption=\"password\"が指定されている
-rman_encryption_algorithm
バックアップの暗号化時に使用する暗号化アルゴリズムの名前。これは-rman_encryptionと組み合せて使用されます。有効な値は、AES128、AES192およびAES256です。この引数が指定されていない場合、デフォルト値はAES256です。
storage_container
このバックアップが格納されるOracle Storage Serviceコンテナの名前。コンテナが存在していない場合は、作成されます。この引数は、初期バックアップ構成が実行されたときにHybrid Cloud設定アカウント情報またはDatabase Backup Cloud Service設定(いずれか適用可能な方)から取得されたコンテナをオーバーライドします。
このオプションは、-destination_media=\"cloud\"
の場合にのみ適用できます。
skip_backup_archived_logs
バックアップされていないディスク上のすべてのアーカイブ・ログをバックアップしないでください。この引数を指定しない場合のデフォルトの動作は、バックアップされていないアーカイブ・ログをすべてバックアップします。
このオプションは、-scope=\"wholeDb|tablespace|datafile|cdbRoot|pluggableDbs\"
の場合に指定できます。
delete_obsolete
保存ポリシーを満たすために必要でなくなったバックアップを削除します。このオプションは、-scope=\"wholeDB|tablespace|datafile|cdbRoot|pluggableDbs\"
の場合に指定できます。
max_files_per_set
1バックアップ・セット当たりの最大ファイル数。このオプションは、-scope=\"wholeDB|tablespace|datafile|archivedLog|cdbRoot|pluggableDbs\"
の場合に指定できます。
max_corruptions
データ・ファイルで許容される物理的な破損の最大数。このオプションは、-scope=\"datafile\"
の場合に指定できます。
section_size
データ・ファイルのバックアップ時に生成される各バックアップ・セクションのサイズ(MB)。各バックアップ・ピースに1つのファイル・セクションが含まれるマルチセクション・バックアップになります。RMAN構成でバックアップ・ピースの最大サイズが設定されている場合、このオプションは使用できません。このオプションは、-scope=\"wholeDB|tablespace|datafile|archivedLog|cdbRoot|pluggableDbs\"
の場合に指定できます。
procedure_name
データベース・バックアップ・デプロイメント・プロシージャの名前。プロシージャの実行時に、タイムスタンプを含むように名前が変更されます。
schedule
start_time: プロシージャの実行開始時間。書式は\"yyyy/MM/dd HH:mm\"です
。tz: タイムゾーンID (オプション)。
frequency: 有効値は、once/interval/weekly/monthly/yearlyです(オプション)。
frequencyをintervalに設定した場合、repeatを指定する必要があります。
頻度がweeklyまたはmonthlyに設定されている場合、daysを指定する必要があります。
頻度がyearlyに設定されている場合、daysとmonthsの両方を指定する必要があります。
repeat: プロシージャを繰り返す頻度。frequencyをintervalに設定した場合のみ必要です。
days: 曜日のカンマ区切りリスト。frequencyをweekly、monthlyまたはyearlyに設定した場合のみ必要です。
months: 月のカンマ区切りリスト。frequencyをyearlyに設定した場合のみ必要です。有効範囲は1から12です。
end_time: プロシージャ実行の終了時間。指定しない場合、プロシージャは無期限に実行されます(オプション)。書式は\"yyyy/MM/dd HH:mm\"です。
grace_period: 猶予期間(分)です(オプション)。
例1
emcli backup_database -customBackup -scope=\"wholeDB\" backup_type=\"incr0\" -destination_media=\"cloud\" storage_container=\"dbContainer1\" -rman_encryption=\"password\"encryption_algorithm=\"AES128\" rman_encryption_cred=\"NC1\" -schedule=\"start_time:2016/11/08 10:08;tz:PST;
例2
emcli backup_database -customBackup -target_name=\"SALES-DBCS\" target_type=\"oracle_cloud_dbcs\" -scope=\"wholeDB\" -backup_type=\"full\" -destination_media=\"cloud\" skip_backup_archived_logs -db_cred=\"SYS_DB_CRED\" -db_host_cred=\"NZHAO_HOST_CRED\"
例3
emcli backup_database -customBackup -target_name=\"db1\" target_type=\"oracle_database\" -scope=\"pluggableDbs\" -scope_value=\"CDB1_PDB1,PDB1\" -backup_type=\"incr1\" incr_type=\"diff\" -delete_archived_logs_after_backup -delete_obsolete -destination_media=\"disk\" -db_cred=\"DB_SYS_CRED\" db_host_cred=\"OMS_HOST_CRED\"
backup_database -suggestedBackup
指定したバックアップ先に適したOracle推奨の方法を使用してバックアップをスケジュールします。ディスクの場合、標準の増分更新およびロール・フォワード計画が使用されます。リカバリ・アプライアンスの場合、永久的増分計画が使用されます。
emcli backup_database -suggestedBackup ((-target_name=\"<database target name>\" target_type=\"oracle_database|rac_database|oracle_cloud_dbcs\") | -input_file=\"<full path name of input file>\") [-db_cred=\"<database named credential>\"] [-db_host_cred=\"<database host named credential>\"] [-destination_media=\"disk|ra\"] [-skip_backup_archived_logs] [-delete_archived_logs_after_backup] [[-rman_encryption=\"wallet|password|both\"] [-rman_encryption_cred=\"<RMAN encryption named credential>\"] [-encryption_algorithm=\"AES128|AES192|AES256\"]] [-schedule= { start_time:yyyy/MM/dd HH:mm; tz:{java timezone ID}; frequency:interval/weekly/monthly/yearly; repeat:#m|#h|#d|#w; months:#,#,...; days:#,#,...; end_time:yyyy/MM/dd HH:mm; }]
target_name
バックアップされるデータベースの単一インスタンス、クラスタ・データベースまたはデータベース・クラウド・サービスのターゲット名。複数データベース・バックアップは、-target_name/-target_typeのかわりに-input_fileオプションを使用して実行できます。
target_type
-target_nameで指定されるターゲットのタイプ。単一インスタンス・データベース(oracle_database)、クラスタ・データベース(rac_database)またはデータベース・クラウド・サービス(oracle_cloud_dbcs)のいずれかです。
input_file
target.0.target_name=<database #1 target name> target.0.target_type=oracle_database|rac_database|oracle_cloud_dbcs target.0.db_cred=<database named credential for database #1> target.0.db_host_cred=<database host named credential for database #1> target.1.target_name=<database #1 target name> target.1.target_type=oracle_database|rac_database|oracle_cloud_dbcs target.1.db_cred=<database named credential for database #2> target.1.db_host_cred=<database host named credential for database #2>
db_cred
既存のEnterprise Managerデータベースの名前付き資格証明の名前。これを使用して、指定されたすべてのターゲット・データベースに接続できます。-db_host_cred引数で指定されたオペレーティング・システム・ユーザーがオペレーティング・システムDBAグループのメンバーである場合は、データベース資格証明で通常ロール・ユーザーを指定できます。それ以外の場合は、データベース資格証明にはSYSDBAロール・ユーザーを指定する必要があります。この引数が指定されない場合は、優先資格証明が使用されます。複数のデータベースが使用される場合、これにはグローバル名前付き資格証明を指定する必要があります。-input_fileオプションが使用される場合、前述のように、個々のデータベースについてのこの設定が上書きされることがあります。
db_host_cred
既存のEnterprise Managerデータベース・ホストの名前付き資格証明の名前。これを使用して、指定されたターゲット・データベース・ホストでRMANコマンドを実行できます。この引数が指定されない場合は、優先資格証明が使用されます。複数のデータベースが使用される場合、これにはグローバル名前付き資格証明を指定する必要があります。-input_fileオプションが使用される場合、前述のように、個々のデータベースについてのこの設定が上書きされることがあります。
destination_media
disk: ディスクへのバックアップ。
ra: リカバリ・アプライアンスへのバックアップ。
rman_encryption
wallet: Oracle Encryption Wallet
password: ユーザー指定パスワード
both: Oracle Encryption Walletとユーザー指定パスワード
rman_encryption_cred
暗号化パスワードを含む既存のEnterprise Manager汎用名前付き資格証明の名前。これは、-rman_encryption=\"password\"
が指定されている場合に必要です。
rman_encryption_algorithm
バックアップの暗号化時に使用する暗号化アルゴリズムの名前。-rman_encryptionと組み合せて使用します。有効な値は、AES128、AES192およびAES256です。この引数が指定されていない場合、デフォルト値はAES256です。
skip_backup_archived_logs
このオプションでは、バックアップされていないディスク上のアーカイブ・ログはすべてバックアップされません。この引数を指定しない場合のデフォルトの動作は、バックアップされていないアーカイブ・ログをすべてバックアップします。データベースがリカバリ・アプライアンスにREDOを送信するように構成されている場合は、このオプションを指定する必要があります。このオプションは、-destination_media=\"ra\"
の場合にのみ指定できます。
delete_archived_logs_after_backup
正常にバックアップされた後、すべてのアーカイブ・ログをディスクから削除します。-skip_backup_archived_logsが指定されている場合、このタスクは無視されます。このオプションは、-destination_media=\"ra\"
の場合にのみ指定できます。
例1
emcli backup_database -suggestedBackup -target_name=\"prod-db\"target_type=\"oracle_database\" -destination_media=\"ra\" -skip_backup_archived_logs -db_cred=\"DB_SYS_CRED\" -db_host_cred=\"OMS_HOST_CRED\" -schedule=\"start_time:2016/12/19 16:00;tz:PST;frequency:interval;repeat:1d\"
例2
emcli backup_database -suggestedBackup -target_name=\"prod-db\" target_type=\"oracle_database\" -destination_media=\"disk\" -db_cred=\"DB_SYS_CRED\" -db_host_cred=\"OMS_HOST_CRED\" schedule=\"start_time:2016/12/19 23:55;tz:PST;frequency:interval;repeat:1d\"
テスト・タイプをターゲット・タイプに割り当てます。テスト・タイプtをターゲット・タイプTに割り当てると、タイプTのすべてのターゲットを、タイプtのテストで問い合せることができます。
書式
emcli bareMetalProvisioning [-input_file="config_properties:input_XML"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
input_file
ベアメタル・プロビジョニング用のXSDに準拠している入力XMLファイル。BMPのプロビジョニングに使用される詳細なXMLファイルは、下記を参照してください。
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
例
emcli bareMetalProvisioning [-input_file="config_properties:input XML"]
XMLのサンプル・ファイル
<?xml version="1.0"?> <DeployedImage><ImageName>OracleLinux</ImageName><OperatingSystemType>Oracle Enterprise Linux x86 32 bit</OperatingSystemType> <!--Specify the Operating system type for this operation. Supported operating system types are : Oracle Enterprise Linux x86 32 bit, Oracle Enterprise Linux x86 64 bit, RedHat Enterprise Linux x86 32 bit, RedHat Enterprise Linux x86 64 bit, SUSE Linux Enterprise Server x86 32 bit, SUSE Linux Enterprise Server x86 64 bit--> <TargetInfo><TargetType>MAC</TargetType> <!--Specify the target type for this provisioning operation as follows : MAC : If the provisioning target type is mac address. RE_IMAGE : If reprovisioning the existing EM targets. Subnet : If provisioning all the targets in a Subnet.--> <Target><MACAddress>aa:bb:cc:dd:ee:ff</MACAddress><NetworkInterface><InterfaceName>eth0</InterfaceName><Configuration>Dhcp</Configuration> <!--Specify the network interface type as follows : Dhcp : If the interface configuration is to be dynamically assigned from a DHCP server. Static : If the interface configuration is to be statically configured. Network Profile : If the interface configuration is to be fetched from a Network Profile.--> <Type>Non Bonding</Type> <!--Specify the network interface type as follows : Non Bonding : If the interface is not part of any bond. Bonding Master : If the interface is supposed to be the Bonding master of a bond. Bonding Slave : If the interface is supposed to be a Bonding slave as part of bond.--> <!-- Following are bonding configuration--> <BondingMode>1</BondingMode> <!--Specify the Bonding Mode in case the interface has the role of Bonding Master.--> <SlaveDevices>eth1,eth2</SlaveDevices> <!--Specify the Slave devices as a csv string in case the interface has the role of Bonding Master. For ex : eth1,eth2--> <PrimarySlaveDevice>eth1</PrimarySlaveDevice> <!--Specify the Primary Slave device in case the interface has the role of Bonding Master.--> <ARPInterval>200</ARPInterval><ARPIPTarget>10.177.244.121</ARPIPTarget><ARPFrequency>400</ARPFrequency><ARPDownDelay>200</ARPDownDelay><ARPUpDelay>200</ARPUpDelay> <!--bonding configuration--> <!-- If Configuration is Static <IPAddress></IPAddress> <HostName></HostName> <Netmask></Netmask> <Gateway></Gateway> <DNSServers></DNSServers> --> <IsBootable>true</IsBootable> <!--Specify if the network interface is the bootable one.--> </NetworkInterface></Target> <!-- If TargetType is RE_IMAGE: replace <MACAddress> with following <HostName>myhost.us.example.com</HostName> <BootableMac>aa:bb:cc:dd:ee:ff</BootableMac> --> <!-- If TargetType is Subnet: replace <MACAddress> with following <SubnetIP>10.244.177.252</SubnetIP> <SubnetMask>255.255.252.0</SubnetMask> --> </TargetInfo> <!-- If TargetType is RE_IMAGE: <HostTargetsPreferredCredSetName>cred1<.HostTargetsPreferredCredSetName> Specify the preferred credentials name to be used for accessing the EM Host targetse to be Re-imaged. --> <StageServer>myhost.us.example.com</StageServer> <!--Specify the Stage Server host name. For ex : myhost.mydomain.com--> <StageStorage>/scratch/stage</StageStorage> <!--Specify the Stage Storage on the stage server. For ex : /scratch/stage--> <StageServerPreferredCredSetName>Cred1</StageServerPreferredCredSetName> <!--Specify the preferred credentials name to be used for accessing the stage server.--> <StageServerPrereqs>false</StageServerPrereqs> <!--Specify if the pre-requisties check should be run on the stage server before starting the provisioning.--> <BootServer>myhost.us.example.com</BootServer> <!--Specify the Boot Server host name. For ex : myhost.mydomain.com--> <BootServerPreferredCredSetName>Cred1</BootServerPreferredCredSetName> <!--Specify the preferred credentials name to be used for accessing the boot server.--> <BootServerPrereqs>false</BootServerPrereqs> <!--Specify if the pre-requisties check should be run on the boot server before starting the provisioning.--> <DhcpServer>myhost.us.example.com</DhcpServer> <!--Specify the Dhcp Server host name. This is required only if DHCP automation is required. For ex : myhost.mydomain.com Note : Dhcp automation is supported only for the MAC and RE_IMAGE provisioning types.--> <DhcpServerPreferredCredSetName>Cred1</DhcpServerPreferredCredSetName> <!--Specify the preferred credentials name to be used for accessing the Dhcp server.--> <DhcpServerPrereqs>false</DhcpServerPrereqs> <!--Specify if the pre-requisties check should be run on the Dhcp server before starting the provisioning.--> <RpmRepository>oelrepos</RpmRepository> <!--Specify the RPM repository name to be used for provisioning operation. For ex : OEL4U8repos--> <RootPassword>password</RootPassword> <!--Specify the root password for the provisioned machines.--> <TimeZone>Africa/Algiers</TimeZone> <!--Specify the time zone for the provisioned machines.--> <AgentInstallUser>oraem</AgentInstallUser> <!--Specify the user name for installing EM agent on the provisioned machines. For ex : oraem--> <AgentInstallGroup>dba</AgentInstallGroup> <!--Specify the agent installation user's group for installing EM agent on the provisioned machines. For ex : dba--> <AgentBaseInstallationDirectory>/var/lib/oracle/agent12g</AgentBaseInstallationDirectory> <!--Specify a directory for installing EM agent on the provisioned machines. For ex : /var/lib/oracle/agent12g--> <OracleInventoryLocation>/var/lib/oracle/oraInventory</OracleInventoryLocation> <!--Specify a directory for storing oracle installed product's inventory on the provisioned machines. For ex : /var/lib/oracle/oraInventory--> <AgentRegistrationPassword>password</AgentRegistrationPassword> <!--Specify agent registration password for installing EM agent on the provisioned machines.--> <AgentRpmUrl>http://myhost.us.example.com/oracle-agt.12.1.0.0.1-i386.rpm</AgentRpmUrl> <!--Specify a http URL for fetching agent RPM. This is not mandatory if the agent rom is already placed at the staged location--> <ReferenceAnaconda/> <!--Specify a reference anaconda as a string. It will be used to capture properties like Keyboard, mouse. If not provided they will be defaulted to default values.--> <PackageList>@base</PackageList> <!--Specify the package list to be installed on the provisioned machines.--> <ACPI>off</ACPI> <!--Specify the ACPI value for the provisioned machines. Supported values are : on, off--> <ParaVirtualizedKernel>false</ParaVirtualizedKernel> <!--Specify if the provisioned machines should be booted with paravirtualized kernels.--> <PostInstallScript>%post echo "post" </PostInstallScript> <!--This section provides the option of adding commands to be run on the system once the installation is complete. This section must start with the %post command.--> <FirstBootScript>#!/bin/sh # chkconfig: 345 75 25 # description: Bare Metal Provisioning First boot service # </FirstBootScript> <!--This section provides the option of adding commands to run on the system when it boots for the first time after installation.--> <RequireTTY>false</RequireTTY> <!--Specify if tty is required on the provisioned machines.--> <SeLinux>Disabled</SeLinux> <!--Specify the SELinux configuration for the provisioned machines. Supported values are : Disabled, Enforcing, Permissive--> <MountPointSettings/> <!--Specify /etc/fstab settings for the provisioned machines.--> <NISSettings/> <!--Specify /etc/yp.conf settings for the provisioned machines.--> <NTPSettings/> <!--Specify /etc/ntp.conf settings for the provisioned machines.--> <KernelParameterSettings/> <!--Specify /etc/inittab settings for the provisioned machines.--> <FirewallSettings/> <!--Specify the firewall settings for the provisioned machines.--> <HardDiskProfiles> <!--Specify the Hard Disk profiles for the provisioned machines.--> <HardDiskConfiguration> <!--Specify the hard disk configuration details--> <DeviceName>hda</DeviceName> <!--Specify the device name for the disk. For ex : hda,hdb--> <Capacity>10000000</Capacity> <!--Specify the disk capacity in MB. For ex : 1024--> </HardDiskConfiguration></HardDiskProfiles><PartitionConfigurations> <!--Specify the partition configurations for the provisioned machines.--> <PartitionConfiguration> <!--Specify the partition configuration details.--> <MountPoint>/</MountPoint> <!--Specify the mount point for the partition. For ex : /, /root--> <DeviceName>hda</DeviceName> <!--Specify the disk name on which this partition has to be configured. For ex : hda,hdb--> <SystemDeviceName>/dev/hda1</SystemDeviceName> <!--For ex : /dev/hda1--> <FileSystemType>ext3</FileSystemType> <!