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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control Middleware管理ガイド
13c リリース3
E98558-02
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18.3.3 複数層アプリケーションのトラブルシューティングに役立つコンポジット・アプリケーションの定義

コンポジット・アプリケーションによって、層ごとに一連のターゲットをグループ化することができ、異なる層で発生する問題を区別できるようになります。

注意:

コンポジット・アプリケーションは、複数の層(WebLogic Server、SOA Suite、Coherenceサーバーなど)を表すように定義することも、Webアプリケーション(WebLogic Serverおよびデータベース)を表すように定義することもできます。このため、様々なEnterprise Managerユーザーが様々な定義を作成して、環境に対する独自の視点を表すことができます。たとえば、アプリケーション管理者はDBAとは異なるコンポジット・アプリケーションを定義します。

コンポジット・アプリケーションの定義は、このガイドの「コンポジット・アプリケーション」の章で説明しています。

図18-1の環境を例として使用すると、次のようにコンポジット・アプリケーションを定義できます。

  1. Service 2のすべてのWebLogic ServerをEnterprise Managerのコンポジット・アプリケーションに追加します。(管理対象サーバーはコンポジット・アプリケーションのキー・メンバーになります)。

  2. サービス・ターゲットをコンポジット・アプリケーションに追加します。

  3. SLAルールを定義して、どのような場合にコンポジット・アプリケーションが停止していると見なされるかを決定します。