Oracle® Enterprise Manager System Monitoring Plug-in Oracleデータベース以外のためのメトリック・リファレンス・マニュアル 13c リリース2 E94903-01 |
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このカテゴリのメトリックは、Microsoft SQL Serverのデフラグ・レベルに関する情報を提供します。このメトリックのデータを取得するために、(すべてのオブジェクト、索引およびパーティションに関して)データベースごとにDMV sys.dm_db_index_physical_statsの問合せが行われます。統計を取得するスキャン・レベル・モードはDEFAULTまたはNULL (つまり、LIMITEDと同等)で、これは最速モードとなり、最小限のページ数をスキャンします。
評価および収集頻度 - 毎日曜日
表1-42 索引/表フラグメンテーション・メトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
データベースID (キー列) |
データベースID番号 |
オブジェクトID (キー列) |
オブジェクトID番号 |
索引ID (キー列) |
索引ID番号 |
パーティション番号(キー列) |
パーティション番号 |
索引タイプの説明(キー列) |
索引タイプの説明(CLUSTERED INDEX、HEAPなど)。 |
割当て単位タイプの説明 |
割当て単位タイプの説明。
LOB_DATA割当て単位には、text、ntext、image、varchar(max)、nvarchar(max)、varbinary(max)およびxml型の列に格納されているデータが含まれます。詳細は、「データ型(Transact-SQL)」を参照してください。 ROW_OVERFLOW_DATA割当て単位には、行外に出されたvarchar(n)、nvarchar(n)、varbinary(n)およびsql_variant型の列に格納されているデータが含まれます。詳細は、「8 KBを超える行オーバーフロー・データ」を参照してください。 |
索引レベルの数 |
1 = ヒープ、あるいはLOB_DATAまたはROW_OVERFLOW_DATA割当て単位。 |
現在の索引のレベル |
索引リーフ・レベル、ヒープおよびLOB_DATAまたはROW_OVERFLOW_DATA割当て単位の場合は0。 リーフ以外の索引レベルの場合は0より大きい値。index_levelは、索引のルート・レベルで最大になります。 リーフ以外の索引レベルは、mode = DETAILEDの場合にのみ処理されます。 |
平均フラグメンテーション(%) |
索引の論理フラグメンテーションまたはIN_ROW_DATA割当て単位でのヒープのエクステント・フラグメンテーション。値はパーセンテージで表され、複数のファイルが考慮されます。論理およびエクステント・フラグメンテーションの詳細は、「解説」を参照してください。 LOB_DATAおよびROW_OVERFLOW_DATA割当て単位の場合は0。 mode = SAMPLEDの場合のヒープではNULL。 アップロード頻度 - 毎サンプル後。 アラート・テキスト - %indexid%の平均フラグメンテーションは、%avg_fragmentation_in_percent%%%です。ここで、データベースIDは%database_id%、オブジェクトIDは%object_id%、索引IDは%index_id%、パーティション番号は%partition_number%、索引タイプの説明は%index_type_desc%です。この値は、警告(%warning_threshold%%%)またはクリティカル(%critical_threshold%%%)のしきい値を超えています。 複数のしきい値 - このメトリックでは、「データベースID」、「オブジェクトID」、「索引ID」、「パーティション番号」および「索引タイプの説明」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。 警告またはクリティカルのしきい値が現在「データベースID」、「オブジェクトID」、「索引ID」、「パーティション番号」および「索引タイプの説明」オブジェクトのいずれかの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。 「データベースID」、「オブジェクトID」、「索引ID」、「パーティション番号」および「索引タイプの説明」オブジェクトの一意の組合せごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。 |
リーフ・レベルでのフラグメントの数 |
IN_ROW_DATA割当て単位のリーフ・レベルでのフラグメントの数。フラグメントの詳細は、「解説」を参照してください。 リーフ以外の索引レベル、およびLOB_DATAまたはROW_OVERFLOW_DATA割当て単位の場合はNULL。 mode = SAMPLEDの場合のヒープではNULL。 |
1フラグメント内の平均ページ数 |
IN_ROW_DATA割当て単位のリーフ・レベルでの1フラグメントの平均ページ数。 リーフ以外の索引レベル、およびLOB_DATAまたはROW_OVERFLOW_DATA割当て単位の場合はNULL。 mode = SAMPLEDの場合のヒープではNULL。 |
索引またはデータ・ページの合計数 |