--Specify the File System type for this partition. Supported file system types are : ext2, ext3, ocfs2, swap, Raid, LVM--> <Size>4096</Size> <!--Specify the size in MB for this partition. For ex : 5120--> </PartitionConfiguration></PartitionConfigurations><RaidConfigurations> <!--Specify the RAID configurations for the provisioned machines.--> <RaidConfiguration> <!--Specify the RAID configuration details--> <MountPoint>raid.100</MountPoint> <!--Specify the raid id . For ex : raid.100--> <RaidLevel>0</RaidLevel> <!--Specify the RAID Level for this raid device. Supported RAID Levels are : Raid 0, Raid 1, Raid 5, Raid 6--> <Partitions>/dev/hda1,/dev/hda2</Partitions> <!--Specify the raid partitions for this raid device as a csv string. For ex : /dev/hda1, /dev/hda2--> <FileSystemType>ext3</FileSystemType> <!--Specify the File System type for this partition. Supported file system types are : ext2, ext3, ocfs2, swap, LVM--> </RaidConfiguration></RaidConfigurations><LogicalVolumeGroups> <!--Specify the Logical Volume Groups for the provisioned machines.--> <LogicalVolumeGroup> <!--Specify the logical volume group configuration details--> <GroupName>LVG1</GroupName> <!--Specify the Logical group name. For ex : mygrp--> <Partitions>/dev/hda1</Partitions> <!--Specify the partitions that take part in this logical volume group as a csv string. For ex : /dev/hda1, /dev/hda2--> <Raids>raid.100</Raids> <!--Specify the RAIDs that take part in this logical volume group as a csv string. For ex : raid.100, raid.200--> </LogicalVolumeGroup></LogicalVolumeGroups><LogicalVolumes> <!--Specify the Logical Volumes for the provisioned machines.--> <LogicalVolume> <!--Specify the logical volume configuration details.--> <MountPoint>/u01</MountPoint> <!--Specify the mount point for this logical volume. For ex : /, /root--> <LogicalVolumeName>LV1</LogicalVolumeName> <!--Specify the logial volume name. For ex : myvols--> <LogicalGroupName>LVG1</LogicalGroupName> <!--Specify the logical group name where this volume should be created. For ex : mygrp--> <FileSystemType>ext3</FileSystemType> <!--Specify the File System type for this partition. Supported file system types are : ext2, ext3, ocfs2, swap--> <Size>4096</Size> <!--Specify the size in MB for this partition. For ex : 5120--> </LogicalVolume></LogicalVolumes></DeployedImage>
指定したユーザーが開始したスケジュールされたクラウド・サービス・リクエストを取り消します。キャンセルは、スケジュールされたリクエストにのみ可能であることに注意してください。
書式
emcli cancel_cloud_service_requests -user="username" [-family="family"] [-ids="id1;id2..."] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
user
リクエストを開始したユーザーの名前。
family
クラウド・リクエストをフィルタするために使用するサービス・ファミリ名。
ids
クラウド・リクエストをフィルタするために使用するリクエストIDのリスト。各IDはセミコロン(;)で区切ってください。
例
例1
この例では、user1が所有するすべてのスケジュール済クラウド・リクエストをキャンセルします。
emcli cancel_cloud_service_requests -user="user1"
例2
この例では、family1サービス・ファミリによって所有され、user1に所有されるすべてのクラウド・リクエストを取り消します。
emcli cancel_cloud_service_requests -user="user1" -family="family1"
エンタープライズ・ルール・セットの所有権を新しい所有者に割り当てます。
権限の要件:
新しい所有者には次の権限が必要です。
ルール・セットに対する「エンタープライズ・ルール・セットの編集」。
ルール・セットで特定のターゲットが選択されている場合、新しいユーザーは、それらのターゲットに対する「ターゲットの表示」権限を持っている必要があります。
いくつかのルールでインシデントを作成または更新する場合、新しいユーザーは、それらのターゲットに対する「ターゲット・イベントの管理」権限も持っている必要があります。
書式
emcli change_ruleset_owner -rule_set_name='rule set name' -rule_set_owner=<rule set owner> -new owner=<new owner>
オプション
rule_set_name
エンタープライズ・ルール・セットの名前。このオプションは、ターゲットのリストと関連付られているルール・セットのみに使用できます。
rule_set_owner
ルール・セットの現在の所有者。
new_owner
ルール・セットの新しい所有者。
例
次の例では、ルール・セット"My rule set"の所有者であるUSER1を削除し、新しい所有者としてUSER2を割り当てます。
emcli change_ruleset_owner -rule_set_name 'My rule set' -rule_set_owner USER1 - new_owner USER2
特定のサービスをホストするシステムを変更します。
書式
emcli change_service_system_assoc -name='name' -type='type' -systemname='system_name' -systemtype='system_type' -keycomponents='keycomp1name:keycomp1type[;keycomp2name:keycomp2type;...]' [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
サービス名。
type
サービス・タイプ。
systemname
サービスが置かれているシステム。
systemtype
システム・タイプ。
keycomponents
サービスに使用されているシステムのキー・コンポーネントの名前とタイプのペア(keycomp_name:keycomp_type
など)のリスト。
例
この例では、my service
という汎用サービスのシステムを、指定されたキー・コンポーネントを備えたmy system
という汎用システムに変更します。
emcli change_service_system_assoc -name='my service' -type='generic_service' -systemname='my system' -systemtype='generic_system' -keycomponents='database:oracle_database; mytestbeacon:oracle_beacon'
ターゲットの所有者を変更します。
書式
emcli change_target_owner -target="target_name:target_type" [-target="target_name:target_type"] -owner="current_target_owner_name" -new_owner="new_owner_name" [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
target
所有者を変更するターゲット名とターゲット・タイプ。
owner
ターゲットの既存の所有者の名前。このオプションのデフォルト値は、現在ログインしているユーザーです。
new_owner
ターゲットの新しい所有者の名前。
例
この例では、2つのターゲットの所有権をadminからadmin2に変更します。
emcli change_target_owner -target="abc.oracle.com:host" -target="testDBSystem:oracle_database" -owner="admin1" -new_owner="admin2"
ノードおよびキャッシュ・ターゲットを含め、停止ステータスのCoherenceクラスタのすべてのメンバーを削除します。
書式
emcli clean_down_members -coherence_cluster_name:<Coherence Cluster Target Name> [-debug]
オプション
coherence_cluster_name
Coherenceクラスタ・ターゲットの完全修飾名。
debug
デバッグのために冗長モードでverbを実行します。
例
この例では、TestCluster
ターゲットの停止ステータスのすべてのメンバーを削除します。
emcli clean_down_members -coherence_cluster_name:"TestCluster"
ホストおよびEnterprise Managerからリクエストをクリーンアップします。このVerbでは、指定したオプションによって次を実行します。
プールの失敗したすべてのリクエストのクリーンアップ。
プールのすべてのリクエストのクリーンアップ。
特定のユーザーの失敗したリクエストのクリーンアップ。
特定のユーザーのすべてのリクエストのクリーンアップ。
書式
emcli help cleanup_dbaas_requests emcli cleanup_dbaas_requests [-ids="<request id>"] [-pool_name="<pool name>" -pool_type=" <database|schema|pluggable_database>" [-user="<SSA user name>"] [-all]] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
ids
クラウド・リクエストをフィルタするために使用するセミコロン(;)で区切られたリクエストID。
pool_name
リクエストをクリーンアップする必要のあるプールの名前。
pool_type
プールのタイプ。次のいずれかの値を入力します。
データベース・プールの場合: database
スキーマ・プールの場合: schema
プラガブル・データベース・プールの場合: pluggable_database
user
リクエスト削除のフィルタリングで使用するユーザー名。
all
これを指定した場合、(成功および失敗した)すべてのリクエストがクリーン・アップされ、スケジュール済状態のリクエストはキャンセルされ、進行中のリクエストは現状維持される。オプションを指定しない場合、失敗したリクエストのみクリーンアップされる。
注意:
idsおよびpool_nameオプションは同時には使用できません。
例
例1
この例では、失敗および成功した両リクエストをすべてクリーンアップします。このプロセスでは、原則としてプールがリセットされます。
emcli cleanup_dbaas_requests -pool_name="database_pool" -pool_type="database" -all
例2
この例では、特定のユーザーの失敗および成功したすべてのリクエストをクリーンアップします。このオプションは、システムからユーザーがいなくなり、そのユーザーが所有するすべてのサービス・インスタンスを管理者がクリーンアップする場合に役立ちます。
emcli cleanup_dbaas_requests -pool_name="database_pool" -pool_type="database" -all -user="SSA_USER"
指定したコンプライアンス標準ルールおよびターゲット・タイプのすべての修正処理を消去します。
書式
emcli clear_compliance_ca -rule_iname="<rule_internal_name>" -target_type="<target_type>"
オプション
rule_iname
すべての修正処理を削除するコンプライアンス標準ルールの内部名。コンプライアンス標準ルールの内部名は、MGMT$CS_RULE_ATTRSビューで参照できます。
target_type
コンプライアンス標準ルールに関連付けられているターゲット・タイプ。
例
次の例では、ホスト・ターゲットに存在するmy_ruleコンプライアンス標準ルールに関連付けられたすべての修正処理を消去します。
emcli clear_compliance_ca -rule_iname="my_rule" -target_type="host"
指定されたユーザーの優先資格証明またはモニタリング資格証明を消去します。
書式
emcli clear_credential -target_type="ttype" [-target_name="tname"] -credential_set="cred_set" [-user="user"] [-oracle_homes="home1;home2"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
target_type
ターゲットのタイプ。oracle_homesオプションを指定する場合、hostにする必要があります。
target_name
ターゲットの名前。このオプションを省略して、エンタープライズ優先資格証明を消去します。oracle_homesオプションを指定する場合、ターゲット名はホスト名にする必要があります。
credential_set
設定対象の資格証明セット。
user
対象の資格証明を使用するEnterprise Managerユーザー。省略すると、現行ユーザーの資格証明に適用されます。この値は、モニタリング資格証明では無視されます。
oracle_homes
ターゲット・ホストのOracleホームの名前。資格証明は、指定されたすべてのホームで消去されます。
例
次の例では、myDBターゲットでユーザーadmin1の資格証明セットDBCredsNormalを消去します。
emcli clear_credential -target_type=oracle_database -target_name=myDB -credential_set=DBCredsNormal -user=admin1
ユーザーのデフォルトの優先資格証明として設定されている名前付きの資格証明を消去します。名前付き資格証明は資格証明ストアから削除されません。この名前付き資格証明をデフォルト優先資格証明として使用するユーザー設定のみが消去されます。
書式
emcli clear_default_pref_cred -set_name="set_name" -target_type="ttype"
オプション
?set_name
デフォルト優先資格証明がこの資格証明セットについて消去されます。
target_type
資格証明セットのターゲット・タイプ。
例
この例では、HostCredsNormal資格証明セットのホスト・ターゲット・タイプに設定されているデフォルト優先資格証明を消去します。
emcli clear_default_pref_cred -set_name=HostCredsNormal -target_type=host
指定したプラットフォームのデフォルトの権限委任設定をクリアします。
書式
標準モード
emcli clear_default_privilege_delegation_setting -platform_list="PLATFORM_DEFAULT"
インタラクティブまたはスクリプト・モード
clear_default_privilege_delegation_setting( platform_list="PLATFORM_DEFAULT" ) [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
platform_list
デフォルトの権限委任設定が削除されたプラットフォームのカンマ区切りリスト。サポート対象のプラットフォーム: Linux、HP-UX、SunOSおよびAIX。
終了コード
成功した場合は0です。0以外の値は、Verb処理が正常終了しなかったことを意味します。
例
この例では、Linux、HP-UX、SunOSおよびAIXプラットフォームのデフォルトの権限委任設定をクリアします。
emcli clear_default_privilege_delegation_setting -platform_list="Linux,HP-UX,SunOS,AIX"
ターゲットに設定されているモニタリング資格証明を消去します。
書式
emcli clear_monitoring_credential -set_name="set_name" -target_name="target_name" -target_type="ttype"
オプション
set_name
モニタリング資格証明がこの資格証明セットについて消去されます。
target_name
このターゲットの優先資格証明が消去されます。
target_type
ターゲットまたは資格証明セットのターゲット・タイプ。
例
この例では、ターゲットtestdb.example.comに設定されているモニタリング資格証明セット、DBCredsMonitoring資格証明セットを消去します。
emcli clear_monitoring_credential -set_name=DBCredsMonitoring -target_name=testdb.example.com -target_type=oracle_database
ユーザーのターゲット優先資格証明として設定されている名前付きの資格証明を消去します。名前付き資格証明は資格証明ストアから削除されません。この名前付き資格証明を優先資格証明として使用するユーザー設定のみが消去されます。
書式
emcli clear_preferred_credential -set_name="set_name" -target_name="target_name" -target_type="ttype"
オプション
set_name
この資格証明セットの優先資格証明を設定します。
target_name
このターゲットの優先資格証明が消去されます。
target_type
ターゲットまたは資格証明セットのターゲット・タイプ。
例
この例では、ホスト・ターゲットtest.example.comに設定されている優先資格証明セット、HostCredsNormal資格証明セットを消去します。
emcli clear_preferred_credential -set_name=HostCredsNormal -target_name=test.example.com -target_type=host
特定のホストから権限委任設定をクリアします。
書式
emcli clear_privilege_delegation_setting -host_names="name1;name2;..." [-input_file="FILE:file_path"] [-force="yes/no"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
host_names
ホストの名前。
input_file
ホストのリストを含むファイルのパス。ファイルには1行につき1つのホスト名が必要です。
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
force
yesに設定した場合、無効および到達不可のターゲットが無視され、有効で稼働中のすべてのターゲットから設定が削除されます。noに設定した場合、無効および停止しているターゲットはエラーを発生します。デフォルトはnoです。
例
次の例では、file.text入力ファイルにリストされたホストから権限委任設定を強制的にクリアします。
emcli clear_privilege_delegation_setting -input_file="FILE:/home/user/file.txt" -force=yes
指定した条件に一致する問題をクリアします(問題のキー、ターゲット・タイプ、期間)。ターゲットの問題をクリアできるのは、ターゲット管理権限を持つユーザーのみです。問題をクリアすると、基礎となるインシデントとイベントもクリアされます。
デフォルトでは、問題通知は送出されません。これを上書きするには、send_notificationオプションを指定します。基礎となるインシデントやイベントをクリアしても、通知は送出されません。
書式
emcli clear_problem -problem_key="problem_key" -target_type="target_type" -older_than="age_of_problem" [-target_name="target_name"] [-unacknowledged_only="clear_unacknowledged_problems"] [-send_notification="send_notifications_for_problems"] [-preview] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
problem_key
クリアする問題の問題キー
target_type
"Oracle Database"に対するoracle_databaseのような内部タイプ名。get_target_typesコマンドを使用して、ターゲット・タイプの内部名を取得できます。
older_than
問題の期間を日単位で指定します。
target_name
既存の非コンポジット・ターゲットの名前。たとえば、単一のデータベースの名前。コンポジット・ターゲットの名前(ターゲット・グループ)は使用できません。
unacknowledged_only
指定した場合、未承認の問題のみクリアされます。このオプションには値は必要ありません。
send_notification
指定した場合、クリアした問題に対して該当する通知があれば送出されます。デフォルトでは、クリアした問題に対する通知は送出されません。このオプションには値は必要ありません。
preview
コマンドによってクリアされる見込みの問題数を取得します。
例
例1
この例では、すべてのデータベースにわたって、3日以上発生している(最初のインシデントの発生日に基づく) ORA-600問題をクリアします。
emcli clear_problem -problem_key="ORA-600" -target_type="oracle_database" -older_than="3"
例2
この例では、問題がクリアされたときに、該当する通知を送信します。デフォルトでは、クリアした問題に対する通知は送信されません。
emcli clear_problem -problem_key="ORA-600" -target_type="oracle_database" -older_than="3" - send_notification
指定されたターゲットに関連付けられたステートレス・アラートを消去します。これらのステートレス・アラートを消去できるのはユーザーのみです。Enterprise Managerエージェントでは、これらのアラートは自動的に消去されません。ステートレス・アラートに関連付けられたメトリック内部名を確認するには、get_metrics_for_stateless_alerts Verbを使用します。
このコマンドを使用して、診断インシデントに関連付けられたステートレス・アラートを消去できません。Enterprise Managerコンソールのこれらのアラートの消去は、関連するインシデントまたは問題を消去することでのみ可能です。
書式
emcli clear_stateless_alerts -older_than=number_in_days -target_type=target_type -target_name=target_name [-include_members] [-metric_internal_name=target_type_metric:metric_name:metric_column] [-unacknowledged_only] [-ignore_notifications] [-preview] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
older_than
アラートの経過時間を日数で指定します。(現在オープンしているステートレス・アラートを対象とするには、0を指定します。)
target_type
内部ターゲット・タイプの識別子(host、oracle_database、emrepなど)。
target_name
ターゲットの名前。
include_members
コンポジット・ターゲットに適用され、メンバーに属しているアラートも調査されます。
metric_internal_name
クリーンアップされるメトリック。get_metrics_for_stateless_alerts Verbを使用して、特定のターゲット・タイプでサポートされるメトリックの完全なリストを表示できます。
unacknowledged_only
アラートが未確認の場合にのみ、それらのアラートを消去します。
ignore_notifications
このオプションは、消去したアラートに関する通知を送信しない場合に使用します。これにより、通知サブシステムの負荷が軽減される可能性があります。
preview
ターゲットで消去されるアラートの数が表示されます。
例
この例では、1週間より前の古いデータベース・アラート・ログから生成されるアラートを消去します。この例では、アラートの消去時に通知は送信されません。
emcli clear_stateless_alerts -older_than=7 -target_type=oracle_database -tar get_name=database -metric_internal_name=oracle_database:alertLog:genericErrStack -ignore_notifications
指定されたApplication ServerのOracleホームまたはソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントをターゲット・ホストから指定された接続先にクローニングします。PortalまたはWirelessの場合、OIDユーザーおよびパスワードも必要です。DBベースのリポジトリのみに接続しているJ2EEの場合、DCMスキーマ・パスワードが必要です。
EM CLI経由での変数の受渡し
%perlbin%
または%oracle_home%
のような変数を使用すると、EM CLIは値そのもののかわりに現在のローカル環境からの変数値を渡します。EM CLIコマンドを使用して変数を渡すために、-prescripts
または-postscripts
オプションを使用している場合があり、そのときはバッチファイルの中にEM CLIコマンドを設定しますが、%
は%%
に置き換えて指定します。
書式
emcli clone_as_home -input_file="dest_properties:file_path" -list_exclude_files="list of files to exclude" -isSwLib="true/false" -tryftp_copy="true/false" -jobname="name of cloning job" -iasInstance=instance -isIas1013="true/false" [-oldIASAdminPassword=oldpass] [-newIASAdminPassword=newpass] [-oldoc4jpassword=oldpass] [-oc4jpassword=newpass] [-oiduser=oid admin user] [-oidpassword=oid admin password] [-dcmpassword=dcm schema password] [-prescripts="script name to execute"] [-run_prescripts_as_root="true/false"] [-postscripts="script to execute"] [-run_postscripts_as_root="true/false"] [-rootscripts="script name to execute"] [-swlib_component ="path:path to component;version:rev"] [-source_params="TargetName:name;HomeLoc:loc;HomeName:name; ScratchLoc:Scratch dir Location" [-jobdesc="description"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
input_file="dest_properties:file_path"
ターゲットに関する情報を含むファイル。
ファイルの各行は、1つの接続先に関する情報に対応します。
書式:
Destination Host Name1;Destination Home Loc; Home Name; Scratch Location;
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
list_exclude_files
除外するファイルをカンマで区切ったリスト。ソースがソフトウェア・ライブラリの場合は必要ありません。ワイルドカードとして「*」を使用できます。
isSwLib
ソースがOracleホーム・データベースかソフトウェア・ライブラリかを指定します。
ryftp_copy
FTPでコピーするかどうかを指定します。コマンドラインからEM CLIを使用する場合は、FTPコピー・オプションをfalseに設定する必要があります。
jobname
クローニング・ジョブの名前。
iasInstance
インスタンスの名前。
isIas1013
10.2.3 Iasホームであるかどうかを指定します。
oldoc4jpassword
古いOC4Jパスワード。(10.1.3 Iasホームに必要。)
oc4jpassword
新しいOC4Jパスワード。(10.1.3 Iasホームに必要。)
oldIASAdminPassword
古いApplication Server管理者パスワード。(10.1.3 Iasホームには不要。)
newIASAdminPassword
新しいApplication Server管理者パスワード。(10.1.3 Iasホームには不要。)
oiduser
OID管理者ユーザー。
oidpassword
OID管理者パスワード。
dcmpassword
DCMスキーマ・パスワード。
prescripts
実行するスクリプトのパス。
注意:
二重引用符で囲まれたオプションは、エスケープ(\)文字を使用することによって受渡し可能です。たとえば、次のようにします。
prescripts=" <some value here>=\"some value here\" "
run_prescripts_as_root
前処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトでは、falseに設定されます。
postscripts
実行するスクリプトのパス。
run_postscripts_as_root
後処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトでは、falseに設定されます。
rootscripts
実行するスクリプトのパス。ジョブ・システム環境変数(%oracle_home%
、%perl_bin%
)を使用して、スクリプトの場所を指定できます。
swlib_component
クローニングするソフトウェア・ライブラリへのパス。この場合、isSwLibをtrueに設定する必要があります。
