このタスクの範囲はモニターする必要があるシステムによって異なります。システムが依存しる外部サービスも含めて、パフォーマンスに影響する可能性があるシステムのすべてのコンポーネントをモニターすることが重要です。
Enterprise Managerでは、最新の一般的な環境について完全なトポロジ・ドキュメントを自動的に提供できます。関連するすべてのシステムがオラクル社によって提供される場合は、Enterprise Managerがすべてのコンポーネントを確実に検出してモニタリングできます。Enterprise Managerでは、たとえばOracle System Monitoring Plug-in for Microsoft Active Directoryを使用して、オラクル製以外の多数のシステムをモニターすることもできます。
ただし、多くのシステム(依然として従来のメインフレーム・システムへの呼出しに依存しているシステムなど)には固有のコンポーネントが含まれています。複雑なシステムをトラブルシューティングするには、事前に各コンポーネントと依存関係を理解することが重要です。組織によっては、担当者が変わると依存関係がわからなくなる可能性があります。将来のトラブルシューティングを行う場合に備えてシステム・トポロジに関連するドキュメントを作成しておくことが重要です。デプロイメント・トポロジの例を次に示します。
OAMを使用したMySOACompanyトポロジ:
http://docs.oracle.com/cd/E23943_01/core.1111/e12036/intro.htm
OAMを使用したWebCenterトポロジ:
http://docs.oracle.com/cd/E23943_01/core.1111/e12037/intro.htm