コンポジット・アプリケーションによって、層ごとに一連のターゲットをグループ化することができ、異なる層で発生する問題を区別できるようになります。
注意:
コンポジット・アプリケーションは、複数の層(WebLogic Server、SOA Suite、Coherenceサーバーなど)を表すように定義することも、Webアプリケーション(WebLogic Serverおよびデータベース)を表すように定義することもできます。このため、様々なEnterprise Managerユーザーが様々な定義を作成して、環境に対する独自の視点を表すことができます。たとえば、アプリケーション管理者はDBAとは異なるコンポジット・アプリケーションを定義します。
コンポジット・アプリケーションの定義は、このガイドの「コンポジット・アプリケーション」の章で説明しています。
図18-1の環境を例として使用すると、次のようにコンポジット・アプリケーションを定義できます。
Service 2のすべてのWebLogic ServerをEnterprise Managerのコンポジット・アプリケーションに追加します。(管理対象サーバーはコンポジット・アプリケーションのキー・メンバーになります)。
サービス・ターゲットをコンポジット・アプリケーションに追加します。
SLAルールを定義して、どのような場合にコンポジット・アプリケーションが停止していると見なされるかを決定します。