source_params
ソースOracleホーム情報。この場合、isSwLibをfalseに設定する必要があります。
jobdesc
ジョブの説明。指定しない場合、デフォルトの説明が自動的に生成されます。
例
emcli clone_as_home -input_file="dest_properties:/home/destinations.txt" -list_exclude_files="centralagents.lst" -isSwLib="false" -tryftp_copy="false" -jobname="clone as home" -iasInstance="asinstancename" -isIas1013="false" -oldIASAdminPassword="oldpassword" -newIASAdminPassword="newpassword" -prescripts="/home/abc/myscripts" -run_prescripts_as_root="true" -rootscripts="%oracle_home%/root.sh" -source_params="TargetName:host.domain.com;HomeLoc=/home/oracle/appserver1; HomeName=oracleAppServer1;ScratchLoc=/tmp"
指定された宛先ノードにソース・クラスタウェア・ホームの場所またはクラスタウェア・ソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントが指定されている場合、Oracleクラスタウェア・クラスタを作成します。
書式
emcli clone_crs_home -input_file="dest_properties:file_path" -list_exclude_files="list of files to exclude" -isSwLib="true/false" -tryftp_copy="true/false" -jobname="name of cloning job" -home_name="name of home to use when creating Oracle Clusterware cluster" -home_location="location of home when creating Oracle Clusterware cluster" -clustername=name of cluster to create [-isWindows="false/true"] [-ocrLoc=ocr location] [-vdiskLoc=voting disk location] [-prescripts="script name to execute"] [-run_prescripts_as_root="true/false"] [-postscripts="script to execute"] [-run_postscripts_as_root="true/false"] [-rootscripts="script name to execute"] [-swlib_component ="path:path to component;version:rev"] [-source_params="TargetName:name;HomeLoc:loc;HomeName:name; ScratchLoc:Scratch dir Location"] [-jobdesc="description"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
input_file="dest_properties:file_path"
ターゲットに関する情報を含むファイル。
ファイルの各行は、1つの接続先に関する情報に対応します。
書式:
接続先ホスト名;宛先ノード名;スクラッチ場所;PVTIC;VirtualIP;
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
list_exclude_files
除外するファイルをカンマで区切ったリスト。ソースがソフトウェア・ライブラリの場合は必要ありません。アスタリスク(*)をワイルド・カードとして使用できます。
isSwLib
ソースがOracleホーム・データベースかソフトウェア・ライブラリかを指定します。
tryftp_copy
FTPでコピーするかどうかを指定します。コマンドラインからemcli
を使用する場合は、FTPコピー・オプションをfalseに設定する必要があります。
jobname
クローニング・ジョブの名前。
home_name
Oracleクラスタウェア・クラスタのすべてのホームに使用されるホーム名。
home_location
Oracleクラスタウェア・クラスタのすべてのホームに使用されるホームの場所。
clustername
作成するクラスタの名前。
isWindows
クローニング・ソースがWindowsプラットフォーム上にあるかどうかを指定します。このオプションは、ゴールド・イメージ・ソースからCRSクローニングを作成する場合にのみ適用されます。デフォルト値はfalseです。
ocrLoc
Oracle Cluster Registryの場所。
vdiskLoc
投票ディスクの場所。
prescripts
実行するスクリプトのパス。
注意:
二重引用符で囲まれたオプションは、エスケープ(\)文字を使用することによって受渡し可能です。たとえば、次のようにします。
prescripts=" <some value here>=\"some value here\" "
run_prescripts_as_root
前処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトでは、このオプションはfalseに設定されます。
postscripts
実行するスクリプトのパス。
run_postscripts_as_root
後処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトではfalseです。
rootscripts
実行するスクリプトのパス。
swlib_component
クローニングするソフトウェア・ライブラリへのパス。この場合、isSwLibをtrueに設定する必要があります。
source_params
ソースOracleホーム情報。この場合、isSwLibをfalseに設定する必要があります。
jobdesc
ジョブの説明。指定しない場合、デフォルトの説明が自動的に生成されます。
例
emcli clone_crs_home -input_file="dest_properties:crs.prop" -isSwLib="true" -tryftp_copy="true" -jobname="crs cloning job2" -home_name="cloneCRS1" -home_location="/scratch/scott/cloneCRS1 " -clustername="crscluster" -ocrLoc="/scratch/shared/ocr" -vdiskLoc="/scratch/shared/vdisk" -postscripts="%perlbin%/perl%emd_root%/admin/scripts/cloning/samples/ post_crs_ create.pl ORACLE_HOME=%oracle_home%" -run_postscripts_as_root="true" -rootscripts="%oracle_home%/root.sh" -swlib_component="path:Components/crscomp;version:.1"
EM CLI経由での変数の受渡し
%perlbin%
または%oracle_home%
のような変数を使用すると、EM CLIは値そのもののかわりに現在のローカル環境からの変数値を渡します。EM CLIコマンドを使用して変数を渡すために、-prescripts
または-postscripts
オプションを使用している場合があり、そのときはバッチファイルの中にEM CLIコマンドを設定しますが、%
は%%
に置き換えて指定します。
データベースをクローニングします。
書式
emcli clone_database -source_db_name="source_database_name" -dest_global_dbname="global_name_of_clone_database" -dest_oracle_sid="clone_database_instance_name" [-dest_host_name="clone_host_name"] [-dest_oracle_home="clone_database_oracle_home"] [-source_db_creds_name="source_database_credential_name"] [-source_host_creds_name="source_database_host_credential_name"] [-dest_host_creds_name="clone_database_host_credential_name"] [-asm_inst_creds_name="asm_instance_credential_name"] [-dest_target_name="clone_database_name"] [-clone_type="clone_type"] [-source_staging_area="source_staging_directory"] [-dest_staging_area="clone_database_staging_directory"] [-dest_storage_type="clone_database_storage_type"] [-dest_database_area="clone_database_files_location"] [-dest_recovery_area="clone_database_fast_recovery_area"] [-dest_listener_selection="clone_database_listener_selection"] [-dest_listener_name="clone_database_listener_name"] [-dest_listener_port="clone_database_listener_port"] [-configure_with_oracle_restart"] [-job_name="job_name"] [-job_desc="job_description"] [-src_ssh_tunnel_port="<ssh tunnel port used by standby to connect to primary>"] [-dest_ssh_tunnel_port="<ssh tunnel port used by primary to connect to standby>"] [-src_gateway_cred_name="<primary database host hybrid gateway agent credential name>"] [-dest_gateway_cred_name="<standby database host hybrid gateway agent credential name>"] [-dest_GI_host_creds_name="<standby database grid infrastructure credential name>"] [-tde_wallet_creds_name="<transparent data encryption wallet credentials of the source database>"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
source_db_name
ソース・データベースのEnterprise Managerターゲット名。単一インスタンス・データベースまたはクラスタ・データベース・インスタンスのいずれも可能です。
dest_global_dbname
クローン・データベースのグローバル・データベース名。通常、<name>.<domain>で指定されます(ここで<name>は、db_unique_nameに使用され、<domain>はdb_domain_nameオプションに使用されます)。
dest_oracle_sid
クローン・データベースのインスタンス名。
dest_host_name
クローン・データベースのホスト名。指定しない場合、クローン・データベースはソース・データベースと同じホストに作成されます。
dest_oracle_home
クローン・データベースのOracleホーム。指定しない場合、ソース・データベースのOracle Homeが使用されます。
source_db_creds_name
ソース・データベースの名前付き資格証明。
source_host_creds_name
ソース・データベース・ホストの名前付き資格証明。
dest_host_creds_name
宛先(クローン)のホスト名前付き資格証明。
asm_inst_creds_name
自動ストレージ管理(ASM)の名前付き資格証明。
dest_target_name
クローン・データベースのEnterprise Managerターゲット名。
clone_type
クローニングに使用されるソース・データベース・バックアップのタイプ。有効な値は、次のとおりです。
DUPLICATE: Recovery Manager (RMAN)によりデータベース・ファイルはクローン・データベース・ホストに直接移動されます。
STAGING: データベース・ファイルはステージング領域にバックアップされ、HTTPを介してクローン・データベース・ホストに移動されます。
EXISTING_BACKUP: Recovery Manager (RMAN)によりデータベース・ファイルは既存のバックアップからクローン・データベース・ホストにリストアされます。
pitr_date
MM/dd/yyyy hh:mm:a (月/日/年 時:分:AM/PMマーカー)の書式での指定日のクローン・データベース。たとえば、03/22/2014 08:25:AMです。指定しない場合、クローン・データベースは最新のPoint-in-Timeで作成されます。このオプションは、clone_typeがEXISTING_BACKUPの場合に使用できます。
pitr_scn
ソース・データベースの指定したシステム変更番号のクローン・データベース。指定しない場合、クローン・データベースは最新のPoint-in-Timeで作成されます。このオプションは、clone_typeがEXISTING_BACKUPの場合に使用できます。
encryption_mode
既存のソース・データベース・バックアップの暗号化モード。指定されていない場合、デフォルト値はNONEです。このオプションは、clone_typeがEXISTING_BACKUPの場合に使用できます。有効な値は、次のとおりです。
WALLET: バックアップはOracle Encryption Walletを使用して暗号化されます。
PASSWORD: バックアップはパスワードを使用して暗号化されます。
DUAL: バックアップはOracle Encryption Walletおよびパスワードの両方を使用して暗号化されます。
backups_encryption_creds_name
暗号化されたバックアップのデータベースの名前付き資格証明。このオプションはencryption_modeがPASSWORDまたはDUALの場合使用できます。
注意:
このオプションは、クローン・タイプがEXISTING_BACKUPで、データベース・バックアップがパスワードを使用して暗号化されている場合のみ使用できます。このデータベース資格証明は、Enterprise Managerでユーザー名をbackup_adminに指定してスコープはGLOBALで作成する必要があります。
tape_settings
データベースがテープにバックアップされている場合、メディア管理ベンダー設定。このオプションは、clone_typeがEXISTING_BACKUPの場合に使用できます。
db_backups_location
バックアップの宛先ホストの転送場所。,をデリミタに使用して、複数の値を指定できます。このオプションは、clone_typeがEXISTING_BACKUPで、様々なホストにクローニングする場合に使用できます。
注意:
このオプションは、クローン・タイプがEXISTING_BACKUPで、ソース・データベース・バックアップを参照できない様々なホストでデータベースがクローンされるときのみ使用できます。バックアップが宛先ホストから参照可能な場合、このオプションは指定しないようにする必要があります。
データベースのバックアップ・サイズが大容量な場合、宛先ホストから参照可能な共通の場所にバックアップする必要があります。
ソース・データベース・バックアップがASMディスク・グループ上にある場合、これらのバックアップは転送されないのでディスクグループが宛先ホストにマウントされるようにします。
このオプションを指定済と指定した場合、この場所で利用可能なすべてのファイルは、宛先ホストの一時的なステージング領域に転送されます。
このオプションは、カンマ(,)をデリミタに使用して複数の値を指定できます。
source_staging_area
ソース・データベースのバックアップを格納するために使用されるステージング領域。このオプションは、clone_typeがSTAGINGの場合に使用できます。
dest_staging_area
ソース・ホストから転送されたバックアップ・ファイルを格納するために使用されるステージング領域。このオプションは、clone_typeがSTAGINGの場合に使用できます。
dest_storage_type
クローン・データベースのストレージ・タイプ。有効な値は、次のとおりです。
FILE_SYSTEM: クローン・データベース・ファイルは、(Oracle Managed Filesを使用した)標準のファイル・システムに配置されます。
ASM: クローン・データベースは自動ストレージ管理(ASM)を使用します。
dest_database_area
クローン・データベース・ファイルのOracle Managed Files (OMF)の場所。これは、(storage_typeがFILE_SYSTEMの場合は)標準のファイル・システムまたは(storage_typeがASMの場合は)ASMディスク・グループになります。指定されていない場合、デフォルト値が使用されます。
dest_recovery_area
高速リカバリ領域の場所。指定されていない場合、デフォルト値が使用されます。
dest_listener_selection
選択したクローン・データベース・リスナー。有効な値は、次のとおりです。
GRID_INFRA: グリッド・インフラストラクチャ・ホームのリスナーを使用します。
DEST_DB_HOME: クローン・データベースOracle Homeのリスナーを使用します。
dest_listener_name
クローン・データベースのリスナー名。このオプションは、dest_listener_selectionがDEST_DB_HOMEの場合のみ使用できます。指定しない場合、クローン・データベースOracle Homeに存在する最初のTCPリスナーが使用されます。このオプションを指定した場合、dest_listener_portも指定する必要があります。
dest_listener_port
クローン・データベースのリスナー・ポート。このオプションは、dest_listener_selectionがDEST_DB_HOMEの場合のみ使用できます。このオプションを指定した場合、dest_listener_nameも指定する必要があります。
configure_with_oracle_restart
クローン・ホストにOracle Restartが構成されている場合、クローン・データベースにOracle Restartを構成します。Oracle Restartは必要に応じて、自動的にデータベースを開始します。
job_name
クローン・ジョブに固有のEnterprise Managerリポジトリ内のジョブ名。
job_desc
ジョブの説明。
src_ssh_tunnel_port
スタンバイ・データベースがプライマリ・データベースに接続するために使用するSSHトンネル・ポート。これは、接続リクエストをプライマリ・データベース・リスナー・ポートに転送するためにスタンバイ・ホストで作成されたポートです。
dest_ssh_tunnel_port
プライマリ・データベースがスタンバイ・データベースに接続するために使用するSSHトンネル・ポート。これは、接続リクエストをスタンバイ・データベース・リスナー・ポートに転送するためにプライマリ・ホストで作成されたポートです。
src_gateway_creds_name
プライマリ・データベース・ホストのハイブリッド・ゲートウェイ・エージェントの名前付き資格証明。
dest_gateway_creds_name
スタンバイ・データベース・ホストのハイブリッド・ゲートウェイ・エージェントの名前付き資格証明。
dest_GI_host_creds_name
グリッド・インフラストラクチャのOracleホームにアクセスできるオペレーティング・システム・ユーザーのグリッド・インフラストラクチャの名前付き資格証明。
tde_wallet_creds_name
emcli create_named_credential -cred_name=WC1 -cred_type=GenericPassword -auth_target_type='<system>' -attributes="GENERIC_PASSWORD:<Source Database TDE Wallet Password>"
例1
emcli clone_database -source_db_name="database" -dest_target_name="dbClone1" -dest_host_name="host1" -dest_oracle_home="/ade/ngade_gct/oracle" -dest_oracle_sid="dbClone1" -dest_global_dbname="dbClone1" -dest_listener_selection="DEST_DB_HOME" -clone_type="DUPLICATE" -dest_storage_type="FILE_SYSTEM"
例2
emcli clone_database -source_db_name="database" -source_db_creds_name="NC_DBCREDS1" -source_host_creds_name="NC_HOST_CREDS1" -dest_host_name="host1" -dest_host_creds_name="NC_HOST_CREDS2" -dest_oracle_home="/u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_2" -dest_oracle_sid="TESTDB1" -dest_global_dbname="TESTDB1" -dest_listener_selection="GRID_INFRA" -clone_type="EXISTING_BACKUP" -dest_storage_type="FILE_SYSTEM" -db_backups_location="/oracle/dir1"
例3
次のコマンドは、クラウド・ホスト'cloudhost.oracle.com'上にTDEで暗号化されたソース・データベースのクローン・データベースを作成します。ソース・データベースとクローン・データベース間の通信は、指定されたトンネル・ポートを使用して確立されます。
emcli clone_database -source_db_name="database" -source_db_creds_name="NC_DBCREDS1" -source_host_creds_name="NC_HOST_CREDS1" -dest_host_name="cloudhost.oracle.com" -dest_host_creds_name="OPC_SSH_NAMED_CREDS" -dest_oracle_home="/u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_2" -dest_oracle_sid="TESTDB1" -dest_global_dbname="TESTDB1" -dest_listener_selection="GRID_INFRA" -clone_type="DUPLICATE" -dest_storage_type="FILE_SYSTEM" -dest_gateway_creds_name='DEST_GATEWAY_CREDS' -dest_GI_host_creds_name="DEST_GRID_CREDS" -src_ssh_tunnel_port="4001" -dest_ssh_tunnel_port="4001" -configure_with_oracle_restart" -tde_wallet_creds_name='WC1'
指定されたOracleホームまたはソフトウェア・ライブラリをターゲット・ホストから指定された接続先にクローニングします。isRacオプションがtrueの場合、RACクラスタが作成されます。isRacオプションがtrueの場合、RACクラスタのホーム名と場所が必要です。
書式
emcli clone_database_home -input_file="dest_properties:file_path" -list_exclude_files="files_to_exclude" -isSwLib="true|false" -isRac="true|false" -tryftp_copy="true|false" -jobname="name_of_cloning_job" [-home_name="home_when_creating_RAC_cluster"] [-home_location="location_of_home_when_creating_RAC_cluster"] [-prescripts="script_name_to_execute"] [-run_prescripts_as_root="true|false"] [-postscripts="script_to_execute"] [-run_postscripts_as_root="true|false"] [-rootscripts="script_name_to_execute"] [-swlib_component ="path:path_to_component;version:rev"] [-source_params="TargetName:name;HomeLoc:loc;HomeName:name; ScratchLoc:scratch_dir_location" [-jobdesc="description"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
input_file=dest_properties
ターゲットに関する情報を含むファイル。ファイルの各行は、1つの接続先に関する情報に対応します。
データベースをクローニングする場合の書式(isRacがfalse):
Destination Host Name1;Destination Home Loc; Home Name; Scratch Location;
RACクラスタをクローニングする場合の書式(isRacがtrue):
Host Name;Node Name;Scratch Location;
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
list_exclude_files
除外するファイルをカンマで区切ったリスト。ソースがソフトウェア・ライブラリの場合は必要ありません。ワイルドカードとして「*」を使用できます。
isSwLib
ソースがOracleホーム・データベースかソフトウェア・ライブラリかを指定します。
isRac
クローニングをRACモードで行うかどうかを指定します。isRacオプションがtrueの場合、RACクラスタが作成されます。isRacオプションがtrueの場合、RACクラスタのホーム名と場所が必要です。
tryftp_copy
FTPでコピーするかどうかを指定します。コマンドラインからEM CLIを使用する場合は、FTPコピー・オプションをfalseに設定する必要があります。
jobname
クローニング・ジョブの名前。
home_name
RACクラスタを作成する場合に使用するホーム名。
home_location
RACクラスタを作成する場合に使用するホームの場所。
prescripts
実行するスクリプトのパス。
注意:
二重引用符で囲まれたオプションは、エスケープ(\)文字を使用することによって受渡し可能です。たとえば、次のようにします。
prescripts=" <some value here>=\"some value here\" "
run_prescripts_as_root
前処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトではfalseです。
postscripts
実行するスクリプトのパス。
run_postscripts_as_root
後処理スクリプトをrootとして実行します。デフォルトはfalseです。
rootscripts
実行するスクリプトのパス。ジョブ・システム環境変数(%oracle_home%
、%perl_bin%
)を使用して、スクリプトの場所を指定できます。
swlib_component
クローニングするソフトウェア・ライブラリへのパス。この場合、isSwLibをtrueに設定する必要があります。
source_params
ソースOracleホーム情報。この場合、isSwLibをfalseに設定する必要があります。
jobdesc
ジョブの説明。指定しない場合、自動的に生成されます。
例
emcli clone_database_home -input_file="dest_properties:clonedestinations" -list_exclude_files="*.log,*.dbf,sqlnet.ora,tnsnames.ora,listener.ora" -isSwLib="false" -isRac="false" -tryftp_copy="false" -jobname="clone database home" -prescripts="/home/joe/myScript" -run_prescripts_as_root="true" -rootscripts="%oracle_home%/root.sh" -source_params="TargetName:host.domain.com;HomeLoc=/oracle/database1; HomeName=OUIHome1;ScratchLoc=/tmp"
EM CLI経由での変数の受渡し
%perlbin%
または%oracle_home%
のような変数を使用すると、EM CLIは値そのもののかわりに現在のローカル環境からの変数値を渡します。EM CLIコマンドを使用して変数を渡すために、-prescripts
または-postscripts
オプションを使用している場合があり、そのときはバッチファイルの中にEM CLIコマンドを設定しますが、%
は%%
に置き換えて指定します。
指定された内部メトリック名に関連するメトリックのセットに関して、収集およびしきい値評価を即座に実行します。メトリック・データ収集としきい値評価がEM CLIの呼出しに対して非同期で発生します。
通常、このコマンドは、オープン・メトリック・アラートまたはエラーが解決されたと判断し、メトリックを即座に収集して再評価することでイベントを消去する場合に使用します。このコマンドは、サーバーが生成するデータベース・メトリックを除くほとんどのメトリックに適用されます。
get_on_demand_metrics Verbを使用して、特定のターゲットでサポートされるメトリックの完全なリストを表示できます。
書式
emcli collect_metric -target_name=name -target_type=type -metric_name=metric_name | -collection_name=user_defined_metric_name [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
target_name
ターゲットの名前。
target_type
内部ターゲット・タイプの識別子(host、oracle_database、emrepなど)。
metric_name
収集されるメトリックのセットを表す内部名。get_on_demand_metrics Verbを使用して、特定のターゲットでサポートされるメトリックのリストを表示できます。
collection_name
ユーザー定義メトリックまたはSQLユーザー定義メトリックの名前。このオプションは、ユーザー定義メトリックとSQLユーザー定義メトリックにのみ適用されます。
例
例1
「CPU使用率(%)」メトリックを収集する場合、get_on_demand_metricsコマンドを使用して適切なメトリック内部名(ここではLoad)を確認し、次のようにコマンドを実行します。
emcli collect_metric -target_type=host -target_name=hostname.example.com -metric_name=Load
例2
この例では、MyUDMというユーザー定義メトリックのしきい値を即座に収集および評価します。
emcli collect_metric -target_type=host -target_name=hostname.example.com -collection=MyUDM
2つのXMLファイルで定義された2つのSLAを比較します。このユーティリティは、指定したディレクトリにsla1_compare.difとsla2_compare.difの差分ツリーを出力します。ユーザーは差分ユーティリティを使用して、これらの2つのファイルを比較できます。2つのsla.xmlを比較して差分を確認します。
