しきい値とコンプライアンスの設定を事前に行った場合には、これらによってインシデント管理を実行する方法が提供されます。たとえば、問題がダッシュボード上のインシデントに対応していない場合はメモリーの問題を疑います。
Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドで説明される手順を使用して、コンポーネント・メモリー使用量のしきい値を設定します。
しきい値インシデントのタイミングとレポートされる問題に相関関係がある場合は、コンポーネントに割り当てるメモリーを増やしてみます。
タイミングに相関関係がない場合は、問題がメモリーに関連するものではないと考えられるため、別の仮説を立てて新しいしきい値を設定し、プロセスを繰り返します。