索引の場合、IN_ROW_DATA割当て単位でのBツリーの現在のレベルの索引ページの合計数。 ヒープの場合、IN_ROW_DATA割当て単位でのデータ・ページの合計数。 LOB_DATAまたはROW_OVERFLOW_DATA割当て単位の場合、割当て単位でのページの合計数。 |
使用されているデータ格納領域の平均(%) |
すべてのページで使用されている、使用可能なデータ格納領域の平均パーセンテージ。 索引の場合、平均は、IN_ROW_DATA割当て単位でのBツリーの現在のレベルに適用されます。 ヒープの場合、IN_ROW_DATA割当て単位でのすべてのデータ・ページの平均。 LOB_DATAまたはROW_OVERFLOW DATA割当て単位の場合、割当て単位でのすべてのページの平均。 mode = LIMITEDの場合はNULL。 アップロード頻度 - 毎サンプル後。 アラート・テキスト - %indexid%のすべてのページで使用されている、使用可能なデータ格納領域の平均パーセンテージは%avg_page_space_used_in_percent%%%です。ここで、データベースIDは%database_id%、オブジェクトIDは%object_id%、パーティション番号は%partition_number%、索引タイプの説明は%index_type_desc%です。警告(%warning_threshold%%%)またはクリティカル(%critical_threshold%%%)のしきい値より小さい値です。 複数のしきい値 - このメトリックでは、「データベースID」、「オブジェクトID」、「索引ID」、「パーティション番号」および「索引タイプの説明」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。 警告またはクリティカルのしきい値が現在「データベースID」、「オブジェクトID」、「索引ID」、「パーティション番号」および「索引タイプの説明」オブジェクトのいずれかの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。 「データベースID」、「オブジェクトID」、「索引ID」、「パーティション番号」および「索引タイプの説明」オブジェクトの一意の組合せごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、「しきい値の編集」ページを使用します。 |
レコードの合計数 |
レコードの合計数。索引の場合、レコードの合計数は、IN_ROW_DATA割当て単位でのBツリーの現在のレベルに適用されます。ヒープの場合、IN_ROW_DATA割当て単位でのレコードの合計数。 注意: ヒープの場合、この関数で返されるレコードの数は、ヒープに対してSELECT COUNT(*)を実行して返される行の数と一致しない場合があります。これは、行に複数のレコードが含まれる場合があるためです。たとえば、一部の更新では、更新処理の結果として転送元レコードと転送先レコードが1つのヒープ行に含まれる場合があります。また、大きなLOB行は、LOB_DATA格納域で複数のレコードに分割されます。 LOB_DATAまたはROW_OVERFLOW_DATA割当て単位の場合、割当て単位全体でのレコードの合計数。mode = LIMITEDの場合はNULL。 |
削除の準備ができているゴースト・レコードの数 |
割当て単位でのゴースト・クリーンアップ・タスクによる削除の準備ができているゴースト・レコードの数。 IN_ROW_DATA割当て単位のリーフ以外の索引レベルの場合は0。 mode = LIMITEDの場合はNULL。 |
割当て単位に保持されているゴースト・レコードの数 |
割当て単位で未処理のスナップショット分離トランザクションによって保持されているゴースト・レコードの数。 IN_ROW_DATA割当て単位のリーフ以外の索引レベルの場合は0。 mode = LIMITEDの場合はNULL。 |
最小レコード・サイズ(バイト) |
索引の場合、最小レコード・サイズは、IN_ROW_DATA割当て単位でのBツリーの現在のレベルに適用されます。 ヒープの場合、IN_ROW_DATA割当て単位での最小レコード・サイズ。 LOB_DATAまたはROW_OVERFLOW_DATA割当て単位の場合、割当て単位全体での最小レコード・サイズ。 mode = LIMITEDの場合はNULL。 |
最大レコード・サイズ(バイト) |
索引の場合、最大レコード・サイズは、IN_ROW_DATA割当て単位でのBツリーの現在のレベルに適用されます。 ヒープの場合、IN_ROW_DATA割当て単位での最大レコード・サイズ。 LOB_DATAまたはROW_OVERFLOW_DATA割当て単位の場合、割当て単位全体での最大レコード・サイズ。 mode = LIMITEDの場合はNULL。 |
平均レコード・サイズ(バイト) |
索引の場合、平均レコード・サイズは、IN_ROW_DATA割当て単位でのBツリーの現在のレベルに適用されます。 ヒープの場合、IN_ROW_DATA割当て単位での平均レコード・サイズ。 LOB_DATAまたはROW_OVERFLOW_DATA割当て単位の場合、割当て単位全体での平均レコード・サイズ。 mode = LIMITEDの場合はNULL。 |
転送ポインタを持つヒープ内のレコードの数 |
別のデータの場所への転送ポインタを持つヒープ内のレコードの数。(この状態は、更新時、新しい行の格納に十分な領域が元の場所にない場合に発生します。) ヒープでは、IN_ROW_DATA以外の割当て単位の場合はNULL。 mode = LIMITEDの場合のヒープではNULL。 |
データベース名 |
データベースの名前。 |
オブジェクト名 |
オブジェクトの名前。 |
索引名 |
索引の名前。 |