書式
emcli compare_sla -input_file=sla1:'first_xml -input_file=sla2:'second_xml' [-dir='directory'] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
input_file=sla1
最初のXMLファイルのファイル名。
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
input_file=sla2
2番目のXMLファイルのファイル名。
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
dir
デフォルトは、現行のディレクトリです。別のディレクトリを指定する必要がある場合、このオプションを出力ファイルsla1_compare.difとsla2_compare.dif用に使用します。
例
この例では、sla1.xmlとsla2.xmlに定義されている2つのSLAを比較し、現行ディレクトリにsla1_compare.difとsla2_compare.difを出力します。
emcli compare_sla -input_file=sla1:sla1.xml -input_file=sla2:sla2.xml
このLinuxの例のように、標準の差分ツールを使用して、ファイルを比較できます。
diff sla1_compare.dif sla2_compare.dif
注意:
このverbを適用できるのはデータベース・バージョン12.2 (および以降)のみです。注意:
バージョン12.2 (以降)のプラガブル・データベースを最大可用性モードで再配置すると、ソース・プラガブル・データベース・ターゲットは正常に再配置された後も引き続きEnterprise Managerに存在し続けます。最大可用性モードでは、ソースCDBのリスナーにより、再配置されたPDBに既存のクライアント接続がリダイレクトされます。この接続リダイレクトを促進するために、ソース・プラガブル・データベースがマウント状態で存在します。その後、ユーザーによってすべてのクライアント接続記述子が再配置先のプラガブル・データベースを指すように移行されてから、ソース・データベースを除去できます。このverbはソース・プラガブル・データベース・ターゲットで1回だけ実行してください。ソース・プラガブル・データベース・ターゲットが除去され、バックエンドからもプラガブル・データベースが削除されます。書式
emcli complete_post_pdb_relocation -pdb_target_name="source pluggable database target name" -input_file="path of the input file" [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
pdb_target_name
ソース・プラガブル・データベース・ターゲットの名前。
input_file
SRC_CDB_CRED = SYSDBA source container database credentials (format - CRED_NAME:OWNER) SRC_HOST_CRED = Source container database host credentials (format - CRED_NAME:OWNER)
例
例1
この例では、再配置後のアクションを実行して、ソース・プラガブル・データベース"SICDB_GEN"(最大可用性モードで別のコンテナ・データベースに再配置された)を削除します。
emcli complete_post_pdb_relocation -pdb_target_name="SICDB_GEN" -input_file=data:/u01/post_relocate.props
構成の比較ジョブを発行します。
書式
emcli config_compare -target_type="oracle_database" -first_config="Test Database" -second_config="SYSMAN" -job_name="Test Compare Job" [-schedule= { start_time:yyyy/MM/dd HH:mm; tz:{java timezone ID}; frequency:interval/weekly/monthly/yearly; repeat:#m|#h|#d|#w; months:#,#,...; days:#,#,...; end_time:yyyy/MM/dd HH:mm; grace_period:; }] [-template_id="18"] [-job_description="Test Description"] [-mapping_display="Tree"] [-email_address] [-save_mode="save_all|save_only_diffs"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
target_type
比較ジョブを発行するターゲット・タイプ。この値は内部名にする必要があります。内部名を取得するには、次のEM CLIコマンドを実行します。
emcli get_target_types
first_config
最初の構成名(ターゲットの最新の構成または保存済構成のいずれも可能)。最新の構成を発行する場合、ターゲット名を入力します。保存済構成を発行する場合、次の書式を使用します。
"target_name|saved_configuration_name(which is the "name" field from the output of "emcli get_saved_configs"
second_config
2番目以降の構成の名前(1つ以上のターゲットの1つ以上の最新の構成および1つ以上の保存済構成を含むことが可能です)。カンマで区切ることで、複数の構成を指定できます。最新の構成を発行する必要がある場合、ターゲット名を入力します。保存済構成を発行する必要がある場合、次の書式を使用します。
"target_name|saved_configuration_name(which is the "name" field from the output of "emcli get_saved_configs"
job_name
比較ジョブの名前。
schedule
比較ジョブをスケジュールする必要のあるスケジュール。スケジュール・オプションを指定しない場合、比較ジョブは即座に実行されます。
start_time: 比較ジョブが実行を開始する時間です。この書式は、yyyy/MM/dd HH:mmです。
tz: タイムゾーンID (オプション)
frequency: 有効値は、once/interval/weekly/monthly/yearlyです(オプション)。
頻度がintervalに設定されている場合、repeatを指定する必要があります。
頻度がweeklyまたはmonthlyに設定されている場合、daysを指定する必要があります。
頻度がyearlyに設定されている場合、daysとmonthsの両方を指定する必要があります。
repeat: 比較ジョブを繰り返す頻度です。(頻度がintervalに設定されている場合のみ必要です。)
days: 日数のカンマ区切りリストです。(頻度がweekly、monthlyまたはyearlyの場合のみ必要です。)例: repeat=1d
頻度がweeklyの場合、有効範囲は1と7を含めたその範囲です。
頻度がmonthlyまたはyearlyの場合、有効範囲は1と30を含めたその範囲です。
months: 月のカンマ区切りのリスト。(頻度がyearlyに設定されている場合のみ必要です。)有効範囲は1と12を含むその範囲です。
end_time: 比較ジョブの実行の終了時間です(オプション)。指定しない場合、比較ジョブは無限に実行されます。この書式は、yyyy/MM/dd HH:mmです。
grace_period: 猶予期間(分)です(オプション)
template_id
テンプレートのID。値は整数です。
job_description
比較ジョブの説明。
mapping_display
treeまたはtableのいずれか。デフォルト値はtreeです。このオプションはコンポジット・ターゲットのみに使用します。注意: template_idを指定する場合、mapping_displayは指定しないでください。
email_address
相違がある場合に通知メールを送信する電子メール・アドレス。
save_mode
結果をすべて保存するか相違のみを保存するかの比較エンジンへの通知。有効な入力は、save_allおよびsave_only_diffsです。save_only_diffsオプションでは、相違は管理リポジトリに保存されます。これ以外の場合、すべての比較結果が保存されます。デフォルト値はsave_only_diffsです。
ジョブのステータスをチェックするには:
発行後、次のEM CLIコマンドを発行して比較ジョブのステータスを参照できます。
emcli get_jobs -name="jobName"
ジョブを中断するには:
発行後、次のEM CLIコマンドを発行して比較ジョブを中断できます。
emcli stop_job -name="jobName"
例
例1
この例では、1 つのターゲットの最新の構成を複数のターゲットの最新の構成と比較します。比較結果はすべて保存されます。
emcli config_compare -target_type="oracle_database" -first_config="Test Database" -second_config="Test Database","Test_Database" -job_name="Test Job" -template_id="18" -save_mode="save_all"
例2
この例では、start_timeを指定して、最新の構成を保存済構成と比較します。
emcli config_compare -target_type="oracle_database" -first_config="Test Database" -second_config="Test Database|Test Database|oracle_ database|20140101224530","Test_Database" -job_name="Test Job" -schedule="start_time:2014/06/10 15:45"
データベースの高可用性(HA)構成タスクを実行します。このverbには複数のサブコマンドがあり、様々なHA関連操作を実行します。使用できるサブコマンドについて次に詳しく説明します。
configure_db_ha -configureRABackup
注意:
ここで指定するデータベースは、リカバリ・アプライアンスの保護データベースとして登録する必要があります。書式
emcli configure_db_ha –configureRABackup –ra_target_name="<Recovery Appliance target name>" –ra_user="<Recovery Appliance database user name>" ( (–target_name="<database target name" –target_type="oracle_database|rac_database") | input_file="<full pathname of input file>" ) [–db_cred="<database named credential>"] [–db_host_cred="<database host named credential>"] [–enable_redo_ship] [–force_backup_module_install] [–staging_directory=”<full pathname where Backup Module will be staged on database hosts>”] [–schedule= { start_time:yyyy/MM/dd HH:mm; tz:{java timezone ID}; }] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
ra_target_name
指定したデータベースのバックアップの送信先として構成されるリカバリ・アプライアンスのターゲット名。
ra_user
指定したすべてのデータベースが、リカバリ・アプライアンスへのバックアップとREDOの送信に使用するリカバリ・アプライアンス・データベース・ユーザー。これには、リカバリ・アプライアンスの管理者ユーザーではなく、仮想プライベート・カタログ・ユーザーを指定する必要があります。
target_name
リカバリ・アプライアンスにバックアップを送信するように構成される単一インスタンスまたはクラスタ・データベースのターゲット名。複数データベース操作は、–target_name/–target_typeのかわりに–input_fileオプションを使用して実行できます。
target_type
–target_nameによって指定されるターゲットの種類。単一インスタンス・データベース(oracle_database)またはクラスタ・データベース(rac_database)です。
input_file
target.0.target_name=<database #1 target name> target.0.target_type=oracle_database|rac_database target.0.db_cred=<database named credential for database #1> target.0.db_host_cred=<database host named credential for database #1> target.1.target_name=<database #1 target name> target.1.target_type=oracle_database|rac_database target.1.db_cred=<database named credential for database #2> target.1.db_host_cred=<database host named credential for database #2>
db_cred
注意:
-input_fileオプションが使用される場合、個々のデータベースについてこのオプションが上書きされることがあります。db_host_cred
注意:
-input_fileオプションが使用される場合、個々のデータベースについてこのオプションが上書きされることがあります。enable_redo_ship
指定されたすべてのターゲット・データベースからリカバリ・アプライアンスへのリアルタイムREDO転送を有効にします。
force_backup_module_install
既存のバックアップ・モジュールがOracleホームにすでにインストールされていても、Enterprise Managerソフトウェア・ライブラリに格納されているリカバリ・アプライアンス・バックアップ・モジュールのバージョンを、指定のターゲット・データベースのOracleホームにインストールします。このオプションでは既存のバックアップ・モジュールが上書きされるため、ソフトウェア・ライブラリ内のバックアップ・モジュール・バージョンが、指定されたすべてのターゲット・データベースにインストールされているバージョンと同じか新しい場合のみこのオプションを選択してください。このフラグを指定しないと、既存のバックアップ・モジュールがOracleホームに存在しない場合のみ、バックアップ・モジュールがインストールされます。
staging_directory
データベース・ホストでバックアップ・モジュールのインストール・ファイルがステージングされるディレクトリ。このディレクトリはすべてのホストに存在する必要があります。この場所に一時サブディレクトリが作成され、バックアップ・モジュールのインストール後またはファイル・システム・バックアップ・エージェントの完了後に削除されます。デフォルトのディレクトリは<Agent installation root>/EMStageです。
schedule
start_time: プロシージャの実行開始時間。書式は\"yyyy/MM/dd HH:mm\"です
tz: タイムゾーンID (オプション)
例1
次の例では、単一インスタンス・データベース"Finance"が、バックアップとREDOをリカバリ・アプライアンス"Chicago ZDLRA"に送信するように構成します。バックアップ・モジュールがすでに存在する場合、各データベースのOracleホームにバックアップ・モジュールはインストールされません。この例では、データベースとホストの名前付き資格証明が使用されます。
emcli configure_db_ha –configureRABackup –ra_target_name="Chicago ZDLRA" –ra_user="rauser1" –target_name="Finance" –target_type="oracle_database" –db_cred="DB_USER" –db_host_cred="DB_HOST_USER" –enable_redo_ship
例2
次の例では、クラスタ・インスタンス・データベース"Finance"が、バックアップとリカバリ・アプライアンス"Chicago ZDLRA"に送信するように構成します。REDOは送りません。各クラスタ・データベース・インスタンスのOracleホームにバックアップ・モジュールの強制インストールが実行されます。この例では、データベースとホストの優先資格証明が使用されます。
emcli configure_db_ha –configureRABackup -ra_target_name="Chicago ZDLRA" –ra_user="rauser1" –target_name="Finance" –target_type="rac_database" –force_backup_module_install
例3
次の例では、入力ファイル"/tmp/dblist"に指定された複数のデータベースが、バックアップとREDOをリカバリ・アプライアンス"Chicago ZDLRA"に送信するように構成します。各データベースのOracleホームにバックアップ・モジュールの強制インストールが実行されます。バックアップ・モジュールのインストール・ファイルはカスタム・ディレクトリの場所(/tmp/stage)にステージングされます。この例では、データベースとデータベース・ホストの名前付き資格証明が使用されます。
emcli configure_db_ha –configureRABackup –ra_target_name="Chicago ZDLRA" –ra_user="rauser1" –input_file="/tmp/dblist" - db_cred="NC_PDB_SYSDBA" –db_cred=”DB_USER” –db_host_cred="DB_HOST_USER" –enable_redo_ship –force_backup_module_install –staging_directory=”/tmp/stage"
例4
次の例では、入力ファイル"/tmp/dblist"に指定されたデータベースが、バックアップとREDOをリカバリ・アプライアンス"Chicago ZDLRA"に送信するように構成します。すでに存在する場合、バックアップ・モジュールはインストールされません。この例では、データベースとホストのグローバル名前付き資格証明が使用されます。この操作は、指定された将来の時刻にスケジュール設定されます。
emcli configure_db_ha –configureRABackup –ra_target_name="Chicago ZDLRA" –ra_user="rauser1" –input_file="/tmp/dblist" –db_cred="DB_USER" –db_host_cred="DB_HOST_USER" –enable_redo_ship -schedule="start_time:2016/06/28 18:31;tz:PST;"
configure_db_ha -confgureCloudBackup
1つまたは複数のデータベースがバックアップをDatabase Backup Cloud Serviceに送信するように構成します。必要に応じて、データベースのOracleホームにDatabase Cloudバックアップ・モジュールをインストールします。
書式
emcli configure_db_ha –configureCloudBackup ( (–target_name="<database target name>" –target_type="oracle_database|rac_database") | input_file="<full pathname of input file>" ) [–cloud_account="<Database Backup Cloud Service account name>"] [–db_cred="<database named credential>"] [–db_host_cred="<database host named credential>"] [–force_backup_module_install] [–staging_directory=”<full pathname where Backup Module will be staged on database host>"] [-schedule= { start_time:yyyy/MM/dd HH:mm; tz:{java timezone ID}; }] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
target_name
単一インスタンスまたはクラスタ・データベースのターゲット名。複数データベース操作は、–target_name/–target_typeのかわりに–input_fileオプションを使用して実行できます。
target_type
–target_nameによって指定されるターゲットの種類。単一インスタンス・データベース(oracle_database)またはクラスタ・データベース(rac_database)です。
input_file
構成される各データベースの情報を含むファイル。このオプションは–target_name/–target_typeのかわりです。target_nameおよびtarget_type行はデータベースごとに必須です。db_credおよびdb_host_cred行はオプションです。これらがデータベースについて指定されると、そのデータベースについてコマンドラインで指定された資格証明の設定(ある場合)が上書きされます。このファイルの形式は次のとおりです。
target.0.target_name=<database #1 target name> target.0.target_type=oracle_database|rac_database target.0.db_cred=<database named credential for database #1> target.0.db_host_cred=<database host named credential for database #1> target.1.target_name=<database #1 target name> target.1.target_type=oracle_database|rac_database target.1.db_cred=<database named credential for database #2> target.1.db_host_cred=<database host named credential for database #2>
cloud_account
Enterprise ManagerのHybrid Cloud設定コンソールで構成したクラウド・アカウントの名前。Backup Serviceに接続するために必要なすべての情報(サービス名、アイデンティティ・ドメイン、ユーザー名、パスワード、コンテナ(オプション)など)は、このアカウントとそれに関連するBackup Service設定から取得されます。この引数が指定されない場合、Database BackupのCloud Service設定ページで構成したグローバル・クラウド・アカウント設定が使用されます。(この引数を適用できるのは、Hybrid Cloud設定コンソールを使用して、アカウントとBackup Service設定を構成した場合のみです)。
db_cred
注意:
-input_fileオプションが使用される場合、個々のデータベースについてこのオプションが上書きされることがあります。db_host_cred
注意:
-input_fileオプションが使用される場合、個々のデータベースについてこのオプションが上書きされることがあります。force_backup_module_install
既存のバックアップ・モジュールがOracleホームにすでにインストールされていても、Enterprise Managerソフトウェア・ライブラリに格納されているOracle Database Cloudバックアップ・モジュールのバージョンを、指定のターゲット・データベースのOracleホームにインストールします。このオプションでは既存のバックアップ・モジュールが上書きされるため、ソフトウェア・ライブラリ内のバックアップ・モジュール・バージョンが、指定されたすべてのターゲット・データベースにインストールされているバージョンと同じか新しい場合のみこのオプションを選択してください。このフラグを指定しないと、既存のバックアップ・モジュールがOracleホームに存在しない場合のみ、バックアップ・モジュールがインストールされます。
staging_directory
データベース・ホストでバックアップ・モジュールのインストール・ファイルがステージングされるディレクトリ。このディレクトリはすべてのホストに存在する必要があります。この場所に一時サブディレクトリが作成され、バックアップ・モジュールのインストール後またはファイル・システム・バックアップ・エージェントの完了後に削除されます。デフォルトのディレクトリは<Agent installation root>/EMStageです。
schedule
start_time: プロシージャの実行開始時間。書式は\"yyyy/MM/dd HH:mm\"です
tz: タイムゾーンID (オプション)
例1
次の例では、単一インスタンス・データベース"Finance"が、バックアップをDatabase Backup Cloud Serviceに送信するように構成します。バックアップ・モジュールがすでにインストールされている場合、バックアップ・モジュールはインストールされません。この例では、データベースとホストの名前付き資格証明が使用されます。
emcli configure_db_ha –configureCloudBackup –target_name="Finance" –target_type="oracle_database" –db_cred="DB_USER" –db_host_cred="DB_HOST_USER"
例2
次の例では、クラスタ・データベース"Finance"が、バックアップをDatabase Backup Cloud Serviceに送信するように構成します。各クラスタ・データベース・インスタンスのOracleホームにバックアップ・モジュールの強制インストールが実行されます。この例では、データベースとホストの優先資格証明が使用されます。
emcli configure_db_ha –configureCloudBackup –target_name="Finance" –target_type="rac_database" –force_backup_module_install
例3
次の例では、入力ファイル"/tmp/dblist"に指定されたデータベースが、バックアップをDatabase Backup Cloud Serviceに送信するように構成します。各データベースのOracleホームにバックアップ・モジュールの強制インストールが実行されます。バックアップ・モジュールのインストール・ファイルはカスタム・ディレクトリの場所(/tmp/stage)にステージングされます。この例では、データベースとホストの名前付き資格証明が使用されます。
emcli configure_db_ha –configureCloudBackup –input_file="target_list:/tmp/dblist" -db_cred=”DB_USER” –db_host_cred="DB_HOST_USER" –force_backup_module_install –staging_directory=”/tmp/stage"
configure_db_ha -installSoftware
Recovery Manager (RMAN)バックアップ・モジュールをOracleホームにインストールするか、リカバリ・アプライアンスのファイル・システム・バックアップ・エージェントを1つまたは複数のデータベースのホストにインストールします。
書式
emcli configure_db_ha –installSoftware ( (–target_name="<database target name>" –target_type="oracle_database|rac_database") | input_file="<full pathname of input file>" ) ( (–install_backup_module –module_type=”ra|cloud” [–force_backup_module_install] [–db_host_cred="<database host named credential>"]) | (–install_fs_agent [–fs_agent_host_cred=”<host named credential>”] [–fs_agent_install_directory=”<full pathname of OSB client installation directory>”]) ) [–staging_directory=”<full pathname where Backup Module and file system backup agent installation will be staged on database hosts>”] [–schedule= { start_time:yyyy/MM/dd HH:mm; tz:{java timezone ID}; }] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
target_name
リカバリ・アプライアンスまたはOracle Cloudにバックアップを送信するように構成される単一インスタンスまたはクラスタ・データベースのターゲット名。複数データベース操作は、–target_name/–target_typeのかわりに–input_fileオプションを使用して実行できます。
target_type
–target_nameによって指定されるターゲットの種類。単一インスタンス・データベース(oracle_database)またはクラスタ・データベース(rac_database)です。
input_file
構成される各データベースの情報を含む入力ファイル。このオプションは–target_name/–target_typeのかわりです。target_nameおよびtarget_type行はデータベースごとに必須です。db_credおよびdb_host_cred行はオプションです。これらがデータベースについて指定されると、そのデータベースについてコマンドラインで指定された資格証明の設定(ある場合)が上書きされます。–install_backup_moduleオプションを使用してバックアップ・モジュールをインストールするときは、次の書式が使用されます。
target.0.target_name=<database #1 target name> target.0.target_type=oracle_database|rac_database target.0.db_host_cred=<database host named credential for database #1> target.1.target_name=<database #1 target name> target.1.target_type=oracle_database|rac_database target.1.db_host_cred=<database host named credential for database #2>
target.0.target_name=<database #1 target name> target.0.target_type=oracle_database|rac_database target.0.fs_agent_host_cred=<host named credential for the host(s) of database #1> target.1.target_name=<databse #1 target name> target.1.target_type=oracle_database|rac_database target.1.fs_agent_host_cred=<host named credential for the host(s) of database #2>
install_backup_module
Enterprise Managerソフトウェア・ライブラリに格納されているバックアップ・モジュールのバージョン(–module_type引数で指定されたタイプ)を、指定されたターゲット・データベースのOracleホームにインストールします。デフォルトでは、–force_backup_module_installフラグが指定されないかぎり、モジュールがインストールされるのはデータベースのOracleホームに既存のモジュールがない場合です。このモジュールは–install_osb_clientと組み合せて指定することはできません。
module_type
インストールされるRMANバックアップ・モジュールのタイプ。指定できる値は、ra (リカバリ・アプライアンスのバックアップ・モジュール)とcloud (Oracle Database Cloudバックアップ・モジュール)です
