Oracle® Enterprise Manager for Oracle TimesTen In-Memory Databaseユーザーズ・ガイド リリース13.3.1.0.0 F21015-01 |
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この章では、TimesTenデータベース・クライアント/サーバー・ページについて説明します。TimesTenデータベース・クライアント/サーバー・ページはTimesTenクライアント/サーバー接続に関するパフォーマンス情報を伝達します。
内容は次のとおりです。
クライアント/サーバーのサマリー・ページを表示するには、TimesTenデータベース・ターゲット・ページを開いている必要があります。TimesTenデータベース・ターゲット・ページへの移動については、「TimesTenターゲット・ページへの移動」を参照してください。
「TimesTenデータベース・ホーム」メニューから、「モニタリング」、「クライアント/サーバーのサマリー」の順に選択します。
TimesTenデータベース・クライアント/サーバーのサマリー・ページが表示されます。
図8-1は、ご使用のTimesTenデータベース・ターゲット用にカスタマイズされたクライアント/サーバー固有の3つのタブを示しています。特定のタブをクリックすると、詳しいクライアント/サーバー情報が表示されます。
各領域の説明を次に示します。
「サーバー・ワークロード」タブでは、サーバー・ワークロードに関する情報を表示できます。「サーバー・ワークロード」タブには次の3つのグラフ・リージョンがあります。
「書込み率」リージョンでは、TimesTenサーバーで1秒間に行に対して実行されたINSERT
操作、UPDATE
操作およびDELETE
操作の割合が折れ線グラフを使用して表示されます。
TimesTenデータベースのすべてのデータベースおよびオペレーティング・システムの統計を収集する機能を有効にすると、「書込み率」リージョンに値が移入されます。すべてのデータベースおよびオペレーティング・システムの統計をTimesTenが収集できるようにするには、StatsLevel
パラメータをALL
に設定してttStatsConfig
組込みプロシージャをコールします。
Command> call ttStatsConfig('StatsLevel','ALL'); < STATSLEVEL, ALL > 1 row found.
ttStatsConfig
組込みプロシージャの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』のttStatsConfigに関する説明を参照してください。
「読取り率」リージョンでは、TimesTenサーバーで1秒間に行に対して実行されたSELECT
操作の割合が折れ線グラフを使用して表示されます。
TimesTenデータベースのすべてのデータベースおよびオペレーティング・システムの統計を収集する機能を有効にすると、「読取り率」リージョンに値が移入されます。すべてのデータベースおよびオペレーティング・システムの統計をTimesTenが収集できるようにするには、StatsLevel
パラメータをALL
に設定してttStatsConfig
組込みプロシージャを実行します。
Command> call ttStatsConfig('StatsLevel','ALL'); < STATSLEVEL, ALL > 1 row found.
ttStatsConfig
組込みプロシージャの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』のttStatsConfigに関する説明を参照してください。
「コミットとロールバック」リージョンでは、TimesTenサーバーで1秒間に実行されたCOMMIT
文およびROLLBACK
文の割合が折れ線グラフを使用して表示されます。
「文」タブでは、SQL文の読取り/書込み率に関する情報を表示できます。「文」タブには次の2つのグラフ・リージョンがあります。
「書込み率」リージョンでは、TimesTenサーバーで1秒間に実行されたINSERT
操作、UPDATE
操作およびDELETE
操作の割合が折れ線グラフを使用して表示されます。
「読取り率」リージョンでは、TimesTenサーバーで1秒間に実行されたSELECT
操作の割合が折れ線グラフを使用して表示されます。