force_backup_module_install
既存のバックアップ・モジュールがOracleホームにすでにインストールされていても、Enterprise Managerソフトウェア・ライブラリに格納されているリカバリ・アプライアンス・バックアップ・モジュールのバージョンを、指定のターゲット・データベースのOracleホームにインストールします。このオプションでは既存のバックアップ・モジュールが上書きされるため、ソフトウェア・ライブラリ内のバックアップ・モジュール・バージョンが、指定されたすべてのターゲット・データベースにインストールされているバージョンと同じか新しい場合のみこのオプションを選択してください。このフラグを指定しないと、既存のバックアップ・モジュールがOracleホームに存在しない場合のみ、バックアップ・モジュールがインストールされます。
db_host_cred
注意:
-input_fileオプションが使用される場合、個々のデータベースについてこのオプションが上書きされることがあります。install_fs_backup_agent
指定されたターゲット・データベースのすべてのホストにファイル・システム・バックアップ・エージェントをインストールします。
fs_agent_host_cred
指定されたターゲット・データベースのすべてのホストにファイル・システム・バックアップ・エージェントのインストールを実行するために使用できる、既存のEnterprise Managerホスト特権名前付き資格証明(データベース・ホスト資格証明ではありません)。この資格証明として、ルート・ユーザーまたはルート権限が委任されているユーザーを指定する必要があります。この引数が指定されない場合、データベースに関連付けられているホスト・ターゲットの優先資格証明が使用されます。複数のデータベースが使用される場合、これにはグローバル名前付き資格証明を指定する必要があります。
fs_agent_install_directory
すべてのデータベース・ホストでファイル・システム・バックアップ・エージェントがインストールされるディレクトリ。このディレクトリはすべてのホストに存在する必要があります。デフォルト・ディレクトリは/usr/local/oracle/backupです。
staging_directory
データベース・ホストでバックアップ・モジュールとファイル・システム・バックアップ・エージェントのインストールがステージングされる場所のフル名。
schedule
start_time: プロシージャの実行開始時間。書式は\"yyyy/MM/dd HH:mm\"です
tz: タイムゾーンID (オプション)
例1
次の例では、リカバリ・アプライアンス・バックアップが、1つの単一インスタンス・データベース"Finance"のOracleホームにインストールされます。バックアップ・モジュールがすでにインストールされている場合、バックアップ・モジュールはインストールされません。この例では、データベースとホストの名前付き資格証明が使用されます。
emcli configure_db_ha –installSoftware –target_name="Finance" –target_type="oracle_database" –db_host_cred="DB_HOST_USER" -install_backup_module –module_type=”ra”
例2
次の例では、Oracle Database Cloudバックアップ・モジュールが、1つのRACデータベース"Finance"のOracleホームにインストールされます。モジュールがすでにインストールされている場合は、強制インストールが実行されます。この例では、データベース・ホストの名前付き資格証明が使用されます。
emcli configure_db_ha –installSoftware –target_name="Finance" –target_type="rac_database" –install_backup_module –module_type=”cloud” –force_backup_module_install –db_host_cred="DB_HOST_USER"
例3
この例では、リカバリ・アプライアンスのファイル・システム・バックアップ・エージェントが、1つのクラスタ・データベース"Finance"のすべてのクラスタ・データベース・ノードのデフォルトではない場所にインストールされます。この例では、特権ホスト資格証明が使用されます。
emcli configure_db_ha –installSoftware –target_name="Finance" –target_type="rac_database" –install_osb_client –osb_install_directory=”/usr/local/osb12” –osb_host_cred=”HOST_PRIV_CRED”
例4
次の例では、リカバリ・アプライアンスのバックアップ・モジュールが、入力ファイル"/tmp/dblist"に指定された複数のデータベースのOracleホームにインストールされます。モジュールがすでにインストールされている場合は、強制インストールが実行されます。この例では、データベース・ホストの優先資格証明が使用されます。この操作は、指定された将来の時刻にスケジュール設定されます。
emcli configure_db_ha –installSoftware –input_file="target_list:/tmp/dblist" –install_backup_module –module_type=”ra” -force_backup_module_install -schedule="start_time:2016/06/28 18:31;tz:PST;"
例5
次の例では、リカバリ・アプライアンスのファイル・システム・バックアップ・エージェントが、入力ファイルに指定された複数のデータベースのすべてのホストのデフォルトの場所にインストールされます。この例では、優先される特権ホスト資格証明が使用されます。ファイル・システム・バックアップ・エージェントのインストール・ファイルはカスタムのステージング領域の場所にステージングされます。
emcli configure_db_ha –installSoftware -install_fs_backup_agent -staging_director="tmp/stage"
configure_db_ha -uploadFSBackupAgentInstall
リカバリ・アプライアンスのファイル・システム・バックアップ・エージェントのインストール・メディアをEnterprise Managerソフトウェア・ライブラリにアップロードします。このインストール・メディアは、-install_fs_backup_agentオプションを指定して実行する際に-installSoftwareサブコマンドによって使用され、ファイル・システム・バックアップ・エージェントのインストールを1つ以上のホストにプッシュします。アップロードされたインストール・メディアのプラットフォームに応じて個別のソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントが作成されます。
書式
-media_location=\"<pathname of installation media zip file>\"
media_location
ファイル・システム・バックアップ・エージェントのインストール・メディアzipファイルのローカル・パス名。
例
emcli configure_db_ha -uploadFSBackupAgentInstall -media_location=\"/home/osb_shiphome/releases/osb-12.1.0.2/osb_12.1.0.2.0_linux.x64_release.zip\"
configure_db_ha -uploadBackupModule
Cloudバックアップ・モジュールまたはリカバリ・アプライアンス・バックアップ・モジュールを、Enterprise Managerソフトウェア・ライブラリにアップロードします。アップロードされたバックアップ・モジュールのプラットフォームに応じて個別のソフトウェア・ライブラリ・コンポーネントが作成されます。
書式
emcli configure_db_ha -uploadBackupModule -module_location="<comma separated list of pathnames of Backup Module zip files>" -module_type="ra|cloud"
オプション
module_location
<comma separated list of pathnames of Backup Module zip files>バックアップ・モジュールのzipファイルのローカル・パス名のリスト。
module_type
アップロードされるRMANバックアップ・モジュールのタイプ。指定できる値は、ra (リカバリ・アプライアンス・バックアップ・モジュール)とcloud (Oracle Database Cloudバックアップ・モジュール)です。
例1
次の例では、複数プラットフォーム用のCloudバックアップ・モジュールをアップロードします。
emcli configure_db_ha -uploadBackupModule -module_type="cloud" -module_location="/home/opc_linux64.zip,/home/opc_zlinux64.zip"
例2
次の例では、Linux 64プラットフォーム用のリカバリ・アプライアンス・バックアップ・モジュールをアップロードします。
emcli configure_db_ha -uploadBackupModule -module_type="ra" -module_location="/home/ra_linux64.zip"
Oracle Public Cloud用にDatabase as a Service (DBaaS)ターゲットを作成します。
書式
emcli config_db_service_target -database_unique_name="database unique name" -service_grp_name="service group name" -cloud_service_name="cloud service name" -operation="operation to be performed" -schema_name="schema name" -tablespace_name="tablespace name" [-subscription_id="subscription ID"] [-customer_name="customer name"] [-csi_number="CSI number"] [-connection_service_name="connection service name"] [-cloud_service_version="cloud service version"] [-l_o_b="line of business"]
オプション
database_unique_name
DBaaSターゲットのベースとするデータベース・ターゲットのDBName
プロパティ。
service_grp_name
DBaaSターゲットのサービス・グループ名。DBaaSターゲット名は、service_grp_name_cloud_service_name
となります。
cloud_service_name
Oracle Public Cloudサービス名。
operation
DBaaSターゲットで実行する(createなどの)操作。
schema_name
DBaaSターゲットと関連付られているスキーマ名。
tablespace_name
DBaaSターゲットと関連付られている表領域の名前。
subscription_id
DBaaSターゲットのCost Centerプロパティの値。
customer_name
DBaaSターゲットの顧客連絡ポイント。
csi_number
DBaaSターゲットのカスタマ・サポートID(CSI)。
connection_service_name
DBaaSターゲットと関連付られているデータベース・サービス名。
cloud_service_version
DBaaSターゲットのOracle Public Cloud Serviceバージョン。
l_o_b
DBaaSターゲットのライン・オブ・ビジネス(LOB)。
終了コード
0 On success Non-zero value means verb processing was not successful.
例
新しいDatabase as a Service (DBaaS)ターゲット(db_serv1
)を作成します。スキーマ、表領域名、接続サービス名を指定します。新しいDBaaSターゲットは、db.example.com
をDBName
プロパティとするDatabaseターゲットに基づきます。
emcli config_db_service_target -database_unique_name="db.example.com" -service_grp_name="db" -cloud_service_name="serv1" -operation="Create" -schema_name="HR" -tablespace_name="SYSTEM" -connection_service_name="nservice1"
ルート・ターゲットとその子のログ・アーカイブの場所を構成します。ターゲットのログ・アーカイブの場所を構成するには、ホスト名などの構成パラメータ、ログ・アーカイブ・ファイルにアクセス可能な場所、ホストにアクセスするための資格証明、およびログ・アーカイブ・ファイルの場所を把握している必要があります。
書式
emcli configure_log_archive_locations -root_target_name="<target_name>" -root_target_type="<target_type>" [-archive_config_file="<target_archive_config_file_location>"] [-no_update] [-debug] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
root_target_name
ルート・ターゲットの名前。構成可能なツリー・ターゲット階層は、このルート・ターゲットを使用して作成されます。例のルート・ターゲットは、WebLogicドメインとFusion Applicationインスタンスです。
root_target_type
ルート・ターゲット名のターゲット・タイプ。
archive_config_file
アーカイブ構成ファイルの場所。このファイル内のすべての行に、次の7つのフィールドが同じ順序で含まれる必要があります。
target_name,target_type,host_target_name,host_cred_type,host_cred_nameまたはnew_cred_user_name,new_cred_password,archive_dir_location
target_name
このターゲットがルート階層の一部である場合、このターゲットとその子は、指定したアーカイブ・パラメータを使用して更新されます。
target_type
前述のターゲットのターゲット・タイプ。
host_target_name
アーカイブの場所にアクセス可能なホスト名。このターゲットをモニタリングする管理エージェントには、Oracle Fusion Middlewareプラグインのリリース12.1.0.4以上がインストールされている必要があります。
host_cred_type
資格証明のタイプ。使用可能な値は、preferred_credentials、named_credentialsまたはnew_credentialsです。
host_cred_name
preferred_credentialsタイプの資格証明セット名またはnamed_credentialsタイプの名前付き資格証明名。
new_cred_user_name
new_credentialsタイプの新しい資格証明ユーザー名。
new_cred_password
new_credentialsタイプの新しい資格証明パスワード。
archive_dir_location
ログ・アーカイブ・ファイルが使用可能なディレクトリの場所。
no_update
このフラグが指定されている場合、アーカイブ・プロパティを使用してすでに構成されているターゲットは再更新されません。
debug
デバッグのために冗長モードでverbを実行します。
例
次の例では、Fusionインスタンス・ターゲットとその子のログ・アーカイブの場所を構成します。
emcli configure_log_archive_locations -root_target_name=fa1 -root_target_type=fusion_apps_instance -archive_config_file=/scratch/config.txt
サンプルのアーカイブ構成ファイル:
新しい資格証明の場合:
fa1,fusion_apps_instance,adc123.oracle.com,new_credentials,user1,pwd1,/scratch/fa1
優先資格証明の場合:
fa1,fusion_apps_instance,adc123.oracle.com,preferred_credentials,credential_set1,,/scratch/fa1
(これは優先資格証明であるため、,,は、new_cred_passwordフィールドが有効でないためにスキップされることを意味します。)
システム上のすべてのデータベースまたは選択したデータベースに、適用ラグおよびトランスポート・ラグの制限を構成します。
書式
emcli configure_siteguard_lag [-system_name="name_of_the_system"] [-target_name="name_of_the_target_database"] [-property_name="lag_type"] [-value="max_limit_in_seconds"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
system_name
ラグ制限を構成する必要のあるシステムの名前。
target_name
ラグ制限を構成する必要のあるデータベースの名前。
property_name
構成するラグ・プロパティの名前。有効な値はApplyLag
およびTransportLag
です。
value
ラグの制限。これらの値は秒で指定します。
例
この例では、austin-system
のすべてのデータベースに1000秒の適用ラグ制限を構成します。
emcli configure_siteguard_lag -system_name="austin-system" -property_name="ApplyLag" -value="1000"
手動ステップを確認します。ステータスが一時停止、停止、完了またはエラー終了の場合、インスタンスを確認できません。
書式
emcli confirm_instance [-instance=<instance_guid>] [exec=<execution_guid>] [-name=<execution name>] [-owner=<execution owner>] -stateguid=<state_guid> [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
instance
インスタンスのGUID。
exec
実行のGUID。
name
実行名。
owner
実行の所有者。
stateguid
状態GUIDのカンマ区切りリスト。
例
emcli confirm_instance -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -stateguid=51F762417C4943DEE040578C4E087168 emcli confirm_instance -instance=16B15CB29C3F9E6CE040578C96093F61 -stateguid='51F762417C4943DEE040578C4E087168,51F762417C4944DEE040578C4E087168'
以前に発行し、なんらかの段階で失敗したホスト追加セッションの復帰または継続操作を実行します。
書式
emcli continue_add_host -session_name="session_name" -continue_all_hosts | -continue_ignoring_failed_hosts" [-wait_for_completion] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
session_name
エージェント・デプロイメントの次のフェーズに進めるセッションの名前。
continue_all_hosts
現在のデプロイメント・フェーズが失敗したものを含め、すべてのホスト上のセッションを継続します。
continue_ignoring_failed_hosts
現在のデプロイメント・フェーズが成功したホストのセッションのみを継続します。
wait_for_completion
コマンドを同期モードと非同期モードのどちらで実行するかを指定します。このオプションを(同期モードに)指定すると、コマンドは、ホスト追加セッションが完了するまで待機してから、ユーザーにコマンドライン制御を戻します。
例
例1
この例では、すべてのホストで、セッションADD_HOST_SYSMAN_Dec_17_2012_2:02:28_AM_PSTを次のデプロイメント・フェーズに進めます。
emcli continue_add_host -session_name='ADD_HOST_SYSMAN_Dec_17_2012_2:02:28_AM_PST' -continue_all_hosts
例2
この例では、現在のフェーズが成功したホストでのみ、セッションADD_HOST_SYSMAN_Dec_17_2012_2:02:28_AM_PSTを次のデプロイメント・フェーズに同期させて進めます。
emcli continue_add_host -session_name='ADD_HOST_SYSMAN_Dec_17_2012_2:02:28_AM_PST' -continue_ignoring_failed_hosts -wait_for_completion
単一インスタンス・データベースをReal Application Cluster(RAC)データベースに移行します。
書式
emcli convert_to_cluster_database -sourceTargetName="Single instance database target to be converted to RAC" -sysdbaCreds="Named credentials for SYSDBA user" -hostCreds="Named credentials for Host" [-newOracleHome="RAC Oracle Home, if moving to differnt home"] [-racConfigType="ADMIN_MANAGED | POLICY_MA NAGED"] [-nodeList="Comma-separated node names for Admin Managed RAC database"] [-serverPoolList="Comma-separated list of server pools for Policy Managed database"] [-databaseArea="Shared storage location for database files"] [-recoveryArea="Shared storage location for recovery files"] [-listenerPort="RAC Listener port"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
sourceTargetName
RACデータベースに移行する単一インスタンス・データベースのEnterprise Managerターゲット名。バージョン10.2.0.1.0以上のデータベースの移行がサポートされています。単一インスタンスのデータベース・ターゲットはRACデータベースが作成されるクラスタのノードのいずれかに存在している必要があります。クラスタはEnterprise Managerターゲットでなければなりません。
sysdbaCreds
RACデータベースに移行するデータベースに対してSYSDBA権限を持つ名前付きデータベースの資格証明。
hostCreds
Oracleホーム・インストールを所有しているユーザーの名前付きホスト資格証明。
newOracleHome
移行対象のデータベースのRAC Oracleホームの場所。移行対象の単一インスタンス・データベースのOracleホームと異なる場合にのみ、これを指定する必要があります。
racConfigType
RAC構成のタイプ。有効な値はPOLICY_MANAGEDおよびADMIN_MANAGEDです。POLICY_MANAGEDはバージョン11.2以上のバージョンでのみ有効です。指定しない場合、デフォルトはADMIN_MANAGEDです。
nodeList
ADMIN_MANAGEDのRACデータベースに有効なノード名のリスト。移行対象の単一インスタンス・データベースが存在するノードが含まれている必要があります。指定しない場合、クラスタ内のすべてのノードが使用されます。
serverPoolList
POLICY_MANAGEDのRACデータベースのサーバー・プール名のカンマ区切りリスト。データベースのバージョンが11.2以上の場合にのみ、適用できます。
databaseArea
RACデータベースのデータファイルの新しい場所。この場所は、クラスタのノードで共有する必要があります。クラスタ・ファイル・システムの場所または自動ストレージ管理ディスク・グループのいずれかにすることができます。指定しない場合、既存のデータベース・ファイルが共有記憶域に存在している必要があります。ファイルはRAC移行中は移動されません。
recoveryArea
RACデータベースの高速リカバリ領域の場所。この場所は、クラスタのノードで共有する必要があります。クラスタ・ファイル・システムの場所または自動ストレージ管理ディスク・グループのいずれかにすることができます。指定しない場合、既存のリカバリ領域の場所が共有記憶域に存在している必要があります。RAC移行中は変更されません。
listenerPort
新しいRACデータベース用に作成される新しいRACリスナーのポート。指定しない場合、既存のリスナーが使用されます。このオプションは、バージョンが10.2および11.1のデータベースのみに適用できます。バージョンが11.2以上のデータベースの場合、この値は無視され、RACデータベースは常にクラウド・インフラストラクチャのホームの既存のリスナーに登録されます。
例
例1
emcli convert_to_cluster_database -sourceTargetName=sidb -sysdbaCreds=sysCreds -hostCreds=hostCreds racConfigType=ADMIN_MANAGED
例2
emcli convert_to_cluster_database -sourceTargetName=sidb -sysdbaCreds=sysCreds -hostCreds=hostCreds racConfigType=POLICY_MANAGED -serverPoolList=sp1,sp2 -databaseArea=+DATA -recoveryArea=+RECOVERY
集約サービス(名前とそのサブサービス)を定義します。集約サービスの作成後、Enterprise Manager Cloud Controlコンソールから編集して、収集および表示するパフォーマンスと使用状況メトリックを構成できます。
書式
emcli create_aggregate_service -name='name' -type='type' -availType=SUB-SERVICE|SYSTEM|TESTS -add_sub_services="name1:type1;name2:type2;..." -avail_eval_func=and|or [-hostName=<host_name> [-agentURL=<agent_url> [-properties='pname1|pval1;pname2|pval2;...'] [-timezone_region=<gmt_offset>] [-systemname=<system_name>] [-systemtype=<system_type>] [-keycomponents='keycomp1name:keycomp1type;keycomp2name:keycomp2type;...'] [-beacons='bcn1name:bcn1isKey;bcn2name:bcn2isKey;...'] [-input_file='template:Template_file_name;[vars:Variables_file_name]'] [-sysAvailType=<availability_type>] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
集約サービス名。
type
集約サービス・タイプ。
availType
可用性をサブサービス、システムベースまたはテストベースに設定します。有効な値は、SUB-SERVICE、SYSTEMおよびTESTSです。
可用性をSYSTEMに設定すると、-systemnameおよび-systemtypeが必要になります。
可用性をTESTSに設定すると、TESTS、-beacons、テンプレート・ファイル、変数が必要になります。
add_sub_services
サブサービスのリスト。
avail_eval_func
可用性を評価する演算子。andを使用した場合、このaggregate_serviceを使用するには、すべてのサブサービス、テストおよびシステム・コンポーネントが起動している必要があります。orを使用した場合、このaggregate_serviceを起動するには、サブサービス、テストおよびシステム・コンポーネントの1つのみが起動している必要があります。
hostName
このターゲット・インスタンスのデータを収集する管理エージェントを実行しているシステムのネットワーク名。
agentURL
このターゲット・インスタンス用のデータを収集する管理エージェントのURL。ホスト名を入力すると、このフィールドにはホストのエージェントURLが自動的に入力されます。
properties
サービス・インスタンスのプロパティの名前と値のペア(prop_name:prop_valueなど)のリスト。
timezone_region
長い書式(America/Los Angeles)または短い書式(PST)のいずれも可能。タイム・ゾーンを指定しない場合、デフォルトのOMSタイム・ゾーンが使用されます。
systemname
サービスが存在しているシステムの名前。
systemtype
システム名のシステム・タイプをemcli get_targetsを使用して取得。
keycomponents
サービスに使用されているシステムのキー・コンポーネントの名前とタイプのペア(keycomp_name:keycomp_type
など)のリスト。
beacons
サービスのビーコンを説明する名前とisKeyのペア。isKeyがY
に設定されている場合、ビーコンはサービスのキー・ビーコンとして設定されます。可用性をテストベースに設定した場合、サービスには、少なくとも1つのキー・ビーコンが必要です。
input_file
テンプレート・ファイル名は、テンプレート定義を含むXMLファイルです。変数ファイルでは、テンプレートの値を定義します。
input_fileオプションの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
このオプションのXMLファイルでの例は、次を参照してください。
sysAvailType
availTypeがシステムベースの場合の可用性のタイプ。可用性をSYSTEM_TARGET_DIRECTLYまたはSELECTED_COMPONENTS_OF_A_SYSTEMのいずれかに設定します。
可用性にSYSTEM_TARGET_DIRECTLYが設定される場合、システムには可用性(ステータス)が定義されている必要があります。-systemnameおよび-systemtypeは必要なオプションです。
可用性がSELECTED_COMPONENTS_OF_A_SYSTEMに設定されている場合、-systemname、-systemtypeおよび-keycomponentsが必要なオプションです。
可用性がSYSTEM_TARGET_DIRECTLYに設定されている場合で、システムに可用性(ステータス)が定義されていない場合、可用性セットは無効です。したがって、設定できる唯一のオプションはSELECTED_COMPONENTS_OF_A_SYSTEMです。
例
emcli create_aggregate_service -name="My_Name" -type="aggregate_service" -add_sub_services="sub1:type1;sub2:type2" -avail_eval_func="and" -availType="SUB_SERVICE" -properties="prop1|value1;prop2|value2" -timezone_region="PST"
XMLの例のinput_file
次のサンプルXMLファイルでは、EM Console Service Testという名前のタイプWeb Transactionのサービス・テストを作成します。このサービス・テストと関連するreadTimeout、Collection Intervalなどのいくつかのプロパティを<properties>のセクションに定義します。
このサービス・テストでは、<mgmt_bcn_step_with_props>の下に手順情報が定義されています。このステップの名前は1.Access Logout pageです。この手順でモニターするURLは、手順のプロパティ・セクションで定義されているhttps://myhost.in.domain.com:14513/em/console/logon/logoff?event=loadです。
このXMLファイルでは、<txn_thresholds>の下のトランザクション・レベルでこのサービス・テストのいくつかのしきい値レベルを定義しています。メトリックavg_response_timeでは、メトリック値が6000.0よりも大きい場合には警告アラートを発行し、メトリック値が12000.0よりも大きい場合はクリティカル・アラートを発行するよう示しています。
<?xml version = '1.0' encoding = 'UTF-8'?> <transaction-template template_type="aggregate_service" xmlns="template"> <variables> <variable name="HOST1" value="myhost.in.domain.com"/> <variable name="PORT1" value="14513"/> <variable name="PROTOCOL1" value="https"/> </variables> <transactions> <mgmt_bcn_transaction> <mgmt_bcn_txn_with_props> <mgmt_bcn_txn description="Test for checking the availability of EM Console/Website" is_representative="true" name="EM Console Service Test" monitoring="true" txn_type="HTTP"/> <properties> <property name="readTimeout" num_value="120000.0" prop_type="2" encrypt="false"/> <property name="certValidationMode" string_value="1" prop_type="1" encrypt="false"/> <property name="maxDownloadSize" num_value="1.0E8" prop_type="2" encrypt="false"/> <property name="sensitiveValuesProtection" string_value="0" prop_type="1" encrypt="false"/> <property name="failureStringModes" string_value="regularText" prop_type="1" encrypt="false"/> <property name="UserAgent" string_value="Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1) OracleEMAgentURLTiming/3.0" prop_type="1" encrypt="false"/> <property name="successStringModes" string_value="regularText" prop_type="1" encrypt="false"/> <property name="variablesModes" string_value="urlEncode" prop_type="1" encrypt="false"/> <property name="content" string_value="0" prop_type="1" encrypt="false"/> <property name="AcceptLanguage" string_value="en" prop_type="1" encrypt="false"/> <property name="connectionTimeout" num_value="120000.0" prop_type="2" encrypt="false"/> <property name="useCache" string_value="yes" prop_type="1" encrypt="false"/> <property name="stringValidationMode" string_value="1" prop_type="1" encrypt="false"/> <property name="granularity" string_value="transaction" prop_type="1" encrypt="false"/> <property name="numThreads" num_value="4.0" prop_type="2" encrypt="false"/> <property name="retries" num_value="1.0" prop_type="2" encrypt="false"/> <property name="timeout" num_value="300000.0" prop_type="2" encrypt="false"/> <property name="retryInterval" num_value="5000.0" prop_type="2" encrypt="false"/> </properties> <per_bcn_properties/> </mgmt_bcn_txn_with_props> <steps_defn_with_props> <mgmt_bcn_step_with_props> <mgmt_bcn_step step_number="1" name="1.Access Logout page" step_type="HTTP"/> <properties> <property name="req_mode" num_value="1.0" prop_type="2" encrypt="false"/> <property name="http_method" string_value="G" prop_type="1" encrypt="false"/> <property name="url" string_value="{PROTOCOL1}://{HOST1}:{PORT1}/em/console/logon/logoff?event=load" prop_type="1" encrypt="false"/> </properties> </mgmt_bcn_step_with_props> </steps_defn_with_props> <stepgroups_defn/> <txn_thresholds> <mgmt_bcn_threshold warning_threshold="6000.0" warning_operator="0" critical_threshold="12000.0" critical_operator="0" num_occurrences="1"> <mgmt_bcn_threshold_key metric_name="http_response" metric_column="avg_response_time"/> </mgmt_bcn_threshold> <mgmt_bcn_threshold warning_threshold="0.0" warning_operator="1" critical_threshold="0.0" critical_operator="1" num_occurrences="1"> <mgmt_bcn_threshold_key metric_name="http_response" metric_column="status"/> </mgmt_bcn_threshold> </txn_thresholds> <step_thresholds/> <stepgroup_thresholds/> </mgmt_bcn_transaction> </transactions> </transaction-template>
ターゲット・アソシエーション・インスタンスを作成します。
書式
標準モード
emcli create_assoc -assoc_type="association type" -source="source" -dest="destination_target" [-separator="separator:attribute_name:character"] [-subseparator="subseparator:attribute_name:character"]
インタラクティブ(スクリプト)モード
create_assoc( assoc_type="association type" ,source="source" ,dest="destination_target" [,separator="separator:attribute_name:character"] [,subseparator="subseparator:attribute_name:character"] ) [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
source_type
ソース・ターゲットのタイプ。
source
ソース・ターゲット。
dest
宛先ターゲット。
separator
属性値を複数入力する場合、デフォルトのセパレータはセミコロン(;)。このオプションを使用すると、デフォルトのセパレータ値が上書きされます。
例: separator="<
attribute_name
=
sep_char
>"
(ここでattribute_name
は、セパレータ文字を上書きする属性名で、sep_char
は新しいセパレータ文字です。)例: separator="att=#"
subseparator
属性値を複数入力する場合、デフォルトのサブセパレータはコロン(:)。このオプションを使用すると、デフォルトのサブセパレータ値が上書きされます。
例: subseparator="<
attribute_name
=
sep_char
>"
(ここでattribute_name
は、セパレータ文字を上書きする属性名で、sep_char
は新しいサブセパレータ文字です。)例: separator="att=#"
注意:
名前および所有者のオプションは同時に使用する必要があります。
終了コード
0はVerbの処理が正常終了したことを示します。
0以外の値は、Verb処理が正常終了しなかったことを意味します。
例
この例では、ターゲットabc_cluster:clusterからターゲットdef.oracle.com:hostおよびghi.oracle.com:hostに、タイプcluster_containsの関連付けを作成します。
emcli create_assoc -assoc_type="cluster_contains" -source="abc_cluster:cluster" -dest="def.oracle.com:host;ghi.oracle.com:host"
許可されるペアのリストについては、emcli list_allowed_pairs
を入力してください。
1つ以上のモニター対象ターゲットでデータ収集アクティビティを保留するスケジュールされたブラックアウトを作成します。
書式
emcli create_blackout -name="name" -add_targets="name1:type1;name2:type2;..."... -reason="reason" [-description="description"] [-notification_only] [-is_sla_required] [-jobs_allowed] [-propagate_targets] [-full_blackout_all_hosts] [-dep_services_all] -schedule= [frequency:once|interval|weekly|monthly|yearly]; duration:[HH...][:mm...]; [start_time:yy-MM-dd HH:mm]; [end_time:yy-MM-dd HH:mm]; [repeat:#m|#h|#d|#w]; [months:#,#,...]; [days:#,#,...]; [tzinfo:specified|target|repository] [tzoffset:#|[-][HH][:mm]] [tzregion:...] [ ] indicates that the parameter is optional
スケジュール引数の制限:
frequency:once requires => duration or end_time optional => start_time, tzinfo, tzoffset frequency:interval requires => duration, repeat optional => start_time, end_time, tzinfo, tzoffset frequency:weekly requires => duration, days optional => start_time, end_time, tzinfo, tzoffset frequency:monthly requires => duration, days optional => start_time, end_time, tzinfo, tzoffset frequency:yearly requires => duration, days, months optional => start_time, end_time, tzinfo, tzoffset
オプション
name
作成するブラックアウトの名前。
add_targets
ブラックアウトに追加するターゲット。それぞれをtarget_name:target_type
として指定します。このオプションは、複数回指定できます。
reason
ブラックアウトの理由。SUPER_USER
権限がある場合(Enterprise Managerのスーパー管理者)、理由には任意のテキスト文字列を使用できます。理由がリストにない場合、許容可能なブラックアウト理由のリストに追加されます。SUPER_USER
権限がない場合、get_blackout_reasons
Verbから返されるテキスト文字列の1つを指定する必要があります。
description
ブラックアウトに関連する説明またはコメント。説明は2000文字以内で、任意のテキスト文字列を使用できます。
notification_only
このオプションを指定すると、デフォルトで、選択したターゲットに計画メンテナンスの通知ブラックアウトが作成されます。ブラックアウト期間は、可用性(%)の計算から除外されます。
is_sla_required
このオプションを指定すると、計画外メンテナンスの通知ブラックアウトが作成されます。ブラックアウト期間は、可用性(%)の計算で考慮されます。
jobs_allowed
このオプションを指定すると、ブラックアウト期間中もブラックアウトされたターゲットに対してジョブを実行できます。このオプションを指定しない場合、これらのターゲットに対して実行される予定のジョブは、ブラックアウト期間中実行できません。ブラックアウトを作成すると、EMCLIまたはEnterprise Manager Cloud Controlコンソールからジョブの許可を変更できません。
propagate_targets
このオプションを指定すると、タイプがホストであるターゲットに対するブラックアウトは、エージェントを含むそのホスト上のすべてのターゲットに対して適用されます。これは、emctlコマンドのnodelevelに相当します。このオプションが指定されているかどうかに関係なく、コンポジットまたはグループのターゲットに対するブラックアウトは、コンポジットまたはグループのすべてのメンバーに適用されます。
full_blackout_all_hosts
このオプションを指定すると、このブラックアウトに含まれるすべてのホストで完全なブラックアウトが有効になります。完全なブラックアウトにより、ホストおよびホスト上のすべてのターゲット(エージェントを含む)がブラックアウトされます。propagate_targetsオプションは、このオプションの選択時に暗黙的に有効になります。
dep_services_all
このオプションを指定すると、ブラックアウトに選択したターゲットのすべての依存ターゲットもブラックアウトされます。
schedule
ブラックアウト・スケジュール。frequency引数によって、他の引数が必須かオプションかが決まります。
schedule=frequency
ブラックアウト・スケジュールのタイプ(デフォルトはonce)。
schedule=duration
ブラックアウトの期間を時間と分で指定します(-1は無限)。時間と分はそれぞれ6桁まで指定できます。
schedule=start_time
ブラックアウトの開始日と時間。デフォルト値は現在の日付と時間です。値の書式はyy-MM-dd HH:mmです(例: 2003-09-25 18:34)。
schedule=end_time
ブラックアウトの最終日と時間。frequencyが、weekly、monthlyまたはyearlyの場合、日付部分のみを使用します。frequencyがintervalまたはonceの場合、日付と時間が考慮されます。値の書式はyy-MM-dd HH:mmです(例: 2003-09-25 18:34)。
schedule=repeat
ブラックアウトの開始時間から次の開始時間までの時間。数値の後ろの文字は時間の単位を表し、mは分、hは時間、dは日、wは週を表します。
schedule=months
1から12までの整数で表される月の値のリスト。その年のブラックアウト開始日を月と日で完全に指定するには、各値に対応するday値が必要です。
schedule=days
frequencyがweeklyの場合、1から7(1が日曜日)の整数で表される曜日の値のリストです。frequencyがmonthlyの場合、1から31または-1(月の最終日)の整数で表される日の値のリストです。frequencyがyearlyの場合、1から31または-1(月の最終日)の整数で表される日の値のリストです。この場合、月は、月と日の各ペアの対応する月の値になります。
schedule=tzinfo
タイムゾーンのタイプ。tzinfo
引数は、tzoffset
と組み合せて使用されます。使用可能なタイムゾーン・タイプは、specified(GMTとターゲット・タイムゾーンの間のオフセット)、target(指定されたターゲットのタイムゾーン)、およびrepository(リポジトリのタイムゾーン。tzinfoが指定されていない場合のデフォルト設定)です。詳細は、-schedule=tzoffset
を参照してください。
schedule=tzoffset
タイムゾーンの値。tzinfo
引数が指定されていないかrepositoryの場合、タイムゾーン値はリポジトリのタイムゾーンになります。この場合、tzoffset
引数を指定することはできません。それ以外の場合は、tzoffset
引数が必要です。tzinfo
がspecifiedに設定されている場合、tzoffset
引数では、GMTとタイムゾーン間のオフセットを時間と分で指定します。tzinfo
がtargetに設定されている場合、tzoffset
引数では、引数として渡されるターゲットのリストに整数のインデックス(最初は1)を指定します。たとえば、tzoffset
が1の場合、-add_targets
オプションで指定された最初のターゲットのタイムゾーンが使用されます。
タイムゾーンは、ブラックアウト期間の開始時間と終了時間に適用されます。ブラックアウト期間のスケジュールを設定する際、各ターゲットに関連付けられているタイムゾーンは考慮されません(ただし、tzinfo
がtargetに設定されている場合は、指定されたターゲットのタイムゾーンがブラックアウト時間に使用されます)。
schedule=[tzregion:<...>]
使用するタイムゾーン・リージョン。tzinfoオプションを指定した場合、このオプションはブラックアウト・スケジュールに使用するタイムゾーンを決定します。それ以外の場合、このパラメータは無視されます。デフォルトはGMTです。
例
例1
この例では、指定したターゲット(database2
)に、即座に開始し、30分間続くブラックアウトb1
を作成します。
emcli create_blackout -name=b1 -add_targets=database2:oracle_database -schedule="duration::30" -reason="good reason1"
例2
この例では、指定したターゲット(database2
およびdatabase3
)に、2007-08-24 22:30に開始され30分間続くブラックアウトb1
を作成します。タイムゾーンは、database2
ターゲットのタイムゾーンです。
emcli create_blackout -name=b1 -add_targets="database2:oracle_database;database3:oracle_database -schedule="frequency:once;start_time:07-08-24 22:30;duration::30;tzinfo:target:tzoffset:1" -reason="good reason4"
現在チャージバック・サポートがないEnterprise Managerターゲット・タイプにカスタム・エンティティ・タイプを作成します。指定したEnterprise Managerターゲット・タイプには、1つのカスタム・エンティティ・タイプしか作成できません。
書式
emcli create_charge_entity_type -target_type="target_type"
オプション
target_type
カスタム・エンティティ・タイプの名前。
例
この例では、Enterprise ManagerのApacheターゲット・タイプに、oracle_apacheという新しいChargebackエンティティ・タイプを作成します。
emcli create_charge_entity_type -target_type="oracle_apache"
参照ファイルに指定されているプロパティに基づき、チャージバックにカスタム・チャージ・アイテムを作成します。
書式
emcli create_charge_item -input_file="property_file:filename"
オプション
オプション[-input_file]は、アイテム・プロパティを含むファイルのフルパスです。ファイルには、次のプロパティを定義できます。
target_type
チャージ・アイテムが適用されるターゲット・タイプ。
source_data_type
ソース・データ型。有効な値はmetric、configおよびpropertyです。
item_name
アイテムの名前。
metric_group
list_item_candidates
にリストされているメトリック・グループ名。source_data_type=metricの場合、必須プロパティです。
metric_column
list_item_candidates
にリストされているメトリック列名。source_data_type=metricの場合、必須プロパティです。
config_view
list_item_candidates
にリストされている構成ビュー名。source_data_type=configの場合、このプロパティは必須です。
config_key
list_item_candidates
にリストされている構成キー名。source_data_type=configの場合、このプロパティは必須です。
config_column
list_item_candidates
にリストされている構成列名。source_data_type=configの場合、このプロパティは必須です。
config_data_source
構成メトリックのデータ・ソース。source_data_type=configの場合、このプロパティは必須です。
property
list_item_candidates
にリストされているプロパティ名。source_data_type=propertyの場合、このプロパティは必須です。
item_displayname
項目の表示名。
unit
単位の表示名。
aggregation_type
この項目に使用する集計のタイプ。data type=numberの場合にのみ適用されます。有効な値はsumおよびavgです。デフォルト値はavgです。
is_config_condition
チャージ・プランで条件付きで使用される項目。有効な値は0、1です。デフォルト値は0です。
item_category
項目のカテゴリ。デフォルト値はinstanceです。有効な値はcpu、memory、networkおよびinstanceです。
data_type
有効な値はstringおよびnumberです。デフォルト値は構成およびプロパティ・タイプでは文字列、メトリック・タイプでは数字です。
例
例1
この例では、チャージのベースを特定のホスト上のプロセスの平均合計とするメトリック・カスタム・チャージ・アイテムを作成します。
emcli create_charge_item -input_file="property_file:/home/user/property_file" Contents of /home/user/property_file: target_type=host source_data_type=metric item_name=total_proc metric_group=Load metric_column=noOfProcs item_displayname=Total Processes unit=process aggregation_type=avg item_category=instance data_type=number
例2
この例では、インスタンス・リージョンに基づき様々な用途のチャージ・アイテムに異なるレートをチャージできる構成カスタム・チャージ・アイテムを作成します。
emcli create_charge_item -input_file="property_file:/home/user/property_file" Contents of /home/user/property_file: target_type=oracle_database source_data_type=config item_name=custom_config config_view=myCustomCCS config_key=region config_column=country config_data_source=regionList.txt item_display_name=Region of Instance item_category=instance data_type=string
新しいクローニングされたデータベースを作成します。
書式
emcli create_clone -inputFile="File containing properties required for cloning a database"
オプション
inputFile
データベースをクローニングするために必要なプロパティを含むファイルの場所および名前。
例
次の例では、/u01/files/create_clone.props
ファイルに含まれているオプションを使用してクローニングされたデータベースを作成します。
emcli create_clone -inputFile=/u01/files/create_clone.props
指定したテンプレートおよびターゲット・タイプの比較チェックを作成します。
書式
EM CLI create_compare_checkコマンドには次の3つの書式があります。
Latest comparison: emcli create_compare_check -name="<check_name>" -template="<template_name>" -target_type="<target_type>" -compare_type="L<ATEST>" -target_name="<target_name>" Saved comparison: emcli create_compare_check -name="<check_name>" -template="<template_name>" -target_type="<target_type>" -compare_type="S<AVED>" -saved_guid="<saved_guid>" Consistency comparison: emcli create_compare_check -name="<check_name>" -template="<template_name>" -target_type="<target_type>" -compare_type="C<ONSISTENCY>"
オプション
name
作成する比較チェックの名前。
template
比較のベースラインとして使用するテンプレートの名前。
target_type
テンプレートに関連付けられたターゲット・タイプ。
compare_type
比較のタイプ。値は次のとおりです。
LまたはLATEST
SまたはSAVED
CまたはCONSISTENCY
target_name
ターゲットの名前。
saved_guid
保存された比較の名前。
例
次の例では、Database Instance Templateを使用してmycheck1という比較チェックを作成します。チェックの対象は、Oracle Databaseターゲットのmy_targetです。比較タイプは、L (最新)です。
emcli create_compare_check -name="mycheck1" -template="Database Instance Template" -target_type="oracle_database" -compare_type="L" -target_name="my_target"
指定したテンプレートおよびターゲット・タイプの1回かぎりの比較を作成します。
書式
create_config_onetimecompareコマンドには次の3つの書式があります。
Latest comparison: emcli create_config_onetimecompare -name="<check_name>" -template_name="<template_name>" -target_type="<target_type>" -compare_type="L" -ref_target_name="<target_name>" -dest_target_list="<comma_separated_list_of_target_names>" Saved comparison: emcli create_config_onetimecompare -name="<check_name>" -template_name="<template_name>" -target_type="<target_type>" -compare_type="S" -saved_config_name=<saved_config_name> -dest_target_list="<comma_separated_list_of_target_name>" | -dest_saved_config_list="<comma_separated_list_of_saved_configuration>" Consistency comparison emcli create_config_onetimecompare -name="<check_name>" -template_name="<template_name>" -target_type="<target_type>" -compare_type="C" -ref_target_name="<target_name>"
オプション
name
1回かぎりの比較の名前。
template_name
1回かぎりの比較に使用する比較テンプレート名。
target_type
1回かぎりの比較のターゲット・タイプ。
compare_type
比較のタイプ:
L (最新の比較)
S (保存済の比較)
C (一貫性の比較)
ref_target_name
1回かぎりの比較の参照ターゲット名。
dest_target_list
1回かぎりの比較の宛先ターゲット名のカンマ区切りリスト。比較タイプがSの場合、dest_saved_config_listオプションと組み合せて使用できます。
saved_config_name
ターゲットの保存済構成の名前。
dest_saved_config_list
宛先の保存済構成の名前のカンマ区切りリスト。比較タイプがSの場合、dest_target_listオプションと組み合せて使用できます。
例
例1
次の例では、最新の比較タイプで1回かぎりの比較を作成します。
emcli create_config_onetimecompare -name="my_check" -template_name="my_template" -target_type="host" -compare_type="L" -ref_target_name="target_name" -dest_target_list="target1,target2,target3"
例2
次の例では、保存済の比較タイプで1回かぎりの比較を作成します。
emcli create_config_onetimecompare -name="my_check" -template_name="my_template" -target_type="host" -compare_type="S" -saved_config_name="saved_config" -dest_target_list="target1,target2,target3"
1つ以上のコスト・センターを作成し、それらを個々の組織エンティティに関連付けます。
標準モード
emcli create_cost_centers cost-centers="cost center name,entity name"[;"cost center name,entity name";…] [-tenant_name="tenant name"] [ ] indicates that the parameter is optional.
インタラクティブまたはスクリプト・モード
create_cost_centers (cost-centers="cost center name,entity name"[;"cost center name,entity name";…] [,tenant_name="tenant name"]) [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
cost_centers
作成して組織エンティティ(ライン・オブ・ビジネスまたは部門)に関連付ける1つ以上のコスト・センターを指定します。組織エンティティはあらかじめ存在する必要があります。コスト・センター名とエンティティ名は、カンマを使用して区切ります。
tenant_name
コスト・センターに関連付けられる組織エンティティが属するテナントの名前を指定します。デフォルトは、ログインしているユーザーのテナントです。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
例1
次の例では、売掛管理と買掛管理という2つのコスト・センターを作成し、両方とも会計部門に関連付けます。
emcli create_cost_centers -cost_centers="receivables,accounting;payables,accounting"
例2
次の例では、コーダーとテスターという2つのコスト・センターを作成し、コーダーは開発部門に、テスターはQA部門に関連付けます。組織エンティティは、エンジニアリング・テナントに属しています。
emcli create_cost_centers -cost_centers="coders,development;testers,QA" -tenant_name="engineering"
新規資格証明セットを作成します。Enterprise Managerのスーパー管理者のみが新規資格証明セットを作成できます。
書式
emcli create_credential_set -set_name="set_name" -target_type="ttype" -supported_cred_types="supported_cred_types" -monitoring [-auth_target_type = "authenticating_target_type" [-description ="description]" [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
set_name
作成する資格証明セットの名前。
target_type
新規資格証明セットのターゲット・タイプ。
supported_cred_types
この資格証明セットでサポートされている資格証明タイプ。show_credential_type_infoコマンドを使用すると、使用可能な資格証明タイプをリストできます。
monitoring
モニタリング資格証明セットを作成します。
auth_target_type
サポートされている資格証明タイプのターゲット・タイプ。デフォルト値はtarget_typeです。
description
資格証明セットの説明。
例
この例では、New_Credential_Setという名前の新規資格証明セットを作成します。
emcli create_credential_set -set_name=New_Credential_Set -target_type=host -supported_cred_types=HostCreds;HostSSHCreds -description="Example credential set"
管理エージェントにすでにデプロイされているプラグインを使用してカスタム・プラグイン更新を作成します。ソース・プラグインに適用されたすべてのパッチが含まれます。これは、管理エージェントに対する以降のプラグインすべてのデプロイメントで、Oracle提供のプラグイン・バージョンのかわりに使用します。
書式
emcli create_custom_plugin_update -agent_name="agent_name" -plugin_id="plugin_id" [-overwrite] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
agent_name
プラグインとそのパッチがデプロイされている管理エージェント(host:port)。
plugin_id
カスタム・プラグイン機能を作成するために使用する必要があるプラグインのID。管理エージェントにデプロイされているプラグインのリストを表示するには、emcli list_plugins_on_agentを実行します。
overwrite
リポジトリ内のこのプラグインにカスタム・プラグイン更新がすでに存在する場合、既存のカスタム・プラグイン更新を上書きおよび更新します。指定されていない場合、このプラグインに対して新しいカスタム・プラグイン更新は作成されません。後続のプラグインのデプロイメントに対してのみ適用されます。ソース・プラグインが以前にデプロイされた管理エージェントで自動的に再デプロイされることはありません。このような管理エージェントで再デプロイするには、emcli redeploy_plugin_on_agentを実行します。
例
例1
次の例では、host.example.com
という名前の管理エージェントにすでにデプロイされているoracle.sysman.db
プラグインに対するカスタム・プラグイン更新を作成します。oracle.sysman.db
プラグインに対してカスタム・プラグイン更新がすでに存在している場合、このカスタム・プラグイン更新は上書きされず、したがって、新しいカスタム・プラグイン更新は作成されません。
emcli create_custom_plugin_update -agent_name="host.example.com" -plugin_id="oracle.sysman.db"
例2
次の例では、リポジトリ内のoracle.sysman.db
に対してすでに存在しているカスタム・プラグイン更新を上書きおよび更新することにより、host.example.com
という名前の管理エージェントにすでにデプロイされているoracle.sysman.db
プラグインに対するカスタム・プラグイン更新を作成します。
emcli create_custom_plugin_update -agent_name="host.example.com" -plugin_id="oracle.sysman.db" -overwrite
データベースを作成します。
書式
emcli create_database [-dbType="type_of_database"] [-hostTargets="list_of_host_targets"] [-cluster="cluster_target_name"] -oracleHome="Oracle_Home_location" -gdbName="global_database_name" -templateName="path_and_display_name_of_the_software_library_entity" -hostCreds="named_credential_for_OS_user" -sysCreds="named_credential_for_SYS_user" -systemCreds="named_credential_for_SYSTEM_user" -dbsnmpCreds="named_credential_for_DBSNMP_user" [-sid="database_system_identifier"] [-racConfigType="RAC_configuration_type"] [-nodeList="comma-separated_node_names"] [-serverPoolList="comma-separated_list_of_server_pools"] [-newServerPool="new_server_pool_name_and_cardinality"] [-racOneServiceName="service_name_for_RAC_one-node_database"] [-templateInSwlib="TRUE|FALSE"] [-templateStageLocation="temporary_directory_on_agent_side"] [-storageType="FS|ASM"] [-dataFileLocation="Location_of_data_files "] [-recoveryAreaLocation="Fast_Recovery_Area_location "] [-enableArchiving] [-useOMF] [-listeners="comma-separated_list_of_listeners_database"] [-newListener="new_listener_and_port"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
dbType
作成する必要があるデータベースのタイプ。有効な値は、次のとおりです。
SINGLE_INSTANCE: 特定のホストまたはリストにあるホストにデータベースを作成します。
RAC: 複数ノードでクラスタ・データベースを作成します。
RACONE: 1ノードのRACデータベースを作成します。
RACおよびRACONEの場合、clusterオプションを使用する必要があります。
hostTargets
単一インスタンス・データベースを作成する必要のあるホスト・ターゲットのカンマ区切りリスト。これは、SINGLE_INSTANCEデータベースに必須のオプションです。
cluster
クラスタを作成する必要のあるRACデータベースのクラスタ・ターゲット名。ターゲット名は有効で、ターゲットにアタッチされているノードが少なくとも1つ含まれている必要があります。これは、RACおよびRACONEデータベースに必須のオプションです。
oracleHome
ホスト・ターゲットまたはクラスタ・ターゲットのOracleホーム。Oracleホームはすべてのターゲットに存在している必要があります。
gdbName
データベースのグローバル・データベース名。
templateName
ソフトウェア・ライブラリ・エンティティの完全修飾パスおよび表示名。
hostCreds
Oracleホーム・インストールを所有しているユーザーの名前付きホスト資格証明。
sysCreds
SYSユーザーを作成するために使用する名前付きデータベース資格証明。
systemCreds
SYSTEMユーザーを作成するために使用する名前付きデータベース資格証明。
dbsnmpCreds
DBSNMPユーザーを作成するために使用する名前付きデータベース資格証明。
sid
データベースのシステム識別子。SINGLE_INSTANCEの場合、最大長は12で、それ以外は8です。これは英数字で先頭文字をアルファベットにする必要があります。
racConfigType
RAC構成のタイプ。有効な値は、次のとおりです。
POLICY_MANAGED
ADMIN_MANAGED
指定しない場合、デフォルトはADMIN_MANAGEDです。
nodeList
ADMIN_MANAGEDのRACデータベースに有効なノード名のリスト。指定しない場合、指定したクラスタ・ターゲットのすべてのノードが使用されます。
serverPoolList
POLICY_MANAGEDのRACデータベースのサーバー・プール名のカンマ区切りリスト。
newServerPool
注意:
serverPoolListまたはnewServerPoolのいずれかを使用できますが、両方は使用できません。newServerPoolの場合、カーディナリティは必須で、0より大きい正の整数にする必要があります。
racOneServiceName
RAC One Nodeデータベースのサービス名。
templateInSwlib
テンプレートがソフトウェア・ライブラリからのものであることを示すブール値。テンプレートがソフトウェア・ライブラリからのものである場合、有効な値はTRUEで、そうでない場合はFALSEです。このオプションを指定しない場合、デフォルトはFALSEです。
templateStageLocation
テンプレートがホスト・ターゲットにステージングされる必要のある完全修飾パス。
storageType
データベースに優先されている記憶域のタイプ。有効な値は、次のとおりです。
ファイル・システムの場合、FS。オプションを指定しない場合、これがデフォルトです。
自動ストレージ管理の場合は、ASM。
dataFileLocation
データファイルの場所。
recoveryAreaLocation
高速リカバリ領域の場所。
enableArchiving
データのアーカイブが必要かどうかを指定します。アーカイブが必要な場合、有効な値はTRUEで、不要の場合はFALSEです。デフォルトはFALSEです。
useOMF
Oracle Managed Filesを使用するかどうかを指定します。
listeners
作成したデータベースを登録するリスナーのカンマ区切りリスト。これはSINGLE_INSTANCEデータベース専用で、RACデータベースの場合は無視されます。
newListener
新規リスナー(name:port)は、新しいリスナーを作成してデータベースを登録します。これはSINGLE_INSTANCEデータベース専用で、RACデータベースの場合は無視されます。
例
例1
emcli create_database -oracleHome=/u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_2 -gdbName=testRACCli -hostCreds=cluster_named -sysCreds=sys -systemCreds=system -dbsnmpCreds=dbsnmp -templateName=/u01/app/oracle/product/11.2.0/ dbhome_2/assistants/dbca/templates/General_Purpose.dbc -dbType=RAC -cluster=cluster1 -dataFileLocation=/u01/share/oradata -recoveryAreaLocation=/u01/share/fra
例2
emcli create_database -oracleHome=/u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_2 -gdbName=testdbee -hostCreds=cluster_named -sysCreds=sys -systemCreds=system -dbsnmpCreds=dbsnmp -templateName=/u01/app/oracle/product/11.2.0/ dbhome_2/assistants/dbca/templates/General_Purpose.dbc -dbType=RAC -cluster=cluster1 -racConfigType=POLICY_MANAGED -newServerPool=sp1:2
サービス・テンプレートで指定された値を上書きするデータベース・サイズを指定します。
書式
emcli create_database_size -name="<size name>" -description="<size description>" [-attributes="cpu:<number of cores>;memory:<memory in GB>;processes:<max number of processes>;storage:<Total Storage in GB allocated to database>;"] [-source_type="Profile Source"] [ ] indicates that the parameter is optional.
注意: 1つ以上の属性を使用してデータベース・サイズを指定してください。異なる属性はセミコロン(;)で区切る必要があります。database_size verbを使用して指定された属性は、サービス・テンプレートで指定された値を上書きします。
オプション
name
データベース・サイズの名前を作成します。
description
データベース・サイズの説明を作成します。
attributes
データベース・サイズを定義します。属性をセミコロン(;)で区切る必要があります。次の属性の値を指定できます。
cpu: CPUコアの総数。
memory: 合計最大メモリー(GB)。
processes: データベースに同時に接続できるプロセスの合計数。
storage: データベースに割り当てられる合計ストレージ(GB)
例
次の例では、最大4つのCPU、50GBの記憶域、4GBのメモリーを使用したSmallという名前のデータベース・サイズを作成します。
emcli create_database_size -name=Small -description="Small size database" -attributes="cpu:4;storage:50;memory:4" -source_type="weblogic_domain"
SSAユーザー・ロール用のデータベース割当て制限を作成します。
書式
emcli create_dbaas_quota -role_name="<SSA user role name>" -databases="<number of database requests>" -schema_services="<number of schema service requests>" -pluggable_databases="<number of Pluggable database service requests>" -memory="<memory(GB)>" -storage="<storage(GB)>" [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
role_name
割当て制限の作成対象となるSSAユーザー・ロールの名前。
databases
許可されるデータベース・サービス・リクエストの数。たとえば、リクエスト数が10の場合、次のように入力します。
-databases="10"
schema_services
許可されるスキーマ・サービス・リクエストの数。たとえば、リクエスト数が10の場合、次のように入力します。
-schema_services="10"
pluggable_databases
許可されるプラガブル・データベース・サービス・リクエストの数。たとえば、リクエスト数が10の場合、次のように入力します。
-pluggable_databases="10"
memory
許可されるメモリー使用量。たとえば、10GBの場合、次のように入力します。
-memory="10"
storage
許可される記憶域使用量。たとえば、10GBの場合、次のように入力します。
-storage="10"
例
この例では、My Roleロールに割当て制限を割り当てます。
emcli create_dbaas_quota -role_name="My Role" -databases="10" -schema_services="10" -pluggable_databases="10" -memory="99" -storage="99"
新しいデータベース・プロファイルを作成します。
書式
emcli create_dbprofile -input_file=data:"file:path" [-schedule= [frequency:interval|weekly|monthly|yearly]; start_time:yy-MM-dd HH:mm; end_time:yy-MM-dd HH:mm; [repeat:#m]; [months:#,#,#,...]; [days:#,#,#,...]; [tz:{timezone ID}]; [grace_period:xxx]; ] [-purge_policy=DAYS|SNAPSHOTS: number] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
input_file
作成されるプロファイルのタイプと使用されるオプションについて完全に記述するプロパティ・ファイル。
schedule
frequency: データベース・プロファイルを作成する頻度タイプ。interval (分単位)、weekly、monthlyまたはyearlyを指定できます
start_time: yy-MM-dd HH:mm書式のデータベース・プロファイル・コンポーネントの作成の開始時間を示します。
end_time: yy-MM-dd HH:mm書式のデータベース・プロファイル・コンポーネントの作成の繰返しの終了時間を示します。
repeat: データベース・プロファイルを作成する繰返し率。頻度が間隔の場合、繰返しは分単位です。
months: データベース・プロファイル・コンポーネントの作成の繰返しが発生するまでの月数。
days: データベース・プロファイル・コンポーネントの作成の繰返しが発生するまでの日数。
tz: tz:America/New_Yorkなどのタイム・ゾーンID。
grace_period: データベース・プロファイルの作成を試行する際に許可される最大遅延を定義する期間(分)。ジョブ・システムでは、スケジュールされた時間に猶予期間を加えた期間内に実行を開始できない場合、データベース・プロファイルの作成のスキップが設定されます。デフォルトでは、猶予期間は無期限になっています。
purge_policy
日数またはスナップショットの数に基づいて収集されたデータをパージできます。purge_policyを指定しない場合、デフォルトはNONEです。指定できる値は、DAYS、SNAPSHOTです。
DAYSの場合、データ・コンポーネントのパージが必要になるまでの日数を指定します。
SNAPSHOTの場合、データ・コンポーネントの数を選択します。この値より古いデータがパージされます。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
次の例では、指定したスケジュールおよびパージ・ポリシーを使用してプロパティ・ファイルprofile.txtに基づいて新しいデータベース・プロファイルを作成します。
emcli create_dbprofile -input_file="data:/tmp/profile.txt" -schedule="frequency:interval;start_time:14-10-05 05:30;end_time:14-10-12 05:23;repeat:30;grace_period:60;tz:America/New_York" -purge_policy=DAYS:2
指定したターゲットの診断スナップショットを作成します。
書式
emcli create_diag_snapshot -name=<name> -desc=<description> -start_time=<yyyy/MM/dd HH:mm> -end_time=<yyyy/MM/dd HH:mm> -targets=<type1:name1;type2:name2;…> [-diag_type_odl_target_types=<type1;type2; ….>] [-diag_type_odl_online_logs=<true|false>] [-diag_type_odl_offline_logs=<true|false>] [-diag_type_jvmd_target_types=<type1;type2; ….>] [-diag_type_jvmd_properties="<pname1:pval1;pname2:pval2;…>"] [-debug] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
作成する診断スナップショットの名前。指定した名前の診断スナップショットが存在していないことを確認してください。
desc
診断スナップショットの説明。
start_time
ログ収集の開始時間。スナップショットには開始時間から終了時間までのすべてのログが含まれます。スナップショットで有効な期間であることを確認してください。
end_time
ログ収集の終了時間。スナップショットには開始時間から終了時間までのすべてのログが含まれます。スナップショットで有効な期間であることを確認してください。
targets
スナップショットのターゲット・タイプとターゲット名のリスト。このリストには、特定のシステムのターゲットをすべて含めることができます。ユーザーは、選択した診断タイプに対して、特定のターゲット・タイプを任意のオプションで選択できます。
diag_type_odl_target_types
Oracle Diagnostic Logging (ODL)診断タイプのターゲット・タイプ・リスト。ターゲット・リストからターゲット・タイプのサブセットを選択してスナップショットを作成できます。
diag_type_odl_online_logs
デフォルトでは、スナップショットに対してはオンライン・ログが収集されます。Oracle Diagnostic Logging (ODL)診断タイプに対して、オフライン、オンライン、または両方のログの収集を選択できます。
diag_type_odl_offline_logs
デフォルトでは、スナップショットに対してはオフライン・ログとアーカイブ・ログは収集されません。Oracle Diagnostic Logging (ODL)診断タイプに対して、オフライン、オンライン、または両方のログの収集を選択できます。
diag_type_jvmd_target_types
JVMD診断タイプのターゲット・タイプ・リスト。ターゲット・リストからターゲット・タイプのサブセットを選択してスナップショットを作成できます。
diag_type_jvmd_properties
JVMD診断タイプのログを収集するためのプロパティ・リスト。
debug
デバッグのために冗長モードでverbを実行します。
例
例1
この例では、オフライン・ログを使用して、EMGC_DOMAINおよびEMGC_OMS1ターゲットのスナップショットを作成します。ターゲット・タイプ(weblogic_domain、weblogic_j2eeserver)はOracle Diagnostic Logging (ODL)診断タイプに属します。
emcli create_diag_snapshot –name=wls_snapshot –desc= “Snapshot for Weblogic Domains and Server" –start_date="2012/10/02 10:30" -end_date="2012/10/03 22:30" –targets="weblogic_domain:/EMGC_EMGC_DOMAIN/EMGC_DOMAIN; weblogic_j2eeserver: /EMGC_EMGC_DOMAIN/EMGC_DOMAIN/EMGC_OMS1"
例2
この例では、オフライン・ログを使用して、weblogic_j2eeserverターゲット・タイプのスナップショットを作成します。ターゲット・リストに加えて、ターゲット・タイプをフィルタできます。
emcli create_diag_snapshot –name=wls_snapshot –desc=“Snapshot for Weblogic Domains and Server" –start_date="2012/10/02 10:30" -end_date="2012/10/03 22:30" –targets="weblogic_domain:/EMGC_EMGC_DOMAIN/EMGC_DOMAIN; weblogic_j2eeserver:/EMGC_EMGC_DOMAIN/EMGC_DOMAIN/EMGC_OMS1; weblogic_j2eeserver:/EMGC_EMGC_DOMAIN/EMGC_DOMAIN/EMGC_ADMIN_SERVER" -diag_type_odl_target_types="weblogic_j2eeserver" -diag_type_odl_offline_logs=true
遠隔同期インスタンスを作成します。
書式
emcli create_far_sync -primary_target_name="<primary database target name>" -primary_target_type="oracle_database|rac_database" -far_sync_sid="<far sync instance name>" -far_sync_db_unique_name="<far sync instance unique name>" [-far_sync_em_target_name="<far sync instance target name>"] [-far_sync_host_name="<far sync instance host name>"] [-far_sync_oracle_home="<far sync instance Oracle home>"] [-far_sync_db_create_file_dest="<far sync instance files location>"] [-far_sync_fra_location="<far sync instance fast recovery area>"] [-far_sync_fra_size="<far sync instance fast recovery area size>"] [-primary_db_creds_name="<primary database credential name>"] [-primary_host_creds_name="<primary database host credential name>"] [-far_sync_host_creds_name="<far sync instance host credential name>"] [-far_sync_asm_cred_name="<far sync instance asm credential name>"] [-far_sync_storage_type="<far sync instance storage type>"] [-far_sync_listener_name="<far sync instance listener name>"] [-far_sync_listener_port="<far sync instance listener port>"] [-redo_source="<far sync instance redo source>"] [-redo_mode="<far sync instance redo shipping mode>"] [-redo_dest="<far sync instance redo destination>"]
オプション
primary_target_name
プライマリ・データベースのEnterprise Managerターゲット名。単一インスタンス・データベースまたはクラスタ・データベースのいずれも可能です。
primary_target_type
oracle_database: 単一インスタンス・データベース
rac_database: クラスタ・データベース
far_sync_sid
遠隔同期インスタンス名。
far_sync_db_unique_name
一意の遠隔同期インスタンス名。
far_sync_em_target_name
遠隔同期インスタンスのEnterprise Managerターゲット名。デフォルト値はfar_sync_db_unique_nameで、その後にdb_domainが続きます。
far_sync_host_name
遠隔同期インスタンスのホスト名。デフォルトは、プライマリ・ホスト名です。
far_sync_oracle_home
遠隔同期インスタンス・ホストのOracleホームの場所。デフォルト値は、プライマリ・データベースのOracleホームの場所です。
far_sync_db_create_file_dest
ファイル・システム - 遠隔同期インスタンスの<oracle_base>/oradata
ASM - 必須
far_sync_fra_location
遠隔同期インスタンスの高速リカバリ領域。
ファイル・システム - 遠隔同期インスタンスの<oracle_base>/fast_recovery_area
ASM - 必須
far_sync_fra_size
遠隔同期インスタンスの高速リカバリ領域サイズ(MB)。デフォルト値はプライマリfra_sizeです。
primary_db_creds_name
SYSDBAまたはSYSDGロールを持つユーザーのプライマリ・データベースの名前付き資格証明。優先資格証明がデフォルト値として使用されます。
primary_host_creds_name
プライマリ・データベースのOracleホームにアクセスできるオペレーティング・システム・ユーザーのプライマリ・データベース・ホストの名前付き資格証明。優先資格証明がデフォルト値として使用されます。
far_sync_host_creds_name
遠隔同期インスタンスのOracleホームにアクセスできるオペレーティング・システム・ユーザーの遠隔同期インスタンス・ホストの名前付き資格証明。優先資格証明がデフォルト値として使用されます。
far_sync_asm_cred_name
自動ストレージ管理の名前付き資格証明。
far_sync_storage_type
FILE_SYSTEM: 遠隔同期インスタンス・ファイルは通常のファイル・システムに格納されます
ASM_STORAGE: 遠隔同期インスタンスは自動ストレージ管理を使用します
デフォルト値はFILE_STORAGEです。
far_sync_listener_name
遠隔同期インスタンスのリスナー名。デフォルト値を指定しない場合、遠隔同期インスタンスのOracleホームで検出された最初の既存のTCPリスナーまたは実行中のGRID INFRAリスナーが使用されます。listener_nameを指定する場合は、listener_portも指定する必要があります。
far_sync_listener_port
遠隔同期インスタンスのリスナー・ポート。listener_portを指定する場合は、listener_nameも指定する必要があります。
redo_source
新しい遠隔同期インスタンスのREDOソースとして機能するデータベースのdb_unique_name。デフォルト値はプライマリ・データベースのdb_unique_nameです。
redo_mode
新しい遠隔同期インスタンスへのREDO送信のモード。デフォルト値はsyncで、指定できる値はsyncまたはasyncです。
redo_dest
新しい遠隔同期インスタンスがREDOを送信するスタンバイ・データベースのdb_unique_nameのリスト。たとえば、"standby1,standby2"です。このオプションにはデフォルト値があります。
例
例1
次のコマンドでは、"database"という名前のプライマリ・データベースのホスト"abc.us.oracle.com"に、一意の名前"fsd4"を持つ遠隔同期インスタンスが作成されます。
emcli create_far_sync -primary_target_name=database -primary_target_type="oracle_database" -far_sync_sid="fsd4" -far_sync_db_unique_name="fsd4" -primary_db_creds_name=SYS -primary_host_creds_name=HOST_CRED -db_create_file_dest=/scratch/orabase/ORADATA -far_sync_em_target_name=fsd4 -far_sync_host_name=abc.us.oracle.com -far_sync_oracle_home=/scratch/orabase/product/12.1.0/dbhome_1 -fra_location=/scratch/orabase/fra -fra_size=3000 -far_sync_host_creds_name=HOST_CRED -listener_name=LIST_L -listener_port=1531
例2
次のコマンドでは、"database"という名前の単一インスタンス・プライマリ・データベースのホスト"abc.us.oracle.com"に、一意の名前"asmfs2"を持つASMベースの遠隔同期インスタンスが作成されます。
emcli create_far_sync -primary_target_name="database" -primary_target_type="oracle_database" -far_sync_sid="asmfs2" -far_sync_db_unique_name="asmfs2" -primary_db_creds_name=SYS -primary_host_creds_name=HOST_CRED -db_create_file_dest='+DATA' -far_sync_em_target_name=asmfs2 -far_sync_host_name=abc.us.oracle.com -far_sync_oracle_home=/scratch/orabase/product/12.1.0/dbhome_1 -fra_location=+DATA -fra_size=3000 -far_sync_host_creds_name=HOST_CRED -far_sync_asm_cred_name=ASM_CRED -redo_source=farsync1 -redo_mode=async -redo_dest="stdb1,stdb2"
WebLogicドメインからFusion Middlewareプロビジョニング・プロファイルを作成します。
書式
emcli create_fmw_domain_profile -name="profile_name" -ref_target="reference_target_name" [-description="profile_description"] [-oh_cred="Oracle_home_owner_credentials"] [-includeOh] [-schedule= start_time:yyyy/MM/dd HH:mm; [tz:{java_timezone_ID}]; [grace_period:xxx]; ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
作成するプロファイルの名前。
ref_target
プロファイルを作成するために参照に使用されるWebLogicドメイン・ターゲットの名前。
description
作成するプロファイルの説明。
oh_cred
参照ホストへのアクセスに使用される名前付き資格証明。書式は次のとおりです。
CREDENTIAL_NAME:CREDENTIAL_OWNER
すべての操作は、管理サーバー・ホストで実行します。管理サーバー・ホストのOracleホームの所有者の資格証明が必要です。名前付き資格証明を提供しない場合、Oracleホーム・ターゲットのホスト優先資格証明が使用されます。
includeOh
プロファイルのOracleホーム・バイナリを含める。
schedule
デプロイメント・プロシージャのスケジュール。指定しない場合、プロシージャは即座に実行されます。
start_time:プロシージャの開始時間。
tz: タイム・ゾーンのID。
grace_period: 猶予期間(分)。
例
例1
この例では、優先資格証明を使用して指定したWebLogicドメイン・ターゲットから指定したスケジュールのWebLogicドメイン・プロファイルを作成します。
emcli create_fmw_domain_profile -name="BitlessDomainProfile" -ref_target="/Farm01_base_domain/base_domain" -description="A domain profile without software bits" -schedule="start_time:2014/6/21 21:23;tz:America/New_York;grace_period:60"
例2
この例では、指定した名前付き資格証明を使用して指定したWebLogicドメイン・ターゲットから、WebLogicドメインとOracleホームを即座に作成します。
emcli create_fmw_domain_profile -name="DomainProfileWithBits" -ref_target="/Farm01_base_domain/base_domain" -oh_cred="MY_HOST_CRED:SYSMAN" -includeOh
OracleホームからFusion Middlewareプロビジョニング・プロファイルを作成します。
書式
emcli create_fmw_home_profile -name="profile_name" -ref_target="reference_target_name" [-description="profile_description"] [-oh_cred="Oracle_home_owner_credentials"] [-schedule= start_time:yyyy/MM/dd HH:mm; [tz:{java timezone ID}]; [grace_period:xxx]; ] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
作成するプロファイルの名前。
ref_target
プロファイルを作成するために参照用に使用されるOracleホーム・ターゲットの名前。
description
作成するプロファイルの説明。
oh_cred
参照ホストへのアクセスに使用される名前付き資格証明。書式は次のとおりです。
CREDENTIAL_NAME:CREDENTIAL_OWNER
名前付き資格証明を提供しない場合、Oracleホーム・ターゲットのホスト優先資格証明が使用されます。
schedule
デプロイメント・プロシージャのスケジュール。指定しない場合、プロシージャは即座に実行されます。
start_time:プロシージャの開始時間。
tz: タイム・ゾーンのID。
grace_period: 猶予期間(分)。
例
例1
この例では、優先資格証明を使用して指定したOracleホーム・ターゲットから指定したスケジュールにプロファイルを作成します。
emcli create_fmw_home_profile -name="OhProfile1" -ref_target="/Farm01_base_domain/base_domain" -description="An Oracle Home profile" -schedule="start_time:2014/6/21 21:23;tz:America/New_York;grace_period:60"
例2
この例では、指定した名前付き資格証明を使用して指定したOracleホーム・ターゲットから、プロファイルを即座に作成します。
emcli create_fmw_home_profile -name="OhProfile2" -ref_target="WebLogicServer_10.3.6.0_myhost.mycompany.com_5033" -oh_cred="MY_HOST_CRED:SYSMAN"
指定したソース管理エージェントを使用して、またはすでに作成済のイメージを別のエンタープライズ管理システムからインポートして、管理エージェント・ゴールド・イメージを作成します。
書式
emcli create_gold_agent_image -image_name="gold_image_name" -version_name="gold_image_version_name" -source_agent|-import_location="source_agent|import_location" [-gold_image_description="gold_image_description"] [-working_directory="working_directory_location"] [-config_properties= " agent_configuration_properties"] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
image_name
作成した管理エージェント・ゴールド・イメージを追加する必要があるゴールド・イメージ名を指定します。
version_name
管理エージェント・ゴールド・イメージのバージョン名を指定します。
source_agent
管理エージェント・ゴールド・イメージを作成するためにソースとして使用する必要がある管理エージェントを指定します。ゴールド・イメージを作成するためにソースとして使用できる管理エージェントのリストを表示するには、emcli get_targets -target="oracle_emd"
を実行します。
import_location
ゴールド・エージェント・イメージ・バージョンを作成するためにゴールド・エージェント・イメージ・ソフトウェアをステージングし、すべてのOMSからアクセス可能な場所を指定します。
gold_image_description
管理エージェント・ゴールド・イメージの説明を指定します。
working_directory
管理エージェント・ゴールド・イメージを作成するために使用する必要がある作業ディレクトリを指定します。デフォルトの作業ディレクトリは、$AGENT_INSTANCE_HOME/install
です。
config_properties
管理エージェント・ゴールド・イメージの作成中に取得する必要がある管理エージェント構成プロパティを「;」で区切って指定します。
終了コード
正常終了した場合は0。0以外の値は、verb処理が正常終了しなかったことを示します。
例
例1
次の例では、ソース管理エージェントとしてexample.com:3872を使用して管理エージェント・ゴールド・イメージOPC_AGI_DB_JUL_13を作成し、ゴールド・イメージ・バージョンをゴールド・イメージOPC_DB_MONITORINGに追加します。
emcli create_gold_agent_image -source_agent=example.com:3872 -version_name=OPC_AGI_DB_JUL_13 -image_name=OPC_DB_MONITORING
例2
次の例では、ソース管理エージェントとしてexample.com:3872を、作業ディレクトリとして/tmpを使用して管理エージェント・ゴールド・イメージOPC_AGI_DB_JUL_13を作成し、ゴールド・イメージ・バージョンをゴールド・イメージOPC_DB_MONITORINGに追加します。
emcli create_gold_agent_image -source_agent=example.com:3872 -version_name=OPC_AGI_DB_JUL_13 -image_name=OPC_DB_MONITORING -working_directory=/tmp
グループの名前とメンバーを定義します。グループの作成後、Enterprise Manager Cloud Controlコンソールからグループを編集し、グループ・メンバーに表示するサマリー・メトリックを構成できます。
標準モード
emcli create_group -name="name" [-type=<group>] [-add_targets="name1:type1;name2:type2;..."]... [-is_propagating="true/false"] [ ] indicates that the parameter is optional
インタラクティブまたはスクリプト・モード
create_group (name="name" [,type=<group>] [,add_targets="name1:type1;name2:type2;..."]... [,is_propagating="true/false"]) [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
グループの名前。
type
グループ・タイプ: group。デフォルトはgroupです。
add_targets
既存のターゲットをグループに追加します。各ターゲットは、名前と値のペアtarget_name:target_type
で指定します。このオプションは、標準モードで複数回指定できます。
is_propagating
グループに対する権限をメンバー・ターゲットに伝播するかどうかを示すフラグ。デフォルトはfalseです。
例
この例では、db_group
という名前のデータベースのみのグループを作成します。このグループは、2つのOracleデータベースemp_rec
とpayroll
で構成されています。
emcli create_group -name=db_group -add_targets="emp_rec:oracle_database" -add_targets="payroll:oracle_database"
グループの名前とメンバーを定義します。グループの作成後、Enterprise Manager Cloud Controlコンソールからグループを編集し、グループ・メンバーに表示するサマリー・メトリックを構成できます。
標準モード
emcli create_inst_media_profile -name="profile_name" -host="host_target" -version="media_version" -platform="media_platform" [-description="profile_description"] [-host_cred="Oracle_home_owner_credentials"] -files= WebLogic:WLSFile1; SOA:SOAFile1,SOAFile2; OSB:OSBFile; RCU:RCUFile; [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
作成するプロファイルの名前。
host
すべてのインストール・ファイルが格納されているホスト・ターゲットの名前。
version
インストール・メディアのバージョン。
platform
インストール・メディアの対象プラットフォーム。
description
作成するプロファイルの説明。
host_cred
ファイルへのアクセスに使用される名前付き資格証明。書式は次のとおりです。
CREDENTIAL_NAME:CREDENTIAL_OWNER.
名前付き資格証明を提供しない場合、Oracleホーム・ターゲットのホスト優先資格証明が使用されます。
files
ソフトウェア・ライブラリにアップロードされるファイルのリスト。許可される製品は、WebLogic、SOA、OSBおよびRCUです。WebLogicに対するアップロードは任意です。書式は次のとおりです。
PRODUCT1:FILE1,FILE2;PRODUCT2:FILE3,FILE4
例
例1
この例では、指定したホストの指定した場所からWebLogic Serverのインストール・メディア・ファイルをソフトウェア・ライブラリにアップロードします。優先資格証明は、ファイルへのアクセスに使用されます。
emcli create_inst_media_profile -name="WebLogic1036Installer" -host="myhost.mycompany.com" -description="WebLogic Server 10.3.6.0 installer" -version="10.3.6.0" -platform="Generic" -files="WebLogic:/u01/media/weblogic/wls1036_generic.jar"
例2
この例では、指定したホストの指定した場所からSOAおよびWebLogic Serverのインストール・メディア・ファイルをソフトウェア・ライブラリにアップロードします。提供された名前付き資格証明はファイルへのアクセスに使用されます。
emcli create_inst_media_profile -name="SOA+WLSInstaller" -host="myhost.mycompany.com" -description="SOA 11.1.1.7.0 and WebLogic Server 10.3.6.0 installer" -version="11.1.1.7.0" -platform="Generic" -host_cred="MY_HOST_CRED:SYSMAN" -files="WebLogic:/u01/media/weblogic/ wls1036_generic.jar;SOA:/u01/media/soa/soa1.zip,/u01/media/soa/soa2.zip"
ソフトウェア・ライブラリ内にJava EEアプリケーション・コンポーネントを作成します。作成に成功すると、エンティティのリビジョンがソフトウェア・ライブラリの指定したフォルダに表示されます。
このエントリは、まだアップロードされていない状態です。Verbのupload_jeeappcomp_fileを使用して、このエントリをソフトウェア・ライブラリにアップロードしてください。
書式
emcli create_jeeappcomp -name="entity_name" -folder_id="folder_id" [-desc="entity_desc"] [-attr="<attr name>:<attr value>"] [-prop="<prop name>:<prop value>"] [-secret_prop="<secret prop name>:<secret prop value>"] [-note="note text"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
name
エンティティの名前。
folder_id
エンティティが作成されるフォルダのID。ソフトウェア・ライブラリ・ホームページには、フォルダとエンティティの識別子が、内部IDと呼ばれるカスタム列として表示されます。デフォルトでは、この列は表示されていません。
desc
エンティティの簡単な説明。新しい説明はすべての既存のリビジョンで表示できます。
attr
エンティティの属性を指定するための名前:値のペア。attr_name:attr_valueとして表されます。複数の属性に値を指定するには、-attr
オプションを繰り返し指定します。
prop
エンティティの構成プロパティを指定するための名前:値のペア。prop_name:prop_valueとして表されます。複数のプロパティに値を指定するには、このオプションを繰り返し指定します。
secret_prop
構成プロパティとそのシークレット値を指定するための名前:値のペア。シークレット値はコマンドラインで指定しないでください。かわりに、プロパティ名を入力して、[Enter]キーを押します。入力を要求されたら、シークレット値を入力します。
note
エンティティに対して行った変更や、追跡したい変更履歴など、エンティティに関連する情報。
例
例1
folder_idによって識別されるフォルダ内に、myJeeAppCompと呼ばれるJava EEアプリケーション・コンポーネントを作成します。フォルダIDを検索するには、ソフトウェア・ライブラリのホームページで使用可能な、内部IDと呼ばれるカスタム列を使用します。この列はデフォルトでは表示されていないことに注意してください。
emcli create_jeeappcomp -name="myJeeAppComp" folder_ id="oracle:defaultService:em:provisioning:1:cat:B13B3B7B086458CFE040E80A19AA560C" +E34
例2
エンティティに関する簡単な説明を使用して、folder_idによって識別されるフォルダ内に、myJeeAppCompという名前のエンティティを作成します。PRODUCT、PRODUCT_VERSIONおよびVENDORなどのエンティティの属性が指定されています。DEFAULT_HOMEという構成プロパティの値が指定されています。エンティティに関連する情報を含むメモが含まれています。
新しく作成されたエンティティ・リビジョンの識別子が標準出力で印刷されます。
emcli upload_jeeappcomp_file emcli create_jeeappcomp -name="myJeeAppComp" folder_id="oracle:defaultService:em:provisioning:1:cat:B13B3B7B086458CFE040E80A19AA560C" -desc="myJeeAppComp description" -attr="PRODUCT:JEEApp" -attr="PRODUCT_VERSION:3.0" -attr="VENDOR:Vendor" -prop="DEFAULT_HOME:/u01/myJeeAppComp3/" -note="myJeeAppComp for test servers"